札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
2015 夏の進学舎セミナー
年に3回(6月・11月・1月)行われる進学舎セミナー

八反田先生とお昼ご飯食べながら色々な話をするのが主な目的で、セミナーはおまけみたいになっているという噂も

が、今回まさかの12時開始、14時終了(^_^;)

うちの教室の開放開始が14時半ですから、ご飯食べる暇ないですね…

ならばと、セミナーが始まる前に軽く何か食べますかと、2週間くらい前?に打ち合わせしていたのですが

八反田先生が、今日だったことを忘れるという事態に(笑)

何とかセミナー自体には間に合いましたが、ご飯はまた今度の機会になりました


まあ、前ふりはこのくらいにして、今回も前編と後編にわけようと思います

みなさんが興味があるのは、おそらく後編の方だと思いますので(笑)


講演は

広告宣伝費激変!口コミを生む小さな仕掛け集

未来教育舎の「ICT教育革命」とは

2015年 入試を振り返って

の3本立てでした

今日は最初の2本の内容について、私の軽いツッコミとともに振り返ろうと思います


ます1本目

実は、最初資料だけ見たときに「これはツッコミどころ満載の講演になりそうだな」と思っていたのですが、思ったよりも良かったです

いや、単なる自慢や既存の塾へのダメ出しばかりかと思っていたのですが、きちんと色々な行動に理由や伏線を張り巡らしているのがわかって、それがコンセプトとずれていないんですよね

ですから、本人は「くだらないでしょ」と言っていましたが、なかなかどうして考えられているなと思いましたよ


ちなみに、どんなことが資料に書かれていた(どんなことを話していた)かを一部話すと


「折込チラシは一切ナシ」※塾のチラシは塾のチラシでしかない、どんな良いことを書いていたとしても、結局はそこではなく地域一番手の塾に行ってしまう

塾とは○○である※○○には「宗教」「飲食店」「保険」が入る

口コミを発生させるためには、男女の違いを利用する※お父さんは具体的な話、お母さんは抽象的な話

教務力や実績は宣伝効果にならない※あって当たり前

生徒への口コミで一番は「あの塾ヤバいよ…」※学校でイベントの話が出ればOK、そのために様々な小道具も使う(メガホン・脚立・空気砲など)

保護者への口コミ戦略※宿題レポートをハンコだけ押して返せば「返却物」手間をかけると「商品」になる

最後に

「IT]とかを導入するつもりもないし資金もないから、そんなのは大手に任せましょう

と言ってました(笑)

このあと、そのICTの活用例の講演なんですけどね


そうか…うちの教室のピコピコハンマーとかネコミミとか指紋認証って、知らない間に口コミになってたかもしれないんだ(^_^;)

まあ、「面白い」からやっているんですけどね、そのあたりの考え方は私と同じようでした


次にICTの活用についての講演だったのですが…



講演で眠くなったの久々でした(-_-;)

自分が興味ないことを聞くと眠くなるということを、身をもって体験したわけです

生徒が授業中眠くなるのと同じですね

ただ、逆の意味でビックリしたのが


高価な機械を勢いで買ったということ

既存の動画を編集して生徒たちにオリジナル動画として見せていること


特に後者、本人は「大丈夫です」と言っていましたが、著作権大丈夫ですか?あれ企業CMですよ(^_^;)


とまあ、こんな感じの講演でした

明日は、いよいよ今年の春の入試の振り返りです

衝撃?の数字も出てきますのでお楽しみに


それでは、今日はこのへんで



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2015年冬の進学舎セミナー
いや〜

すごい雪でしたね(^_^;)

道コンセミナーの開始時間が10時半

余裕を持って家を出たはずが、着いたのは開始15分前

それでもまだいい方でして、八反田先生は間に合いませんでした(笑)

会場ガラーン(^_^;)

そりゃそうですよね


さて、今日の道コンセミナーのお題は

「生徒・保護者とのコミュニケーションの原理原則」
「入試直前情報」

の2本だったのですが、実は私1本目出ないつもりだったんですよ(^_^;)

でも、「ブログのネタとして聞くならいいかな」と思いまして

まさか、本当にネタになるとは(笑)

そんな話でした


出版も塾もやっている某大手さんの方が講師だったのですが…

どうも、この大手さんと私は合わないようでして(^_^;)

以前、別の方が来られた時も、私アンケートで酷評したんですよね

良かった…今日アンケートがなくて(笑)


では、どんな内容だったのかといえば

実は八反田先生が先にツイッターに書いてしまいまして(^_^;)

ご飯食べたときはほとんどセミナーに関する話はしてなかったのですが、聞いておけばよかったなぁ

そうすれば、少しは怒りがやわらいだかと(笑)

という訳で、八反田先生の言葉を借りると

生徒さんおよび保護者の皆様はコミュニケーションを求めていますので、コミュニケーションの機会を積極的に作り、『なんて面倒見の良い塾なのかしら』という感動を創出しましょう」というお話でした(笑)

で、具体的にどう感動を演出するのかというと

生徒にビデオカメラの前で「ありがとう」と言わせて、それをサンキューソングをバックに保護者会で流すともれなく感動していただけるんだそうです



ずいぶん、人を馬鹿にした話だと思うんですが(-_-;)

もちろん、全ての話に不満があったわけではなく、参考になる話、うなづける話もありましたよ

でも、やはり大手の方とは向いている方向が違うんだなぁと改めて実感させられましたね

そうそう、今時の若い塾講師のダメなポイントとして

「授業の予習をさも平然と『勤務時間』の中で行い、恥じらいも遠慮もない」



なるほどね(-_-;)

それは離職率も高いし、ブラックだって言われますよ…塾業界

上の言葉を言い換えると

「授業の予習なんて、自分の時間使ってやってこい!その分の時給なんて払わないからな」

そんなこと言いながら、「講師を育てましょう」なんて言っているんですよ

開いた口がふさがりませんね


で、進学舎さんに言いたいのは

全国で活躍しているとかそんなのどうでもいいですから、北海道の現状に即したことを話してくれる人・参加者の層に合わせたことを話してくれる人をお願いできませんかね


さて、お次は「入試直前情報」なのですが…

ごめんなさい、この前の私の記事以上のことは何もありませんでした(-_-;)

というわけで、見逃した方にもう一度

志望校データから見えること


セミナーも終わり、いつもなら八反田先生とすぐにご飯を食べに行くのですが

その前にどうしても見ておかねばならないものが

開成中等教育学校の適性検査問題です

どれどれ



…(-_-;)

噂で聞いている以上でした

あれで、何を判断したいんですかね?(笑)

色々なブログや掲示板などで「この勉強は絶対に役に立つ」とか保護者の方が言っていますが、そう思わないと納得できないでしょうね

正直な気持ちは

「金返せ」

だと思います(-_-;)

誰でも解けるような問題とまでは言いませんが、少なくとも開成に本気で行きたいと考えている生徒であれば、塾に行かなくても地力で解いてしまうのではないかと





何だ、狙い通りじゃん

受験対策なんてしてほしくないんですもんね

2月から、対策コーススタートと謳っているところが多いですが、さてどうなることか


というわけで、大雪が降る中行ったにしては、得られたものが少ないセミナーでした

いや、そんなことはない

八反田先生とご飯食べて近況を話したし、前の職場の社長と3年ぶりに会って話もできたし(別に避けてたとかではなく、単にセミナーなどでタイミングが合わなかっただけ…だと思う)


中3の学年末テストもボチボチ返ってきています

まあ、さすがと言っておきましょうかね

中1・中2も続いてくださいね


それでは、今日はこのへんで


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2014秋の進学舎セミナー
予告どおり、今日の午前中は学力コンクールを主催する進学舎のセミナーでした

例年、「道教委報告による入試の振り返り」と「道コンデータによる次年度の志望者動向」はセットになって40分程度なのですが…

今年は、ちょっと講演者の都合がつかなかったようで、この2つで1時間半という(^_^;)

まあ、駆け足で話されるよりも時間ゆったり目のほうがいいとは思うのですが、果たして最後まで話が持つのかどうか(笑)

当然、雑談的な内容も多くなってくるわけでして

その中でも、このような珍しい?データが出てきまして

2013年 中3 8月 26.5%
2014年 中3 8月 29.3%

これ、全道の中3生に対する道コン受験者の割合なのだそうです

まあ、道コンの受験者数は毎回の総合資料に載ってますので、計算すればすぐ出てくるのですが、こうやって改めて数値で出されると、意外と少ないなという印象が

ただ、札幌に限れば40〜50%で、特に上位層が多いのが特徴なのだとか

すると…道コンデータから本当の第一希望者の数を割り出すには2倍弱と考えていればいいのでしょうかね



まずは「道教委報告による入試の振り返り」から


まず今年の春の入試がどうだったのか?平均点の推移から

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昨年かなり平均点が上がったのですが、今年さらに上がるとは…

まあ、これでも裁量問題前より難しいらしいですよ?詳しい話は後ほど


では、どの教科の影響が大きかったのか?

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標準・裁量ともに国語と数学の平均点が上がっていますね

英語が下がっていますが、これは後で出てますが学力検査問題等研究協議会というご大層な名前のところが出している意見書で、唯一難易度に対する指摘がなかったことが影響しているのではないかと

まあ、それにしても一昨年までに比べれば、全然点数は高いのですがね


これに対して共通である社会と理科は

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社会はまあ普通といった感じですね、それに対して理科の易化が目立ちます

まとめると

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ここで2008年度入試との比較という話が出てきたのですが、2008年度入試といえば現大学4年生のとき

入試の平均点は175点で、道コンSS50の目安が201点だったそうです

それが2014年の入試では、道コンSS50の目安は裁量212点、標準189点です

なるほど、標準問題だけで考えれば12点下がっていますね

そして、裁量問題の生徒をSS50で比べるのもどうかと思うのでSS65で比較すると

2008年入試 SS65 270点
2014年入試 SS65 245点

そう考えると、2008年以前の入試がどれだけ簡単だったんだということにもなりますが…

SSというのは、その世代での位置関係であり、もし違う年度の生徒を比較なら世代間レベルが同じでなければいけませんからね

今の子たちに当時の問題を解いてもらって、どれくらいの違いが出るか試してみないことには、何ともいえませんね


では、来年の入試は?

揺り戻しで難易度が上がるのか?それともこのままの入試が続くのか?

それを判断するひとつの目安になるのが、そう先ほども出てきた「学力検査問題等研究協議会」の意見です

難易度の評価は国語・数学・社会・理科・裁量で、いずれも「適切」というもの

唯一英語だけが今年も評価なし

問題量は数学・社会については適切、国語については量ではなく出題内容についての要望が、英語については問題量と適切な表現力を見る問題の工夫をと

理科も知識を活用した思考力をみる問題の増加をと

裁量については問題量に配慮をなんて言ってますが


つまり、こんな感じで、来年春の入試を予想すると


国語:難易度は今年並み、問題として図表の読み取りが出題される可能性が高い

数学:問題量・難易度とも今年並み

英語:問題量は増えるの?減るの?どっち?場面や状況に応じた適切な表現力ってひょっとして「会話表現」か?教科書のspeaking plusみたいなところをしっかりやっておいた方がいいかもしれませんね

社会:問題量・難易度とも今年並み、知識を活用した思考力をみる問題を出してほしいのだそうです

理科:難易度は今年並み、こちらも知識を活用した思考力をみたいのだとか

裁量:難易度は今年並み、国語と英語は問題量が…減るの??


よく言われている、今年の入試は難しくなるは、今のところ「ない」と言ってもよさそうです


さて、お次は今年の受験生の動向について

11月道コンを使っての分析なので、これから三者面談を経て傾向が変わることも十分考えられますが、まあ参考程度に

昨年1.26倍とおとなしめの倍率だった西は、一転して今年は激戦区に

2013年度の1.48倍レベルまでいくかもしれません

対称的なのは、北

このままだと2011年度(現大学1年生)1.15倍あたり、あるかもしれません

ほかでは、旭丘はここ数年1.5倍前後と高値安定みたいな感じですが、このままだと開成のあおりでかなりの高倍率になるのではと予想されます

月寒も例年通りの高倍率

こうなると気になるのは開成中等CS

何と、昨年のCSの第1希望者(49名)とほぼ同数

今年の8月から11月にかけても変化なし

このままいくと、予想倍率は1.1〜1.2だそうです

初年度だから様子ということもあるのでしょうが、今までのような落ちても普通科で合格が出るといった、言葉は悪いですが「保険」が利かなくなるのが、敬遠されている理由のひとつではないかと

中堅上位校では、新川と藻岩に微増の動きが

新川なんて、これ以上倍率上がったらどうなってしまうのか

その他では、今年低倍率または定員割れのところが微増、高倍率のところは下がるといった、わかりやすい傾向があります

そして、毎年恒例?の、旧他学区を受験する生徒の傾向について分析もされていました

FullSizeRender.jpg

写真で数値がはっきりわからないのが残念ですが、青色が濃い順にシェアが高いことを示しています

一番上が石狩7学区制最後の2008年のもの

真ん中と下がそれぞれ2014年度、2013年度のものです

こう見ると、旧3学区と旧4学区…かなり厳しいですね(^_^;)

自分の学区の高校でかろうじてシェア1位ですが、割合としては3割程度

そして、他学区のTOP校のシェアはほぼ1ケタ

つまり、自分の旧学区のTOP校に進学できず、他学区にも行くことができない

完全にこの学区の子が他の学区の子に押されているのがわかりますね

旧3学区…開成普通科なくなって、どうなるんでしょうね


最後に開成中等教育学校の志望者の併願状況や学力分布の話で終了でした

こちらは、機会があればまた


セミナーの後は、いつものようにシグマゼミの八反田先生とお昼を食べに行って、いろいろな話をさせていただきました

実はセミナーより、これがメインだという話も(笑)

最近では、私のほうが話している割合が高くて、何だか申し訳ないような気持ちでいっぱいです


定期テストも終わり、いよいよ三者面談も迫ってきています

このデータが少しでもお役に立てれば幸いです

他に、こんな情報はないのか?みたいなことでも、記事で取り上げなかった高校のことで知りたいということがあればコメントください

それでは、今日はこのへんで


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2014夏の進学舎セミナー その3
※今朝の8時に更新した記事に一部修正を加えています
8時〜12時までに記事をお読みの方は再度ご確認ください


さて、進学舎セミナーの記事も3日目

ついに本題です

セミナーも終盤に差し掛かったある時、配られた資料のある部分に目がとまりました

「へ〜、開成中等教育学校の後期日程(3年間のみ高校生を募集)に単位制のコズモができるんだ」

私は定員160名中、40名程度(1クラス)がコズモサイエンスだと思い込んでいたのです

しかし、進学舎の社長の次の言葉は

「開成中等教育学校の後期日程は単位制のコズモサイエンス科となります」



へ?(・_・;)

160名全員ですか?

そうなのです


追記注:

実は札幌市教育委員会のHPで公表されている

中高一貫校の設置についての中の札幌市中高一貫教育校設置基本構想にはこう記載がありました

改編対象校は、生徒の多様なニーズに対応し、文系・理系を問わず生徒一人ひとりの進路希望に対応した多様な学びのできる教育内容であることが適当であると考えます。
こうした観点から改編対象校を考えたとき、市立高校の特色ある取り組みの中で、開成高校のコズモサイエンス科は、実験・観察・体験を重視した学習を通して豊かな科学的教養た論理的思考力、発信型の英語力を身につけ、将来、様々な分野において、将来の札幌を支え国際社会で活躍する人材の育成を目指しており、中高一貫教育校に改編することで、自然科学をはじめ社会科学・人文科学を表す広い意味の「サイエンス」を、より深くバランスよく学ぶことが可能になることから、これまで以上に特色ある教育を推進し、生徒の多様な進路希望にも対応可能であると想定されます。
加えて、改編対象校選定に当たっては、札幌市内全域からのアクセスの観点や施設整備に伴う財政的観点についても考慮する必要があります。
以上のことから、札幌市が設置する中高一貫教育校の改編対象校として最もふさわしい市立高校は、開成高校であると考えます。

<中略>

札幌市が設置する中高一貫教育校においては、開成高校コズモサイエンス科の教育内容と中高一貫教育の特徴を融合させ…

<中略>

また、生徒の多様な興味・関心、進路希望などに対応するために、後期過程(高校段階)から単位制を導入し、特に発展期(5・6年)において、大幅な科目選択を可能とします。


これは、私の勉強不足でした…

確かに「コズモサイエンス科」をベースにするような書き方ですね(^_^;)

ただ、コズモサイエンス科とは書いていませんし、現に昨年の道教委発表の公立高配置計画案では学科は「未定」となっていましたから

てっきり、単位制の普通高校のようになるものだと思っていました

追記終了


しかし、これで旧第3学区(東区)で普通科に進学したい上位層の受け皿が完全になくなることになりましたね

今でも札幌開成は他の学区からの流入が多く、地元の生徒が少なくなっていましたが、それでも地元に普通科の上位校がなくなってしまうのは厳しいものがあります

どのみち3年後にはなくなる予定でしたが、今年の中3でこの話を把握していた人はどれくらいいたでしょう?

みんながみんな、コズモに入りたいわけではないんですよ?


もう1つは、今まで狭き門だったコズモサイエンス科の定員が2倍、いや実質的には4倍になるということ

私の憶測ですが、開成中等教育学校の後期日程では推薦入試が行われないのではないかと思うのです

そうなると、一般入試40名程度だったものが定員160名になるのですから…

高倍率だから諦めていたという受験生が、どっと流れ込んでくることも想定されますね


そして、これが一番言いたかったのですが、このような非常に重要な話を

なぜ北海道新聞がスルーしてしまったのかということです

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6月4日の北海道新聞朝刊の31面と35面にそれぞれ公立高校配置計画案の記事が載っているのですが

札幌開成の「か」の字もありませんね(・_・;)

意図的なのか、それとも単に北海道新聞が気づかなかったのか

いずれにしても問題です

北海道新聞取るのやめようかと思いましたもん…


追記注:

北海道新聞にメールで問い合わせた結果、2011年1月の正式発表以来、数回取り上げてきたので今回は記事にしなかったとの回答でした

当時の記事もFAXしてもらい確認したところ

2011年1月9日(コズモサイエンス科の特色をそのまま生かし、との記載あり)

2011年1月26日(単位制の導入、コズモサイエンス科の特色を生かし、との記載あり)

2011年2月21日(コズモサイエンス科の特色を生かし、との記載あり)

2013年5月10日(コズモサイエンス科の特色を生かして改編し、との記載あり)

2014年2月20日(特になし)

この5回で周知徹底が図られていると思っているんでしょうか(-_-;)

しかも直近の2月には4年次編入についての記載はなし

せめて、「開成中学教育学校の後期日程は単位制コズモサイエンス科で募集が行われることが正式に決定した」くらいのことは書いてもよかったのではないでしょうか


せめて1年前にコズモサイエンス科になることを公表してくれていたなら…

こうなると、開成中等教育学校に関する情報がまったく出てこないのも

実は何も決まっていないから

そう受け取られても仕方ないかもしれませんね…

開成を目指していた中3生は進路変更を余儀なくされます

うちにも1名、開成を志望している生徒がいたので、定期テスト期間中に動揺させたくないと思い、記事を先送りさせていただきました

仮に来週以降に定期テストを控えている受験生がいたとしても、土日を挟むのである程度気持ちを落ち着かせることができるのではないかと思います

しかし…

何かこう、釈然としないものが残りますね

こうなったら、私がずっと考えていたことを書いてしまいましょうね


実は、うちの教室の一部の生徒には春の面談で言っていたことなのですが…


ここ2年の公立入試の易化

開成中等教育学校の開校


この2つを結びつけ、私は1つの仮説を立てました

来年の公立入試で、札幌南・札幌北・開成中等教育学校は独自校入試になるかもしれません(ひょっとすると札幌西と札幌東も)

独自校入試とは、首都圏などで導入されている、学校別に入試問題を作成する入試のことです


追記注:

市立札幌開成中等教育学校の入学者決定に係る基本方針についての中に

「現行の市立高等学校に準じた入学者選抜を実施し、編入学予定者を決定する。」

との記載がありますので、開成中等教育学校については独自校入試はなさそうです


ここ2年の易化にともない、札幌南や札幌北は合格最低点が裁量問題導入以前の水準に近づきつつあります

裁量問題導入の理由の一つ?であった「TOP校の合否判定を公平なものにするために得点に差のつく問題を」という概念が薄れてきているのであれば

「こんな問題では合否判定ができない。うちは独自の問題でやらせていただきます」

となってもおかしくないですよね

開成中等教育学校は、後期日程の募集という他の高校とはちょっと違う形式ですから、入試問題も違うという大義名分は通りやすいでしょうし


確証なんて何もありません

私が勝手に考えたことです(でも他塾の先生でもそう思われている方はいるのでは?)

ですから、この話を拡散とかされても困ります(笑)

生徒にも

「もしかしたらの話だから、そうなってもいいように、気持ちと勉強の準備はしっかり整えておくんだよ」

としか伝えてありません


思えば裁量問題の導入も唐突でした

開成中等教育学校の情報を出したがらないのも、「学習塾に『開成対策』などといって騒ぎ立ててほしくない」からというのが正直なところでしょう

であれば、今回の話も「独自校入試対策」とか言ってほしくないでしょうから、もし現実になるとしてもギリギリのタイミングになるでしょうね…(ひょっとすると夏休み明け頃?)

そうなってから慌てないように、この記事を読んでいる受験生もしっかりと準備を整えておいてほしいものです

まあ、私の妄想で終わっても、準備したことはムダにはなりませんからね(笑)



開成に関しては中学受験の方にばかり目が向いて、今まで後期日程についての情報をほとんど目にする機会がありませんでした

私の認識不足で、今年の受験生には申し訳ないことをしてしまったと思います

事前にもっと情報収集していれば…と悔やまれてなりません

「単位制」「幅広い進路選択ができるように」との言葉を信じ、そのまま開成志望でいくのか?

ただ、コズモ=理系のイメージがあまありにも強くて、文系に進路選択する生徒なんてほとんどいないような気がするのですが…

幸いコズモに通っている生徒がいますので、そのあたりのことも詳しく聞いておくようにします


最後に、そのコズモの生徒から聞いた情報を1つ

来年入学する生徒は、今の開成高校とは違いあくまでも開成中等教育学校の後期日程として扱われるため

入れる部活動に制限が出るそうです

どの部活動が対象になるかはわかりませんが…そのあたりも含めて近いうちに説明会があると思いますので、まずはそれに参加してみてから進路を考えたほうがいいかもしれませんね

何もわからない状態で、あれやこれやと考えても始まりませんから


それでは、今日はこのへんで


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2014夏の進学舎セミナー その2
昨日に引き続き進学舎セミナーについてです

第2部として昨年の入試の振り返りが行われました

言葉で説明するのも難しいので、ここからは画像にて

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今年春の入試は易化したと言われた昨年のさらに上を行く簡単さだったようです(^_^;)

2年前と比べると

裁量+34点
標準+40点

2012年以前の当日点○○○点が合否の目安というデータは、ほぼ使えないと思ったほうがいいですね

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裁量問題受験者の道コン平均であるSS61付近で+7点

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標準問題受験者の道コン平均であるSS45付近で+9点

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ただ、全ての科目で易化したのかというと、必ずしもそうではなく、英語のみ昨年に比べて平均点が下がっています

合格者平均が昨年と同じなのは偶然?それとも集計ミス?

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青色の1行につきますね

ほんと、「裁量問題」って何だったんでしょう


さて、次にお見せするのは、ちょっと面白いデータです

裁量問題校の道コン受験生合格者平均点を科目ごとに分けたものなのですが…

下の資料が小さすぎて、見えないので手打ちしました

札幌圏の各教科上位10校のみ抜粋してあります


国語
札幌西  54.5
開成CS 53.8
札幌南  52.4
開成普通 51.3
札幌新川 50.3
札幌北  50.1
札幌旭丘 50.1
札幌月寒 49.1
札幌東  49.1
国際情報 47.9

国語はやさしかったので、あまり点数に差がつかなかったようですが、ちょっと上位の顔ぶれが(^_^;)

これは私個人の見解ですが「採点基準の違い」での点数の差だと考えます

つまり「西は甘く北は厳しめ」に採点した結果に過ぎないのではないかと

ですから「○○○点だったから、△△高校に合格していたかも」とはならないわけです


英語
札幌南  53.7
札幌北  50.4
開成CS 49.8
札幌西  49.8
札幌東  48.9
国際情報 48.3
札幌旭丘 47.4
札幌開成 45.9
札幌藻岩 42.4
札幌月寒 41.6

英語は…学校の力がそのまま表れているような感じですね

もちろん、国語同様に採点基準の違いはあるでしょうが

やはり南がぶっちぎりです

数学
札幌南  50.5
札幌西  47.5
札幌北  46.6
開成CS 45.2
札幌旭丘 44.3
札幌東  43.6
札幌開成 41.6
国際情報 41.4
札幌月寒 40.5
北広島  40.4

数学も英語同様…と言いたいところだったのですが、西の健闘、東の凋落が目立ちますね

というわけで、ここから来年の入試がどうなるのか予想するのは難しいのですが、最後の最後でとんでもない情報があったことを知らされたわけで

それについては明日の昼に

それでは、今日はこのへんで


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2014夏の進学舎セミナー その1
昨日予告したとおり、進学舎のセミナーに行ってきました

いつもは、1回の記事で終わらせるのですが、今回は2回に分けることにしました

内容が盛りだくさんだから分けるのではありません

ちょっとした事情があって金曜日まで公表できないことがあるからです

そちらの方が私にとっては驚きであり、本当は今すぐにでもみなさんに伝えたいことになのですが…

申し訳ありません、その分金曜日の更新は昼過ぎにしたいと思います

本日のセミナーのテーマは2つ

札幌開成中等教育学校の話題と今年の春の公立入試の振り返りでした

札幌開成中等教育学校については、なかなか情報が表に出てこないこともあって、会場は今まで参加した進学舎セミナーの中で最多だったかもしれません

普段あまり見かけない方も大勢いたようでした

首都圏のほうで模試や教材を作っている会社の方が講師として招かれていまして、冒頭「昨日、開校準備室にお邪魔して予定時間をはるかに越える時間、お話させていただきました」などというものですから、期待も最高潮に達したのですが、

「みなさんが期待しているような新しい情報はありません」



あぁ、そうですか(^_^;)

この後は、全国の中高一貫校の状況などの説明が続いたわけですが、話を聞くにつけ

自分の中で、どんどんさめていくのがわかりまして(^_^;)


「適性検査の問題は大人の我々でも時間内に解ききって満点を取るのは難しいです」

「ですから、先生たちがサポートしないと」

「新しい生徒獲得のビジネスチャンスです!」

「もし不合格でも、次の高校受験に向けて…」


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

無理無理無理無理かたつむり

聴いていた方の中には「そうか!それならいっちょやったるか」という方もいるのでしょうが、

「新規塾生の獲得のために開成受験コースを作る」ってのがどうも…

元々在籍する生徒が「開成を受験したい」っていうのなら応援しますけどね

そもそも「必死に受験勉強しなければならないくらいなら、そんな私立中受けない方がいい」という、私立中受験にどちらかというと否定的な私ですから、開成中受験に関しても、その子のもっているポテンシャル以上のものを求めても本人が辛いですし、ましてや入学してからついていけなくなるのが目に見えてますからね

しかも、まだ開校していない、どんなものだかわからないものに過度の期待をかけるのもどうかという気がしてきまして

SSH(スーパーサイエンススクール)やら、SGH(スーパーグローバルスクール)やら、国際バカロレアやら

でっかい風呂敷広げて、本当にそこまでのレベルのものができるのか?

というわけで、今いる生徒が開成中を受験するのであれば対策なり何なりしますが、「開成中対策コース」なるもので外部募集は行わないということになりました

まあ、うちで国語や文章題を習って力がついて、開成を受けてみたいとなれば話は別かもしれませんが

一応、来月説明会があるらしいので、リンクしておきますね

札幌市教育委員会 中高一貫教育校の設置について
 

市立札幌開成中等教育学校の教育内容や入学者選考について、主に平成27年度入学対象となる児童(小学校6年生)と保護者を対象とした「学校説明会」を下記のとおり開催します。

○ 日時 7月5日(土曜日)19時00分〜20時00分
    7月6日(日曜日)10時30分〜11時30分 14時00分〜15時00分
○ 会場 札幌市民ホール

※ 申し込み方法等については、6月18日(水曜日)にホームページ上でお知らせする予定です。


ひょっとすると、会場の収容人数の都合で、先着順か抽選になるではないかと思います

ホームページのチェックをお忘れなく


それでは、今日はこのへんで


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冬の進学舎セミナー後編
今日は、進学舎セミナーの後編

開成中の志望者動向についてです

これからお話しするのは、現小5、つまり開成中1期生になる子たちのことです


まずは道コンの受験者数について

2012年度は、8月が1403名に対し1月が1558名

まあ、そろそろ受けてみようかといった感じで受験者数が10%くらい増えていますね

それが、2013年度(つまり今年)

8月が1589名に対し1月が1821名

8月の時点で前年度の1月の受験者数を超え、さらに15%程度増えているという(^_^;)

開成中効果ですよね

それは、他の大手塾も開成中模試とかやるはずだわ…

IMG_3239.jpg

ちなみに他の学校について、開成中効果があるのか?

まあ、若干といったところでしょうか

前年比伸びているのは、附属、立命SP、光星、北嶺

逆に減ったのは、札幌日大、大谷選抜、藤女子(1月のみ)


次に併願パターン

第2志望にどの学校を書いたかですね

IMG_3237.jpg

ちょっと見えづらいかもしれませんが、開成中を第1志望に書いた子のうち

附属札幌 53名
札幌日大 21名
立命一貫 21名
立命SP 14名
光星   26名
大谷選抜 20名
北嶺   28名
藤女子  21名

附属札幌が公立ということで多い以外は、特定の私立と併願している様子は見られませんね

そして

専願(第2志望以降記入なし) 274名

これが、開成ダメなら地元の公立でということなのか、私立のことはこれから考えるということなのか

それはまだわかりません

私は前者のような気がしますがね(^_^;)

開成がダメだったから私立というケースは少ないのではないかと思います

そもそも試験のスタイルが異なるので、両方に対応しようと思ってもどっちつかずになる可能性が高いです

私立上位(北嶺や立命SP)の対策を中心に、開成の対策はしなくても大丈夫でしょ?といった子でなければ併願は難しいのではないかと思います

逆のパターン(私立を第1志望にして開成を第2志望)も今のところは少ないようです


ちなみに、現時点で定員(160名)の3倍強(^_^;)

まだまだ増えるでしょうね


では、開成中を志望している子のレベルは?

お試しでという子もいるだろうから、それほどでは…

という期待はあっさり裏切られました

IMG_3238.jpg

ほぼ、附属札幌のレベルと同じという(^_^;)

これは、それなりの学力がないと厳しいですね

ちなみに道コンでSS55〜60というと、4教科合計で300〜330点、平均75〜80点ですね

「塾に通っていない」で、この点数を取るのは、クラスで一番賢いと言われているレベルでないと厳しいと思います(地域差はあると思いますが)

そして、昨日私が言っていた考えさせられる数字と言うのは、他の私立の学力分布

札幌日大と大谷は大丈夫ですか?(光星もか)

大谷は英数選抜に以前の勢いがなく、光星はステラの効果が中学には出ていないのか

そして日大…他と比べてちょっと差がつきすぎているような(^_^;)

まあ、あくまでも志望者の学力ですから、在籍している生徒の学力とは違うわけで

ここから伸ばせば、それは評価されるわけですよ

ただ、以前と比べて受験者のレベルが下がっている傾向は、大谷・日大ともに何となくですがわかっていました(^_^;)

立命館並みのことをしないと、この先大変かもしれませんね


というわけで、開成中についての現時点での志望者の動きについてまとめてみました

今のところは、適性試験の対策なんかするより、学校の内容がしっかりと理解できているか、自分の考えや意見を正しい日本語で文章にできるか、そちらの方が大切なような気がしますね

それでは、今日はこのへんで


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冬の進学舎セミナー前編
今日は進学舎の新年度教材展示会&セミナー

朝から行ってまいりました

セミナーの内容は、「1月道コンについて」と「開成中の動向」

まず、1月道コンについて

倍率云々については、来週出るので、ここで言っても仕方がないことだと思いますから、SSの推移にしぼって話をしようと思います

__ 1.JPG

トップグループや準トップグループでSSが大きく変化しているところはありません

そもそも、このレベルになるとSSの変動といったものはみられないのが普通です(^_^;)


中堅上位グループになると若干変化が出てきます

札幌月寒と札幌新川が0.5ポイント以上の上昇を示しています

ただ、札幌月寒は一昨年が58.5なので、それと比べても上昇傾向といえますが、札幌新川は一昨年は55.1ですから、昨年が低かっただけで例年並みに戻ったと言えるでしょう

__ 2.JPG

中堅下位グループでは、札幌啓成の1.1ポイントの上昇が目立ちますね

ただ、これも一昨年は54.2でしたから昨年が下がりすぎなだけですね



昨年下がりすぎた高校を書いておいたほうが良さそうですね(^_^;)

北広島 58.0→57.4
札幌藻岩 55.1→54.4
札幌新川 55.1→54.0
札幌北陵 54.7→54.2
札幌啓成 54.2→52.6
札幌清田 53.6→52.6
札幌平岸 52.2→50.4
千歳 52.1→49.8
札幌稲雲 49.9→48.9
石狩南 50.4→48.5
札幌白石 48.9→48.2
江別 45.1→44.5
札幌英藍 46.0→45.1
札幌厚別 45.3→43.8

ということはですよ

昨年に引き続き下がった、北広島・札幌藻岩・札幌北陵・千歳あたりはレベルの低下が心配です

その他の高校では、前年に下がった分が戻ったというケースが多いので、今年のデータだけで「レベルが上がった」という判断は早計だと思います

__ 3.JPG

準平均グループやその他で気になる点は…

SSというより志望者の動向ですね

倍率は気にしないとは言いましたが(^_^;)

はっきり言っておきます

SS45未満の高校を受ける場合は、かなり競争が激しいことが想定されます

つまり「点数を取らないと落ちる」ということです

ランクで逃げ切るのが難しくなる可能性が高いので、「○○高校なら受かるだろう」などといった安易な考えは捨てて、今からでもしっかり受験勉強に取り組んだほうがいいと思います

まあ、これが二極化なんでしょうね(-_-;)

想定していたこととはいえ、目の当たりにすると何とも言えない気持ちになります


開成中の動向については、明日の更新で書きたいと思います

開成中以外の私立中学についても、なかなか考えさせられる数字が出ていますよ

それでは、今日はこのへんで


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2013年 秋の進学舎セミナー
1日遅れてしまいましたが、昨日出席した進学舎のセミナーについて

テーマは2つ

「公立中高一貫校にどう対応するか」「入試の振り返りと次年度の動向」


まずは「公立中高一貫校にどう対応するか」の方から

先日、説明会が開かれた開成中等教育学校について

参加した人には目新しいことはないかもしれませんが(^_^;)


人数は男子80名女子80名の計160名

通学区域は札幌市内のみ(※今の中2から小6までは高校のみ4クラス募集がありますが、そちらも札幌市外からの受験はできなくなるようです)

今のコズモサイエンス科を引き継ぐ形で、理数英の専門学科となるようです

単位制を採用し、授業は2時間通しの授業が3教科(50分×2)

外部の高校を受験できるように、中学内容を4年次以降(高校1年以降)に持ち越さない


選抜の手順については

適性検査によって、倍率にして3倍程度までを1次検査通過者として面接を行う

これに調査書を加味して入学候補者を選び

最後は公開抽選と

適性検査とは?と思われるかもしれませんが、公立の学校は入学試験を行うことができません

特定の教科の内容に特化しない出題により、小学校で身につけた「自分の考えを説明する能力」や「図・グラフを使い、論理的に考え、根拠を明らかにして筋道を通して説明する能力」を検査するのだそうです

サンプルとして、広島県立広島中学校の適性検査の問題を見たのですが…

旭丘や開成コズモの推薦入試で出される適性検査の問題に似ていますね


結局、適性検査と「面接・調査書」がどれくらいの割合で評価されるのか?

入学候補者はどこまで絞られるのか?

倍率はどの程度になるのか?

日程は?

などなど、様々なことが不透明なままなのですが、札幌市教委も情報が漏れないように気を使っているのか、それとも肝心なことは何も決まっていないのか(笑)

いずれにしても、来年の6月にならないと、見えてこない部分が多々ありそうですね


さて、ここからは道コンを主催している進学舎さんならではの話

1期生になる今の小5の8月道コンのデータから、開成を志望しているのはどんな生徒なのかを分析してみたそうです

まず、第2志望の併願パターンとして多かったのが附属中

私立中を第2志望としている生徒は少ないようです

これは逆も同じで、私立を第1志望にしている生徒で第2志望を開成にしている生徒も少なかったです

つまり、開成を受験しようとしている子(保護者)は「公立志向」が強い

学力的には、附属・日大・立命(SP除く)・光星・藤に近く、学力のバラツキも少なく、従来の中学受験生と同等のレベルにある

今後「とりあえず受けてみる」層が増える可能性はあるが、それなりの基礎学力がないと受からないのでは?

ということでした


続きまして「入試の振り返りと次年度の動向」を

まず昨年の入試がどうだったのか?平均点の推移から

__ 2.JPG

過去3年と比べて、明らかに難易度が下がったことがわかりますね

では、どの教科の影響が大きかったのか?

__ 3.JPG

__ 4.JPG

標準・裁量ともに国語と英語の平均点が上がっていますね

数学は昨年と変わらずですが、2,3年前と比べれば10点近く高くなっています

これに対して共通である社会と理科は

__ 5.JPG

年度によってばらつきはあるものの、特に難易度が下がってようには見受けられません

では、来年の入試は?

揺り戻しで難易度が上がるのか?それともこのままの入試が続くのか?

それを判断するひとつの目安になるのが「学力検査問題等研究協議会」という何やらご大層な名前の機関です(笑)

以前、ブログでも取り上げましたが…

この期に及んで、英語で基礎的・基本的な力を見る問題の充実なんてこと言ってます

ほかの教科は軒並み問題量・難易度共に適切と評価されていますので、今年もこのまま行くと思います(^_^;)

昨年、ガラッと形式が変わったので、今年は大きな改定はないのでしょうが、昨年からずっと「聞き取りテストの配点拡充」を求めていますので、ひょっとすると今の13点から15点になるかも…

それと理科で「考察し表現する力を問う問題を」と意見が出されていますので、長い記述それも「実験結果がどうなるのか理由をつけて答えよ」みたいな感じの問題が出るかもしれませんね


さて、お次は今年の受験生の動向について

11月道コンを使っての分析なので、これから三者面談を経て傾向が変わることも十分考えられますが、まあ参考程度に

昨年1.48倍の激戦だった西は、南なみの1.2倍前後に落ち着きそう

対称的に、北はこのままだと1.4倍程度まで上がるかもしれません

開成は普通・コズモともに高倍率のまま

旭丘は例年ほど(1.4〜1.6)の倍率にはならなさそう

北広島・北陵は例年よりやや高め

怖いのは、大麻・清田(普通)・稲雲・千歳で、特に大麻と清田(普通)は、このままだと定員割れするくらい志望者が減っています

石狩翔陽は、篠路と拓北の合併(英藍)の影響か、今年は倍率高くなりそうです

最後に、石狩が1学区に戻ってもう6年経ちますが、他学区を受験する生徒の傾向について分析もされていました

これは…別に書かなくてもいいですよね(^_^;)

で、これで終わりだったら、正直がっかりだったのですが…

セミナーの終わりに映し出された1枚のスライド

実は…

某私立高校の説明会で出された資料で、ブログに掲載するのはちょっと…と断られたものでした(笑)

これ、事前に許可とってますよね??

大丈夫ですか??進学舎さん

大丈夫なら…

今度ブログで、この資料について取り上げます(笑)

なので、どういった資料かさわりだけ


現高2生の校外模試のSS分布です

TOP校4校+準TOP校2校、私立の上位クラスなどなど

たった一つのデータだけでどうこう言うものではないのかもしれませんが…

どういった層を伸ばしているのか?伸ばしきれていないのか?

そういったことが、わかりそうな資料でした


セミナーの後はシグマゼミの八反田先生とお昼を食べに行って、いろいろな話をさせていただきました

話の半分は定期テストネタだったような(笑)


さて、明日は何とか道コンの感想の後編を書きたいと思います

それでは、今日はこのへんで


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2013夏の進学舎セミナー
毎年恒例、夏の進学舎セミナーに行ってまいりました

テーマは2つ

「定期テストの実態〜絶対評価・入試との関連を考える〜」と「2013年度入試のふり返り」です


冒頭の挨拶で釧路のことについて、進学者の代表が触れられていました

学校進度の問題(教科書を終えられないのは罪である)、基礎学力問題(差別・格差に敏感な組織の存在)などなど、考える会のみなさんを応援すると言っておりましたね

そうそう、開成中学についても若干だけ

秋口には詳細が発表されるとの事

実はすでに決まっているようなのですが、早めに情報が漏れるのを防いでいるのではとのことでした


さて、講演のほうにいきましょう

まず「定期テストの実態〜絶対評価・入試との関連を考える〜」から

実は昨年、同じ方が講演した際、随分と酷評したのですが(^_^;)

今年はどうだったかといえば…

まあ、知らない方にとってはとても有意義な講演だったように思われます

東京都の実際に公表されている数字を例に出して、説明してくれましたから、非常にわかりやすかったと思います

例えば次の表

__ 1.JPG

小さくなって、何がなにやらわからなくなってしまいましたが、何となく色分けされているのがおわかりいただけますでしょうか?

一番左が学級順位(1〜40まで)、左から2番目が相対評価(上から5・4・3・2・1)、左から3番目から順に国・社・数・理・英の絶対評価です

5の数が増えて、4の数は変わらないものの5に押し出されるように下にシフト、3の数も増えて、さらに下にシフト、2や1はほんのわずかだけ

というのが今の絶対評価の現状です

これはあくまでも平均で、もちろん学校間によって格差というものがあります

興味ある方はコチラをご覧になってください

港区のA中学校とB中学校では5・4・3・2・1の割合がそれぞれ

A中学校:29.5 29.5 27.3  6.8 6.8
B中学校: 2.0 19.2 59.6 13.1 6.1

この他にも1が19.4%という学校もありました

じゃあ、北海道ではどうなのかといえば…

残念ながら北海道は非公開なので、話はここで終わってしまいました

ただ、数年前に道新が1面でこの内申格差について取り上げたことあったんですよ(^_^;)

いつごろだったかなぁ…

その当時は随分思い切ったことをと思ったのですが、もう一度読んでみたいですね


定期テストについても、学校間格差、いや教師間格差があるというお話でした

まあ、このあたりは塾で定期テストの分析をやっていればわかりますが、保護者の方は自分のお子さんが通っている中学校のこと、担当している先生のことしかわかりませんから、面談などでしっかりと伝えていかなければいけない部分だと思いました


次に「2013年度入試のふり返り」

まず、入試当日から言われていた「今年の入試は易化した」ということが本当だったかどうか?

__ 5.JPG

一目瞭然ですね(^_^;)

道コンSS50(平均)で裁量が前年より+19点、標準が+24点でした

さらに細かく見ていくと

__ 1.JPG

ちょっと見えづらいと思いますが、追跡調査による合格者平均で、裁量の国語が前年+6.5点、英語が+3.2点

標準の国語が+4.7点、英語がなんと+12.1点!

国語と英語の易化が顕著でしたね

そして数学の昨年からの易化の流れも続いているようです

ただ、一口に易化と言っても、では受験者全員にとって易しい入試だったのかと言うと…

例えば裁量(道コンのSSにそれぞれ換算した得点です)

SS50 前年159点 今年178点 +19点
SS60 前年208点 今年219点 +11点
SS65 前年227点 今年235点 + 8点
SS70 前年256点 今年259点 + 3点

SSが上がるほど前年との差が小さくなっていきます

これは考えてみれば最もな話で、簡単なテストだからと言って満点の60点を超えることはないのですから、中下位層が伸びて上位層が伸びないのは当たり前といえば当たり前ですね

一方、標準はというと

SS40 前年128点 今年152点 +24点
SS45 前年153点 今年177点 +24点
SS50 前年178点 今年202点 +24点
SS55 前年202点 今年227点 +25点

見事なまでに全体的に底上げしたことになっています

結局裁量は道コン並みに、標準は以前の入試(裁量導入前)に戻ってしまったといえるでしょう


次に学区統合の影響について

石狩1学区制になってだいぶ経ちますが、統合前と比べてどう受験生が動いているのか

これがまあ、凄いことになってまして…

__ 2.JPG

札幌開成のところを見ていただけるとわかると思います

見事に他学区の受験生に食われていますね(^_^;)

あと、縦に見ると、旧1学区・2学区・5学区が他学区に進出しているのが見てとれますね

で、この札幌開成は中高一貫で2年後に学級減、5年後には高校からの入学はなくなるわけです

旧3学区の生徒、どうなってしまうんでしょうか


最後に内申点のインフレについて

__ 3.JPG

以前Eランクがちょうど中間にあたっていたのが、今はDランクへ

これをさらに細かく学区別に見たものが次のものです

__ 4.JPG

これはそれぞれのランクの生徒が道コンでどれくらいのSSなのか、そしてそれぞれのランクの平均SS以上の生徒の割合を表したものです

わかりますか?

A学区に比べてB学区はそれぞれのランクの平均SS以上の生徒の割合が低いのです

特にCランク・Eランク・Fランク

これは何を意味するのか?

同じランクでも学区によって生徒の実力が違うということなのです

学区ですらこれくらい差が出るのですから、学校間になると…

今までにも何度も書いてきましたが、最早ランクは生徒の学力を的確に表しているものではありませんね


これでセミナーは終わったのですが、実はこの後に今日一番のサプライズが(笑)

中3の道コン、入試に合わせて理科・社会の大問数が減ります

理科は大問1が小問集合、大問2から生物・化学・物理・地学から各1問ずつ

社会は大問1が小問集合、大問2から地理・歴史・公民から各1問ずつ

難易度は、大きく変わらないそうですが…

模擬試験という性格上、仕方なかったのかもしれませんが、ちょっと残念な改定でした

小問集合ねぇ〜、個人的にはあまり好きではないんですよ

この後、シグマゼミの八反田先生とお昼を一緒に食べつつ色々なお話をして本日の日程は終了しました


毎回そうなのですが、塾に通っていない方はなかなかこういった情報を得る機会がありません

そういった方のためにと私もブログで記事を書いているのですが、今日進学舎の方と話しているとき、そしてセミナーの挨拶のときの言葉が頭に引っかかっています

今年の春、近年にないほどそれぞれの塾さんの生徒募集が思わしくなかったのだそうです

それに対して、市販の教材の売れ行きは好調なのだとか

つまり「塾に通わないで、教材を買って勉強している人が多い」と

そういった流れの中から、塾に通ってもらうためにはどうすればいいのか?

成績を上げる、もちろんそうでしょうが、こういった受験に関する情報を得られるというのも塾に通う利点の一つだったと思うのです

それが、この発達した情報化社会でその利点が失われつつあるような気がします

だからといって、私が今後、このような情報をブログに書かないというわけではありません

私が書かなくても、誰かが書くでしょうから(^_^;)

「情報を集めるのはタダ」でも「それをどう分析し活用するか」までいくと差が出てくると思います

そのあたりがポイントでしょうね


それでは、今日はこのへんで




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