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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
2020年 北海学園札幌高校説明会

今日は、北海学園札幌高校(以下、学札と省略させていただきます)の説明会に行ってきました

 

去年、私が「もう少し学校での取り組みなどについて詳しく説明してほしいなと思いましたね」と書いたからかどうかわかりませんが、今年は各コースについても紹介がありました(笑)

 

今年で創立100周年だったんですね(前身の札商含めて)

 

色々な行事を予定していたでしょうに、この情勢下では中止にせざるを得ず、さぞ残念だったろうと思います

 

 

さて、昨年も書きましたが一時期は定員(400名)の半分を切るような入学生の時代もあった学札ですが…

2017年入学者(現大1生)360名
2018年入学者(現高3生)372名

2019年入学者(現高2生)385名

2020年入学者(現高1生)394名

 

これは、もう大丈夫と見ていいでしょうね

 

よく、ここまで持ち直してきたと思いますよ

 

もちろん、グローバルコースやメディカルプレップコースなど、新たな取り組みを始めたことによる影響もあるとは思いますが、やはり「人」の部分は大きいのではないでしょうか

 

今日の司会?を務めていた先生

 

姿かたちといい、話し方といい、「あれ、どこかで見たことあるような…」

 

あ!

 

私立説明会に行ってきました

 

今から12年前、私が独立する前に説明会でひときわ輝いていた先生がいたのですが、まさにその方でした(*´▽`*)

 

ライフワークとして、色々な中学校で講話会も開いているようなので、話を聞いた人もいるのでは?

 

面白いですよー(笑)

 

で、その先生が「うちの校長は…」というくらいですから、校長先生もなかなかの方です

 

やはりTOPがグイグイと引っ張る学校は勢いがありますね

 

今日も、本来は学校説明会のはずなんですが、話を聞いているだけで面白い60分でした

 

 

これで終わっては申し訳ないので、内容についてもきちんと触れましょうね

 

まず、昨年から新校舎ができたのですが、学札の全ての生徒がそこに入っているわけではありません

 

1階は学札の教室ですが、2階より上は北海学園大学法学部が使っています

 

特進クラスと特別教室として使用しているみたいですね

 

その特進クラスは、夏・冬・放課後の講習は必修ですが、部活動の加入もOKだそうです

 

そして、特進を中心に最近の進路事情が変わってきているそうで…

 

道内地方国公立大(はこだて未来、室工大、北見工大、釧路公立)よりも北海学園大学

教育大よりも北海学園大学

浪人してでも北大

 

というように、地元(札幌)志向が強くなっているそうな

 

これは、来年も変わらないでしょうね

 

コロナによるオンライン授業の影響は大きいです…

 

そんな学札の生徒の現状ですが、ランク帯で言うと一般受験だとD・Eランク、推薦・専願受験だとE・Fランクが中心ですね

 

じゃあ、Gランクの生徒は無理なのかというと、今年春の受験から事故PR受験というのが始まっていて、そちらはGランクの生徒が主になっています

 

ただ、わずかばかりながら不合格者もいたそうで、その原因はというと「具体性のない自己PR」だったそうで

 

ただ頑張るだけではちょっと…ということでした(そりゃそうだ)

 

なお、一般入試については、公立入試の範囲削減を順守して同じ範囲で行うとのことです

 

それと、これは初めて聞いたのですが、この春からの就学支援金制度の改定により、ほとんどの私立高校が授業料を値上げしたそうです

 

しかし、学札(北海もだそうです)は適用される家庭が全体の55%だということを考慮して、授業料を据え置いたのだとか

 

確かに今の状況で、制度適用外の人にとって値上げはダブルパンチでしたでしょうから、これは助かりますね

 

どれどれ、ちょっと調べてみましょうか…

 

うーん、上げたところもありますが「ほとんど」は言い過ぎですね(笑)

 

でも、これほど上げている所が多いとは、調べるまでわかりませんでした

 

みんな、説明会で言わないもんなんですね、ずるいなぁ(^_^;)


 

ここからは、毎年書いている「北海学園大学にどのくらいの生徒が進学できるのか」について

 

無試験での推薦枠は、来年春だと北海学園大学に68名、北海商科大学に12名というのは、例年と変わりありません

 

ただ、これを全て使い切るのも実はけっこう難しくて

 

というのは、68名の推薦枠とは言っても1部は57名、しかも学部ごとに細かく定員が設定されています

 

希望すれば誰もが行けるというわけではなく、模試の順位や平均評定など様々な要素が加味されて推薦順位がつけられて、その中で決まっていくわけです

 

ただ、E・Fランクで公立高校に行っても、北海学園大学に行ける保証はありません

 

それを如実に示しているのが「学札と併願率の高い高校の、今春の北海学園大学合格者」の数字です

 

学札  82

清田 150

平岸  86

英藍  57

稲雲  49

白石  48

平岡  45

西陵  33 

厚別  15

 

注意してほしいのは、これは合格者の数(しかも現浪合わせて)であって、入学者の数ではないということ

※私立は複数学部受験できるので、ダブルカウントが多くなります

 

推薦なのか一般なのかわからないため何とも言えませんが、少なくとも学札より多くの指定校推薦の枠を持っている学校はないでしょう

 

これらの公立高校に行くより、学札に行った方が北海学園大学に進学できる確率はかなり高いと言えると思います

 

まあ、15年以上前から言っているんですけどね(^_^;)

 

 

どうしても系列校である北海高校の動向に左右される面がある(これは学校側も認めている)とはいえ、交通の便もいいですし、かなりお得な高校と言えると思いますけどね

 

後は特進コースの結果が欲しいところです

 

今年の高1生は総進コースの特進合流基準をかなり高くした上、上位ランクの生徒もいるので学校側としても期待しているとのことでした

 

楽しみですね

 


それでは、今日はこのへんで



| - 北海学園札幌 | comments(0) | - |
長ければいいってものでもないです

うちの教室で導入している「study plus for school」では、長期休暇のたびに「S-1グランプリ」という企画が開催されます

 

これは、個人またはチームの一定期間における勉強時間を競うというイベントでして、春休みには参加していなかったので初参加ということになりました

 

とは言っても、教室内にポスター貼ったくらいで、生徒たちに特に告知はしなかったんですよね

 

それには理由があるのですが、理由については後ほど

 

 

さて、ここからは先週に引き続き、ちょっとした自慢になります

 

 

おぉ!中学生の1位がうちのA・Tさん!

 

 

次の週もA・TさんはTOP,そして4位にM・Gさんも

 

 

A・Tさんは全国ランキング最終結果でも7位!

 

いや、もしかしてとは思っていました(7日で80時間オーバーって、1日平均12時間ですからね)が、さすがに全国レベルでもそんなにやっている子っていないんですね(^_^;)

 

あ、でも北郷時代なら10時〜21時30分って子が何人もいたから、上位独占できたのか(笑)

 

ちなみにA・Tさん、まだ中2です(;^ω^)

 

よく頑張りました、おめでとうヾ(*´∀`*)ノ

 

 

で、ここからが本題

 

私が今回、このイベントを積極的に告知しなかったのは「イベントのために勉強時間を長くする」ということをしてほしくなかったからです

 

要は、イベントを意識することなく、ありのままの状態でいてほしかった、そういうことです

 

私は、勉強時間って短くて済むならそれにこしたことはないと思っています

 

もちろん、やるべきことがあって時間がかかるのは仕方ありません

 

よく、「時間だけ長くてもねぇ…勉強は質でしょ」と言う生徒がいますが、そういう生徒は大抵「そもそも大して勉強していません」


要は、勉強から逃げる理由として「時間だけ長くても」理論を使っているのです

 

そして、何とか楽に済ませる方法はないかと、勉強法を探し求めることになるのです

 

その場合は「まずはしっかり勉強時間を確保すること」から始める必要があります、質なんて言ってたらダメです

 

 

勉強時間は長くても構いません(必要であるならば)

 

でも、次の段階として「同じ量をもっと短い時間で終わらせることができないか」そう考えてほしいなと、そうすることによって次の段階へ進むことができると思うんです

 

そもそも、勉強時間の長さって競うものではないと思っていますし(ですからS-1グランプリにはちょっと否定的なんです)、長さよりも「何をどれだけやったか」の方が大切だと思っています

 

 

明日はお休みですが、北海学園札幌の説明会に行ってきます

 

それでは、今日はこのへんで



| 教育関係 | comments(0) | - |
2020年 藤女子中学校学校説明会

1週間遅れの記事となってしまいました(^_^;)

 

今年の藤女子の説明会、一時は中止ということだったのですが、入試関連でどうしても説明が必要なことが出てきたということで、開催ということになりました

 

ただ、例年のように学校でというわけには行かず、初めて?学校以外での開催に

 

加えて、オンラインでもということでしたので、私はオンラインで参加することにしました

 

会場のモニター(左上)に始まるまでの間、私の顔がずっと写っていました(笑)

※ZOOMのプロフィール画面ですね

 

 

それでですね…さすがに1週間経ってしまい、しかもその間に3校の説明会が入ってしまうと、記憶が薄れてしまうんですよ( ノД`)シクシク…

 

ですので、私が説明会でメモしたこと、いただいた資料の中から伝えておかなければいけないこと

 

その2つを中心に書きたいと思います

 

というわけで、今後オンラインで説明会を実施する場合は、ぜひ事前に資料を送付するかメール添付やダウンロードできるようにしておいた方がいいかと思います

 

 

まず、「藤は校則は厳しくないと思うが、マナーにはうるさい」という説明が凄く印象に残っています

※人にものを渡すときの向きなどが例として挙げられていました

 

藤女子は、卒業生が良いところに就職できるということで知られています(確かにそんな印象はあります)

 

それは、このマナーにうるさいということにも関係があるのではないか、そう思いました

 

 

次に進学実績

 

うちの大学合格実績比較は、私立については第一・光星・日大・立命館・北海・北嶺の6校しか取り上げておらず、しかも細かいデータは示していなかったんですよね

 

ちゃんと、それぞれの説明会の記事で紹介しておかないとダメだなって思いました

 

国公立大学は昨年が26名、今年が17名

 

北大は昨年が4名で今年が3名でした

 

道内の大学が中心で、北大以上の道外の大学への合格者は2年ともいませんでした

 

ちょっと物足りないですかね

 

その分、昨年の記事でも書きましたが道外の私大については、早稲田、慶応、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)、関関同立(関西、関西学院、立命館)に毎年または2年間のうちどちらかは合格者が出ています

 

指定校推薦の数とレベルは非常に魅力的です

 

なお、系列大学である藤女子大学には合格者は多数出るものの、実際の進学者は昨年34名、今年21名だったそうです

 

少ない方ですよね?

 

この辺り、それぞれの生徒に合わせた進路指導をしているのではないか

 

さらに、さすがに6年間も女子校に通ったら大学は女子大ではないところに…という生徒の信念のようなものを感じました(笑)

 

 

そして、これまでの説明会ではなかった(おそらく他校でも)プログラムが、生活指導部長と文化総務部長が話をする時間があったということです

 

珍しいですよね

 

生活指導部長が話す内容は、何となくわかると思います(笑)

 

文化総務部長は、式典やそれに関する生徒の変化について話をしてくれました

 

学校の在り方を伝えるという点では、とてもよかったように思います(^-^)

 

 

最後に来年の入試について

 

これは、いただいた資料のフローチャートを見てもらった方がわかりやすいと思います

 

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まず1月8日(金)に予定されていた面接試験はなくなりました

 

その代わりに、11月21日(土)に行われる「小6学習会」の時に面接試験を行います

 

iPhoneImage.png

 

さらに、その「小6学習会」の日に基礎学力テスト(国語・算数、無料)を行い、万が一1月8日(金)の入試が中止の場合にクサベラ・レーメ記念奨学生特別選考の材料となります

 

なお、基礎学力テスト自体が合否判定の材料になることはないようです(提出書類・面接試験の結果により判定)

 

しかし、面接試験はこの日にしか行われないわけですから、藤女子を受験する場合は入試が行われても中止になっても「必ず」11月21日(土)の「小6学習会」に参加しなければいけないということになります

※都合がつかない場合は学校に要連絡

 

また、11月21日(土)の「小6学習会」が中止となった場合

 

面接は実施方法を変更してでも行うようです

 

なお、出題範囲に変更はありませんが、難易度については基礎的な内容を多く出題するとのことでした

 

そして…

 

iPhoneImage.png

 

この赤文字で書かれていることからもわかるように、今年は今までになかった「志望理由書」の提出が求められています

 

面接のこだわっていること同様、これも非常に合否に影響をもたらすものだと考えられます

 

なぜ藤女子に行きたいのか?じっくり考えてみるよいきっかけになると思いますよ

 

 

ちなみに、クサベラ・レーメ記念奨学生特別選考というのは100周年の記念事業として今年の春の入試から始めたもので

 

iPhoneImage.png

 

初年度の今年については奨学生Aが10名認定され、実際に入学して受け取っているのが5名

 

奨学生Bが3名認定されて、実際に入学して受け取っているのが3名だそうです

 

高校生については助成金などが充実してきていますが、中学生についてはそういったものがほとんどないので、これは嬉しいですね

 

100周年が過ぎたらなくなってしまうのでしょうか?

 

ぜひとも続けてほしいと思います

 

 


それでは、今日はこのへんで

 



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2020年 札幌第一高校入試説明会

昨日は、札幌第一高校(以下、第一と略させていただきます)の説明会でした

 

昔は、この後「過去の説明会の様子はこちら」ってリンク貼ってましたが、今はカテゴリー分けしているので楽ですね(´-`).。oO

 

なぜ、最初からやらなかったんだろう(笑)

 

 

さて、今年はオンラインだったり、オンラインと会場の選択制だったり、会場だったりと三者三様の私立説明会ですが、第一はオンラインのみという対応になりました

 

というか、この説明会だけでなく学校見学会なども全てオンラインで対応するのだとか

 

一高Live配信説明会 9月20日(土)、10月17日(土)、11月14日(土)

YouTubeによる限定生配信

 

個別相談会 随時HPより申込

Google Meetを使用したオンライン相談

 

一高見学ネット配信ツアー 8月29日(土)〜12月31日(木)

申込者限定で、学校紹介映像を公開

 

 

やるなら、ここまで徹底した方が感染予防対策としてはいいですよね、在校生とその保護者にとっては

 

しかし、受験生にとっては生で学校を見る機会がないというのは、やはり寂しいものです

 

 

説明会の内容については、特に目新しいことはありませんでした

 

「HUP50プロジェクト」は3年目

 

「スタディサプリの導入」と「チューター制度の導入」は2年目

 

HUP50プロジェクト1期生の現高3生がどのような結果を出すのかが注目ですね

 

スタディサプリについては、昨年も説明を聞いたのですが、その時は高3生だけだったはず

 

今年は特に学年について言及がありませんでしたから、全学年に拡大したのかな?

 

あ…視聴率効くの忘れた(昨年は全国視聴率30%なのに対し70〜80%だったらしいですが)

 

課題なんかは生徒一人一人違うのが当然なので、一律で同じものを与えるよりかはよほどいいでしょう

 

そしてチューター制度

 

これ、やっぱりいいですよね

 

何がいいって…予備校なんかのチューターは違う学校の卒業生ですが、こちらは自分の高校を卒業しているわけですから「先輩たちのリアルな体験談」が聞けるんです

 

例えば、数学のA先生の講習は取った方がいいとか、英語のB先生は…とか

 

しかも、1人ではなく20名以上登録者がいて、シフトを組んで常時3人いるわけですから、いろんな話が聞けるわけです

 

これは、毎年ある程度の合格者が出ている第一だからできることで、他の私立高校では難しいでしょうね

 

ポイント高いですよ(´-`).。oO

 

 

他には休校期間中の取り組みなども紹介されたのですが、正直やってることはどこも大差ないんですよ

 

何を使っているかの違いくらいです

 

でも、第一は他校に先駆けてICT機器を活用してきたので、学校の先生たちのスキルが上のように感じました

 

動画1つとっても出来が違うんですよね

 

 

進学実績は、私立TOP校の記事でも触れましたが、現浪合わせて国公立大学182名、北大合格者22名(現役15名浪人7名)と、昨年と比べると若干物足りなく映りますが、320人補正をかけると国公立大学の現役合格者数は過去最高の結果だったんですよね

 

医学部医学科8名も過去最高でしたし

 

東大1名、阪大3名合格者も出ましたから、学校側も収穫ありといった結果だったのではないでしょうか

 

ちなみに、主な大学(北大含む旧帝+2)のコース別の合格者数は(現役のみ)

 

北大15名(選抜8、北進7)

東大 1名(選抜1)

阪大 3名(選抜2、北進1)

東北大1名(北進1)

 

数の違いはあるものの、北進も頑張っていると言えるのではないでしょうか

 

 

そのコースについて、第一側は「あくまでも学校での過ごし方の問題で、文理選抜が上位コースという訳ではない」と

 

HPを見ても「文理選抜コースは学習活動を中心とした学校生活を、文理北進コースは高いレベルで学習と部活動との両立を目指すコースとなっています。」と書かれていますね

 

ただ、文理選抜については気になることを言っていました

 

「文理選抜でも強化精選クラブでなければ部活に入ることはできる。今年の東大合格者は吹奏楽部に所属していました。」

 

確かに、一昨年や昨年のブログにも書いてあるのですが…これは個別に質問しなければいけませんね

 

ということで、聞いてみました

 

まず、昨年は文理選抜全体で2%と言っていた部活加入率(総合進学97%、文理北進コース:77%)

 

今年は高1・高2で各6名ずつ、部活動に参加しているそうです

 

2%から随分上がったな(´-`).。oO

 

ただ、もちろんですが文理選抜の取り組みが優先で部活動はその後

 

そして、学校での勉強でのペースを掴んでから部活動の加入も考えてもらうということで、加入の時期は他のコースに比べて遅いということでした

 

ちなみに第一の強化精選クラブとは

野球、スキー、陸上、剣道、バレーボール(男子)、柔道(男子)、サッカー(男子)、バドミントン(男子)

 

 

そして、皆さんが最も気にしているであろう「合否基準」についてですが

 

今年も、見る人が見ればわかる資料は配られました(笑)

 

とりあえず、通われている塾の先生(説明会に参加したかどうかの確認が必要)、中学校の進路指導の先生にご確認ください

 

10月開催予定の進路説明会に参加される方には、ちょっと突っ込んだ話をお聞かせすることができると思います

 

 

新校舎になってから4年が経過して、やっとその恵まれたハード面を使いこなすだけの下地ができてきたのかもしれません

 

勉強中心で高校生活を頑張りたいという生徒にとっては、札幌近郊の私立の中では頭一つ抜けているなという印象は変わりませんでしたね

 

まあ、良くも悪くも「向き不向きがはっきり分かれる」学校だと思いますよ

 

 

それでは、今日はこのへんで



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私の敵

私はいつも、その日塾でやったこと学習を記録するシートのフリースペース欄にこのコラムを書いています。

文章が長いとその日だけでは書き終わらないこともしばしばで、

今度来たときに続きを書こう、

と次に持ち越すことが多いです。

 

今日も、先週書いた文の続きがありました。

書きたい。

続きを、書きたい。

でも書けない。理由。口内炎が痛いから。

 

朝、友人に声をかけられた。

「なんか元気ないねー」

痛いからね。

「そう?そんなことないよ〜」と、私は笑った。

笑おうとした。笑いたかった。

でも笑えなかった。理由。口内炎が痛いから。

 

昼、お弁当はハンバーグだった。大好き。

2個程まとめて、大きく開いた口に放り込――もうとした。

放り込みたかった。放り込めなかった。

というかそもそも大きく開かなかった。

理由。口内炎が痛いから。

 

夜、流石に学習した。今の私にとって食事は憂鬱でしかないことを。

そうだ、ビタミン摂ろう。

ほら、野菜から食べると代謝が良くなってやせるっていうし。

一石二鳥。私はそばで赤く輝くトマトを口に入れる。

噛む。飲み込む。泣く。理由。酸味。

 

そして今、先程のトマトの会心の一撃受けて泣きそうになりながらこれを書いています。

私は伝えたい。伝えなくてはならない。

世の人に。

野菜、食べましょう。

友人に「口内炎が痛い」と泣きついたら「自業自得だビタミン摂れ」って言われました。

ビタミン摂りましょう。

レタス、キャベツ、玉ねぎ、チンゲン菜、セロリ、水菜、春菊、etc...

平和条約を結びましょう。

争いは終わりです。

共に健康な身体を、創り上げていきましょう――

ピーマン、それからキュウリ。

日本が空に浮こうが地球が明後日の方向に走り出そうが、お前らは、敵だ。

 

口内炎に効くものをこの前どこかで聞いたんですよね

 

なんだったかなー

 

思い出した!はちみつだ!

 

ちゃんとした理由もあるみたいですよ

 

粘膜や皮膚の保護成分として薬としても処方されていて、ビタミンB6を多く含んでいるので、口内炎に効くと言われているビタミンとしても効果があるそうです

 

お試しあれ

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2020年 北星女子中学・高等学校入試説明会

今日は北星女子中学・高等学校(以下北星女子)の説明会でした

 

例年、説明会は学校で行っていて学校見学とセットだったのですが、今年はホテルでの開催

 

だからというわけではないのでしょうが、説明も形式的なものがほとんどで、この記事で新しく紹介することはほとんどないという状況に(^_^;)

 

去年の説明会があまりにも良すぎたというのもあります

 

難しいですね、説明会って

 

ですので、主だったものは昨年までの記事を参考にしてもらい、変更点のみお伝えすることにしたいと思います

※過去の記事については、CATEGORYの「北星女子」をクリックすると、まとめて見ることができます

 

 

まず、変更点その1

 

一貫コースについて、1月入試に加えて2月入試を実施します

 

変更理由としては、1月入試で他校に不合格だった生徒たちで、なお私立中学に進学したい生徒たちの受験機会を設けるためとなっておりますが、まあ新型コロナウイルスの影響で1月入試が実施できなかった場合の保険にもなりますよね

 

実際、1月10日(日)の入試が実施できなかった場合は、2月6日(土)にまとめて受験という形になるようです

 

ちなみに2月6日(土)の入試が実施できなかった場合は、以下のような対応になるそうです

(1)受験日を2月後半(2/20または2/23)に延期

(2)面接試験を中止

 

そして1月・2月と続けて延期されていた場合の追加対応として

(3)受験科目は2科(国・算)のみ

(4)奨学金の判定は入学後の前期成績で行う

(5)英語 Advanced の判定は英語に関する資格で判断

 

なお、高校課程についても推薦・単願入試は1月23日(土)に実施できなかった場合は2月6日(土)に延期などの措置が取られるそうです

 

詳しくは学校のHPで必ずご確認ください

 

 

変更点その2

 

一貫課程については今のところ試験範囲の変更はなく、出題形式・難易度についても今春とほぼ同じですが、高校課程については公立入試の出題範囲の削減に合わせるそうです(出題形式や難易度については同じ)

 

 

変更点その3(在校生に関することで、来年春の入学生についてはまた変わると思います)

 

普通科のスタディツアーはカンボジア・台湾から沖縄に統一して2月中旬に実施

 

音楽科のウィーン研修は、予定通り1月実施の予定だが難しければ普通科に合流

 

英語科の短期留学は3月に延期し、参加を選択制にする(従来は全員が短期か長期のいずれかの留学をすることになっている)

 

長期留学は、アメリカ1年留学は断念し、

(a)ニュージーランド1ターム留学(3か月、1月末出発)

(b)ニュージーランド1か月留学(3月出発)

(c)留学しない

 

以上の3つの選択制とする

 

こんなところですかね

 

 

ただ、これだけで終わってしまってはあまりにも味気ないので、いただいた資料の中から1つデータを紹介したいと思います

 

一貫課程・高校課程いずれも、生徒の成長ということでベネッセ学力推移調査や進研模試のSSの推移をグラフで表してくれていたのですが、さすがにそのものズバリを載せるわけにはいかないので、こちらでデータを解析させていただきました

 

まず一貫の中3生から

 

一貫コース(現中3)中1第2回平均SS47.3→中2第2回平均SS49.1(国数英)

上昇 :49%

横ばい:33%

下降 :18%

 

平均SSだけ見るとちょっと厳しい数字ですが、全体を底上げしているという点では評価できると思います

 

ただ、今年の大学進学実績を見ても明らかなのですが、TOP層が薄いんですよね

 

やはり、他の私立中高一貫と比べて最上位層を確保できていないというのが響いているように思います

 

それを解消するべく、英語入試なども行っているのでしょうが…今後の課題ですね

 

 

普通科Highコース(現2年)1年7月平均SS52.7→1年1月平均SS55.6(国数英)

上昇 :60%

横ばい:20%

下降 :20%

 

これはなかなかですよ

 

上昇の中には47→63、55→68、51→64という風にSS10以上上げている生徒が多く見受けられます

 

下降もそこまで極端に下がっているわけではありません(最大5程度)

 

 

英語科(現2年)1年7月平均SS53.3→1年1月平均SS55.8(国英)

上昇 :68%

横ばい:16%

下降 :16%

 

まあ、英語科だから数学を抜いているんだと思いますが(笑)

 

こちらも46→65、48→58といった大幅な上昇を見せている子がいて、全体的に上昇している生徒が多い一方、大幅な下降をしている生徒も一定数いるというのが特徴ですね

 

 

昨年記事にした、進研模試のGTZと進学先の大学のランクを比較して表にまとめたものでもそうでしたが、中間層の底上げが非常にうまい学校という印象を持っています

 

そういった生徒を指定校推薦枠などをうまく使って、首都圏や関西圏の上位私大に合格させていますね

 

上智・青山学院・立教・学習院・成蹊・明治学院・関西学院・同志社など

 

指定校推薦枠も、毎年使いきれない数持ってますからね

 

 

今年は動画でのインタビューでしたが、来年はまた生徒の生の声が説明会で聞けたらなぁと思います

 


 

明日は札幌第一高校の説明会ですが、水曜日ですので1日ずらして木曜日に説明会の記事は書きます

 

恒例のお食事会があるので(笑)

 

それでは、今日はこのへんで



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2020年 酪農学園大学附属とわの森三愛高校入試説明会

今日は、酪農学園大学附属とわの森三愛高校の説明会でした(今年もこの記事内では校名を「とわの森」と略させていただきます)

 

実はカレンダーには予定が書いてあったのですが、案内の文書が探しても見つからなくて、どこで行われるか分からず(多分毎年行っているホテルだろうとは思いましたが)、念のため学校に電話してしまいました

 

そして、会場に行ってみると…あれ?うちの教室が手書きで追加されている…

 

もしかして、申し込んだつもりが申し込んでいなかった?(^_^;)

 

お手数おかけいたしました<(_ _)>

 

 

さて、今年は新型コロナウイルス対策という観点から説明会の時間が短縮されたのですが、逆にコンパクトにまとまっていて、正直今まで参加した中では一番良かったのではないかと思いました(´-`).。oO

 

まあ、ツッコミどころはいくつかあったのですが、来年以降もこんな感じでやっていただけると助かりますね

 

 

まず、校長先生の挨拶の中から入学者数に関して

 

とわの森は、私の手元にあるデータ(過去9年間)では一度も定員を超える入学者数だった年はなかったのですが、この春ついに定員を超えまして

 

しかも少し超えたとかいう話ではなく、300名の定員に対して382名の入学者という(^_^;)

 

学校側としては「嬉しい悲鳴」です

 

それは皆さんご存じの通り、定員を超えると高校側に対して「助成金カット」というペナルティが課されるからです

 

それも、「数十万、数百万ではなく0が一つ違う」と表現されていたので、相当な額ですね

 

では、どこからの入学者が多かったのかというと…

 

江別・空知・石狩管内:63→160

札幌市内:82→123

 

まあ、当たり前と言えば当たり前なのですが、もう少し詳しく(例えば札幌市内なら何区とか)知りたかったですね

 

何故かというと、昨年の説明会で聞いた「スクールバス」の運行が生徒増に一役買っているのではないかと思ったからです

 

清田線のみだったのが、江別線と屯田線を増やしたのが昨年10月

 

そして…パンフレットを見ると屯田線の新規利用受付は現在停止中になってます

 

「多すぎてもう無理」なのか「誰も使わないから走らせたくない」なのか

 

私は前者だと思うのですが、どうなんでしょうか(教室に帰って来てから気づいたので質問できませんでした)

 

 

そして、どこのコースが増えたのかというのも気になりますね

 

これは説明会では特に話が出ませんでしたので、北海道高校ガイドブック(学力コンクール事務局編)から数字を拾ってみましょう

 

2018 2019 2020
獣医理数 8 15 17
特別進学 31 27 16
総合進学 126 111 190
トップアスリート健康 37 31 88
フードクリエイト 26 15 22
機農 31 24 49

 

なるほど、総合進学・トップアスリート健康・機農ですね

 

総合進学については2つの理由が考えられます

 

1つは「酪農学園大学附属」ということが校名変更により浸透してきたこと

 

もう1つは、やはり就学支援金制度の影響が大きいのではないかと

 

今までは経済的な事情から地元の公立高校しか選択肢がなかったのが、私立も選べる状況に変化したと

 

空知管内や石狩管内の近隣の公立高校の入学者数の変化を追ってみましたが、普通科についてはそれほど変化がないように見えました

 

ただ、岩見沢農業は明らかに入学者が減りましたね

 

昨年は全ての科で定員を満たしていたのが、今年は森林科学のみ定員を満たして他の科は定員割れです

 

280名→218名ですから、ここにしわ寄せがきているように思います

 

トップアスリート健康は、強化指定クラブを増やしたことと、一般受験が可能になったこと

 

この2つの影響が大きかったかなと思ったのですが、一般受験の方は特に大きな影響はなかったように見えます

 

まあ、とわの森のトップアスリート健康を滑り止めにして公立を受験するという生徒は…いないだろうな(笑)

 

ということは、強化指定クラブを増やしたこと、各大会で好成績を残していること、そして卒業生が第一線で活躍していること、これが大きいのだと思います(バドミントン女子ダブルス松本麻佑選手、男子バレーボール日本代表山本智大選手)

 

機農コースは、酪農科学専攻と作物園芸科学専攻の2つの専攻に分け、作物園芸科学専攻は自宅からの通学を可能にしたのが大きいように思います

 

全寮制というのは、やはり抵抗あったんでしょうね

 

 

こうして、入学者数を大幅に伸ばしたとわの森ですが、「選ばれる私学には5つの理由がある」ということで次の5つの項目を挙げてくれました

 

1:独自の建学の精神による人間形成

2:優れた指導者による丁寧な指導

3:充実した課外活動

4:整った環境・設備

5:豊富な進路選び

 

なるほど!

 

とわの森にはこの5つが備わっているから、今年の入学生に選ばれたいうことですね

 

では、昨年までは備わっていなかったんでしょうか…(ちょっと意地悪なツッコミをしてみました

 

まあ、備わっていたけれど宣伝不足だったということにしましょう

 


そう言えば、昨年行った1月の推薦・単願入試での合格者全員の入学金を免除するというものは、26万円から10万円へ16万円を減額するに変わっていましたね

 

ただ、特待生の基準をクリアすれば入学金の全額免除や月額給付もあるようですので

 

詳しくはこちらをご覧ください、非常によくまとめられています(特待生制度などについてはこちらのページ)

 

 

最後に、来春の入試について


公立入試に合わせて、範囲の削減を行うそうです(公立入試と全く同じですので割愛します)

 

また、一般入試の面接は廃止になりました

 

獣医理数・特別進学・トップアスリート健康が裁量問題で、総合進学・フードクリエイト・機農が標準問題というのは変わりありません

 

それと、合格の目安は若干変わっているようなので、受験を考えている人は中学校の進路指導の先生や塾の先生に「しっかり」確認しておいた方がいいと思います

 

たまに、こうした説明会に参加しないで、今までの経験で進路指導する人いますからね(^_^;)

 

 

そして通信制について簡単に

 

ここ数年で、通信制に通う生徒は急速に増えているそうです(2016:49名、2017:60名、2018:80名、2019:114名、2020年:152名)

 

数年前までは通信制についての個別質問は皆無だったように思うのですが、今年は最後まで塾の先生たちが質問していたのは通信制の先生の所でした

 

それだけ需要が高まってきているのと、まだまだ通信制の中身が知られていないということですよね

 

とわの森の通信制は「食」と「農」にこだわったさまざまな体験型授業が用意されているのですが、私なんかは「楽しいことばかり強調して…」という風にも思っていたんですよね

 

しかし、熟長会でもお世話になっているユニバーサルCAIスクール本部校の坂東先生の奥さんが、「通信制に通う子の中には、家に閉じこもっている子もいるから、まずはイベントに参加するということで外に出ることが大事なんじゃないのかな」と教えてくれました

 

なるほど、そういうことか

 

また、とわの森は通信制から全日制への転籍制度があるというのも、他の高校にはない特徴でしょうね

 

あ…どのくらい転籍者がいるのか聞いてこなかった…(来年は聞きます

 

あと、全日制同様の特待生制度を作るべく頑張っているようです

 

 

それぞれのコースの案内については一昨年までの記事で確認してください

 

2017 とわの森三愛高校説明会

 

2016 とわの森三愛高校説明会

 

2015 とわの森三愛高校説明会 の感想

 

 

毎年書いていますが、多様なコースを設けているのが非常に面白い高校だと思います

 

あと、やはり入学生が増えたというのは、学校としての自信にもなったのでしょう

 

例年と比べても説明会自体の雰囲気が良かったように思います

 

 

そして、昨年の最後の方に書いたことをもう一度書いて、記事を終わりにしたいと思います(ほぼコピペです

 

あと、将来獣医になりたいという人

 

とわの森から酪農学園大学の獣医学部に進学するのは毎年少数で(今年は5名うち現役4名)、北大の獣医学部に合格者を出したという話しは私は聞いたことがありません

 

ですから、とわの森の獣医・理数コースに行く=獣医になれるわけではありませんからね

 

 

そしてお得な話を1つ

 

とわの森はキリスト教同盟校ということで、首都圏や関西圏の指定校推薦の枠がいくつか用意されています(これは他のキリスト教の高校も同じです)

 

青山学院大学、国際基督教大学(ICU)、明治学院大学、同志社大学(主に文系学部)

 

そして、明治大学の農学部にも指定校推薦の枠があるのです

 

明治大学の農学部は機農コースからでないといけないとのこと

 

もし、将来の進路が明確に決まっているのなら、とわの森(機農コース)→明治大学(農学部)というのは、狙ってみても損はないのかなとも思いますけどね

 

 

明日は北星女子の説明会に参加してきます

 

それでは、今日はこのへんで



| - とわの森三愛 | comments(0) | - |
人は勝手に一人で助かるだけ

昨日、藤女子中・高の説明会があったのですが…

 

私はwebでの参加だったために、資料が手元にないのです(笑)

 

後日郵送されてくるそうなので、説明会の記事はそれからということになります

 

楽しみにしていた方、申し訳ございません<(_ _)>

 

 

さて、ちょっとした自慢?をさせてください

 

夏休み前に行われた定期テストで、ある生徒が飛躍的な伸びを見せてくれました

 

どのくらいかというと(若干ぼかした書き方をします)

 

今まで:400±10点

今回:470点弱(100点×2教科)

 

私も塾で働いて19年目になりますが、なかなかここまで見事に変わる生徒というのも珍しいですね

 

ただ、春休みの面談の際に、保護者の方から変わる「予兆」みたいなものは聞いていました

 

ですので、楽しみにはしていたのですが(´-`).。oO

 

 

では、私が何か特別なことをしたかというと

 

「何もしていません」

 

まあ、教室での集団授業が英数から理社になったというのがプラスに働いたのでは?ということは考えられますが

 

3月の休校期間、それに続く4月から5月の休校期間も頑張って勉強していたのは間違いありません

 

目標もしっかりできたようなので、その影響が一番大きいのかな

 

その2つがうまくかみ合って、今までの積み重ねが一気に花開いたという感じです(^-^)

 

その証拠に、8月道コンも自己最高点&最高SSになりそうですから

 

教室で勉強している様子も、以前とは変わってきましたね

 

うん、去年のMさんに似てきたかな(質問の量はまだまだですが)

 

 

さて、こんな話を聞いてしまうと、保護者の方は焦りますよね

 

うちの子は何で…と

 

でもですね、基本的に周りの大人は待つしかないんです

 

焦れば焦るほど、子どもにとっては自分の成績や勉強が「他人事」のように感じてしまうのです

 

私が好きなアニメに「物語シリーズ」があるのですが、その中の「忍野メメ」というアロハシャツを着たオッサンが主人公(やその周りにいる女の子)に助けを求められると決まってこんなことを言います

 

「助ける?そりゃ無理だ。君が勝手に一人で助かるだけだよ。」

 

「助けない。力は貸すけど。」

 

「助けないよ。力を貸すだけ。君が勝手に一人で助かるだけだよ。」

 

そうなんです

 

最終的にどうなるかは、その人自身が決めること

 

でも自分一人の力ではどうにもできない場合に周りが力を貸せばいいのです

 

私のスタンスもこの考え方に近いです

 

ですから、毎年生徒を「合格させた」なんて思いません

 

忍野メメ流に言えば、「生徒が一人で勝手に合格した」んです

 

まあ、うちの教室に来たから「合格する確率が上がった」くらいには思いますけど(^_^;)

 

 

塾や家庭教師に「合格させてほしい」と思っているようではまだまだですよ

 

 

それでは、今日はこのへんで



| 教育関係 | comments(0) | - |
やっぱり少しは書きますか

何ごともなければスルーしようかと思いましたが「何ごと」が起きましたので(笑)

 

うちのブログを見ている人であれば、昨日の速報が出る前に火曜日の村上先生のブログで察していたと思いますが、今回の中3国語

 

悪い意味で、まあ見事というほかありませんでした(^_^;)

 

言いたいことは山ほどありますが、どこから石が飛んでくるか分かりませんので伏せておきます

 

あ、でも数学と理科はいい問題だったんですよ

※特に理科の大問4は絶品でしたね。他の都府県の先生に見てもらっても恥ずかしくないと思います(見せれませんが)

 

なお、昨年との比較はこんな感じ

 

中3

2019 2020
国語 35.6 46.3
数学 29.9 26.7
社会 34.3 29.7
理科 33.9 29.4
英語 34.4 31.8
合計 168.3 164.1

 

SS60ラインは2019年が222点で2020年が220点

 

国語だけ10点以上平均点が上がり、その分を他教科が吸収して全体としては昨年よりやや低い平均点となりました

 

ただ、私はこの平均点ほどの難易度とは思えなかったんですよね(国語以外全般的に)

 

実は、昨年より私が懸念しているのが「現中3世代全体のレベル」なんです

 

というのも、こちらの感覚よりも明らかにSSが高めに出ているんですよね

 

昔は良かった(思い出美化)ではありませんが、過去の生徒と比べた時に「え?この生徒と同じなの?」という印象なんですよ

 

まあ、高校入試というものは相対的なので世代間の争いはありませんから、北海道内のそれぞれの地域だけでなら気にならないのですが、大学入試となった場合、世代間&全国との争いになるので、今(中3時)のポジションが自分の本当の位置だとは思わない方がいいですね

 

 

それでは、今日はこのへんで



| 道コン解説・感想 | comments(2) | - |
藤井二冠

遂に、現役JKコラムにコメントが(笑)

 

実は今、一週間の中で一番アクセス数多いの、水曜日なんですよね

 

私としては、非常に複雑です(笑)

 

まあ、皆さんに喜んでいただけているのであれば何よりです(^-^)

 

 

さて、もうニュースなどでご存じの方が多いと思いますが、藤井棋聖が今日の王位戦第四戦も勝利し、見事二冠(棋聖・王位)に輝き、規定により史上最年少での八段昇段も決めました

 

若さばかりが注目される(高校3年生ですからね)藤井二冠ですが、将棋の実力の方も恐ろしい領域に到達しておりまして…

 

先日、藤井二冠に敗れ棋聖位を失ったものの、すぐさま名人位を獲得した渡辺明三冠曰く「負け方がどれも想像を超えているので、もうなんなんだろうねと」「今後に向けてという点では、この指し方を真似するのは無理なので…」

 

タイトル26期とっている渡辺三冠にここまで言わせるですから(^_^;)

 

ちなみに対局数が違うので単純に比較するのもアレですが

 

羽生善治九段:1462勝613敗(勝率0.7045)

渡辺明 三冠:665勝337敗(勝率0.6636)

豊島将之竜王:487勝223敗(勝率0.6859)

 

藤井聡太二冠:187勝35敗(勝率0.8423)

 

異常ですね…まだ順位戦もB2級なので、上位棋士と当たっていないとは言えこの勝率は

 

もう羽生九段を超える人は現れないのではないかと思っていましたが、元日ハムの大谷翔平選手と言い、いい意味で現実離れしていますね(笑)

 

この2人を主人公にしてマンガ書いても、「設定があり得ないから書きなおし」って言われそうです

 

これでまた、将棋が注目されますね

 

将棋好きの私としては嬉しい限りです

 

ただ、しばらくは棋譜を眺めるだけにしておいて、対戦は遠慮しておこうと思います(笑)

 

 

それでは、今日はこのへんで



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