札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
夏の終わりに

みなさん、昨日の「天空の城ラピュタ」は見ましたか?

 

私は、その時間はまだ教室にいたので見ることができませんでした( ノД`)シクシク…

 

最近は「バルス」の盛り上がりも以前ほどではなくなり、代わりにムスカ大佐が大人気ですね(笑)

 

随分前に「ムスカ大佐による修辞法」というのがネットに出回りまして、比喩や倒置法の説明によく使ってました

 

 

さて、このまま行くとラピュタが夏の終わりの定番になりそうですが、やはり「サザエさん」を忘れることはできないでしょう

 

ん?「サザエさん」は年中放送しているじゃないかって?

 

いやいや、カツオの宿題問題ですよ(笑)

 

夏休み最後の放送で、今年カツオは宿題を終わらせることができるのか、もう何十年もヤキモキしている人もいるでしょう

 

ただ、最近はちょっと様子が変わってきました

 

そうです、夏休みが短くなった影響です

 

既に本州では2学期が始まっているところもあります

 

そうなると、いつカツオの宿題に関する放送を流せばいいか、微妙になりますよね

 

ちなみに、明日の2本目が「いその家、新学期」でした

 

さあ、どうなるんでしょうかね(笑)

 

普段はそんなことしませんが、明日の放送は録画しておこうと思います(^-^)

 

 

8月道コンの中学校別平均点は、火曜日に公表しますね

 

月曜日は定休日ですが、北海学園札幌の説明会に出席してきます

 

 

それでは、今日はこのへんで



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【重要】8月道コン(中3)の中学校別平均点の集計にご協力ください(追記あり)

注:しばらくこの記事をTOPにします

 

先ほど、うちの教室に8月道コンの個人票が届きました

 

恐らく、皆さんの元にも今日中に届くと思います

 

昨年同様、中学校間の学力格差を調べるため、今回の8月道コンと来年の1月道コンにおいて、各中学校の平均点を調査したいと思います

 

下のリンクからアンケートフォームに飛べますので、ご協力よろしくお願いいたします

 

8月道コン(中3)学校別平均点集計

 

なお、これは中学校別の平均点の集計であって、個人の得点集計ではありません

 

そして、集計するのは中3生のみです

 

お間違えの無いようにお願いいたします

 

※8月29日現在、データのない中学校(少人数校は除いています)

 

中央区:なし

北区:篠路、篠路西、上篠路、あいの里東

東区:北栄、札幌、東栄、栄、札苗、栄南、元町、丘珠、栄町、札苗北

白石区:日章、米里

豊平区:八条、月寒、羊丘、中の島、あやめ野

南区:藻岩、石山、簾舞、常盤

西区:陵北、西陵、八軒東

厚別区:信濃、もみじ台、もみじ台南、青葉、上野幌、厚別北

手稲区:手稲、手稲西、稲積、稲穂、新陵、星置

清田区:北野、北野台、真栄、平岡中央、平岡緑

 

 



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2019年8月道コンから志望者動向を考える(標準校編)

とりあえず、8月道コンの平均点集計は今日までにしたいと思います

 

個人成績票が送られてきたのが先週の金曜日ですから、1週間すれば欠席でもしていない限り手元に渡っているはずですからね(

中には、総合資料と一緒に渡すという塾もあるかもしれませんが)

 

リンク自体は残しておきますので、後からでもデータを送っていただければ随時修正していきます

 

 

さて、そのアンケートの中で「標準校のことにも触れてほしい」ということでしたので、標準校編として過去に高倍率だったことがあるor高倍率になりそうな高校のみに絞って、取り上げてみようと思います

 

まずは、受検者数のおさらいから

 

2012 9381名

2013 9228名

2014 8152名

2015 8438名

2016 8529名

2017 8396名

2018 9088名

 

そして今年が

 

2019 8604名

 

昨年に比べて減りましたね(^_^;)

 

なので、人数で増えた減ったと話しても意味がありません

 

ですから、人数の他に割合を載せていますので、そちらの方を参考になさってください

 

そして、これはあくまでも8月の時点での数字から志望者の動向が掴めないか検証した記事ですので「絶対ではありません!」

 

土曜日の答え合わせの記事を見れば、それなりの結果に見えますが、一昨年なんかは結構外していますので(笑)

 

その点をくれぐれもご承知おきください

 

 

左から順に、年度・(定員)・第一志望者数・石狩管内の受験者に対する割合・出願倍率(再出願後、欠席考慮なし)です

 

 

白石

2012(320) 220(2.35%) 1.25倍

2013(320) 242(2.62%) 1.13倍

2014(320) 190(2.33%) 1.09倍

2015(280) 213(2.52%) 1.37倍

2016(320) 222(2.60%) 1.18倍 

2017(320) 245(2.92%) 1.36倍

2018(320) 262(2.88%) 1.19倍

2019(280) 278(3.23%)

 

倍率が上がったのは定員が1クラス減った2015年と、割合が高かった2017年

今年は両方の条件を兼ね備えている上に、前年が隔年傾向気味に下がっています

上がる要素しかありませんね

下手をすると1.5倍前後まで行く可能性があります

ただ、当初倍率が予想以上に高ければ、低倍率校にごっそり流れるでしょうから、結局は1.4倍前半くらいになるのではないでしょうか

 

平岡

2012(320) 244(2.60%) 1.20倍

2013(320) 243(2.63%) 1.19倍

2014(240) 218(2.67%) 1.40倍

2015(240) 184(2.18%) 1.38倍

2016(240) 185(2.17%) 1.47倍

2017(240) 168(2.00%) 1.25倍

2018(240) 208(2.29%) 1.10倍

2019(240) 183(2.13%)

 

2014年以前と比べると割合は下がり、ここ2年は倍率も落ち着いてきています

ただ、1.10倍は下がりすぎですね

白石が高倍率になりそうなことからも、これから志望者が増えそうな感じがします

11月に注目ですね

 

厚別

2012(280) 168(1.79%) 1.16倍

2013(280) 168(1.82%) 1.14倍

2014(280) 130(1.59%) 1.15倍

2015(280) 116(1.37%) 1.11倍

2016(320) 138(1.62%) 1.11倍

2017(280) 141(1.68%) 1.36倍

2018(280) 177(1.95%) 1.39倍

2019(280) 155(1.80%)

 

確かに昨年の割合はここ数年では最高だったのですが、とは言っても1%台

そこまで倍率を上げる要素はないと思うのですがね

以前、コメントで「軽音の有名な先生が平岡から厚別に転勤になった」と聞きましたが、それだけでここまで上がるものなのでしょうか?

2017年の1.36倍を見ると、普通は隔年で下がるものなのですが、更に上がって1.39倍

今年も極端には下がらないと見た方がいいでしょう

1.3倍台前半かな

 

英藍

2012(320) 191(2.04%) 1.17倍

2013(320) 203(2.20%) 1.03倍

2014(320) 181(2.22%) 1.14倍

2015(320) 213(2.52%) 1.11倍

2016(320) 222(2.60%) 1.16倍

2017(320) 197(2.35%) 1.19倍

2018(320) 208(2.29%) 1.33倍

2019(320) 196(2.28%)

 

今回、全くわからないのがここ

昨年1.33倍になったのが、このデータからだけでは皆目見当がつきません

と思って、大学進学実績を見てみました

 

国公立大学合格者数(現浪合わせて)

2016年13名

2017年 4名

2018年 8名

2019年11名

 

いや、これなら2016年に倍率上がらないと変でしょ(^_^;)

さっぱりわからないので、多分隔年で今年は下がるのではないでしょうか

自信はありません

 

石狩南

2012(320) 307(3.27%) 1.16倍

2013(320) 262(2.84%) 1.17倍

2014(320) 220(2.70%) 1.19倍

2015(320) 229(2.71%) 1.10倍

2016(320) 250(2.93%) 1.26倍

2017(280) 235(2.80%) 1.32倍

2018(280) 284(3.13%) 1.21倍

2019(280) 259(3.01%)

 

1クラス減った2017年に最高倍率を記録しましたが、昨年は8月の割合が高かったにもかかわらず1.21倍へ

ということは、割合とは関係なく、これからは隔年傾向になるかもしれませんね

1.26倍は前年の1.10倍の反動ということを考えると、そこまで極端な上昇はないでしょう

1.2倍台後半でしょうか

 

 

というわけで、過去7年で1.3倍を超えたことがある標準校5校を取り上げさせてもらいました

 

ここ以外は、定員割れギリギリ若しくは定員割れのところが多いので、倍率に関しては気にしなくていいと思います

 

 

それでは、今日はこのへんで



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ダブルスクールや掛け持ちについて

今日の話は、賛否両論あるかもしれません

 

塾のダブルスクールや掛け持ちについてです

 

私の意見を先に言わせてもらいますと…

 

「別に構いませんよ」

 

うちの教室は、ダブルスクールや掛け持ちをする生徒もいるであろうことを前提に設計してありますので

 

ただ、構いませんが、上手くいくためにはいくつか条件があると思います

 

 

1つ目は、性質(タイプ)の異なる塾を選んでいるか

 

集団授業の塾を2つとか、個別指導の塾を2つとか、さすがにいないとは思いますが(^_^;)

 

集団授業と個別指導、集団授業と家庭教師

 

こんな組み合わせなら、ありかもしれませんね

 

現に、平日は地元の塾に通っていて、土日や長期の休みの時にはうちに通うというスタイルの生徒いますからね

 

全く問題ないです(^-^)

 

 

2つ目は、お互いの塾がダブルスクール(掛け持ち)であることを知っているか

 

これ、結構大事ですよ

 

知っていたら、自分の塾の範疇でだけ指導すればいいわけですからね

 

まあ、成績不振の時に責任のなすりつけ合いになる可能性も否定できませんが(-_-;)

 

そもそも、ダブルスクールや掛け持ちで、上手くいっている例を、私はあまり知りません

 

口には出しませんが(書いてしまいましたが)、今までも「うちだけにしておけばいいのになぁ…」と思ったことは前職時代も含めるとかなりの数あります

 

お互いがお互いの足りない部分をうまく補完し合っているか

 

そうでなければ、どっちつかずになってしまうと思いますよ

 

通っている子どもも、二重の負担になって苦しんでいるかもしれません

 

 

3つ目は、2つ目と似ていますが信頼性の問題

 

私のように、ダブルスクールでも構いませんよという塾ならいいのですが、基本的には嫌がられると思った方がいいです

 

そうなると、対応なんかも少し変わってくるかもしれません

 

本来、そういったことで変えてはいけないのですが、まあ塾長(教室長)も人間ですからねぇ…

 

これが、英会話学校とかそろばんとかだと、また話が変わるんですけども

 

 

今、ダブルスクールや掛け持ちをしている人はさておき、これからそうしようと思っている人は、上に書いたようなことを参考にしてみてください

 

 

そうそう、上の話と重なるかもしれませんが、12月くらいから3月の入試までの期間限定で、中3の外部生を土日午前限定で募集するかもしれません(通常生は今体験している生徒が入塾すると定員なので)

 

電話帳(全国入試問題正解)のみを使って

 

実際に教室で解いたり

私に質問したり

どこの県のどの教科がいいのかの情報交換したり

 

そういったクラスを考えています

 

「全国入試もくもく会・北海道支部」ですね

 

他の塾に通っていても構いませんし、塾に通わず自宅で勉強しているという人でも構いません

 

時期が来たら、また正式に告知したいと思います

 

もちろん、うちの塾生も参加できますよ

 

というか、ぜひ参加して刺激を受けてください(笑)

 

 

それでは、今日はこのへんで



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数学であそぼ

Twitterでみかけた、このマンガ

 

iPhoneImage.png

 

私と同世代の方なら「動物のお医者さん」はご存知かと思います

 

非常に雰囲気が似てます、変な教授が出てくる所とか(笑)

 

あれは獣医学部が舞台でしたが、これは理学部ですね

 

ちなみに「動物のお医者さん」は北大が舞台ですが、作中に「北大」とは出てこないんですよ(H大としか書かれていない)

 

でも、札幌が舞台で獣医学部があって、その他諸々のことを考えると、もう北大しかないという(笑)

 

この「数学であそぼ」も吉田大学という名前ですが、舞台が京都でノーベル賞受賞者が多数ってところで「京都大学」だということはわかります

 

そういう点でも似ているんですよね

 

 

ただ、このマンガ、私のツボに非常に刺さるところがありまして…

 

主人公が、抜群の記憶力で吉田大学に合格したまでは良かったのですが、大学では全くそれが通用しなくて挫折を味わうというところが(´-`).。oO

 

よく聞く話じゃないですか

 

そして、苦労しながらも根本から数学を学んでいくという(面白いエピソードを交えながら)わけです

 

これは、全国の塾に置くべきマンガですね

 

うちの生徒は教室で、このブログを読んでいる方は機会があれば手に取ってみてください

 

 

最後に、8月道コンの中学校別平均点の、まだデータがない中学校名を最初の記事に追記してますので、ご協力お願いいたします<(_ _)>

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年8月道コンから志望者動向を考える(後編)

まず、昨日あんなことを書いたところ、向陵・伏見・啓明・宮の森の全てのデータをいただけました

 

ありがとうございました、非常に助かりました

 

一応、期限は金曜日までだと考えているので、明日まだデータがない中学校名のリストを載せようと思います

 

 

さて、昨日同様、過去6年間の石狩管内の受験者数の推移を見てみましょう

 

2012 9381名

2013 9228名

2014 8152名

2015 8438名

2016 8529名

2017 8396名

2018 9088名

 

そして今年が

 

2019 8604名

 

昨年に比べて減りましたね(^_^;)

 

なので、人数で増えた減ったと話しても意味がありません

 

ですから、人数の他に割合を載せていますので、そちらの方を参考になさってください

 

そして、これはあくまでも8月の時点での数字から志望者の動向が掴めないか検証した記事ですので「絶対ではありません!」

 

土曜日の答え合わせの記事を見れば、それなりの結果に見えますが、一昨年なんかは結構外していますので(笑)

 

その点をくれぐれもご承知おきください

 

 

左から順に、年度・第一志望者数・石狩管内の受験者に対する割合・出願倍率(再出願後、欠席考慮なし)です

 

 

啓成(理数)

 

2012 34(0.36%) 1.28倍

2013 43(0.47%) 1.97倍

2014 44(0.54%) 1.86倍

2015 60(0.71%) 1.58倍

2016 43(0.50%) 1.73倍 

2017 34(0.40%) 1.69倍

2018 43(0.47%) 1.62倍

2019 42(0.49%)

 

定員が40名のところの割には、毎年割合も倍率も安定しているんですよね

今年も1.6倍前後と高倍率になるのではないかと思います

 

啓成(普通)

2012 275(2.93%) 1.18倍

2013 252(2.73%) 1.09倍

2014 256(3.14%) 1.18倍

2015 257(3.05%) 1.17倍

2016 202(2.37%) 0.85倍

2017 186(2.22%) 1.06倍

2018 206(2.27%) 1.28倍

2019 225(2.62%)

 

昨年8月の段階では上がる気配を見せていなかったのが、11月で若干動きがあり、それが久々の高倍率(啓成にしては)に繋がったのだと思います

今年は8月の時点で上昇気配を見せていますので、引き続き…といきたいところですが、こういった所は少しでも高倍率になりそうだと敬遠して他校に流れやすいですからね(^_^;)

私は1.1倍台後半くらいに落ち着くのではないかと思ってますよ

 

北陵

2012 255(2.72%) 1.12倍

2013 228(2.47%) 1.08倍

2014 233(2.86%) 1.18倍

2015 282(3.34%) 1.17倍

2016 280(3.28%) 1.30倍

2017 290(3.45%) 1.18倍

2018 265(2.92%) 1.24倍

2019 279(3.24%)

 

ここは、割合は関係ないです

隔年傾向が強いので、今年は下がるはずなんですが…1学級減なんですよね(^_^;)

後から新川のところでも書きますが、北陵に変更したくても1学級減を見越してできないということも考えられます

隔年で下がる分と1学級減で相殺されて昨年並みと考えるのが妥当なのではないでしょうか

 

藻岩

 

2012 277(2.95%) 1.31倍

2013 267(2.89%) 1.16倍

2014 225(2.76%) 1.31倍

2015 237(2.81%) 1.22倍

2016 246(2.88%) 1.35倍

2017 244(2.91%) 1.23倍

2018 272(3.16%) 1.27倍

2019 276(3.21%)

 

ここも隔年傾向が強いので割合はあまり関係ないのですが、ただ、徐々にではありますが割合が伸びてきていて、隔年の下がり具合が鈍くなっているのが気になります

いつもなら、隔年の上昇する年は1.3倍台まで上がるのが1.2倍台にとどまったところと合わせると、昨年並みに落ち着くかもしれませんね

 

清田(普通)

2012 255(2.72%) 1.11倍

2013 260(2.82%) 1.10倍

2014 254(3.12%) 1.15倍

2015 258(3.06%) 1.25倍

2016 268(3.14%) 1.35倍

2017 290(3.45%) 1.26倍

2018 250(2.75%) 1.21倍

2019 279(3.24%)

 

もしもし?

2学級減なのわかってますか?

これで、手稲を除くと学級減の学校でことごとく前年より割合が上がっていることになります

本当に知っているのか不安になりますね(^_^;)

そりゃあ、上がりますよ普通なら、定員が80人減るんですからね

 

新川

2012 402(4.29%) 1.33倍

2013 432(4.68%) 1.50倍

2014 395(4.85%) 1.34倍

2015 377(4.47%) 1.18倍

2016 384(4.50%) 1.31倍

2017 412(4.91%) 1.45倍

2018 468(5.13%) 1.60倍

2019 502(5.83%)

 

あーあ…(´・ω・`)

何でこんなに集まるんですかね(笑)

去年の当初、1.85倍でしたが、これ2倍超えるんじゃないですか?

11月に注目ですね

 

大麻

2012 213(2.27%) 1.19倍

2013 187(2.03%) 1.08倍

2014 128(1.57%) 1.06倍

2015 152(1.80%) 1.06倍

2016 177(2.08%) 1.21倍

2017 180(2.14%) 1.12倍

2018 149(1.64%) 0.97倍

2019 127(1.48%)

 

まだ下げ止まりませんか…

ほぼ定員割れ、よくて出願変更などでギリギリ定員を満たすといった感じですかね

 

平岸

2012 343(3.66%) 1.44倍

2013 357(3.87%) 1.43倍

2014 287(3.52%) 1.51倍

2015 280(3.32%) 1.55倍

2016 243(2.85%) 1.33倍

2017 298(3.55%) 1.73倍

2018 314(3.46%) 1.47倍

2019 307(3.57%)

 

さすがに一昨年の1.73倍を嫌って、昨年は1.47倍に下がりました

今年は?当然上がりますね

ただ、2016年の1.33倍ほどではないですから、そこまで極端に上がることもないでしょう

1.5倍台後半かな

 

稲雲

2012 193(2.06%) 1.27倍

2013 202(2.19%) 1.18倍

2014 203(2.49%) 1.22倍

2015 204(2.42%) 1.08倍

2016 179(2.10%) 1.17倍

2017 212(2.53%) 1.14倍

2018 200(2.20%) 1.08倍

2019 196(2.28%)

 

平和ですねぇ(´-`).。oO

若干反動もあるでしょうから、1.1倍台後半くらいでしょうか

 

さて、このような倍率の変動が各高校の前年の進学実績の良し悪しと関係があるのではないかとコメントで指摘を受けまして、なるほどと思い調べてみました

 

先月の入試説明会でも、違った切り口で発表したのですが、せっかくですからその資料を使って触れておこうと思います

 

 

元々、入学時と卒業時の比較の表なのでちょっと見づらいのですが、例えば新川の今年の1.60倍は2015年の国公立現役106名の影響を受けたと考えることができます(今年春の結果は2016年入学の生徒のものです)

 

そう考えると、藻岩の2017年の1.35倍も国公立現役117名の影響かも

 

全てのデータを調べるのが難しいので、国公立現役合格で顕著な実績を出した年に絞ってみると

 

北広島:2015年春 147名 1.15倍→1.22倍(※翌年1.38倍)

藻岩 :2014年春 108名 1.16倍→1.31倍(※隔年傾向あり)

藻岩 :2016年春 117名 1.22倍→1.35倍(※隔年傾向あり)

新川 :2018年春 106名 1.45倍→1.60倍

北陵 :2016年春 104名 1.17倍→1.30倍

 

なるほど、これは正の相関があると見た方が良さそうですね

 

そうなると、今年の春に顕著な実績を出したのは

 

藻岩:100名

北陵:104名

啓成:103名

 

軒並み下がるか前年並みとしている私の予想も、上方修正した方がいいかもしれませんね(^_^;)

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年8月道コンから志望者動向を考える(前編)

さて、先週の週末に去年の答え合わせをして、今日明日で今年の分析をすると書きましたが…

 

昨年に続き、公開しようかどうか迷っていたんですよ

 

というのも、8月道コンの平均点集計が昨年同様集まりが悪いんです(´・ω・`)

 

熟長会の先生方が協力してくれたので何とか形になっていますが、向陵・啓明・伏見・宮の森のデータが未だにありません

 

私が中央区に移転してきたから、必要ないと思われているんですかね

 

うちの教室、上記の中学に通う子、3学年通しても1人しかいませんよ(笑)

 

 

こういうことが続くと、ブログでデータを公表したり、分析の記事を書いたりする気力がなくなるんですよね

 

何だか寂しい気持ちになります

 

 

一応、書きますと約束しましたから、8月道コンを使った志望者動向の記事は書きます

 

ただ、昨年書いた11月道コンからの記事はどうなるかはわからないと思っていてください

 

 

まず、過去6年間の石狩管内の受験者数の推移を見てみましょう

 

2012 9381名

2013 9228名

2014 8152名

2015 8438名

2016 8529名

2017 8396名

2018 9088名

 

そして今年が

 

2019 8604名

 

昨年に比べて減りましたね(^_^;)

 

なので、人数で増えた減ったと話しても意味がありません

 

ですから、人数の他に割合を載せていますので、そちらの方を参考になさってください

 

そして、これはあくまでも8月の時点での数字から志望者の動向が掴めないか検証した記事ですので「絶対ではありません!」

 

土曜日の答え合わせの記事を見れば、それなりの結果に見えますが、一昨年なんかは結構外していますので(笑)

 

その点をくれぐれもご承知おきください

 

 

左から順に、年度・第一志望者数・石狩管内の受験者に対する割合・出願倍率(再出願後、欠席考慮なし)です

 

札幌南

2012 419(4.47%) 1.20倍

2013 390(4.23%) 1.23倍

2014 399(4.89%) 1.18倍

2015 421(4.99%) 1.20倍

2016 421(4.94%) 1.26倍

2017 456(5.43%) 1.34倍

2018 475(5.23%) 1.31倍

2019 473(5.50%)

 

過去最高だった2017年を割合で上回ってきました(^_^;)

これは、もう1.3倍を超えるのは間違いないでしょうね、1.4倍に迫る勢いです

 

札幌北

 

2012 366(3.90%) 1.33倍

2013 388(4.20%) 1.23倍

2014 332(4.07%) 1.32倍

2015 390(4.62%) 1.25倍

2016 402(4.71%) 1.28倍

2017 402(4.79%) 1.19倍

2018 400(4.40%) 1.26倍

2019 420(4.88%)

 

過去最高の割合なのですが、この学校に関しては割合が当てにならないんですよね…

それよりも隔年傾向の方が強いのです

順番で行くと、今年は下がる年なんですよ

ただし、昨年の1.26倍というのは2015年の1.25倍(隔年の低い年)と大差ありません

ということは、前年の反動が弱い可能性は高いです

1.2倍台前半か、昨年並みに落ち着くのではないかと思っています

 

札幌西

 

2012 459(4.89%) 1.48倍

2013 377(4.09%) 1.26倍

2014 419(5.14%) 1.52倍

2015 398(4.72%) 1.32倍

2016 434(5.09%) 1.47倍

2017 414(4.93%) 1.50倍

2018 506(5.57%) 1.60倍

2019 462(5.37%)

 

さすがに昨年ほどではありませんが、過去8年で見ると2番目の高い割合を示しています

元々隔年傾向のあった学校ですから、昨年の1.60倍を見て敬遠されるとは思いますが、それでも1.5倍を切ることはないでしょうね

 

札幌東

2012 358(3.82%) 1.22倍

2013 369(4.00%) 1.22倍

2014 407(4.99%) 1.53倍

2015 454(5.38%) 1.46倍

2016 462(5.42%) 1.32倍

2017 436(5.19%) 1.50倍

2018 487(5.36%) 1.61倍

2019 474(5.51%)

 

まだ上がりますか…(^_^;)

昨年当初は1.81倍で出願変更で1.61倍まで下がったのですが、今年も同じような感じかもしれませんね

月寒の1学級減も地味に効いているのだと思いますよ

 

そして、東西南北を語る上で、大事なデータがあります

この東西南北を第一志望としている受験者数の割合です

 

2012 17.08%

2013 16.52%

2014 19.09%

2015 19.71%

2016 20.16%

2017 20.34%

2018 20.55%

2019 21.26%

 

留まるところを知りませんね(^_^;)

ここ数年の中でも、顕著な増え方です(前年比+0.71%)

この状況だと、道教委は東西南北の学級減にはなかなか踏み切れないでしょうね

 

札幌旭丘

 

2012 404(4.31%) 1.52倍

2013 335(3.63%) 1.47倍

2014 365(4.48%) 1.42倍

2015 452(5.36%) 1.66倍

2016 384(4.50%) 1.46倍

2017 343(4.09%) 1.56倍

2018 426(4.69%) 1.57倍

2019 431(5.01%)

 

あー、なるほど

ここにしわ寄せが来ましたか

これは、1.6倍超えるでしょうね

 

札幌国際情報(普通)

2012 121(1.29%) 1.24倍

2013 103(1.12%) 1.66倍

2014 134(1.64%) 1.55倍

2015 137(1.62%) 1.89倍

2016 155(1.82%) 1.53倍

2017 121(1.44%) 1.48倍

2018 181(1.99%) 1.69倍

2019 157(1.82%)

 

隔年傾向は2017年でいったん崩れたのですが、1.48倍を楽と見たのか昨年は割合・倍率ともに上昇しました

今年は昨年よりは下がりましたが、それでも2016年と並び高い割合を示しています

下がることはあっても1.5倍台はキープするでしょうね

 

札幌月寒

2012 423(4.51%) 1.35倍

2013 429(4.65%) 1.42倍

2014 416(5.10%) 1.48倍

2015 417(4.94%) 1.46倍

2016 460(5.39%) 1.49倍

2017 438(5.22%) 1.29倍

2018 424(4.67%) 1.52倍

2019 446(5.18%)

 

昨年は、割合が下がったことから倍率は落ち着くのではと予想していましたが、実は11月の志望者動向では1.4倍くらいまで上がるとの予測をしていました(まさか1.5倍超えるとは思いませんでしたが)

今年は、1学級減の影響も見せずに高い割合を示していますが…

2017年が気になるんですよね(^_^;)

8月の段階では前年並みの高い割合を示しておきながら、ふたを開けると近年にない低倍率

まさかとは思いますが、月寒志望者で前年の高倍率や1学級減を知らない人が一定数いるのでは?

もしそうなら、1.3倍台程度になる可能性は十分あります

 

北広島

2012 206(2.20%) 1.13倍

2013 207(2.24%) 1.35倍

2014 215(2.64%) 1.15倍

2015 182(2.16%) 1.22倍

2016 236(2.77%) 1.38倍

2017 247(2.94%) 1.36倍

2018 287(3.16%) 1.30倍

2019 236(2.74%)

 

ちょっと落ち着いてきましたかね

今年は1.2倍台くらいの、以前の北広島の水準まで下がりそうです

 

札幌手稲

2012 252(2.69%) 1.33倍

2013 237(2.57%) 1.12倍

2014 248(3.04%) 1.11倍

2015 254(3.01%) 1.27倍

2016 253(2.97%) 1.27倍

2017 227(2.70%) 1.29倍

2018 259(2.85%) 1.12倍

2019 231(2.68%)

 

ここも月寒同様に、11月に大きな動きがありました

志望者割合がガクッと落ちたんですよ

その結果が当初定員割れに結びついています

なので、8月よりも11月を重視したいということで、ここでの明言は避けさせていただきます

ただ、目立った動きはしていないので、爆発的に倍率が上がることだけはないでしょう

 

というわけで、東西南北+KITKAT(やっと使えたw)の志望者動向でした

 

明日は後編+昨年指摘のあった大学入試実績と志望者動向(倍率)の関係についてちょっと触れてみようと思います

 

それでは、今日はこのへんで



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昨年の答え合わせ

毎年この時期に、8月道コンのデータを使って志望者動向を予測した記事を書いています

 

昨年のものはこちら↓

 

2018年8月道コンから志望者動向を考える(前編)

 

2018年8月道コンから志望者動向を考える(後編)

 

大手塾の公立入試当日の平均点予想にケチをつけておいて、自分の志望者動向予測を検証しないのはいかがなものかと思いまして(笑)

 

来週の月・火と、2019年8月版の記事を更新する予定ですので、その前に答え合わせをしておこうと思います

 

評価は、〇(的中)△(微妙)×(ハズレ)とします

 

左から順に、年度・第一志望者数・石狩管内の受験者に対する割合・出願倍率(再出願後、欠席考慮なし)です

 

札幌南

2012 419(4.47%) 1.20倍

2013 390(4.23%) 1.23倍

2014 399(4.89%) 1.18倍

2015 421(4.99%) 1.20倍

2016 421(4.94%) 1.26倍

2017 456(5.43%) 1.34倍

2018 475(5.23%) 1.31倍

 

過去最高だった昨年を上回るほどではありませんが、それでも近7年で2番目に高い割合です

もう倍率は下がらないでしょうね…

 

評価〇(近2年で2番目に高い割合と分析したら、近2年で2番目に高い倍率でした。相関は高そうです)

 

札幌北

2012 366(3.90%) 1.33倍

2013 388(4.20%) 1.23倍

2014 332(4.07%) 1.32倍

2015 390(4.62%) 1.25倍

2016 402(4.71%) 1.28倍

2017 402(4.79%) 1.19倍

2018 400(4.40%) 1.26倍

 

ここ3年と比べると割合は低いのですが、隔年傾向がある高校なので注意が必要です(順番通りなら今年は上がる?)

元々南を志望者割合で抜いたことは一度もないのですが、それにしても差が付きましたね…

いい高校なんだけどな(´・ω・`)

去年の低倍率といい、どうしてこうなったんだろう

個人的には英数の傾斜配点、あれが全ての元凶だと思いますよ

 

評価〇(割合は低いものの隔年傾向があることから上がることを予想。まあ1.19倍から下がることなどまずないでしょうから、褒められたものではありませんけどね。)

 

札幌西

2012 459(4.89%) 1.48倍

2013 377(4.09%) 1.26倍

2014 419(5.14%) 1.52倍

2015 398(4.72%) 1.32倍

2016 434(5.09%) 1.47倍

2017 414(4.93%) 1.50倍

2018 506(5.57%) 1.60倍

 

こらこら(^_^;)

去年までははっきりとした隔年傾向がありましたが、それは崩れてしまいました

ただ、志望者割合と倍率にかなり高い正の相関がみられる学校ですので、そこからいくと今年は今までにない高倍率を記録するかも

 

評価〇(志望者増が顕著だったため今までにない高倍率と予想し、実際1.60倍。これは予想通りだったと言えるでしょう)

 

札幌東

2012 358(3.82%) 1.22倍

2013 369(4.00%) 1.22倍

2014 407(4.99%) 1.53倍

2015 454(5.38%) 1.46倍

2016 462(5.42%) 1.32倍

2017 436(5.19%) 1.50倍

2018 487(5.36%) 1.61倍

 

4年前の開成普通科廃止から、高い志望者割合と高倍率が続いています

もう、倍率下がりませんね…下がる要素がないです

 

評価〇(前年1.50倍の高倍率にも関わらず、下がらないとの強気の予想。結果は過去最高の1.61倍。これも予想通りでしたね)

 

札幌旭丘

2012 404(4.31%) 1.52倍

2013 335(3.63%) 1.47倍

2014 365(4.48%) 1.42倍

2015 452(5.36%) 1.66倍

2016 384(4.50%) 1.46倍

2017 343(4.09%) 1.56倍

2018 426(4.69%) 1.57倍

 

ここ2年程、8月の志望者割合はずっと減り続けていたのですが、今年は久々に上昇

ただ、志望者割合に関係なく、ここ数年は2015年を除けば1.4〜1.5倍台をキープ

やはり2015年は異常だったんですね(^_^;)

 

評価〇(2015年だけが特殊で、8月の割合に関係なく1.4〜1.5倍台と言った通りの1.57倍でした)

 

札幌国際情報(普通)

2012 121(1.29%) 1.24倍

2013 103(1.12%) 1.66倍

2014 134(1.64%) 1.55倍

2015 137(1.62%) 1.89倍

2016 155(1.82%) 1.53倍

2017 121(1.44%) 1.48倍

2018 181(1.99%) 1.69倍

 

定員が80名と少ないこともあって、はっきりとした傾向は掴みづらいのですが、志望者割合は近7年で最高です

そして、隔年傾向が強い学校だったのが去年で崩れてしまったので、今年どちらに振れるのかも正直わかりません

しかし、2013年からは低くても昨年の1.5倍弱ですから、下がることはないでしょうね

 

評価〇(自信はありませんでしたが、下がることはないと言って上がったのですから、まあ〇でいいのでは)

 

札幌月寒

2012 423(4.51%) 1.35倍

2013 429(4.65%) 1.42倍

2014 416(5.10%) 1.48倍

2015 417(4.94%) 1.46倍

2016 460(5.39%) 1.49倍

2017 438(5.22%) 1.29倍

2018 424(4.67%) 1.52倍

 

いい意味で安定してますね、志望者割合も倍率も

昨年は、久々に1.3倍を割り込みましたが、TOP校からの志望校変更が少なかったからでしょうか?

今年も上位層は強気の傾向が見られるので、意外と今年も倍率は落ち着くかもしれません

 

評価×(意外と落ち着くかもと言っておきながら、過去最高の1.52倍とは…これはダメな予想でした)

 

北広島

2012 206(2.20%) 1.13倍

2013 207(2.24%) 1.35倍

2014 215(2.64%) 1.15倍

2015 182(2.16%) 1.22倍

2016 236(2.77%) 1.38倍

2017 247(2.94%) 1.36倍

2018 287(3.16%) 1.30倍

 

以前は志望者割合もそれほど高くなく、倍率も1.1倍台が続いていましたが、ここ2,3年の上昇っぷりには驚きを隠せません

今年は過去2年を上回る志望者割合で遂に3%を超えました

ただ、昨年もひょっとすると1.4倍台があるかもと思っていたところ、1.36倍と若干下げたことから、ひょっとすると北広島の志望者の許容範囲の限界に近付いているのかもしれません

だとすると、今年も1.4倍をギリギリ超えないくらいに落ち着くかも

 

評価△(1.4倍をギリギリ超えないくらいとは、1.3倍台後半を指すわけですから、近2年より倍率を下げたのは微妙という評価になると思います。ただ北広島に倍率の壁があることを明言したところは評価してください)

 

札幌手稲

2012 252(2.69%) 1.33倍

2013 237(2.57%) 1.12倍

2014 248(3.04%) 1.11倍

2015 254(3.01%) 1.27倍

2016 253(2.97%) 1.27倍

2017 227(2.70%) 1.29倍

2018 259(2.85%) 1.12倍

 

ここ3年は1.2倍台後半で倍率は安定

志望者割合も大きな変動はありません

今年も同じ程度なのではないかと

 

評価×(1.2倍台と言っておきながら、当初出願は定員割れでしたからね。これは想定外でした)

 

啓成(理数)

2012 34(0.36%) 1.28倍

2013 43(0.47%) 1.97倍

2014 44(0.54%) 1.86倍

2015 60(0.71%) 1.58倍

2016 43(0.50%) 1.73倍 

2017 34(0.40%) 1.69倍

2018 43(0.47%) 1.62倍

 

定員が40名のところで、倍率云々言っても仕方ないとは思うんですけどね

ダメでも普通科へのスライド合格があるという点で、根強い人気があるんだと思います

 

評価?(志望者動向の話をしていませんね笑)

 

啓成(普通)

2012 275(2.93%) 1.18倍

2013 252(2.73%) 1.09倍

2014 256(3.14%) 1.18倍

2015 257(3.05%) 1.17倍

2016 202(2.37%) 0.85倍

2017 186(2.22%) 1.06倍

2018 206(2.27%) 1.28倍

 

昨年、近年最低の志望者割合だったので、2年連続定員割れかとビクビクしていたのですが、何とかそれは免れました

でも、理数科から回ってくるとしても、かなりの低倍率が続いていますからね…

最早一過性のものではなく、何か根本的な原因があるのだと思うのですが(^_^;)

学級減の話が出てこないのが、ホント不思議です

 

評価?(こちらも、今年どうなるかといった話をしていません。避けたつもりはないのですが…8月の段階では倍率が上がりそうな動きは見せていませんでしたね)

 

北陵

2012 255(2.72%) 1.12倍

2013 228(2.47%) 1.08倍

2014 233(2.86%) 1.18倍

2015 282(3.34%) 1.17倍

2016 280(3.28%) 1.30倍

2017 290(3.45%) 1.18倍

2018 265(2.92%) 1.24倍

 

昨年は近年で最高の志望者割合だったのが、ふたを開けてみると倍率が下がりました

8月道コンの結果よりも、弱いながらも隔年傾向の方が信頼性が高いということですね

じゃあ、今年は上がるんでしょう

 

評価〇(志望者の割合より隔年の方が強いと判断して、倍率の上昇を的中しました。これは評価していいでしょう)

 

藻岩

2012 277(2.95%) 1.31倍

2013 267(2.89%) 1.16倍

2014 225(2.76%) 1.31倍

2015 237(2.81%) 1.22倍

2016 246(2.88%) 1.35倍

2017 244(2.91%) 1.23倍

2018 272(3.16%) 1.27倍

 

割合についてはホント安定しています

隔年傾向は継続中ですので、今年は単純に倍率は上がりそうです(1.3倍台前半)

 

評価△(1.3倍台前半と言っておきながら、実際は1.2倍台後半ですから…それでも隔年傾向は読み切っていたので△で)

 

清田(普通)

2012 255(2.72%) 1.11倍

2013 260(2.82%) 1.10倍

2014 254(3.12%) 1.15倍

2015 258(3.06%) 1.25倍

2016 268(3.14%) 1.35倍

2017 290(3.45%) 1.26倍

2018 250(2.75%) 1.21倍

 

昨年の8月は志望者割合で近年最高をマークし、本番ではどうなることかと思っていましたが、さすがに、ここ2,3年の倍率上昇傾向を嫌ったのか、2015年レベルに落ち着きました

今年は志望者割合を大幅に下げていますが、かと言って以前のような1.1倍台まで倍率を下げるとは思えないんですよね

意外と前年並みに落ち着くような気がします

 

評価〇(志望者割合を下げたもののそこまで倍率は下がらないだろうと予測していましたので、まあ合格点を与えてもいいのではないかと)

 

新川

2012 402(4.29%) 1.33倍

2013 432(4.68%) 1.50倍

2014 395(4.85%) 1.34倍

2015 377(4.47%) 1.18倍

2016 384(4.50%) 1.31倍

2017 412(4.91%) 1.45倍

2018 468(5.13%) 1.60倍

 

これは危険な感じがしますね…

志望者割合の増え方からいっても、1.5倍を超えても不思議ではありません

ただ、昨日の北広島の所でも話しましたが、それぞれの学校で「見えない上限」があったりするものなんですよね

それが新川は1.5倍の可能性もあります

 

評価〇(1.5倍を超えても不思議ではないと言って、実際1.60倍ですから、これは的中と言っていいでしょう。ただ見えない上限の話をして万が一に備えて予防線を張っているのが我がことながらズルいとも言えます笑)

 

大麻

2012 213(2.27%) 1.19倍

2013 187(2.03%) 1.08倍

2014 128(1.57%) 1.06倍

2015 152(1.80%) 1.06倍

2016 177(2.08%) 1.21倍

2017 180(2.14%) 1.12倍

2018 149(1.64%) 0.97倍

 

2016年は以前の水準に戻ったのですが、昨年は1.1倍台前半に逆戻り

それでも定員割れしないだけ、まだマシなのかもしれません

志望者割合は近年最低

定員ギリギリの可能性も高いです

啓成といい大麻といい、厚別区ー江別市方面の学校は、何でこんなに人気なくなったんでしょうかね…

単純に北広島に集まっているからだとは思うのですが(ここにも内申インフレの影響が)

 

評価〇(定員ギリギリの可能性がと言って、実際定員割れなのですから的中ということでいいでしょう)

 

平岸

2012 343(3.66%) 1.44倍

2013 357(3.87%) 1.43倍

2014 287(3.52%) 1.51倍

2015 280(3.32%) 1.55倍

2016 243(2.85%) 1.33倍

2017 298(3.55%) 1.73倍

2018 314(3.46%) 1.47倍

 

1.73倍ってひと昔前の平岸の倍率ですね

さすがに2016年の1.33倍は低すぎだと思っていましたが、一気に反動が出てしまいました

志望者割合も以前高いまま

さすがに昨年の倍率を嫌う受験生が一定数いると思うので倍率は下がりますが、1.5倍台程度でしょうね

 

評価△(志望者割合は高いが前年の高倍率を嫌って1.5倍台→1.4倍台ですから、〇に近い△でしょうか)

 

稲雲

2012 193(2.06%) 1.27倍

2013 202(2.19%) 1.18倍

2014 203(2.49%) 1.22倍

2015 204(2.42%) 1.08倍

2016 179(2.10%) 1.17倍

2017 212(2.53%) 1.14倍

2018 200(2.20%) 1.08倍

 

志望者割合も倍率も、そんなに目立った増減がない学校です

いい意味で平和かな

 

評価〇(平和でしたね)

 

 

最終的に、〇11校△3校×2校?2校という評価になりました

 

どうなんでしょう、パーフェクトであるに越したことはありませんが、まずまずの結果だったのではないでしょうか

 

というわけで、今年の志望者動向予測も楽しみにしていてください

 

それでは、今日はこのへんで



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映画を楽しむためにも学力は必要

実は、お盆休み中に「君の名は」を見ましてね(´-`).。oO

 

世間は「天気の子」なのに、なぜ私は周回遅れのようなことになっているのかという(笑)

 

ただ、あれだけ話題になったにもかかわらず、極力情報をシャットアウトしていたおかげで、普通に楽しめました(^-^)

 

個人的には好きな部類に入りますし、「1回目だとわからない部分もあるので、2回目の方が楽しめる」というのも、なるほど納得でした

 

 

さて、見終わった後に、ふと思ったのが

 

「こういった、伏線を回収する系の映画・ドラマ・マンガは、ある程度それを理解できる学力がないと、楽しめないよな」

 

映画の楽しさって、見終わった人と内容について色々語ることができることにもあると思うんですよ

 

映画やドラマの最後で「なるほどー」とか「そうだったのかー」と唸るためには、そこまでの内容を理解してなければいけないわけで

 

ただ「面白かったー」ではね(^_^;)

 

 

「君の名は」以外にも、物語シリーズの「終物語」を一気見したのですが(そこ、アニメばっかりと言わない。アニメを馬鹿にしてはダメですよ)、これを中高生に見せて、果たしてどれだけの子が内容を正確に理解してくれるのか、ちょっと不安になりました

 

そういう意味では、映画鑑賞会というイベントも面白いかもしれませんね

 

ただ見るだけでなく、その後に感想を述べる場も設けて

 

でも、こちらが選んだ映画を、生徒たちが果たして興味を持って見てくれるのか

 

何を選ぶかが重要になりそうですね…

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年8月道コン感想(中2編)

去年も中2編を書きましたが、今年については問題についてではなく、それ以外の部分について少しだけ触れようと思います

 

私が速報を見て驚いたのは

 

「中2と中3の平均点がほぼ同じ」ということ

 

私の記憶では、こんなことはなかったので、念のため調べてみました

 

      中2    中3

2012 179.6 154.9

2013 172.6 158.0

2014 181.3 164.2

2015 180.0 167.7

2016 171.5 155.3

2017 180.4 168.5

2018 167.4 153.6

2019 168.4 168.3

 

 

やはり…(-_-;)

 

というか、今までにも170点台前半のことがありましたが、そういう時に限って中3の平均点が150点台と低かったため目立たなかっただけですね

 

とはいえ、2年連続の160点台というのは、何か原因があるのではないかと思い、教科ごとの平均点も調べてみました

 

すると…

 

ここ2年の平均点の低さは英語が原因だとわかったのですが、それ以外の教科でも気になる動きをしているものがありまして

 

      英語   社会

2012 36.0 38.2

2013 33.5 36.6

2014 35.9 37.1

2015 35.0 35.4

2016 36.3 32.8

2017 36.5 32.5

2018 30.2 31.3

2019 31.1 31.5

 

社会です

 

もう、ここ4年くらいずっと、数学と変わらない平均点です

 

では、問題が難しくなったのでしょうか?

 

違います

 

明らかに、以前と比べてできなくなっています

 

 

このブログでも何度も書いていますが、以前ほとんど聞くことがなかった「社会が苦手で」という声を最近よく聞きます

 

こうして数字に表れると、改めて実感しますね

 

社会というのは、学校や塾で習うというより、普段の生活の中で知識を身につけていく教科だと思っています

 

新聞も読まない、ニュースも見ない(見てもネットで興味のあるものだけ)となると、それはできなくなるのは当たり前ですよ

 

私にとっては、ありがたいですけどね(*´▽`*)

 

うちの生徒は、社会を武器にする生徒がほとんどですから、差がつくのは助かります

 

 

もう1つ、方程式の文章題の得点率の低さ

 

これも、随分前から指摘していますが、難問ではないものについてまで、明らかにできなくなっています

 

これについては、原因がはっきりわかっていまして…

 

「公立入試で出題しなくなったから」ですよ

 

以前は、必ず2題出題されていたのが、いつの頃からか1題のみ

 

下手をすると出題なしになりましたからね

 

そうなると、中学校側でも時間をかけて取り扱わなくなるものです、ただでさえ全員に理解させようとすると手間がかかる単元ですから

 

それなら、計算に時間をかけて、文章題の部分はサッと流した方が楽です

 

定期試験も、授業で扱った問題のみ出題したり、ワークの問題をそのまま出題したり

 

生徒も、丸暗記で済ませてしまう

 

それはできなくなって当然です

 

 

方程式の文章題は、文をイメージする力、文を整理して理解する力を養うにはうってつけです

 

これができないということが、高校での数学の不振にそのまま繋がっていくと、言えなくもありません

 

 

社会と方程式の文章題(それと英語)

 

これからのカギを握る教科(単元)だと思いますよ

 

 

それでは、今日はこのへんで



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