今週の火曜日に、こんなコメントが届きました
はじめまして。
先日先生から学力重視枠は病気、入院や不測の事態が起こった生徒のための制度です。
息子の学校から東西南北受けた子は、ABランクで足きりされました。と言われました。
あの高校もこの高校も受けても無理ですね。と言われ、内申で将来を握りつぶされた気分です。
道コンのデータではある高校はEランクの子も受かってるとあり、その子も何かしらあった子なのかな…と…
学テCが終わった後の二者懇談で、子供と話し合いにならなかったため家庭では本音を話しているのではと電話があり、その際に言っていました。
これは放っておけませんね(^_^;)
私も知りたいですもん、本当にそうなのか
というわけで、春の入試の時にお世話?になった、北海道教育庁学校教育局高校教育課にメールで問い合わせてみました
その回答を待つ間に、道コン事務局にも聞いてみましたが「そんなことは聞いたことがないです」
ですよねー(^_^;)
で、待ちに待った回答が今日の昼にありましたよヾ(*´∀`*)ノ
…
相変わらず、メールでは回答しないんですね(電話で対応したいと書かれていました)
何でしょう…文章だと証拠が残るからでしょうか(電話だと、こちらが録音していなければ言った言わないの水掛け論で終わりますからね)
最初、文章を朗読しているような感じで、遠い目をして聞いていたのですが、それが終わった後に詳しく話を聞いた結果
「学力重視枠は、あくまでも当日の得点を重視するというものですから、ご質問されたようなことが募集要項に書かれていないということは、そのようなことはありません」
足切りについても「一応」否定されました
つまり
「学力重視枠に関することも、足切りに関することも、学校の先生が言ったことは全部ウソです」
ここからは、私の推測なんですが、ランクが低いにも関わらず東西南北を受けたいと言った生徒(家庭)を諦めさせるために、適当なこと言ったのではないですかね(-_-;)
後、足切り云々は、Cランク以下の子が得点開示で確実に合格点を取っているのに不合格だったなどことがなければ、単にそこの学校からCランク以下の合格者が出ていないだけで、それを足切りなんていうのは被害妄想です
まあ、これもウソだと思いますがね
受けたいというなら受けさせてあげればいいと思うのですが、中学校間や教師間で公立高校に何%合格させたとか、そういった評価基準でもあるんでしょうか?
そうとしか思えないんですよね
ここ数年、あり得ない進路指導の話しか聞かないんですけど、一体どうなっているんでしょうね…
学校間で内申点を傾斜させる話(○○中のAランクは△△中のBランク)なんかも、昔から都市伝説のように根強く残ってますよね
一回、市教委と話してみた方がいいのかな…
公式な見解出ればなくなると思うんですがね
というわけで、学力重視枠を頼りに上位校を受験しようと思っていた皆さん
安心?して出願してくださいね
それでは、今日はこのへんで
昨日に続き、11月道コンの感想です
理科がとんでもない大作?になりそうなので最後まで書ききれるかどうかわかりませんが、さっそくいきましょう
まず数学から
標準問題の大問1はいいですね?飛ばします
共通問題の大問2は、まず問2の作図
まあ簡単なのですが、うちの生徒に以下のようなものが多く見られました
わかりますか?
これだと、採点者に右側の印をつける長さの根拠がわからないんですよ
ちゃんとABと距離の等しいBC上の点だとわかるように、Bまで円を描いた方がいいわけです
でも、作図した方はABの長さだとわかっているから描かない
やさしくないですよね(^_^;)
きつい言葉で言うと「自分勝手な作図」です
高校になると、こういった「書いた者しかわからない答案」は容赦なく減点されていきます
関数や立体図形の記述欄もそうですよ
何の計算をしているのかわからないものを書かれても、採点しようがないんです
答案は、採点者に伝わるように書くことを意識してください
共通問題の大問3は…事務局の気持ちはわかりますが、方程式の文章題簡単すぎでしょ(笑)
でも、これで標準選択者の正解率が18.0%というんですから、闇が深いですよね…
問2は、標準選択者は問題の文章が長い時点で解くの諦めてますね
こういう現実を見ると、私はやっぱり上位層しか指導することはできないんだなと考えさせられてしまいます
共通問題の大問4は、問3がそれなりに手間がかかる問題でした
でも、A,B,Cの座標を求めて(1点)、四角形ABOCの面積を△OBCと△ABCに分けて求める(1点)ところまでは行ってほしかったですね
あとは、解答の作り方
「求める直線とABとの交点をPとし、点Pのx座標をtとおくと」などの言い回しに慣れることでしょう
共通問題の大問5は、サービス問題
この証明は書けないと困りますね
問2のFEの長さも、相似比を使えばCEの長さを求めることはできるワケですから
手順1つで求めることはできても、間にワンクッション入ると何をしていいのか、わからなくなるんですね…
大問6は裁量問題
まあ、今回上位で差がついたであろう問題は、問1(2)と問3(2)でしょうから
問2?
これは裁量ではないですねぇ…中2の1月道コンで出題されても不思議ではないレベルですよ
それが得点率14.6%なんですから、いかに解けそうな問題と手ごわそうな問題の見極めが甘いかということですよね
問1(2)は私はこう考えました
見えますかね?
問2(2)はまず色々な方向から立体を見てみましょう
これが一番、問題用紙に載っているのに近い図
これを面AHE側から見ると
こう見えます
そして今度は上から見ると
こう見えます
AFE側の面がどうなっているかわからない人のために
AE側から見た図です
ただ、実際にはこんな図は見れないので
こんな感じで平面図を書いて解いていくしかありませんね
おしまいは理科
色々言うことはあるのですが、それはそれぞれの問題の中で
まず大問1は小問集合
答え方の注意なのですが(発熱反応)反応とか、問題読んでないのか注意力がないのかその両方なのか
いずれにしても、いい傾向ではありません
ケアレスミスだとか言ってたら、いつまで経っても直りませんよ?
問4はいい問題ですね
小笠原気団と偏西風を指定語句にした記述問題なら、もっと良かったです(^-^)
問6は、動物の種類を答えさせるのではなく、見分ける特徴を追加させるところに問題の工夫が見られます
これも凄くいい問題だと思います
問7は、未反応の物質が鉄だと示す必要はなかったのではないかと思います
そこも含めて考えさせてほしかったですね
小問集合としては、非常に良い出来だったと思います
続いて大問2は化学分野(身の回りの物質、化学変化と原子分子、化学変化とイオン)
大問1と似たような話ですが、イオン式と言っているのになぜ物質名で答えるんですかね(^_^;)
恐らく、語句にこだわりがないんですよ
問4は、間違えるとしたら64:35をそのまま使って計算してしまうくらいですかね
大問3は生物分野(植物)
問1(2)は定番ですね
もう何回も書いていると思いますが、A,B,C,Dのそれぞれがどこから蒸散しているのか(A:裏+茎、B:表+茎、C:茎、D:表+裏+茎)
それをきちんと書き込めば、D=A+B−Cだとわかるはずです
問2(2)の問題は、大問1の問6みたいで、条件設定をする問題でした
私は好きです(^-^)
大問4は物理分野(電流)
問1(2)は実験1の条件をしっかり読み込めば訳ないのですが…
[3]コイルの動かす向きは逆→検流計の振れる向きも逆、コイルの動かす速さは速い→検流計の振れ幅は大きくなる
[4]棒磁石の向きが逆&コイルの動かす向きも逆→検流計の振れる向きは同じ、コイルの動かす速さは遅い→検流計の振れ幅は小さくなる
問2(2)がツッコミその1です
記述の正解率が驚きの0.4%だったのですが、それは「電流が磁界から受ける力が小さくなる」という答え方にあります
ここだけを抜き出してはわかりにくくなるので、その前の答えとともに振り返ってみましょう
「実験2の結果から、抵抗は電熱線Xの方が大きいことがわかる。そのように判断できるのは、加える電圧の大きさが等しければ、抵抗が大きい電熱線をつないだときの方が回路に流れる電流が弱くなり、電流が磁界から受ける力が小さくなるからである。」
電流が弱くなり、電流が磁界から受ける力が小さくなる???
わかりにくい表現ですよね(^_^;)
でも、これ教科書にも同じように書いてあるんですよ
うーん…
私は「導線が磁界から受ける力が小さくなる」なら、まだ納得がいきますけどね
現に、実験の目的としてはそう書いてありますから
動くものは導線ですからね、力を受ける対象も導線の方がいいと思うのですが…
教科書の記述変えてもらいましょうかね(笑)
大問5は地学分野(大地の変化)
ツッコミその2です
これはやはり問2(3)でしょうね
難しくて手も足も出なかったであろうことは承知の上で、この問題はグラフの作図にしてほしかったです
結局6択とは言え記号問題にしたところで「わかっていなくても正解する」ことがあり得るのですから
標準選択者と裁量選択者の正解率見ました?
標準選択:25.7%
裁量選択:24.8%
初めて見ましたよ、標準選択者の方が正解率高いなんて(-_-;)
解説もしてありますが、正直この問題を文章で説明するのもどうかと思うんですよね(笑)
なので、表?で説明したいと思います
もう少し大きく書けばよかった…(^_^;)
見えづらい人のために補足すると、A,B,Cそれぞれの初期微動継続時間とP波の速さはわかっているのでA,B,C間の距離を求め、そこから初期微動継続時間1秒あたりの震源からの距離を求めます
そこから震源からの距離を求めることができれば、地震の発生時刻を出すこともできます
地震の発生時刻さえわかれば、緊急地震速報発表は9秒後なので、あとはグラフの縦軸・横軸それぞれの値を出すことができます
他にも方法はありますが、限られた時間で私が思いついた方法はこれでした(笑)
大問6は選択問題(運動とエネルギー)
ツッコミその3、問2ですね
作問ミス寸前です
というか、この問題のおかげで、道コンの過去の作問ミスが判明しました(え?)
斜面から水平面上に移動した瞬間はテープのどの部分にあたるのか
私も、今まで特に疑問に感じたことがありませんでした(ですから、今まで気づかなかった私も悪いんです)
でも、今回の問題を見て「ちょっと待てよ…」と思ったのです
これ、D点の途中で等速直線運動になったのなら、Dのテープの長さがもう少し短くないと変じゃないです?
斜面を台車が下る運動は、中学校では「だんだん速くなる運動」と習いますが、高校物理では「等加速度運動」と呼ばれます
重力によって、少しずつ等しく速度が大きくなっていくのです
イメージとしては、こんな感じです
この1打点ごとの長さを、高校の物理基礎で習う公式に当てはめて計算したものがこれです
前の長さに0.144を加えた長さが次の長さになってますね
そして1本目と2本目、2本目と3本目の長さの差が3.6cmです
3本目と4本目の長さの差はこれまでの3.6cmの半分の1.8cmです
ちなみに、この場合は3本目と4本目の間でちょうど等加速度運動が終わっています
3本目と4本目の間で等加速度運動が終わっても、3本目と4本目の長さは違うことがわかりますか?(これ非常に重要です)
さて、これを基準に考えましょう
今回の道コンの問題は
AとBの長さの差が2.1cm
BとCの長さの差が2.2cm
CとDの長さの差が2.1cm
この0.1cmの違いを実験誤差とすると、Dの最後まで加速は終わっていないと考えるのが妥当です
では、仮にDとEの切れ目で加速が終ったとすると、E以降のテープの長さは?
そうなんです、2.2cmの半分の1.1cmを足した長さ、8.6cmでなければいけないのです
では、解答の通りにDの途中で加速が終わっていたとしたら?
上の計算式の画像を見てください
上の例で言えば加速分の0.144を足すことがなくなる(最初だけ0.722を足す)ので、今までと同じ増え方はしないのです
つまり、Dの途中で加速が終わっているのであれば、Dの長さは7.5cmより短くなければいけないのです
一応、計算しましたよ(笑)
でも、0.1〜0.2cm程度の違いでした(-_-;)
なので、作問ミスとまでは言えないのです
ちなみに過去の明らかな作問ミスは、この2つを比べればわかります
※これは正しい(3本目の0.3秒後まで4.0cmずつ増加、4本目はそれまでの4.0cmの半分である2.0cm増えていることから3本目と4本目の切れ目まで等加速度運動していたことがわかる)
※これは誤り(4本目の0.4秒後まで2.4cmずつ増加、そこからは全く増えていない。ちなみにこの問題では0.3秒後におもりが床についたらしい…であればDE間の長さは7.2cmでなければいけないはず。なぜD点でおもりが床についているのに、その後同じだけ長さが増えているのでしょうか?ちなみに当時の解説には5打点ごとの区間の長さが一定であること、D点以降は等速直線運動をしていることから、P点を通過したのはおよそ0.3秒後だと考えられると書いています)
この2問は条件設定はほぼ同じなのに、決定的に記録テープの様子が異なりますよね
不思議ですよね、同じ道コンが作っているのに(´・ω・`)
まあ、そういうことなんですけどね(どういうことだ)
今年の春の公立入試でも作問ミスというか問題の数値の設定ミスがありました
大阪大学と京都大学の入試でも作問ミスがありましたね
物理分野では、こういったことが起きやすいのではありますが、私は何も作問する側に対して文句を言いたいわけではありません(もちろん、しっかりしろとは思ってますよ)
問題を解く側がおかしいと気づいたときに、どうして声を上げず、解答解説を鵜呑みにしてしまうのかということです
今回、私は受験日当日、この理科の問題1問の検証に何時間という手間をかけました
他の人の意見も聞いた方が良いと思い、八反田先生に聞いたりもしました
過去の道コンの問題の不備についてTwitterで聞いたりもしました(TLに予備校などで専門に教えている先生もいるからです)
皆さんも、納得がいかなかったり、おかしいと感じたりした時は、塾の先生に聞いてみましょう
そこで「解答解説にそう書いてあるから」と答えるようでは、残念ながらその先生はその程度ということです(暴言)
まだ若かったり、教科の知識が不足していても、一緒になって「ん?待てよ?これは何か変だな」と疑問を共有したり一緒に考えてくれたり、知識や経験が豊富であなたが納得する説明をしてくれる先生が良い先生です
大問7は選択問題(天体)
問3は、地球の直径、太陽の直径、黒点の直径をそれぞれ比で表してみると
太陽:黒点=200:3
太陽:地球=109:1
このままだと比べにくいので、上段の太陽を200→100→109と変えていくと
太陽:黒点=100:1.5=109:1.635
およそ1.6倍ですね
今回の道コンを進路決定の参考にする人もいると思います
ただ、学力ABCもそうなのですが、こういったテストや模試はあなたの今を表すことはできても、あなたの未来まで予測することはできません
合格可能性というのも、仮にそのテストが本番だったとしたらという仮定でしかありません
中途半端に希望を持たせるようなことを言って申し訳ありませんが、あと3カ月、学力が伸びる可能性はあります
誰でも伸びるとは言いませんよ?伸びる生徒もいるということです
そして、塾の先生であれば、その生徒が残り3カ月で学力が伸びる可能性があるかないかは、大体わかるはずです
あくまでも、学力が伸びるかどうかです
合格するかどうかではありませんよ
これから三者面談がどこの学校や塾でも行われると思います
もう、希望的観測などで話をする時期ではありません
現実をしっかり受け止めなければいけないのです
今の自分に何が足りないのか
それをしっかり見極め、また見極められる人からアドバイスをもらって、前に進んでください
それでは、今日はこのへんで
いつもなら、総合資料が出てから感想を書いているのですが(と書いていたら総合資料が出ちゃいました笑)、今回は早めに書く関係で私が問題を解いたときに「あ〜、これは一言言いたいな〜」と思った問題について感想を書きたいと思います
まあ、感想って本来そう言うもんですよね(笑)
まず国語から
標準問題の大問一、問四の文法問題
「ない」の識別なのですが、これは標準・裁量関係なく知っておいた方がいいだろうと思うので、取り上げておきます
この問題の「ない」は4つに分類されます
ア:形容詞の一部「切ない」※他には「儚い(はかない)」「つまらない」「情けない」など
イ:形容詞「ない」※「ある」の反対です
ウ:否定の助動詞「ない」※「ず」や「ぬ」に置き換えることができます
エ:形式形容詞「ない」※「ない」の前に助詞「は」「も」が入っても意味が通じる
解説ではイとエは形容詞と書いてますが、明確な違いがあるので覚えておくといいでしょう
共通問題の大問二は、まず問一の誤字訂正でしょうか
(1)は、そもそも「解答」というのは正しい熟語なので、それが間違えているとは思わなかったんでしょうね
(2)は、理科の「停滞前線」が思い浮かべばよかったのでしょうが、「低迷」とごちゃ混ぜになったのでしょうかね
問二は…問題よく読まないで「ウ」と答えた人、海より深く反省してください
問三(3)は、「印象深く」という言葉がなくて減点になった生徒がうちの教室には多かったのですが、(A)にも(B)にも(C)にも出てきているのですから、これは外してほしくなかったですね
共通問題の大問三は、今回ちょっと解きにくく感じた人もいたかもしれません
それは、本文中にそのものズバリ答えになる部分がなく、若干自分の言葉に置き換えなければいけなかったからです
しかし、国語というのは本来そう言うもので、決して本文中の言葉を適当に繋ぎ合わせればいいものではないのです
もちろん、本文中に答えがあるというのは大前提です
問四は、仮に「木」「森」の二語を使っていいのであれば、5段落25行目に「ものごとを深く理解するためには…」と答えにあたる部分があるのでそのまま書けばいいことになってしまいます
読み進めていくと「…というような、ありとあらゆるレベルのそれぞれにおいて対象を『見る』ことで、初めて全体像が理解できる」と書かれていますから、ここが解答の骨組みになります
そして、7段落43行目から、一つのレベルで見ていたのではダメだよ!という話しがされているので、これと逆のことを言えばいいということになります
裁量問題の大問四は、正直裁量問題としては簡単な部類になるかと思います
小説が難化する場合は、時代が古かったり(社会情勢や背景が違うので、想定できない)、登場人物の関係が把握しにくかったり、心情が読み取りにくかったりする場合です
今回はそのどれにも当てはまりませんでした
ただ、ではなぜこれが裁量問題なのかというと、「問題に対しての解答が傍線部より後ろに書かれているから」でしょうか(笑)
問三などは、単純な子は「今見た光景が焼き付いていた」と書いてあるのを見て、傍線部より前を探したことでしょう
そんな小手先の技で国語を解こうとしている子にとっては、良い経験だったのではないでしょうか
共通問題の大問五は、特にコメントすることはありません
強いてあげれば、問題解く順番を考えて、こちらを先に解けばいいのになぁと思うくらいですね
馬鹿正直に前から解いている子は、稀に最後の古文を残り2,3分で解いたりしているのですが、もったいないですよね
読めばわかるのに(-_-;)
続いて社会
ざっくりとした感想の時も書きましたが、正直今回の社会は簡単です
点数の差がつくとすれば、記述かちょっとした勘違いや覚え違いくらいでしょう
取り立てて、ここで書くような問題もありませんが、それではあまりにも残念なので、一言二言だけ
まず、大問2の問4について
こういった資料問題では、問われている以外の場所についても検討するのと絞り込む順番にポイントがあります
私はまず、人口で愛知・千葉、秋田・群馬・岡山に分けました
人口100万人を超える政令指定都市を持ち、三大都市圏(東京・名古屋・大阪)に含まれる愛知と千葉は、後の3つに比べ圧倒的に人口が多いからです
輸送用機器とは主に自動車のことですから、自動車生産が盛んと言えば愛知県なのでアが4、ウは京葉工業地域を抱え化学工業が盛んなので千葉県で3
残りの3県は人口や面積で比較するのは難しいため、キャベツ、米、瀬戸内工業地域の化学工業で見分ければいいと思います
次に大問3と大問4の記述について
大問3の記述は、「シベリア出兵を見越した商人が米を買い占めた」からなのですが、内容に誤りが含まれるケースを多く見ました
(政府が買い占めた、軍が徴収したなど)
大問4の記述は、模範解答例よりも「他の権力から圧力を受けないように」とした、採点基準表の正答例の方がいいと思うのですが(^_^;)
最後に、大問3問3の並べかえについて
これは、私は評価します
というのも、全て明治時代のことのため時代を特定すれば並べかえれるというものではなく、年号を覚えている生徒が少ないできごとのため、歴史の流れ(なぜそうなったのか)を把握している必要があるためです
具体的には、岩倉使節団の派遣は不平等条約の改正のため、ノルマントン号の事件があって治外法権の撤廃を求める機運が高まったことなど
できれば、アは韓国併合でなく関税自主権の回復なら、よりいい問題だったと思います
最後に英語
この時期の道コンの英語って、微妙なんですよ(^_^;)
分詞も関係代名詞も使えないので…
読んでもらったらわかるのですが、とにかく接続詞ばかり
少しでも文章を複雑に(長く)しようとしたら、そうなってしまうのは仕方ないんですかね
文法的に、これは解説が必要かなと感じたのは
共通問題大問4問4エの選択肢
Kazuko's father doesn't think (that) eating too much food for breakfast is good.(接続詞that、下線部が後半部分の主語)
※doesn't think だからと言って「〜思いません、考えない」とは訳さない。このnotは後ろのgoodの否定と捉えて「良くないと考える」と訳す。英語では否定を文の初めで行うことが多く(動詞によります)、それは that 以下を否定すると断定的で強くなってしまうので、それを避ける傾向にあるからです。
くらいですかねぇ
共通問題大問4問5(1)の without や、裁量問題大問5問4の make their lives は難しかったですね
※特に後者は得点率3.6%でした
英作文は、行きたい国ややりたいことを書くので、want to だらけになるのは仕方ないかも…
ただ、いつも言ってますが why で質問されたわけでもないのに「because」を先頭で作文するのはやめましょうね(-_-;)
あくまでも、becauseは接続詞ですから…
でも、道コンの模範解答で見たことあるんですよね(^_^;)勘弁してくださいよ
明日は数学と理科の感想を書きます
それでは、今日はこのへんで
一昨日の塾の先生の集まり(自分的には二次会?みんなは三次会)でのこと
カラオケも一段落して、色々な話をしていたのですが、自分は経営者なのか塾屋なのか、みたいな話になったんですよね
というのも、参加した先生の中でバリバリの経営者マインドの持ち主がいたんですよ
私は別にそれを否定しているわけではなく、人それぞれだと思っているので、むしろそこまで徹底できるのは凄いなと思っていたのです
開業当時から、保護者の方も含め様々な方に「経営者には向いてない(もうちょっとオブラートに包んだ言いかたで)」と言われてきました(笑)
数年前に受けたインタビュー(札幌の塾長50人)でも答えていますが、お金に対しての執着がないんですね(^_^;)
物欲もあまりないかもしれません
分不相応のお金を持つと、身を亡ぼすと思っているので(笑)
これで、家庭でも持っていればまた違うんでしょうけどね
経営どうのこうの、いかにしてお金を稼ぐのか?というのは、あまり気にしたことがないので…
それよりは、どうやったら生徒の学力が上がるのか、成績や点数が上がるのかということを考えていたい人です(´-`).。oO
塾屋ですね
さて、道コン速報も出たことですし、そろそろ感想を書き始めようかと思います
明日から2日間(1日目:国・社・英、2日目:数・理)の予定です
ただ、理科で書きたいことが多すぎるので、ひょっとすると配分が変わったり3日間になるかもしれません
楽しみ?にしててください
それでは、今日はこのへんで
まず初めに…
今日午後6時過ぎに問い合わせの電話をくれた方、超塩対応で申し訳ありませんでした<(_ _)>
月曜の午後6時以降、火曜・金曜の午後7時15分以降は集団授業しているため、電話が来ると授業がストップしてしまうので、少しでも早く電話を切りたくて、とんでもない対応になります
しかも今日はタイミング悪く、先週金曜の道コン解説
1分1秒でも時間が欲しいわけです
電話をかける場合は上記の時間以外で、できればメールで問い合わせいただけると助かります
さて、昨日は午後6時から、高塚先生(札幌エリート塾)主催の塾の先生たちの集まりに参加させていただきました
皆さんは既に勉強会(親睦会)をしてきて、それの打ち上げから参加させていただくことに
会場について驚いたのは…あれ?某私立高校の先生がいる…(名前を出してもいいか聞いていなかったので伏せておきます笑)
これは面白い(*´▽`*)
学校の先生と飲む機会なんてないですからね、高塚先生に感謝です(^-^)
まあ、一番盛り上がった話題がダビスタだったのは、ご愛敬(世代同じだから仕方ないですよねー)
他にも、ただいま「札幌 塾 ブログ」で検索すると1位になる(私は4位です笑)、札幌クリエイト西野の先生がいて
開業する時、先生のブログ参考にしましたー
とか言われて、この前のプロフェッショナルで内藤哲也が言っていたのはこういうことか…と感慨にふけっていました
他の先生達とも色々お話しできれば良かったのですが、半分以上高塚先生と話していたので、次の機会があればもう少し動き回りたいと思います
愛知や神奈川の先生たちと比べて、札幌の塾の先生たちは動きが少ないよなーと思っていましたが、どうやら少し風向きが変わってきそうですね(*´▽`*)
お互い、切磋琢磨していければなと思います
それでは、今日はこのへんで
今日も今日とて忙しいので、ブログも短めに(^_^;)
こんなの続けていたら、誰も見に来てくれなくなりますね…すいません今週だけなので
せっかく見に来てくれている中3生や保護者の方もいるでしょうから、昨日の道コンの感想をざっくりとでも書いておきましょうか
ちゃんとしたものは、速報(さすがに今回は総合資料が出るまでは待てない)が出るころには書くつもりです
国語…裁量よりも共通の評論の方が難しかったのでは?(笑)漢字の正解率の低さは相変わらずでしょう
数学…裁量問題の(1)だけ極端に簡単なの、どうにかなりませんかね?あと、関数の問3は結構解きごたえあったと思います。その分、裁量の関数がへっぽこでしたけど。
社会…簡単すぎ。記述の出来と細かい覚え違いだけの失点で点数が変わる問題。もう少し工夫してほしかった。
理科…これは良問揃いでした。大問1からひねってある問題が多く見られましたよ。ただし…いや、これは本編でのお楽しみに取っておきましょう。個人的には正解率が高い問題と低い問題が多くて、中間難易度の問題が少なく「普通の難易度だと40点後半くらいの子が一気に30点台に引きずり降ろされるんだけど、いつも30点台の子は変わらず30点台」といったテストだったように思います。
英語…大問3Aがいつもよりひねってなかったので取り組みやすかったかもしれません。ちょっと「あれ?」って思う問題も2,3ありましたが。難易度的には普通でしょうか。
平均点の予想とかも昔はしてましたが、あまりにも当たらないのでやめました(笑)
まあ、しばらく待てば速報出ますからね
明日は夜に塾の先生たちの集まりがあるので、教室開放も朝10時からです(その分午後5時には終了しますが)
この三連休の疲れで酔いつぶれないように気を付けないと(^_^;)
それでは、今日はこのへんで
本日の道コンを受験した中3生の皆さんお疲れ様でした
問題について言いたいことは結構ある(お?どうしたんでしょう)のですが、今日からの3日間はとにかく公私ともに忙しいので、ちょっとブログも簡素にさせてもらいます
いや、ホント、寝る暇あるのか?って感じです(笑)
寝不足になると一気に体調崩す人なので、ブログの時間を睡眠に充てさせていただきます<(_ _)>
というわけで、短いですが今日はこのへんで
札幌も、やっと初雪が降ったかと思ったら、一気に寒くなりましたね(^_^;)
エルニーニョ現象が起きたから今年は暖冬だという噂ですが、暖冬だからと言って雪が少ないわけではないですし
札幌(北海道)に住み人にとっては、ウインタースポーツを楽しみにされている方以外は、辛い季節が始まりますね
そんな中、毎年恒例のカウントダウンの季節がやってきました
公立入試まで、あと何日か知っていますか?
あと103日、つまり今度の日曜日11月25日がちょうど100日前です
なので、今年のカウントダウンは日曜日からスタートします
ちなみに今から103日前っていつだと思います?
8月11日
つまり、中3の8月道コンの実施日なんです
今日が8月道コンと公立入試のちょうど中間地点なんですよね
まだ、そんなにあると思うのか
もう、それだけしかないと思うのか
それは人それぞれかもしれませんが、どう過ごしたところで入試というものは確実にやってくるわけです
この高校入試で人生が決まるとまでは言いませんが、人生は間違いなく変わります(行く高校が違えば人間関係が変わりますので)
後悔しない100日を送りましょう
明日は道コン
三者面談前最後ですので、この結果で進路を決定する人もいるでしょう
たかが模試などと思わず、今出せる全力で取り組んでください
本番だけ本気出すなんて、プロのスポーツ選手でもできませんよ?(笑)
それでは、今日はこのへんで
火曜日の北海道新聞朝刊17面
高校受験の受験校決定に関する記事で、先輩(高校生)へのインタビューが載っていたのですが…
「1、2年生の成績が受験に影響するなんて全然知らなかった」
「提出物を出さなかったらこともあった。」
「三者面談でIランクと告げられ『あなたが行ける全日制高校は札幌市内にない』と言われた」
オイオイオイ…(^_^;)
そこに載っている生徒のことを責めているわけではありません
自分の進路(入試制度について)に関して、中3の三者面談までまるで関心がなかったというのは、本人の責任も大きいとは思いますが…
周りの大人は何してたんでしょうね(^_^;)
特に塾の先生!
この子がいつから塾に通っているかわかりませんが(三者面談で親子で焦ってと書いてることから、恐らく三者面談の後に塾に通い始めたのでしょうが)、仮に中3になる前から通っていたとしたら、一体何をしていたのでしょうか…
あとですね
この子はたまたま「内申ランクの割に学力点が取れる」から、まだ良かったものの、これだと「ランク悪くても一発逆転できる」と思う読者がいるかもしれないじゃないですか
…
いないか(´-`).。oO
学力を重視する枠は狭き門(定員の15%)だ位のことは補足で書いてほしかったですね
しかし、担任の先生
あんなこと言っておいて、東陵を受けると言われたら「受かるかどうかはわからない」ですか(笑)
まあ、受験だから何が起きるかわからないので、そう言うしかないのでしょうが…
ということは、この子がランクの割には点数は取れる子だということは把握してなかったということですよね
まあ、中学校の三者面談なんてそんなものかもしれませんが
北海道新聞が、最近教育系の記事に力を入れているのはわかります
わかりますが…
もうちょっと何とかなりませんかね(^_^;)
他にも突っ込みたいことが別件であるのですが、それはまた別の機会にでも
それでは、今日はこのへんで
今日は、教え子(Tくん)でもあり先生でもあった、たけるんるん先生が塾に顔を出してくれました
そうか…キミも24になった(大谷世代)のか…
それは俺も年を取るわけですよね(^_^;)
もう立派に成人しているので、授業が終わるまで待ってもらい、飲みに出かけました(*´▽`*)
ちなみに、生徒と大勢で飲みに行くことはあっても、2人で行くのはたけるんるん先生が初めてです
意外?いや、これだけ年の差があれば共通の話題があったり、気兼ねなく色々話せる関係じゃないと間が持たないんですよ(笑)
というわけで
司法試験合格おめでとうヾ(*´∀`*)ノ
そうなんです、たけるんるん先生
北大3年の時に京大の法科大学院に合格して北大は中退(飛び級ならぬ飛び入学ですね)
2年の期間を経て、今年の5月に行われた司法試験に見事合格したんです
法科大学院を終了したケースだと最短ですよね(予備試験というものに合格すれば、法科大学院を終了しなくても司法試験を受験できるので、一番短いわけではありませんが)
それでも、あの狭き門を一発で突破したのです
凄いなぁ(´-`).。oO
今後の進路についての話、塾の話、彼がまだ中学生の頃の話、ファイターズの話、などなど
話は止まることなく、気がつけばお店の閉店の時間でした(午前3時)
え?4時間以上話してたんだ(^_^;)
こんな遅い時間まで付き合ってくれて、ほんとありがとう
札幌に戻ってくることは少なくなると思うけど、タイミングが合えばまた飲みに行きましょう(^-^)
あ…一緒に写真撮ればよかったな…
それでは、今日はこのへんで