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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
2018年 大学合格実績比較(札幌公立TOP校編)

※今日の記事はデータが横並びで出てくるので、スマホでご覧の方は横向きでの閲覧推奨です

 

今年で3回目を迎える、この大学実績合格比較

 

過去2年と同様に

札幌TOP校編
札幌圏のその他の高校編
私立上位校編
地方TOP校編

と、4回に分けて書いていくことにします

 


第1回の札幌TOP校編は

国公立・北大・旧帝+2(北大・東北大・東大・東工大・一橋大・名大・京大・阪大・九大)・医学部医学科(国公立のみ)

といった4つの分野に分けて、合格者数を比較していこうかと思います

 

更に、年度ごとのレベルの比較?もできた方がいいかなと思いましたので、倍率と道コン平均SSを載せておきます

なお、ここに出ている数字は、各高校の進路指導部でHP上に公表しているものを中心に、公表されていない年度や部分については「道新受験情報」「北海道高校ガイドブック」のデータで補足しております

数字にずれが若干あるかもしれませんが、ご容赦ください

 

ちなみに、札幌西高なんですが…4月19日以降、1カ月にわたりHPが更新されていませんでした(-_-;)

アクシデントなのかサボりなのか…

ので、前期日程が終了した後のデータしかHPに載っていませんでしたので、道新受験情報から人数拾いました

お願いですので、早くHP更新してください

※と、ぼやいたら翌日更新されました(笑)言ってみるもんです

 

 

まず年度ごとの倍率と道コン平均SSから(これは卒業した生徒たちが高校入試の時のものです、お間違えなく)

 

      2018 2017 2016 2015 2014
南(倍率) 1.18 1.23 1.20 1.29 1.23
(道SS) 69.0 69.8 70.2 68.4 69.5


北(倍率) 1.32 1.23 1.33 1.35 1.15
(道SS) 67.3 67.8 68.8 67.3 67.9


西(倍率) 1.52 1.26 1.48 1.34 1.25
(道SS) 66.0 66.9 66.9 65.7 66.5

 

東(倍率) 1.53 1.22 1.23 1.30 1.40
(道SS) 64.4 64.6 65.1 65.2 65.9

 

横の比較はあまり意味がないので(SSはあくまでも同じ集団の中での位置を表すものなので、例えば2015年卒の南の生徒が一番レベルが低いとはならないのです)縦で比べてください

 

南北西東の序列が崩れたことは、この5年では一度もありません

 

2017年卒の南は北に2.0差をつけています

昨年、すさまじい結果を残した南ですが、入学時からずば抜けていたことを示すデータの1つだと言えます

 

同じく2017年卒の西は北に0.9差

北大の合格者数こそ伸び悩みましたが、旧帝合格者数が多かったのが特徴的でした

やはり上位層が多かったということでしょう

 

北が一番南に肉薄していたのは2015年卒で1.1差

なるほど、現役国公立合格者・現役北大合格者・現役旧帝いずれも南を上回っていますね(というか南が低すぎます)

 

東は2015年卒が西に0.5差

現役国公立合格者数が、東西南北で1位だった年で、現役北大の数も南を上回った年でした

 

あれ?

 

これ、結構使えるデータでしたね(笑)

 

今年のマイルストーンが今から楽しみです

 

 

次に国公立大学合格者数

     2018 2017 2016 2015 2014
南(現役) 178  214  182  160  161 
南(浪人)  83   88  105  117  102

北(現役) 193  166  170  177  150
北(浪人)  71   86   85   88  103

西(現役) 130  149  135  119  124
西(浪人)  87   90   84   86   81

東(現役) 174  139  147  185  148
東(浪人)  44   37   53   80   60

南は昨年が良すぎたので仕方がない結果か

昨年、現役で合格した生徒が多ければ今年の浪人の合格者数も減るわけで、一昨年並みと考えれば決して悪くはありません

 

北は現役のみなら過去5年で最高の数字、西は昨年ほどではなく2年前とほぼ同じ

東は…凄いですね、ここ2年の不振を払拭し3年前に迫る結果です

気になるのは、ここ2,3年、浪人の国公立合格者が少ないことですね

1年だけだと偶々かもしれませんが、これだけ続くと…浪人させずに私立に進学している生徒が多いのでしょうか

次に北大合格者数

     2018 2017 2016 2015 2014
南(現役) 80   75   84   70   89 
南(浪人) 29   37   42   46   29

北(現役) 95   88   72   91   63
北(浪人) 27   40   33   37   53

西(現役) 48   49   60   46   51
西(浪人) 26   37   26   33   34

東(現役) 65   44   41   76   62
東(浪人) 16   22   24   26   24

 

南は、現役だけだと2年前とほぼ同じ

 

北は、現役だけ見れば、過去5年で最高

決して志望校を下げて国公立合格の数を稼いだわけではないということがわかります

 

実は、それは東にも言える話で、現役の数だけ見ればここ2年と比べて20人強の増加ですから、単に国公立大学の合格者数を増やしただけでなく中身も伴っています

 

西は…昨年同様な理由があるので、その時に詳しく



続いて、北大を除く旧帝+2(東北大・東大・東工大・一橋大・名大・京大・阪大・九大) の合格者数です

     2018 2017 2016 2015 2014
南(現役) 39   64   40   23   30 
南(浪人) 15   16   16   18   27

北(現役) 22   20   27   25   22
北(浪人) 13   14   10   14   11

西(現役) 20   16    9    6   11
西(浪人) 12   16    8    6    7

東(現役)  7   13    9   16    7
東(浪人)  5    5    6    5    8

 

南は、昨年があまりにも凄すぎたので下がったように見えますが、北大同様2年前とほぼ同数ですね

3、4年前と比べれば、決して悪い数字ではありません

 

北は、まあいつも通りの結果

 

西は、国公立大学・北大いずれも奮いませんでしたが、ここでは昨年を超える結果を出し北に肉薄してきました

なるほど、上位層はキッチリ結果を出したということですね

 

東は、逆に数字を落としています

ということは、北大以外の旧帝が第一志望だったけれど、安全志向で北大にした生徒が多かったのかもしれませんね

 


おしまいは医学部医学科(国公立のみ)

     2018 2017 2016 2015 2014
南(現役) 25   25   20   27   30 
南(浪人) 27   22   26   29   17

北(現役) 11   11   18    9   12
北(浪人) 12   11   16    8   15

西(現役)  6    8    6    3    2
西(浪人)  8    3    6    9    4

東(現役)  4    5    3    3    0
東(浪人)  1    3    5    3    3
 

どこの高校も、面白いように一定ですね

 

しかし、こうして見ると、医学部医学科に関しては圧倒的に南ですね

 

北も健闘しているとは思いますが…2016年卒が凄すぎましたね

 


昨年の南のデータがあまりにもすさまじくて、正直これが今年も続けば南1強になるのではないかと思っていましたが

なかなかどうして、そうはいかないものですね(^_^;)

まあ、医学部医学科行くなら、南というのは変わりませんが、北大以上を狙うのなら北が強いですね

 

東はもう1、2年様子を見たいところです(今年が良すぎたのか、過去2年が悪すぎたのか)

これが続くのであれば、北大を狙うのなら東で十分とも言えます、ただ旧帝+2や医学科を狙うのは正直厳しい

 

西は、どうも上位層と中下位層で差がついているような結果ですね
上位層なら旧帝+2を十分狙えるが、医学科目指すのは若干厳しいかも

 

そんなところでしょうか



来週は札幌圏のその他の高校編です

昨年同様の、旭丘・月寒・北広島・新川・藻岩・北陵を予定しています

手稲は、今年はきちんと出してくれましたので、参考データとして載せる予定です

 


それでは、今日はこのへんで

 



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マンガで覚えたっていいじゃない

札駅の紀伊国屋書店に用事があったので、ちょっと気になっていたこの本も買ってきました


 

中をパッと見た感じの、私の第一印象は

 

「ゴロゴ?」

 

高校古文の単語帳で、565個の単語の語呂合わせと漫画が載っているものがありまして、それに似ているかなと

 

10才までにとは言っていますが、なかなかどうして

 

大人でも意味の怪しい言葉も数多く含まれていますよ

 

というかですね…大人が多分一番面白がって読むと思います(笑)

 

 

こんな感じで1コマで完結するパターンもあれば


 

1ページの中で話が繋がっているのもあります

 

辞書だと味気なくても、これだと1コマ漫画がついていて、横に例文もあるので、どのように使えばいいのかも一緒に学ぶことができますね

 

でも、1つ欠点が

 

トムとジュリーと同じで、面白いんですがあまり続け過ぎると飽きてくるという(^_^;)

 

ですから、1日何ページと決めてから読むか、飽きてきたらその日はもう読まないとか、読み過ぎないようにしないといけないかもしれませんね

 

今の子どもたちを見ていると、言葉を知らないなーと思う場面に出くわすことが多いです

 

文章読解のテクニックとか教える以前に、まず言葉を知らないと話になりません

 

え?うちの子は本をたくさん読んでいるから大丈夫??

 

本当に話の内容わかって読んでますかね(-_-;)

 

もしかしたらわからない言葉を飛ばして読んでいるかもしれませんよ

 

 

小学生はもちろん、中学生でも十分使えると思います

 

もちろん、うちの生徒達にも薦めます(笑)

 

皆さんも、本屋で見かけたら、ぜひ中を見てください

 

 

明日は、お待たせ?していた、各高校別の大学入試実績の記事の1回目です

 

それでは、今日はこのへんで



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2018年 北星女子中学・高等学校 説明会

昨年に引き続きの参加ですが…

 

過去2回の説明会はいずれも学校だったはず(^_^;)

 

今回はホテルだったのですが、どうしたのだろうと思っていたら、講堂でボヤがあったらしく現在使用できないんですね

 

6月の受験生対象の学校説明会には間に合うそうです(^-^)

 

 

まずは中高一貫コースの方から

 

校長先生の挨拶が、そのまま学校の特徴の説明に繋がっていました

 

ちょっと珍しいパターンでしたね

 

で、北星女子と言えば「英語」

 

よく使われている「グローバル化」の話から始まって(今までのグローバル化は海外への進出という意味だったが、これからのグローバル化はインバウンドの増加やや外国人労働者の増加に見られるように国内グローバル化に変わる)、Cambridge English スクール認定校としてどういった英語教育をしていくのか、そもそもなぜCambridge英検を採用したのか(この辺りは去年も話がありました)、じっくり話をされていました

 

次に、3step教育と2020プロジェクトに向けてということで

 

FullSizeRender.jpg

 

昨年の説明会でも使われていた、この資料を用いて6年間の流れを説明されていました

 

これが、Highコース2期生の結果

 

 

 

 

Highコースの課題として「難関国公立大学への進学者が少ない」ことを挙げられていましたが、後ろに座っていた方が

 

「数学に力入れていないからだろ」

 

と、バッサリ斬ってました(笑)私もそう思います

 

この後出てくる国語の取り組みなんかもそうですが、文系科目には力を入れていても、理系科目(特に数学)に関して何か特別なことをしているという話しが聞こえてこないんですよね

 

女の子ということもあり、数学の力を伸ばす工夫をしない限り、なかなか難関国公立大学に進学する生徒の数は増やせないように思います

 

そして、Coreコース2期生の結果

 

 

ちょっと見づらいと思いますが、昨年に比べて経済・法学・社会学系(青色)に進学した生徒の割合が高くなってますね

 

昨年の説明会では、医療系の進学者が増えているとのことでしたが、一過性のものだったのでしょうか?(^_^;)

 

 

そして、強化ポイントして、次の4点を挙げておられました

 

 

特に2番については、私も「これは!」と思ったものでしたので、後ほど詳しく説明させていただきます

 

 

入試については、昨年から導入された3科受験について、受験者数はそれほど多くなかったが、レベルの高いお子さんが集まったとのことでした

 

あと、耳より?な情報としては国語の出題担当の先生から、出題の出典に困ったら「岩波ジュニア新書」から選ぶことが多いそうです

 

これは北星女子だけでなく、どこの学校にも言えることだと思いますので、本を選ぶ際の参考にしてみてください

 

 

次に高校課程(後期課程)について

 

高校課程についても2020プロジェクトということで、3つの取り組みが紹介されていたのですが

 

 

ランゲージ・アーツ??

 



 

ほうほう、これは面白いですね

 

大学入学共通テストをにらんでの取り組みだと思いますが、これは塾にも応用できそうですね

 

というか、パクらせてもらおうかな(*´▽`*)

 

読解の練習も必要ですが、その前にここに書かれているようなことができることの方が大切ですよね

 



 

週1時間か…それでもしっかり取り組めば効果はあると思います

 

授業見学させてもらおうかな…

 

 

さて、北星女子と言えば、やはり英語科

 

 

昨年も同じこと書いてましたが、今年はより突っ込んで聞いてみました

 

英語科全員が、短期(1か月)か長期(1年)のいずれかの留学を経験することになるわけですが、どちらの方が多いのか?

 

これは、年によってバラバラだそうです

 

現高3生は1か月の方が多く、現高2生は1年の方が多いそうです

 

次に、長期の生徒の大学受験について

 

もちろん、留学先での単位は認定されるので、そのまま高3として戻ってきて卒業するのに問題はないのですが、仮に一般入試で大学を受けるとなると準備がかなり大変です

 

なので、制度としては高2に編入というのも用意しているようですが、使った生徒はいないそうです(^_^;)

 

そりゃそうですよね、1学年下の子と一緒にはなりたくないでしょう…

 

ということで、やはりAOや推薦入試で合格を目指す子がほとんどだとか

 

そして、1年の留学経験というのは相当なアドバンテージになるようで、合格率はかなり高いようです

 

 

入試については、表に出すとマズいもの(具体的な合格基準など)も多く、なかなか紹介できないのですが、そんな中

 

 

ダメかな?と思ったこの資料について、掲載許可が出ました

 

どの科をどんな生徒が受験しているかですね

 

Highコースや英語科は東西南北・旭丘・国際情報と併願している子が40%強ですか

 

もったいないなぁ…この生徒層を生かし切れていないのは

 

 

奨学金については、注意点がいくつかあります

 

 

まず、授業料免除や入学金免除ではなく、相当額を奨学金として支給ということになってますので、一度入学金や授業料や支払わなければいけないとのことです

 

次に、奨学金は3年間無条件でもらえるわけでなく、条件があるとのこと

 

具体的には外部模試(進研)でSS55(3科)またはSS60(2科)をクリアすること

 

最後に、英語科の英検の資格については、中3の2月に受験したものについても有効だそうです

 

 

生徒募集には苦労されているようで、それは説明の中でも随所に見られました

 

北星=英語というイメージはだいぶ浸透しているわけですから、思い切ってそちらに特化してもいいような気もしますがね

 

それぞれの私立高校で英語に力を入れている所はあっても、北星女子ほどではないように見えます

 

まあ、Cambridge English スクール認定校になったことを強調されていたことからも、英語に特化していきそうな予感はします

 

 

前の職場にいた時に、英語が凄く好きで、将来はアナウンサーになりたいと言っていた、明るく元気な子が北星女子に通っていたんですよ

 

私の中での北星女子のイメージは、その子なんですよね

 

今、どうしてるかなぁ

 

 

それでは、今日はこのへんで



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義務じゃダメよ

4月のブログフェスで一緒にパネラーをした佐々木先生

 

そのご縁もあって、ブログ読むようになったのですが…

 

今日の記事なんて、まるで自分を見ているかのようでした(笑)

 

うちも、小テストの追試をずーっとやっていたのですが、本試で受からなくても追試で受かればいいやと思っているような取り組み方が目についたので(全員ではないですよ)、昨年から追試やめたんですよね

 

そして、今年度からはテストのやり直しの提出も任意に変えます

 

だって、どう見ても「言われたからやっている感」がアリアリと出てましたから(^_^;)

 

そんなことに時間取られたくないですし、そんな気持ちで取り組んでも無意味ですからね

 

それなら、違う勉強をした方がまだマシだという考えからです

 

もちろん、任意ですから、提出してくれればちゃんと私が確認しますよ

 

学校じゃないんだから、提出しなかったから評価が下がるとか、そんなことはありませんからね(^-^)

 

今の自分に何が必要なのか?

 

それを常に自問自答しながら、勉強に励んでください

 

 

それでは、今日はこのへんで



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日本ダービー

年に2回、この日本ダービーと有馬記念の時だけは、競馬が大きく取り上げられます

 

競馬の世界も、この日本ダービーと有馬記念が1年の中で節目になっています

 

 

日本ダービーが終ると、来週から来年のダービーを目指す馬によるレースが始まります

 

騎手や調教師が、1年間で何勝したのかは、有馬記念(去年からはその後にもう1日できてしまいましたが)の週で区切られることになります

 

 

その日本ダービー、ここ数年は1年のG1の中で最も固く収まる(人気の馬がそのまま来る)レースだったのですが、今年はどうやら様子が違うようでして

 

1番人気と2番人気は3月からレース間隔が開いている無敗の馬

 

穴狙いの人は、ここに付け入る隙があると見ているようです

 

でも…

 

1番人気の馬が、圧倒的に有利な1番枠に入ってしまいまして(笑)

 

これはもう、仕方ないかなと(^_^;)

 

本命がダノンプレミアムで対抗がブラストワンピース

 

穴がコズミックフォース、オウケンムーン、ジェネラーレウーノ

 

1着は固くても、2着以下がどうなるかわからないという予想です(*´▽`*)

 

参考になるかどうかわかりませんが(^_^;)

 

もし当たったら、夜にまた更新します(笑)

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2018年 札幌光星中学・高等学校 説明会

1日遅れでの更新です

 

昨日は、札幌光星中学・高等学校(以下、光星)の説明会に行ってきました

 

例年、光星の説明会は学校の記念講堂で行われるのですが…今年は駅前のカンファレンスセンターでした(-_-;)

 

学校見学と言うほどではありませんが、平日の学校の中を見ることができる貴重な機会ですので、楽しみにしていたのですが…

 

まあ、「ある事情」からですよね(この後、書きます)

 

 

まずは高校部から


今年の入試についてですね

 

受験者数2637名は昨年を上回り、共学化してからの10年で過去3番目の多さ

 

で、入学者数もなんですが、3か年(高校から)470名、6か年(中高一貫)97名で計567名と、前の年と比べて127名増とんでもないことになりました(定員は360名※概要には内部進学者含むと書いてますが、外部生のみでは?)

 

内訳別にみると、ステラ36名(+8名)、特進322名(+78名)、文理112名(+9名)、6か年97名(+32名)

 

6か年は最初からこの人数増えるとわかっていたので、まあわかるのですが、特進ですね(^_^;)

 

この大幅な増加を、高校側としては3つの要因によるものではないかと分析していました

 

1:公立TOP校の倍率上昇(不合格の子が私立に流れますからね)

2:競合私立の変化(どことは言っていませんでしたが…)

3:大学入試改革への、私立高校としての取り組みの期待(創成高校も言ってましたね)

 

でも、入学者数推移のグラフ見ていたら、気づいてしまったんですよ

 

 

4年おきに入学者数のピークが来ていますね(笑)

 

一度、定員を大幅に超過してしまうと、ペナルティとして補助金が減らされ、道教委の学事課から指導が入ります(翌年、指導された基準を超えるとさらに厳しいペナルティが…)

 

すると

 

合格の基準が上がる→受験者数が減る→そこから徐々に増やしていって5年後にピーク

 

こういう構図なのかなと(^_^;)

 

でも、それができるのも、ちゃんと受験者数が増えるようにしっかりと運営しているからなんですよね

 

で、このブログを読んでいる、保護者の方が一番気になる、来年春の入試の合格基準なのですが…

 

上がります( ノД`)シクシク…

 

ただ、明確な基準は高校側も言えませんし、私も言えません(笑)

 

なので、目安だけ示しておきますので、後は「中学校の進路相談」で確認してください

 

中学校の先生が「受けてもいいですよ」と言うかどうかです(-_-;)

 

いずれも、内申点の出願資格です

 

推薦入試

特別推薦:286→296

一般推薦:256→276

 

単願入試

特進コース:246→266

文理コース:216→226

 

ちなみに、昨年は一般入試で特進コースはABCランクで合格者の90%、文理コースはCDEランクで合格者の90%だったそうです

 

 

入試点の基準は、ステラコースはランク不問で250点、特進・文理はランク不問であれば特進が210点、文理が170点

 

特進・文理は、ランクを考慮しての合格判定もあります(ここの基準が来年は上がるんです)

 

ステラコースは毎年250点を合格点に定めているのですが、ここ3年は240点で合格を出しているようです(以下、画像参照)

 

 

あと、来年の入試ですが、数学を難化させるとのこと

 

具体的には、中学校の教科書内容を超えるものを出題するとのことでした

 

光星は、コース別で問題を変えていないので、合格基準を上げる&入試を難化させることで、絞り込みを行うということですね

 

 

進学実績などについては、後日私立高校の大学合格実績についての記事を書くので、その時にまとめることにします

 

 

高校部の説明の中で興味深かったのが、最難関大グループ(医学部進学プログラム)

 

以前から医学部進学プログラムはあったのですが、更に幅を広げたものですね

 

 

ステラ・特進・6か年混合で、現高2生では50名ほどが在籍(医学部進学プログラムは35〜40名で、高3から)

 

土曜日の放課後(水曜日の放課後を使用する場合もあり)を使い、大体午後4時くらいまで行っているそうです

 

進研模試でSS65〜70以上の生徒に声をかけているそうです

 

 

そして、次の資料を見てほしいのですが

 

 

自学自習量の目標を1500分/週(25時間/週)と定めていて、単純に平日2時間だとすると土日で15時間、平日3時間だとしても土日で10時間となるのですが、部活に入っている子で、果たしてこの量を達成できる子がいるのか?

 

もちろん目標ですし、でも現役で国公立大学に行くには必要な量とも言えるのですが…

 

札幌市教委は、中学生の部活動に対して休息日や練習時間に関する規定を設けて、新年度から実施していますが、光星にはそのような規定はあるのか聞いてみたところ

 

今のところはないそうです(^_^;)

 

この辺りの回答は非常に歯切れが悪かったですね

 

確かに全道や全国に出場する部活も多く抱えていて、休息日や練習時間に制限をかけるのは難しいかもしれませんが、世の中の流れとしては部活に関して「いかに短い時間で最大限の効果を発揮させるか」の方に向かっているように思います

 

今後の学校側の対応に期待します

 


次に中学部


志願者数は一昨年とほぼ同じ、しかし入学者数は減らしてしまいました

 

 

志願者数が増えれば、合格ラインを超える数も増えそうなのですが…

 

入学手続きを2つに分けているのが逆効果になっているということはないですかね?

 

開成中等との兼ね合いなんでしょうが(^_^;)

 

なお、中学部にもステラコースを作らないんですか?ということをよく聞かれるのでしょう、「うちは上位クラスは作りません」と明言されていました

 

この辺りは、こだわりですね

 

大学の進学実績は、正直厳しいものだったようです


iPhoneImage.png

 

上の数字は「現浪」あわせてのもの

 

「来年も厳しいです」と言っておられました(^_^;)

 

そんな中、毎年恒例?の入学試験と入学後の成績比較のほかに、この春卒業した生徒の入学試験と進学先の表が公開されました

 

正直、小さすぎて良くわかりません(笑)

 

でも、入学順位が下の方でも、京大や北大に合格しているんですよね

 

まあ、首都圏の中学入試と違って、北海道の中学入試はそれほど能力差が出るものではないと思うんですよ

 

だから、入学時順位って、あまりあてにならないと私は考えています(^-^)

 

高校もその辺りは同じですね

 

 

さて、光星中学の来年の入試で大きな変更があります

 

それは、従来の4教科型の試験に加えて、新たにLE型入試と呼ばれる「英語(英検資格)」を利用した入試が行われるということです

 

 

まず、4教科型とLE型でそれぞれ定員を設けるのかというと、それはなく、2つ合わせて105名の募集になります

 

次に、4級ではなく3級や準2級など、上位の級を持っている場合はどうなるのかというと、上位級を持っているからと言って合格安全圏が下がったりはせず、4級以上は一律で判断するとのことでした

 

最後に、この表をどう見ればいいかというと、要するに「英検4級以上を持っている受験生に+20点」と考えればいいということでした

 


光星中学校の代名詞とも言える「ルクスプログラム」も、年を重ねてすっかり定着したようですね

 

 

最後に入試の日程とプレテストについての説明をしましょう


 

今年、新たな入試を取り入れるのに、合格発表は1日早くなりました

 

大丈夫でしょうか(^_^;)

また、プレテストは、この表を見てみるとぜひ受けておいた方がいいようです

 

 

 

さて、ここから下は説明会には何も関係ない内容です

 

実は、今まで光星に関するネガティブな話って、ほとんど耳にしたことがなかったんですよ

 

それが、昨年・今年と私のプライベートなつながりから、立て続けに3件も…(進路指導や学習内容に関することです)

 

まあ、生徒全員が何の不満もなく学校生活を送れるわけでもないですから、そこまで気にはしていないのですが、今まで全くなかったものが、こうして出てくるというのは、あまり良い傾向ではないですよね

 

記念講堂ではなく、カンファレンスセンターを使ったのも、今年は学校の中を見てほしくなかったからなのではないかと勘繰ってしまいます

 

入学者が多くなった今だからこそ、地に足をつけた運営をしてほしいですね

 


それでは、今日はこのへんで



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今日は光星の説明会だったのですが…

連日の早起きで、すっかりへばっているのと、ブログへの資料の掲載許可範囲を質問し忘れたので、申し訳ありませんが、明日の更新にさせていただきます<(_ _)>

 

ご存知の方もいると思いますが、今年の春の大量の入学者の影響が、来年の入試に出ています

 

明日のブログは要チェックです!

 

ダービーの予想は…日曜日の午前中に更新しますね(笑)

 

短いですが、今日はこのへんで



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どれほど影響が出るかな

今日は早起き、明日も早起きなので、今日は軽い更新で

 

内容的にはちっとも軽くないかもしれませんが(^_^;)

 

 

日大のことについて、今まで書かないで来ましたが、特に私が皆さんと異なる見解を持っているわけではないです

 

塾の先生として心配なのは、「在校生や来年の募集に影響が出ないといいなぁ」ということ

 

実際、日大中学や高校に通っている生徒や保護者はどう思っているんでしょう?

 

東京の大学の話だから、関係ないよねーといった感じなんでしょうか(^_^;)

 

あくまでも日大の上層部がおかしなだけで、実際に教職員組合からは意見書も出ていますし、現場の先生や生徒は必要以上に気にする必要はないと思いますよ

 

それでも、イメージって大事ですからね

 

同じ「日大」の看板を掲げているわけですから、全く影響がない訳ではないでしょう

 

中学から高校に上がるときに外部受験をする子が出るのでは?とも一瞬思いましたが、そもそも日大中学にいる子で内部推薦で日大に行く子はいないでしょうから、あんまり関係ないかな

 

この辺りのことを、来月の説明会では聞いてこようと思います

 

辛いだろうなぁ…(-_-;)

 

 

それでは、今日はこのへんで



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答えが入れ替わる?

いよいよ、明日からメイン中の定期テストが始まります

 

今週の集団授業では、それぞれの学年で最後の確認をしたのですが…

 

今日の勉強の様子を見ていると、あれ??

 

私が雑談で話した方の答えを書いて間違えている(^_^;)

 

例えば、Aという問題に対して、答えがXだったとします

 

そこに、私が補足で付け加えたYやZという知識が、いつしかAという問題に対して、答えはY(またはZ)という風に置き換わっているようなのです

 

恐らく、聞いたことを断片的に記憶しているため、後から話した方のYやZが残ってしまい、問題と結び付けられてしまったのでしょう

 

それと同様に、「○○って答え書く人が多いけど、間違いだからね」という説明を聞いたのに、答えが○○になっている生徒とか

 

 

以前、「〜してはいけない」という否定命令を脳は認識できないという話しを聞いたことがあります

 

これと同様に、○○→間違いというのは、脳にとってはわかりにくいということですかね

 

でも、だからと言って、混乱を防ぐため周辺知識を与えなかったり、正解のみを教えるのでは、何だかひ弱な生徒を育ててしまうような気がするんですよ

 

わかりやすい説明を心がけるのはもちろんですが、雑多なものの中から、必要なものを見つけることも大事だと思うんです

 

 

さて、明日は久々に早起きですね(午前5時半)

 

寝不足にならないように、早めに寝るとしますか

 

それでは、今日はこのへんで



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2018北嶺中学・高等学校説明会

そもそも、北嶺中学を受験しようと考えている保護者の方は、今後保護者向けの説明会に参加されるわけで

 

それなら、そこで説明を受けることを私が今ここで書くことにあまり意味はありませんよね(^_^;)

 

なので、昨年同様、合格実績や学校の紹介など、保護者対象の説明会や私学展などで聞くことができる話は割愛させていただいて、今回の説明会でしか聞けない話を中心に、あわせて、北嶺中学ってどんな所?と思っている方向けに書いてみようと思います

 

合格実績については、後日札幌圏の上位校の合格実績比較の記事を書きますので、そちらも参考にしてください
 

 

まずは校長先生のあいさつと出席者の事前アンケートを一緒に紹介したいと思います

 

ここ数年、道外の受験生が増え、でもそれはあくまでも首都圏や関西圏の本命前のお試し受験であったはずが、受験雑誌などから「入学しやすく卒業する時に学力が伸びるお得な学校」と紹介された影響からか、道外からの入学者も増えてきた北嶺中

 

それでも、挨拶の中で校長先生は「北海道に重きを置く」と何度も強調されていました

 

よほど、周りから言われているんでしょうね(^_^;)

 

実際、道内比率も年々低くなってきています

 

ただ、目標として「道内勢90名(75%)はキープしたい」とおっしゃっていました

 

これが一つの目安になりそうですね

 

また後から話しますが、青雲寮の規模が、道外勢の抑止力になっていると思います

 

既に定員ギリギリで、これ以上の増築もしない

 

各学年の定員を40名と設定していれば、親が引っ越してくるか親戚に預けるかしなければ現実問題通えませんから、目標は達成されるでしょう(北嶺は下宿(学生会館含む)や一人暮らしを認めていません)

 

まあ、去年は引っ越してくる家族続出で歩留り読み違えて、補助金カットのペナルティ食らったらしいですが(^_^;)

 

なので、今年は128人厳守だったらしいです

 

その結果、専願・併願合格者をかなり絞ることになり(昨年より56名減)、首都圏や関西圏の動向もはっきりした後での追加合格(10名)という流れになってしまったと

 

このあたりは、来年の入試でも変わることはなさそうで、専願・併願合格者も今年並み、追加合格も2月中旬までは可能性がありそうです

 

 

事前アンケートでは、他にこんなものがありました

 

入試科目に英語を導入する予定はあるか?−ありません

 

北嶺のような女子校が欲しいという声がありますが、共学の予定は?−ありません、もし作るとしたら男女別学で札幌第一高校の敷地内にでも作るくらいしかないのでしょうが、そんな予定は全くありません

 

スクールバスの経路変更やバス停の増加の予定は?−地下鉄東西線(南郷13丁目、南郷7丁目、白石、南郷18丁目、大谷地)・南北線(南平岸)・東豊線(福住)・JR函館本線(厚別)・JR千歳線(新札幌)と各公共交通機関については網羅してあるので、微調整はあっても大幅な変更はありません

 

 

入試については昨年大きな変更がありましたが、今年はそれを踏襲するということで、全く変更はありません

 

内容については、各説明会などで詳細に話はあるでしょうから割愛しますが、数学・理科の出来が合否に大きく影響したとだけ言っておきましょう

 

 

さて、ここからは北嶺のことをあまりご存知でない方向けに

 

北嶺と言うと

 

中高一貫の私立男子校

進学実績が優秀(東大・京大・医学部医学科へ多数合格)

どこに学校があるかわからない(真栄から滝野へ向ける道から白旗山競技場に向かう道に入って、更にそこから脇道に入るので学校に用事がある人以外は行かないところ、広報担当の方が一番近いコンビニまでも30分?1時間?かかると言ってました)

 

こんなイメージですかね(^_^;)

 

勉強ばっかりのような印象を持っているかもしれませんが、大学入試改革を見据えてここ最近、新しい取り組みを数多く始めています

 

Gプロジェクト、Sプロジェクト、メディカルスクール、ロウスクールの4つのプロジェクトです

 

GプロジェクトのGはグローバル、高校1年生の海外研修旅行でのハーバード大・マサチューセッツ工科大学への訪問を核として、その準備のためのハーバード大生や院政生を北嶺に招いてのハーバードキャンプ、中学3年生での京都・奈良研修旅行、ニュージーランドへの短期留学など、世界で活躍するリーダーを養成するためのプログラムです

 

SプロジェクトのSはサイエンス、中学2年生でのJAXA研修、中学3年生でのロケット打ち上げ研修、高校1・2年生のNASA研修など、科学を理解する人材の育成を掲げています

 

メディカルスクールは、医学部医学科を目指す生徒が多い北嶺ならではの取り組み、北嶺卒業生の保護者の協力で礼文島でのDr.コトーキャンプ、同じく地域医療セミナーとして砂川や三笠での病院研修、医師との座談会など、将来の医療人を育成するための取り組みを行っています

 

ロウスクールは、札幌で弁護士をしている卒業生やその仲間を学校に招き(年30回)、弁護士について・情報リテラシーの理解・人権問題についての理解・模擬裁判などを通じて、法を理解し、公正に判断する「リーガルマインド」を持つ人材の育成を目指す取り組みです

 

これ以外にも全校登山なども行われていて、これだけ行事がたくさんあると、勉強時間が確保できないのでは?と思うかもしれませんが、上で挙げているような研修旅行などは学校の長期休みやGWを利用して行っていますし、毎週土曜日に授業を行っていることで学習時間については十分すぎるほど確保されています

 

これだけ魅力的だと、ぜひ自分の子どもを通わせたいという保護者の方も多いと思いますが、これだけの行事、当然タダで参加できるわけではありません(笑)

 

費用見てビックリしましたよ(-_-;)

 

JAXA研修50,000円(中2全員参加)

京都・奈良研修旅行80,000円(中3全員参加)

海外修学旅行500,000円(高1全員参加、中1から積立)

 

ニュージーランド短期留学350,000円(希望者+青雲寮コース中3生)

NASA研修320,000円(希望者のみ)

 

これに月々の授業料や諸経費が掛かるんですもんねぇ…

 

 

去年の説明会で話題になった生活指導については、今年は話題が出ませんでした(笑)

※興味のある方は昨年の記事をご覧ください、私は結構好きですよ、人間臭くて

 

落ち着いたんですかね(´-`).。oO

 

 

あと、去年書きましたが、今年の新入生から部活動に必ず入ることになりました(体育系、文化系どちらでも可)

 

 

これも大学入試改革対策ですね…習いごとある生徒は入りたくないだろうな(-_-;)

 

 

今年もたくさん資料もらって、1時間半で終わるのかな…と心配していたのですが、やっぱり終わりませんでした(笑)

 

 

 

進路指導については駆け足、部活動、活躍する生徒・OBの紹介、青雲寮コースについての説明はカットされました(-_-;)

 

これはいただけませんね、アピールポイントではなかったのかもしれませんが、資料渡しているんですからタイムスケジュール組んで簡単に触れるくらいはしましょうよ

 

毎年、スライドの画像満載でお届けしていたのが、今年は0(笑)

 

手抜きじゃありませんよ、たまたまそうなっただけです

 

 

一時の、私立中学ブームと呼ばれたものについては過ぎ去った印象もありますが、首都圏や関西圏の受験生増を背景に、しばらく北嶺の天下は続きそうですね


それでは、今日はこのへんで



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