たまには受験の話題を離れて
今日の北海道新聞朝刊22面「がんばれファイターズ」に興味深いことが書いてありました
野球解説者の森本さんのドラフト指名秘話です
当時GMだった山田さんが、病院の屋上から練習を見ていて、3年生でキャプテンなのに率先してグラウンドの水まきをしていたこと
普段の練習前でも率先してグラウンド整備をしていたところから「プロに入っても頑張れる」と判断したそうなんです
ダルビッシュ選手についても、台湾で行われた世界選手権で登板した試合で打ち込まれた後、どんな態度を取るか観察していたら、最前列で声を出して応援していたので、プロで活躍できると確信したそうです
上位下位の違いこそあれ、ドラフトで指名されるのですから、才能はたぐいまれなものを持っているはずです
でも、プロ野球はその才能の集まりです
自分よりも優れた選手など大勢います
その時に、今までと変わらぬ、いや今まで以上の努力をすることができるか
スカウトの人たちは、そんなところを見ているのだと思います
…
勉強も同じですよね
TOP校なんてのは、それぞれの中学校のTOPクラスの集まりです
自分よりも才能がある子を見て、腐ってしまうか諦めてしまうか、刺激を受けて発奮するか
確かに高校では、今まで明らかにならなかったレベルの差というのが出てきますが、こういった要因も大きいと思いますよ
明日辺りには道コン速報出るんですかね?
2月の道コンの感想は…早ければ明日の夜、遅ければ日曜の夜だと思っていてください
ちなみに、国語の解説はやらないつもりです(笑)
それでは、今日はこのへんで
え〜とですね…
コメント返すのが大変です(笑)
いや、数カ月もコメントつかない状態とかよりも嬉しいんですよ、反応があるというのは
しかし、コメント返しで時間を取られて精神的に疲労するっていうのは、それはそれでどうなのよ?ってな感じでして(^_^;)
昨年みたいに、記事で返事書こうかとも思いましたが、前後の脈絡が全く分からなくなってしまうので、それはやりたくないのです
というわけで、今日はこれから、コメント返しに勤しみますので、記事の方は短めで
啓成に通っている子の生の声を聞きたいと思い、「定員割れの理由って何だと思う?」と尋ねてみました
色々あるみたいです(笑)
一番の理由は…
twitterって怖いな
昔なら、時間をかけて広まったり、途中で消えたりするものも、今は爆発的に広まりますからね
将棋の三浦九段のスマホ問題でも、羽生三冠の発言が一部切り取られて報道され、奥さんのtwitterで釈明をするという事態になりましたし
「メディア、ネットでの情報拡散の恐ろしさと、イメージ先行の怖さについて 」
今回の定員割れも関係あるのではないでしょうか
ただ、啓成高校自体、卒業生の話を聞くと評価が低いんですよね(-_-;)
しかも、あまりネガティブなことを言わない子たちばかりなので…
よっぽどだったのかなと
なぜか保護者の評価は高いのですが(笑)
というわけで、学校側には「なぜこのようになったのか」検証していただきたいと思います
…
しないか
私立じゃないもんな
それでは、今日はこのへんで
昨日の夜に書き上げた後編、アップし忘れていました(´・ω・`)
更新を待っていた方々、申し訳ありません
しかし…
金曜、土曜とこんな感じです
下手なことは書けませんよね、ホント(^_^;)
公立入試当日が、今から怖いです
さて、昨日の道コンについて、近いうちに記事にしますが、どうしても黙っていられなかったので一言
難易度設定おかしいんですけど( `ー´)ノ
裁量の国語、何なんですかあれ?
設問に、あんなに懇切丁寧なリード文用意したら、内容読まなくても当てはめれば正解出るじゃないですか…
今回の道コンって予想問題ですよね?
今年の公立入試の国語が、あのレベルだと、本気で考えているんですか??
得点分布が今から楽しみです…多分半数以上50点以上と思われ…
数学の大問6問2
あれ、今の段階で解ける子いますかね?制限時間がある中で
解答のみで期待得点率20%…期待しすぎでしょ( ゚д゚)
部分点のある関数の問3と同じ得点率って、難易度的に関数よりやさしいって判断がどうしてできるのか?
社会は、まあ普通かな
理科…裁量の予想平均点42点wwwwww
絶対そんなに行くわけないですって
大問2の力(採点基準表には運動とエネルギーって書いてましたが)、大問5の天体
それらの期待得点率…ありえない
個人的には、面白い問題ですよ
そういう時は、生徒にとっては面白くない問題なんです(-_-;)
英語は、簡単でしたね
大問4の問5「has been」くらいでしょうね、困ったの
ですから、裁量組は
国語>>>>>英語≧社会>>>>>理科≧数学
こんな感触だったのでは
進学舎のHP見ると、在宅の原稿執筆スタッフ募集してますが…
ひょっとして、社内で作問できる人がいなくなってて、難易度調整ができなくなってませんか?これ
配点でごまかそうとしてませんか?
理科の大問2問2・問3、大問3問2、このあたりは本来完全回答の問題のはずです
それを、このままだととんでもないことになるので、配点を分けたんだと思うのですが
先日のセミナーの際に、期待得点率と速報の難易度の☆について質問したんですが、何とも歯切れの悪い答えでした
あぁ…適当なんだな(´・ω・`)
そう思いましたよ
あの期待得点率は作問の人が出したものなのか、それとも教科を統括している人が出したものなのか
聞いてみましたが、そんな質問されたことがないからなのか、どちらともとれるような回答で
あまり突っ込んで聞くのは悪いのかなと思い、それ以上深くは聞けませんでした
ちなみに、速報の☆は「平均点がこの範囲なら☆☆☆」という風にして決めているそうですよ
セミナーでデータを見せられた際「ある塾さんのデータは除いたものです」と言ってますが、大手塾で今年から受けていないところがあるってことですよね?
上の述べたようなことも関係しているのではないかと思いました
そうは言っても、全道で最大の模擬試験であることは間違いないわけで
それならそれで、もう少ししっかりしてほしいなと思った次第です
そうそう、twitter見ると「今日、道コン」という発言が数多く見られるのですが
その塾はちゃんと二次処理なんでしょうね( `ー´)ノ
生徒が「実施日28日って書いてるんですけど…」とツイート
普通、生徒も気づきますよね(´・ω・`)
ちゃんとしましょう
それでは、今日はこのへんで
まず、昨年の出願変更の動きから、今年の出願変更の動きを考えてみましょう
左から昨年の当初倍率、当初から再出願までの増減、今年の当初倍率です
東 :1.51(−14)1.38
西 :1.37(−15)1.56
南 :1.24(−11)1.33
北 :1.32(−19)1.36
月寒 :1.39(+24)1.48
啓成(普):1.29(−25)0.75
啓成(理):3.07(− 7)1.67
北陵 :1.15(+ 7)1.32
手稲 :1.28(− 2)1.30
丘珠 :1.07(+ 9)1.02
西陵 :1.27(−12)0.85
白石 :1.39(− 2)1.13
東陵 :1.09(− 2)0.93
南陵 :1.05(+ 9)1.18
東豊 :1.04(+ 5)1.04
真栄 :1.27(− 9)1.07
あすかぜ:0.93(+20)1.10
稲雲 :0.99(+26)1.11
英藍 :1.09(+ 6)1.10
平岡 :1.30(+20)1.54
白陵 :1.13(± 0)1.04
国際情報(普):2.20(−17)1.57
国際情報(国):1.75(− 7)1.83
国際情報(理):1.22(− 4)1.16
国際情報(グ):1.00(+ 3)1.42
江別 :1.03(+ 8)1.13
野幌 :0.82(+10)0.77
大麻 :0.95(+28)1.22
千歳(普):1.20(−10)1.07
千歳(国):2.10(− 6)1.20
千歳北陽:0.93(+10)0.86
北広島:1.17(+14)1.48
北広島西:1.05(+11)1.01
石狩南:1.10(− 1)1.30
当別 :0.93(+ 2)0.60
恵庭南(普):1.04(− 3)1.07
恵庭南(体):0.94(− 1)1.26
恵庭北:0.95(+12)1.05
石狩翔陽:1.07(− 3)1.16
厚別 :1.06(+13)1.01
市立高校
旭丘 :1.96(−78)1.51
藻岩 :1.12(+28)1.33
平岸(普):1.60(−13)1.33
平岸(デ):1.23(± 0)1.05
清田(普):1.31(−16)1.42
清田(グ):1.32(± 0)1.54
開成(コ):1.04(+16)0.75
新川 :1.19(± 0)1.34
基本的には
「前年低倍率の高校で、今年一気に倍率が上がった学校は、出願変更も起きやすい」「高倍率校から、定員割れ、または定員割れに近い低倍率校に流れる」という動きです
出願の動機として「倍率が低くて楽に入れそう」というケースが多く見受けられ、それなら他の低倍率の高校へ変更すると考えても不思議ではありません
しかし、必ずしもそれが当てはまらないケースもあります
なぜなのか?
この出願変更、単純に増減だけで見ているので、実際にA高校から何人が出て、何人が入ってきたのかまではわからないのです
表面上+20人となっていても、40人が出て行って60人が入ってきての+20人かもしれないのです
玉突きを想像してください
A⇒B、B⇒C、C⇒Dと動いていくと、どこかでその動きが止まることがあります
昨年は、それが月寒高校(1.39倍でも+24人)でもあり、平岡高校(1.30倍で+20人)でもあったのです
今年、それがどこになあるのかはわかりません
ただ、例年東西南北から始まる出願変更による玉突きの受け皿であった、月寒や北広島が高倍率であることから、もう少し下の高校まで流れは続くかもしれません
ポイントになるのは、啓成(普)と開成中等
啓成(普)は69人、開成中等は35人、定員を満たしていません
ここで、一定の歯止めがかかりそうな気がします
ですから、TOP校については例年同様微減
月寒や北広島などは変わらずか微減
そして上に挙げた2校が、一気に定員割れるかどうかのところまで増えるといった感じになるのではないでしょうか
更に、今年のもう一つの特徴として、中堅どころの高校で1.3〜1.4倍程度の比較的高倍率と呼べる高校が多いことが挙げられます
北陵・手稲・石狩南・藻岩・平岸・清田・新川
…
ん?
国際情報も入れると、旧4学区・5学区だらけですね(^_^;)
元々、SS55〜60の高校が多い所ではありますが、それにしたってこの偏りは一体…
これも内申インフレの影響ですかね
結論としては、ここ数年と同じく「最初の出願での動きが大きかったため、一部を除いてここから更に大きく動くことはないのでは?」ということになります
というか、「動きたくても動けない」というのが本音ですかね…
それと、出願変更に関係あるかどうかわかりませんが…
札幌圏の推薦出願者がやけに減っていませんか?
昨年
石狩(普通)417+石狩(理数・体育・外国語)119+札幌(職業科)246+石狩(総合)39+札幌(普通・商業)294+札幌(コズモサイエンス)34=1149
今年
石狩(普通)360+石狩(理数・体育・外国語)102+札幌(職業科)184+石狩(総合)40+札幌(普通・商業)270+札幌(コズモサイエンス)18=974
旭丘が3ケタ切ったのなんて久々だと思いますし、他も減っているところが多いですね
個人的には今のやり方を続けるのなら、推薦入試はなくしてもらってもいいと思っているので、いい傾向だと思います
そして、今日一番書きたかったことは
上で、啓成の普通科や開成中等に流れる生徒が多いのではと書きましたが
「定員割れで楽できるから」という安易な理由での出願変更は絶対にやめてください
もし、そういった進路指導をするような塾があるのであれば、同業者として恥ずかしい限りです
上位の高校から下げての出願変更ならまだしも、例えば標準問題の高校からこの2校に出願変更なんかした日には、もう…ね…
仮にそれで入学できたとして、その後のことを考えていますか?
高校側は、あなたのレベルに合わせてくれませんよ
すぐについていけなくなって「高校つまんなーい」となるのがオチです
もう一度言います
「定員割れ狙いの安易な志望校変更」は絶対にやめてください
あと、仮に最後まで定員を満たさなかった場合、大手塾さんは合格実績から外してくださいね
全員合格なのに、実績も何もあったものではないでしょ(笑)
最後に
毎年同じことを書きますが、私は倍率と言うのは、気にしなくても困るし、気にしすぎても困るものだと思っています
大学入試ではないので、2倍を超えるような倍率でなければ、それほど神経を尖らせるものではありません
とは言え、ボーダーライン上や、後わずかに届かない生徒に取っては気にするなというのは無理でしょうね
でも、あなたが今すべきことは、倍率に一喜一憂することではないはずです
できれば、行ける高校ではなく、行きたい高校に向かって、残された日々を悔いが残らないように過ごしてほしいと思います
それでは今日はこのへんで
一昨年、昨年と、最近はこの出願状況には驚かされっぱなしですが、今年は私が経験した公立入試の中で一番かもしれませんね
それくらい、衝撃的でした(^_^;)
札幌圏のみ(職業科を除く)ですが、公立入試の出願状況について書かせていただきます
まず、始めに
この記事は、受験生及び保護者の方の不安感をあおるためのものではありません
中には報道されているものと著しく異なるものも含まれています
しかし、その事実を知らないまま、2月末の最終発表を迎えるのではなく、しっかりと自分の置かれた立場を理解したうえで、残りの期間頑張っていただくものです
なお、数字については万全を期してはおりますが、ミスもあるかもしれません(^_^;)
おかしいと思った場合は遠慮なく質問していただきたいと思います
それでは、毎年恒例の注意点について…
報道(発表)されている数字は大まかなものに過ぎません
理由は3つありまして
1つ目は「倍率が小数第2位を四捨五入して出されているから」
報道では1.3倍となっていても実際には1.25倍〜1.34倍まで開きがあるからです
この0.09倍を「大したことのない数字」と捉えるかどうか、それは人それぞれだと思います
ちなみに、320名定員の高校で約29名分にあたります
2つ目は「推薦入試も加味した倍率だから」
具体的に数字で説明したほうが良いでしょう
例えば札幌旭丘高校の場合
報道されている倍率は1.4倍、小数第2位まで出すと1.41倍です
推薦枠64名に対して83名が出願しています
単純に推薦枠いっぱいの64名に合格を出したとすると19名の推薦不合格者が出ます
一般の募集人員は320→256、それに対して推薦不合格者が全員再出願したとして出願者数は451→387
一般入試の倍率は1.51倍に上がります(実際には推薦不合格者が全員再出願ということはないでしょうが)
これは不合格者の数は変わらないのに、合格者の枠が狭くなったことによるもので、推薦入試で合格した生徒が、一般入試でも合格する基準に達していたとすると、単に合格が早く出ただけに過ぎません
今年は例年ほど、極端に倍率が上がる例はありませんが、推薦入試がある高校を一般受験する場合は、今報道されている倍率より高くなるのが普通です
3つめは「他の科からの合格者を想定していないから」
こちらも実際に数字を使って説明しましょう
残念ながら、今年は現時点で定員割れを起こしている札幌啓成高校ですが、この高校には普通科と理数科があります
昨年の当初発表では普通科定員280名に対して出願者346名(推薦出願者含む)で、倍率は1.24倍
しかし、推薦出願者49名が全員合格したとすると、残りの枠は231名
さらに、理数科が現時点で定員40名に対して96名の出願
単純に56名が普通科に回ってくることになります
すると、一般出願297名+理数科不合格者56名=353名
倍率は353÷231=1.53…
全然違いますよね(^_^;)
こういったケースがありますので、普通科の生徒や、理数科の生徒の中で普通科の合格でも構わない生徒は、こちらの倍率を参考にしてください
そして、特に注意しなければいけないのは
「昨年との比較は当初の数字であって、最終的な出願との比較ではない」
ということです
道教委のHPで発表になった(新聞でも報道される)昨年度との比較は、まさに昨年の今時期に発表になった当初の数字
ここから出願変更、再出願を経て、入試本番時には結構数字が変わっています
そちらと比較をしないと、思わぬ読み違いをしてしまいます
あと、今年は、昨年に当初発表から再出願でどれだけ出願者が増減したかもあわせて書くことにしました
出願変更を検討している場合は、そちらも参考になさってください
さて、そういった点も踏まえて、発表されたものとは違った倍率をお知らせしたいと思います
左から小数第2位までの倍率、昨年当初からの増減、昨年最終からの増減
倍率は推薦入試を除いたものになっています(色が変わっているところは発表と大きく異なっていますので注意してください)
更に他の科がある場合は、下に学校全体での倍率を載せてあります
札幌国際情報については、学校全体での倍率は載せていません、ご了承ください
道立高校
東 :1.38(−40)(−26)
西 :1.56(+61)(+76)
南 :1.33(+29)(+40)
北 :1.36(+13)(+32)
月寒 :1.48(+28)(+ 4)
啓成(普):0.75(−135)(−110)
啓成(理):1.67(−36)(−29)
啓成(総):0.90※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
北陵 :1.32(+51)(+44)
手稲 :1.30(+ 5)(+ 7)
丘珠 :1.02(−16)(−25)
西陵 :0.85(−76)(−64)
白石 :1.13(−21)(−19)
東陵 :0.93(−51)(−49)
南陵 :1.18(+31)(+22)
東豊 :1.04(+ 1)(− 4)
真栄 :1.07(−30)(−21)
あすかぜ:1.10(+56)(+36)
稲雲 :1.11(+34)(+ 8)
英藍 :1.10(+ 1)(− 5)
平岡 :1.54(+57)(+37)
白陵 :1.04(−14)(−14)
国際情報(普):1.57(−35)(−18)
国際情報(国):1.83(+ 3)(+10)
国際情報(理):1.16(− 1)(+ 3)
国際情報(グ):1.42(+30)(+27)
江別 :1.13(+20)(+12)
野幌 :0.77(−12)(−22)
大麻 :1.22(+64)(+36)
千歳(普):1.07(−57)(−47)
千歳(国):1.20(−17)(−11)
千歳(総):1.10※国際教養科不合格者が普通科に回ったときの倍率
千歳北陽:0.86(−16)(−26)
北広島:1.48(+79)(+65)
北広島西:1.01(+31)(+20)
石狩南:1.30(+64)(+65)
当別 :0.60(−40)(−42)
恵庭南(普):1.07(+ 8)(+11)
恵庭南(体):1.26(+16)(+17)
恵庭北:1.05(+26)(+14)
石狩翔陽:1.16(+27)(+30)
厚別 :1.01(+28)(+15)
市立高校
旭丘 :1.51(−116)(−38)
藻岩 :1.33(+55)(+27)
平岸(普):1.33(−75)(−62)
平岸(デ):1.05(− 5)(− 5)
清田(普):1.42(+30)(+46)
清田(グ):1.54(+ 6)(+ 6)
清田(総):1.47※グローバルコース不合格者が普通科に回ったときの倍率
開成中等:0.75(−40)(−56)
新川 :1.34(+45)(+45)
昨年も人数の変動が激しい高校が多かったのですが、今年は輪をかけて多い印象です
昨年に比べて大幅に志願者が増えた(+30人以上)高校
※当初出願・最終出願問わず
西 :1.56(+61)(+76)
南 :1.33(+29)(+40)
北 :1.36(+13)(+32)
北陵 :1.32(+51)(+44)
南陵 :1.18(+31)(+22)
あすかぜ:1.10(+56)(+36)
稲雲 :1.11(+34)(+ 8)
平岡 :1.54(+57)(+37)
国際情報(グ):1.42(+30)(+27)
大麻 :1.22(+64)(+36)
北広島:1.48(+79)(+65)
北広島西:1.01(+31)(+20)
石狩南:1.30(+64)(+65)
石狩翔陽:1.16(+27)(+30)
藻岩 :1.33(+55)(+27)
清田(普):1.42(+30)(+46)
新川 :1.34(+45)(+45)
例年と比べ、数が多いですね
そして、ギリギリ30人とかではなく、5,60人といった大幅増の高校が多いのも特徴の一つです
前年低倍率校の反動も、もちろん原因として挙げられますが、西・南・北は、それでは説明がつきませんよね
次の資料をご覧ください
これは学力コンクール事務局が毎年発行している「北海道高校ガイドブック」の過去3年分の内申ランク別合格者データです
2009−2011
2010−2012
2011−2013
2012−2014
2013−2015
本当は、これより前の資料があればよかったのですが、独立してからの資料しかなくて…
それでも、年々、Aランクの子が増えていくというか、B・Cランクの子が減っていくのがわかりますか?
特に東・旭丘はわかりやすいと思います
そして、これは先日の進学舎セミナーで渡された資料の一部です
TOP校の受験者「だけ」が高ランク化しているのではなく、全体的にランクが上がってきているのがわかると思います
数年前から言われていることですが
「ランクインフレにより、TOP校受験者が増えた」
そんな構図が出来上がっています
ただ、ランクインフレしたとしても、進路指導している側が、適切なアドバイスを送ればこんなことにはならないはずです
自分の塾の実績を上げるためなのかどうかわかりませんが「せっかくAランクなんだから、挑戦してみれば?」という、その生徒のことを何も考えていない進路指導で、大勢の受験生をTOP校受験に送り出しているのですよ(-_-;)
いっぺんでいいので、誰か大手塾の説明会か面談で、TOP校への合格者ではなくて、合格率を聞いてきてください
とてもじゃありませんが、表に出せる数字ではないのでは?
逆に昨年から大幅に志願者を減らした(−30人以上)高校
※当初出願・最終出願問わず
東 :1.38(−40)(−26)
啓成(普):0.75(−135)(−110)
啓成(理):1.67(−36)(−29)
西陵 :0.85(−76)(−64)
東陵 :0.93(−51)(−49)
真栄 :1.07(−30)(−21)
国際情報(普):1.57(−35)(−18)
千歳(普):1.07(−57)(−47)
当別 :0.60(−40)(−42)
旭丘 :1.51(−116)(−38)
平岸(普):1.33(−75)(−62)
開成中等:0.75(−40)(−56)
そして、定員割れは
啓成(普):0.75(−135)(−110)
啓成(総):0.90※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
西陵 :0.85(−76)(−64)
東陵 :0.93(−51)(−49)
野幌 :0.77(−12)(−22)
千歳北陽:0.86(−16)(−26)
当別 :0.60(−40)(−42)
開成中等:0.75(−40)(−56)
東陵は標準から裁量に変更してひどい目に遭いましたね
旧3学区の上位層の受け皿がないからって、安易に道コンSS44の高校を裁量問題校にするから…(-_-;)
まあ、発表されたときに、こうなることはわかっていましたが
元はと言えば、開成の普通科をなくしたことに端を発しているわけですが
その開成中等の惨憺たるありさまとあわせて見ると、札幌市教委も道教委も、高校配置計画について見識を持っている人がまるでいないことがわかりますね(-_-;)
啓成は…色々な原因があるのでしょうが、それにしたって、これはひどすぎます
悪いうわさがたっているのではないかと心配になるくらいです
明日の後編は、出願変更に向けた動きを中心に書くつもりです
それでは、今日はこのへんで
詳しくは夜に書きますが…
TOP校、準TOP校を目指している受験生には、何とも厳しい数字が並びましたね
南 1.33倍
北 1.36倍
西 1.56倍
東 1.38倍
旭丘 1.41倍(実質1.51倍)
月寒 1.48倍
北広島 1.38倍(実質1.48倍)
一方
啓成(普)0.75倍(実質0.75倍)
開成中等 0.78倍(実質0.75倍)
東陵(今年から標準⇒裁量) 0.93倍(実質0.93倍)
何なんでしょうね(^_^;)
これを見越したうえでの、出願変更の改訂だったんでしょうか…
それでは、また後程ほど
明日の倍率発表によって、出願変更を余儀なくされる方もいらっしゃるかもしれません
今年については、早い時期に「個別の進路相談は有料にさせていただきます」と公言していますので、聞くに聞けないという方が例年より多いかと思います
2年前に書いた記事をリンクしておきますので、参考になさってください
基本的な考え方は変わっていません
ただ、記事にも書いているように、最終的にGoサインを出すか出さないかは、感覚的な部分が大きいです
数字だけでは判断できないこともあるんですよ(-_-;)
塾に通われている場合は、目の前で見ている先生の判断が一番だと思います
ここまでお子さんを任せてきたわけですから、私なんかに頼るよりはそちらを頼っていただければと(^_^;)
明日については午後3時ころには簡単な記事を、毎年恒例の記事は深夜での更新になると思います
正直、自分の力ではどうにもならない倍率のことで悩むくらいなら、少しでも合格の可能性を上げるために勉強しましょうってことです(^-^)
そうは言っても気になりますよね
それでは、今日はこのへんで
タイトルの通り、本日は進学舎(学力コンクール事務局)の冬にセミナーだったわけですが…
毎年、この時期のセミナーは、1月道コンのデータ分析なんですよね
明後日、倍率発表なのに、志望者動向がどうこう(おっと)言われてもなぁ
かと言って、行かないという選択はないわけで
この機会でないと会えない、教材会社の方もいるわけで(都麦出版の鳥居社長など)
鳥居社長と言えば、今日、新刊の歴史教材について話をしていた際に
「それなら、このページまで生徒に解いてもらって、最後にこのチェックテストの部分をコピーして仕上げるといいですよ」
( ゚д゚)
社長自ら、教材をコピーするのを勧めたらアカンでしょwww
いや、嫌いじゃないですけどね、この感じ(^-^)
さて、セミナーの内容に全く触れないのも、それはそれでどうかと思いますので、私なりに渡された資料を弄ってみました
1月道コンの第一志望者のランク別割合です
去年との比較、またどのランクの生徒が志望者の多数を占めているのか
それを知ることで、入試前の自分の立ち位置(有利なのか不利なのか)も見えてくると思います
A、B、Cと書いてあるのは、それぞれAランクのみ、A・Bランクの合計、A・B・Cランクの合計という意味です
左が2016(去年)、右が2017(今年)です
まず、南・北・西・東から
南 A 80.0 83.7
北 A 76.4 73.5
西 A 46.8 50.7
東 A 48.7 49.2
南・西は昨年と比べ、Aランクの割合が多いですね
この2校は、当日点重視が0:10なので、もっとBランク以下の志望者が多いのかと思っていましたが…意外でした
まあ、Dランクの志望者がパラパラいるところなんかは、当日点重視枠狙いが見て取れますが
しかし、南のAランク83.7%って、内申では差がつかないので、実質当日点勝負みたいなものですよね、これ(^_^;)
北のAランクの割合が減ったのは…単純に南・西に流れたという解釈でいいんですかね
続いて、旭丘・月寒・北広島
旭丘 A 27.3 35.2
B 80.0 81.4
月寒 A 9.1 11.6
B 49.6 53.9
北広島 A 3.9 9.2
B 32.8 35.9
C 73.0 78.8
旭丘は昨年と比べて、第一志望者が大幅に減っています
にもかかわらずAランクの割合は増加しているということは、減ったのはAランク以外の子だということになりますね
高倍率の高校というのは、得てしてこういった傾向が強く、全体的に志望者が増えているわけではなく、ボーダーラインまたはボーダーラインより下の、言わばチャレンジ層が倍率を押し上げているケースが多いです
しかし、夏以降、一貫して第一志望者が前年比大幅増の北広島は、そのケースとは違い、Aランクのみ、A・Bランクの合計、A・B・Cランクの合計、いずれも割合増えています
これは、厳しい入試になりそうですね(^_^;)
続けて新川・藻岩
新川 B 29.1 19.9
C 71.6 66.6
藻岩 B 11.0 13.1
C 44.0 48.8
新川は、志望者増加傾向なのですが、ランク上位の子は少な目
それに対して、藻岩は同じ志望者増加傾向ですが、こちらはランク上位者の割合が増えています
お次は啓成・大麻
啓成 B 9.6 16.4
C 45.7 54.0
大麻 B 11.0 9.9
C 47.0 37.7
啓成は何と前年比半減…
おそらく明後日発表の倍率では定員割れでしょうね
しかし、ランクが下がったというわけではなく、啓成のボーダー付近の子(D・Eランク)が軒並み大麻に流れているような様子です
最後に、北陵・清田・稲雲
北陵 B 13.4 10.0
C 41.3 44.1
清田 B 6.7 7.7
C 32.4 36.3
稲雲 C 6.7 12.7
D 37.4 45.4
稲雲が、前年に比べランクが高い子の割合が多いですね
そうかと思えば、ここには載せていませんがEランクが減ってFランクが増えるという謎の動きも見せています
ここに、書いていない高校でも、前年との比較はできませんが、今年の割合は個人票から出すことができます
セミナー後には、採点基準表の期待得点率や速報の難易度について、担当の方に質問をし(これは後日、記事にします)、近くで行われている育伸社の教材展示会に移動
応援で来ていた東京営業所所長と話し込んでしまい、八反田先生をすっかり待たせてしまいました(-_-;)
後は、いつものようにお昼ご飯を食べながら、あーでもない、こーでもないと色々な話を
年に3回だけのはずなんですが、もう何十回と行っているような気がする(笑)
さあ、次の6月のセミナーは、どんなテーマで行われるのか?
あんまり、ワンパターンのネタが続くと、みんな来なくなっちゃいますよー
それでは、今日はこのへんで
「受験は団体戦だ!」
塾や学校などで、たまに聞くフレーズですね
そんなわけあるか!最終的に一人で受けるんだから個人戦だろ!
そう、いきり立つ人もいるかもしれません(笑)
卑怯かもしれませんが、私は
「受験は個人戦であり、団体戦でもある」
そう思っています(^-^)
まず、試験当日
誰の力を借りるでもなく、自分の力で答案を埋めなければいけないのですから、そういった点では個人戦でしょう
でも、完全に独学で学んだ人ならともかく、少なからず誰かから教わったりしてますよね?
そういう意味では、団体戦と言えなくもありません
また、受験までの間、家族や周りの人からの協力や応援もあるでしょう
私は、この「周りの人の応援」というのが、凄く大事だと思っています
話が飛びますが、大相撲で稀勢の里関が横綱昇進をほぼ確実にしてますよね
これまでに何回も綱とりに挑んで、跳ね返されてきました
それでも、みんな応援してきたんです
それは、稀勢の里関の普段からの努力や立ち振る舞いをみんな知っていたからです
「こんなに頑張っているんだから横綱になってほしい」
そういった、応援しているみんなの思いが実を結んだともいえるでしょう
受験も同じだと思うんです
「こんなに頑張っているんだから、合格させてあげたい」
周りをそう思わせるような、そんな勉強をあなたは今しているでしょうか?
別に人に見せるために受験勉強しているわけではありませんよ
でも、学校の先生や塾の先生だって人間です
頑張っている人の力になりたいのです
明日は進学舎と育伸社のセミナー&教材展示会に行ってきます
何か、良い情報が得られればそのまま夜の更新で
そうでない場合は…どうしよう(笑)
それでは、今日はこのへんで
昨日は、公立入試まで最後の休みということで、ブログもお休みさせていただきました
今週の金曜日には倍率の発表もあり、かなりブログの方も大変になりそうなので(^_^;)
さて、今週から来週にかけて、教材会社の展示会が数多く開かれます
教科書改訂のあった昨年と比べて、そんなに大きな変更はないので、まあ行かなくてもいいのかもしれませんが、こういう時でないとゆっくり話もできませんからね(^_^;)
というわけで、トップバッターは昨年に続き、教育開発さんです
教材会社名を言われてもピンとこない方には、「eトレの会社」と言えば、「あぁ、うちの子が通ってる塾で使ってるわ」となるでしょうか
残念ながら、うちの教室では「eトレ」も教材も使っていないのですが、それでもこうして展示会に行って話をできる関係です(^-^)
話といっても、教材の話は1割・2割であとは、塾業界を取り巻く話がほとんどでしたね
うちのような形態の塾が流行している(これは他の教材会社さんからも聞いていた)とか、某先生はいつのなったら下界に降りてくるのかとか(笑)
そういった中でも、住宅事情の話が一番興味深かったですね
今は関係なくても、5年後10年後を考えるときに、きっと役に立つでしょう
そうそう、土曜日に書いた新年度の変更に絡み、今までは考えてもいなかった「eトレ」についても、ひょっとしてうちの教室でも使えるかもしれないとわかったのも収穫でした
今度、デモ機を貸していただけるそうなので、ちょっと楽しみです(^-^)
水曜日には進学舎と育伸社、来週の月曜日には研進図書と続く展示会
いつもは、教室に来てもらっていますから、たまにはこちらから出向かないと(笑)
私がいる時間帯は比較的人が少なかったのですが、他の塾の先生は行かないものなんでしょうか?
教材を見る以外にも、こういった話も聞けるわけですから、もっと積極的に足を運べばいいのになと思いました
それでは、今日はこのへんで