札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
本日の道コンの印象
 「まさか」とは思いますが、明日実施する塾があるかもしれないので(標準実施日は今日だけですから、本来明日は実施できません)、問題に関しては触れないでおきます

国語:めっちゃ簡単
数学:前回より難しめ
社会:前回並み(問題的にはそうでもないが、完全回答が多いので)
理科:前回よりは易しい(大問4の出来しだい、こちらも完全回答で点数が伸び悩みそう)
英語:前回よりやや易しい
合計:国語と理科が簡単な分、前回より平均点上がるでしょう

上がると言っても、中間からやや上の層(裁量での話です)であって、TOPグループは変化しないと思います

単純に数学の出来と、他の4教科でどれだけミスをしないかという差でしかないでしょう

個人的には、もう少し国語で歯ごたえのある問題を出してほしかったですね

詳しい感想は、月曜日夜か火曜日の夜になりそうです

短いですが、今日はこのへんで


| 道コン解説・感想 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメントへの返信です
やはり、それぞれの記事のコメント欄で返信するのは無理のようですので、この記事にて返信させていただきます

>塩さん
今回の件で、事務局がどんな対応策を取るのか、それとも何もしないのか
他塾で同じミスが起きないとも限りません、何らかの対策は必要だと思うのですが…
うちは自塾で採点する方式なので、申込時には人数しか報告しません
ですから送られてくるエクセルファイルには過去の受験者の名前が全て掲載されています
この辺りも改善すべき点の一つなのかもしれませんね

>oneさん
道コンの採点は、事務局がする場合と実施塾でする場合があります
実施塾だと、翌日には答案用紙を返却できて、すぐ解きなおしができるというメリットがあるんですよね。あと、生徒に赤書きで注意を促すことができる点も。
採点の誤差は一度調査してみたことがあるのですが、私の方が採点が辛かったので大丈夫かなと。
あぁ、冗談が通じないことがあるとは言われたことがあります…

>中3の母さん
塾名が総合資料に載るようになると…今でも問題漏えいや事前実施の話が聞こえてくるのに、もっと大変なことになりそうですね
名前だけだと同姓同名の区別がつかないので学校名の記載もあるのでしょうが、今のままで十分のような気がします
断言はできませんが、仮に総合資料に名前が載らない子で同じ入力ミスをしていたとしても、私はこうして記事にしていたと思います
確かに、マークシートの解答欄を間違えズレてしまったミスを学校側に再発防止策は求めないでしょう
ただ、そのミスは自分に不利益が返ってくるものであって、今回のケースとは違うと思います
今回事務局に私が提案したことは、その後の処理に関することです
もちろん、入力ミスをしない(して当たり前と思わない)のが大前提です

>あんじゅさん
今回の道コンの例だと、中3生は1月11日実施、1月14日午後5時得点締め切りですので、採点して生徒に返却して採点ミスなどがあれば得点締め切りまでに申告するようにと、慌ただしくはありますね
ただ、今回のように出願に関する回は速報性も大事ですので、締め切りについてはこれ以上伸ばせないでしょう
ただ、総合資料の発行は…もう少し遅くてもいいと思うんですよね、HPでSSや順位も確認できますから
「道コン成績で塾が塾生を利用して勧誘にもっていかなければいいな」とは総合資料を使って「○○君は、どこかの塾に通っているの?通ってない!じゃあうちの塾に連れて来たら?謝礼に図書券もらえるよ。」といった感じでしょうか。ありそうですね…

あれ?私の前職(というか最初の職ですね)ご存知でしたか
ブログに書いたのは相当前で、うちの生徒でも最近は知らない子がいるのに…
家族会議ですか、どんな結論が出たにせよ、お子さんには最善を尽くして頑張ってほしいですよね

>受験生の父さん
私、真面目…なんですかね
受験生の父さんは、仕事しっかりされていると思います(笑) おっしゃられていることは、昨年?同様のことを八反田先生がツイッターで書いてましたね
寝る時間や余暇の時間を割いて…ん〜、確かにこのコメントは3時過ぎの教室で書いてますし、通りかかった人から見たら、あそこの塾はいつまで電気ついているんだと思われるでしょうね
でも、いいんです、好きでやっていることなので(笑)
情報の対価については考えないわけではないのですが、そもそも進学舎のセミナーで無料でいただいてきたものをアレンジして公開しているだけですし、後は私が普段考えていることを記事にしているだけですしね…
なかなかの値段を取っている塾さんもありますが…まあ、そこはお金に対する価値観やポリシーの違いかなと

>感謝感激さん
お久しぶりです
息子さんの近況報告ありがとうございます
まだ、読んでくださっているんですね、やはり高校生向けの記事も書かないとなぁ
ハンコ大事に使わせていただいてますよ

>ペケポンさん
いえいえお礼何て、こうしてコメントいただけるだけで十分です
今回のようなミスを生徒がしたらですか?
う〜ん
自分に対してと他人に対しての違いはあるでしょうが「誰にでもミスはあるんだから。大事なのは次に同じミスをしないことだぞ」ですかね

>毎日覗いている主婦さん
せっかく絵文字を使ってくれたのに、表示できなくてすいません
応援ありがとうございます
自分に負けないよう、頑張ります

>中3保護者さん
おっしゃる通りです
かわいそうではありますが、学区外の受験生については、今のところ最低でも11名の不合格者が出ることが確定しています
出願変更がなければ、学区内の不合格者数は最大でも66人です
周りがどうこう言っても、最後は本人次第ですからね…
よっぽど自分が受験する方気が楽だと思う時もあるでしょうが、残り30日とちょっと支えてあげてください

 
最後に、今回の件を踏まえて、新年度からの道コンは「事務局採点」でいこうかと思っています

別に、事務局に責任を押し付けるわけではなく、今回のケースも事務局採点を導入していれば起きなかったのです

であれば、今までのやり方を続けるのではなく、同様のミスが起きないやり方に変えるのが得策だろうと

そして、ブログの毎日更新については、もう少し待っていてください

まだ、自分の中で結論が出ていない部分があるのです

それを解決するまでは、書くべきことがあるときに、書きたいときに書くというスタイルでいこうと思います(だから時間も変えませんね、今まではわざと時間をずらしたりしていたのですよ)

それでは、今日はこのへんで


| 雑談 | comments(4) | trackbacks(0) |
2016札幌圏の公立高校出願状況(後編)
まず、いきなり今年の話をするのではなく、昨年の出願変更の動きを復習しておきましょう


私は、「定員割れや低倍率の高校への若干の動きはあっても、そこまで激しい動きにはならない」ただ…例年と違うのは「TOP校を含め、上位校で例年にない動きがあるのは間違いない」と予想しました

東高の高倍率については2つの要因を考えました


開成の普通科がなくなったあおりをもろに受けた。

開成の普通科の影響もあるが、それ以上に今年は強気の出願をしている受験生が多い。


東高は昨年の新川高校のように50名以上の出願変更があると見込み、変更先は、月寒5割、旭丘2割、手稲・北広島・北陵・大麻で残りの3割と予想

開成コズモについては、今までの人気は「普通科への保険が効く」ということが大きく、決してコズモサイエンス科自体への人気ではない

それは啓成の理数科の倍率が高いことや、釧路湖陵・室蘭栄の理数科の倍率を見てもわかると


ほかのTOP校については南・北・西、いずれも出願変更の動きは鈍いと想定

そもそも、東西南北を受験する生徒は、ダメなら私立と腹をくくっているケースが多く、今さら倍率で志望校をどうこうとはあまり考えないため

今年は特に動きたくても動きようがない


そのほかで動きがありそうなところを挙げ

月寒 :1.44(東の受け皿になるも、他に流れる生徒も。30名程度の増)
啓成(普):1.24(若干減か)
啓成(理):2.24(開成コズモの定員割れを見て動く生徒がいそう。最大20名程度減か)
北陵 :1.21(若干減か)
手稲 :1.00(高倍率を嫌った層が流れ、3〜40名程度の増か)
白石 :1.06(若干増か)
東陵 :0.91(2〜30名程度の増)
東豊 :1.06(若干増か)
真栄 :1.50(北広島西への出願変更の動き大)
あすかぜ:0.99(若干増か)
平岡 :1.41(動きたくても動けず、若干減か)
国際情報:(全ての科で高倍率も、それぞれの科で若干減にとどまりそう)
野幌 :0.96(若干増)
大麻 :0.99(2〜30名程度の増)
千歳北陽:0.73(それなりの増も定員には遥かに届かず)
北広島:1.08(東の受け皿になりそう、2〜30名増か)
北広島西:0.93(真栄の受け皿に、3〜40名程度の増)
旭丘 :1.38(東の受け皿になるも、逆に制度をうまく利用して開成コズモへの流出も一定数あるかも?若干増か)
藻岩 :1.30(若干減か)

低倍率校や高倍率校で取り上げなかったところは、例年動きが少なかったり、昨年に比べてそれほど倍率の変動が見られないため、動きもすくないであろうと予想したことによります


さて、実際はどうだったかと言いますと、読み違えたのは、南や北が若干ですが人数を減らしたこと,真栄から北広島西という動きがなかったこと

他はそれなりに当たっていたように思います


さて、ここからが今年の傾向なのですが

まず、毎年の傾向として、前年低倍率の高校で一気に倍率が上がった学校は、出願変更も起きやすいです

出願の動機として「倍率が低くて楽に入れそう」というケースが多く見受けられ、それなら他の低倍率の高校へ変更すると考えても不思議ではありません

ただ、今年それに該当しそうなケースは札幌手稲だけのようで、増えたと言っても1.28倍なのですが、もっと低倍率を期待していた生徒にとっては、札幌新川や札幌稲雲への出願変更というのも考えているかもしれません

札幌東陵は昨年定員割れですから増えたと言っても1.09倍、あえて出願変更する必要もないでしょう


札幌白石と千歳は出願変更したくてもできる高校がないというのが正直なところかもしれません

札幌白石は札幌厚別、千歳は恵庭北かもしれませんが、ちょっと学力的に離れているので…


札幌清田はこのような高倍率は久々ですね

変更先としては大麻が定員割れしているので、まずはそこに流れそう

後は札幌平岡なんでしょうが、こちらも裁量→標準になるので、ここまで下げるか?となりそうですね

しかし、札幌啓成・札幌平岸ともに高倍率ですから、動いたとしても小さい動きで終わりそうです


そして、今年最大のポイントである札幌旭丘

動きたくても動けませんね…ここも

一番可能性が高い相手は札幌月寒なのですが、1.39倍

後は、元々遠距離からの出願だった子が比較的近い低倍率校(札幌藻岩、札幌新川)へというケースくらいしかないでしょう


開成コズモは、そもそも去年が定員割れですので増えたと言ってもやっと定員ギリギリ

札幌旭丘や札幌啓成理数科などから入ってくることはあっても、この状況から出ていくことはないでしょうね


その、札幌啓成理数科ですが…

若干減ることはあっても、大きく減ることはないと思います

元々、ここ数年の高倍率を分かった上での出願でしょうし、ダメなら普通科でもと思っているでしょうから


さて、今までうちの生徒が通うには遠すぎて不勉強だった札幌国際情報高校

今回の記事を書くにあたり、ちょっと調べてみました

まず普通科(普通)、国際文化科(外国語)、理数工学科(工業)、グローバルビジネス科(商業)と大学科が4つもある高校で、出願に関する注意を見ても

第1志望の学科(出願する学科)、第2志望に書くことができる学科、第1志望及び第2志望の学科以外の学科への入学の希望(出願する学科)と書いてあって、一見どんな違いがあるのかよくわかりませんでした

どうやら、普通科と国際文化科は同じくくりで、第1志望、第2志望で選択できる
※札幌啓成の普通科と理数科の関係だと思ってください、普通科不合格→国際文化科合格ということがありえるということです。ただし、制度的にはありえるというだけで実際にそういったケースがあるのかはわかりません。詳しくは学校に直接お尋ねになってください。

理数工学科とグローバルビジネス科は、それぞれ工業高校と商業高校と同じ関係なので、お互いを第2志望とすることはできない
※これは普通科、国際文化科も同様、つまり第1志望普通科、第2志望理数工学科、または第1志望グローバルビジネス科、第2志望国際文化科とはできないということです

ただし、定員割れなどの状況になった場合は、第1志望及び第2志望の学科以外の学科への入学の希望をしたものを合格させることができる
※理数工学科、グローバルビジネス科を第1志望にしている生徒をおしのけて、普通科や国際文化科の生徒が合格することはないということです

なるほど

ということは、理数工学科やグローバルビジネスの低倍率は、普通科や国際文化科には全く関係ない話ですので、これは出願変更が結構ありそうですね

札幌新川または札幌北陵あたりに流れそうですね


TOP校については、まず東高

一見、昨年より出願者を減らしているように見えますが、昨日書いたように最終的な出願者数と比べると8名減

去年並みと考えるのであれば、動くことはないのでは?


次に西高

昨年よりも倍率を大きく下げているので、ここから減ることはないでしょう

問題は…南高からの変更者がどれくらい出てくるか


その南高は、昨年当初よりは3名減、しかし最終出願からは19名増

つまり、今年とほぼ同じ状況だったにも関わらず、昨年は少なくとも22名は変更しているということです

今年も若干減るでしょうね


最後に北高

昨年の最終出願とほぼ同数

まあ、このままでしょうね


そもそも、昨年の振り返りの所でも書きましたが、東西南北を受験する生徒は、ダメなら私立と腹をくくっているケースが多く、今さら倍率で志望校をどうこうとは考えないものと思われます

どうしても、この高校に行きたいというこだわりも強そうですしね


TOP校と言えば、今年は5%枠が激戦です

東26名(+7)1.63倍
西17名(+6)1.06倍
南27名(+3)1.69倍
北29名(+9)1.81倍

合格ラインを超え、かつ5%枠内で16番目までに入らないと合格にならないのですから厳しいです

札幌圏の生徒に比べてハードルが1つ多いわけですよね

学習環境の面でも決して恵まれているとはいえないと思います

安易に使ってはいけないのかもしれませんが「頑張ってください」


そのほかで動きがありそうなところを挙げると

繰り返しになりますが、定員割れの中では札幌稲雲、大麻に多くの生徒が流れるのではないか

地元の低倍率校への変更という面では札幌藻岩、札幌新川、北広島あたりも若干人数を増やしそう

その他については、若干の増減はあっても1桁程度で終わりそうです

結論としては「最初の出願での動きが大きかったため、一部を除いてここから更に大きく動くことはないのでは?」ということになります


最後に

毎年同じことを書きますが、私は倍率と言うのは、気にしなくても困るし、気にしすぎても困るものだと思っています

大学入試ではないので、2倍を超えるような倍率でなければ、それほど神経を尖らせるものではありません

とは言え、ボーダーライン上や、後わずかに届かない生徒に取っては気にするなというのは無理でしょうね

でも、あなたが今すべきことは、倍率に一喜一憂することではないはずです

できれば、行ける高校ではなく、行きたい高校に向かって、残された日々を悔いが残らないように過ごしてほしいと思います


それでは今日はこのへんで


| 公立入試関係 | comments(1) | trackbacks(0) |
2016札幌圏の公立高校出願状況(前編)
去年の出願状況にも驚きましたが、今年も一部とんでもないことになりそうですね

札幌圏のみ(職業科を除く)ですが、公立入試の出願状況について書かせていただきます


まず、始めに

この記事は、受験生及び保護者の方の不安感をあおるためのものではありません

中には報道されているものと著しく異なるものも含まれています

しかし、その事実を知らないまま、2月末の最終発表を迎えるのではなく、しっかりと自分の置かれた立場を理解したうえで、残りの期間頑張っていただくものです

なお、数字については万全を期してはおりますが、ミスもあるかもしれません(^_^;)

おかしいと思った場合は遠慮なく質問していただきたいと思います


それでは、毎年恒例の注意点について…

報道(発表)されている数字は大まかなものに過ぎません

理由は3つありまして


1つ目は「倍率が小数第2位を四捨五入して出されているから」

報道では1.3倍となっていても実際には1.25倍〜1.34倍まで開きがあるからです

この0.09倍を「大したことのない数字」と捉えるかどうか、それは人それぞれだと思います

ちなみに、320名定員の高校で約29名分にあたります


2つ目は「推薦入試も加味した倍率だから」

具体的に数字で説明したほうが良いでしょう

例えば札幌旭丘高校の場合

報道されている倍率は1.8倍、小数第2位まで出すと1.77倍です

推薦枠64名に対して108名が出願しています

単純に推薦枠いっぱいの64名に合格を出したとすると44名の推薦不合格者が出ます

一般の募集人員は320→256、それに対して推薦不合格者が全員再出願したとして出願者数は459→503

一般入試の倍率は1.96倍に上がります(実際には推薦不合格者が全員再出願ということはないでしょうが)

これは定員が少ないところでより顕著になります

札幌国際情報高校の普通科を例にします

国際情報高校の普通科の報道されている倍率は1.8倍、小数第2位まで出すと1.84倍

推薦枠24名に対して45名が出願しています

推薦枠いっぱいの合格者を出しても21名が不合格となります

その21名が全て再出願したとすると、残り56名の枠に一般出願者102名+推薦不合格者21名=123名

一般入試の倍率は…2.20倍

これは不合格者の数は変わらないのに、合格者の枠が狭くなったことによるもので、推薦入試で合格した生徒が、一般入試でも合格する基準に達していたとすると、単に合格が早く出ただけに過ぎません

それにしても、推薦枠がある高校に出願する場合は、額面どおりの定員ではないと思っていたほうがいいでしょうね


3つめは「他の科からの合格者を想定していないから」

こちらも実際に数字を使って説明しましょう

札幌啓成高校には普通科と理数科があります

今回の発表では普通科定員280名に対して出願者346名(推薦出願者含む)で、倍率は1.24倍

しかし、推薦出願者49名が全員合格したとすると、残りの枠は231名

さらに、理数科が現時点で定員40名に対して96名の出願

単純に56名が普通科に回ってくることになります

すると、一般出願297名+理数科不合格者56名=353名

倍率は353÷231=1.53…

全然違いますよね(^_^;)

普通科の生徒や、理数科の生徒の中で普通科の合格でも構わない生徒は、こちらの倍率を参考にしてください


そして、特に注意しなければいけないのは

「昨年との比較は当初の数字であって、最終的な出願との比較ではない」

ということです

道教委のHPで発表になった(新聞でも報道される)昨年度との比較は、まさに昨年の今時期に発表になった当初の数字

ここから出願変更、再出願を経て、入試本番時には結構数字が変わっています

そちらと比較をしないと、思わぬ読み違いをしてしまいます

昨年当初からの増減、昨年最終からの増減を比較してみて、最終の方(右)が数字が大きければ出願変更で出願者が減った高校と理解してください


さて、そういった点も踏まえて、発表されたものとは違った倍率をお知らせしたいと思います

左から小数第2位までの倍率、昨年当初からの増減、昨年最終からの増減

倍率は推薦入試を除いたものになっています(色が変わっているところは発表と大きく異なっていますので注意してください)

更に他の科がある場合は、下に学校全体での倍率を載せてあります

札幌国際情報については、どういった仕組みになっているかわからなかったので学校全体の倍率は載せていません、ご了承ください

道立高校

東  :1.51(−58)(−8)
西  :1.37(−54)(−48)
南  :1.24(− 3)(+19)
北  :1.32(−12)(− 1)
月寒 :1.39(−16)(−27)
啓成(普):1.29(+ 8)(+22)
啓成(理):3.07(+14)(+24)
啓成(総):1.53※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
北陵 :1.15(−18)(−12)
手稲 :1.28(+72)(+44)
丘珠 :1.07(−14)(− 9)
西陵 :1.27(+27)(+10)
白石 :1.39(+41)(+33)
東陵 :1.09(+58)(+39)
南陵 :1.05(−16)(−23)
東豊 :1.04(− 8)(− 9)
真栄 :1.27(−32)(−29)
あすかぜ:0.93(−22)(−29)
稲雲 :0.99(−74)(−64)
英藍 :1.09(− 9)(−15)
平岡 :1.30(−27)(−25)
白陵 :1.13(−12)(− 8)
国際情報(普):2.20(+34)(+36)
国際情報(国):1.75(−10)(+11)

国際情報(理):1.22(−12)(−12)
国際情報(グ):1.00(−53)(−50)
江別 :1.03(− 4)(−13)
野幌 :0.82(−41)(−52)
大麻 :0.95(−10)(−27)
千歳(普):1.20(+53)(+54)
千歳(国):2.10(+17)(+18)
千歳(総):1.44※国際教養科不合格者が普通科に回ったときの倍率

千歳北陽:0.93(+20)(+20)
北広島:1.17(+21)(+ 3)
北広島西:1.05(− 4)(−14)
石狩南:1.10(− 9)(−29)
当別 :0.93(+14)(+11)
恵庭南(普):1.04(− 3)(− 4)
恵庭南(体):0.94(+ 7)(+ 6)
恵庭北:0.95(−26)(−36)
石狩翔陽:1.07(−27)(−23)
厚別 :1.06(−28)(−24)

市立高校

旭丘 :1.96(+125)(+141)

藻岩 :1.12(−46)(−49)
平岸(普):1.60(+22)(+25)
平岸(デ):1.23(+ 7)(+ 7)
清田(普):1.31(+49)(+44)
清田(グ):1.32(−10)(−10)
清田(総):1.34※グローバルコース不合格者が普通科に回ったときの倍率
開成(コ):1.04(+61)(+36)

新川 :1.19(−65)(−39)


昨年も人数の変動が激しい高校が多かったのですが、今年は輪をかけて多い印象です

昨年に比べて大幅に志願者が増えた(+30人以上)高校
※当初出願・最終出願問わず

手稲 :1.28(+72)(+44)
白石 :1.39(+41)(+33)
東陵 :1.09(+58)(+39)
国際情報(普):2.20(+34)(+36)
千歳(普):1.20(+53)(+54)
旭丘 :1.96(+125)(+141)
清田(普):1.31(+49)(+44)
開成(コ):1.04(+61)(+36)


国際情報(普)と旭丘については東西南北を回避した生徒が多く流れてきたことが原因なのではないでしょうか

その他の高校については、前年の低倍率からの反動でしょうね

ただ、前年低倍率だったからと言って全ての高校が倍率が上がったわけではありません

そのあたりは後編でくわしく


逆に昨年から大幅に志願者を減らした(−30人以上)高校
※当初出願・最終出願問わず

東  :1.51(−58)(−8)
西  :1.37(−54)(−48)
真栄 :1.27(−32)(−29)
稲雲 :0.99(−74)(−64)
国際情報(グ):1.00(−53)(−50)
野幌 :0.82(−41)(−52)
恵庭北:0.95(−26)(−36)
藻岩 :1.12(−46)(−49)
新川 :1.19(−65)(−39)

こちらは前年高倍率だった高校がほとんどですね

ここには載っていませんが、20人以上出願者を減らしたところも、前年高倍率だったところがほとんどでした

単純というか、何というか


定員割れは

あすかぜ:0.93(−22)(−29)
稲雲 :0.99(−74)(−64)
野幌 :0.82(−41)(−52)
大麻 :0.95(−10)(−27)
千歳北陽:0.93(+20)(+20)
当別 :0.93(+14)(+11)
恵庭南(体):0.94(+ 7)(+ 6)
恵庭北:0.95(−26)(−36)

稲雲の定員割れは意外でしたが、恐らく出願変更で手稲から大量に流れ込んでくるでしょう

詳しくは後編で話させていただくとして、他にも1.1倍前後の高校が札幌市内でも数多く見られます


一度に記事を書いてしまうと、長くなってしまい読みにくくもなるので、あすの午前中に後編を更新します

出願変更に向けた動きとあわせて今年の公立入試の傾向についてですね


それでは、今日はこのへんで


| 公立入試関係 | comments(1) | trackbacks(0) |
出願状況に関する更新について
早ければ午後5時ころ、遅くても日付が変わるまでには何とか書きたいと思います

今しばらくお待ちください


| 教育関係 | comments(5) | trackbacks(0) |
無題
まず始めに

明日発表の出願状況についての記事と、1月30日実施の2月道コンの感想の記事は書きます

最低限の義務だと思っていますので

それ以外については、未定であるとしか言えません

今回の件とは別に、色々と考えるところもあり、正直ブログ自体続けるかどうか微妙な状態です

2011年に更新を停止したとき、それは前の会社の方針に従ったためでした

7年以上、書くことがない時でも「ネタがないです」と言ってほぼ毎日書き続けてきましたが…

毎日、楽しみにしておられる方々には大変申し訳ありませんとしか言えません


以降は、コメントいただいた方への返信と、今回の件で私が学力コンクール事務局へ行った提案について書かせていただきます

花吹雪さんへ
次回以降、私が同様のミスを100%起こさない方法があります
会場受験に切り替えることです
ただ、それでは根本的な解決になりません
他の方のコメントにあったように、事務局側の採点ミスによる総合資料の掲載に関する問題についてはどうするのか
後ほど、私が事務局に提案したことを書きます
現時点では、解決策はこれしかないように思われますので、今後これ以上の改善策が出てこない、または以前と同様の対応が続くようでしたら、道コンもそこまでの会社だと思います

oneさんへ
サービス云々の部分は、私も思わないでもありません
正直、今回事務局側が、この件をどう捉えているのか
「サービスの一環として行っていることにクレームをつけられても」
そういう思いがあるのではないかと推測していたのですが…これは後ほど詳しく書かせていただきます
ただ、総合資料に名前が載るということは、やはりおおごとなのだと思います
例えば、私も剣道をやっていましたからわかるのですが、何かの大会で優勝したとします
次の日の新聞でたった数行ですが大会の結果が載っていたとします
やはり嬉しいものですよ
スポーツも勉強も同じではありませんか
その楽しみを奪ったのであれば、やはり責任は大きいと思うのです
こと勉強に関して、順位を求める、他人と競争することが良くないこととして語られることが多いのですが、スポーツで輝く子がいるのと同様に勉強で輝く子もいるのです
自分の位置を知る、何ができないかを知る、それが模試の本来の目的なんでしょうが、「総合資料に名前が載るために頑張って勉強する」そういう目的があっても、私はいいと思います

あんじゅさんへ
「人間必ずミスは起こす」
で、あるならば、ミスが起きたときに、その影響を最小限に食い止める方法を考えるべきなのではないか
そう思って、事務局に提案を行いました
大丈夫です、表向きはいつもと変わりありませんので
お子さんでなくても、ありきたりの内容ではありますが、何か参考になることがあればと思います


ここからは、事務局に対して行った提案に関することです

まず、今回の件にあたり「総合資料への名前掲載を中止した方がいいのではないか」と考えました

総合資料に載ることをモチベーションにしているお子さんがいることを承知の上で、しかし事務局側が総合資料の名前の掲載を重要視していなかった場合

今回のようなことが起きたときのリスクと釣り合わないからです

しかし、事務局側からは

「成績上位者については、ただの模擬試験ではなく、学力『コンクール』として励みにしてもらっていると思っている」と



だったら、なおのこと、この手のミスには細心の注意を払っていただきたいんですけど

言っていることと、やっていることの整合性が取れていないように思うのですが


入力ミスをしたのは私です

責任転嫁と言われるかもしれませんが、あえてこう提案させていただきました

ブログの読者の方からは、「一般会場受験で採点ミスがあったにも関わらず、総合資料には間に合わないと言われた」とのコメントがありました
また、今回の件の当事者の方からは「名前を掲載している、という責任をもう少し重く感じてほしい。 名前や小学校名、点数の開示を行うにも関わらず事務局側のチェックが甘いのではないか」という指摘も受けております
 
最初の方の件にしても、今回の件にしても、総合資料の原稿締切を今よりも遅くしていれば問題はおきなかったのではないでしょうか。
採点ミスをみつけました→得点集計の締切が過ぎているので総合資料の変更はありません。
個人票が届いてミスに気づきました→もう総合資料の作成は終わっているので変更できません。
「コンクール」と自負される割には、正直いかがなものかと考えさせられてしまいます。
昔のように、詳細な情報を手に入れるのが郵送される総合資料のみというわけではなく、ほとんどの家庭でインターネットを使うことができる時代です。
速報性という点では学力コンクール事務局のHPがその任を果たしており、名前が掲載される総合資料には、速報性よりも正確性の方を求めるべきではないかと思うのです。
採点ミス、入力ミスはどんなに気を付けていても100%起こらないとは言えません。
であれば、ミスが起きた場合にその影響を最小限に食い止める方法について考えるべきではないか。
少なくとも、採点ミスや入力ミスに気づいて申告があっても、それを修正できないような日程で原稿締切を設定する必要性はないのではないかと愚考した次第です。

一部、文面を変えておりますが、以上のような内容を提案させていただきました

後は、事務局側がどう判断するかです


最後に一言

受験も同じだと思いますよ

ミスが起きた場合に、その影響を最小限で食い止めるにはどうすればいいか


それでは、今日はこのへんで


| 雑談 | comments(8) | trackbacks(0) |
すいません
今日の更新はおやすみします

とにかく、今日は何も書きたくないのです

反省しているからとかそういうのではありません

書く気力が出るまで、しばらく更新がストップするかもしれませんが、その際はご容赦ください


| 雑談 | comments(5) | trackbacks(0) |
大失態
今日の夕方

道コンの個人票が届きました

さっそく中を開けて確認していたのですが…あるところで猛烈な違和感が



あれ?何でこの子受験したことになっているんだ??



まさか!

慌てて、事務局に送ったエクセルファイルを開いて事態を理解しました


入力ミスです

受験していない子のセルにデータを入力していました(^_^;)


「それなら、改めてデータ入力して、個人票を送ってもらえばいいじゃないですか?」

はい、普通であればそれで済むのです

今回の場合は


総合資料に名前が載るのが問題なのです(-_-;)



総合資料を見た学校の友達に「○○名前載ってたね〜」と声をかけられることもあるでしょう

本来載るはずだった子は、「○○名前載ってなかったね〜」と言われるかもしれません

お互い、不幸ですよね

これは…非常に申し訳ないことをしてしまいました


長年、道コンを利用してきましたが、初めてのミスです

しかし、人間が手で入力している以上、いつ起きても不思議でないミスでした

道コン事務局側も、初めてのケースらしく、対応に苦慮されていました

再発防止策としては…複数人によるチェックくらいでしょうか

事務局側にお願いしたいのは、総合資料に掲載される名前をあらかじめ教えていただければ、今回のケースも防げたのかなと


今日一日、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした

私の塾人生の中で最大の失態です

はぁ


それでは、今日はこのへんで


| 教育関係 | comments(2) | trackbacks(0) |
2016冬の進学舎セミナー(後編)
昨日に引き続き、1月道コンに見る志望者動向についてです

さっそく始めましょう

まず札幌南

FullSizeRender.jpg

ちょっと数字が見えにくいかもしれませんが(^_^;)

SS累計というところを見ていただければわかるように、ほぼ昨年と同じ分布となっていることがわかります

昨年は8名いたSS74以上が、今年は少ないじゃないかと思うかもしれませんが…

そもそも今年はSS74以上の生徒が1名だけだからです

もう、行きつくところまで行ってしまっているので、これ以上レベルが上がるとかボーダーが上がるとかはありません


札幌北

FullSizeRender.jpg

まあ、増えた分は満遍なく散っていると言えますね

SS65に山があるように見えますが、隣の66や64と合わせると105と106でほぼ同数です

増えた分だけボーダーは若干ですが上がると見ていいでしょう


札幌西

FullSizeRender.jpg

SS62くらいまでは、そこまで減ったようには見えませんが、そこから一気に減少しています(昨年109名、今年77名)

志望者減はボーダーからは外れている層、影響は少ないと書いていますが好意的にとってはいけません

「倍率が下がったからと言って入りやすくなるわけではない」という意味です、お間違えなく


札幌東

FullSizeRender.jpg

前年と一致と書いてありますが、SS64に1つ山があります

ちょうどボーダーラインにあたるところなので、非常に激戦が予想されます

そしてもう一つ、今年の特徴はと言うと、Aランクの生徒の増加です

東はTOP校の中で唯一の学力重視8:2の高校、正直Bランクの生徒は今年は厳しいですね


札幌旭丘

FullSizeRender.jpg

SS64以上の安全圏の生徒は昨年よりむしろ少な目

あの志望者の増加はボーダーライン上、もしくは現時点で届いていない層のものだとわかります

SS58〜SS63の層で昨年と比較すると

昨年164名、今年260名

100名近く増えてますね(^_^;)

それと、Bランクでの志望者が多いのが目立ちます

おそらく、昨年まで強気に西に出願していた層が、一気に旭丘に流れてきているのだと思います

まあ、開成との絡みもあるのでしょうが…


その開成コズモ

FullSizeRender.jpg

SS60以上の層は変わらないんですよ

問題はそれ以下の層、特にSS55以下を見てください

昨年は6名だったのが今年は何と18名(^_^;)

どう見ても、定員割れ狙いですね

もし、1倍ギリギリの状態なら…全員合格ですよ

それならいっそ、定員割れしてしまった方が、ある程度レベルは確保されるのでは?

昨年の2次募集、北や西の不合格者が目立ったとの話ですからね

こんな姿を望んでいたわけではないと思うのですが…来年も含めてこの3年間は開成の歴史の中で何と言われるんでしょうかね

通っている生徒たちが悪いわけではありません、どう考えても行政側の責任だと思うのですが

残念です


国際情報(普)

FullSizeRender.jpg

これは…一目瞭然、明らかに上にシフトしていますね

例年のボーダーラインは通用しないと思った方がいいでしょう、SS2〜3ポイント上昇ってかなり厳しいですよ

しかもそれくらいですむかな…


啓成(理)

FullSizeRender.jpg

おそらく、かなり倍率が高くなるものと思われますが、志望者の分布は…

意外なことに、SS60以上はむしろ減っていて、それより若干下のSS59〜58、SS56〜54山があるといった具合になっています

力がある人にとっては倍率ほどの厳しい争いにはならなさそうです


啓成(普)

FullSizeRender.jpg

50人増えた分は、SS49までで使い切ってます

特にSS54〜51のあたりで63人から102人と大幅に増えていますから、理数科の倍率のことも合わせて考えると、2〜4ポイントとはいかなくても、例年よりは厳しい入試になるのは間違いなさそうです

うちの教室のメイン中学、かなり啓成の志望者多いそうなんですが…大丈夫かな(^_^;)


札幌手稲

FullSizeRender.jpg

上位層が少ないですね(^_^;)SS55〜52あたりに志望者が固まっています

そして…Dランク以下の志望者が結構多い??しかもボーダーラインから外れている子も多いという

何だろう?強気なのかな…


札幌清田

FullSizeRender.jpg

あ〜、これは今年の入試は大変そうですね(^_^;)

SS56〜54の比較的安全な生徒が30人くらい増えてますね

志望者増えた分、まるまるこの層なので、単純にボーダーライン上がります

清田は例年、低倍率で穏やかな入試なんですが、今年はそうも言っていられないようです


札幌平岸(普)

FullSizeRender.jpg

去年はSS51〜48にあったボリュームゾーンが、今年はSS54〜48と、上の方に広がっています

志望者が増えた分は上位層なので、清田同様厳しい入試になりそうです

なお、デザインアートを第2希望に書いた場合、実技試験(デッサン)を受けなければいけないということで、昨年は2次募集になったそうです

それは知りませんでした(^_^;)


札幌白石

FullSizeRender.jpg

志望者が増えた分は、比較的満遍なく散っているようです

ただ、SS42以下の数が明らかに多いです

この辺りは、例年の低倍率を見越して第1志望にしてみたものの、当てが外れてしまった層と見ていいのでは(昨日の記事に書いたような進路指導がされたからかも)

定員減に志望者増による高倍率も重なって、一見厳しい入試に見えますが、どうなんでしょう?

出願変更もかなり出るでしょうし、それほど理不尽な入試にはならなさそうです


おしまいは札幌平岡

FullSizeRender.jpg

SS46くらいまでは昨年と同じなのですが、そこから一気に志望者が減っています

倍率がかなり下がるようでしたら、昨年と比べランクもそれほど高くありませんので、上位は安泰、ボーダーラインも下がるものと思われます


と、ここまで書いてきて…

札幌月寒・北広島・札幌新川・札幌北陵・大麻などのデータがないことに気づきました(^_^;)

ここに載っていない「○○高校について教えてください」と言われても、データがなければ話したくてもできません

ご了承ください


さて、セミナーも終わり、お待ちかね?の昼ご飯を食べながらの八反田先生との密談

いつものように色々と話をしましたが、最後に盛り上がったのは、八反田先生がしている某お仕事の話

果たして、日の目を見ることはあるのでしょうか(^_^;)


中3の学年末テストが続々と返ってきています

道コンの後、準備期間としては1週間ほどしかありませんでしたが、みんなまあまあ頑張ったのではないかと思います

特に副教科(笑)

内申点のことを考えたら、大事ですよ?副教科の点数は


そして…

願書出したから、もう成績変わらないと思っていませんか?

高校に送付される個人調査書は、推薦が2月5日まで、一般は2月15日から2月19日までの間に高校に提出ですよ

つまり、まだ全然成績なんて変えれるということです

もう、何やっても成績変わらないだろうと思っているそこのあなた

そんなことはありませんよ

くれぐれも諦めず油断せずです


それでは、今日はこのへんで


| セミナー | comments(6) | trackbacks(0) |
2016年冬の進学舎セミナー(前編)
昨日の更新でも書いたように、今日は進学舎の展示会&セミナーの日でした

今年の4月に中学校の教科書が4年ぶりに変わることもあり、新しい教材を見ようと大勢の塾の先生たちが来ていました

セミナーの方は、例年1月道コンの分析のみなので、それほど重要ではないのですが、今回会場に来られていた方はあることを期待されていたのではないかと思います

「浦社長、何でやめちゃったの?」

その辺りの説明が冒頭の新社長のあいさつであるかと思ったのですが…

全く、そのことには触れず1分かからず終了(笑)

ちなみに、11時開始だったのですが、2〜3分早く始まってしまったため、新社長のあいさつの後に会場入りされた方も結構いまして(^_^;)

後から来たみなさん「あれ?もうあいさつ終わってるの?」と思っていたのではないかと

まあ、触れられたくないから話さないのであって、これ以上詮索するのはやめましょうね(^_^;)


さて、当初今日1日で終わらせようかと思ったのですが、紹介するデータの量が多いため、今日と明日の2回に分けようと思います

決してネタ切れだからではありませんからね

まず、受験者数から

昨年中3は全道で13513名、石狩で8480名だったのが、今年は全道で14587名、石狩で9610名

率にすると、全道で前年比108%、石狩で113%となりました

ちなみに、一昨年は全道で14903名、石狩で9883名ですから、増えたというより一昨年の水準に戻ったということですね

というわけで、12月に志望者動向を振り返った時同様、一昨年の数字もつけて、1月道コンの志望者の変化を見ていくことにしましょう

まず、2013年から3年間の受験者数の変化について( )内は石狩のみの数字です

左から8月 11月 裁量トライアル 1月です


2013年 13666(9228) 8641(5374) 3906(2925) 14903(9883)

2014年 12576(8152) 7734(4419) 3803(2799) 13513(8480)

2015年 13028(8438) 8054(4615) 4126(2953) 14587(9610)


こうしてみると、8月・11月・1月は2013年に比べて少ないのに、裁量トライアルの受験者数は増えていますね

裁量問題の高校を受験する生徒が多いということなんだと思います

それがわかるのが、裁量問題と標準問題に分けた受験者数と割合の変化です

2013年 7170(7733)48.1%:51.9%

2014年 6903(6610)51.1%:48.9%

2015年 7511(7076)51.5%:48.5%

昨年に引き続き、裁量問題を選択した受験者の方が多くなっていますね


それでは各高校の受験者数の変化です

12月の記事では、東西南北+旭丘・月寒・啓成(理)のみでした

今回は詳細な数字は上記の高校のみ、それ以外の高校は今日配られた資料を掲載する形にしたいと思います

あ、そうそう

事務局の方が昨年と比較しやすいようにと、今日会場で配られた資料では傾斜がかけられているのですが、私の数字は2年前との比較もするため、あえて生データのまま載せることにします

ですから、同じ高校なのに資料と数字が食い違ってるのは、そういった事情ですので、あらかじめご了承ください

左から8月、11月、裁量トライアル、1月の第1志望者の数で、( )内は全志望者(第1〜4希望)数で、一番最後は最終倍率です

札幌南
2013 390(723) 165(351) 240(444) 297(575)1.22
2014 399(699) 176(348) 250(458) 317(614)1.18
2015
421(753) 178(355) 234(428) 329(611)

安定していますね。極端に倍率が上がることは今年もないでしょう。少数激戦です。

札幌北
2013 388(825) 229(423) 221(488) 332(662)1.23
2014
332(761) 151(382) 213(494) 296(658)1.32
2015
390(837) 194(402) 237(498) 337(668)

昨年との比較では増えているように見えますが、一昨年並みと考えると、それほど極端な倍率の増加はなさそうです。

札幌西
2013 377( 963)  163(442) 229(600) 345(787)1.26
2014
419(1027) 215(469) 265(614) 397(828)1.52
2015
398(1034) 193(489) 227(589) 387(838)

裁量トライアルで一服したかに見えたのですが、ここに来てまた志望者の数が増加に転じました。高倍率だった去年よりは減っていますが、一昨年と比べるとかなり増加しているのがわかります。今年も1.5倍前後の激戦が予想されます。

札幌東
2013 369( 968)  133(413) 166(495) 284(728)1.20
2014
407(1048) 149(429) 218(564) 393(901) 1.53
2015
454(1174) 182(534) 203(561) 395(913)

8月、11月と一時はどうなることかと思いましたが、昨年並みの数字に落ち着いてきました。それでも一昨年と比べれば100名以上の増加ですので、当初倍率は昨年並みの1.7倍前後、そこからどれだけ出願変更が出るかがポイントになりそうです。

札幌旭丘
2013 335( 997)  162(444) 198(513) 359(722)1.46
2014
365(1080) 193(517) 200(586) 314(798)1.42
2015
452(1205) 238(605) 292(646) 457(977)

何とも恐ろしい数字が出ました(^_^;)この数字で単純に計算しても1.43倍です。道コンを受験していない生徒もいることを考えると…1.7〜1.8倍、推薦合格者が出た後の実質倍率は2倍近くまで行きそうですが。

札幌月寒
2013 429(1216) 201(539) 198(508) 377(823)1.39
2014
416(1190) 198(536) 199(554) 348(873)1.48
2015
417(1273) 183(546) 202(616) 371(964)

昨年より増加しているものの、一昨年との比較で考えると同じくらいに落ち着きそう。ただし、全志望者数が増えていることから考えると、旭丘からかなりの生徒が出願変更で流れてくるような気がします。

札幌啓成(理数)

2013 43(166) 21(66) 18(62) 37(99)1.83
2014
44(194) 20(61) 22(71) 49(120)1.86
2015
60(190) 28(75) 34(87) 68(141)

最後まで、志望者増の傾向が続きました。これはもう、今年はさらなる倍率上昇とみて間違いないでしょう。2倍超えますね…正直かなり厳しい入試になると思われます。


ここからは、会場で配られた資料から、気になる高校を取り上げて話をしていきたいと思います


FullSizeRender.jpg

開成中等は盛り返してきましたね

盛り返してきたんですが…明日お見せする資料を見て、八反田先生と2人で苦笑い

果たしてその訳は?

何か、ドラマかマンガの予告みたいですが…まあ明日を楽しみにしていてください

あと、国際情報も激戦ですね

TOP校狙いだった子が下げたのか?それとも?これも明日をお楽しみに


FullSizeRender.jpg

手稲・啓成・清田・平岸が増、新川・藻岩・稲雲が減

手稲・啓成・清田は例年低倍率だった高校ですが、今年はそういうわけにはいかなさそうです

そして志望者のレベルについては、それぞれ異なる変化を見せています


FullSizeRender.jpg

何といっても注目は白石

学級減なのに志望者増とは??

事務局の方がおかしなことを言っていました

「平岡より白石の方が入りやすいと進路指導している中学校があるらしい」と

("゚д゚)

倍率しか見ていない方なんですね、きっと(笑)

ひょっとして白石の学級減のこと知らなかったりして…

あと、隔年傾向とか

平岡が前年高倍率だったのを嫌ってか倍率下がりそうなので、かなり出願変更出そうですね


明日は、志望者のSS分布についてお話しします

前年データは手に入らない(総合資料には数字しか出ない)ので、かなり貴重かと


それでは、今日はこのへんで


| セミナー | comments(0) | trackbacks(0) |
1/3PAGES >>
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< January 2016 >>
Selected Entries
Categories
Profile
Archives
Recent Comment
Links
Link2
Mobile
qrcode