札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
面白い本を見つけました
先日、書店に行った際に、ふと目に留まったこの本

IMG_3243.jpg

まあ、ネタ本かなぁという軽い気持ちで買ったのですが、なかなかどうして面白かったです

面白いというのは変か…

いや、やはり面白かったです

タイトルだけ見ると「ギャルのまま受験勉強して楽に合格♪」みたいな感じに受け取られるかもしれませんが

とんでもありません

オシャレ命だった子が、髪もボサボサ、化粧も止めて、上下ジャージ姿で毎日勉強にもがき苦しむわけです

ストレスと不安でお肌も荒れるわけです

決して「楽に合格できた」わけではありませんよ



「でも、この子でも行けたんなら、誰でも慶応に行けるんだね?」

そう聞かれても、私は「はい」とは答えられません

この本の中に書かれてある、いくつかの条件に当てはまり、想像を絶するような努力をして、それでもなお届かないかもしれない

そんな世界です

その条件の一つとして、この子を指導した塾の先生は

「中途半端なプライドを捨てて、恥をかくのを恐れなかったこと」

そう言っています

これ、わかります(^_^;)


自分が何ができないか?

自分が何を知らないのか?

自分は何をやらなければいけないのか?


生徒も、指導する方も、明確に掴めたからこそ最短距離で突っ走ることができたのです

なかなかできることではありませんね


この本を読んでいると、過去の教え子たちが頭に浮かんできました

その子たちを伸ばせなかったのは…私がダメだったんですね(^_^;)


まあ、そんなに肩肘張って読むものでもないかもしれません

興味のある方は、主人公のさやかちゃんの珍回答ぶりを楽しまれればいいかと思います


明日は2月道コンですね

感想は週明けになると思います

それでは、今日はこのへんで


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ミスをなくすにはどうすればいいのか?
本当は他に書く記事が2つ3つあったのですが…

今日、こんなコメントをいただきました

~中略~

とにかく波があるので心配です

数学や英語はくだらないミスがほとんど

しかも、三角形の面積なのに二分の一を忘れたとかありえないレベルのミスです

(TOP校受けます(^^;;



ミスがなかったときとひどかった時では

SSでくらべると10以上ひらきがあります



ミスも、これほどあると、それが今の実力なわけで…本番でこれをやってしまったらアウトですよね



今から何とかミスをなくす方法はないでしょうか?

解法がわからなかったわけではないので

間違えたところを何度もやり直すというのも

違いますよね?

~終了~

「これ!うちの子も同じ!」

そう思われている方も結構多いのではないかと思いまして、私からの答えを記事にさせていただきます


結論から言うと

気持ちの問題・覚悟の問題です

まだ心のどこかに甘さがあるのだと思います

本人は「解き方はわかっているから、今度気をつければ大丈夫」

周りも「まあ、ケアレスミスだから、次気をつければ大丈夫だろう」

恐らく治りませんよ、このままでは

本番でも同じようなミスをすると思います


私としても、60点でも1問間違いの58点でも、大した変わらんだろうとは思うのです

最後の1問にかける労力に対して、代償が2点では…

ただ、その間違いがくだらないミスなんだとしたら、それは治すべきだと思います


では、どうすればいいのか

くだらないミスをするとどういうことになるか、それを実感してもらうのが一番ですね

今までにやったいくつかの方法を書きますね


連続模試などで、SSなどから合格ラインを設定しておき、模擬合格発表をする(私は受験票を作り、本当の合格発表のようにダミーの番号も混ぜて、実際の合格発表のように紙を張り出しました)

くだらないミスをした場合は、恥ずかしいペナルティを課す(それをするくらいなら見直し100回するレベル)

くだらないミス1つにつき、お楽しみのもの(息抜き)を1つずつ禁止(期間は短く)


などなど

ご褒美作戦もありかもしれませんが、この時期の受験生にとって最大のご褒美は「志望校合格」のはずですから


それともう1つ

問題数の多さが、妙な安心感に繋がっている可能性もあります

1問くらい間違ってもどうってことないだろう

その1問の大事さをわかってもらうには?

1日1問、解けたら100点、ダメなら0点ってテストを続けるのもいいかもしれません

ミスによる失点で何人に抜かれたのかをはっきりさせる(模試などではわかります)

例えば、1月道コンであれば、TOP校のボーダーラインとなるSS64~68付近にはそ130~150名前後がひしめきあっているのが個人成績票を見ていただければわかるかと思います

実際はどの学校も道コンより志願者増えていますから、だいたい1点違えば10人前後に抜かれる計算ですかね

え?たったそれだけ?

え?そんなに?

どちらで感じたかはわかりませんが、受験は本当に僅差の勝負だということをしっかり頭に入れておいてください


ちなみに安定して上位にいる子というのは本当にミスが少ないです

なぜだと思いますか?

彼ら・彼女らは、いつも上位にいるため、これ以上点数・順位・SSが上がることがありません

常に「落ちる」恐怖と戦っているのです

それはメンタル強くなりますよ(^_^;)


そうなんです

受験勉強に、くだらないミス撲滅に、より「真剣に」取り組めるかどうかは

「合格への渇望」より「不合格への恐怖」の方が、力が強いのではないかと思います


落ちたくない


その気持ちが強くなれば、自然とミスは減ってきます

くだらないミスをして笑っているうちはダメです

怒り・悲しみ・泣くくらいでないと

東西南北を合格するためには、そういった覚悟が必要です

何もそこまで…というのであれば

今からでも志望校を変えたほうがいいかもしれませんね


最後に

勉強とは関係ないと思うかもしれませんが、忘れ物をしたり約束を忘れたり、どこかルーズなところがありませんか?

もし、思い当たるところがあれば、残り1ヶ月ですがそこを治すことにも力を入れた方がいいかもしれません

些細なことですが、そういった生活習慣の中からもミスは生まれるものだと思ったほうがいいでしょう

(追記です)

今、うちの生徒に社会や理科でやってもらっていることは、答えを見てから問題文を読む見直しです


例えば、解答欄に「ア」と書いていたら、問題文は「ア~エから選びなさい」となっているのか、「すべて選びなさい」と書いていないか

2.3gだったら、問題文に「小数第一位まで求めなさい」などの記載がないか

「A」だったら、「A~Dから選びなさい」となっているか


問題文から解答を見直しても、どこか「大丈夫だろう」という油断があるので、逆にたどれば視点が変わって間違いを発見しやすいのではないかと思い、試してもらっています

それと、数学に関しては後で見直しするのはやめた方がいいでしょう

するなら、解いてすぐです

方程式なら代入する、関数なら傾きや切片におかしなところはないか、角度なら鋭角、鈍角の確認、面積や体積を求める問題は公式の確認

そのためには計算過程や思考過程をわかりやすく残しておかなければいけません

中学までは、いいとこ大問の最後くらいしか記述は求められませんが、高校に行けば答えだけの方が珍しいくらいです

今からやって損はありません

参考まで

(追々記)

はったんだ先生のコメントの方が、私の記事よりよっぽど参考になると思います(笑)

ぜひ目を通してください

それでは、今日はこのへんで


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2014年札幌圏の公立高校出願状況(後編)
まず、昨年出願変更で大きな動き(2ケタの増減)があった高校は次の通りです

( )の中の倍率は昨日とは違い、推薦を抜きにした当初倍率です

ただ、倍率は微妙に違うかもしれませんので、明日教室に行ってから訂正する高校もあるかもしれません(^_^;)

まずは増えた方から

西陵   +25(1.02)
東陵   +14(0.99)
大麻   +12(1.12)
千歳北陽 +18(0.69)
北広島西 +23(0.97)
石狩南  +29(1.07)
当別   +10(0.99)
恵庭北  +19(0.97)
旭丘   +19(1.50)

2ケタと言っても30人以下の高校ばかり

旭丘を除けば、定員割れや低倍率の高校がほとんどです


続いて減った方

西    −22(1.54) 
南    −25(1.28)
北    −20(1.40) 
英藍   −11(1.19)
石狩翔陽 −11(1.37)
新川   −27(1.44)
開成(コ)−11(2.11)

西南北のTOP校は全て高倍率でしたから、下がるのは仕方がないと言えるでしょう

新川も1.4倍超えてましたからね


では、低倍率の高校が必ず出願者が増えて、高倍率の高校が出願者が減ったかというと、そうとも言えません

藻岩、平岸、清田、開成(普)などは毎年出願変更が少ないですし、江別、野幌、千歳、北広島など、札幌郊外の高校も極端な低倍率(定員割れ)でもない限り、出願変更の動きは少ないです


さて、以上のことを踏まえて、ここからが今年の話です

まず、東西南北のTOP校はどう動くのか?

西や北は若干出願者が減り、東は微増、南は現状維持

そのように思います

ん?去年も同じこと言ってましたね(^_^;)

理由も昨年と同じ

1つ目は、動こうにも他の高校も軒並み倍率が高いため、動くに動けないということ

準TOP校と言われる開成や旭丘

さらに国際情報や月寒まで倍率高いですからね

開成の普通科については低いでしょ?と思う方は昨日の記事をもう一度読んでください

もう1つの理由は、東西南北を受験する生徒は、ダメなら私立と腹をくくっているケースが多く、倍率で志望校を落とすケースが少ないからです

そもそも、倍率見て下げるくらいの気持ちで受ける高校ではないです( ̄▽ ̄;)


次に、大きく出願者が動きそうな高校はどこか?

例年と同じであれば、定員割れの高校はほぼ確実に

そして1.2倍以下の低倍率校は志願者が増える可能性があります

ただ、上の条件でも昨年より倍率が上がっている高校は、あてはまらないと思ったほうがいいでしょう

啓成
北陵(定員割れ)
手稲(定員割れ)
白石
東陵(定員割れ)
南陵
真栄
あすかぜ(定員割れ)
稲雲
英藍
江別(定員割れ)
野幌(定員割れ)
大麻(定員割れ)
千歳
千歳北陽(定員割れ)
当別(定員割れ)
恵庭北(定員割れ)
藻岩
清田

今年は大幅に減った高校が多かったので、出願変更でも大きく動くような気がします

その中でも、手稲は結構増えるのでは?

昨年の高倍率が嫌われただけのような気がするので、西、新川、国際情報あたりから流れませんかね

下の市立高校2つは微妙ですね(^_^;)

毎年市立高校は思ったほど動かないんですよね、手続き上の問題なのかわかりませんが

さらに、勘違い?により開成の普通科も増えそうな気がしますよ


逆に、1.3倍を超えるようであれば出願者が減る可能性が高いのですが

西
月寒
東豊
白陵
国際情報(普)
北広島
啓成(理)
国際情報(国)
旭丘
平岸(普)
新川
開成(コ)

並べてみると、志望校を落としたくない、もしくは落とせないケースが多いと考えられるため、大きく減らしそうなのは…

北広島と新川くらいですかね


まとめると「例年より定員割れしている高校や昨年より減らしている高校が多いため、出願変更の動きは激しいのでは?ただ、そうは言っても上に挙げたような一部の高校に限られるはず」というのが私の考えです


最後に

私は倍率と言うのは、気にしなくても困るし、気にしすぎても困るものだと思っています

大学入試ではないので、2倍を超えるような倍率でなければ、それほど神経を尖らせるものではありません

とはいえ、1倍を超えるということは「誰かが落ちる」のです

その「誰か」にひょっとしたら自分がなるかもしれない

そういった危機感が持てない人は受験を舐めている証拠です

「○○高校なんて余裕〜」

そう言って、ちっとも勉強していない人、周りにいませんか?

必死で勉強している姿を知られたくないだけかもしれません

本気で余裕と思っているのかもしれません

もし後者だとすれば…痛い目をみることになりますよ

たまたま合格したとしても、次の壁を越えることができないと思います


油断することなく、必要以上に恐れることなく

自分の最善を尽くすという心構えで、粛々と受験の準備を進めてもらえたらなと思います


それでは今日はこのへんで


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2014札幌圏の公立高校出願状況(前編)
お待たせしました

札幌圏のみ(職業科を除く)ですが、公立入試の出願状況について書かせていただきます


まず、毎年恒例の注意点について…

報道(発表)されている数字は大まかなものに過ぎません

理由は3つありまして

1つは「倍率が小数第2位を四捨五入して出されているから」

2つめは「推薦入試も加味した倍率だから」

3つめは「他の科からの合格者を想定していないから」


1つめの四捨五入の件について

報道では1.3倍となっていても実際には1.25倍〜1.34倍まで開きがあるからです

この0.09倍を「大したことのない数字」と捉えるかどうか、それは人それぞれだと思います

ちなみに、320名定員の高校で約29名分にあたります


2つめの推薦入試の件については、具体的に数字で説明したほうが良いでしょう

例えば札幌旭丘高校の場合

報道されている倍率は1.4倍、小数第2位まで出すと1.42倍です

推薦枠64名に対して107名が出願しています

単純に推薦枠いっぱいの64名に合格を出したとすると43名の推薦不合格者が出ます

一般の募集人員は320→256、それに対して推薦不合格者が全員再出願したとして出願者数は348→391

一般入試の倍率は1.53倍に上がります(実際には推薦不合格者が全員再出願ということはないでしょうが)

これが札幌開成コズモサイエンス科などの定員が少ない所になると、よりはっきりします

報道されている倍率は1.9倍、小数第2位まで出すと1.94倍

推薦枠40名に対して31名が出願しています

この31名が全員合格だとすると、残り49名の枠を一般出願者124名で争うことになります

一般入試の倍率は…

2.53倍

これは不合格者の数は変わらないのに、合格者の枠が狭くなったことによるもので、推薦入試で合格した生徒が、一般入試でも合格する基準に達していたとすると、単に合格が早く出ただけに過ぎません

それにしても、推薦枠がある高校に出願する場合は、額面どおりの定員ではないと思っていたほうがいいでしょうね


最後の「他の科からの合格者を想定していない」点について

こちらも実際に数字を使って説明しましょう

札幌開成高校には普通科とコズモサイエンス科があります

今回の発表では普通科定員240名に対して出願者285名で、倍率は1.19倍

やった!今年の開成の普通科は倍率低いぞ!と喜んでいる人もいるでしょうね

コズモサイエンス科は、上に書いたとおり推薦入試があるので実質残りの定員は49名

基本的にコズモサイエンス科に出願する生徒のほうが学力的には上位の生徒が多いので、コズモサイエンス科は不合格でも普通科には合格と言うことが往々にしてあります

ちなみに3年前は38名の普通科合格者が出ています

ということは、普通科285名とコズモサイエンス科の一般入試受験者124名のうちコズモサイエンス科で不合格の75名、合わせて360名が普通科の240名の枠を争うと考えれば、倍率は1.50倍になります

全然違いますよね(^_^;)

普通科の生徒や、コズモサイエンス科の生徒の中で普通科の合格でも構わない生徒は、こちらの倍率を参考にしてください


さて、そういった点も踏まえて、発表されたのとは違った倍率をお知らせしたいと思います

左から小数第2位までの倍率、昨年当初からの増減

倍率は推薦入試を除いたものになっています(色が変わっているところは発表と大きく異なっていますので注意してください)

更に他の科がある場合は、下に学校全体での倍率を載せてあります

札幌国際情報については、どういった仕組みになっているかわからなかったので学校全体の倍率は載せていません、ご了承ください

道立高校

東  :1.18(−21)
西  :1.37(−55)
南  :1.24(−11)
北  :1.29(−35)
月寒 :1.46(+33)
啓成(普):1.13(−12)
啓成(理):2.33(+23)
啓成(総):1.26※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
北陵 :0.98(−43)
手稲 :0.98(−87)
丘珠 :1.21(+ 8)
西陵 :1.19(+55)
白石 :1.06(−52)
東陵 :0.99(− 3)
南陵 :1.08(−56)
東豊 :1.31(−12)
真栄 :1.12(−44)
あすかぜ:0.93(−80)
稲雲 :1.10(−44)
英藍 :1.05(−47)
平岡 :1.20(+ 7)
白陵 :1.33(+17)
国際情報(普):1.96(+34)
国際情報(国):2.48(+59)

江別 :0.83(−46)
野幌 :0.91(−55)
大麻 :0.97(−86)
千歳(普):1.05(−49)
千歳(国):1.30(+13)
千歳(総):1.09※国際教養科不合格者が普通科に回ったときの倍率
千歳北陽:0.88(+24)
北広島:1.46(+85)
北広島西:1.18(+67)
石狩南:1.12(+17)
当別 :0.89(− 9)
恵庭南(普):1.07(+ 6)
恵庭南(体):1.55(+12)
恵庭南(総):1.17※体育科不合格者が普通科に回ったときの倍率
恵庭北:0.97(−38)
石狩翔陽:1.24(−19)
厚別 :1.17(− 4)

市立高校

旭丘 :1.53(−23)
藻岩 :1.05(−61)
平岸(普):1.55(+35)
平岸(デ):1.24(− 6)
平岸(総):1.57※デザインアートコース不合格者が普通科に回ったときの倍率
清田(普):1.01(−25)
清田(グ):1.45(− 3)
清田(総):1.05※グローバルコース不合格者が普通科に回ったときの倍率
開成(普):1.19(−61)
開成(コ):2.53(−14)
開成(総):1.50※コズモサイエンス科不合格者が普通科に回ったときの倍率
新川 :1.77(+86)


今年のまず特徴的な点といえば、昨年からの人数の変動が激しい高校が多いことでしょう

昨年に比べて大幅に志願者が増えた(+30人以上)高校

月寒 :1.46(+33)
西陵 :1.19(+55)
国際情報(普):1.96(+34)
国際情報(国):2.48(+59)
北広島:1.46(+85)
北広島西:1.18(+67)
平岸(普):1.55(+35)
新川 :1.77(+86)


逆に昨年から大幅に志願者を減らした(−30人以上)高校

西  :1.37(−55)
北  :1.29(−35)
北陵 :0.98(−43)
手稲 :0.98(−87)
白石 :1.06(−52)
南陵 :1.08(−56)
真栄 :1.12(−44)
あすかぜ:0.93(−80)
稲雲 :1.10(−44)
英藍 :1.05(−47)
江別 :0.83(−46)
野幌 :0.91(−55)
大麻 :0.97(−86)
千歳(普):1.05(−49)
恵庭北:0.97(−38)
藻岩 :1.05(−61)
開成(普):1.19(−61)

随分減ったところが多いですね(^_^;)

確かに卒業生の数自体減ってはいますが、今年は私立専願や単願が多いということなんでしょうか?

そして、もう一つ

何か気づきませんか?

北区・西区・手稲区方面の高校が多いですよね

手稲と北陵の定員割れはちょっとビックリしました

まあ、手稲は以前も定員割れありましたし、北陵もここ数年は定員こそ割れませんでしたが低倍率でしたしね

そして、大麻の定員割れと対照的な北広島の高倍率

よく見ると、江別市の高校は全て定員割れですね

札幌に流れてきていると言う話は数年前から聞きますが、かと言って旧第2学区の高校の倍率が高いかと言われれば、そうでもないんですよね

何かあるんでしょうか(^_^;)

あと、藻岩や清田の低倍率も気になりますね

全体的に倍率が低いためがそれほど目立ちませんが、いつ定員割れになってもおかしくないかもしれません

ただ、こうして札幌圏でも定員割れになる高校は確実に増えてきているわけでして

今後、高校配置計画で学級数がどんどん減らされていくのもやむを得ないかもしれませんね


明日は出願変更に向けた動きとあわせて今年の公立入試の傾向について書きたいと思います

それでは、今日はこのへんで


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とりあえず目立ったところだけ
今年は偏りましたね(^_^;)

H26年度公立高等学校入学者選抜出願状況

まずは発表で1.3倍以上のところを高い順から(商業・工業はのぞく)

札幌開成(コズモ) 80 155 1.94倍
札幌啓成(理数)  40  72 1.80倍
国際情報(国際文化)80 139 1.74倍
国際情報(普通)  80 134 1.68倍
札幌新川 320 517 1.62倍
札幌平岸 280 434 1.55倍
札幌月寒 320 468 1.46倍
札幌旭丘 320 455 1.42倍
札幌西  320 439 1.37倍
北広島  320 437 1.37倍
札幌白陵 160 212 1.33倍
札幌東豊 320 419 1.31倍
札幌北  320 412 1.29倍
恵庭南(体育)80 102 1.28倍

それに対して定員割れとなったのが

札幌東陵 320 316 0.99倍
札幌手稲 320 314 0.98倍
札幌北陵 320 313 0.98倍
大麻   280 274 0.98倍
恵庭北  280 271 0.97倍
あすかぜ 320 298 0.93倍
当別   120 107 0.89倍
野幌   280 254 0.88倍
千歳北陽 280 245 0.88倍
江別   200 165 0.83倍

詳しい話はまた夜に

いや~びっくりした(^_^;)


 


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明日の予告
最近、月曜日は書くことがなくて困りますね(^_^;)

今週も飛ばすわけにはいかないので、明日の予告をしておこうと思います

明日は10時に倍率がネットで公開されます

新年度の教材展示会に行ってくるため、速報で更新するとしても昼過ぎになると思います

夜には例年通り、倍率からの入試の考察をするつもりです

それでは短いですが、今日はこのへんで


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こだわり
今日は1回目の連続模試

昨年の2月道コンを使いました

出題形式は違いますが、SSはしっかり出ますし昨年の生徒とも比較もできますので

うちでは、来週の道コン、再来週の2回目の連続模試、私立対策を挟んで3回目の連続模試、直前の日曜日はあえて模試は行わず、本番へという形をとっています

残り2回の連続模試は、出題形式が同じ(社会や理科の大問1が小問集合になっているもの)問題を使うので、あと3回でうまく調子を上げて本番に臨んでもらおうと思っています


今日、久々にある方から連絡がありました

私が北郷で教室を開いた理由の1つに関係している方です

今年の3月で丸2年

「もし違うところで開塾していたら、どうなっていたんだろう」

と思うときがたまにあります

まあ、ドラえもんにお願いしてみないとわからないことですが(笑)

別に、ここで教室を開いたことを後悔しているわけではありませんよ

満席に近い生徒に来てもらい、恵まれているなぁと思います(^_^;)

今、教室にいる子たちとは、ほぼ間違いなく会うことはなかったでしょうからね


そして、退塾した生徒には申しわけないなぁと思いつつ(-_-;)

理由はどうあれ、教室に満足していればやめることはないのですから…

数えてみると、ここまでで15人!(卒業生は除いてですよ)

この規模の塾で、この数はちょっと異常だと思うのです…

やむをえない理由の子もいましたが、それにしてもホントよく潰れないな…


だからと言って、今の教室のベースを変えるつもりはありません

あくまでも「自学」がメインで、そこで生まれる「なぜ」を大切にし、学校では教わらないプラスアルファの知識を与えることにこだわりを持ち続けます

しかし、3年目を迎えるにあたり、変えなければいけないことも出てきました

全ての人に満足(納得)していただけるかどうかは、正直わかりません

私としては、「こういう形を取りますので、それでも納得して通っていただけるという方は続けてください」と言うしかありません


さて、もう少し仕事をしてから帰るとしますか

それでは、今日はこのへんで


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ゆれる子どもたち
今に始まった話ではなく、随分前から指摘されていますが


子どもたちの姿勢が悪くなっていませんか


うちの教室でも、たまにとんでもない体勢で問題を解いている生徒がいます

同じ姿勢を続けられなくて、ゆらゆらと揺れている生徒もいます

何でだろう?と思っていたところ、筋力が低下しているからではないか、という話を聞きました

特に背筋が弱くなっていると、姿勢が悪くなるそうです

正しい姿勢を維持できる筋力がなくて、ゆらゆら揺れているほうが楽なんですね

寝ているときに寝返りをうつのと同じ理屈なんですかね(^_^;)

ですから、「うちの子、姿勢が悪くて…」とお悩みのお母さんは、お子さんの筋力(特に背筋力)の低下も一因と考えたほうがいいのではないでしょうか
(「揺れる」については、様々な理由があるようなので、これだけが原因とは言えません)

筋力(体力)も勉強には大事だということですね


以前、道新で「東大生の体力(運動能力)が低下している」という記事がありました

その教授は「入試に簡単な体力測定も!」と言っていました(笑)


うちの教室でも筋トレしますかね

それでは、今日はこのへんで


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読めない
それは道コンの数日前にさかのぼります

毎日、国語の読解問題を時間制限つきで解いてもらっていて、まあ良い感じに仕上がっていたのです

でも、古文も少しやっておかないとと思い、古文の問題も一緒に解いてもらったところ…

「現代仮名遣いに直しなさい」ができない(^_^;)

よくある「現代語訳しなさい」との勘違いではありません

単純に読めないんです

学校の授業で音読しているはずなのに、なぜ?

そのとき、Mさんがこう言いました

「音読はしたけど、丸暗記だよ」



(・_・;)

へ?


どうやら、学校で竹取物語の暗唱をしたのですが、古文は見ずに音だけで覚えたということのようです

それは、読めるわけないな(^_^;)

でも、これで古文の授業をしたと言えるんでしょうか

英語であれば、本文を見ずに、発音だけ書いた紙を見て読んでるのと変わりませんよね

古文も英語も、第一段階はまず読めること

ここからしっかり始めてほしいものですね

それでは、今日はこのへんで


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冬の進学舎セミナー後編
今日は、進学舎セミナーの後編

開成中の志望者動向についてです

これからお話しするのは、現小5、つまり開成中1期生になる子たちのことです


まずは道コンの受験者数について

2012年度は、8月が1403名に対し1月が1558名

まあ、そろそろ受けてみようかといった感じで受験者数が10%くらい増えていますね

それが、2013年度(つまり今年)

8月が1589名に対し1月が1821名

8月の時点で前年度の1月の受験者数を超え、さらに15%程度増えているという(^_^;)

開成中効果ですよね

それは、他の大手塾も開成中模試とかやるはずだわ…

IMG_3239.jpg

ちなみに他の学校について、開成中効果があるのか?

まあ、若干といったところでしょうか

前年比伸びているのは、附属、立命SP、光星、北嶺

逆に減ったのは、札幌日大、大谷選抜、藤女子(1月のみ)


次に併願パターン

第2志望にどの学校を書いたかですね

IMG_3237.jpg

ちょっと見えづらいかもしれませんが、開成中を第1志望に書いた子のうち

附属札幌 53名
札幌日大 21名
立命一貫 21名
立命SP 14名
光星   26名
大谷選抜 20名
北嶺   28名
藤女子  21名

附属札幌が公立ということで多い以外は、特定の私立と併願している様子は見られませんね

そして

専願(第2志望以降記入なし) 274名

これが、開成ダメなら地元の公立でということなのか、私立のことはこれから考えるということなのか

それはまだわかりません

私は前者のような気がしますがね(^_^;)

開成がダメだったから私立というケースは少ないのではないかと思います

そもそも試験のスタイルが異なるので、両方に対応しようと思ってもどっちつかずになる可能性が高いです

私立上位(北嶺や立命SP)の対策を中心に、開成の対策はしなくても大丈夫でしょ?といった子でなければ併願は難しいのではないかと思います

逆のパターン(私立を第1志望にして開成を第2志望)も今のところは少ないようです


ちなみに、現時点で定員(160名)の3倍強(^_^;)

まだまだ増えるでしょうね


では、開成中を志望している子のレベルは?

お試しでという子もいるだろうから、それほどでは…

という期待はあっさり裏切られました

IMG_3238.jpg

ほぼ、附属札幌のレベルと同じという(^_^;)

これは、それなりの学力がないと厳しいですね

ちなみに道コンでSS55〜60というと、4教科合計で300〜330点、平均75〜80点ですね

「塾に通っていない」で、この点数を取るのは、クラスで一番賢いと言われているレベルでないと厳しいと思います(地域差はあると思いますが)

そして、昨日私が言っていた考えさせられる数字と言うのは、他の私立の学力分布

札幌日大と大谷は大丈夫ですか?(光星もか)

大谷は英数選抜に以前の勢いがなく、光星はステラの効果が中学には出ていないのか

そして日大…他と比べてちょっと差がつきすぎているような(^_^;)

まあ、あくまでも志望者の学力ですから、在籍している生徒の学力とは違うわけで

ここから伸ばせば、それは評価されるわけですよ

ただ、以前と比べて受験者のレベルが下がっている傾向は、大谷・日大ともに何となくですがわかっていました(^_^;)

立命館並みのことをしないと、この先大変かもしれませんね


というわけで、開成中についての現時点での志望者の動きについてまとめてみました

今のところは、適性試験の対策なんかするより、学校の内容がしっかりと理解できているか、自分の考えや意見を正しい日本語で文章にできるか、そちらの方が大切なような気がしますね

それでは、今日はこのへんで


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