札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
公立入試まで残り35日
お待たせしました

一昨日実施された、第5回道コンの講評と解説をしたいと思います

1日目の今日は数学・社会についてです

全ての問題についてコメントすることは難しいので、大勢の生徒が引っかかったであろう問題や道コン事務局が配布している解説とは別の解説がある場合、そして問題に対して意見があるものに限らせていただきます

まず数学


大問2の問2は資料の整理

新指導要領の範囲なので、盲点だった生徒もいるかもしれません

入試までに今一度確認しておいたほうが良いでしょう

問3の作図

間違いとしては、ABの垂直二等分線と直線との交点をPとしているのが多かったですね

見たら90度ではないのはわかると思うのですが…

何のために垂直に等分線を引いたのか?作図の意味を考えてほしいです


大問3の問1は1次方程式の文章題

ちょっと厳しいことを言わせていただいていいでしょうか?

1月道コンと同じく、「半分」にしたのは何か特別な意図があったのでしょうか

これ「半分」ではなく、違う割合にしておいた方が、生徒たちが本当に理解しているか判断できると思うのですが…

飲んだ水の量=残った水の量と式を作っても同じになってしまうのは、正直欠陥問題と言わざるを得ません

対して問2は立式は容易にできても、因数分解できないようにしたところに工夫が感じられました

長さ=整数、分数と決め付けている子にとっては、いい勉強になったと思います

しかも−の方が答えですからね

良問だと思います


大問4は関数

ここでもう一つの苦言を

塾に配布される採点基準表を見て疑問を持ったので、事務局に問い合わせたのですが、問1の答え、正答は2√3なのですが、√48は1点減点との記載があったのです

通常、√は最も簡単な形にしないと正答とはみなされないはずです

事務局の回答は「計算問題なら誤りだが、それ以外の問題では実際の入試でも減点の処理がされているので、それに従いました」とのこと

それが本当なら、教育委員会の判断が悪いということですね

全く…(−−;)

問3は解説に載っている別解例で私は解きました


大問5は今回のポイントになったであろう問題

問1の証明は、正直私が一番時間がかかった問題でした

この問題をどう扱うかの判断によって、点数がだいぶ変わったと思います

とにかく解答の仕方が多いのがこの問題の特徴

解答例だけで…多すぎて書けないくらいあります(笑)

そんな中で一番簡単であったろう、解答例

覚えておいてください

相似は違う三角形を経由しても証明できるのです

ここでは△GHEを使います


△AEHと△EGHにおいて

円周角の定理より∠EAH=∠GEH

∠Hは共通

ゆえに△AEH∽△EGH

また、△EGHと△AGFにおいて

円周角の定理より∠GEH=∠GAF

対頂角は等しいので∠EGH=∠AGF

ゆえに△EGH∽△AGF

よって△AEH∽△AGF

内角と外角の関係使うより、よっぽど楽です


大問6は問2の(2)がちょっと難問でした

三角形の部分から長方形の部分を引けば良いので、縦(高さ)の部分を相似を用いて求めることができれば、後は体積の公式に突っ込むだけでした


最後に大問7

問1は正直、裁量問題ではありません

普通の問題でした

まあ、こういうのもありだと思います

裁量だから難しいと決め付けている生徒には、良い教訓になったと思います

問2は式を立てるまではいけるはずです

問題は、y=2/5xという式が出てきて、ここから40%と導くことができるか?

何%ですかと聞かれているので、式を立てるとx=、y=で答えが出てくるとばかり思っていた生徒もいたといたでしょう

今回の道コンは固定観念を打ち破るという訓練には良い題材が多かったですね

問3まで辿り着いた生徒は、それほど多くなかったでしょう

ただ、どうにも歯が立たないという問題ではなく、時間さえあれば何とかなるという問題でした

道コンの解説では、正三角形の一辺をxとおいていましたが、三角柱の底辺と高さ(AC=DF=x、BC=EF=y)を文字において、式を立てるやり方もあります

(2)はPからCFに垂直な線を引き、交点をQとし、QからAを結ぶことによって

切り分けられた立体のうち「Eをふくまない」立体を、四角錘BPQC−Aと三角錘PQF−Aに分けることができます

そのほうが早く出せたような気がします


次に社会

大問1は世界地理

問4はチリの特徴を知っているという生徒が少なかったのではないかと思います

落盤事故のことを覚えていた生徒がどれほどいたでしょうか(笑)

そして問題にはなりませんでしたが、dのグラフ

肉類を見て、オーストラリアだと思った生徒も多いのでは?

試してみても良かったかもしれませんね


大問2は歴史(前半)

問4の選択肢が実に巧妙

島原・天草一揆が江戸時代ということで、安易にイに飛びついた生徒もいたのでは?

次のウの選択肢をしっかり読めば、鎖国を完成した方がより近いできごとだとわかります

問題は全てしっかり読みましょう(笑)

問5の並べ替えは、単純に年号がわかるカードが少なく、それぞれの時代の特徴をしっかり捉まえていないとできない問題でした


大問3は公民(政治分野)

問2は、国会や内閣の仕事は混同しやすいので、良い問題だと思いますね

問3も2つ選ばせて完全解答というところが、本番と類似しています

問4の(3)の記述はベタな問題なのですが、意外なほど書けていませんでした

文法的におかしな解答も散見されたので…社会というより国語の影響なのかもしれません


大問4は日本地理

問2の(2)で指定語句を使っていない解答が…

国語や理科でもそうなのですが、指定された語句や文になっていないと、どんなに正しいことを書いても得点にはなりません

自分本位の解答になっていないか、気をつけるようにしましょう

問3は、実は私間違えました(^_^;)

単純に覚えていないとできない問題です


大問5は公民(経済分野)

正直、国際社会は出してほしくなかったです

学校進度の差で、ちょうど間に合うか間に合わないかという学校もありますので

影響があったのは問4、問5だけでしたが

京都議定書は、今年(2012年)が期限になっているので、時事問題としても出題される可能性が高そうですね


大問6は歴史(後半)

うちだけかもしれませんが、問2の正答率の低さには、開いた口がふさがりませんでした

問3の治安維持法の説明も「治安を維持する」ってそのままやん!


数学も社会も、私の感触としては難易度はそれほど高くなかったような気がするのですが…

そんなことを言うと、後で酷い目にあいそうなので、平均点の予想などはやめておきます

明日は残りの、国語・理科・英語についてです


それでは、今日はこのへんで


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公立入試まで残り36日
先日の出願状況の考察のときに書かなかったのですが…

やはり書いておこうと思います


東西南北の高倍率を見て、ある疑問が私の中に芽生えました

もしかして進路指導がうまくいっていないのではないだろうか?


絶対評価になり、その結果内申点のインフレが起きるようになりましたが、だいぶ日が経ったことにより、その感覚が麻痺してしまっていませんかね?

Aランク、Bランクの乱発

生徒や保護者も「A・BランクであればTOP校を」と期待もします

そして、我々塾側も「ランクは足りているのだから」と安易にTOP校への受験を認めてはいないでしょうか?


ここ数年、明らかに生徒の学力は落ちてきています

ありがちな「昔は良かった」的な感覚を差し引いてもです

高校の先生たちはどう思っているのでしょうか?

入学してくる生徒のレベルが低下しているとの認識はないのでしょうか?


まあ、高校入試は過去の学生との勝負ではなく、同じ世代の学生との勝負ですから、過去と比べるのはナンセンスかもしれません

しかし、塾で教える人間として、この地盤沈下のような状況を少しでも食い止めたいという思いもあります

道コンも終了し、教科書内容もほぼ終了したため、これからは演習中心の授業に移行します

時には、膨大な課題を突きつけるかもしれませんが、生徒たちには残りわずかな時間、歯を食いしばってついてきてほしいと思います


それでは、今日はこのへんで


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公立入試まで残り37日
昨日、一昨日と倍率の話でカウントダウンが止まっていましたが、また再開です

今日は2月道コンの日でした

裁量と標準に分かれての実施でしたが、裁量問題組はいつもの道コンとは違い、かなりとまどったのではないかと思います

初めて「時間内に問題が解ききれない」という経験をした人もいたのではないでしょうか

でも、それでいいんです

本番でパニックになる前に、一度こういう経験をしておくことが本番で生きてきます

「本番でなくて良かった」

前向きに考えましょうね

講評は火曜日の夜を予定しています

それまで、しばしお待ちください

それでは、今日はこのへんで


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札幌圏の公立高校出願状況2012:後編
昨年、出願変更で大きな動き(2ケタの増減)があった高校は次の通りです

※( )内は当初倍率

まずは増えた方から

啓成 +14 0.98 (0.92)
手稲 +37 1.02 (0.90)
西陵 +10 1.11 (1.08)
東豊 +21 1.13 (1.06)
篠路 +25 1.00 (0.91)
平岡 +13 1.26 (1.22)
野幌 +13 1.14 (1.09)
大麻 +18 0.94 (0.88)
藻岩 +14 1.05 (1.00)
恵庭北 +10 1.04 (1.00)
千歳北陽 +17 0.96 (0.88)

平岡高校を除けば、ほとんどの高校が定員割れもしくは1.1倍以下の高校ですね

続いて減った方

東  −45 1.40 (1.54)
南  −11 1.23 (1.26)
白石 −13 1.22 (1.26)
厚別 −16 1.50 (1.56)
拓北 −10 1.24 (1.27)
開成 −35 1.47 (1.61)
新川 −32 1.20 (1.29)
石狩南 −27 1.27 (1.35)
開成(コ) −10 1.98 (2.10)

こちらは1.2倍台後半の高校も散見されますが、東・開成などの高倍率高校、新川・石狩南などの北区隣接の高校の大幅減が目立ちますね


では今年、東西南北のTOP校は高倍率なので出願変更で志願者が減るのかといえば…

私はそうは思いません

一つは4校全てが高倍率なので動くに動けないというのが一つ

もう一つは、東西南北を受験する生徒は、ダメなら私立の特進と腹をくくっているケースが多く、倍率で志望校を落とすケースが少ないからです

そもそも、倍率見て下げるくらいの気持ちで受ける高校ではないです( ̄▽ ̄;)


1.1倍前後、もしくは1.1倍を切るような低倍率校は志願者が増えると見て間違いないでしょう

手稲
丘珠
西陵
東陵
東豊
厚別
稲雲
篠路
拓北
野幌
北広島

この中で注意しておきたいのは厚別、そして篠路・拓北

厚別は昨年非常に高倍率だったため、平岡高校と同じくらいの合格点が必要だったと思われます

そもそも、去年のあの高倍率は一体なんだったのか?

私は、2学級(80人)の定員減を知らなかった受験生が多かったのではないかと思っています

そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、あまり大きく取り上げて報道されていなかったため周知徹底が不足していた可能性は大いにあります

今年はさすがにわかっている生徒が多いため、前年の高倍率と相まって100名を超える志望者減になったのだと思われます

しかし、ここまで低倍率だと変更を考える生徒が多く出てくるでしょうね


もう一つの篠路・拓北

ここは、低倍率ですが志望者はそれほど増えないのではないかと思っています

それは学校統合による影響です

平成25年度にこの2つの高校は統合され、新設校ができます

数年前のあすかぜ高校のときと同じですね

なくなるとわかっている高校には、なかなか行きたくないと思うのですが…


最後に、札幌近郊の高校が定員割れまたは低倍率ですが…

これは仕方がないような気がします

それぞれの高校が、生徒に選んでもらえるような魅力的な学校つくりをしなければ生き残るのは難しいと思います

いくら定員が以前より減ったとはいえ白陵高校の1.49倍というのは、報道されている通りであるならば、改革とも言える取り組みが評価されているからだと思います

大麻高校も制服を変えたり、単位制を導入したり、推薦を取り入れたりと色々と動いていますからね


最後に

私は倍率と言うのは、気にしなくても困るし、気にしすぎても困るものだと思っています

大学入試ではないので、2倍を超えるような倍率でなければ、それほど神経を尖らせるものではありません

とはいえ、1倍を超えるということは「誰かが落ちる」のです

油断することなく、必要以上に恐れることなく

自分の最善を尽くすという心構えで、粛々と受験の準備を進めてもらえたらなと思います


それでは今日はこのへんで


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札幌圏の公立高校出願状況2012:前編
お待たせしました

札幌圏のみ(職業化を除く)なのですが、公立入試の出願状況について書かせていただきます


まず、毎年恒例の注意点について…

報道(発表)されている数字は大まかなものに過ぎません

理由は3つありまして

1つは「倍率が小数第2位を四捨五入して出されているから」

2つめは「推薦入試も加味した倍率だから」

3つめは「他の科からの合格者を想定していないから」


1つめの四捨五入の件について

報道では1.3倍となっていても実際には1.25倍〜1.34倍まで開きがあるからです

この0.09倍を「大したことのない数字」と捉えるかどうか、それは人それぞれだと思います

ちなみに、320名定員の高校で約29名分にあたります


2つめの推薦入試の件については、具体的に数字で説明したほうが良いでしょう

例えば札幌旭丘高校の場合

報道されている倍率は1.4倍、小数第2位まで出しても1.37倍

推薦枠64名に対して105名が出願しています

単純に推薦枠いっぱいの64名に合格を出したとして

募集人員は320→256、それに対して推薦不合格者が全員再出願したとして一般出願者数は332→373

一般入試の倍率は1.46倍に上がります(実際には推薦不合格者が全員再出願ということはないでしょうが)

これが札幌開成コズモサイエンス科などの定員が少ない所になると、よりはっきりします

報道されている倍率は2.0倍、小数第2位まで出しても1.96倍

推薦枠40名に対して34名が出願しています

34名全員が合格したとして

募集人員は80→46、それに対して一般出願者数は123

一般入試の倍率は…

2.67倍

これは不合格者の数は変わらないのに、合格者の枠が狭くなったことによるもので、推薦入試で合格した生徒が、一般入試でも合格する基準に達していたとすると、単に合格が早く出ただけに過ぎません

それにしても、推薦枠がある高校に出願する場合は、額面どおりの定員ではないと思っていたほうがいいでしょうね


最後の「他の科からの合格者を想定していない」点について

こちらも実際に数字を使って説明しましょう

札幌開成高校には普通科とコズモサイエンス科があります

今回の発表では普通科定員240名に対して出願者304名で、倍率は1.27倍

コズモサイエンス科は定員80名に対して出願者157名で、倍率は1.96倍

ただしコズモサイエンス科には上に書いたとおり推薦入試があるので40名の枠に対して出願者34名が全員合格した場合、残りの定員は46名

基本的にコズモサイエンス科に出願する生徒のほうが学力的には上位の生徒が多いので、コズモサイエンス科は不合格でも普通科には合格と言うことが往々にしてあります

ちなみに昨年は38名の普通科合格者が出ています

ということは、普通科304名とコズモサイエンス科123名のうちコズモサイエンス科で不合格の77名、合わせて381名が普通科の240名の枠を争うと考えれば、倍率は1.59倍になります

普通科の生徒や、コズモサイエンス科の生徒の中で普通科の合格でも構わない生徒は、こちらの倍率を参考にしてください


さて、そういった点も踏まえて、発表されたのとは違った倍率をお知らせしたいと思います

左から小数第2位までの倍率、昨年当初からの増減、推薦入試終了後の倍率です

更に他の科がある場合は、下に学校全体での倍率を載せてあります

道立高校

東  :1.37(ー57)
西  :1.40(+50)
南  :1.35(+26)
北  :1.40(+85)
月寒 :1.43(+51)
啓成(普):1.25(+89)1.29
啓成(理):1.25(−4)1.30
啓成(全):1.25(+85)1.30
北陵 :1.20(+26)1.24
手稲 :1.11(+66)1.13
丘珠 :1.07(ー31)1.07
西陵 :0.96(−38)
白石 :1.20(−21)1.22
東陵 :1.10(+28)
南陵 :1.33(+18)
東豊 :1.05(−5)1.05
厚別 :1.03(−127)1.04
真栄 :1.23(−36)1.24
あすかぜ:1.34(+49)
稲雲 :1.12(−6)
篠路 :1.02(+31)1.02
平岡 :1.31(+28)
拓北 :1.02(ー72)
白陵 :1.49(+43)1.49
国際情報:1.50(+17)1.71
江別 :1.12(−39)
野幌 :0.79(−99)0.78
大麻 :1.09(+64)1.11
千歳 :1.13(+20)1.15
千歳北陽:0.88(−8)
北広島:1.08(+1)1.09
北広島西:1.12(−78)
石狩南:1.14(−68)
当別 :1.01(+25)1.01
恵庭南:0.90(−24)0.90
恵庭北:0.95(−19)0.94

市立高校

旭丘 :1.37(+29)1.46
藻岩 :1.21(+50)1.26
平岸(普):1.54(−7)
平岸(デ):1.38(−14)1.75
平岸(全):1.52(ー21)1.55
清田(普):1.14(±0)
清田(グ):1.33(−4)1.65
清田(全):1.16(−4)1.17
開成(普):1.27(−49)
開成(コ):1.96(−1)2.67
開成(全):1.44(−50)1.59
新川 :1.27(;22)1.32

今年のまず特徴的な点といえば、東西南北のいわゆるTOP校が軒並み高倍率だったこと

昨年最も倍率の高かった東は志願者が減ったものの、西、北はそれぞれ50、85名の志願者増

次に昨年低倍率だった高校の志願者増、高倍率だった高校の志願者減の傾向が顕著ですね

昨年、この段階で定員割れしていた中でも比較的上位の高校である啓成、手稲、大麻、藻岩の各高校は全て50名以上志願者が増えており

昨年高倍率だった中でも厚別、北広島西、石狩南は50名以上志願者を減らしております

特に厚別は127名減と、今までに見たことのないような減り方です

上位校の定員割れがなかったのも珍しいですね

札幌西陵
野幌
千歳北陽
恵庭南
恵庭北

の5校が現段階で定員割れ

そうかと思えば、札幌白陵は1.49倍の高倍率

以上のことが何を示唆しているのか?

後編では出願変更に向けた動きとあわせて今年の公立入試の傾向について書きたいと思います


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とりあえず倍率でましたね
詳しくは北海道教育委員会のHPでご確認ください

パッと見た感想は

東西南北、軒並み例年より高い倍率(1.3〜1.4倍)

高倍率は開成コズモサイエンスのみ、1.5倍を超えるような高校は見当たらず

札幌西陵
野幌
千歳北陽
恵庭北
恵庭南

以上が定員割れ

札幌篠路、札幌拓北は統合の影響か?定員をかろうじて超える程度

札幌厚別は去年の反動か?今年定員を8名超えただけ

詳細は夜に


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公立入試まで残り40日
今週になって、インフルエンザが猛威を奮い始めましたね

インフルエンザ注意報というのも出たようですし、これから札幌は雪まつりの季節で外から来る人も増えてくるので、さらなる流行も考えられます

学級閉鎖という話もチラホラと聞こえてきていますし

今更だとは思いますが、予防に関することについて

うがい・手洗いはモチロンですが、乾燥に気をつけることもとても大事です

水分をこまめに取ったり、飴をなめるなど、ノドを湿らせることに努めましょう

疲れがたまって体が弱ると発病しやすくなるので、いくら受験前だからといって夜更かしは控えたほうがいいでしょう

うたた寝は危険ですよ

それならとっとと寝て、朝早起きしましょう



朝が弱い人や意志が弱い人はダメですよ(笑)

無用な人ごみは避けるのが無難です

まさか、この直前期に遊びに行く人はいないとは思いますが

あと、本人が気をつけるのは勿論ですが、家族の方も細心の注意を払ってください


それでも、インフルエンザになってしまった人

受験の日ではなかったことを喜んで、ゆっくり休んで早く治すように心がけてください

まあ、ベッドの中でもできることはありますが…

社会の教科書でも読んでいれば、そのうち眠くなるでしょう(笑)


明日は倍率の発表です

できるだけ早い時間にお伝えできるように頑張ります

それでは、今日はこのへんで


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公立入試まで残り41日
お知らせしたとおり、今日の午前中に学力コンクール事務局へおじゃましてきました

時間を割いてくれたIさんには心から感謝をいたします

月曜日のミニセミナーの内容は、1月道コンの分析と倍率予想

倍率予想は、ここで発表しても、明後日には正式なものが出るわけですから、控えるとして1月道コンの分析ですね

まず平均点の上昇について事務局の方では

「1月道コンは裁量・標準に分かれていないことから、標準と裁量の中間になるように難易度設定を行っており、その点から行くと今回は結果として適当な難易度であったのではないか」

とのことで、昨年が難しすぎたためで特に問題はないとのことでした

そして、私が記事で書いたように

「昨年と比べると上位校で平均SSが下がっているが平均点の上昇によるもので、今年のレベルが低いとか入りやすいというわけではない」

ということなので、昨年のデータと比べる際にはご注意のほどを


そのほかの特徴としては

1:全志望者で最後まで札幌北が1位だったことはここ最近では記憶にない


これは何となく理由がわかるような気がします

最近札幌南の良い話を聞きません

自由な校風といえば聞こえはいいですが、勉強する人はするし、しない人はしない、学校で強制することもない、というのが受け入れられていないのではないか?と思います

なので、ある程度の強制力を期待している上位層の子が札幌北高に流れているのではないでしょうか

あくまでも、私の推測に過ぎませんが( ̄▽ ̄;)


2:立命館SPや光星のステラが上位コースとしての地位を固めた

立命館は公式発表はまだですが、今年の中学入試で随分盛り返したようです

上に立命館大学があるということがマイナスに働いていた苦しい時期もあったのですが、上昇の兆しですね

対して大谷や光星、そして北嶺が低迷したのだとか

北嶺は近年首都圏からの受験生も増えていたらしいのですが…Iさんによると秋ぐらいに「おやっ?」と思うことがあったそうでして

わかる人にはわかるんですね


後は、道コンで今度新しく導入される電子採点システムの話や、帳票の話し

ちょっとここでは書けない話などもありまして、時間にして1時間半ほどおじゃまさせていただきました(笑)


倍率云々のお話を期待されていた方々には申し訳ありません

金曜日にしっかり分析させていただきますので、それでご容赦のほどを

それでは、今日はこのへんで


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公立入試まで残り42日
今日はダルビッシュの退団会見でしたね

以前、何かのインタビューで

「大リーグ(メジャー)に行くくらいなら、野球をやめる」

と言っていたダルビッシュ

その彼がメジャーに行く理由は「勝負する場所を求めて」でした

「日本が自分の環境として一番あっている」と言うくらいですから、正直なところ本意ではないのでしょうね


さて、ここに来て私の周りもにわかに慌しくなってきました

ブログをご覧になっている保護者の方も多いようで、私が3月で現在の職場からいなくなることをご存知の方も増えてきたようです

ダルビッシュの話を書いた後に、こんなことを書くのは失礼だとも思うのですが、今回の独立の話も私自身が進んで選んだ結果ではないのです

自分がやりたいこと

自分が目指すことを貫くには、もう独立しか道がなかった

そういうことです

そして、今いる職場に迷惑がかからないように、近くでは開業しないのは、この業界での暗黙のルールです

ただ、これは私の立場からの話し

保護者の方々にしてみれば、ただの言い訳に聞こえるかもしれませんね

結局のところ、私は会社の方針に従うために自分のやりたいことを捨てる、ということができなかったわけですから

自分の都合で、今いる生徒を見捨てるんだと責められても仕方がないわけです

恐らく、正式に退職のあいさつをすることはなく、ひっそりと今の職場を去ることになると思います

失礼なこととは思いますが、ご了承ください


こうやって書くと、今の職場を批判される方が出てくるかもしれませんが、それは違います

全く塾で教えた経験のない私を、10年間働かせてくれた職場です

しかも、随分やりたいようにやらせていただきました

このような職場はなかなかないと思います

その点では感謝をしています

まあ、全て円満というわけではなく、釈然としないものも多々ありますがね(笑)


というわけで、ダルビッシュの会見に便乗して、私が独立に至ったわけを公開させていただきました

明日は学力コンクール事務局に行ってきますので、受験の話をしっかりできると思います

それでは、今日はこのへんで


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公立入試まで残り43日
今日の昼過ぎのこと

用事があったので、学力コンクール事務局にお電話

「はい、学力コンクール事務局です」

「○○さんはいらっしゃいますか?」

「本日、展示会のため出てますけど…」

え?

展示会??

確かに、毎年この時期にやっていましたが、今年は12月に教材展示会やったのでないかと思ってましたよ

「15時半までやってますよ」

と言われ、会場も聞かず家を出て

車で数分のコンベンションセンターへ

良い子はまねをしてはいけませんよ(ちゃんと聞いてから行動しましょう)

運よく予想が的中し、何とか展示会に顔を出すことはできました

ですが…1月道コンの結果についてのミニセミナーには出席できませんでした(T_T)


なので

水曜日に学力コンクール事務局に直接伺って話を聞くことにしました(笑)

Iさん、お忙しいところ時間を取っていただいて申し訳ないです

というわけで、今日は受験には全く関係ない、私の失敗談でした


それでは、今日はこのへんで


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