去年の同じ時期
私はどんな記事を書いていたのでしょう?
…
なるほど
これは今年の受験生にも言えることだなぁ
せっかくですので、少し文章を変えた上で、今年も載せることにしました
決してネタ切れなのではありません(笑)
題名は面談を終えてですが、内容的に面談の前か後かは関係ありません
「面談を終えて」2010年改良版
この11月という時期の面談では、毎年ある傾向が見受けられます
夏期講習前くらいまでの第1志望校から明らかにランクを下げてくるのです
去年の面談でも私に「志望校を変えた理由は?」と聞かれた生徒が数人いました
そんなことは答えなくても、私にはわかっているのですが、敢えて聞かずにはいられなかったのです
〇〇高校に行きたい、でも他のやりたいこと(悪い意味で、本当はやりたいことなどではない)を全て我慢して勉強するのは…だったら、ほどほどに勉強していける、このあたりが無難かな
そう考えている生徒がほとんどでしょう
でも、ここで安易に志望校を変えることが、この先のキミたちの人生まで変えてしまうことになると言ったら、どうしますか?
以前ここに書いたかもしれませんが、私は昔から気象に関する仕事に就きたくて、高校時代北大の理1系を第1志望にしていました
理1系の地球物理学科というところに行きたかったのです
しかし、2次試験で点数を取る自信がなかったため、センター試験で目標点を越えることができなかったら学部を変えようと決めて臨んだのでした
結果、目標にわずか5点足りず…
もちろん5点くらい挽回しようと挑戦しても良かったのですが、結局学部を変更させる決め手になったのが、センターリサーチでの限りなくA判定に近いB判定+学部順位1ケタという甘い誘惑でした
このまま理1系を目指せば、2次試験までの残りの期間、死ぬ気で勉強しなければいけない…でも、学部を変えれば200人に抜かれない限り合格できる。それなら…
気象の勉強は水産学部でもできる(現にそういう講座もあります)などと、もっともらしい理由をいいながら、私は厳しい受験勉強から逃げたわけです
実際、2次試験はプレッシャーがなかったからか、予想以上にできがよく、試験が終わった直後に合格を確信したばかりか「これなら理1系を受けていれば…」と後悔したものでした
さて、この後、私がどうなったか
選択を迫られた際は常に楽な方を選ぶようになってしまい、我ながら随分なダメ人間だったと恥ずかしい気持ちでいっぱいです
当時の私を知っている人からすれば、このような文章を書いているのを知れば「何を偉そうに」と鼻で笑うかもしれません
そこから抜け出したのは今から8年前
MACSで働き始めて3年目のことでした
大学受験から実に12年間も、この安易な選択によって私は苦しめられたのです
12年というのはまだ短い方だったのかもしれません
ひょっとすると死ぬまでそのままだったかもしれないのですから
キミたちには、私のような苦労をしてほしくないのです
神奈川の慧真館という塾の先生が書かれたブログの記事に『諦める』と『放棄する』というものがあります
引用開始〜
「諦めるのなら、頑張って頑張って頑張って、自分の全てを懸けてやってみて、それでも届かなかった時に初めて諦めなさい。潔く諦められるから。でも、そうじゃないと後悔しか残らないから。」
今日の生徒面談の際に、生徒の一人に言った言葉である。
『諦める』という言葉は簡単に使ってはいけない。
それを使うことが許されるのは、それまで全力疾走で走ってきて、力の限りを出し切ってしまったがために、もう一歩も前に進む余力が残されていない人だけだ。
本来『諦める』とはマイナスの意味だが、そういう人が使う『諦める』という言葉は、逆にとても美しいものに思える。
一度も全力疾走をしていない、もしくはまだまだ走れる力を十分に温存している人には、『諦める』という言葉を使う資格はない。
夢や目標を『諦める』ではなく、『放棄する』という言葉の方がふさわしい。
まだまだ力が残されているにもかかわらず、夢や目標を途中で投げ出しているだけで、それは決して『諦める』ということではない。
本当に『諦める』のなら、そこには無念さは残っても、後悔の念は残らない。
やれるだけのことはやったのであって、もう力は残っていないのだから。
『放棄する』のなら、いつか後悔してしまうことになるかもしれない。
実現が可能か不可能かを見定めることができるくらい、自分を懸けたわけではないのだから。
「諦めることは簡単です。」とよく人は言うけれど、実は『諦める』くらい何かに自分を懸けることって、案外難しいと思う。
〜引用終了
まさにそのとおりだと私も思います
1月道コンまでの残り1ヶ月ちょっと、全力を出し切って、その時もう一度志望校について考えてほしいと思っています
それでは今日はこのへんで
深さ9mの穴に落ちたアリがいます。
昼間は4m上ることができますが、夜寝ている間に3m落ちてしまいます。
アリは何日で地上に出ることができるでしょうか?
これの正解発表ですね
答えは「6日」です
この問題出すと、ほとんどの人が初め「9日」と答えたり、口には出さなくても思ってしまいます
4−3=1だから、1日1mで9m上るには9日
と考えてしまうからです
でも6日目の昼に4m上ったら、そのまま地上に出てしまうので、まさか夜まで待って律儀に3m落ちたりしませんよね(笑)
この問題から、計算だけで答えを出すことの危うさを感じてもらえたら嬉しいです
生徒たちには特に
絵を描けば、そして状況を整理したら簡単ですからね
また、面白い問題があれば紹介したいと思います
それでは今日はこのへんで
いつからでしょう?
時間の流れが、以前と比べて早くなっているような気がします
こらこら、年取ったからだとか言わない(笑)
私が感じる時間ではなく、世の中の時間の流れがです
情報の伝わるスピードが早くなり、情報の鮮度も急激に変化するようになってから、特に顕著になってきたような気がします
尖閣諸島のビデオ流出
あれ、今月初めの話ですよ?(^_^;)
何だか2,3ヶ月前のできごとだったような気がしませんか?
あれほど世の中を騒がせていたのに、気がつけば誰もあの話はしなくなっている…
人のうわさも75日とは、昔の人が言った諺ですが、もう今の世の中は75日よりもっと早く忘れ去られるような気がします
熱しやすく冷めやすい
そんな世の中になったのはどうしてでしょうかね?
気がつけば、もうすぐ12月
年末には「今年の10大ニュース」というのが発表されますが、今年ではなく「今月」くらいのペースでちょうど良いのではないでしょうか
学力Aが始まると、1年が終わるとはよく言ったものです(笑)
最初の方で否定しましたが、結局、年々時間が経つのを早く感じる自分がいます
今日が終わると、今年の週末は残り4週
さあ、ぼんやりしてるとあっという間に年が明けますよ
それでは今日はこのへんで
昨日、高2のAさんの授業中にこんな話しを聞きました
「今度、化学の時間、みんなの前で授業しないといけないんですよ〜」
ん?
授業?
詳しく話を聞いてみると、Aさんの通っている高校では、色々な教科で先生の代わりに生徒が授業をすることがあるそうです
もちろん、授業のテーマは与えられます
それについて調べて、授業をするのです
当然、わからないところは質問が飛んできます
先生がする時もあれば、よくできる生徒から来るときもあるらしく、気が抜けないそうです
…
これって、大学のゼミの発表みたいなものですね
あるテーマについて、教授を含めみんなの前で発表し、議論する
いいなぁ…前からやってみたかったんですよね、こういった授業
絶対には発表した内容は忘れないんですよね
自分で調べて、どんな質問にも答えられるようにしておかないといけないのですから
…
やってみますか?(笑)
とりあえず中3は確定で
しかも、一人だと不公平なので一挙に全員で(^_^;)
そうですね、冬期講習前の模試の解説にしましょう
あまり多いと負担になるので、私が選んだ大問を1つずつくじ引きで割り当てて、それについて家でしっかり調べてもらいます(当然、模試のやり直しもした上での話です)
そして、みんなの前で解説してもらいましょう
もちろん、私からの鋭い突っ込みも入ります
何だか楽しくなってきましたよ(^_^)
え?私だけ??
中1、中2についても時期を見て行いたいと思います
決して私が楽をしたいからではないですからね
それでは今日はこのへんで
私が大好きな問題の一つを出題してみようと思います
深さ9mの穴に落ちたアリがいます。
昼間は4m上ることができますが、夜寝ている間に3m落ちてしまいます。
アリは何日で地上に出ることができるでしょうか?
問題文にトリックなどありません
普通に解いてくださいね
正解は…
明日だと早すぎるので月曜日にでも
それでは今日はこのへんで
57.6%
何だかわかりますか?
今年の大卒者の就職内定率です
10月現在とは言っていますが、実際は10月1日に各社は一斉に内定者に通知を出します
つまり、10月1日とは今年の就職活動の実質終了の日
そして来年、つまり大学3年生の就職活動の始まりの日なのです
それにしても、この数字
3人に1人は就職できないとは…
以前にも書きましたが、こうなると偏差値の高い大学を出たからといって就職できるといったことはなくなります
だからといって、では大学はどこでもいいのかというとそれも違います
ある程度の大学に行っておかないと、スタートラインにすら立てない
いわゆるエントリーの段階ではじかれてしまうのです
どんなに人柄が良くても
どんなに優秀だったとしても
面接の前段階にすらたどり着けない現実
これを今の中高生にはぜひ知っておいて欲しいのです
知らないのであれば、MACSで教えてあげましょう
MACSは勉強以外のこともたくさん教えてきました
それは、生徒に「生きる力」を身につけて欲しいから
一人でも生きていけるような、そんなたくましさを身につけて欲しいからです
来年以降も、続々とMACSの卒業生が社会へと旅立っていきます
自分の進むべき道が早く見つかるといいですね
それでは今日はこのへんで
国語の時間を利用して速読トレーニングを始めています
速読自体の効果はもちろん、脳の活性化という点でも期待をしております
生徒たちの反応も概ね好評
私もしっかりと勉強して、効果的なトレーニングができるようにしなければいけませんね
中3生の特別課題も今日からスタートし、通常授業前に来たり、逆に授業後に残ったりして積極的に取り組む姿勢を見せてくれています
テスト対策が長かったせいか、なかなか本来のリズムが取り戻せませんが、そんなことも言っていられません
頑張りましょう
短いですが今日はこのへんで
通常授業はお休みでしたが、中3生の希望で
10時から学力Cの数学・理科の解説
その後、私立高校の説明
更に、冬期講習前模試までの1ヶ月頑張ると宣言した生徒への課題発表
昼からは私立中の生徒の数学授業
高校生のテスト対策
と、なかなかハードスケジュールでした
学力Cの数学は、昨日の夜に初めて解いたのですが、AやBと比べると確かに解きづらかったですね
おそらく手間取ったのは
大問2の問1の平均からみの問題
大問3の問2の面積
大問5の問1の動点問題
大問6の規則性の問題
共通して言えることは、数字で聞かれれば答えられても、文字で表されると途端にできなくなるということ
文字に対する苦手意識ですね
もう1つ
複雑そうに見えると、簡単に諦めてしまうこと
大問5の問2などは、一見難しそうに見えて意外と簡単です
大問6の問2は、私が解説した後に
「え〜!!!!!!!!!!!」
と声が上がったほど、考え方としては単純です
まあ、解説で聞いて理解できたつもりでも、実際に解くとできないものです
もう一度、自分でやり直したほうがいいでしょうね
私立高校の説明は、それぞれの私立高校の特徴(雰囲気)やレベルなどをワンポイントアドバイスを交えて話しました
これはあくまでも私個人の考えですが、私立高校を選ぶときは上に付属の大学があるかどうかがポイントになってきます
最近では、系列大学の推薦を確保しつつ、他の大学にも挑戦できるようになっている場合もあります
公立が第一希望とはいっても、まさかのときには自分が3年間通うことになるかもしれない高校です
安易に選ばないように、今日の話をぜひ参考にしてみてください
そして、課題発表
目標とするSSと現時点での力の差は各生徒でそれぞれバラバラですので、課題の量も様々ですが、これから1ヶ月間、あえて厳しい道を自ら選んだわけです
その意気込みは買いたいと思います
受験に向けて意識を高めて行く生徒
受験から逃げてしまう生徒
これからは、その差が日に日に見えてきます
そして逃げてしまった生徒たちの中には、頑張っている生徒の足を引っ張ろうとする子も出てきます
大変ですよ?
ただ、これも含めて受験というのは良い経験だと思います
今日が公立受験まで残り100日の節目
毎年恒例のカウントダウンカレンダーもスタートします
いつも言っていることですが
残り100日しかないと考えるか
残り100日もあると考えるか
それはあなたの取り組み方一つですよ
それでは今日はこのへんで
毎年、化学式・化学反応式で苦労する生徒が多いことから、秘密兵器を用意しました
原子モデルカードゲームです
ただ化学式を覚えさせられるよりはいいかなと
実際、遊んでみたところ、予想以上の盛り上がりを見せて、授業終了時間を15分もオーバー(笑)
最後のゲーム、炭酸水素ナトリウムで一発逆転18点は見事でした
まあ、ノリが良いクラスだということを差し引いても十分使用できる感触を得ることが出来ました
毎週は難しいかもしれませんが、機会を見てドンドン使っていきたいと思います
せっかくですから、大会でも開きますか?(笑)
意外と戦略的なので面白いかもしれませんね
それでは今日はこのへんで
「今週の土曜日は社会の授業ないよ、先生結婚式だから」
「え!先生、結婚するの?」
そんな会話が幾度となく繰り返された今週
昨日は「友人」の結婚式でした(笑)
今まで出席した中で…
一番面白い式でした
いろんな意味で(笑)
友人や親戚による余興(歌や踊り)はナシ(新郎新婦の企画による余興はありました)
職場の上司による挨拶もナシ
ケーキ入刀やリング交換に関する演出以外は、テーブルで飲んだり食べたりしている時間がほとんどだったような気が(笑)
お色直しも1回だけ
中盤まではほとんどが高砂の席にいた新郎新婦
当然、みんなが高砂にお酒を注ぎにやってきます
お酒が大好きな新郎
断りきれずに飲み続けた結果
トイレから出て来れなくなった模様(-_-;)
終盤、会場内に不穏な空気が漂い始めましたが、何とか無事?式は終了となりました
そうそう!新婦による手紙の朗読
みんながもらい泣きする場面なのですが…
新婦のあまりにも堂々とした読みっぷりに、もらい泣きする様子も全く見られず(笑)
何というか、型破りな結婚式でしたね
でも、とても印象に残る、素晴らしい式でした♪
先生はいつ?という質問は聞き流すことにします
それでは今日はこのへんで