札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
半分おしまい

今日で6月も終わり

それは1年の半分が終わったことも意味しています

毎年のことですが、あっという間ですね…


7月:夏期講習スタート

8月:道コン

9月:学力A、中間テスト

10月:学力B、学校祭

11月:学力C、期末テスト

12月:面談、冬期講習スタート


残り半年もあっという間ですね


まずは再来週の高校入試対策説明会

着々と準備を進めています

MACSの生徒の保護者の以外の方でも参加可能ですよ


短いですが今日はこのへんで



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残念…

日付は前日ですが

日本、無念のPK負け.・゜゜・(/。\)・゜゜・.

PKは運の要素が強いですからね

120分で決めれなかったところで、じゃんけんで決めるのと同じです

パラグアイはしたたかというか、何というか

後半や延長になってからは、パラグアイの方に決定機が多かったですから、致し方なしという気持ちもあります

結果だけ見たら、誰も日本チームを責める人はいないと思いますが、そこはそれ

敗因は必ずあるので、しっかり分析して次なる戦いに備えてもらいたいと思います

それにしても…

惜しかった。・°°・(;>_<;)・°°・。

それでは今日はこのへんで



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しばらくぶりの再会

今日、MACSにあるお客さんが見えられました

札幌に住む、私のいとこです

早いもので子どもが中2

そろそろ成績が…というわけで、相談に来たのです

いとことは、私が大学2年生の時以来なので…

実に17年ぶり

あれ??そんなに会ってなかったっけ?(^_^.)

先週末に電話したときに「お互い顔わかるかなぁ」と言っていたのですが

会うなり

「…街ですれ違ってもわからないね」



自分ではあまり変わっていないつもりでしたが、やはりそれなりに年を取ったのですね(-_-;)

住んでいるところが、MACSのある場所とは随分離れているので、通常授業で通うのは難しいかもしれませんが、夏期講習には参加してくれるかも

親戚のこどもかぁ

やりにくい?んでしょうね

なにぶん初めてなもんで

MACSの生徒も、意外と言っては失礼ですが、講習の申し込みの出足は早いかも

期末の好結果を受けて、今度は道コンでも暴れてほしいですね

いい意味で(w

それでは今日はこのへんで



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中体連まっさかり

今日は、久々の1日オフでした

と言いつつ、この記事は会社で書いているので、完全オフではないですね(^_^;)

この後、仕事です(w

さて、定期テストも一段落したこともあり、昨日から中体連が始まっているようです

以前は平日に行っていたんですよね…

体育系の部活に入っていない子は、一旦登校するも映画を見て帰るという、何とも謎なことをしてました

ただでさえ週休2日で授業時間足りないのに、何やってんだ?と思っていたら、土日にやるようになりましたね

中3のAさん

「先生…負けちゃった…悔しいよぉ(T_T)」

そうですよね

今までの集大成

負けたら、部活引退なんですから

とは言え、最後まで勝ち続けたら全国優勝ってことになってしまいます(w

ぜひ、悔いの残らないような試合をしてほしいと思います


私の中体連は、満足のいくものでした

剣道部の団体戦で中堅を務め、予選リーグ2試合とも0勝2敗で回ってきて、負けたら終了という試合をいずれも勝ち、その後の副将・大将も勝って、大逆転勝ち

準々決勝は逆に2勝0敗で回ってきて、勝ったら準決勝進出という試合で負け(w

副将も負けて2勝2敗の大将戦、見事勝ってくれて準決勝へ

そして迎えた準決勝

0勝5敗のストレート負け

うん、仕方ない

だって、勝った相手…

全国優勝しましたから(w

最後の試合を飾るにはまたとない相手でしたね


中体連は来週・再来週と続きます

本当は、試合を見に行きたかったのですが、土曜は授業、日曜も…

心の中で応援することにします


それでは今日はこのへんで



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期末テストの結果が、ほぼ出揃いました

まだ、判明していない生徒もわずかに残っていますが、期末テストの結果がほぼ出揃いました



五教科選択の生徒の平均点、399.7点

6割以上の生徒が400点オーバー

焼肉ご招待10名(各学年から)


私がMACSで教え始めてから、最高の結果です(T_T)

これも生徒たちが頑張ってくれたおかげです

平均点というのは、一人や二人が高得点でもダメですからね

みんなが頑張ったというのが、一番よくわかる結果です


本音を言えば、400点超えてほしかったのですが、それは次の目標に取っておけということなんでしょうね

一つ一つ階段を上っていくように


ある生徒は合計点で90点以上伸ばしてきました

まさに驚異的

伝説の仲間入りですね


そして、一番嬉しいのは、みんなこれで満足していないことですね

「もっと取れた」

「自己最高だけど納得いかない」

その気持ちがある限り、まだまだ伸びていくはずです


よし、決めた

平均点が400点を超えたら記念品作ろう

何がいいか、今度聞くね


久々に浮かれ気分な記事でした

たまにはいいですよね?

それでは今日はこのへんで



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腰が痛い

久々に居間で寝てしまいました…

今日はこれから社会の授業です

夜に土曜日分は書くことにします(これは昨日の分です)

タイミング遅れましたが、日本戦寝ずに見てました(w

起きててよかった(^_^)

もうしばらく、W杯の当事者でいられるのですね

トーナメントのドローは厳しいですが(パラグアイに勝てば次はスペインかポルトガル、その後は予想ではアルゼンチン、ブラジル)、別の見方をすれば世界の強豪とガチンコ勝負できるまたとない機会です

もう少し夢を見させてもらいたいですね

それではまた後で



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入試対策説明会のお知らせです

お知らせです

7月11日(日)参議院議員選挙の投票日ですが、MACSで高校入試対策説明会を開催します

先日の進学舎セミナーをふまえ、私なりの分析の結果、今年の入試がどうなるのかといった話を中心に進めていきたいと考えております

時間は午前10時30分からと午後7時00分からの2回

1時間半程度の予定です

お子さんがMACSに通っていただいている方はもちろん、このブログを読んでおられる方で参加したいという方は、私のメールアドレス

takatori@macs-n.com

にメールを送るか、ブログにコメントいただきたいと思います(コメントは非公開にしてあります)

※6月25日12時まで非公開になっておりませんでした、もしコメントをいただいた後削除された方がいれば、お詫び申し上げます


さて、今夜は運命の一戦

起きて待つか?仮眠するか?

結局、起きて待つことにしました

明日は、みんな寝不足ですね


それでは今日はこのへんで



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デンマーク代表のちょっといい話し、その2

昨日に引き続き、デンマーク代表に関するお話です


ある握手会でのことである

デンマークというチームは前述したように練習を公開し、和歌山県民との交流を積極的に行った


練習後は地元サッカー少年たちとミニサッカーを行い、握手会、サイン会もたびたび行った

そのひとコマの話である

あの日も、いつものごとくサイン会が行われた

気さくなデンマークの選手たちを県民も大好きになった

あの日もデンマーク選手たちのサインを求め長蛇の列が出来上がっていた

気軽にサインをするデンマーク選手たち

もちろんトマソンもその中にいた

その最中のことである

トマソンの前にある少年が立った

彼はトマソンの前に立ちつつも・・・少しモジモジしていた

後ろに立っていた母親らしき人が彼を促す

「ほら!早くしなさい!」と彼に言っていた

トマソンも少し「変だな」と思ったのでしょう

通訳を通じ「どうしたの?」と彼に聞いた

意を決した少年はポケットから一枚の紙切れを出し、トマソン選手に渡した

それは学校の英語の先生に書いてもらったものだという

英語で書いた、その紙切れにはこう書いてあった

「ボクは小さいころに、病気にかかって口と耳が不自由です・・・耳は聞こえません、話せません・・・だけどサッカーだけはずっと見てきました、大好きです。デンマークのサンド選手とトマソン選手が好きです。頑張ってください」と・・・

その手紙に通訳も・・・その場にいた我々記者も驚いた

言葉が出なかった・・・

だが、トマソン選手はニッコリと微笑み少年に・・・

「それなら君は手話はできますか?」と・・・手話で語りかけた

その『言葉』に驚く少年と母親

再度聞くトマソン・・・

「手話はわかりませんか?」と・・・

それを見ていた皐月パパはトマソンに英語で言った

「ミスタートマソン、手話は言語と同じで各国で違うんですよ」と彼に言った

手話を万国共通と思う人が多いのだが国によって違う、ましてや日本国内でも地方によって違う

「そうだったのか・・・」という顔をしたトマソン

 そして彼は通訳にこう言った

「ボクは彼と紙で、文字を通して話をしたいのですが手伝ってください」と言った

微笑んで「わかりました」と答える通訳

トマソンは「後ろの人たちにも彼と話す時間をボクにくださいと言っておいてください」とも言った

後ろで順番を待つ人たちは何も文句を言わなかった・・・一言も文句を言わなかった・・・

彼らに「2人の時間」をあげたいと他の人たちも思ったのでしょう

そして通訳を介し、少年とトマソンの『会話』が始まった

「君はサッカーが好きですか?」

「はい。大好きです」

「そうですか。デンマークを応援してくださいね」

「はい。あの聞いていいですか」

「いいですよ。何でも聞いてください」

「トマソン選手はどうして手話ができるんですか?正直、ビックリしました」

この少年の質問に彼は答える

「ボクにも君と同じ試練を持っている姉がいます。その彼女のためにボクは手話を覚えたんですよ」と・・・

その彼の言葉をじっくりと読む少年

そしてトマソンは少年に言った

「君の試練はあなたにとって辛いことだと思いますが、君と同じようにあなたの家族も、その試練を共有しています。君は一人ぼっちじゃないという事を理解していますか?」

この言葉に黙ってうなずく少年

「わかっているなら、オーケー!誰にも辛いことはあります。君にもボクにも。そして君のお母さんにも辛いことはあるのです。それを乗り越える勇気を持ってください」とトマソンは言った

このやり取りに涙が止まらない母親

この光景を見ていた我々記者も涙した

その場にいた人たち、その2人を見ていた人たちも涙した

そして、トマソンは最後に少年にこう言った

「ボクは今大会で1点は必ず獲ります。その姿を見て、君がこれからの人生を頑張れるように、ボクは祈っておきます」

この言葉に・・・この少年は初めて笑顔を浮かべた

「はい!応援しますから、頑張ってください」と少年は言った

そして、サインをもらい、その場をあとにする少年と母親

ボクの取材に母親は目に涙を浮かべて言った

「あんなことされたらデンマークを応援しないわけにはいかないですよ。日本と試合することになっても、私らはデンマークを応援しますよ」と

涙を流し、笑いながら言った・・・・

そして、このトマソン・・・少年との約束を守り、得点を決めた

1点どころか、彼は4得点という大活躍だった

こんなトマソン、デンマークを見た皐月パパもいっぺんにファンになってしまった^^;

1次リーグ、フランスという前回覇者と同組だったデンマーク

彼らをボクは応援した・・・

もちろん和歌山県民も応援に訪れた

試合が韓国であろうとも彼ら和歌山県民は応援に駆けつけた

オルセン監督は言った

「試合会場が韓国であっても、和歌山の応援はわかった。あれが我々の力になった」と・・・

和歌山県民の応援も実ったのであろう

フランスと同組のA組ながらデンマークは2勝1分け

見事1位通過を決めたのである

そして、迎えた決勝トーナメント1回戦

場所は新潟スタジアム、相手はあのイングランドであった

デンマークはイングランドに0−3という予想外のスコアで敗れてしまった

その日の和歌山県には雨が降ったという

県民の涙雨だったのかもしれない・・・・

負けはしたが、和歌山県民はデンマークというチームを誇りに思っていた

「よく頑張った!」「後は快く母国に帰ってもらおう!」という言葉が彼らの合言葉になった・・・

だから、彼らは行なった

デンマークお疲れさま!会なるものが宿泊先のホテルによって仕切られた

そこに駆けつける多数の県民

会場にはあふれんばかりの県民が駆けつけた

その催しに「ありがたいことだ」と言ったオルセン監督

もちろん選手たちも全員出席した。あのトマソンもその場にいた

そこでトマソンは見つけた・・・『あの少年』を見つけた

少年と母親もその会に出席していた

少年と母親の元に、通訳を携え近寄るトマソン

トマソンの姿に気づいた母親は頭を下げる

少年はトマソンへ笑顔を向ける

そして、トマソンは少年にこう語りかけた

「せっかく応援してくれたのに負けてゴメンね」と『紙』で語りかけた

これに少年は答える

「お疲れ様でした。負けたけどカッコよかったです。それに約束どおり点獲ってくれたからボクは嬉しかったです」と・・・・

「ありがとう」と言うトマソン

そして、この少年にトマソンは言った

「ボクから君に言える言葉はこれが最後です。よく聞いてください」

「はい」

「君には前にも言ったとおり、試練が与えられている。それは神様が決めたことであり、今からは変えられない。ボクが言いたいことわかりますか?」

「はい」

「神様は君に試練を与えたけど、君にも必ずゴールを決めるチャンスを神様はくれるはずです・・・そのチャンスを君は逃さず、ちゃんとゴールを決めてください」とトマソンは言った

この言葉に少年は笑顔満面の顔でトマソンに「はい」と言った

そして2人は・・・

「さようなら」

「頑張って」

という言葉を残し彼らは別れを告げた

最後に2人は仲良く写真におさまった

飛びっきりの笑顔を浮かべファインダーにおさまる2人

この写真は少年の宝物になることだろう

トマソンに出会ったことによって少年は『前へ進む』に違いない・・・

彼の転機になることを皐月パパは祈ってやまない

小さな少年、心優しきトマソンに

これからも栄光あれ。。。


どうだったでしょうか?

もう8年も前の話でしたが、今回のW杯でデンマーク代表が同じグループに入ったときに思い出しました

いよいよ明日は運命の一戦

万が一負けたとしても、私は気持ちよくデンマークを応援することができそうです(^_^)


それでは今日はこのへんで



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デンマーク代表のちょっといい話し、その1

いよいよ、サッカーのW杯もグループリーグ最終戦が始まりました

日本の第3戦、デンマーク戦は木曜日の深夜開始です

ところで、このデンマーク

名前は知っていても、場所などは詳しくない人も多いのでは?

スウェーデンなどの北欧の国とごちゃ混ぜになっている人もいるかと思います

しかし、このデンマークに関する2002年日韓W杯の時の話をご存知でしょうか

2日間にわたり、しかも長文ですが、ぜひとも読んでいただきたいと思います


『7月10日  デンマーク』

あのワールドカップという宴が終わり、はや数日

皆さんも一度は見たと思う、いや必ず見たと思う

その中で、皆さんが印象に残ったことは何ですか?

ブラジルの優勝ですか?お隣・韓国のベスト4という躍進ぶりですか? 『青の戦士』たちの16強の活躍ぶりですか?

「誤審のひどさばかりが印象に残った」という人もいるでしょうが、この件に関しては後日語りましょう・・・

かく言う私が印象に残ったこととは、あの国のことである

デンマーク、皆さんはこの国をご存知ですか?

まずは簡単にデンマークという国の紹介をしましょう

デンマーク・・・  正式国名「デンマーク王国」

北欧の端に位置し、面積は43000平方キロメートル、北海道の半分ぐらい

首都はコペンハーゲン、人口は531万人

いたって小さな国である

言語は通常語はデンマーク語、英語でもほぼ通用する

かのデンマーク、サッカーについては他の欧州国に遅れをとった

デンマークサッカー自体の歴史は古いのだが・・・

世界に躍進しだしのは、つい最近のことである

欧州選手権に84年初出場、ワールドカップ初出場は86年

この80年代から、世界がデンマークのサッカーを認めだした

このころから、彼らの躍進ぶりとスタイルから世界のサッカーファンは彼らのことをダニッシュ・ダイナマイトと呼びはじめたのである

そんな彼らが今大会、2002年日韓ワールドカップに出場することとなった

そして、このデンマークが今大会のキャンプ地を和歌山県に決めた

他の立候補地と同様に和歌山県側も誘致に必死であった

デンマークへ何度も訪れた。この苦労が実りキャンプ地決定の知らせを受けた

この一報に和歌山県の関係者は涙したという

和歌山に決めた理由は「日本のほぼ中心地であり、関空に近いから」というそれだけの理由だった・・・(・。・)

読者の方々でもデンマークってどんな国?と普通は思いますよね?

「どこにあるの?」「デンマークのサッカー選手で有名な人は?」と思うでしょう・・・これが普通ですよ^^;

アメリカ、イングランド、イタリア、スペインほど日本に名前通ってないし

デンマークという国の存在自体は知っていてもどんな国民性なのか?どのような人種なのか?って普通は誰も知らないものです

もちろん、これは和歌山県民のほとんどが同じであった

和歌山の街中ではこんな会話が交わされたという

「今度のワールドカップでデンマークって国が来るらしいけど知ってた?」

「それは知ってるけど・・・誰か有名な人いるの?イングランドのベッカムとかイタリアの男前集団みたいに有名な人いるの?」

「う〜〜ん・・・知らない。だけど世界で有名なんやったら、一度は練習見に行こうか?」

デンマークの練習を訪れた人は『この手の会話』がきっかけとなった人たちばかりであった

最初、いわゆる『野次馬』的な人が多かったのは事実である

最初の見学者は数百人程度であった、しかしこの数字が日々増えていった

この数字が増えた理由には以下のことが一番大きかったと思う

ワールドカップ出場国のキャンプ地での練習というものは 非公式、非公開が通例であるが、デンマークは違った  (イングランド、イタリア、スペイン、ブラジルといった強豪国はほとんど非公開でしたね^^;)

練習初日からデンマークチームの意向で全ての練習を公開した

さらに練習後には見学に来ていた地元サッカー少年たちを招きいれ 一緒にミニサッカーを行ったりもした

この評判を聞きつけ、デンマークというチームが 「むちゃくちゃフレンドリーで気さくな人たちばかりやで!」という口コミも相当あったという 

そして、この翌日から見学に訪れる人が徐々に増えていった

初日はわずか数百人だった見学者が翌日には2000人

その翌日には2500人、そのまた翌日には3000人が訪れた

練習後には気軽にサインに答える選手たち

監督も練習後にはサッカー少年たちを招きいれ練習を指導したりもした

この監督にある記者が聞いた

「他国は練習を公開しないで、試合に備えていますけど デンマークはこれでいいのですか?」と聞いた

すると、このデンマーク・オルセン監督はこの記者にこう答えた

「我々の強さは練習を秘密にしたところで変わらない。絶対的な自信をもって試合にのぞむだけだ。   何より、キャンプ地を提供してくれた和歌山の人たちが喜んでくれることはどんどんするべきなんだ・・・試合も大事だが、この交流も大事にしたいと選手全員も言っている」

このオルセン監督、この発言だけでも『いい人』をかもしだしているのだが、彼のエピソードをもう一つ語ろう

ホテル入り初日のことである

デンマークチームが来日し、ホテルでの歓迎セレモニーを受けた後、再度、宿泊先のホテルの支配人と料理担当のコック長が監督の部屋へ挨拶に訪れた

「これからの数日よろしくお願いします」という言葉とともに彼ら、支配人とコック長にはもう一つ言っておきたい・・聞いておきたいことがあった

彼らにはもう一つ『心配のタネ』があった・・・それは食事の問題であった

ホテル側も選手たちには万全の状態で試合に臨んでほしかった

食事が口に合わない・・・それが原因ということだけは避けたかった

他国の宿泊先ホテルに連絡をすると、食事でかなりもめたという事を聞いていた

「口に合わない」「母国の材料で調理してくれ!」といった文句を言われたという事を彼らは聞いていた・・・

デンマークが宿泊したホテルの支配人はこう言った

こういったトラブルだけは「どうしても避けたかったんですよ」と

それゆえ「最初に監督さんに聞いて、チームの意向を聞こうと思って挨拶にいったんですよね」と言っていた

その想いから、支配人とコック長は監督の部屋を訪れた

そして通訳を介し、監督に聞いた

「食事で何かご要望とかはございますか?」と支配人は聞いた

するとオルセン監督はこう答えた

「一切お任せします そちらが用意される料理を我々はご馳走になります」と・・・

この言葉に驚いた支配人とコック長

「いや・・やはり母国デンマークの食事の方がいいんじゃないでしょうか?」

「こちら和歌山をキャンプ地に決めたときから、食事もそちらにお任せしようと私と選手たちは言っていた。選手も理解している。全てをあなたたちにお任せします」

「あの〜〜他の国とかのホテルにお聞きすると・・・食事はやはり母国のほうが好まれると聞いたものでして・・・」

この言葉にオルセン監督はこう言った

「他国は他国、我々は我々です」

この言葉に支配人は「あの言葉で本当にホッとしましたよ・・・滞在中は無事に過ごせていただけるとあれで思いましたね」と言っていた

さらに、オルセン監督はコック長に向きなおし、言い出したという

「我々は料理をあなたに全てお任せします。よろしくお願いします」

緊張しながらも「はい!こちらこそよろしくお願いします」と答えるコック長

そして、コック長に聞くオルセン監督

「和歌山で有名な食材は何ですか?」と彼は聞いた

この質問の真意がわからずもコック長は監督に答えた

「和歌山では魚が有名です、カツオという魚が特に有名です」と・・・

するとオルセン監督は微笑みながらコック長に言った

「それでは、そのおいしいカツオを我々に食べさせてください。あなたが腕をふるって、おいしいカツオを選手たちに食べさせてやってください」と言った

この言葉にコック長は大変感激した

「世界の代表監督が、あんないい人だったからね〜〜いっぺんでデンマークのファンになりましたよ!」と言っていた

この食事に対する『良き姿勢』は監督だけではなった

選手たちも同様だった

最初の食事を迎えた時、ある選手が通訳に聞いた

「デンマークでは食事するとき神への祈りをするのだが、日本では食事始める時に何かするんですか?」と聞いた

デンマークは国民の9割がプロテスタントである

神への祈りを終えてから食事を始める

この選手は日本ではこれの代わりに何かするのか?と聞きたかったのである

これに答える通訳

「日本でもキリスト信者は神に祈ってから食べるけど、たいていは手を合わせて『いただきます』と言ってから食べます」と答えた

すると彼は・・・「こうやるの?」と通訳に聞きつつ、手を胸の前で合わせた

これに通訳は「そうそう!その両手をもう少し上に上げて!」と言った

その言葉に彼は顔の前まで手を上げる

「そうそう!」と答える通訳

そして彼はその姿のまま、コック長の方へ向き頭を下げた

それを見ていた他の選手たちも彼にならい、手を顔の前で合わせた

この時から、食事のたびに手を合わせる選手たち

コック長は言った

「今の日本人でも『いただきます』『ごちそうさま』言えないヤツが多いのに、外国の人にあんなことされたらね〜〜むちゃくちゃ嬉しかったですよ」と・・・

この最初に手を合わせた選手の名を・・・ トマソンといった

このトマソン選手・・・今大会では4得点をあげ、デンマークを決勝トーナメントに進出させた立役者である

あの日本代表・小野選手と同じオランダ・フェイエノールトに所属することでも有名な彼

彼は少し神経質の面を持ちあわせているのだが、非常に心優しい青年だ

トマソン、彼の優しき一面をもう一つ語りたい


いよいよ、明日は泣けるお話です

ハンカチの準備を忘れずに

それでは今日はこのへんで



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再スタート

今日から通常授業に戻っています

長いテスト対策だったので、私も生徒もイマイチ感覚がつかめません

最初の授業、理科と数学間違えたし(w

テスト明け、夏休みまでのこの期間、一番気が緩む時期でもあります

ただ、中3生はそんなこと言ってられませんからね

ある意味、ここから夏休み前、他の中3生がだらけている分、差をつけられるチャンスですよ

常々言っているように、みんながやっていない時がチャンスです

覚えてますか?

9月の学力Aまでに「中1.2年の復習の問題集」を決められた範囲まで終わらせないといけないんですよ

夏期講習が始まったら、やる暇ないと思っていてください

勝負はここから1ヶ月

中1.中2生もこれから難しい単元に入りますからね

ボケーっとしていると、2学期の期末テストのときに泣く事になります

普段からコツコツやっておくのが、最強なんですからね

以上、テスト明けで気が緩みそうな生徒たちへのメッセージでした


それにしても…今回は焼肉の生徒多そうだなぁ(^_^.)


それでは今日はこのへんで



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