札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
2月道コンを終えて

初めて裁量か標準かを選んで解く形式だったのですが

率直に「これは受けておいて良かった」と思いました

特に裁量問題組

本番前に軽いパニック状態を経験しておくのは、必ず生きてくるはずです

国語でやられ数学でへこみ

そこから社会でどう立て直すか?精神力の勝負ですね

明日からは全国の入試問題を解いてもらうので、それで精神力を鍛えましょうね(笑)

さて、国語と英語は担当ではなかったので詳しいコメントはできないのですが(^_^.)


まず数学について

難易度的には標準問題のみの1の小問集合はやさしくなり

共通の2も問3の変形に手間取る子がいる程度

共通の3は1月道コンに比べ難化

問2の2けたの数は苦手とする子が多い問題ですからね

共通の4は問1と問2は平易なものの、問3は関数と相似の融合ということでなかなか苦戦していました

共通の5は問1の証明が二等辺三角形の底角と平行線の錯角には気づいても、平行線の同位角と円周角の定理に気づけなかった子が多かったですね

だから、円絡みの証明は円周角を使うと常々言っているのに(T_T)

問2は30・60・90の特別な直角三角形に気づけば簡単
標準組で何人か解けて、裁量組で解けない生徒が何人かいる逆転現象が起きた問題でした

共通の6は作図、角度を求める問題ともに簡単

問3は…

以前、講習で類題を扱ったことがあったので、裁量組はかなりの正解率でした
展開図がしっかり書けて、裏技使えば10秒で終わる問題なので、ここで時間を稼いでほしかったのですが…

7は裁量問題

正直、ここに辿り着いたときに残り時間がほとんどなかった生徒が多かったようで(^_^.)

問1、問2は確実に得点を稼げる問題だったので、残念です

問3は丁寧に座標を書き出せたかどうか?そしてx軸またはy軸に平行という条件が、x座標かy座標が一致という風に置き換えることができたかがポイント

問4は

実は私、10分悩みました

中点連結定理に気づけなくて…


標準問題組は、取れる問題でいかに点数を落とさないか

できれば30点は確実に取りたい問題でした

裁量問題組は標準問題での時間配分がポイントになりそうですね

問題の難易度を見極める力も養ってもらわないと

予想平均点は…わかりません(笑)

標準問題で25〜28、裁量問題で30〜33くらい?


社会は1月道コンに比べ、かなり簡単だったのでは?

平均点は38点前後?

ちなみに、うちの塾は先週行った連続模試を徹底的にやり直しさせていたところ、類題がゴロゴロ出たおかげで、とんでもなく高い平均点になりました(^_^.)

過去最高では?

点数を落とすとすれば、記述問題でしょう

特に国際連盟を脱退した理由

満州事変について触れてはいるものの、満州国について触れていない子が多かったです

残念(>_<)

それと65歳以上の割合を計算する問題

どうしても%に対して苦手意識があるせいか、珍回答が続出

4〜6%という間違いが目立ちましたが、中には

63.7%という回答も!

おかしいと気づいてくれ…超高齢社会じゃないか


理科はいつも難しいのですが、今回は問題文の長さにやられた生徒が多かったようです

特に4

左のページ一面を使って、今まで見たこともない実験の絵が書かれているのを見て戦意喪失した生徒も

問いの中身自体は、拍子抜けするほど簡単なことを聞いていることもあるのですが(^_^.)

圧力に代表される計算問題はいつものように出来不出来の差が激しいのですが…

仕事率、イオン、遺伝、月などの新指導要領で追加された単元の出来がイマイチ

丹念に問題を読み、実験の内容を理解して解くということが中々難しいようです

予想平均点は30〜32点くらい?もっと下がるかもしれませんね


残念ながら国語と英語に関しては詳しくコメントできないのですが、びっくりしたのが英語

裁量問題の最後の問題、6点英作文に気をとられたのか

裁量組で、標準問題で点数を落とす生徒が続出

まあ、良い経験でしょう(^_^)


SSや平均点がわかるのは木曜が得点締め切りだということを考えると、土曜の夜か日曜?

どのみち出願変更は終わっているので、後は自分の志望校に向けて突き進むのみです

いつも言っているように

「模試でどんなに98%を取っても合格にはならない」

「自分の弱点・足りないところを知るのが模試を受ける意味だ」

それを心に刻んで、来週の第2回連続模試に向けて頑張りましょう


長くなりましたが今日はこのへんで



| 道コン解説・感想 | comments(4) | trackbacks(0) |
本日、2月道コン実施中

1月31日ですが、2月道コンです(笑)

初めて裁量問題と標準問題に分かれて実施されております

赤色の解答用紙が異彩を放っていますね(^_^.)

午後からスタートする塾さんもあると思うので、問題全体を通した講評(速報?)は深夜にお伝えしたいと思います

うちの生徒は国・数・社の3教科が終わりましたが、まずまずの出来のようです

それでは後ほど



| 雑談 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメントをいただいた方へ

お返事が遅くなって申し訳ありません

出願変更するのであれば、一刻も早く情報がほしいところでしょうが、なにぶん授業が終わってから出ないとブログは書けませんので(^_^.)

まず、道コンの資料を参考に併願パターンを調べてみました(昨年度)

札幌手稲
第1位 新川 26%
第2位 西  21%
第3位 国際情報(普) 14%
第4位 旭丘 10%

それに対して他高から札幌手稲を併願しているのは

新川 25%(第1位)
国際情報(普) 25%(第1位)
札幌稲雲 11%(第4位)
国際情報(文) 8%(第4位)

やはり、新川と国際情報との併願パターンが多いようですね
今年この2つの高校は、それぞれ1.38倍、1.59倍と非常に高倍率ですので、おっしゃる通りかなりの生徒が変更してくるものと予想されます

ちなみに西も1.38倍と高倍率ですが、一昨年までは西からの併願パターンの第4位に手稲高校の名前があったのに対し、昨年は一学区化の影響か名前が見当たりません

そもそも、東西南北を受験する生徒は倍率が高くとも強気で通す生徒が多いですから、「手稲が定員割れてるからそっちへ」と考える打算的な受験生はそう多くないでしょう

旭丘についても、1.59倍と更に高倍率ですが、そもそも旭丘高校は札幌市内全域から受験生を集めている高校ですので、出願変更で手稲高校にどれだけ流れるかと考えると、地元の生徒のみでそれほど多くはないのでは?と考えています

更に、定員を割っているからといって、手稲高校のボーダーラインに全く届かない生徒が出願変更をしてくるのは考えづらく(万が一定員を超えた場合を考えると)、結果的に同じくらいのSSである国際情報、または当初は手稲高校を志望していたものの新川高校に願書を出した生徒が、高倍率を見て変えてくる程度ではないかと予想されます

昨年、手稲・新川・国際情報(普)を受験した生徒は843名
今年、手稲・新川・国際情報(普)を出願している生徒は841名

ほぼ同数と考えた場合、他地区からの出願変更による流入を考慮せず、新川が1.30倍前後、国際情報(普)が1.40倍前後まで倍率を落としたとして、40名の変更

それが全て手稲に来たとしても、まだ定員には届きませんよね

今年の手稲高校は現段階で定員に46名も足りない状況ですから…

ちなみに、昨年の北陵高校は定員に24名足りない状況から、出願変更で+34名、再出願で+3名で最終的に1.05倍でした

以上のことから考えて、私は手稲高校の倍率は上がっても1.10倍程度まで(+78名)、ひょっとすると定員割れもありえると結論付けました

そこで、合格ラインがどのあたりになるかです

参考までに去年のデータ(道コン事務局予想最低点)でお話しますと

手稲高校(1.14倍)
B169
C189
D194

北陵高校(1.05倍)
B116
C135
D148

新川高校(1.29倍)
B135
C155
D170

ほぼ同じレベルだと思われるこの北陵高校と新川高校で、合格ラインにこれだけの差が出るのですから、万が一手稲高校が1.10倍を切るような倍率になれば、当然合格ラインも例年より下がると想定されます


色々とデータを出しましたが、手稲高校をずっと志望してきたのであれば、そしてボーダーライン上であれば、倍率に揺れることなく、そのまま受験するのが一番だと思います

新川高校に変更したからといって、合格が確約されるわけでもありませんし、逆に油断してペースダウンしてしまうことも十分に考えられます(うちの塾にも毎年います)

白石区の塾である私のところにコメントくださったことから、恐らく塾には通われておられないかと思います

ブログ右側に私のメールアドレスも載せてありますので、また何かありましたらご相談ください



| メッセージ | comments(2) | trackbacks(0) |
面接対策

MACSでは推薦入試や一般入試で面接がある生徒を対象に、毎年対策を行っています

先日、公立高校の推薦入試を受ける生徒にこんな冊子を配りました

100128_161952.JPG

なんて書いてあるか見づらいですね(笑)

「2010公立推薦資料集 面接&適性検査」

と書かれてあります

中身は文字通り、面接の質問集や心構え、あと、ちょっとした裏技など

後半は旭丘高校の過去5年分の適性検査の問題が載っています

さて、高校の推薦入試で面接が合否にどの程度影響を与えていると思いますか?

教育委員会や高校の先生に詳しく聞いたわけではないので、正確かどうかわかりませんが、説明会などで聞いた話では、そんなに大きな影響は与えていないそうです

では、面接を軽視していいのか?と言えば、答えは「NO!」

高校入試における面接の役割は

合格する生徒を選ぶのではなく、不合格の生徒を探すことなのです

これは推薦だけでなく一般入試でも同様です

ただ、旭丘高校や開成高校のコズモサイエンス科などの高倍率の高校では、他の生徒と同じではダメかもしれません

面接官も何人も同じ質問をして、同じ答えを聞かされていると、正直「またか」と思うでしょう

そんな中、ありきたりではない答えが出たら、きっと面接官は自分に興味を持ってくれますよね



だからと言って、奇をてらった答えはダメですよ(笑)論外です

そして、客観的な事実について嘘をついてはいけません

でも主観的なことについては、本当は思っていなかったり多少誇張していたりしても許されるでしょう

まあ、それについて詳しく聞かれたときに答えられなければアウトですが…

え?

客観的と主観的の違いがわからない(笑)

客観的な事実とは「誰が答えても同じになる」ものです

例えば、あなたの名前、持っている資格、所属していた部活動などです

主観的なこととは、自分が思っていること考えていることです

例えば、「いじめについてどう思いますか?」と質問されたとしましょう

あなたは「いじめられるほうにも原因がある」と思っていて、それを正直に面接で言ってしまったら…

確かにありきたりではない答えですが、間違いなく落とされるでしょうね(笑)

それは高校側が望んでいる答えと違うからです

ですから、ある程度は「相手が何を求めているか」を考えながら、面接の準備を進めておかなければいけません

「嘘はいけない」と思っている人、正直すぎるのも考え物なんですよ(^_^.)

とにかく、相手に

「自分を合格させないと損ですよ」

って思ってもらえるような面接ができれば最高ですね


それでは今日はこのへんで



| 公立入試関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
公立高校、倍率発表

本日は、生徒に配ったプリントの内容をそのまま記事にします

倍率が発表になったね。

「うわ!1.4倍だって…」「やった!1.1倍だ♪」

いろんなことを考えたと思う。

そもそも倍率って何だろう?

倍率とは(出願者÷募集人数)で出した数字のことで、単純に言うと

1.1倍であれば11人に1人
1.2倍であれば6人に1人
1.5倍であれば3人に1人
2.0倍であれば2人に1人

の割合で不合格者が出ることになる。言い換えると

1.1倍であれば11人中10人
1.2倍であれば6人中5人
1.5倍であれば3人中2人
2.0倍であれば2人中1人

が合格する。

この話しを聞いて、毎年勘違いをする生徒がいるんだ。

「6人に5人合格するなら大丈夫だろう」

…勘違いしないでほしい。

小冊子にも書いてあったけれど、受験は宝くじではない。倍率を確率で考えてはだめなんだ。

上に書かれた順位の中に入れば合格になる、そう考えなければならない。

1.0倍以上であれば「誰かが落ちる」。キミたちが思っている以上に厳しい世界だ。


でもね?

しょせん2倍を切る倍率なんだよ。

この先みんなは、いろんな試験を受けることになる。

大学入試、就職試験、資格試験…

そのどれもが、すさまじい倍率の試験なんだ

2倍、3倍当たり前、中には10倍、20倍、いや100倍を越える試験も…

だからこれしきの倍率で、一喜一憂しないように。

それでも、どうしても気になってしまう人へ、本当の倍率ってものを教えてあげよう


「え?新聞やニュースで言っているのは違うの?」

違うってわけではないけど、「正確」ではないんだよね

そもそも小数第2位で四捨五入って…

1. 25倍も1.34倍も同じ「1.3倍」で表しているんだよ

しかも推薦枠のことを考えていないし。

発表されたものはあくまでも推薦入試を受ける人も入れた倍率であって、一般入試の枠は当然狭くなるんだ。


左から公式発表、(正確な倍率、一般入試の倍率)です。
※ただし推薦入試不合格者が同じ高校を受験した場合を想定しています

東       :1.4(1.41)
旭丘     :1.6(1.59、1.73)
月寒     :1.4(1.41)
清田(普):1.1(1.06)
啓成     :1.5(1.51、1.63)
平岸(普):1.9(1.95)
白石     :1.2(1.21、1.25)
平岡     :1.4(1.40)
厚別     :1.4(1.35、1.41)

参考までに
南       :1.2(1.19)
北       :1.4(1.42)
西       :1.4(1.38)
開成(コ):1.9(1.86、2.73)
大麻     :0.8(0.82)
真栄     :1.2(1.24、1.25)


ただ、これはまだ第一段階での数字。

この後、出願変更があって、更に推薦入試もあって、最終的な一般入試の倍率なんて入試直前にならなければわからない。

今年でいけば、清田高校の倍率はもっとあがるだろうし、大麻高校だって定員ギリギリくらいまでは増えるだろう(それでもあと66人だから、今年も定員割れかも…)


大切なのは、

「どれだけ自分の受験する高校に合格したいか」

これだけ厳しい入試だ。「どこでも良いや〜」なんて思っている生徒はその時点で勝負にならない。

楽しいこともやりながら合格しようなんて虫がよすぎる。

いろんな話しを聞くけれど…

例え道コンで98%出ていて、周りの誰もが合格確実だと思っていた子でも、油断して勉強以外のことに捉われると(例えば、メール・ネット・ゲーム・漫画・人間関係などなど)不合格になる。

それが受験だ。

合言葉は

「ねだるな、勝ち取れ!さすれば与えられん。」

頑張りましょう



| 公立入試関係 | comments(0) | trackbacks(0) |
それが当たり前だと思わないで

塾で生徒を教え始めて8年

今日ほど、自分の無力さを思い知らされた日はありません


MACSの、ある生徒が明日から急遽入院することになりました

退院予定は今のところ1ヵ月後

つまり公立入試ギリギリです


その生徒は、ずっとある高校を第1志望にしていました

中1・2年生の時は道コンでなかなか良い判定が出ず

それでもその高校を諦めることなく、コツコツと勉強し、その甲斐あって中3の春の講習からジワジワとですが点数を伸ばし始め

遂に1月道コンでは合格可能性60%ラインを越え、更に先日の連続模試も初の5教科200点越えと、成果が見え始めた矢先のこと

表情には見せていませんでしたが、相当ショックを受けていると思います


病院で自分のペースで勉強できるから、逆にいいかも

と前向きに捉えてくれていることが、せめてもの救いです


さて、このブログを読んでいるであろうMACSの受験生

今までに「世界には勉強したくてもできない子供達が大勢いて、それに比べたらキミタチは恵まれているんだよ」と言われてもピンと来なかったでしょうが…

自分の身近にいた子が、どんなに塾で勉強したくてもできない状況になりました

それでも、まだあなたの目は覚めませんか?


親に行けと言われたから

行かないと怒られるから

決められた曜日だから


そんな後ろ向きな理由でMACSに来ているなら

できないとわかっていても、言わせてもらいます


その子と代わってあげてください(>_<)


別に高校なんてどこでもいいし


そう思っているなら、受験の日だけ体を交換してあげてください(>_<)


想像したくはありませんが、あれほど強く行きたいと願っていた高校を受験することすらできないかもしれないんですよ


キミタチは当たり前のことと思っているかもしれませんが


自分が健康なことに

自分が塾に通えることに

自分が高校を受験できることに


感謝をして、1分1秒も無駄にしない、そんな気持ちで残りの受験までの日々を過ごしてください

お願いします


最後に

私は今までに数多くの受験生の合否を事前に当ててきました

もし、この子が3月3日、入試会場に行くことができたならば

間違いなく合格します

どうしてかって?

これからの1ヶ月間、この子は病と闘いながらでも、今まで以上に受験勉強に取り組むはずです

文字通り、1分1秒もムダにせず

そんな子が息抜きだと言って


テレビを見て

携帯をいじって

ゲームをしているような子に負けるわけがないじゃないですか


私は神様はあまり信じていませんが

「天はその人が越えられる壁しか用意しない」

と言います

大丈夫

きっと越えられるはずです


それでは今日はこのへんで



| メッセージ | comments(0) | trackbacks(0) |
1月道コン速報!

今日の午前中、新年度の教材展示会に行って来ました

教材を見に行くのはもちろんですが、1月道コンの分析セミナーもあるというので、それも目的の一つだったのです

席に限りがあると言うので慌てて行ったのですが、なぜか一番乗り(笑)

おかげで、他の塾の先生が来る前に石川さんに色々と質問することができました

総合資料は公表されてないので、どこまで書いてよいかわかりませんが、セミナーで話した内容は恐らく公表しても大丈夫なのではないかと( ̄▽ ̄;)

まず、道コン事務局の方で考えていた「裁量問題より簡単で標準問題より難しい」という目標は達成されたそうです

昨年の裁量問題採用高受験者の道コン平均SSが61.1

今回の道コンでは225点に相当します

それを昨年の裁量問題でのSSに当てはめると210点

それに対して標準問題採用高校の道コン平均SSは46.9

今回の道コンでは144点に相当します

それを昨年の標準問題でのSSに当てはめると165点

裁量問題に比べ+15点

標準問題に比べ−21点

個人票にも書いてあったと思いますが、社会は入試より若干難しかったようですね


さて、いよいよ本題の高校別の分析へ

前年の1月道コンと比べて最も全志望者が増加したのは…

札幌平岸高校

実に147名もの増加(−−;)

例年高倍率が話題になる高校ですが、今年はこのままだと…2倍超えるんでは( ̄▽ ̄;)

ベスト10の高校は

1位 札幌平岸 +147
2位 札幌旭丘 + 93
3位 札幌北陵 + 91
4位 札幌啓成 + 89
5位 札幌東豊 + 73
6位 石狩南   + 68
7位 北広島   + 65
8位 札幌東陵 + 62
9位 札幌北   + 51
10位札幌篠路 + 48

札幌旭丘は隔年で低倍率、高倍率を繰り返す傾向がありまして…今年は高倍率の番なんですよ

札幌北陵、札幌啓成、北広島、札幌東陵は去年定員割れまたは定員割れ寸前だった高校

その反動でしょうね

ちなみに札幌東豊、札幌東陵、札幌篠路、札幌稲西、札幌拓北の各校は今年だけの措置として1学級増になります

なので志望者が増えても間口も広がりますので、実質的な倍率はむしろ下がるかもしれません

で、これが第1志望に変わると

1位 札幌平岸 +112
2位 札幌啓成 + 82
3位 札幌北陵 + 72
4位 札幌東陵 + 70
5位 札幌旭丘 + 54
6位 札幌平岡 + 51
7位 札幌東豊 + 44
8位 石狩南   + 35
9位 北広島   + 34
10位札幌北   + 31

突然、札幌平岡が6位に登場

その他の顔ぶれが変わっていないことを考えると、これは注目すべきデータですね

続いて今度は全志望者平均SSの上昇ベスト10

1位 札幌南  +1.1
2位 札幌稲北 +0.9 
3位 札幌稲西 +0.8
4位 札幌真栄 +0.7
5位 札幌東豊 +0.6
6位 札幌清田 +0.5
6位 北広島西 +0.5
8位 札幌平岸 +0.4
8位 札幌篠路 +0.4
8位 札幌開成 +0.4
8位 札幌拓北 +0.4

SS30台や40台の高校が多くを占める中、札幌南が+1.1という高い伸びを見せています

64.8→65.9

SS60を越えてからは、なかなか点数の上積みが難しいので、この伸びは驚異的です

実は札幌南高校

今年の高1生は全国模試などでも上位に食い込む生徒が多く、かなりのハイレベルな学年なのだそうです

そこから行くと今年は、更に少数精鋭の厳しい入試になりそうですね

第1志望者平均SSはというと

1位 当別      +1.9
2位 札幌清田GB +1.8 
3位 札幌国際情報 +1.7
4位 札幌東豊    +1.3
5位 北広島西    +1.2
6位 札幌平岡    +0.9
6位 札幌稲西    +0.8
8位 札幌白石    +0.7
8位 札幌藻岩    +0.7
8位 野幌       +0.7

定員が少ないところではSSの変動が激しいため、なかなか比較しづらいところではありますが、注目すべきはやはり札幌平岡

志望者も増え、SSも上昇

厳しいですね(−−;)

ちなみにMACSから札幌平岡を受験する生徒、多いんですよ

最後に、出願変更について

中学校側では嫌がることが多いですが、受験生に認められた権利ですので臆することなく使って欲しいとのことでした

中には「出願変更を禁止している中学校」もあるそうで( ̄▽ ̄;)


長々と書きましたが、少しでも参考になれば幸いです

それでは今日はこのへんで



| 道コン解説・感想 | comments(3) | trackbacks(0) |
火がつくか?

今日は連続模試の1回目

使うのは2007年2月実施の道コン、通称07−F

本当は2008年を使いたかったのですが、以前書いた平均点が200点を越えた曰くつきのものだったので…

で、結果はというと

24名中15名が第1志望校合格、9名が不合格

合格者の中には、私が設定した合格ラインぴったりの点数だった生徒や、1点、2点の差で合格した生徒も

逆に不合格者はといえば、合格ラインに2点足らなかった生徒はいましたが、ほとんどが大差で届かずといった結果に

さあ、どうする?

これで火がつかないヤツはいないと思うんだけど…

それとも今日の結果も「他人事」なのかな?

自分の現時点でのリアルな結果だとは受け止められないかな?

しかし、今日届いた1月道コンの結果

こちらは逆にほとんどの生徒が合格ラインの60%を越えていて、これだけを渡していたら、また気を抜いていたかもしれませんね

危ない危ない

どうしてこんな、言ってみれば「温い」判定になったのかは、明日進学舎のセミナーが行われるので、そちらでじっくりと聞いてくることにします

それでは今日はこのへんで



| 雑談 | comments(0) | trackbacks(0) |
去年に続き作りました

イマイチ受験生になりきれていなかった去年の中3生に気合を入れるために

ただ合格可能性判定をするだけではピンと来ないだろうと

模擬合格発表を行うため

こんなものを作ったのですが↓

090124_202204.JPG

その時中2生だったYくん(あれTくんだったかな?)がコメントで

「来年の俺達の時も作ってくれるんですよね?」

と言っていたので、今年も作りました

で、写真では受験番号が001になっているんですが、実際は生徒に好きな3ケタの数字を聞いて受験番号にしています

男の子たちは適当に言っている子が多いのですが…

きっと意味深な数字の子もいるんでしょうね(w

あえて深くは追究しませんが

002
010
100
110
112
123
124
125
222
273
295
314
323
326
334
410
417
510
524
532
726
728
760
777

3回の連続模試で、全ての番号が発表されることを祈って(−人−)

そして本番でも全ての番号が発表されるように(−人−)

それでは今日はこのへんで



| 雑談 | comments(0) | trackbacks(0) |
1点の重みを感じてもらうには

小学校の時のテストや中学校の定期テストは100点満点

しかし、道コンや学力テスト、高校入試は60点満点

すると奇妙な現象が起こります

100点満点での感覚が染み付いているのか、道コンや学力テストでの1点に対する執着心が薄いんですね

これを

うわっ!それは大変だと思ってもらうためには、どう伝えればいいのか…



( ゚д゚)

閃いた!

60点満点のまま説明するからダメなんだ

100点満点に直して説明しよう


例えば

60点満点で3点問題を間違えることは100点満点で5点問題を間違えるのと同じ

1問間違いで95点

2問間違いで90点

3問間違いで85点

4問間違いで80点!

60点満点ではピンと来なくても100点満点に直せば、いかに配点が大きいかわかりますね


受験は本当に僅差の勝負です

昨日から、センター試験の点数から合格可能性を判定する、通称「バンザイシステム」が動き始め、MACSの高3生のデータも入力して調べたのですが

本当に1,2点の間に10人も20人も受験生がひしめいているのです


まだまだ試験時間全てを有効に使えていない受験生が目立ちます

xをaと書いていたり

記号で答えなさいを番号で答えていたり

丁寧に見直しをすれば防げるミスを平気でしています

今度の日曜の連続模試

こちらの設定した点数に1点でも満たなければ、容赦なく不合格の判定ですよ

去年はピッタリ合格点だった生徒もいれば、2点足りずに不合格と判定された生徒もいました

本番で泣かないように、こちらも本気モードで対応させてもらいますからね

それでは今日はこのへんで



| 雑談 | comments(0) | trackbacks(0) |
1/3PAGES >>
S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< January 2010 >>
Selected Entries
Categories
Profile
Archives
Recent Comment
Links
Link2
Mobile
qrcode