札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
自分の力で

面談が終わった後の初めての授業の日

さてさて中3生はどんな感じだったでしょうか?

面談で限界までやってみろと言われた何人かの生徒

さあ、実際にできるのはそれほどかと聞かれれば…

正直1人いればいいでしょうね、現実問題

決してバカにしているとかではありません

たった1度の面談で、人間そこまで劇的に変われるんなら、毎日やりますよ(笑)

では、あの席で話したことは全くの無駄なのか?

そうではないのです

話さなければ、何も変わらない

話すことによって、何かが変わるかもしれない

ならば、変わるまで、私は話し続けなければいけないのです

それが、多くの生徒にとって聞き流されるであろうことが、わかっていても


成績は「他人に上げてもらうもの」ではなく

自分で「上げたい」と強く願わなければ、例え上がったとしても一過性のもので終わってしまいます

今の中3生の中で、成績を上げ続けている生徒が2人います

「絶対に成績を上げてやる!」という強い意識が、ひしひしと伝わってきます

思えば、私が見てきた「MACSで伝説を残した生徒たち」もそうでしたね

3ヶ月で5教科合計点を2倍にしたRさん

1ヶ月で50点アップしたTくん

その他、短期間で劇的に変わった生徒は、今までにないオーラを漂わせて、人が変わったように勉強に取り組むようになっていました

さて、日曜日の特別講義で出された課題を、きちんと出した生徒は2人

他の生徒は一体どうしたんでしょうか?

第1志望校が自分の行きたい高校ではないという現実

それを目の当たりにして、受験勉強に励めというのも、まあ残念な話しではあるのですが

その状況を招いたのは、誰であろう自分の責任なんですよ


やる気が出るのを待っていたって、いつまで経っても来ませんよ、そんなもん

ましてや、人に出してもらうものでもありません

出たところで、そんなもん2,3日でなくなりますから

あくまでも、自分の中から出してください


言い続けますよ、あなたが変わるまで


それでは今日はこのへんで



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面談を終えて

この11月という時期の面談では、毎年ある傾向が見受けられます

夏期講習前くらいまでの第1志望校から明らかにランクを下げてくるのです

今年の面談でも私に「志望校を変えた理由は?」と聞かれた生徒が数人いました

そんなことは答えなくても、私にはわかっているのですが、敢えて聞かずにはいられなかったのです

〇〇高校に行きたい、でも他のやりたいこと(悪い意味で、本当はやりたいことなどではない)を全て我慢して勉強するのは…だったら、ほどほどに勉強していける、このあたりが無難かな

そう考えている生徒がほとんどでしょう

でも、ここで安易に志望校を変えることが、この先のキミたちの人生まで変えてしまうことになると言ったら、どうしますか?

以前ここに書いたかもしれませんが、私は昔から気象に関する仕事に就きたくて、高校時代北大の理1系を第1志望にしていました

理1系の地球物理学科というところに行きたかったのです

しかし、2次試験で点数を取る自信がなかったため、センター試験で目標点を越えることができなかったら学部を変えようと決めて臨んだのでした

結果、目標にわずか5点足りず…

もちろん5点くらい挽回しようと挑戦しても良かったのですが、結局学部を変更させる決め手になったのが、センターリサーチでの限りなくA判定に近いB判定+学部順位1ケタという甘い誘惑でした

このまま理1系を目指せば、2次試験までの残りの期間、死ぬ気で勉強しなければいけない…でも、学部を変えれば200人に抜かれない限り合格できる。それなら…

気象の勉強は水産学部でもできる(現にそういう講座もあります)などと、もっともらしい理由をいいながら、私は厳しい受験勉強から逃げたわけです

実際、2次試験はプレッシャーがなかったからか、予想以上にできがよく、試験が終わった直後に合格を確信したばかりか「これなら理1系を受けていれば…」と後悔したものでした

さて、この後、私がどうなったか

選択を迫られた際は常に楽な方を選ぶようになってしまい、我ながら随分なダメ人間だったと恥ずかしい気持ちでいっぱいです

当時の私を知っている人からすれば、このような文章を書いているのを知れば「何を偉そうに」と鼻で笑うかもしれません

そこから抜け出したのは今から7年前

MACSで働き始めて3年目のことでした

大学受験から実に12年間も、この安易な選択によって私は苦しめられたのです

12年というのはまだ短い方だったのかもしれません

ひょっとすると死ぬまでそのままだったかもしれないのですから

キミたちには、私のような苦労をしてほしくないのです


神奈川の慧真館という塾の先生が書かれたブログの記事に『諦める』と『放棄する』というものがあります

引用開始〜

「諦めるのなら、頑張って頑張って頑張って、自分の全てを懸けてやってみて、それでも届かなかった時に初めて諦めなさい。
潔く諦められるから。
でも、そうじゃないと後悔しか残らないから。」

今日の生徒面談の際に、生徒の一人に言った言葉である。

『諦める』という言葉は簡単に使ってはいけない。
それを使うことが許されるのは、それまで全力疾走で走ってきて、力の限りを出し切ってしまったがために、もう一歩も前に進む余力が残されていない人だけだ。
本来『諦める』とはマイナスの意味だが、そういう人が使う『諦める』という言葉は、逆にとても美しいものに思える。

一度も全力疾走をしていない、もしくはまだまだ走れる力を十分に温存している人には、『諦める』という言葉を使う資格はない。
夢や目標を『諦める』ではなく、『放棄する』という言葉の方がふさわしい。
まだまだ力が残されているにもかかわらず、夢や目標を途中で投げ出しているだけで、それは決して『諦める』ということではない。

本当に『諦める』のなら、そこには無念さは残っても、後悔の念は残らない。
やれるだけのことはやったのであって、もう力は残っていないのだから。
『放棄する』のなら、いつか後悔してしまうことになるかもしれない。
実現が可能か不可能かを見定めることができるくらい、自分を懸けたわけではないのだから。

「諦めることは簡単です。」とよく人は言うけれど、実は『諦める』くらい何かに自分を懸けることって、案外難しいと思う。


〜引用終了

まさにそのとおりだと私も思います

1月道コンまでの残り1ヶ月ちょっと、全力を出し切って、その時もう一度志望校について考えてほしいと思っています

それでは今日はこのへんで



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面談前夜

時刻は現在、午前3時半を回ったところ(いつものように日付は戻してます)

ただいま、明日の面談の資料とにらめっこしています

中3生25名

1人に5分かけたとして…

125分

(−−;)

2時間ですか

朝になっちゃいますね(T△T 三 T△T)

でも負けない!

とりあえず、面談中に寝ないように、必要最低限の睡眠はとることにします

短いですが、今日はこのへんで



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現代文が古文?

※ やはり頭の中でうまくまとまらないうちに記事にするのはダメですね。

  大幅に加筆修正を加えたものをアップしました


一昨日の話題のもう一つが

国語が苦手(特に論説文)な子は、現代文を古文のように感じているのでは

というものです

昨日の話しにも通じるのですが、今の子どもたちの語彙は驚くほど少ないです

定期テストの後「今日のテストどうだった?」と聞くと

ほとんどの子から「びみょ〜」と答えが返ってきます

できていても、できていなくても「びみょ〜」と表現するんですね

そしてテストが返ってくると、良くても悪くても

「先生ヤバい」

このヤバいという言葉、他の塾の先生のブログでも書かれていましたが、今の子どもたちには「びみょ〜」と並ぶ便利な言葉なようで

嬉しい時も「ヤバい」

驚いた時も「ヤバい」

かっこいい時も「ヤバい」

いけない時も「ヤバい」

何でもこの言葉だけで済ませようとするんですね

ではそういう子どもたちに、国語の評論文のテストをやらせるとどうなるのか?

普段使っている言葉とのあまりの違いに、何が書いてあるのかさっぱりわからない…

つまり現代文なのに古文を読んでいるような感覚に襲われているのではないか

といった内容の話しをしたのです

なるほど、考えられる話しですね

内容以前の問題であったと( ̄▽ ̄;)

それとは別に、最近気になるのが、問題文を読むスピードですね

読むスピードが遅いということは、文の組み立てを正確に理解していないということにも一因があると思います

普段から文章を読んでいないからでしょうね

中身どうこうより、まずは読むこと

そこから始めないといけないようです

今週の国語の特別講座(基本)から、先週から始めた「答えを見てその理由を考える」と、とにかく問題文を読み込むこと

この2つに特化していきたいと思います

それでは今日はこのへんで



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日本語感

さっそく、昨日の話しの一つについて取り上げたいと思います

日本語感

そういう言葉が存在しているかわかりませんが、音感などのように「日本語」を感じる力だと思ってください

若者(子ども)達の言葉の乱れについては、随分前から指摘されています

私も決して褒められるような言葉遣いをしているとは思いませんが、子どもたちの答案を見ていて妙な違和感を感じることがままあります

文章として成り立っていないのですね


何が主語かわからない

助詞の使い方がおかしい

設問に対して適切な形で答えていない


それで、生徒には「日本語がおかしいよ」と指摘をしても、当の本人はピンと来ない様子

自分が使っている日本語が、何か間違っていると気づけないのです

明確に「ここ」がおかしいとわからなくても、文章を読みこんでいけば不自然さに気づくはず

音感が優れている子は、鳴っている音が譜面に書いてある「ファ」と違う「ソ」だからおかしいと、理論立てて間違いに気づいているのではなく、感覚的に「おかしい」とわかる

国語においてもそのような感覚は確かに存在していて、それを石川さんは「日本語感」と言っていました

では、この「日本語感」を磨くためにはどうすればいいのでしょう

私は普段から、周りの大人たちが常に子供たちに言い聞かせることだと思います

間違った日本語を使っていれば、「それでは意味が通じない」と指摘し、きちんとした言い方をするまで決して相手の言うことを聞き入れない

そんな姿勢も必要ではないかと思います

子どもたちの日本語が不完全でも、大人の側がいいように解釈をし続ければ、そういった能力が育つはずもないのです

というわけで、MACSではおかしな日本語を使った場合、容赦なく「意味通じない、わからん」と言われますのでそのつもりで

私も子供たちに「先生の説明、意味わからん」と言われないように頑張ります(w

それでは今日はこのへんで



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give and take

3日ぶりのご無沙汰でした

さて、久々に休みらしい休みを過ごした、この2日間

その連休明けの最初の仕事は…

学力コンクール事務局へ

何をしに行ったのかと言えば


遡ること1週間前

秋の進学舎セミナーが18日に開催されていたことを

翌日の、ある塾の先生のブログで知り( ̄▽ ̄;)

慌てて、学力コンクール事務局に電話し(注:進学舎と学力コンコール事務局は同じ会社内にあります)

当日の資料を取り寄せ

テスト部の石川さんに、貴重な時間を割いていただいて

本日、話をうかがってくることができました


とはいえ、セミナーの話は30分程度で終わり

その後1時間は…全く違う話題へ(w

違うといっても、話しの中身は塾業界や指導について、進路に関する話題などですよ


私の考えなんですが

せっかく時間を作ってくれた方に対して、ただ話を聞いて帰ってくるだけでは申し訳ない

こちらからも話題を提供して、相手の方が「なるほど」と思っていただき

お互い「有意義な時間」を過ごすことができれば最高ではないかと

give and take ですね


私は石川さんから「日本語感」と「現代文と古文」についての面白い話しを聞かせていただき

逆に私から石川さんには「学級閉鎖時の過ごし方に見る学力格差」と「ゆとり世代の先生と新学習指導要領」という話しを、興味を持って聞いていただけたのではないかと思います


それぞれの内容については、後日(というか明日から)ここで取り上げて行きたいと思います


まずは、進路に関しての話を週末の面談に生かしていこうと考えています

それでは今日はこのへんで



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限界は誰が決めるのか

今週は珍しく、土曜日に記事を書きます

その代わりといっては何ですが、明日(もしかしたら明後日も)お休みさせていただきます

ご容赦のほどを


今日の話は「象のくさり」

諸説いろいろありますが、大体の内容は

「子どもの頃にくさりで繋がれた象は、大きくなって引きちぎる力を持っても、『このくさりは切れない』と思い込んでいて、決して切ることができない」

というものです。

ノミのジャンプも似たような話ですね

共通するのは、

自分で限界を決めたり、できないと決め付けりすると、それ以上のことは決してできない

ということですね


テストの目標設定の時にいつも話しますよね?

自分で80点という目標を決めると、80点分の努力しかしない

それ以上やろうとすると「そこまでしなくても」と自分でセーブしてしまう

「ここはできなくていいだろう」と妥協してしまう

その結果、80点より低い点数になってしまう


だからといって、何でも100点を目標にしても、それは「絵に描いた餅」になってしまいます

もちろん全教科100点を目指していい人もいますよ(というか、目指してもらわなければ困る)


要は、目標は自分の現時点での力より少し高いくらいに設定するのが、ちょうどいいのです

「自分の力なんてわからない」というあなた

本当に思いますか?


先日、北海道日本ハムファイターズの吉井投手コーチのインタビューが北海道新聞に掲載されていました

メジャーリーグ時代、向こうのコーチに「お前のことを一番良くわかっているのは俺じゃない、お前だ。だから自分の欠点などは全部教えてくれ。」

と言われてショックを受けたそうです

そうですよね、日本では投手コーチに「お前の悪いところはここだ」とか言われて修正されるわけですから


自分のことは自分が一番良くわかっている「はず」なんです

今が限界か?

今が全力か?

そんなことは言われなくても気づいているはずです


学力テストも終わり、期末テストも終わり、面談が近づいてきました

春休みの時、夏の講習の時に比べて、だいぶ志望校が変わってきていますね

それは現実を知ったからなのか?

受験のつらさから逃げるためなのか?


最初の「象のくさり」の話に戻りますが、今の自分の実力(点数)に合わせて志望校を決めていませんか?

来月に受験ならまだしも、残り100日あるんですよ

今が限界ですか?

今が全力ですか?

たとえ、今の時点では合格可能性が98%だったとしても、結局は合格ラインぎりぎりまで落ちていきますよ

私はそういう受験生を何人も見てきました


もう一度考えてみてください

「行ける高校」ではなく「行きたい」高校を

その高校に合格するための努力を自分はどれだけしてきたのか?

その高校に合格するための努力を自分はこれからできるのか?


それでは今日はこのへんで



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期末の結果を見て

本日、中学生の期末テストが全て終了いたしました

と、同時にメイン中学である東白石中やあやめ野中の結果が続々と判明してきています

今までにわかった限りでは


中1:まあまあ

中3:上位は点数を伸ばすも、それ以外は伸び悩み気味

中2:…コメント不能


中2は大変なことになっています

学年末テストに向けて、大改革をしなければいけません

今までと同じでは結果が出ないことが証明されてしまったわけですから

クラス替えもあると思っていてください

学校の雰囲気やクラスの雰囲気は理由になりません

それは、この前の社会の時間にお話ししたとおりです

あの話しが嘘だと思うなら、まな先生に直接聞いてみてください(まな先生、突然話し振ってごめんね)

現中2は持っている素質からいけば、私が今まで担当してきた世代の中でも上位に入ります

でも、このままだと…来年の今頃は大変なことになっているでしょう

真面目にコツコツと努力している子が多いので、ぜひ結果を出してあげたいのですが(;´Д`)ノ


中3は、私やボスが懸念していたとおりの結果になりつつあります

二極化です

上位の子は、受験に向け、気持ちも入ってきていますが、それ以外の子はどこか他人事

それが期末テストにはっきりと現れてきていますね

来週の面談、覚悟しておいた方がいいですよ

もう春休みのような甘いことは言いません


中1は、点数こそ目立ちませんが、そもそも1学期から2学期では一気に点数を落とす生徒が多いもの

そう考えれば、現状維持しているだけでも大したものです

しかし、本人達は点数を上げる気満々だったようで、相当な悔しがりようでした

頼もしいですね

その気持ちを忘れなければ、学年末テストで一気に飛躍することもできますよ


結果だけ見れば、今回のテスト対策は失敗だったと言えるでしょう

上位の子が点数を取るのはある意味当たり前のこと

極端な話し、彼ら(彼女ら)は土日塾に呼ばなくても、家できっちりと勉強できるであろう生徒がほとんどですから(全てではありませんよ)

それ以外の生徒の点数を上げることが、テスト対策の目的であることを考えると…

学年末テストは、もうちょっと「管理」しなければいけないようですね(−−;)

自分で考えて試験勉強をする域までは、まだまだ到達していなかったようです

まずは、上位の生徒がどんな勉強をしているのか?

そのスピード、ペース、量、を知ってもらい、少しでもそれに近づく努力をしてもらいましょう


それにしても…

去年の中2、中3の1学期期末テスト並みのショックでした( ̄▽ ̄;)

それでは今日はこのへんで



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1通のメール

さきほど、高校時代の友人から至急連絡がほしいとのメールが来ました

こういう時は、あまり良くない知らせなんですよね…

案の定、友人が亡くなったとの知らせでした

2ヶ月前に

新聞とかにも全く出なかったので、連絡をくれた友人も知ったのは先月の終わり頃だったとのこと

そうですか…

思えば、私の高校時代「悪いこと」を教えてくれたのは全部亡くなった彼でした

いわゆる「悪友」という存在ですね

ここ2,3年すっかり疎遠になってしまい、連絡も途絶えていたのですが…

今日の夜は、彼との思い出を振り返りながら過ごす夜になりそうです

短いですが今日はこのへんで



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定期テストで思うこと

今日は、定期テスト後の初めての授業という生徒が何人かいました

自己最高点だったと笑顔で報告する生徒

いつもと同じくらいかなという生徒

目の前が真っ暗になりましたという生徒

もちろん、全ての生徒の成績が上がるのが一番ですし、我々もそれを目標にしてやっているのですが…

なかなか、うまくいきませんね(T_T)

思うような結果が出なかった場合、生徒の中には「定期テストなんてなくなればいいんだ!」なんて言い出しますが、果たしてそうでしょうか

くろねこ@国語塾というブログに「定期テストを突破せよ!」という記事があります

その中で特に私が共感を持った部分を引用させていただきます

〜引用開始〜

昨年の秋から、進学塾で中1と中2を教えています。そこは入塾試験が難しく、入ってくる生徒はクラスのトップレベル。その中で、つくづく思うことがあります。
 
 「定期テストを乗り切れるかどうかが、子どもの将来を決める」と。

 極論に聴こえるかもしれませんが、「豊かな才能」「生まれつきの個性」で抜きん出てそれが食う仕事になる、という人材は非常に少ないものです。とてつもない自信家で、早いうちから「自分は他の子と違う、テストなんかかったるい」と学校を辞めて起業でもして、成功する。むしろそんなタフな子どもが出てくるのも面白い。

 しかし、「テストかったるい」「ウザい」という理由だけで、同じ年齢の子ども達がこなしている定期テストを乗り切れない子どもが、まともな職に就けるとは思えません。

 まずは親に食わせてもらっているうちは、勉強が子どもの仕事です。

 数学が何の役に立つ?
 古典なんていつ使う?
 化学なんて興味ない。

 …それがどうした?

 与えられた課題に対し、期日前に範囲が示される。みんながそこに焦点を絞って遊びやゲームを我慢して勉強に取り組む。点数が悪かったら、原因を追究して次回のテストまでに改善する。時間が足りないなら、勉強の効率を上げる工夫をする。それはずっと行われてきたことで、自分の「好き/嫌い」は二の次です。

 別に、いい内申を取っていい大学に行こうとか、そして「勝ち組」になろう!なんて言う話ではありません。

 大人の仕事は「好き/嫌い」だけではやっていけない。そして好きな仕事の裏にも、必ず辛いことがある。嫌な作業が1つはある。会社に入れば苦手な人もいる。それを乗り切って、お金を稼いで初めてまともな社会人として認められる。そのトレーニングとして「勉強」があり、「定期テスト」や「受験」がある。心を育てる教育、ももちろん大切。だからと言って「子どもがイヤがりそうなことを、先回りして柔らかくして与える」だけでは、社会に放り出された時に対応できない人間になってしまいます。

 
 塾でも定期テスト対策をやりますが、プリントを大量に与え予想問題をやらせて取らせた高得点では意味が無い。「先生、この間の予想問題あってへんかったで!ひどい!」なんて子どもにグチを言われているうちは、ダメです。

 子どもが「テスト勉強は自分でやるから休んでいい?」と言ってくるぐらいで、ちょうどいい。塾としては「テスト対策にこない生徒はその月は半額」という制度を作ってもいいほどだ、と思っていました。

〜引用終了〜

みなさんはどう思いますか?

私は非常に的を得た意見だと思いますが

テスト対策に来ない生徒は半額かぁ…

自分でやるというより、テストを投げ出した子が来ないパターンが多そうですが

それでは今日はこのへんで



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