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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
さよならテストに思う
本日はテスト対策前最後のお休み。
各学校ともテスト迎えるため、約1ヶ月の長丁場のテスト対策週間ならぬテスト対策月間になります。

貴重な休みなのに、朝っぱらから会社に出てきてこのブログを書いております(笑)
先ほど、明日から修学旅行の中3生に、昨日の夜急遽作成した小冊子を渡したところです。

新学年がスタートして2ヶ月が経ちました。
ここまでは、まあ順調に経過していると思います。
学校の進度の遅さにも助けられていますが(笑)

順調な中で不安な点もいくつかあります。
その一つが「さよならテスト」における時間切れの多さです。

中2生は古文をやっていたので、まあ話はわかるのですが(古文は現代文と違い、授業をきちんと聞いてないと問題を解く手がかりがありません。ん?うちの生徒が授業を聞いていないって事か?!)、中1生が…

3月に中学準備クラスを作り、そこで「さよならテスト」の予行練習をしていたのですが、それでも手こずる生徒が多いのが現状です。

でも、若干解くスピードが上がってきたかな?( ̄▽ ̄;)

もし「さよならテスト」をしていなかったら…
大変なことになっていたかもしれませんね( ̄▽ ̄;)

この2ヶ月で中1生も随分鍛えられたはずです。
テスト対策中、更に期末テストで、その成果を発揮してくれることを期待しています。

というか、お願いします(笑)


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ルールと習慣
相性について書こうと思ったのですがうまくまとまりません(−−;)
これはまた後日書かせていただきます。

我が家には、小学生の時からずっと守らなければならない勉強に関するルールがありました。

「宿題を終わらせてから遊びに行く」

まあ、当たり前と言っては当たり前なのですが(え?違う?)
これを小学校の低学年からずっと守り続けていました。
例外はありません。
辛いと思ったことはありませんでしたね。当たり前のことだと思っていましたし、何より宿題を終わらせているのですから、勉強しなさいと親に言われることもありません。
気兼ねなく遊びに行けますし、テレビも見れるわけです。
更に、その日のうちにやるということは、忘れる前に取り組めるわけですから、当然わからないなんてこともないわけです。

だから、宿題をギリギリまでやらないというのが不思議でなりませんでした。
今でも、小テストの範囲の勉強を当日になって初めてやったなんて話を生徒から聞くと…

何でだろう(−−;)と考えてしまいます。

それもこれも、このルールが習慣になってしまっていたからでしょう。
勉強だって習慣にしてしまえば苦になりません。たまにやるから苦痛だし、大変なんですよね。

そしてもう一つ、ルールは一度破ると守り続けることが難しいということ。
人間は弱いものです、一度でも破ってしまうと楽なほうへ逃げてしまいますからね( ̄▽ ̄;)
何かと理由をつけて…そうなると、もうダメです。

ルールは守り続ける、そして習慣化させる。

これは何も勉強に限った話ではありませんよね。

塾の仕事をしていて思うのは、成績が良い生徒、または成績が急激に伸びている生徒ほど「言われたことをきちんと行っている」ということです。

成績の良い子は家で必死に勉強しているのでしょうか?恐らく違うと思います。家での勉強時間は大して変わらないでしょう。
いやいや、そういう子は元々頭が良かったから…
それも違うと思います。
成績の良い子は、小さい時から勉強を習慣にし、決められたことをやるという行為を積み重ねてきた結果ではないのかと考えています。

一つ一つは小さなことでも、積み重なれば大きくなります。

「決められたことは守る、そしてそれを続ける」

勉強で悩んでいる人は、まずここから始めてみては?


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外から見えるもの
私は大学を卒業した後、すぐに塾講師という仕事についたわけではありません。
様々な仕事を経てきたのですが…(様々な仕事については、また後日)

どの仕事についても「やめた後に、自分のやっていた仕事の意味や中身がわかった」といった共通点がありました。

このことについては賛否両論色々あるでしょう。
「それはお前が真剣に仕事に取り組んでいなかったからだ」
「中身もわからないでよく仕事ができたな」
などなど。

日々仕事をしていると、とりたてて深く考えずに「習慣」、「惰性」、「流れ」でこなしてしまうといった経験は誰しもあるのではないでしょうか?
それが、外から見た人にとっては違和感を感じるものであったとしても、中にいると気づかないものです。
その業界では「常識」でも外から見れば「非常識」というわけです。

私は今まで経験した全ての仕事でそれを実感しました。

ということは、塾講師も一度やめてみると…

それは無理です(−−;)

だから、私は自分に問いかけます。

「今やっていることが最善なのか?もっといい方法はないか?」
「自分が当たり前だと思っていることは、本当に当たり前なのか?」

幸いなことに、私はMACSで働く前に塾業界に身をおいていたわけでもないし、小中高と塾や予備校というものに通った経験もありません。
塾業界独特の考えや常識、つまり「業界色」に染められていない部分が多々あります。

それでも、常に第三者的な視点を持っていなければと考えています。

時間をおいたり、一度その枠の中から外れると見えてくるといったこと。
これは生徒の勉強の中でもたびたび起こることです。

問題を解いていて、迷路の中に入り込んだようになることがあります。
そんな時、休憩を挟んだり、次の日に解いてみると、あっさりできてしまうものです。
考えが硬直しているのでしょう。
決め付けているんですね。

「外から見ること」
これからも忘れずに心がけていきたいです。


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等式の変形
今、中2はちょうど学校で等式の変形をやっているところ。

ここ、毎年つまづく子が多いんですよね…

どうも、新しいことを勉強していると思っている生徒が多いようです。

そんな生徒にはこう言っています。

「中1の時に習っているんだよ、これ。」

そうなんです、等式の変形ってやっていることは方程式の解き方と同じなんですよね。

ただ、方程式は途中で計算することができるから、x=1みたいに答えが出て、等式の変形は、計算できないから式の形になる。

それだけなんです。

そう話して、等式の変形と方程式の問題を横に並べて同時に解くと、大部分の生徒は「あぁ〜」と言ってホッとした顔を見せてくれます。

自分が知っているという事実が安心感を与えるんでしょうね。

新しく勉強するように見えることを、今まで習ったことにどう関連付けて説明できるか?

これも塾の先生の技術の一つです。


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頑張れるのは何のため?
1学期の期末テストが近づいています。

北海道では、1年生の1学期の期末テストから高校受験の内申点に関わってきます。
内申点とは、1年の学年末評定×2+2年の学年末評定×2+3年の学年末評定×3で計算され、学年末評定とは1学期、2学期、3学期を総合的に見て評価するものです。
そのため1学期に出遅れてしまうと学年末評定で5がなかなか付きづらいのです。

そのためテスト前にかける言葉としては「将来の高校受験のために頑張ろう」というものになりがちなのですが…

中1生に2年以上先の高校受験を意識しろと言っても、伝わりづらいですよね( ̄▽ ̄;)
中2生についても同じです。

どうも、この「自分のために頑張れ」系のメッセージというのは、イマイチ生徒にはピンと来ないのではないか?
それでは彼らは何のためにだったら頑張れるのでしょう。

「今度のテストで○○点以上取ったら、△△買ってくれる?」

よく聞くフレーズですね。
目標が具体的に定まり、かつ頑張ったことによる成果も与えられているわけです。
頑張らないわけがありません。
私も小学生のときに、どうしても欲しかったスピードガン(球の速さを測るもの)をこれで手に入れました。

でも、これ…多用できませんよね(−−;)

子どもたちは単純ですから、テストで良い点を取れば何か買ってもらえると、あたかもテストの点数を取引の材料のように使うことになりかねません。

何も買ってくれないなら、勉強しない。

こうなってしまってはお手上げです。

昔、あるブログでこんな記事があったように記憶しています。

色々な方法を使い何とかして成績を上げようとしていた、ある生徒。
しかし、当人はどこ吹く風、まるで他人事のよう。
「勉強は自分のためにやるもんだぞ」「行きたい高校ないのか?」と言われても、「自分で責任取ればいいんだろ〜」「いいよ、俺○○高校で」などと答える。
どうにかして、この生徒に火をつけることはできないのか…

次の日、生徒にこう告げたそうです。

「いいか、このままの成績だと、今担当してもらっている△△先生に辞めてもらわなければいけなくなる。当然だろ、生徒の成績を上げるのが先生の役目だ。それができないとなると…」

生徒の顔色が変わりました。

「俺のせいで、△△先生が…」

そして

「俺が次のテストで良い点数取ったら△△先生は辞めずにすむんだよね?だったら俺やるよ」

それから、その生徒は今までの事が嘘のように勉強に進んで取り組むようになり、当然、テストでも好成績を収めました。
△△先生は泣きながら喜んでくれたそうです。

その姿を見て、その生徒は「自分が頑張ったことで、こんなにも喜んでくれる人がいる。だったら俺はこの人のためにこれからも頑張ってみよう。」

と、その時だけで終わることなく頑張り続け、見事志望校に合格したそうです。

「自分のため」ではなく「人のため」なら頑張れる。

こういう生徒がいても不思議ではありませんよね?
対象が「もの」だろうが「人」だろうが、「自分」だろうが「他者」だろうが、頑張った成果が目に見える形で欲しいという事実には変わりがありません。
もしかしたら、今、煮え切らない思いで過ごしている生徒も、「誰かのため」なら頑張れるのかも…

思えば、私がこの仕事をしているのも、「自分のため」ではなく「生徒のため」です。

何のためなら頑張れるのか?それを生徒たちに聞いてみたい。
期末テストを前にして、ちょっとそんな事を考えていました。


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ゆっくりでもいいんだよなぁ
今日は書こうと思っていた話があったのですが…

昨日の夜、高校生に頼まれていた問題集を買うため某大型書店に行った際、探していたある本を見つけ購入しました。

「ゆっくりでいいんだよ」というタイトルの本です。

先日の塾見学の旅で訪問させていただいた神戸の先生が、読書感想ブログで高い評価を与えていたので興味があったのです。

先ほど、一息入れようと思い、そういえば昨日買った本でも読んでみようと何気なく読んでみたところ

妙にツボに入ってしまい、たまに陥る「悶々と悩む状態」に突入してしまいました(笑)

たまに思うんですよ。

生徒たちに「頑張れ〜」と言って勉強やらせることが、果たして本人たちにとって幸せなことなのかどうか。

塾の先生をやっていて何を今更と思われるかもしれませんが、ただ勉強だけできればいいなんて考えていないわけで。

あ…

今、自分が何を一番やりたいのかおぼろげながら見えたような。

でもそれは

到底塾と呼べるものではないなぁ(笑)

土曜日とか日曜日に趣味でやるならまだしも



それいいかも(*゚∀゚)b

期末テストが一段落したら、お知らせするかもしれません。

今日書こうと思っていた記事は、明日になったら書けるかな。

基本的に、悩んでも1日経ったらケロッとしている典型的B型なものですから(笑)

では


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将棋の効用
「兄達は頭が悪いから東大に行ったが、自分は頭がいいので将棋指しになった」

棋士・米長邦雄が語ったとされる名言。
実際には作り話ということらしいのですが、それほどプロ棋士というものが狭き門であり、特殊な才能を求められるものである証でもあります。

プロになると何十手も先まで読むのですが、私たち素人にはそんな先まで読めたものではありません。
自分が指す→相手が指す→自分が指す
いわゆる「三手の読み」これだけでも結構大変です。

実はこの将棋、複雑な思考を要求されるので、今の子どもたちにはうってつけかもしれません。
どうも、単純な問題(式が1つ、または問題で与えられている数字が少ない)は解けても、複雑な問題(式が複数、または問題で与えられている数字が多い)はお手上げという子が多いので…
集中力や我慢強さも鍛えられますよ♪

将棋が強い=勉強ができる

といった単純な図式は成り立ちませんが、思考の幅を広げるためにも将棋をやってみませんか(*゚∀゚)b

さて、私を倒すのは誰?(笑)


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81マスの世界
今日はMACSはお休み
6月の頭から、いよいよ3週間にわたる長い長いテスト対策の始まりです
B教室のカレンダーにはテストの日程が書き込まれているのですが

まあ見事なほどに散らばってくれました( ̄▽ ̄;)

そりゃ9の中学、11の高校の生徒が通えばそうなりますよね…_| ̄|○

さて、私は今会社のパソコンからこの日記を書いております
え?今日は休みじゃ…

実はさっきまで、ある高校生に頼まれて将棋の相手をしていたのです

思い起こせば1年少し前
受験も終わったある日、第一希望の東高に合格しその後も自習しに来ていたYくんが

「先生、将棋やらない?」

と言い出したのです
どういうきっかけで目覚めたのかは知りませんが、いいでしょう

小学校のときに隣の町内会の将棋大会に飛び入り参加して優勝した実力を見せてあげよう(笑)

これを境に、たまにYくんと将棋を指すようになりました
最初こそ私が勝ち続けていましたが、そこは若い頭脳の持ち主
徐々に実力の差も縮まり、3、4回に1回は負けるようになりました

さてそのYくん、どうやら学校で将棋同好会に入り、来週に大きな大会に出場するそうです

私が最終調整の相手ということですね
どれほど腕を上げたのかな?(*゚∀゚)b

1回戦

持ち時間15分、それを過ぎると1手30秒というハードな条件のため

終盤は1手指すごとに形勢が入れ替わる大激戦

一度、私が1手詰みまで追い詰められましたが、Yくんが30秒以内に見つけることができなくて命拾い

そしてわずかな隙を突いて私の逆転勝ちヽ(^ー^*)/

2回戦

私のとった作戦がどうやら苦手だったらしく、秒読みに入る前に決着

私の2連勝で終了となりました

対局終了後、同好会の様子を聞くと正式な部なので予算もないとの事
そしたら対局時計も持ってないよなぁ( ̄▽ ̄;)



これ使う?

私の持っている対局時計を貸すことになりました(笑)

仲間とたくさん練習してね♪

将棋についてはまた明日書きたいと思います
今日はこのへんで( ̄∇ ̄)/


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消しゴムの罪
以前テレビで流されていた某塾のCMとは関係ありません(笑)

MACSで小学生を対象に行われている算数クラス、その名は「ぴたごらクラス」
このクラスには問題を解く上で「消しゴムを使わない」といった決まりがあります。

にも関わらず…答えが間違っているとわかると、何を残して何を消すかなど考えもせず、ほぼ全てを

ゴシゴシゴシゴシ

と綺麗さっぱり消し去ります。
その度に

「消すなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

という私の叫び声が響きます…

「もし消しゴムで全部消してしまうと、自分がどんな間違いをしたかわからなくなるでしょ?途中まではできていたかもしれないのに、それを消してしまうのはもったいなくないかい?」

間違えた場合は消しゴムで消す、これが当たり前だと思っている子どもたちには私の言っていることはなかなか理解できないようです。
仮に理解できたとしても、やはり小学生。間違えた答えをそのままにしておくことには抵抗があるのでしょう。
更に彼らには、間違えた場合は0で正解の場合は100といった考えがあるのかもしれません。

誰もが最初から正解にたどり着けるわけではありません。
世の中にある全てのものが様々な失敗を経て試行錯誤を繰り返した上で作り出されています。
失敗を恐れずに、間違いを修正して、正解に近づいていく。
そのためにも、自分の間違えた答えは堂々と?残しましょう(*゚∀゚)b

さもないと…

消しゴム取り上げちゃかもしれないぞ〜


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初めての期末テストに向けて
私は塾の先生たちが書かれているブログをよく読みます。
その中に、毎月19日に全国の塾の先生がメッセージを残すブログがあります。

「塾の日ブログ」です。

今回、私が最も印象に残った記事、海風007先生の「中学生になった君へ。」という記事です。全文を引用させていただきます。

スタートラインに立った中学1年生に向けて勉強について書きます。
定期試験終わりましたか。
未だの人もいると思いますが、1学期中にはあります。
そして、点数での順位が出ます。そこでどう思うかがこれからの君の中学生活を決めます。

1 自分の点数を自分の実力として受け入れる。
2 この結果を参考にして次の目標を決めて頑張る。

試験の結果は大切です。しかしそれをどんなに受け取るかはもっと重要です。
点数はそれまでの君の努力を数値で示したものに過ぎません。
君の持っている価値とは違うものです。
君の持っている価値は、君自身にも家族にも、先生にも分りません。
分らないと言うのは在るかどうか分からないということではないのです。
どこまで伸びていくか分らないと言う意味で分らないのです。

努力は無限大です。
その努力の結果の点数も限りなく伸びていきます。
今の目の前の結果に振り回されないでください。
自分の目標を決めて努力してください。
その努力の結果が試験の点数です。
努力を続けてどこまで伸びていくか挑戦してください。

君たちの可能性は無限大です。

〜引用終了〜

ぜひうちの中学1年生に読ませたいです。
さっそく来週の授業から配ります。

ここで、大切なのは配った後に必ず読ませるということですね。
「これ、家に帰ってから読んでね〜」では絶対に彼らは読みません。

これからも参考になる記事があればドンドン取り上げようと思います。

本当は、私がこのような言葉をかけられれば言うことなしなのですが…
私も日々精進です。
生徒と一緒に努力しなければ!


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