札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
<< 現役高校生に聞く!札幌北 その10 main 2019年11月道コン感想(後編) >>
2019年11月道コン感想(前編)

今回は、感想というより愚痴がほとんどです(笑)

 

ちょっとモノ申したいことが多すぎました

 

なので、いつもより問題の解説などは少な目かもしれませんが、ご了承ください

 

 

まず国語から

 

大問2の問3

 

道案内ですね

 

目的地を間違えたら、どんなに素晴らしい説明をしても0点です(6点中)

 

採点基準上、それは仕方のないことです

 

しかし、この問題の目的は何なのでしょう?

 

資料を読み取り、自分の考えを文章で表現することではないのですか?

 

通常の練習は東地区コミュニティセンター、リハーサルは市民会館、本番はコンサートホール

 

ご丁寧にプリント中に3つの場所を用意し受験生を惑わせて、引っかける気満々じゃないですか

 

はっきりと「市民会館までの道案内をしなさい」となら、いい問題だったと思いますよ

 

条件2、条件3は残しても構いません

 

 

大問3の問2

 

模範解答は「(より)具体的に描写しなければならない」

 

採点基準表には別解例として「具体的に大きさや形を描かなければならない」→許容、と書いてあります

 

許容?〇ではなくて?

 

許容とは「その程度なら、まあ許して認めてあげよう」という意味です

 

一体、この答えのどこが「許容」なのか、道コン事務局は説明できるんですかね(-_-;)

 

 

大問4の問2

 

「背筋に冷たいものがすべりおちた気がした」から、主人公が嫌な気分になったのはなぜかという問いで

 

「頼まれごとを断ることができない性格のために、書記を引き受けてしまうことになると思ったから。」が模範解答です

 

前半部分はいいとして、後半部分が納得いかないんですよね(-_-;)

 

冷たいものとは異物のことで、それがすべりおちた気がしたのですから、予期していない悪い出来事が起き、主人公が動揺していることを表しています

 

主人公は、頼まれごとを断ることができない性格を、中学に入ったら直したいと思っていました

 

その機会が、予期していないタイミングで訪れたから、焦ったのではないでしょうか

 

「え?今?」という感じで

 

であれば、そのことを解答に含めるべきです

 

「頼まれごとを断れない性格を直したいと思っていたが、いきなり決断を迫られる状況になったから。」

 

こちらの方が、自分としてはしっくり来るんですがね…まあ3点引かれるんでしょう(笑)

 

 

続いて数学

 

先日書いたように、ここ8年で見てもぶっちぎりでワーストの平均点であり、50点以上も8名しかいないという問題が、果たして良い問題と言えるかということですが…

 

1つ1つの問題は悪くないんですよ(むしろ良い)

 

それを、どうして一遍に1回の模試で出してしまったのか?という印象です

 

ただ、この問題が全国的に見て、どのくらいのレベルなのか?

 

ひょっとすると、北海道の中3生の数学のレベルが低いだけではないか?

 

そう思ったので、神奈川県小田原市の慧真館の岸本先生にお願いして、塾生に解いてもらいました

 

間違って50分で解いてしまったことと、作図は解いていないなど微妙に条件は異なりますが、結果は…

 

塾内平均7割(さすがです!)、しかし神奈川県の模試で100点連発のエースが8割後半だったとのこと

 

岸本先生の感想としても、難しいとのことでした

 

よかった(^_^;)

 

 

大問3

 

解説では表を使っていますが、ほとんどの生徒は樹形図で解こうとしたのではないでしょうか

 

それでも構いません

 

ただ、1つ1つ「ビンゴ」になるかどうかを判定していったのでは時間が足りなくなりますので、「ビンゴ」になる条件(2と4は引いた時点で「ビンゴ」、3を引いた場合は5か7を引けば「ビンゴ」になる)から考える必要がありました

 

問2は、問題をよく読まないで、1回目の操作なのに2回目の操作が終わってだと思っていませんでしたか?(-_-;)

 

 

大問4

 

問3は、2月などに出題されれば、もう少し得点率も上がったのでしょうが、まだ問題演習をこなしていない段階で出すレベルではありませんでした

 

この先、類題をたくさん解くことになります

 

関数の面積は「分けるか」「削るか」で、「分ける」ときは縦か横に切って2つの三角形にするのが一般的です

 

あと、座標を文字で表すことにも慣れてください

 

 

大問5

 

落ち着いてやればできます

 

以前、同じように平行四辺形の証明(定期テストレベル)が公立入試で出題されたことがあるのですが、ボロボロでした

 

単に、証明=三角形の合同か相似、と決めつけて練習していないだけです

 

これは、国語の古文にも当てはまります

 

漢文、大丈夫ですか?

 

 

問6

 

問1(2)は(1)で解答した合同な三角形(△ADCと△ABE)を使っても構いません

 

問2は、相似の利用とか言っていますが、別解があります

 

iPhoneImage.png

 

文字が3つで式が3つの連立方程式は、文字を1つ消去する方向で進めていくのですが、今回は一気に2つ消えてくれるのでやりやすいです(*´ω`)

 

問3(2)は、解けた生徒いたんですね(得点率0.2%)

 

というか、こんな問題出したんですから、責任もって解説してくださいよ(-_-;)

 

図もないのに「球がすべての面に接していることから、立体Pの各面から球の中心までの距離はいずれも球の半径に等しくなる(キリッ」とか言ってもねぇ

 

ですので、私が図形ソフトを使って解説しようとしたのですが…うまく書けません( ノД`)シクシク…

 

ここで諦めるわけにはいかないので、全く同じ形ではありませんが、正四面体に接する球の問題の解説をするため

 

模型を作りましょうというHPがあったので、参考にさせていただきました(*- -)(*_ _)

 

球に接する正四面体

 

こんな感じですね

 

iPhoneImage.png

 

iPhoneImage.png

 

向きは違いますが、これで解説の言わんとしていることはわかるのではないでしょうか

 

良かったら、みなさんも作ってみてください

 

 

最後に社会

 

まあ、普通かなという感じでしたが、いかにも引っ掛かりそうな問題がいくつかありましたね

 

まず、大問1の小問集合からは問1(1)

 

「略地図にXで示した、現在もロシア連邦に不法に占拠されている島々の名を書きなさい」

 

私は、生徒たちが「歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島」って書かないかヒヤヒヤしてましたよ(笑)

 

回答欄が狭いからさすがに北方領土って答えてましたが、もう少し聞き方に工夫してほしいですね

 

次に大問2の問2

 

雨温図は苦手にしている生徒が多い印象なんですが、ひょっとして雨温図の形を覚えようとしていませんか?

 

そんなの無理ですよ(笑)年によっても変わるんですから

 

それぞれの気候の特徴を覚えて、それに当てはまるものを選ぶだけです

 

 

アは、冬にー15度くらいまで気温が下がるんだなー。(夏は20度近くまで上がるので冷帯です)それなら3かな

※冷帯と寒帯の見極めは、最高気温が10度を超えるかどうかです。冬の気温の低さは関係ありません。

 

イは、1年を通して10度かぁ、30度近くとかなら熱帯だけど、これは高山気候だな。それならアンデス山脈にある4かな

 

ウは、雨が全然降ってないじゃん。きっと砂漠だから2

 

エは、12月や1月が暖かくて、6月や7月が寒いんじゃん。日本と逆だから南半球だな。それなら1だ

 

 

この問題であれば、この程度でも判別はできます

 

 

問5は、まず小麦だとわかるかどうかが第一段階

 

それがわかったとして、小麦の生産量と輸出割合の上位国は違うという知識があるかどうか

 

小麦の生産量上位5か国は中国・インド・アメリカ・ロシア・フランスなのですが(注意アフロと覚えましょう)、中国とインドは輸出国割合の上位には来ません

 

なぜなのか?

 

この2か国の共通点は?

 

そう、人口の多さです

 

この2か国は小麦を自国で消費するために、輸出の上位には来ません

 

それを知っていれば中国を含む選択肢がすべて消え、一瞬にして答えのエが出てきます

 

これが、得点率21.8%ですか(-_-;)

 

 

大問3の問8は年代並べ替え

 

相変わらずできませんね

 

うちでは、今年は早めに年号カードを配りました

 

こういった並べ替えの問題も練習できるのでいいですよ(´-`).。oO

 

需要があるなら、販売してみましょうかね

 

語呂合わせのシートも一緒につけて(笑)

 

 

大問4の問3(2)は、合同道コンの会場でも話題になった問題です

 

間違えた人はアですよね

 

でも、冷静に考えてみてください

 

衆議院が議決→参議院が議決→両院で異なる議決→衆議院の議決が国会の議決となる

 

これなら、参議院いらないじゃないですか(笑)

 

両院協議会の存在を忘れてますよ

 

というか、何ですかこの道コンの解説

 

「予算の議決では、衆議院の優越が認められている。」

 

解説になってませんよ

 

 

社会の問題をやり直したり解きなおしたりするときは、不正解の選択肢や問題で指示されていなかった国や地域についても、調べるんですよ

 

もったいないじゃないですか

 

今回出題されなかった場所や地域が出題されるかもしれないんですよ

 

目の前にある問題「だけ」ができればいいというのは、やり直し解きなおしの正しい姿ではありませんからね

 

 

明日は理科と英語の感想を書きます

 

それでは、今日はこのへんで



| 道コン解説・感想 | comments(0) | trackbacks(0) |
comment



この記事のトラックバックURL
http://takatori-na.jugem.jp/trackback/4610
trackback
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< December 2019 >>
Selected Entries
Categories
Profile
Archives
Recent Comment
Links
Link2
Mobile
qrcode