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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
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2019年 札幌創成高校説明会

今日の午前中、札幌創成高校(以下、創成高校)の説明会に出席してきました
 

5月の学校見学会でも記事を書いたから、そんなに目新しいことはないかなーと思っていたのですが…

 

いやいや、どうして

 

12時に会は終了したのに、ホテル出たの12時50分でしたよ(笑)

 

50分近くも質問してたんですね…対応してくれた崎田先生、すいませんでした<(_ _)>


これだけ書きたいことがたくさんあると、嬉しい反面、どのくらいの長さになる(要は書き終わるまで何時間かかるのか…)のか怖くもなるんですよね

 

 

まず、今年の入学者についての話から

 

iPhoneImage.png

 

昨年から更に60名弱の増加ですか(^_^;)

 

しかもS選抜・アドバンス特進(A特)・グローバルラーニング(GL)が遂に半数を超えました

 

これは、創成始まって以来のことです

 

そしてS選抜が2クラスに

 

実は、創成の説明会には随分前から参加しているのですが、2013年にこんなことを言っていました

 

 

「札幌創成高校は、これからどこを目指すのか?」

札幌第一のような完全な進学校へとシフトするのか、幅広い生徒を受け入れ一部上位の子による特化して進学実績を出すのか

説明会後に聞いてみました

すると「将来的にはS選抜を2クラス・3クラスと増やしていきたいと思います」という答えが返ってきました

 

6年後に実現しましたね!

 

これは2番手私立の中では一歩抜け出した感があります

 

しかし課題がないわけではないんですよ…(これは後ほど話しますね)

 

 

入学者増の要因を、生徒アンケートの結果から分析していたのですが

 

※Wi-Fi環境や冷房設備等、施設・設備面の充実

※新しい学びの形態を先行して実施

※ICT機器、アプリの効果的活用

※学習塾への通塾に最適化されたコース制

 

この4点を挙げていました

 

そして更に聞いて驚いたのが「学習塾との連携に共感した入学者が多数」

 

約2割の生徒が継続して塾に通っているそうです(継続ということは中学時代に通っていた塾にそのまま通っているということでしょうか、それとも単に塾に通っているということでしょうか、これは確認するのを忘れていました)

 

まあ、塾や予備校を目の敵にする高校もありますからねぇ(´-`).。oO

 

そういった部分からすると、創成高校と塾は良い関係が築けていると言えます

 

 

さて、今年の募集についても簡単に触れておかなければいけないのですが、2年連続で定員を超過したのでお決まりの「学事課からの厳しい指導」がありまして、入試基準が若干変わります

 

ただ、このブログではその基準については書くことができませんので、通っている塾や中学校の進路担当の先生に確認を取ってください

 

奨学生制度にも一部変更があります

 

HA型という、ランク不問で上位10%に入れば授業料全額免除というものがあったのですが、実際に適用になる生徒がいなかったということでランクによるものだけが残る形となりました

 

これはちょっと残念ですね

 

Eランク以下の生徒は奨学金の対象から完全に外れますし、C・Dランクの生徒にとっても奨学金のグレードを上げる機会がなくなったわけですから

 

ただ、これは来春から予定されている就学支援金の改定の絡みもあるのだと思います

 

そして、これは私も知らなかったのですが「交通費の助成」なるものが札幌市にはあるんですね

 

通学定期券購入代金が月額13,000円以上の場合、超過した分を札幌市が半額助成しているのだそうです

 

これを創成高校では、もう半額の分を負担すると

 

更に、これは札幌市の制度なので他の市町村では適用にならないのですが、他の市町村から通う生徒について創成高校が定期券購入代金ー13,000円の全額を負担すると

 

なお、定期券の購入金額については複数の交通機関を利用した場合は合算しても良いのだとか

 

ちなみに13,000円というのがどのくらいなのか、調べてみました

 

地下鉄

新さっぽろ−北24条で月額7,650円

バス1区乗り継ぎだと月額11,550円

バス2区乗り継ぎだと月額12,450円

 

JR

あいの里公園ー札幌で月額7,890円

地下鉄

さっぽろー北24条で月額4,940円

 

( ゚д゚)

 

何とも絶妙なところで線引きしてるんですね、札幌市(笑)

 

これ助成の適用になる人、ほとんどいないのでは…

 

まあ、JRの運賃や地下鉄の運賃も値上げするので、そうなった場合は対象になる人が出てきそうですが

 

 

就学支援金については興味深い話を聞きました

 

年収590万円未満程度(これがまだはっきりとしていない)の場合、授業料が0円になるのはほぼ確定

 

ただ、これはどの高校もという話しではなく、年間40万円という金額で調整が進められているらしいので、北海道の私立で現在の就学支援金月額9,900円を加味した場合は月額43,000円程度のところまでならセーフ、加味しなかった場合は33,000円程度のところまではセーフという話しです

 

そして、今のところは授業料のみが対象という話しですが、そうなった場合基準を下回る高校はギリギリまで授業料を値上げするかもしれませんよね?

 

なので、差額は維持費や諸費に回せないかという攻防が繰り広げられているのだそうです

 

決着は早くても11月、下手をすると年を越える可能性も…早く決まってほしいですよね、受験生にとっても高校側にとっても

 

 

さて、次は進学実績について

 

今春、国公立大学合格27名(うち26名が現役)という素晴らしい結果を残したわけですが、特筆すべきはS選抜からの合格率とA特進・GLからも12名の合格者を出したという点です

 

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S選抜からの現役国公立合格率73.7%(19名中14名)

 

S選抜1期生からの7年間の通算でも50.7%(136名中69名)です

 

ここ4年中3年で70%を超えているわけですから、これは胸を張っていい数字ではないでしょうかね

 

 

課題としては、国公立大学とは言っても、難関大と呼ばれるところの数はまだまだ少ないこと

 

A特進・GLから国公立大学に合格者を12名出した割には、道内私大の合格者数が少ない(北海学園大学15名、北星学園大学6名など)

 

 

これは、私が指摘するまでもなく、校長先生や進路担当の先生がはっきりと口にしていました

 

今後の指針として

 

S選抜は国公立合格90%を、A特・GLは国公立大学合格を目標にし今までの創成の特徴ともいえるDEFランクからの合格を目指す、高いランクで入学してきた生徒やTOP校不合格で入学してきた生徒を北大をはじめとする難関大学に合格させる(正直ここは、絶対数が少ないとは言え、まだまだだと思います)

 

といったことを挙げていました

 

 

さて、そのためには、大学入試改革に向けての取り組みも必要になってくるのですが…

 

この説明会で配られた大学入試改革に関するまとめ資料

 

これをもらうだけでも、今日の説明会に来た甲斐はあった

 

そう表現できるものでした

 

この資料については、掲載許可をもらっていませんし、私自身さらに調べて、よりブラッシュアップできた状態で記事にしたいという思いもあるので、今日のところは紹介できません!ごめんなさい

 

ただ、それでは申し訳ないので2点だけ(一般入試の話です)

 

「現時点では、調査書活用は少数かつ活用(点数化)したとしてもわずかな比率(特に国公立)」

「志願者本人記載資料についても、ポートフォリオはe-ポートフォリオを含めてほとんど活用しない」

 

見た瞬間に、思わずずっこけてしまいました

 

 

さて、最後にまとめとして

 

今春の入試総括の中で、ある公立併願校から20名も創成高校に流れてきたという話しが出ました

 

不合格ではないですよ?

 

合格したにも関わらず、創成高校に入学してきたのが20名もいたのです

 

中にははっきり「公立が滑り止めです」と言った方もいたのだそうな…

 

来春から始まる就学支援金の改定が、「授業料がかからないのなら、公立ではなく私立を選ぶ」という流れを加速させるような気がしています

 

公立はどうするんですかね

 

ただ、黙って定員割れを受け入れて、年々学級数を減らされていくしかないのでしょうか

 

道教委がどう考えているかですよね

 

この辺りのことを、ぜひ一度聞いてみたいものです(´-`).。oO

 

 

創成高校の説明会は、毎年出ても飽きないんですよ

 

説明もしっかりしているので、「今年はどんな話が聞けるんだろう」という期待が持てます

 

他の私立の先生も、一度見たらいいと思うんですけどね…無理ですけど(笑)

 

そして、偉そうなことを言って申し訳ありませんが、年々学校が成長しているように見えます

 

伸び盛りの学校ということですね

 

生徒も通っていて楽しいんじゃないでしょうか

 

 

最後にこれは他の私立高校にも言えることですが…

 

申し訳ありませんが、私立TOP校ではなく2番手校と言わせていただきますが、あえてそこを選ぶといいのは
 

「集団では埋没する可能性が高い」

 

「精神的に弱い部分がある」

 

生徒でしょう

 

公立なら1学年320人、私立であればもっと大勢の生徒の中で、自分の色を出せない生徒も大勢います

 

正直、学校の先生も生徒全員に目が行き届いているとは言えない部分もあるでしょう

 

そういった生徒でも、S選抜ような少人数クラスであれば、しっかり見てもらえます

 

限られた人間関係になるのではと不安もあるかもしれませんが、こういったコースは縦の繋がり(他学年)が強いケースも多く、幅広い人間関係を持ちたければ、部活や同好会活動、学校に限らず外部での交流を図ればよいだけです

 

私も、今までに、口にこそ出しませんが(出したこともありますが)

 

「この子は、公立に行くより少人数の私立の特進に行った方が、希望の進路を実現できるだろうな」

 

と思ったことが何度もあります

 

今までは授業料の面で、どうしても私立を選択できなかった子も、今年はチャンスです

 

もう一度、自分の特性が生かせる学校はどこなのか

 

公立はじっくり考えたけれど、私立は滑り止めだからどこでもいいやと考えているなら、ちょっと真剣に検討してもいいと思いますよ

 

それは創成高校に限らずです

 


それでは、今日はこのへんで



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