毎年GW中の課題として、中3生には不規則動詞の過去形・過去分詞形を覚えてもらっています
でも、ただ覚えてというと丸暗記しようとする生徒が少なからずいるので、最近では規則性について意識をするように声掛けをしています
feel-felt-felt
keep-kept-kept
sleep-slept-slept
begin-began-begun
drink-drank-drunk
ring-rang-rung
sing-sang-sung
sink-sank-sunk
swim-swam-swum
blow-blew-blown
draw-drew-drawn
grow-grew-grown
know-knew-known
throw-threw-thrown
break-broke-broken
speak-spoke-spoken
ride-rode-ridden
write-wrote-written
などなど
全ての法則について説明していたら時間もかかりますし、あくまでも生徒自身に気づいてほしいという思いもあるので、一例だけを示して、後は自分で見つけてねというスタイルです
「暗記が苦手」という子は、得てしてこういったことに無頓着です
覚えるための工夫とか考えずに、力技で覚えようとするんですね
それはいくら何でも無理ですって(^_^;)
そして、今日
小学生が学校で出されたローマ字の宿題をしている時にも、同様のことが起きました
ローマ字の規則性に全く目を向けず、とにかく「あの表」を丸暗記しなければいけないと思っているようなのです
全てに当てはまるわけではないですが、アルファベットの音との関係性なんかも知らないようでした(Sはエスなのでサ行など)
漢字なんかもそうですよね
形声文字だと、一方が音で他方が意味を表していますから、知らない漢字でも読めたり意味が分かったりします
(清・精・晴・請、販・版・飯・板など)
きっかけを与えてあげるだけで、覚えることが楽しくなったり、知識の幅を広げることができたりするのに、もったいないなぁと思います
もし、お子さんが暗記で困っているようなことがあれば、上に書いたようなことをアドバイスしてあげるといいかもしれませんね
それでは、今日はこのへんで
こういうのを言われずに自然にできるのは、センスがあるかないかなんでしょうか。
そういう子は、英単語だけでなく数学の問題も見るだけで式が目の前に浮かんでくるんですよね。
昔は私もそんな時期がありましたが、あっという間になくなりました。
優れた才能も継続していかないと意味がないですし、努力が才能を凌駕することもあるので、子供にキッカケを与えて勉強の楽しさをわかってほしいです。
センスと言ってしまうのはどうなんでしょうね
普段からの過ごし方みたいなものは関係していると思うので、心がけ次第で身につくものだとは思っています
学校での勉強だけではなく、社会に出てからにも役立つものだと思いますので
話は、ずれてしまいますが、うちの子は、歴史で年号を覚える際に、ごろ合わせで覚えようとしていました。いいくにつくろう(今はちがうみたいですが)なんて定番だったよな。懐かしいな。と聞いていましたが、だんだん、方向が違うほうに・・・いかにおもしろいごろあわせができるか。に。。
こんなんでいいのかなぁと思っていましたが、その効果は、なんと数年後に現れたのでした。とほほ。ごろ合わせを考えたその時代の年号は、頭に、しっかりはいっているそうです。
うちの教室も、歴史の年号は語呂合わせで覚えてもらってますよ
オリジナルの語呂合わせ作る子もいて、私が気に入ったら塾の公式の語呂合わせに採用になってました(笑)
アルバイトの子(元塾生)も、大学生になっても覚えているそうですから、なかなかの破壊力ですよね