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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
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2019年1月道コン感想(前編)

まず、皆さんにお願いがあります

 

8月にも行った中学校別の平均点集計にご協力をお願いします

 

1月道コン(中3裁量)学校別平均点集計

 

今回は裁量のみの集計としますので、よろしくお願いいたします

 

 

さて、いつもなら得点率などを参考にしながら記事を書いていましたが、村上先生も道コンレビューを書いてくれるようになりましたので、これからは「感想色」を強く出していこうかなと思います

 


まずは国語から

 

 

大問1は標準問題

 

問4の敬語くらいですかね、裁量選択の生徒も見ておいた方がいいのは

 

尊敬語か謙譲語かの見分け方は主語が誰か?です

 

いただきます(誰が?)、召し上がれ(誰が)と考えればわかると思います

 

それと、自分や身内が主語なら謙譲語、目上の人なら尊敬語ですね

 

ちなみに、昔は敬語の説明をする時に「時代劇」を使っていましたが…今は再放送でしか見ることができませんし、放送していたとしても見ませんよね(^_^;)
 

後は、主な動詞の尊敬語・謙譲語は覚えておきましょう

 

まあ、普段から言葉使いに気を付けている人は、あえて敬語を勉強する必要もないとは思いますが、今回のウの選択肢のように、一見すると違和感を感じないものもありますからね

 

いたします…私はサザエさんのオープニングでのタラちゃんの台詞で説明しました(いたしまーす♪)

 

 

大問2は共通問題の実用文

 

誤字訂正は簡単すぎたかな(^_^;)

 

漢字の意味を考えさせるのは良問だと思います

 

熟語を覚える時に、こうやってその漢字が持つ意味も知って覚えると、意味も定着するんですがね

 

後、知った言葉は使いましょう

 

使うことによって自分のものになります

 

問三は…事務局も苦労してるんだなと思いますが、(2)は山本さんの発表原稿を流用すればいいので、難易度的にどうなのか?とは思いますね

 

 

大問3は共通問題の小説文

 

この後の大問4や社会のところでも出てきますが、採点基準に物申したいことが多すぎるんですよね…

 

問四、模範解答は「年老いた旧友の歌を歌ったことに運命的な出会い」ですが、18〜19行目の「ぼくたちは知り合ったばかりなのに、たちまち数十年を親友として過ごした老人になって」や「21〜22行目の「ぼくには年老いるまでずっとつきあっていけるような友だちはいなかった」を使って「数十年来の親友のような運命的な出会い」「年老いるまでつきあっていけるような運命的な出会い」でもいいはずなんですよ

 

でも、採点基準表には正解例として掲載されていません

 

基準表どおりの採点をする塾なら点数になりませんよね

 

私はそのまま丸にしましたが、八反田先生が事務局に確認をしたところ「採点基準Aの中身を満たしているので、どちらも可としてかまいません」と

 

これが可なら、むしろ模範解答は不正解じゃないんですかね(笑)

 

それと、問二(2)の「たくさんの楽器や楽譜に囲まれて生活している杉田が」はいらないですね

 

「音楽的環境に恵まれている」とか「裕福な家庭で育っている」などのミスリードを誘発したいんだろうなというのが透けて見えます

 

 

大問4は裁量問題の評論文

 

ざっくりした感想の時にも話しましたが、内容を正確に読み取れた中3生はどれほどいるでしょうかね…

 

今回平均点が高くなったのは

 

iPhoneImage.png

 

iPhoneImage.png

この正答例を見ての通りです

 

何かいても丸つきませんか?これ(^_^;)

 

問四も直後の文の最後が「…感受されているからです。」となっていれば、これが理由だとすぐにわかってしまいます

 

内容の難しさに比べて、設問が緩すぎましたね

 

あと、八反田先生や村上先生とも話したのですが、選択問題の選択肢で迷うようなものが少ないです

 

一見して、これは違うなとわかるようなものが多い印象があります

 

 

大問5は共通問題の古文

 

とにかく、ちゃんと時間を取って読めば、難しくありません

 

古文で点数を落としている人は、本気で大問を解く順番について考えた方がいいです

 

 

次は数学
 

 

大問1は標準の小問集合

 

うん、特にコメントすることもないかな

 

 

大問2は共通の小問集合

 

問2の等しい面積の三角形を探す場合は、最初に指示された三角形だけでなく、解答として見つけた三角形をさらに等積変形することを考えましょう

 

問3はめんどくさいですけど、解説のように1つずつ潰していくしかないんです

 

最後の二択は、ちゃんと度数から平均を求めても、それほど時間はかかりません

 

 

大問3は確率

 

例年、この大問3は問題文が長いんですが、今年もかなりの量でしたね

 

しかもルールや会話ですから読み飛ばすわけにもいきません

 

そして、とにかく丁寧に樹形図を書いて求めていくしかないので、ここで時間を使ってしまい、この後の問題に影響が出てしまった人も多かったのではないでしょうか

 

でも、確率ってそういうものなんです

 

ある意味、最も数学的な単元だと思うんですよね

 

私の高校時代の数学の先生も「確率が好きとか得意という人は、将来数学でメシが食える可能性が高い」と言っていたくらいですから

 

 

大問4は関数

 

問3は…できてもらわないと困るんですが…

 

ちなみに今回、問題を解く際にラップタイムを計っていたのですが、大問4は3分で通過していました

 

得意な人にとってはそのレベルですから、ここで時間をロスするというのは非常にもったいないわけです

 

解ければいいのではなく、同じ解くならできるだけ時間をかけないというのを意識してほしいです

 

 

大問5は平面図形

 

 

問1の証明は、「円が出てきたら円周角の定理」「等しい円周角がたくさんあっても、使うのは証明に関係あるものだけ」「平行な二直線が出てきたら錯角か同位角」

 

これを意識するだけで相当解きやすくなると思うのですが…

 

できなかった人は、等しい角全てに印付けたりしていませんか?

 

余計わかりにくくなっちゃいますよ(^_^;)

 

それと、やはり三角形2つを抜き出して、そちらにも印をつけていくべきです

 

そうすることで、どこの角(辺)が等しいことを言わなければいけないのか、見えてくると思います

 

問2は、せっかく線分ABが直径という条件が示されているのに証明で使わなかったのだから、ここで使うのでは?と頭を働かせてほしかったです

 

そうすればBCかBEに線を引いて「直径に対する円周角は90度」を用いるのではないかとの推測ができ、∠DCEだからBCではないのか?と見えてきます

 

 

大問6は裁量の小問集合

 

問1(2)は、別に点の数を数えなくても、縦2cm横3cmで1×2で2個、縦3cm横5cmで2×4で8個とわかれば、(a-1)(b-1)って気づきそうなものですが…

 

問2は、とにかくめんどくさがらずに、PQRそれぞれの位置を示す図を書くことです

 

切り口については、以前も載せたこれ

 

iPhoneImage.png

 

とこれ

 

iPhoneImage.png

 

これを知らなければ無理でしょうね

 

あと面積の比較については、三平方の定理を習った後の方が、実際に面積を計算しようとして解説に書いてあるようなことに気づいたかもしれません

 

そして、お待ちかね?の問3

 

満点がいなかったので作図の正解率ももっと低いかと思ったのですが、少ないながらも正解者いましたね

 

でも、しっかりとした根拠を持ってPの場所を決めることはできたのでしょうか?

 

iPhoneImage.png

 

これは、皆さん納得できると思います

 

iPhoneImage.png

 

Pの位置をずらしてみました

 

それでも∠DPC=120°、∠PQC=60°は変わりません

 

Qは、常に∠DPC=2∠PQCの関係を保って動くということですから、これは中心角と円周角の関係が使えそうだぞと

 

iPhoneImage.png

 

弦CDに対する中心角と円周角の関係だから、円の中心は弦CDの垂直二等分線上にある

 

iPhoneImage.png

 

しかし、仮に中心がここだとすると、円周上から外れるので中心角は120°ではなくなる(この場合は小さくなる)

 

つまり中心は円Oの円周上にあると

 

ちなみに終端は垂直二等分線上ですが、PがDに重なっている時はDPを延長した線はDにおける円Oの接線と言ってますから、実際にDを通る円Oの接線を作図して終端を決めてもいいでしょう

 

 

最後に社会

 

 

大問1は小問集合

 

問1は世界地理

 

今回問われなかったものについても、せっかくだから確認しておくべきです

 

1,2の山脈の名前、赤道が通るもう1つの大陸名、石炭・鉄鉱石・原油の世界的な分布

 

そうでなければ模試を受ける意味がありませんよ

 

問4は日本地理

 

(3)Aはとっかかりが掴めないかもしれませんが、なすやピーマンが促成栽培の代表的な作物と知っていれば、北海道が圧倒的な1位に来ることはないとわかりますし、はくさいなどの葉物野菜は抑制栽培の代表的な作物であると知っていれば、長野や群馬が上位に入っていないのはおかしいとわかります

 

問6は公民

 

公民に限らず、条約名や法律名は正確に覚えておく必要があります

 

最近では意外とマニアックなものが出題されることもありますので、ベタなものだけ覚えて安心することがないように

 

 

大問2は歴史

 

いつも言っているように、選択問題は復習用の教材としてうってつけです

 

間違っている部分を正しく書き直したり、正しい時代を答えたりなど

 

しっかり知識が定着していないとできないことです

 

すぐに教科書や資料集などを使って調べるのではなく、まずは自分の力でやってみる

 

それでもわからない部分があれば調べるという風にして取り組んでください

 

あと、文化は本当に苦手な人が多い印象があります

 

文化史として一度まとめておくのをオススメします

 

 

大問3は公民

 

問1(1)で内閣と国会議員を逆にしてしまった人もいたかと思います

 

内閣提出というと、国務大臣が作成したのかと思うかもしれませんが、実際に法案を作成するのは官僚です

 

言わば、その分野でのスペシャリスト

 

国会答弁も官僚が作成しているくらいですから、そんな人たちが作った法案を国会が不成立にできるわけがありません(笑)

 

問5は…間違えた人は可哀想なのですが、最初にできたのは「防衛庁」(しかも1954年)で「防衛省」になったのは2007年なんですよね

 

ちょっと意地悪だったかなと思います

 

そして問6が、採点基準に関して私が物申したい問題です

 

うちの生徒の大半(外部受験の子含む)が「内閣総理大臣は国会(国会議員)に指名され、地方公共団体の知事はその地域住民による選挙で選ばれる」と答えていました

 

私は不正解にしましたよ

 

国会議員ではない人が国会に指名されるかもしれませんよね

 

一応、事務局にも確認取りましたよ

 

「うちもその答案なら不正解にします」と

 

いざふたを開けると、標準31.1%裁量65.0%ですか(´-`).。oO

 

皆さん凄いですねー、うちにはこの問題だけ不正解で57点だった子がいたのですが

 

 

ちゃんとしましょうよ(´・ω・`)

 

疑わしきは受験者の利益にって、あいまいな答えを正解にして本番で困るのは他ならぬ受験生ですよ?

 

採点者に疑念を持たれるような答えを直す場としての模試ではないのですか?

 

まあ、うちの生徒は二度と間違えないでしょうから、ぜひ本番で同じ問題が出てほしいものです(^-^)

 

 

大問4は地理

 

A問1は面積と時間あたり賃金だけで特定できませんか?ちょっと残念ですね

 

A問2(2)の記述は、2つの要素が与えられている場合は必ずどちらについても触れないといけません

 

B問1は、珍しく竹島について聞いてきましたね

 

選択問題だから答えることができましたが、記述ならかなり低い正解率だったと思います

 

都道府県全て答えられない生徒が多数派ですからね

 

竹島?初めて聞きましたって言うかもしれません(^_^;)

 

問3(1)の面積を求める問題は、1.2×2=2.4c屬箸靴峠娘椶25000をかけると間違えますよ(^_^;)

 

なぜそれではダメなのか?わからない人は、相似比と面積比のところをもう一度思い出してみましょうね

 

 

明日は理科・英語の2教科の感想です

 

それでは、今日はこのへんで



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