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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
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2019 冬の進学舎セミナー(前編)

※夜に公開したと思っていたら先ほどまで非公開になっていました、遅れて申し訳ありません

 

予告通り、本日行われた進学舎セミナーについての記事です

 

進学舎セミナーと言えば、大体2部構成になっていて、第1部は期待外れに終わることが多いのですが…

 

今日のはなかなか参考になる話が聞けたので、土曜日に後編として記事にしたいと思います

 

ひとまず、今日は速報性の高い1月道コンのデータ分析(志望者動向)に絞って話を進めます

 

既に願書は提出し終えて、今週の金曜日には倍率発表なので、今さら「倍率がー」と言っても意味がないでしょうから、今日は志望者のレベルについて取り上げてみましょう

 

まずは受験者数について

 

石狩学区の裁量問題選択者のみ比べると

 

2017石狩 5438名

2018石狩 5629名

2019石狩 5925名

 

と、前年比105%になっています

 

次に、試験全体の難易度を比較すると

 

2017平均点185.7

2018平均点190.0

2019平均点186.2

 

と平均点は2017年並みに

 

     2017      2018      2019

SS70 257(203名) 261(142名) 258(217名)

SS65 231(968名) 235(981名) 232(1079名)

SS60 205(2322名)209(2465名)206(2476名)

SS55 179(4167名)183(4369名)180(4417名)

 

昨年と比べ、SS70以上の生徒が増え、その分SS60から65の間の生徒が減ったということを念頭に置いて、以下の説明を聞いてください

 

それでは、まず、南・北・西・東から

 

iPhoneImage.png

 

南は志願者は12人減、しかしSS70以上は42人増です

 

それによって平均SSも昨年と比べ0.7上昇しています

 

ここだけ見ると「今年の札幌南はレベルが高い!」と思ってしまいますが、先ほど話したようにそもそもSS70以上の生徒の数が今年は多いため、必ずしも昨年と比べてレベルが高いとは言い切れません

 

実際、ボーダーラインにあたるSS67までの数は12名増と、そこまで極端な数字にはなっていません

 

極端にボーダーラインが上がるということはないと思います

 

iPhoneImage.png

 

北は昨年と比べ8人減

 

Aランクの安全圏であるSS67以上の数は105→117と増えてはいますが、SS64以上のボーダーラインでは229→226ですから、ほぼ昨年並みですね

 

事務局の方は、南からの出願変更について触れていましたが、いつも私が話しているように南と北では校風が違うことから南から北に出願変更する子は少なく、むしろ南から西への出願変更が想定されるのです

 

よって、倍率も極端に上がることなく、ボーダーラインも例年並みであると思われます

 

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昨年と比べて29人の増

 

Aランクの安全圏SS65以上については32人の増加、ボーダーラインのSS62以上も31人の増加

 

SS67のゾーンが極端に増えていて、以下の層が続いているのを見ると、例年よりもSS上位者が多いのかなという印象です

 

ボーダーは若干上がるかもしれませんね

 

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今年再注目の東は、昨年と比べて69人の増加

 

しかし、Aランクの安全圏であるSS64以上の数は158→189で、ボーダーラインであるSS62以上については272→289にとどまっています

 

そして、Aランクでも40%以上から外れるSS58以下については52→83と増えています

 

つまり、「安全圏とチャレンジの生徒が増加の主要因である」と言えるでしょう

 

単純に安全圏の生徒が多いということは、ボーダーラインは上がることが想定されますが、一方でチャレンジの生徒が多いということは見た目の倍率よりもボーダーライン上は激戦にならないということでもあります

 

ただ、気を付けておきたいのは、金曜日発表の倍率が高かった場合、出願変更する生徒はチャレンジ層であるケースがほとんどであるため、倍率低下=ボーダーラインの低下にはならないということです

 

 

続いて、旭丘・国際情報・北広島・月寒

 

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昨年と比べて24人の増加

 

しかし、Aランクの安全圏であるSS62以上は147→133、ボーダーラインのSS60以上は224→211

 

SS60から65の生徒が昨年より少ない影響もあるとは言え、昨年よりはレベルの低下がみられます

 

一方、チャレンジ層であるSS56以下が51→79と増えています

 

東といい旭丘といい、今年はチャレンジャーが多いんですかね

 

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今まで定員80名ということで、国際情報は取り上げることが少なかったのですが、さすがにこのデータなら無視するわけにはいきませんでした

 

昨年に比べて、48人の増加

 

定員80名の高校としては異常な増え方です

 

ただ、Aランクの安全圏であるSS61以上10人の増加

 

SS58から60のゾーンが14人、SS57以下が24人の増加となっていますから、やはりチャレンジ的な生徒が多いという傾向が見てとれます

 

国際文化科と併願できるとは言え、これってどうなんですかね(^_^;)

 

 

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その国際文化科は昨年の2.1倍を嫌ったのか、35人の減少

 

何でこんなに極端になるんですかね…みんな単純すぎでしょ(^_^;)

 

Aランクの安全圏、BランクのボーダーラインであるSS57以上が29人減っていますから、単純に敬遠されただけですね

 

 

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何と、事務局で紹介する順番が遂に月寒と入れ替わりました

 

ただ、志望者数は32人の減で、一時期の過熱ぶりは影を潜めています

 

昨年との大きな違いは、SSよりもランク

 

昨年はB111C88だったのが、今年はB86C104と逆になっています

 

ただ、これがいつもの北広島で昨年のBとCの逆転現象の方が異常だったと言えます

 

ここからも、ここ数年の勢いはやっと止まったと見ていいでしょうね

 

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志望者は32人の増加

 

ただ、Bランクの安全圏でCランクのボーダーラインであるSS58以上の数は178→176とほとんど変わっていません

 

ここもチャレンジ層が増えているということですね

 

 

続けて新川(今年も手稲と藻岩は資料に載っていませんでした…)

 

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志望者は35人の増加

 

全体的に満遍なく増えているように見えますが、SS59の層が増えSS57付近の子が減りそのまま下にスライドしたような形になっています

 

単純に昨年よりBランクの子が増えていて、倍率も昨年並みかむしろ上がることが想定されるので、ボーダーライン付近はかなり激戦になりそうです

 

続いて清田・北陵

 

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志望者は26人の増

 

Cランクの安全圏、DランクのボーダーラインであるSS51以上は16人の増ですから、各層満遍なく増えていますね

 

こうなると、倍率が上がれば単純にボーダーラインも上がることになります

 

平均SSは昨年より下がっていますが、油断しないようにしてください

 

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志望者は去年と同じ

 

ただ、Cランクの安全圏、DランクのボーダーラインであるSS50以上の生徒は22人減

 

SS46以下の生徒が17→31と極端に増えてますね

 

このままだと、ボーダーラインは若干下がりそうです

 

 

お次は啓成・大麻

 

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ここは他と違って、2校を並べてみました

 

何故かというと…

 

単純に啓成は47人増えて、大麻は44人減ったからです

 

しかも、啓成は昨年と比べてDランクが増え、大麻はDランクが減っています

 

大麻はこのまま行くと定員割れでしょうね

 

そうなると、最初啓成に出願していたDランクの生徒が大麻に出願変更することも十分に考えられます

 

啓成はCランクの安全圏、DランクのボーダーラインであるSS50以上の層が昨年と比べて厚いですが、チャレンジと思われる生徒も多いです

 

大麻は、SS53以上の生徒が45人減ということで、それ以下の生徒は昨年と変わらないということは、定員割れした上に上位の生徒も少ないという、このまま行くと本当にとんでもないことになってしまいそうです

 

 

最後に、平岸・稲雲

 

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これは驚きましたね

 

昨年より志望者が79人減っています

 

ただ、SS54以上の生徒は44→41と変わらず、そこから下の層の生徒が一気に減っています

 

どこに行ってしまったのでしょう…

 

当然、倍率もボーダーラインも下がることが予想されます

 

 

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こちらも昨年と比べて72人の減少

 

稲雲は安定しているイメージがあったのですが、このままだと定員割れしそうですね

 

こちらはSS51以上の生徒から33人減っている上に、SS44から47の生徒が75から43と一気に減っています

 

平岸同様、この層の生徒たちはどこを受験しているのか、気になりますね

 

 

今年は、高倍率校と低倍率校に顕著な差が出そうだということと、チャレンジをする生徒が例年より多いというのが特徴ですね

 

色々な要因が考えられると思いますが、無理に下げて公立に行くならチャレンジして私立へという考えが、TOP校だけでなくその下にまで広がってきているのではないかとも考えられます

 

明日は、1月道コンの感想前編です

 

それでは、今日はこのへんで



| セミナー | comments(2) | trackbacks(0) |
comment
はるちゃん | 2019/01/23 7:57 PM
お久しぶりです。
今年度は東がすごいことになると思っていましたが、正直チャレンジャーが多すぎだなぁと。
ss60を切って、中学の内申点の財産で入学しても勉強についていけるのでしょうか?
旭丘や国情も同じですけどね。 やはり開成の影響なのでしょうか?
たかとりーな | 2019/01/24 8:16 PM
東に関して言えば開成の影響は大きいですね
東区の子にとって、必ずしも交通の便が良いところにあるわけではないと思うのですが、それは他のTOP校も同じことですし
正直SS60なくて内申Aで入学した場合は、東では厳しいと思いますよ

チャレンジャーの増加は、「ダメなら私立でもいいか」と考える人が増えてきたからでしょう
私立上位校は準TOP校と遜色ない進学実績出してますからね



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