札幌市白石区北郷2条4丁目コープさっぽろそば
N43 INAビル1階「学びや むげん」
代表のたかとりーなが日々考えていることです
<< 現役高校生に聞く!北海学園札幌 その1 main 現役高校生に聞く!札幌第一 その6 >>
2018年10月道コン感想

予告していた通り、10月20日に行われた道コンについて、色々と書いていきたいと思います

 


まず国語から
 

誤字訂正の「会心」、裁量の書き取り「功罪」が難しかったんですねぇ(´-`).。oO

 

以上です(笑)

 

それ以上の感想はないです

 

小問別得点率見てもらえばわかりますが、小説が簡単すぎて、裁量で取れるか取れないか、ただそれだけのテストでしたね(´・ω・`)

 

裁量の評論文の内容は面白かったです(^-^)

 

「はなす」と「かく」に、あんな意味があるとは…へぇ〜って思いました

 

よろしければ、お子さんから問題用紙借りて読んでみてください

 

あと、札幌エリート塾の高塚先生もブログで言ってましたが、この8点問題はちょっと(^_^;)

 

8点の価値ないですよ、これ

 

 

続いて数学

 

大問3のような問題で得点率が下がるのはわかるような気がします

 

複数の情報から必要な情報を読み取るというのが、今の子はどうも苦手なようでして

 

大問4の問3は、私は別解で解きましたね

 

iPhoneImage.png

 

こちらの方が自然だと思いますが、どうなんでしょう?

 

 

大問5の証明は珍しく穴埋めだったのですが、穴埋めの方が解きにくいことってあるんですよね

 

マークシートの数学の問題に慣れていないと、人の誘導に乗るというのも意外と難しいんですよ

 

問2(2)は得点率2.5%で最も難しい問題ということになりました

 

 

なんで?(笑)

 

平行四辺形の対角線の長さが等しい→長方形または正方形→全ての角が90度

 

こういう風に行かなかったからですよね

 

いやはや、びっくりしました(^_^;)

 

 

大問6(裁量)の問2(2)は、またしても別解です(笑)

 

実は問3(2)もそうなのですが、今回はことごとく作問者の方と波長が合わなかったようですね

 

iPhoneImage.png

 

そして「問題」の問3(2)

 

図を書いて、しばらく考えたら秒殺だったので

 

「面白い問題を最後に持ってきたな、道コンやるなー(^-^)」

 

と思って解説見たら、そこに書かれていたのは何故か方程式の解き方…

 

え?( ゚д゚)

 

iPhoneImage.png

これがスタート

 

iPhoneImage.png

面ABCDに平行な面でPQから切ります

 

iPhoneImage.png

それを反対側にバタンと

 

iPhoneImage.png

はい

 

見てわかる通り、8cmの2/5で終了です

 

立体の切断は苦手だという人が多いと思うんですよ

 

iPhoneImage.png

要はこういうことだったり

 

iPhoneImage.png

 

iPhoneImage.png

こうなんですけどね

 

参考にしてみてください

 

 

次は社会

 

得点率を見る限りは極端な難問はなかったということでいいでしょう

 

ただ、昨年の10月の道コンも重箱の隅をつつくような問題があって、少し出題傾向が変わったような気がしたのですが…

 

今年も、「今までにそれ聞かなかったよね?」という問題がいくつか見られて、具体的には

 

大問2問3(1)のアパルトヘイトの記述

 

大問4問4Aの交戦権

 

大問4問6の情報公開法の目的の記述

 

この中で、アパルトヘイトの記述は「黒人」にしか言及していなかった場合、どういう扱いにしたんですかね

 

採点基準表には「少数の白人が、多数の黒人を支配する政策」というのが正答例として出ているので正解なのかもしれませんが…

 

白人・カラード・アジア人・アフリカ人の4つに分けられ、日本人などは名誉白人とされたが白人と全く同じ扱いは受けなかったわけですから、黒人やアフリカ系にだけ言及しては不正解にするべきだと思いますよ

 

 

続いて理科

 

理科は言いたいことがたくさんあります(笑)

 

良いこと8割、悪いこと2割かな

 

 

まず大問1の小問集合

 

問1(7)のファラデーwww

 

いや、よく標準で0.9%、裁量で4.6%の人が正解しましたね

 

もしかして、教科書に出てくる科学者の名前、全部覚えてるんでしょうか(^-^)

 

 

私が「一番」嫌いな問題ですヽ(`Д´)ノプンプン

 

最初から覚えてるのなら立派ですよ?

 

でも、仮に今回理科でこの問題だけ不正解だった子がいて、勉強不足だからって教科書に出てくる科学者の名前を書き出して全部覚えるんですか?

 

そんな時間があるなら、もっと違うことに時間かけてほしいですよね、こちらとしては

 

問7の示準化石は、いい問題でした

 

普段、示準化石や示相化石は名前だけで覚えているであろう人が多いでしょうから、こうして図で出すことには意味があると思います

 

問8も、グラフの読み取りをしなければいけないという点と、等しい質量ということでグラフを縦に見ようとしても、ちょうどいいところがなく(強いてあげれば1.2g)複数の個所から判断をしなければいけないという点で、いい問題でした

 

 

大問2の問3(2)は、得点率が非常に低かった問題ですが、今の生徒たちが方程式の文章題を苦手にしているのと原因は同じなのではないかと思います

 

 

立式自体はそれほど難しくありません

 

ぶっちゃけると、「1個120円のリンゴと1個80円のミカン合わせて10個買うと代金は1080円でした。ミカンを何個買いましたか」と同じレベルです

 

教科書の基本問題ですよね

 

でも、これが理科に応用できない、数字が分数になったり小数になったりする途端にできなくなるというところに問題があるのです

 

 

大問3の実験の図は、ちょっとわかりにくいですね(^_^;)

 

スペースの都合上もあるのですが、ジャガイモPの花粉をジャガイモQの柱頭につけて、できた種子からジャガイモRができたのは、普通縦に書きますよね

 

まあ、図が見やすかろうが見にくかろうが大丈夫なように、という目的があるのであればそれで構いませんが

 

 

大問4の問4

 

今日、私が一番声を大にして色々言いたいのは、この問題です

 

良い問題か悪い問題かと聞かれれば、まあ良い問題ですよね

 

手放しで褒めるほどではありませんが

 

私が驚いたのは(1)1.2の得点率の差

 

そして(2)のあまりのできなさ

 

(1)1の得点率は標準で4.2%、裁量で42.8%

(1)2の得点率は標準で0.9%、裁量で21.2%

 

これだけ見ると、あぁ2は難しかったんだなと思いますよね?

 

逆です(´・ω・`)

 

1は、Jを求めるための公式である、電力(W)×時間(秒)を知らなければ解けません

 

2は、問題文中に水1gの温度を1℃上げるのに必要な熱量を4.2Jとして計算してくださいと指示されています

 

100g×4.0℃×4.2=1680J

 

今の子どもたちが抱える問題点が、私はこの2問の出来に集約されていると思うのです

 

「公式(パターン)があるものは、数字を当てはめて答えは出せるが、文章から意味を読み取って立式することはできない」

 

だから、方程式の文章題に弱いのも、パターン化されたもの(一度解いたことがあるもの)は解けても、初見の問題には手も足も出ない

 

強くしてあげたいですね。どんな問題が出てもビクともしない強さを

 

(2)を間違えた裁量の子は、ほとんどの解答が77.8%でしょうね(笑)

 

こんなので「引っかけ問題だ」とか騒いだらダメですよ、下線引いているし、大事なことだから2回書いてあるのに間違えたあなたが悪いんです

 

これを「ケアレスミス」だと思いますか?

 

そう思っている人は、直らないと思いますよ

 

 

大問5は得点率も高かったですし、特に取り上げることもありません

 

 

 

 

最後に英語

 

 

標準問題の大問2

 

闇は深いですね…

 

umbrellas の得点率4.1%

 

thirty の得点率25.5%

 

とにかく単語が書けない(-_-;)

 

今の中学生の英語の現状を如実に表していると思います

 

あ、これ標準問題を受験している子だけではないですからね

 

通知表で英語5の子も、ビックリするくらい単語書けませんから

 

 

大問3Aは、相変わらず適語補充の得点率が低いですね

 

(1)は前に「is」があって後ろに「than」があるから比較級かなと類推できるのでしょうが、(2)は前に「to」があるので不定詞かな、じゃあ動詞の原形かなくらいまでは類推できても、文章の意味がしっかりわからなければ、何の動詞が入るかわかりませんからね

 

 

大問4は…まずツッコんでいいですか(笑)

 

 

「先生!なぜ学校で英語を勉強するんですか?ぼく韓国映画が好きだから韓国語を勉強したいです!」

「ぼく、将来ニューヨークで働きたいです!」

 

拓哉くん、大丈夫?(^_^;)

 

将来ニューヨークで働きたいのに、学校以外のどこで英語勉強するの?&自分が好きだからって理由で学校で韓国語をやれって言うの?

 

設定メチャクチャですね…

 

そして「ぼくの父と母は英語を話すことができません。彼らは学校で英語を日本語に翻訳しただけで英語を話すことは習いませんでした。」

 

何か嫌な感じですね(-_-;)

 

さも、「今の英語教育は会話にも力を入れているから、昔に比べて話すことができる。だから、昔より優れている」みたいな主張が見え隠れするのですが

 

話すことができれば、文法メチャクチャで単語書けなくてもいいっていうんですかね(^_^;)

 

後日また英語に関することについては記事にしますが、「ヨンギノー」から端を発した「会話偏重」の流れは好きじゃないんですよね

 

文法的には特に解説するものはなかったと思います

 

 

そして裁量の大問5なんですが…

 

いや、まあ、火星への移住を考えている人はいますよ?

 

どうすれば火星に人が住むことができるようになるのかを考えるのもいいですよ?

 

でも、それがさも実現可能なことのように話すのはちょっと(^_^;)

 

実際に今年の夏にこのような調査結果も出てますしね

 

火星への移住は無理だった?そこに「大気」はつくれない、という研究結果

 

NASA、イーロン・マスクの火星移住計画を否定―火星のテラフォーミングは不可能

 

長文のテーマとしては面白いのですが、ここで書かれていることを読んで「そうなんだ!」と思う中3生もいるでしょうから、もう少し出典には気をつけてほしいと思います

 

 

自由英作文は珍しいものを出してきましたね(^_^;)

 

書きやすいという人と書きにくいという人にはっきり分かれたと思います

 

文法的にはそれほど難しいものを使う必要がないですから、どう表現するかという部分ですね

 

 

今回の道コンは学力C対策を兼ねていて、範囲も全範囲ということでもないことから、そこまで多くの中3生は参加していません

 

ですから、志望者動向についての私個人の見解は述べないことにします

 

11月8日に進学舎のセミナーがあって、その際に色々話が出てくるでしょうから、それについて補足するという形を取ろうと思います

 

 

 

それでは、今日はこのへんで



| 道コン解説・感想 | comments(4) | trackbacks(0) |
comment
ムーミンパパ | 2018/10/31 11:26 PM
いつもながらの詳しい道コン解説ありがとうございます。
最強の道コン対策は、問題を見ながら、たかとりーな先生の解説や別解を味わうことではないかと感じています。
子供がまだ中3ではないので、問題が手元に無いのが唯一残念なところですが、子供が中3になった時も先生が道コン解説を続けてくださっていればうれしいなぁと希望しています!
たかとりーな | 2018/11/01 11:25 PM
本当は問題も載せたいところなんですが…まあ、色々とありますからね(笑)
これが限界です
お子さんが今何年生かはわかりませんが、ブログを続けていれば道コン解説も続けていると思いますよ(^-^)
江別市民 | 2018/11/02 12:16 PM
立体切断問題が苦手な子は、実際に包丁で食材を様々な角度から切ってみて感覚を養うのも1つの手かもしれませんね
例えば豆腐なら、直方体や立方体の切断問題に対応する力が身につきそうです
大根や人参を市販の型抜き器で色々な形にくりぬいたものを使えばどんな図形にも応用できますね
切り終えた豆腐や野菜の破片は煮物の具にもなるので一石二鳥でしょう(笑)
たかとりーな | 2018/11/02 10:05 PM
食材以外だと、消しゴムの切れ端が袋に入って安く売られていたりするので、それを使ってもいいかもしれませんね
今は、図形ソフトなどもありますが、やはり実際に手を動かさないと実感がわかないように思います



この記事のトラックバックURL
http://takatori-na.jugem.jp/trackback/4142
trackback
S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2018 >>
Selected Entries
Categories
Profile
Archives
Recent Comment
Links
Link2
Mobile
qrcode