随分、無責任だなと思われるかもしれませんが…
最近(というより昔から)、面談で口にする言葉です
前職のまだ若かりし(と言っても30代半ばくらいまで)頃には、生徒のモチベーションを高めようと檄文っぽいものを配布したりもしていました
一部の生徒には好評だったようです(大学受験の時もそれを見て頑張ったと報告があったので)
ただ、最近ではそういったものはしなくなりました
別に、熱がなくなったわけではないのですが、「他人から与えられたモチベーションは、一時的に効果があっても持続性が低い」ということを経験で知ったことが大きいですね
上で取り上げた生徒だって、まず自分のモチベーションが根本にあって、それが下がった時に補助的に私の文章を使っただけにすぎません
そして、私は「やる気スイッチ」なるものがどこにあるのかわかりませんので、結果的に「やる気を出すのは本人次第」という結論に達してしまうのです
成績を上げたい
点数を取りたい
志望校に合格したい
そういった欲が出てこない限りは、周りがどんなに煽ったところで長続きはしません
ここで名前を出すと迷惑がかかるかもしれませんが、八反田先生のTweetを見ても、保護者と生徒の温度差(乖離)が大きいケースが増えているような気がします
それは、うちも同じかもしれません
八反田先生も私も、魔法使いではありませんから、やる気のない(自ら望んでこの場所へ来たわけではない)生徒の成績や点数を上げる方法は、残念ながら知らないのです
生徒が望めば、望むものを、場合によっては望む以上のものを与えることができると思っています
しかし、望まないものを無理やり与えることはしたくありませんし、与えたところで身につくとも思えません
あくまでもやるのは本人です
それを、周りがあれやこれやと手を回し過ぎると、自分で考えることをせず、うまくいかなかった時に周りに責任を押し付けるわけです
というわけで、明日以降もいつものように、滅多に質問してこない生徒たちを、温かく見守ろうと思います(笑)
いつになることやら…(^_^;)
それでは、今日はこのへんで
1学期が終わり通知表が来て昨日は一喜一憂してました。
中2の息子は学期末テストは散々でしたが、副教科の1増1減のみで現状維持でした。8月の道コンでSSが+4となれば合格可能性も90%になりそうなので期待はしてるのですが、大会前の部活練習とこの暑さで勉強が捗らなさそうなのが心配です。
それでも将来の夢がはっきりしているせいか、志望高校、志望大学学部の目標(かなり高過ぎ)があることで、息子のモチベーションが保たれてるのが唯一の救いです。
ただ、高1の娘はこれといった目標もなく高校生活が楽しいせいか、あまりよろしくない状況です。自宅で勉強中もスマホをいじりながらで、さっきも嫁が激怒してました。いくら怒ってスマホ解約する勉強しろと言っても(怒り方にも問題あるが)、娘は反発するだけでなんら解決ならず。近々娘と進路のことで軽く話し合い目標を自分で考えられるように仕向けたいと思ってます。それでもスマホいじりは減らないとは思いますが(笑)。
子供には目標達成のためにはどうすることが必要なのかと、自分で考えさせるようにしてます。そのためのアドバイスをしたり先生のブログを見せてますが、まだいい答えが帰ってこないことが多いのが現状です。なかなか難しいですね。
先生も暑さで体調崩さないようお気をつけください。
スマホは与える前のルール作りですね
これが一番大事です
与えた後に、あれこれ言ったところで「何を今さら」となってしまうので(^_^;)
前にも書きましたが、下手に中学や高校で買い与えて猿のようになるくらいなら、小学生の時に与えて、周りが盛り上がっている時には「もう、そんな時期終ったんですけど」と醒めた目で周りを見るくらいでいいのではないかと思いますね