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大学入学共通テスト試行調査 その3

今日で3回目ですが、やっと報告書全部に目が通せました(笑)

 

え?何でそんなに時間かかったのかって?

 

全部印刷して読んだからですよ

 

見ます?

 

IMG_1726.JPG

 

どこの修士論文だって分厚さです(笑)

※中3の国語の教科書とほぼ同じ厚さでした

 

グラフのデータが大量に掲載されていて、ページ嵩増ししているのも修論感が出てます(*´▽`*)

 

で、細かく見ていくとキリがありませんし、そろそろ終わりたい(続きは通常生や学習相談生の方のみで)ので、今日は軽い分析とアンケート結果を紹介しようと思います

 

なお、実施されたのは、国語・数学(IA・僑臓法社会(世界史B・日本史B・地理B・現代社会)・理科(物理・化学・生物・地学)ですが、ここでは国語と数学のみの記事にさせていただきます

 

 

まず国語から

 

生徒へのアンケート調査では、試験時間が短かったという回答が約50%、問題の量(文章や資料など)が多かったという回答が約80%、問題が難しかったと回答した者が約90%でした

 

これに対してセンター側は「記述式問題が導入されたことに加え、複数の題材を比較したり、図表等を読み取ったりするなどの問題の工夫を各大問で行っていたことから、試験時間に比して問題の量が多かった可能性がある」と分析しています

 

教員へのアンケートでは、総じてよく工夫された出題だとの意見が多くを占める中、問題文の分量は現行のセンター試験と比べてそれほど多くないや、難易度はやや易しいのではないか(マーク式に関して)といった、生徒とは若干異なる印象を持っていることもわかりました

 

有識者からも、複数の文章や資料を読み分析・判断する能力が問われている良問との意見が多かったのですが、全問で比較読みが要求され、言語活動を意識した作問がされているので、100分という試験時間では少ないのではないのかという意見も複数見られました

 

また、記述式問題については、教員から「授業改善の課題になる」「分析する力や的確に文章化する力を養うためにどう授業を工夫すべきか」など、既に対策について検討を始めている声もあれば、「公立高校入試でも同様のねらいを持っている」「マーク式でも同じ力が測れるのではないか」「要素が入っていれば正解とすると、自分の考えを表現する力が測れるか気になる」など課題を上げる意見も見られた

 

続いて数学IA

 

生徒へのアンケート調査では、試験時間が短かったという回答が約80%、問題の文章量が多かったという回答が約90%、問題が難しかったと回答した者が約90%、問題を解く上で計算の量が多かったと回答した者が約60%でした

 

これに対してセンター側は「試験時間に対して問題の分量が多く難易度が高かった可能性がある。特に、数学的な問題解決の過程を重視した問題などの工夫を各大問で行っていたことから、試験時間に対して問題の分量が多く、思考する時間が足りなかった可能性がある。」と分析しています

 

教員へのアンケートでは、「難易度は高いが芯の学力を測定する上では大変望ましい」「十分工夫されたいい問題だと思う。本当の学力がないと解けない。」「公式の暗記、パターンの暗記だけでは解けない良い問題だった。」と軒並み高評価でしたが、「問題の設定を読み取るのにかなりの時間がかかる。70分は厳しい。」「こうした問題だけで基礎的な力を見ることができるのかと思った。」と不安の声も上がっていた

 

生徒からは、「難しかったが、数学がこんなにも日常生活にいかせるということを具体的に知ることができて良かった」「数学への深い理解が試されていて、いつもとは違う楽しさがありました」「学校で学んだことをどのような形で役立てられるかがわかる問題もあり、『何のために数学を学ぶのか』がわかり、学習意欲の向上につながりそうだった」と好意的な意見もある一方、「時間が足りない」「1つの問題の文章が長い」「文章が多く時間が少ない。もっと計算したい」との意見も見られた。

 

有識者からは、問題を色々な視点から考えて議論しながら正しい結論に向かおうとする、大学の教育現場でも、さらに実社会でも多く行われている形式を踏襲していて良問であると評価を受けていました。

 

 

おしまいに数学僑

 

生徒へのアンケート調査では、試験時間が短かったという回答が約60%、問題の文章量が多かったという回答が約80%、問題が難しかったと回答した者が約80%、問題を解く上で計算の量が多かったと回答した者が約50%でした

 

これに対してセンター側は「試験時間に対して問題の文章量が多く難易度が高かった可能性がある。特に、数学的な問題解決の過程を重視した問題などの工夫を各大問で行っていたことから、設問数に対する難易度の比重に偏りがあった可能性がある。」と分析しています

 

教員へのアンケートでは、「形式的な学びでは対応できず、本質的な理解、考察力が問われている」「形式的な数式にとどまらず、積極的に数学を活用する態度が育成できる問題だった」との意見がある中、文章量の多さから数学的な考察に充てる時間が足りないとの意見も見られた。さらに「より質の高い授業をしなければならず、学校教育の充実につながる」との感想もみられた

 

有識者からは、好意的な意見がある一方、「数学的思考の充実・発揮という観点から、教育現場にどのようにフィードバックされることになるのか、さらなる吟味が必要」「時間をかけて考えれば『思考力・判断力・表現力』を発揮して正解に至る受験生が時間の制約のために高い得点を与えられない恐れがあるので、問題数と問題文の文章量のさらなるバランスを図るべき」と課題を指摘した意見もみられた

 

 

自分としては、数IAで生徒から出ていた「もっと計算したい」という意見に妙な引っ掛かりを感じました

 

数IAも僑造癲崙颪靴った」という意見が多かったですが、それは本当に数学的に難しかったのでしょうか?

 

文章量の多さを指摘する声もあり、問題文を読んでいる段階で解くことを諦めてしまった、問題文を読み取れなかった生徒が想像以上に多かったのではないかと思います

 

「何のために数学を学ぶのか」がわかったという生徒からの意見は、例えごく少数からの声だったとしても嬉しいことです

 

問題と解き方を丸ごと覚えてしまう「パターン式の学習」では通用しない出題となれば、学習に対する取り組み方も変わってくるかもしれません

 

これからは、「真の力」が問われるようになる、またそうなってほしいと思います

 

 

それでは、今日はこのへんで



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