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代表のたかとりーなが日々考えていることです
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今年も11月道コンから志望者動向を考えてみた

まず、この時期に行われる道コンの受験者数の比較からです

 

2017年11月道コン(裁量)5155名(うち石狩3632名)

2017年10月道コン(裁量)3728名(うち石狩2734名)

2016年11月道コン(裁量)4787名(うち石狩3387名)

2016年10月道コン(裁量)3608名(うち石狩2626名)

2015年11月裁量トライアル4126名(うち石狩2953名)

2014年11月裁量トライアル3803名(うち石狩2799名)

 

こうして見ると、学力コンクール事務局的には回数を増やしても受験者数が減るわけではなく、むしろ2回合計すると倍増したのでウハウハだと思います(失礼)

 

問題を作成する側の労力も倍増しているので、その点にも十分考慮していただきたいのですが…

 

詳しく数字を拾っていくと、石狩管内では本年10月比+898名、昨年比+245名、一昨年比+679名と、軒並み受験者数が増加しているので、単純に受験者数で比較することができません

 

なので、8月道コン時同様に志望者の中での割合で比べていこうと思います

 

あと、10月と11月で数字のばらつきがあるのが気になる方もいると思います

 

理由は簡単で、10月11月両方を受験するという塾が少なく、単に学力ABC・定期テストが終わって一段落した11月を選択する塾が多いからでしょう

 

それは次のデータを見てもわかると思います

 

旧学区別の道コンの受験者数です

2017年11月道コン(石狩3387名)

旧第1 829(22.8%)

旧第2 596(16.4%)

旧第3 426(11.7%)

旧第4 500(13.8%)

旧第5 829(22.8%)

旧第6 139(3.8%)

旧第7 249(6.9%)

 

2017年10月道コン(石狩2626名)

旧第1 610(22.3%)

旧第2 509(18.6%)

旧第3 326(11.9%)

旧第4 405(14.8%)

旧第5 515(18.8%)

旧第6  77(2.8%)

旧第7 229(8.4%)

 

2016年11月道コン(石狩3387名)

旧第1 745(22.0%)

旧第2 544(16.1%)

旧第3 395(11.7%)

旧第4 483(14.3%)

旧第5 776(22.9%)

旧第6 109(3.2%)

旧第7 264(7.8%)

 

2016年10月道コン(石狩2626名)

旧第1 571(21.7%)

旧第2 453(17.3%)

旧第3 251(9.6%)

旧第4 410(15.6%)

旧第5 565(21.5%)

旧第6  62(2.4%)

旧第7 251(9.6%)

 

10月どうし、11月どうしを比べると、旧学区別の動向がそっくりなんです(10月→11月で旧第5が増えて、旧第2が減る)

 

ですから、同じ年の10月→11月で比べるより、違う年の10月どうし、11月どうしを比べた方がより傾向が掴みやすいのではないかと思い、今年は並びを入れ替えてみました

 

そして、これはあくまでも今年を含めた4年間の11月末と2年間の10月末、そして今年の8月という時期で志望者の動向を比較しただけの話です

 

ここから、学校・塾などでの面談を経て動向は変化していきます

 

ですから、あくまでも「今の時点のもの」であって「確定的なものではない」ということに注意してください

 

 

そういうことを踏まえて、8月道コンの時にまとめたものに今回のものを書き加えたものを、お見せします

 

年度 第一志望者 石狩管内の裁量受験者に対する割合

 

札幌南(今春1.26倍)

2017年11月 321(8.8%)

2016年11月 282(8.3%)

2015年裁量ト 234(7.9%)

2014年裁量ト 250(8.9%)

2017年10月 209(7.6%)

2016年10月 206(7.8%)

 

南は、8月の時に「過去5年と比べても今年の割合はずば抜けて高いです。昨年の1.26倍は南にしてはなかなかの高倍率でしたが、それを上回ることも十分考えられます」そうコメントしていたのですが、10月は前年とほぼ同じ水準だったものの、11月は昨年と比べてかなり割合が高くなりました。これだけ見ると今年の倍率を上回るのでは?と不安になりますが、ほぼ同じ割合だった3年前の最終倍率が1.18倍だったこともあり、なかなか読めないというのが本音です(笑)1月の道コンでどうなるかを見たいですね。

 

札幌北(今春1.28倍)

2017年11月 254(7.0%)

2016年11月 257(7.6%)

2015年裁量ト 237(8.0%)

2014年裁量ト 213(7.6%)

2017年10月 205(7.5%)

2016年10月 197(7.5%)

 

北は、8月の時に若干弱めですが隔年傾向(高倍率と低倍率を交互に繰り返す)があるので、今年はそれほど倍率は高くならないのではないかと考えています」とコメントしましたが、10月は昨年並みでしたが11月は過去4年で見ても最も低い割合になっています。これが傾斜配点の影響なのかは定かではありませんが、国語の採点が厳しいとのうわさも含めて、得点力に自信のない子が北を敬遠して他の高校に流れているのではないかと考えられます。このまま行くと倍率は下がりそうですね。

 

札幌西(今春1.47倍)

2017年11月 307(8.5%)

2016年11月 308(9.1%)

2015年裁量ト 227(7.7%)

2014年裁量ト 265(9.5%)

2017年10月 216(7.9%)

2016年10月 195(7.4%)

 

8月の段階で「はっきりとした隔年傾向もあるので、これはかなりの確率で倍率は下がるのではないでしょうか。そうは言っても、1.3倍台後半程度かと」とコメントした西は、予想に反して10月は昨年より割合が伸び、11月も下がったとはいえかなり高い割合をキープしています。北を敬遠した生徒が西に流れているんですかね…このままだと1.3倍台は望めそうもなく1.4倍台半ばくらいの倍率になりそうです。

 

札幌東(今春1.32倍)

2017年11月 281(7.7%)

2016年11月 211(6.2%)

2015年裁量ト 203(6.9%)

2014年裁量ト 218(7.8%)

2017年10月 221(8.1%)

2016年10月 183(7.0%)

 

東は…これは参りましたね(^_^;)8月の段階では「2012、2013と比べると、ここ3年は1%以上の高い割合が続いていました。それに歩調を合わせるかのように、ここ3年は高倍率が続いています。年々割合が高くなっているのに倍率が下降気味なのは、それだけ2014の印象が強かったためだと思います。今年も、1.3倍を切るかどうか程度の倍率になるのではないでしょうか」とコメントしていましたが10月も11月も驚異的な伸びです。3年前から徐々に倍率も落ちてきていて、これならと思う生徒が増えたのでしょうか?このままだと、3年前の悪夢再来(当初倍率1.69倍)となるかも…

 

 

ちなみに、裁量問題受験者の中でのTOP校志望者の占める割合は

 

2017年11月 1163(32.0%)

2016年11月 1058(31.2%)

2015年裁量ト  901(30.5%)

2014年裁量ト  946(33.8%)

2017年10月 1058(38.7%)

2016年10月  781(29.7%)

 

と、過去数年で見ても最も高い割合になっています。しかし10月…

 

札幌旭丘(今春1.46倍)

2017年11月 262(7.2%)

2016年11月 224(6.6%)

2015年裁量ト 292(9.9%)

2014年裁量ト 200(7.1%)

2017年10月 158(5.8%)

2016年10月 173(6.6%)

 

旭丘は、10月と11月で何とも対照的な結果が出ましたね(^_^;)8月には「今年高倍率に戻ることはないと思われます。1.4倍を切るかどうかくらいではないでしょうか」と書きましたが、元々隔年傾向が強い高校なので今年は高倍率に振れる年ではあるわけです。1月も割合が高いままだと注意が必要になってきそうです。

 

札幌月寒(今春1.49倍)

2017年11月 228(6.3%)

2016年11月 247(7.3%)

2015年裁量ト 202(6.8%)

2014年裁量ト 199(7.1%)

2017年10月 191(7.0%)

2016年10月 187(7.1%)

 

他の高校がどんなに倍率がぶれても、月寒は毎年安定の高倍率。割合もきれいなまでに一定だったのですが、11月に異変が…本来月寒を受験する層が東にチャレンジしているのか?月寒から志望校を落としているのか?個人的には前者のような気もするので、このままで推移したとしても、当初出願で東が高倍率となれば大挙して月寒に出願変更しそうではあります。

 

北広島(今春1.38倍)

 

2017年11月 146(4.0%)

2016年11月 146(4.3%)

2015年裁量ト  99(3.4%)

2014年裁量ト 113(4.0%)

2017年10月 124(4.5%)

2016年10月 132(5.0%)

 

北広島は、8月の段階で「2014は割合が高かったにもかかわらず倍率低下、2016は割合が高く倍率も上昇。今年は、その2年を上回る割合の高さですが、正直どちらになるのか全く見当がつきませんとコメントしていましたが、ここに来て少し落ち着いてきました。ただ、受験者のメインになる第7学区の受験者数割合が昨年に比べて減っているので、その影響が大きいだけだと考えれば、まだ昨年並みの高倍率になる可能性はあります。

 

札幌手稲(今春1.27倍)

2017年11月 123(3.4%)

2016年11月 130(3.8%)

2015年裁量ト 131(4.4%)

2014年裁量ト  87(3.1%)

2017年10月  91(3.3%)

2016年10月  92(3.5%)

 

手稲は8月の段階で「ここ5年と比べ最も志望者数が少ない今年は、1.1倍前後の低倍率になるのではないでしょうか。」とかなり大胆なことを言っていましたが、一応10月も11月も前年よりは割合を下げています。しかし、思ったほどではないので1.1倍台前半という予想は取り下げて1.1倍台後半から1.2倍前後と修正しておこうと思います。

 

札幌新川(今春1.31倍)

2017年11月 251(6.9%)

2016年11月 211(6.2%)

2015年裁量ト 136(4.6%)

2014年裁量ト 149(5.3%)

2017年10月 195(7.1%)

2016年10月 170(6.5%)

 

新川は隔年傾向があるので、今年は下げの年かと思ったのですが、8月の段階でも前年より割合は高く10月・11月と更に高割合ですので、これは今年も倍率上昇で間違いないでしょう。8月は「今年は1.3倍台後半から1.4倍台前半か」と言ってましたが、1.4倍台半ばまで上がる可能性もあります。

 

札幌藻岩(今春1.35倍)

2017年11月 146(4.0%)

2016年11月 139(4.1%)

2015年裁量ト 109(3.7%)

2014年裁量ト 110(3.9%)

2017年10月 113(4.1%)

2016年10月 115(4.4%)


藻岩は、8月に「隔年傾向が強い学校なので、今年は単純に倍率は下がりそうです(1.2倍台後半)」と言っていましたが、思っていたより減ってきません。上がることはないと思いますが、1.3倍台前半という可能性は十分ありそうです。

 

札幌啓成(普)(今春0.85倍)

2017年11月 110(3.0%)

2016年11月  73(2.2%)

2015年裁量ト 117(4.0%)

2014年裁量ト  87(3.1%)

2017年10月  98(3.6%)

2016年10月  71(2.7%)

 

悪い意味で注目を集めていた啓成は、ここに来て持ち直してきている模様。8月の段階では「定員割れした昨年より数字悪いんですが(-_-;)これは、今年も定員割れする可能性が高いかもしれませんね。しかし、昨年・今年と一気に下がりましたが何が起きているんでしょうか?」と書いていましたが、3年前の水準までは戻ってきました。そうは言っても定員割れしないという程度で、理数科からの不合格者が回ってくることを考えても、実質倍率は1.2倍を超えることはなさそうです。

 

札幌北陵(今春1.30倍)

2017年11月 185(5.1%)

2016年11月 155(4.6%)

2015年裁量ト 119(4.0%)

2014年裁量ト  84(3.0%)

2017年10月 122(4.5%)

2016年10月 106(4.0%)

 

北陵は、8月に「今年は過去5年と比べ最高の割合ですが、そのまま倍率が高くなるかと言えば…弱めですが隔年傾向もありますので、私は若干下がるのではないかと思っています(1.2倍台後半)」と言っていましたが、10月・11月と割合は過去最高をキープ。これは本物ですね、倍率は下がりません。むしろ上がるでしょう。ただ同じ旧第4学区の新川との兼ね合いもありますから、1.3倍半ばから後半あたりで収まりそうです。

 

大麻(今春1.21倍)

2017年11月 101(2.8%)

2016年11月 111(3.3%)

2015年裁量ト  80(2.7%)

2014年裁量ト  63(2.3%)

2017年10月  89(3.3%)

2016年10月  82(3.1%)

 

大麻は、8月に「今年も、昨年同様1.2倍台前半程度か。こちらにも、啓成志望者が流れてきているのは間違いない」

とコメントしましたが、啓成に受験者が戻る傾向が出てくるのに合わせて11月の割合は下がっています。昨年と比べて旧第6学区の受験者数が増えてのこの結果から行くと、昨年よりは倍率を下げそうな感じがしてきました。1.1倍台前半から半ばくらいか。

 

札幌清田(普)(今春1.35倍)

2017年11月 131(3.6%)

2016年11月 122(3.6%)

2015年裁量ト 116(3.9%)

2014年裁量ト  83(3.0%)

2017年10月 110(4.0%)

2016年10月 122(4.6%)

 

現高3生1.15倍、現高2生1.25倍、そして現高1生1.35倍と、ここ3年で驚異的な伸びを見せている清田は、2015年こそ前触れはあったものの、昨年の更なる高倍率までは読めませんでした。今年は普通科に推薦入試が導入されることもあり、なかなか読みづらくなってきています。8月の段階では「今年は過去5年と比べても最高の割合、どうも啓成の志望者が流れてきているようなので、今年も倍率は高めか」と言っていましたが、10月は前年を下回り、11月は横ばい。さすがに頭打ちと見て、若干倍率が下がると考えた方がいいか。(ただ推薦考慮での倍率は同じ水準になる可能性はある)

 

札幌平岸(普)(今春1.33倍)

2017年11月 181(5.0%)

2016年11月 151(4.5%)

2015年裁量ト 136(4.6%)

2014年裁量ト 119(4.3%)

2017年10月 133(4.9%)

2016年10月 132(5.0%)

 

昔は高倍率の代名詞と言えば平岸高校の普通科だったのですが、昨年は以前からは想像もできない1.33倍。当然8月の段階では

「唯一の2%台だった昨年が、過去5年で最も低倍率だった。その反動もあって、今年はだいぶ割合が高くなってきている。1.5倍前後に戻る可能性は高い」とコメントしていましたが、それほど顕著な増加傾向は見られません。とは言え3年前と2年前は1.5倍台なのですから、その時と比べれば11月の割合は高め。やはり反動で倍率は上がると考えた方が良さそうです。

 

札幌稲雲(今春1.17倍)

2017年11月 113(3.1%)

2016年11月 104(3.1%)

2015年裁量ト  68(2.3%)

2014年裁量ト  64(2.3%)

2017年10月  70(2.6%)

2016年10月  70(2.7%)


稲雲は、昨年がここ数年の中では割合的に一番高く、倍率は上がるだろうという読み通り1.17倍だったわけですが、それはその前の年が1.08倍と極端に低かっただけの話。8月の段階では「弱い隔年傾向あり。割合が過去5年と比べて最高の今年も、だからと言って高倍率になるかと言われると疑問。むしろ若干下げるくらいではないか?(1.1倍台前半)」と言っていたくらいで、昨年10月・11月とほぼ同じ割合をキープしているとはいえ、ここから倍率が上がるかと言われると…

 

 

というわけで、駆け足ですが石狩管内の裁量問題採用校についてだけですが、志望者動向を書いてみました

 

今回の記事を進路決定の参考にされる方もいるかもしれませんが…

 

 

毎年、倍率云々の記事を書いている私が言うのも何ですが、1.5倍未満で倍率がーって騒ぐのもどうかと思います(´・ω・`)

 

1.5倍になると、さすがに志望者の3分の1が不合格ですから無視できないものにはなってきますが、それにしたって志望者の平均なら合格なわけです

 

TOP校や準TOP校であれば、ボーダーライン前後にかなりの数の受験生がひしめくことになりますが、それ以外の高校は結構な差がついているのが現状です

 

そんなギリギリのラインで志望校を受験すること自体「どうなの?」と思わないでもないです(高校入学後にその学校のレベルについていけるかも含めて)

 

言葉は悪いですが、たまたま受験当日に実力以上の高得点が取れて合格しても、3年間苦しむだけかもしれませんよ(´・ω・`)

 

合格することだけが目的だというのならそれでもいいですが…

 

全てとは言いませんが、合格実績を上げることを目的に「ダメ元」で受験させる塾は確実に存在します

 

根拠のない淡い期待や夢で選択を間違えないようにしてくださいね

 

 

それでは、今日はこのへんで



| 道コン解説・感想 | comments(3) | trackbacks(0) |
comment
はるちゃん | 2017/12/06 6:52 AM
先生ありがとうございました。
裁量校で、国際情報の動向がないのですが。
定員が少ないのと、推薦ありで読みにくいのでしょうか。
知人の子が、国際情報の国際文化を志望校にしており、今年の道コンの第1志望者が増加していることで心配しています。
国際情報、分かる範囲で分析お願いします
たかとりーな | 2017/12/06 3:50 PM
国際情報は、おっしゃるように定員が80名で、その内推薦で40名という枠の狭さと、普通科と国際文化科が併願できるという点で、非常に読みにくいです。
他の、例えば国際情報の普通科と啓成の理数科について取り上げていないのも同じ理由からです。
そもそもの母数が少ないため、10名程度の増減でも目立つことになります。

単純に過去の数字と割合を出すことは可能ですが、以前ボーダーラインについての記事を書いたところ、「○○高校についてお願いします」という依頼を引き受けて、次は△△高校を、今度は××高校もと言われ非常に困ったことがあり、以来特定の高校についての依頼があっても引き受けないことにしています(進路相談を有料にしたのも、それがきっかけです)

今年も、お金をいただいて進路相談を受けている方がいる以上、私の気まぐれ以上のことはブログには書けませんので、ご了承いただければと思います
はるちゃん | 2017/12/06 6:38 PM
了解です。
ありがとうございました。



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