昨日の夜、衝撃が走りました
返却された答案用紙を見てみたら、採点基準が各高校で驚くほど異なっていた件。
楽天時代から読ませていただいている、神奈川県の彗真館の塾長さんのブログなんですが、先日行われた神奈川県の公立入試での証明の採点についての記事です
一言
「何じゃそりゃ…」
「かしゆか」さんの証明の答案は、仮に道コンでうちの生徒が同じものを書いたら満点をつけると思われます
それが、仮定しか書かなかった生徒と同じ点数しかもらえないとは…
いやいや、きっと上位校だから採点厳しいんでしょ?と思われた方
次に登場する「のっち」くんの受験した高校の方が偏差値的には上位です
もう、こうなると「それぞれの高校の先生次第」ということになりますね(-_-;)
まあ、同じ学校内なら同じ採点基準だからいいじゃないかと思った方
数学でもっと点数が取れたであろうに、不当に低く抑えられたのですから、思い切り不公平ですよ( `ー´)ノ
これ、神奈川県で答案が返却されたからわかった話で、同様のことは全国で、もちろん北海道でもあったんでしょうね
そうか…たまにある、得点開示に行ったら自己採点よりかなり低い点数だった現象はこれと同じだな(-_-;)
ここで、「何て酷い採点なんだ」と私が言ったところで始まりません
今回の件から、皆さんに学んでほしいのは
「相手のことを考えて答案を作ろう」ということです
採点をしたことがある人ならわかりますが、国語の記述・数学の証明・英語の作文の採点は、本当に疲れます
何が言いたいのか、さっぱりわからない答案は、勢いで×ってつけたくなる衝動に駆られるんですよ(-_-;)
高校入試で、そういうことがあってはいけないのですが、1人で何十枚という答案を見なければいけない(しかも上位校になるほど、空欄が少ない)のは、かなり精神的にキツイと思うんです
週末、問題を回答する際に、考えてみてください
独りよがりの答案になっていないか
採点する人がわかりやすいように書かれているか
大事なことだと思うんですけどね
自分の答案に責任を持ってください
それにしても、「かしゆか」さんの答案は満点です!
※うちの生徒の不確実な情報だと「AB=ACのあとを、同じ行で書いているのがまずいのではないか」と。どうやら学校の先生が、改行しなかった場合、減点されても文句が言えないぞと言ったとか言わないとか。「はぁ?」って感じなのですが…そういうくだらないこだわりを持っている先生って、どこにでもいますからねぇ
それでは、今日はこのへんで