日曜朝にyahooニュースに上がっていたこの記事
最難関「東大理三」合格者の6割を輩出! ケタ外れの進学塾「鉄緑会」の全貌
興味のある方は中身を読んでもらうとして、ここでは記事の内容については触れません
私が気になったのは、この記事についたコメントの中に
「 東大に合格できる生徒を入塾させてるので必然的な結果です。Fランク生徒を多数東大に合格させてるなら話題になると思いますが。 」
「 偏差値30の学生を同じ人数集めて同じ結果を出せるのなら塾がすごいけど、単に生徒が元から優秀なんでしょ。開成や桜蔭に合格できた子ならここに通わなくても行けたんじゃない 」
といった意見があることです
yahooのコメントが世の中の縮図とは言いませんが、やはり世間は
「成績を劇的に上げるorビリギャルのように低偏差値から難関大へ逆転合格させる塾」を良い塾だと思っているんですねぇ…
何だか、とっても残念な気持ちです(^_^;)
「元々できる子が通っているのだから結果出て当然」
「ここに通わなくても行けたんじゃない?」
冗談じゃないですね(-_-;)
TOP校に合格する力があるのに、地元の中堅校に進んだ子がいたとしましょう
東大や医学部医学科に合格する確率は、かなり下がる、いえほとんどないと思いますよ
それだけ、環境による影響は大きいと思っています
その環境をしっかり用意できるというのは、やはり凄いことなんです
そして、こういう反応を見るたびに
「勉強できる人は才能があって羨ましい」
みたいな雰囲気を感じてしまうんですよね
勉強できると言われている側からすると
「ふざけんな」
といった話なんですが(笑)
何もしないで、勉強できるようになったとでも思っているんでしょうか
他の人の何倍も努力してますよ、彼ら(彼女ら)は
そして、そういった子たちの能力を最大限まで伸ばすことがどれだけ難しいのか
いくら結果を出したところで「でも、元々できる子ばかりを集めているから」と言われたら
(´・ω・`)
こんな顔になりますわ(笑)
さて、ポスティングチラシの原稿を書き上げなければ…
締切明後日なんです(´;ω;`)ウゥゥ
それでは、今日はこのへんで
札幌でも鉄緑会によるセミナーがありました。
進研模試の全国偏差値70以上かつ英数70以上の生徒に学校より案内もらいました。
東京大学国立大学医学部医学科現役合格への道という表題で、
鉄緑会の勉強方や映像機器を使った通信教材、
個別指導など説明がありました。
良くできたシステムだと思います。
ベネッセ主催の進研模試の結果が
鉄緑会にそのまま横流しされているのでしょうか・・・。
環境による差…本当にそうですね。
先日、我が子と同じ小学校だった子の保護者の方と会い話していたのですが、子供の様子が違いすぎてビックリしてしまったのです。
小学校の時のことを思い出してみると、きっと能力の差はさほどなかったように思うのですが。
自然とやらなくてはいけない環境にあるかどうか、それが一年と少しくらいの期間あっただけでこんなに差が開くのか…と。
きっと我が子も環境を与えなければ、同じような感じだったのかな〜。
最初の頃はついていくだけで必死だったけれど、それが当たり前になったら苦痛にもならなくなってきたようで。
これで良かったかどうかはもっと大きくならないと分からないですが、今はとりあえず良かったかな。
>私立高校保護者ですさん
私も知らなかったんですが、鉄緑会って今はベネッセの子会社なんだそうです(^_^;)
あまり表沙汰にはされないので、そう思っても仕方ありませんよね
多分、鉄緑会的には大きく扱ってほしいことではないんでしょう
>たまさん
以前読んだ記事(本かも)で、ある専門家が「私に生まれたばかりの赤ちゃんを預けてくれたら、大統領にでもテロリストにでも育てて見せる」と言ったそうで
それだけ外的要因が与える影響は大きいということだと思います
ただ、親が24時間、365日子どもの側に付きっ切りというのは、大きくなればなるほど無理なので、子どもが長い時間過ごす環境選びの1つとして、「学校選び」が重要になってくると思うのです
子育てって、ホント大変ですね
「勉強できる人は才能があって羨ましい」と同じとも違うとも言えるのですが、要するに、スタート地点が違う彼らを集めれば、周りの子と同じ努力でも結果に差があって当然ということではないでしょうか。
鉄緑会指定校になるような中高一貫校にいるのは中学入試に飛び抜けて適応した子たちです。相当な努力をしたことには間違いありませんが、その土台となる自己管理能力が同年代の子に比べて長けており、頑張る時に集中して頑張れるように見えます。これを「才能」というのかは分かりませんが、12歳の時点で学力だけでなく「努力する能力」に差がついてると言えばよいでしょうか。
残念ながら、北海道には記事に出てきていたような秀才だらけの中高一貫校が存在しないのでピンとこないのかも知れないと思い、書き込みさせていただきました。
中学受験は、「早熟性」がないと難しいですからね
努力する能力に差がついているという表現は、確かにその通りだと思います
北嶺中・高でも、首都圏の中高一貫校の中に入ると中堅どころと言ったところでしょうし、こちらの私立中学受験など、首都圏に比べれば温すぎますから、そう言われるのも仕方ありませんね
札幌出身で東京で生活しているのであれば、なおのこと様々な違いに目が行くのでしょう
コメントありがとうございました
地方在住札幌のトップ高に行きたいと言っている中2の娘がいます。札幌のトップ高に行った姉の影響で言っていると思います。姉は運動部に入り部活だけを頑張り、楽しかったとは思いますが勉強まで手が回らなかった感じでした。そんなのを見ていると、地元から通える地方の進学校でもいいか・・・と思ったりしています。おまけに中2娘持続して勉強ができない。尻を叩いて勉強させるべきなのか、ゆるーく地元の学校に行くべきなのか・・・どんなものなんですかね?怒っても何してもあまり変わらないんですが・・・
まずは、TOP校を目指すためには、どれだけの成績と点数が必要なのか
定期テスト前にチョロチョロっとやって、今のうちは点数が取れても、これから先、道コンや学力テストで同じような勉強で点数が取れるのか
仮に条件を満たしていたとしても、単に札幌へのあこがれで言っているだけではないのか
目的は何なのか
色々なことをしっかりと見極める必要がありますね
地方の進学校でもいいと思いますがね
よほどの理由でもない限り、メリットよりもデメリットの方が多いような気がします