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代表のたかとりーなが日々考えていることです
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2017札幌圏の公立高校出願状況(前編)

一昨年、昨年と、最近はこの出願状況には驚かされっぱなしですが、今年は私が経験した公立入試の中で一番かもしれませんね

 

それくらい、衝撃的でした(^_^;)


札幌圏のみ(職業科を除く)ですが、公立入試の出願状況について書かせていただきます


まず、始めに

この記事は、受験生及び保護者の方の不安感をあおるためのものではありません

中には報道されているものと著しく異なるものも含まれています

しかし、その事実を知らないまま、2月末の最終発表を迎えるのではなく、しっかりと自分の置かれた立場を理解したうえで、残りの期間頑張っていただくものです

なお、数字については万全を期してはおりますが、ミスもあるかもしれません(^_^;)

おかしいと思った場合は遠慮なく質問していただきたいと思います


それでは、毎年恒例の注意点について…

報道(発表)されている数字は大まかなものに過ぎません

理由は3つありまして


1つ目は「倍率が小数第2位を四捨五入して出されているから」

報道では1.3倍となっていても実際には1.25倍〜1.34倍まで開きがあるからです

この0.09倍を「大したことのない数字」と捉えるかどうか、それは人それぞれだと思います

ちなみに、320名定員の高校で約29名分にあたります


2つ目は「推薦入試も加味した倍率だから」

具体的に数字で説明したほうが良いでしょう

例えば札幌旭丘高校の場合

報道されている倍率は1.4倍、小数第2位まで出すと1.41倍です

推薦枠64名に対して83名が出願しています

単純に推薦枠いっぱいの64名に合格を出したとすると19名の推薦不合格者が出ます

一般の募集人員は320→256、それに対して推薦不合格者が全員再出願したとして出願者数は451→387

一般入試の倍率は1.51倍に上がります(実際には推薦不合格者が全員再出願ということはないでしょうが)

これは不合格者の数は変わらないのに、合格者の枠が狭くなったことによるもので、推薦入試で合格した生徒が、一般入試でも合格する基準に達していたとすると、単に合格が早く出ただけに過ぎません

 

今年は例年ほど、極端に倍率が上がる例はありませんが、推薦入試がある高校を一般受験する場合は、今報道されている倍率より高くなるのが普通です


3つめは「他の科からの合格者を想定していないから」

こちらも実際に数字を使って説明しましょう

残念ながら、今年は現時点で定員割れを起こしている札幌啓成高校ですが、この高校には普通科と理数科があります

昨年の当初発表では普通科定員280名に対して出願者346名(推薦出願者含む)で、倍率は1.24倍

しかし、推薦出願者49名が全員合格したとすると、残りの枠は231名

さらに、理数科が現時点で定員40名に対して96名の出願

単純に56名が普通科に回ってくることになります

すると、一般出願297名+理数科不合格者56名=353名

倍率は353÷231=1.53…

全然違いますよね(^_^;)

こういったケースがありますので、普通科の生徒や、理数科の生徒の中で普通科の合格でも構わない生徒は、こちらの倍率を参考にしてください


そして、特に注意しなければいけないのは

「昨年との比較は当初の数字であって、最終的な出願との比較ではない」

ということです

道教委のHPで発表になった(新聞でも報道される)昨年度との比較は、まさに昨年の今時期に発表になった当初の数字

ここから出願変更、再出願を経て、入試本番時には結構数字が変わっています

そちらと比較をしないと、思わぬ読み違いをしてしまいます

あと、今年は、昨年に当初発表から再出願でどれだけ出願者が増減したかもあわせて書くことにしました

 

出願変更を検討している場合は、そちらも参考になさってください


さて、そういった点も踏まえて、発表されたものとは違った倍率をお知らせしたいと思います

左から小数第2位までの倍率、昨年当初からの増減、昨年最終からの増減


倍率は推薦入試を除いたものになっています(色が変わっているところは発表と大きく異なっていますので注意してください)

更に他の科がある場合は、下に学校全体での倍率を載せてあります

札幌国際情報については、学校全体での倍率は載せていません、ご了承ください

道立高校

東  :1.38(−40)(−26)
西  :1.56(+61)(+76)
南  :1.33(+29)(+40)
北  :1.36(+13)(+32)
月寒 :1.48(+28)(+ 4)
啓成(普):0.75(−135)(−110)
啓成(理):1.67(−36)(−29)
啓成(総):0.90※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
北陵 :1.32(+51)(+44)
手稲 :1.30(+ 5)(+ 7)
丘珠 :1.02(−16)(−25)
西陵 :0.85(−76)(−64)
白石 :1.13(−21)(−19)
東陵 :0.93(−51)(−49)
南陵 :1.18(+31)(+22)
東豊 :1.04(+ 1)(− 4)
真栄 :1.07(−30)(−21)
あすかぜ:1.10(+56)(+36)
稲雲 :1.11(+34)(+ 8)
英藍 :1.10(+ 1)(− 5)
平岡 :1.54(+57)(+37)
白陵 :1.04(−14)(−14)
国際情報(普):1.57(−35)(−18)
国際情報(国):1.83(+ 3)(+10)

国際情報(理):1.16(− 1)(+ 3)
国際情報(グ):1.42(+30)(+27)
江別 :1.13(+20)(+12)
野幌 :0.77(−12)(−22)
大麻 :1.22(+64)(+36)
千歳(普):1.07(−57)(−47)
千歳(国):1.20(−17)(−11)
千歳(総):1.10※国際教養科不合格者が普通科に回ったときの倍率
千歳北陽:0.86(−16)(−26)
北広島:1.48(+79)(+65)
北広島西:1.01(+31)(+20)
石狩南:1.30(+64)(+65)
当別 :0.60(−40)(−42)
恵庭南(普):1.07(+ 8)(+11)
恵庭南(体):1.26(+16)(+17)
恵庭北:1.05(+26)(+14)
石狩翔陽:1.16(+27)(+30)
厚別 :1.01(+28)(+15)

市立高校

旭丘 :1.51(−116)(−38)
藻岩 :1.33(+55)(+27)
平岸(普):1.33(−75)(−62)
平岸(デ):1.05(− 5)(− 5)
清田(普):1.42(+30)(+46)
清田(グ):1.54(+ 6)(+ 6)
清田(総):1.47※グローバルコース不合格者が普通科に回ったときの倍率
開成中等:0.75(−40)(−56)
新川 :1.34(+45)(+45)


昨年も人数の変動が激しい高校が多かったのですが、今年は輪をかけて多い印象です

昨年に比べて大幅に志願者が増えた(+30人以上)高校
※当初出願・最終出願問わず

西  :1.56(+61)(+76)
南  :1.33(+29)(+40)
北  :1.36(+13)(+32)
北陵 :1.32(+51)(+44)
南陵 :1.18(+31)(+22)
あすかぜ:1.10(+56)(+36)
稲雲 :1.11(+34)(+ 8)
平岡 :1.54(+57)(+37)
国際情報(グ):1.42(+30)(+27)
大麻 :1.22(+64)(+36)
北広島:1.48(+79)(+65)
北広島西:1.01(+31)(+20)
石狩南:1.30(+64)(+65)
石狩翔陽:1.16(+27)(+30)
藻岩 :1.33(+55)(+27)
清田(普):1.42(+30)(+46)
新川 :1.34(+45)(+45)

例年と比べ、数が多いですね

 

そして、ギリギリ30人とかではなく、5,60人といった大幅増の高校が多いのも特徴の一つです

 

前年低倍率校の反動も、もちろん原因として挙げられますが、西・南・北は、それでは説明がつきませんよね

 

次の資料をご覧ください

 

これは学力コンクール事務局が毎年発行している「北海道高校ガイドブック」の過去3年分の内申ランク別合格者データです

 

2009−2011

FullSizeRender.jpg

 

2010−2012

FullSizeRender.jpg

 

2011−2013

FullSizeRender.jpg

 

2012−2014

FullSizeRender.jpg

 

2013−2015

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本当は、これより前の資料があればよかったのですが、独立してからの資料しかなくて…

 

それでも、年々、Aランクの子が増えていくというか、B・Cランクの子が減っていくのがわかりますか?

 

特に東・旭丘はわかりやすいと思います

 

そして、これは先日の進学舎セミナーで渡された資料の一部です

 

IMG_8233.JPG

 

TOP校の受験者「だけ」が高ランク化しているのではなく、全体的にランクが上がってきているのがわかると思います

 

数年前から言われていることですが

 

「ランクインフレにより、TOP校受験者が増えた」

 

そんな構図が出来上がっています

 

ただ、ランクインフレしたとしても、進路指導している側が、適切なアドバイスを送ればこんなことにはならないはずです

 

自分の塾の実績を上げるためなのかどうかわかりませんが「せっかくAランクなんだから、挑戦してみれば?」という、その生徒のことを何も考えていない進路指導で、大勢の受験生をTOP校受験に送り出しているのですよ(-_-;)

 

いっぺんでいいので、誰か大手塾の説明会か面談で、TOP校への合格者ではなくて、合格率を聞いてきてください

とてもじゃありませんが、表に出せる数字ではないのでは?

 


逆に昨年から大幅に志願者を減らした(−30人以上)高校
※当初出願・最終出願問わず

東  :1.38(−40)(−26)
啓成(普):0.75(−135)(−110)
啓成(理):1.67(−36)(−29)
西陵 :0.85(−76)(−64)
東陵 :0.93(−51)(−49)
真栄 :1.07(−30)(−21)
国際情報(普):1.57(−35)(−18)
千歳(普):1.07(−57)(−47)
当別 :0.60(−40)(−42)
旭丘 :1.51(−116)(−38)
平岸(普):1.33(−75)(−62)
開成中等:0.75(−40)(−56)

そして、定員割れは

啓成(普):0.75(−135)(−110)
啓成(総):0.90※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
西陵 :0.85(−76)(−64)
東陵 :0.93(−51)(−49)
野幌 :0.77(−12)(−22)
千歳北陽:0.86(−16)(−26)
当別 :0.60(−40)(−42)
開成中等:0.75(−40)(−56)

 

東陵は標準から裁量に変更してひどい目に遭いましたね

 

旧3学区の上位層の受け皿がないからって、安易に道コンSS44の高校を裁量問題校にするから…(-_-;)

 

まあ、発表されたときに、こうなることはわかっていましたが

 

元はと言えば、開成の普通科をなくしたことに端を発しているわけですが

 

その開成中等の惨憺たるありさまとあわせて見ると、札幌市教委も道教委も、高校配置計画について見識を持っている人がまるでいないことがわかりますね(-_-;)

 

啓成は…色々な原因があるのでしょうが、それにしたって、これはひどすぎます

悪いうわさがたっているのではないかと心配になるくらいです

 


明日の後編は、出願変更に向けた動きを中心に書くつもりです


それでは、今日はこのへんで



| 公立入試関係 | comments(16) | trackbacks(0) |
comment
TMオヤジ | 2017/01/28 12:36 AM
解説ありがとうございます。

ほんと内申バブルすごいですね。
A、B足すと24%ですか。
40人学級でほぼ10名がトップ校受験ライン!
いやはや・・・
あんじゅ | 2017/01/28 10:54 AM
なるほど、ランクインフレですか。
塾の実績目的でトップ校受験させるのもありそうですが、中学の担任の情報量でも左右されると思います。
Aランクでも入試では150点台だったとかも聞くと、Aランクが取りやすい学校が存在しているのかがわかります。

出願状況も啓成理数の推薦枠は20あっても5人前後の合格しか出さないし、旭丘みたいに推薦枠をはみ出してでも入れてますから、しっかりと傾向を調べておくことも必要ですね。

入試最低ボーダーについても、各高校入試の最低ランク=入試高得点でなければならないのが、塾にかよわせても理解していない保護者どころか中学の担任もいるため、いかに情報量を集めて挑むかが大切に思います。
中学は基本、学力ABCの結果とランクで判断するだけですし。
例えば我が子の高校で、Aランク入試170で合格もいたと思いますし、Dランク入試250で入っています。
何ランクは知りませんが、290台後半の強者もいたようです。
そう考えると内申ランクと当日点による重視比率による入試もどうなのかと疑問に。

啓成は昨年の学校説明会に一昨年同様の内容であれば、それを嫌ったと言うよりかは一昨年の啓成の実績ほど昨年は良くなかったのかも知れませんね。
子どもたちは案外、良いところアピールの説明会だけに流されず、実績も冷静に判断しますから。
でもここでも、その1年だけの実績ではなく、数年の傾向を調べた方がよい気がします。
啓成は良い高校だと思いますが。
はるちゃん | 2017/01/28 5:00 PM
ランクインフレなんですね。
受験校の選抜の仕方など、きちんと情報を得ること大事ですね。
道コンも順位は偏差値だけど、合格可能性は内申点と学力点の1:1で判定されてますよね?
なんか違和感あるんです。学力点の順位の割に可能性が低いのは低ランクだからなんですね。
親も学習が必要です。でも変更するには時間なさすぎる。うちは変更するつもりないんですが、塾から電話がきました
中1のパパさん | 2017/01/28 6:24 PM
いつもブログを楽しみにしています。

内申インフレすごいんですね。うちの中学は内申が厳しくて困ってます(苦笑)
例えば南高ですと、受験者がAランクだらけなので、同じAランクでもAの下では安心できないというか、むしろ出遅れているということですね。Aの上で初めて貯金があるような・・・

8教科で5を取るなんて、うちの中学では考えられません(しつこい?)

少なくとも内申重視枠はトップ高ではやめてもらいたいものです。
当日点枠に振り替えてもらえないものでしょうか。
たかとりーな | 2017/01/28 9:20 PM
>コメントしていただいたみなさん
個別に返信できず申し訳ありません
まあ、まとめると「内申インフレなんてバカみたいだから、入試から内申なくせ」ということでいいでしょうか(笑)
「内申点を人質に取られている」とはよく言ったものです(-_-;)
ビジターズ | 2017/01/28 11:23 PM
内申ランクを受験からなくすのは賛成です。学校間格差の問題は相対評価の時代からありましたが、一発で解消です(笑)

わたしも子供の塾の資料を見たことがありますが、Aランクで200点いかない子がいること自体驚きました。昔はAランクなんて神みたいな人しか取れませんでしたからね。。。
お父 | 2017/01/29 1:25 PM
おつかれさまです
この時期の有益な先生ならではの情報ありがとうございます。
ランクインフレは高校にも影響していると思います
・上位高では上位と下位の格差拡大
・下位ランク合格者の高校成績上位(10:0合格者の高校成績上位)
・推薦入学での実力不足による進学実績失速
この手の情報が中高と道・市教委で共有できていないと思います
子供の話を聞いても、明らかにランク誤爆しそうな受験層が沢山います
一体どういう指導をしているのだろうかと甚だ疑問に思っています
センター試験のように全道統一の定期テストにして
授業の進度も統一化して、一律で点数評価の内申とすればいいのに
なんて思ってしまいますが、ダメなんでしょうかね。。。。
会社でもそうですが、人が人を評価するときに絶対はありませんし
何かを指標にするのであれば点数しかないんですよね。。。。

たかとりーな | 2017/01/29 8:46 PM
>お二方へ
本番一発勝負がかわいそうというのであれば、学力テストをもう少しちゃんと整備して入試の資料に使うとかでもいいと思いますがね
でも、そうなると点数を取らせるために、あの手この手と策を弄する学校や塾が出てくるのか…難しいですね
chibita | 2017/01/30 4:01 PM
>いっぺんでいいので、誰か大手塾の説明会か面談で、TOP校への合格者ではなくて、合格率を聞いてきてください

実は以前から何件かの塾に聞いていますw
答えは。。。
「まだデータがちゃんと出ていないんですよ〜(その後も連絡なし)」
「私、担当じゃないのでわからないんです」
「それは…公表できないので…」
とはっきり数字語ってくれた塾はありません(通塾した塾でさえ)

それと、一度でも通塾した塾、講習会のみの塾、テストだけ名前登録した塾、果たして何件の塾にカウントされるんでしょうか。
(●進会は通塾と、3年の冬期講習会のみと言っていましたが…本当かは・・・?)
たま | 2017/01/30 4:59 PM
以前知人と話していた時のこと思い出しました。
地元公立中も内申インフレがすごい学校のようで。
AランクやBランク取っても当日点が取れないために、東西南北へ挑戦する子が少ないのだとか。
内申の取りづらい学校で言ったら、CやDくらいの価値しかないんじゃない?と聞きました。
でも、AランクはAランク、BランクはBなんですよね。
なんだかなぁ〜。
東西南北に挑戦させても結果はみえてるし、かと言って準トップ校も厳しいという内申ランクの高い子に学校はどう進路指導するのかと聞いてみたら、私立の特進コースとかに専願で受けさせて、サッサと進路決めさせちゃうみたいよーとのこと…。
うーん…間違ってはいないのかもしれないけども…。


そういえば、うん十年前の東西南北出身の人がCランクで受かったと話していました。
おそらく、当日点は満点に近かったんだと思うって言ってました。
五教科はオール5くらいはあったと思うけど、それ以外の教科が全然ダメで多分2とかいっぱいあったと思うとのこと。
なんかこういうの聞いたら、一年生の時から副教科まで完璧にしておかないとトップ校に挑戦できないような内申制度なんとかならないかなー。
遅咲きでできるようになる子は本当可哀想。
今は当日点重視も増えてきてますけど…ね。

あすみ | 2017/01/30 10:25 PM
絶対評価での内申制度、問題が多いと思っています。

子どもの中学は、評価が厳しい学校で、得点が足りなければもちろん、得点が基準に達してもその他の項目を理由になかなか5は付きませんでした。学校側の方針なのか、ある時評価が厳しくなり、これまでと同じかそれ以上の点数を取っても評価がトータルで3つ4つ下げられた子も出たりした時があり、どうすればよいのかと真面目に思い悩んだ生徒が入試本番で振るわず、内申に頼らず当日点枠でもよいと開き直った子たちが良い結果を出したりして、これは学校側の本意だったのかと疑問に思ったりもしました。
進学後、ランクがあやしかった子で東大に進学した例も聞きますし、また、Aランクの生徒でも進学後、高校の要求する課題をこなせない、手を付けられないという例もありますので、中学の考える意欲ある生徒とはどのようなものなのか、真面目にこつこつというのとは違うようで、少なくとも高校側の求める実力とのずれはあるでしょう。

私は実は相対評価時代のAランク持ちで、5のつく7パーセント当落線上の攻防、特に副教科での激しさを体験している世代です(その当時のAランクなど、南高へ5パーセント枠で進学を目指す時くらいしか使い道がなかったと思われます。附属での相対評価など、Dあれば上出来、Cランクなんてすごいね(@_@)状態だったと聞いたことがあります。)。相対評価ではある生徒がせっかく頑張ってよい点を取ってもほかにもっと良い点を取った生徒がいれば評価が上がらないのが問題だと言われましたが、今の絶対評価は試験で良い点を取っても、それ以外の理由を持ち出されて評価が上がらないか下がるというのは、もっと気の毒だと思っています。生徒の意欲を損ないますね。

そんなわけで東西南北を目指す生徒や保護者からは、他校との競合に弱いことなどもあり、不満がよく聞かれましたが(ごくまれに70点台なのに5がついたなんて生徒がいた場合、生徒間、保護者間で、あっという間に話が伝わります。それはそれで怖いような…(^_^;))、一方でその中学では、点数を取らなくても頑張りが認められたら4くらいはつくという生徒もいて、その層の保護者からは、試験で良い点だからと言って5をつけない学校の方針は素晴らしいと受け取められていたようです。保護者の中には、同じ教室で同じように過ごしているはずの子どもたちの中で成績(実力なり評価なり)に差が付くのが納得できないという人たちもいるみたいなので、その行きつく先の一つとして内申インフレになる学校もあるのかなあ、と素人ながら思います。
たかとりーな | 2017/01/31 12:44 AM
>chibitaさん
聞いたんですね(笑)貴重な情報ありがとうございます
合格実績はですね…以前、全ての塾の実績を足すと大手塾以外からはほとんど合格者が出ていないというとんでもないことになりましたよ
少しでも数字をよく見せようと必死ですからね
某塾の中学受験での数字作りの酷さは、一度ブログでも取り上げたことがあります

>たまさん
そんな事情だからこそ「〇〇中のAランクは、入試だとCランクに下げられるんだって」などと言った都市伝説がまかり通るわけです(笑)
私立専願でA・Bランクだと、入学金・授業料免除になる所、多いですからね
というか、どうして中学校は私立単願や専願で受けさせたがるんでしょう…裏でわry

せめて当日点重視の枠を50%にしてもらえませんかね
内申重視の6:4なんてなくしていいので

>あすみさん
以前、北海道新聞が1面TOPですっぱ抜いたのですが(内申の学校間格差について)、それを契機にもう少し踏み込んだ議論になっていればと残念でなりません
絶対評価の導入当初は「生徒個人の頑張りを評価するので、相対評価では救われなかった子も救われます」と歓迎の声が多かったのですが、要はその評価基準がバラバラな上に主観的な評価も数字に含めてしまうので、おっしゃるような悲劇が起きてしまうわけです
そう考えると、新大学入試改革も怖いですよね…人間性を評価に加えるって言うんですから
客観的な基準で決めるのが、一番だと思うんですがね
TMオヤジ | 2017/01/31 8:24 PM
内申には私も思い出がw
当日点の割合は道教委マターなので
政治的な圧力でもないかぎり変わらないのでは。
教師の大切な武器を自ら手放すことはないように思います。

たかとりーな | 2017/01/31 11:31 PM
そうですよね…
市議とか道議で、教育問題に見識のある人いませんかね
こういう思いが募ると、岐阜県の美濃加茂市長さんのように政治の世界に飛び込んでしまうんでしょうか(笑)
田中 | 2017/02/01 10:30 AM
札幌の公立高校が軒並み高倍率ですね。少子化なのに何故?
たかとりーな | 2017/02/01 9:16 PM
札幌というのが、石狩全体を指すのか札幌市立高校を指すのか、わかりませんが、市立高校ということであれば、そもそも市立高校のみで札幌市内の定員を満たすという発想ではないからとしか言えませんね

特色ある取り組みをしている高校も多く(清田グローバル、平岸デザインアート、旭丘は単位制の先駆け)レベルも高いことから、人気があるのです

少子化云々は、配置計画というもので子どもが減るのに応じて少しずつ定員を減らしたりして調整しているので、いつまでたっても倍率が下がらないだけです

ただ、現状その配置計画は全体的な部分しか考えられておらす、一部の公立高校の高倍率化につながっています(開成の普通科廃止による旧第3学区への影響など)

まあ、石狩の全日制全体で見れば1.16倍だから間違ってないと道教委は言うでしょうね(-_-;)



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