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2016藤女子中学校入試説明会
昨年も冒頭で書きましたが、もう何度目になるかわからない、藤女子中学校の入試説明会

今年も行ってまいりました

今までの記事はこちら

2010

2011

2012

2013

2014

2015

これを見ると、今年で6回目ですかね

あれ?2011年はどうしたんだろう…記事にしてませんね

まあ、色々あった年だったので(笑)


学校についての説明は、それこそ学校説明会に参加すれば聞けますので、塾対象の説明会でなければ出てこないような話を中心に書きたいと思います

まず、今年の卒業生151名の進路の内訳から
(大学83%、短大1%、専門学校3%、浪人10%、その他2%)

次に大学進学の内訳
(国公立大学21%、藤女子大28%、道内私大25%、道外私大26%)

道内国公立大学
北大11(浪人6:総合理系1、看護3、文学1)
札医3(医学科2、看護1)
札幌市立4(看護3、デザイン1)
小樽商科6(浪人1)
室蘭工業2
道教育大5(札幌3、旭川1、函館1)
釧路公立1
帯広畜産1(浪人1:畜産)

道外国公立大学
筑波1(社会)
東京芸術1(音楽)
東京学芸1(教育)
東京海洋1(海洋工学)
岩手1(浪人1:獣医)

道外私大(私大は指定校推薦もありますし、複数受験可能なので、1人で多数の大学・学部に合格している可能性もあります)
早稲田2
慶応1
上智7
ICU1(浪人1)
東京理科1
明治(浪人1)
青山3
立教5
法政1
中央9(浪人1)
学習院1など

そして、「おや?」っと思ったのが

センター試験理系受験者の平均点:618点(道内私立高で2位:母体数30名弱)

1位は「あの男子校」ですから、これは大したものですよね

母体数が少ないのと、文系を出さないところは「アレ」ですが(^_^;)

学校側は、この好成績の要因を

1:英語を強化(6か年持ち上がりで指導、英語嫌いな生徒がほとんどいなかった)
2:安易に逃げさせない進路指導(途中で折れそうになっても、話し合いを繰り返す。結果一度は私大に落とそうとした子が国公立合格、就職すると言い出した子が北大へ)
3:「とことん付き合う」進路指導(自習室の使い方に工夫)

と分析していました

ただ、女の子が受験において「最後の追い込み」がきかないと言われるのは、本人よりも周りが「何もそこまでしなくても」とブレーキをかけてしまうことも原因の一つだと思っているんですよね

この辺りの、保護者との連携をどうしているのか?そのあたりの話がもっと聞けたら良かったです

そして、今後の課題として、医療系の進学希望者に一度揺さぶりをかける必要性(幼いころの経験や憧れからの志望⇒看護体験や講演会の参加で実情を知る)を挙げていました


次にCコース(一昨年から難関大コースに名称変更)について

説明会の中ではほとんど話題にならなかったので、説明会終了後、簡単に聞いてきました

中3の1月に実施される試験(国数英)で判定
合格基準などは公表していない
合格者は、例年多くても20名まではいかない(一けたの年も)
Cコースに入れれば安心というわけではない(本人や保護者には再三話している)
Cコースから普通のクラスに戻ること可能(小人数が合わない生徒もいる)


また、新たな試みとして、来年から65分授業を導入するそうです

利点としては

反転授業の導入に好都合
アクティブラーニングを取り入れた授業展開
予習・復習の負担軽減
放課後の時間確保など

課題は

45分授業の形態からの脱却
授業のメリハリ・リズム・テンポと生徒の活動重視
生徒は1回休むと辛い
毎日受けられない授業に対する学習リズムの確保

現時点での準備としては

シラバス作成
校内研修会の実施
65分授業の試行
カリキュラム改訂
学校行事の精選と土曜日への移行

ちなみに、65分授業のモデルケース(社会歴史)として

基本語句の確認:5分
「なぜ」の発見:10分
意見交換:15分
「なぜ」の解消:35分

このようなものが挙げられていました

そうそう、過去2年強調していた、海外の留学の話は今年ありませんでした(パンフレットでも1ページの半分ほど)

入学者アンケートなどで、これが志望動機になっている子が少なかったんでしょうね

まあ、ひっそりと続けていくんでしょう


過去3年間の中学受験の結果は

2014年度(一昨年)受験者218、合格者178、入学者122、合格者平均点165.2
2015年度(昨年) 受験者189、合格者152、入学者123、合格者平均点168.8
2016年度(今年) 受験者183、合格者170、入学者133、合格者平均点156.6

半分取れれば合格ですから、基本的な問題がしっかりできていればいいわけです

ある程度できているお子さんであれば、そこまで根詰めた準備はいらないでしょう


さて、昨年ブログでも指摘しメールでも質問し回答をもらっていた、卒業生の成績推移のデータ

今年はどうなっているかな…



同じですね(-_-;)

※中1〜高2までは同一会社による模試の国数英の偏差値

こう書いてありますが、余計たちが悪いです

昨年も書きましたが、中学校時代はベネッセの学力推移調査(テスト)、高校時代は進研模試

そりゃあ、同一会社ですよ

嘘はついていませんよ

でも、学力推移調査(テスト)は、全国の中高一貫校で実施されるもので、公立中の生徒は受けておりません

ですから、偏差値が低めに出るのも「ある意味当然」

しかし、高校の進研模試は「公立から私立まで」様々な高校が受けます

しかも、カリキュラム的には1年前倒ししているわけですから、それは高い偏差値が出なければ逆に困るわけです

これが高1に高2の進研模試を受けさせているなら話は別ですよ?

でも、多分違いますよね

これを「学力の伸び」とかいって資料に載せられてもねぇ…

そんなことせず、中学だけ、高校だけを切り取っても学力の伸びは十分わかるのになぁ


この資料を見た、塾の先生たち

「へ〜、凄いな〜」とかって言っててはダメですよ(´・ω・`)


今年の説明会の雰囲気、パンフレットを見ても、以前ほど「進学」に力を入れているという様子は見られませんね

もちろん、Cコース(難関大コース)には、国公立・医療系進学を希望する生徒が集まるでしょうが、学校全体が進学校化する、そういった感じではないです

しかし、それは「勉強」に力を入れないという意味ではありません

「学問ヘススメ」という小冊子を、今年から配り、勉強する意義を生徒たちに考えてもらう、そういう取り組みも始めています

来るべき5年後に向けてですね


良い意味で「のんびりした雰囲気」を保っていてほしいな、と思います

歴史ある学校ですから、卒業生などからの意見・要望なども多いでしょう

あまり大きく変えてしまうと、「反対」の声を上がるでしょうね

変わらない良さというのも、あると思いますよ


それでは、今日はこのへんで


| 学校説明会 | comments(8) | trackbacks(0) |
comment
メグ | 2016/05/13 10:08 AM
学校説明会シリーズ楽しみにしていました!

特に今回は娘の志望校ということで、
興味深く読ませていただきました。

予想外だったのは藤女子大への進学率が少なかったこと、
以前ほど「進学」へ力を入れていないように思える
ということです。

SPや開成に合格した子たちが藤に進学した話を聞いたので、
Cコースにかなり力を入れているのでは
と思っていました。

先生のおっしゃるように藤の魅力は
そればかりではないですから、
勉強にも力を入れつつ独自の良さは失わないで欲しいですね。
たかとりーな | 2016/05/13 9:57 PM
実は藤女子大への進学、これでも多い方なんだそうです
受験料を無料にしたことで、より多くの生徒が受験してくれるようになり、それに比例して進学者も増えたのだとか

2013年の入試では、上位10名中7名が入学するなど、他と比較して藤女子を選ぶ生徒も多いようですが、選ぶ理由としては「女子校」という部分が大きいのではないかと思います

進学に力を入れていないように見えるのは、例年通りの実績だったからというのもあるでしょう

言い方を変えれば、毎年ある程度安定した進学実績を残せるようになったので、強調する必要がなくなったとも言えると思います

Cコース…ホントほとんど話なかったんですよ(^_^;)
イチゴ | 2016/05/13 10:08 PM
いつも読ませて頂いています。藤の在校生の保護者です。
難関大コースは通知表評定平均が全教科4.5以上かつ英国数3教科4.7以上か英検、数検、漢検いずれか2級以上の生徒で試験に通った者だと思います。この条件を満たしても難関大コースを選ばない人もいるようです。

藤は勉強だけではなく、人としてぶれない大事な教育をしてくれると思います。親としては安心、信頼して通わすことができています。
たかとりーな | 2016/05/13 10:30 PM
情報提供していただきありがとうございます
平均評定の基準高いですね
いずれか2級というハードルもなかなか厳しい(この中では、漢検2級が一番楽
そう)

藤は親子・姉妹で通うというケースが多いように思います
それは、おっしゃるように信頼の証なんでしょうね
メグ | 2016/05/13 11:23 PM
我が家についてはその通りです。
>選ぶ理由としては「女子校」という部分が大きいのでは‥

息子が男子校に進学して男女別学の良さを実感したせいか、
娘にも女子校をとつい思ってしまいます。

イチゴさんに質問しても良いでしょうか。
難関大コースを選ぶのは中学三年生の時点ですか?
藤女子さんのHPを見たのですが見つけられなくて…もし記載されていたら申し訳ありません。


たかとり先生、コメント欄お借りしてしまいました。
もしご迷惑でしたら仰って下さいね。
今後は控えるように致します。
イチゴ | 2016/05/15 10:19 PM
先生のブログの情報に助けられ、先生のお考えにいつも感服しておりましたので、何か参考になればと思い投稿させて頂いた次第です。

メグさんのご質問にこの場をお借りして、お伝えさせて頂きますね。難関大コースの選抜試験は中3の1月ですので、秋ごろまでには本人の意思をある程度はっきりしておく必要があります。年々いろいろ変更しているようなので、正確な情報は学校説明会や7月の学校祭に是非参加して、個人相談コーナーがありますのでいろいろ聞いてみてはいかがでしょうか。学校祭のバザーは保護者も参加しているので、藤の雰囲気も肌で感じられるかと思います。
メグ | 2016/05/16 9:35 PM
イチゴさん、お返事いただきましてありがとうございます。

中3で英検、漢検、数検いずれかで2級以上あるのが望ましいとなるとなかなかのハードルですね。
息子は北嶺なのですが、多くの生徒たちが高1で英検2級を取得しているようです。さらに前倒しとなると小学生のうちから計画的に頑張った方が良さそうだと思いました。
藤女子さんには難関大コース以外にもたくさんの魅力を感じておりますので、説明会などに参加しつつ入学できるよう頑張ります。

イチゴさん、たかとり先生、ありがとうございました。
たかとりーな | 2016/05/16 11:32 PM
お二人でやり取りしていただいた方がいいかと思い、あえて静観させていただきました
イチゴさん、ありがとうございました



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