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2015 札幌創成高校説明会
今日の午前中、札幌創成高校の説明会に出席してきました

ん?と思われた方は塾関係者の方ですね?

実は、今日は北海高校の説明会の日でもあったのです

ちなみに私が知ったのは一昨日でした(-_-;)

開校して4年目ですが、案内が届いたところにだけ行くということにしていたら、北海・日大・立命館は案内が来ないんで、ずっと行っていなかったんですよ(笑)

そんなことを言っていたら永久に行けないでしょうから、北海高校に先日問い合わせたところ

「9月3日です」と(^_^;)

体が2つあれば両方出席したかったのですが、北海高校さんには資料だけお願いして、後日不明点は質問させてもらうことにしました

ですから、説明会の記事ではありませんが、学校紹介という形で記事にしようと思います


さて、本題に戻しましょう

札幌創成高校と言えば、過去に何度か説明会や学校見学会の様子などを記事にしています

2014年 説明会

2014年 学校見学会

2013年 説明会

まずは数字的な部分から

2年連続で定員を10%以上超えていたことにより、「学事課」というところから厳しい指導が入った結果

   H24 H25 H26 H27
S選抜 12  16  10   7
特進  40  56  52  47
国際   7  13  20   6
総合 209 267 257 185
合計 268 352 339 245

と、前2年に比べると、大幅な減少となりました

推薦・単願の選抜基準を上げたことが影響したようですね

ただ、昨年と比べて変わった点と言えば

A〜Cランクの生徒が倍増、Eランクまでの生徒についても、合計人数は同じでも、割合にすると全体の23.6%と、以前と比べ高いランクの生徒が入学してきているようです

ただ、私が毎年追いかけている入学者に対する推薦・単願者の数と比率は

2012 268名中146名(54.5%)
2013 352名中162名(46.0%)
2014 339名中199名(58.7%)
2015 245名中153名(62.4%)

総合コースだけの推薦・単願者の数と比率は

2012 131名(62.7%)
2013 141名(52.8%)
2014 169名(65.8%)
2015 124名(67.0%)

推薦・単願が全て悪いとは言いませんが、どうしても受験勉強から逃げた、もしくは最初から受験勉強をする意欲がなかった子の選択という印象が強いんですよね

創成高校が一皮むけるには、ここの比率、つまり一般入試で十分に生徒が確保できるようになるというところがポイントになってきそうです

なかなか大変ですが(^_^;)

入試の合否判定ラインについては、本日唯一「公開不許可」とのことでしたので、記事にすることができません(^_^;)

気になる方は、通っている塾の先生、中学校の進路の先生、もしくは創成高校に直接お問い合わせしてみてください(最後のは勇気いるな…)


さて、気になる進学実績ですが…

説明会では「軽く」しか触れられなかったんですよね

教室に戻ってパンフレットを見て、納得

北大に2名、現役合格を出したとはいえ、それ以外の部分は惨敗と言っていいでしょう(過去4年、国公立大学に2ケタの現役合格者数を出してきたのが、昨年はわずか4名ですから…)

今年の募集に関しては、マイナスイメージに働きそうですね

これが、ある意味、創成高校が変わるきっかけになったと言えなくもありませんが


さて、先日の記事にも書きましたが「創成高校がかける勝負」とは?

コースの名前が変わることではないですよ(笑)

他の私立高校とは、ある意味真逆です


「生徒の自主性に任せる比重を高くする」


具体的には、S選抜コースでは月・火・木・金の7時間目、第1・3・5土曜日の2時間を「STEP UP TIME」とし、国・数・英の自学自習を進める時間とする

アドバンス特進では、7時間目の授業をなくし、「STEP UP TIME
、部活動、自習、塾・習い事など、放課後の過ごし方を自ら決める

放課後講習などもやってはいますが、強制的なものではないとのこと


もちろん、生徒によって向き不向きはあると思います

しかし、学校の課題や講習に追われて(しかも、それが必ずしも役に立つかといえばそうでもない)日々を過ごす高校生を多く見てきている者としては、生徒一人一人が自分の課題と向き合う時間が確保できるのは、とてもいいことだと思います

こういう私立高校が出てきてくれるのは、非常にありがたいですね

今年の夏休みは、講習も各自必要なものだけを選択するようにゆるめにしたそうです

まあ、相当反発もあったそうですが(学校内でも、保護者の間でも)

不安になる気持ちもわからないでもないですけどね、とりあえずやらせておけば安心というか

でもそれではダメなんですよね

中には、高校の講習には出ず、予備校の夏期講習に出た生徒もいたそうです

ただ、その生徒は、予備校の夏期講習を経験して、高校の良さ・予備校の良さを知り、自分には「高校」が必要であると再認識したそうです

ちなみに高2までは「勉強以外やりたくない、行事なんか邪魔」という考えだったそうですが、先生のアドバイスで生徒会役員を経験し、更に上に書いたような経験もした結果

ただ「○○大学に行きたい」ではなく、「将来こういった方面の仕事に興味があるから、私立ならここ、国公立ならここ」という風に、進路目標がより明確になったそうです

バランスって大事ですね


バランスと言えば…

現在、国際コース(来年からグローバル・ラーニングコース)に「面白い」生徒がいるそうでして

英検3級を取得していると入試で有利に扱ってもらえるそうなんですが、それを生かして

なんと、Hランクで入学してきたのだとか(^_^;)

とにかく英語が好きで、英語だけはメチャメチャ得意なんだそうです

英検2級も取り、進研模試でSS66.5なんだそうですよ

英検2級は簡単に取れませんし、進研模試の結果も元Hランクの子が取れる数字ではなかなかないですね

こういった「一芸」に秀でた子を救ってくれるのも、私立の良さなんだと思います


また、説明の中で総合コースでの公務員講習という話が出たので、どんな感じか聞いてきました

昨年、コメントで公務員のことについて聞かれたということもありますし、うちの生徒でも将来の夢に「公務員」と書く生徒がいますから(笑)

まあ、公務員予備校ではないので、授業の中で扱うわけにはいきませんから、放課後を使って過去問演習をしたりSPI対策をしたり

過去問以前のレベルの子には、基礎的なことから指導したり

高卒の公務員と言えば、事務職と公安職(消防士・警察官)に分かれるのですが、基本的に公安職は体力勝負なので、筆記対策よりも部活などに力を注ぐようにしているそうです

ただ、昨年は珍しい子がいたそうで、その子はS選抜に入れる学力があるにも関わらず、公務員志望で総合コースに入学し、周りからの色々な意見(大学に進学しないのか等)をはねのけて、札幌市役所の一般職で合格したそうです


と、ここまで非常に良いことばかりを並べ立てたため、「たかとりーなは何か裏でもらっているんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはないです(笑)

ちゃんと、これから問題点も書きますよ

まず、上で挙げたような子はあくまでも「特殊な例」であって、「そういう生徒もいる」という捉え方をしないとダメだということです

これは創成高校に限った話でなく、全ての高校に当てはまるのですが、説明会で出てくるような話というのは、特殊な例であることが多く、それを聞いて「私もそうなれるかも」と思うのは非常に危険です


次に、塾もそうですが、合う合わないが必ずあります

例えばS選抜を考えた場合、特進コースと合わせたとしても、3年間限られた生徒たちと過ごすことになるわけです

それを良しとする生徒もいれば、せっかくの高校生活いろんな人と交流したいという生徒もいるでしょう

私立の先生たちは、この件について聞くと、コース間の壁はないですと言われますが、そんなことはありません

塾で例えれば集団塾で大勢の生徒と競い合う環境の方が伸びる子もいれば、少人数で他人を気にすることなくコツコツやる環境が向いている子もいます

人の評価は気になるものですが、誰かが絶賛したものが全ての人にとって最善の選択ではないということです

まあ、そんなことは今さら言われなくてもわかっているといった感じでしょうが(笑)


最後に、今回の創成高校の変化はかなり思い切ったものでした

説明会に来られていた先生方は「基本的には」賛成の立場でしょうが、学校という組織の中では快く思っておられない方も少なからずいると思います

「学校全体が一つになって〜」という風にはなっていないような気がします

改革時期特有の微妙な空気というやつですね

それを封じるためには結果を出さなければいけないわけですが、それまでの期間耐えられるかどうか

ある意味、校長先生が一番大変かもしれません


例の質問は、あえてしませんでした

現在の通塾率、説明会での様々な言葉から、学校だけで何とかするというのではなく、自分たちでできることとできないことを分けて、塾や予備校と協力して生徒を伸ばそうという意思が伝わってきたからです

必要ないですという言葉は返ってこないでしょうね


それでは、今日はこのへんで


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