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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
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学力Bの講評というか感想というか(後編)
今日は「数・理」の理系科目です

さっそく始めましょう


まず、数学


大問1は基本的な小問集合

問2は50-9xって書いた人が結構いそうですね

1Lで9km走る車が何Lで「xkm」走るのかです

x/9ですよね

問4は3で割らないこと(二次方程式と勘違いした人がいそう)


大問2は二次関数

まあ、教科書の練習問題レベルですので、特にコメントすることはありません


大問3はちょっと基本に毛が生えた小問集合

問1は解の公式を覚えているかどうかですね

問2は「yがxに比例するグラフが」という記述を読み落として、対角線で切った生徒が結構いました

比例ですから原点を通ります

そして正方形(平行四辺形)の面積を二等分するには、対角線の交点(中点)を通ればいいのです

問3は、まあ公式に当てはめてもいいのですが、半径4cmの円の面積が16c

8等分(45°)すれば1つは2c屐■僑祗屬錬海鎚だから135°

こんな解き方もできますよ


大問4は確率と空間図形

確率は、「素数」をちゃんと知っているか

空間図形は上から見た図で考えれば、底面が対角線がacmのひし形であることがわかります


大問5は二次方程式の文章題

FullSizeRender.jpg

式はx(20−x)=25となり、解くとx=8、x=14になります

縦のほうが横より長いのでx>11より、x=14が答えとなります


大問6は比例と一次関数の複合問題なんですが…

みんな動点苦手ですよね(^_^;)

一つ一つ丁寧に読んでいけばいいのに

PはA→B→Cと進みますが、QはC→B→Cという動きですからね

そしてPの速さは問題文に書いていないので、グラフから求めるのですがキリのいいところが3秒で10cm

ここから秒速10/3cmと出て、直線の式はy=10/3xとなります

問1では、B=8cmですから、上の式に代入すれば答えは出ますし、問2ではQのグラフを書くのですから、余計なことは考えずに

x=0のとき、y=20
1秒間に4cm進むから、x=3のときy=12でB点到着(傾きがー4だからといって目盛りを数えたらダメです、1目盛り2cmですよ)、

そこからx=6のときy=20で、V字型のグラフにすればいいだけです

気をつけるのはx=3のときにy=0にしてグラフ書かないことですね

というか、八反田先生も指摘していましたが、普通PとQが出会うのは何秒後ですかって問題を出すと思うのですが、この形だと

何とももったいない(^_^;)


大問7は平面図形(証明)

問1が穴埋めでなければ、合同の証明ではありませんしなかなか骨のある問題だったと思うのですが、穴埋めでは…

そして問2は…これ書けないと、解ける証明ありませんね(^_^;)


恐らく平均点はかなり上がるものと思われます

この問題で40点以上取れないようだと、裁量問題の数学に太刀打ちできない可能性大です(大問1はないものだと思ってください)



おしまいに理科


大問1は身の回りの物理現象(光)

問1は、まず凸レンズを使わなければイのようにスクリーンにうつるはずです

凸レンズでスクリーンに実像ができるときは上下左右逆ですからウになります

問2は定番(焦点距離の2倍のときに物体と像の大きさが同じになる)

問3も凸レンズの問題では頻出です

問4は正解はウなのですが、「顕微鏡は上下左右さかさまに見えるのに虚像なの?」という人がいるかもしれません

対物レンズでできた実像を接眼レンズを通した虚像で見ているのです


大問2は身の回りの物理現象(音)

問1は、問題をよく読んで

弦を張る強さを強くして(この段階で音は高い)、はじめと同じ高さの音を出すのですから、音を低くする操作を選らばなければいけませんよ

問2は定番

音の大きさは振幅(上下の幅)、音の高さは振動数(波の数)です

問3はa-b間に波が3つあって、0.006秒なのですから、波1つについて0.002秒です

1秒間に波がどれだけあるのかが振動数ですから1秒では500回ですね


大問3は化学変化と原子・分子(分解)

問2は問題をよく読みましょう

最初の問題が、炭酸水素ナトリウムのほうがで、次の問題が炭酸ナトリウムのほうがになっています

どちらが水に溶けやすく、どちらが強いアルカリ性なのか、覚えづらいと思いますが、

弱くて溶けにくいもの(ネガティブ)が、強くて溶けやすく(ポジティブ)なると覚えましょう

問4も問題に書かれている数値で比を作って解いても、出てくるのは炭酸ナトリウムの数値です

生じた気体、液体の質量と聞かれているのですからね


大問4は化学変化とイオン

これは特にコメントなしでもいいかな


大問5も化学変化とイオン

問1は、中央の糸にしみこんだNaOHが電離し、OH−(アルカリ性)が陽極に動くことによって、リトマス紙が赤から青に変わるのです

問3は、HClが電離し、H+(酸性)が陰極に動くことによってBTB溶液を黄色に変化させるのです


大問6は植物

知識系の問題ばかりなのでコメントはなしで


大問7は大地の変化

問1の模範解答が断層になっていたのですが、この問題の出し方だと「逆断層」でないとダメじゃないですか?

おそらく定期テストだったら断層には○がつかないと思います

問2,3,4は知識の問題でしたね


大問8は天気の変化

問2の湿度を求める問題は、もはや定番なのですが、計算に使用するのはあくまでも飽和水蒸気量の数値で、気温の数値は「全く」計算に使いませんからね

問3から問4のような流れの問題は個人的に大好きです


大問9も天気の変化

まあ、天気の中での定番の問題なので特にコメントはないです

あぁ、停滞前線の半円と三角の数が違うからと×にされた生徒がいました

自分としては「そんなのどうでもいいじゃん」と思うんですけどね

まあ、決まりごとなので仕方ないのですが


大問10は生命の連続性と植物が少々

基本ですね、はい


大問11も生命の連続性

問1は定番の記述問題

押しつぶす理由を聞かれることもありますよ

問3は大問10で精細胞と卵細胞を答えさせているから、生殖細胞という聞き方になったのかもしれませんが、ちょっととまどった生徒はいたかもしれません

問4は、根冠の部分が一番伸びている選択肢も作ってほしかったですね


前半部分に時間がかかって、せっかく後半の問題が知識系で点数が取りやすいのに、時間が足りなかったという生徒もいたかもしれませんね

やはり、問題を解く順番(できる問題から解いていく)というのは大事ですよ

問題の難易度的には学力Aとほぼ変わらないと思いますが、完全回答が多かったので、意外と平均点は前回ほど伸びないかもしれません


さて、八反田先生もツイッターで書いていましたが…

「学力ABCで○○○点以上取らないと△△高校は受けられない」などと学校の先生に言われている方

そんなことはないです

あくまでも全道の中学校が同じ問題でまとめテストのようなものをしてみて、学校の先生たちが進路指導をする際にこれを参考にする(ないと困るから)というだけのものです

まさか、これが入試の参考にされるとか、合否基準にされてるとか、思ってませんよね(^_^;)

そもそも、私は学力テストは進路指導の参考にしませんから(笑)

ただ、せっかく受けるのであれば、自分の受験勉強の進捗度をチェックするくらいはしてくださいよと

受験は3月ですよ?

まだまだ、ここから点数を伸ばす子は大勢いるのに

9,10,11月の点数で判断されたらたまったもんじゃないですよ

でも…

私はこの学力テストに対する姿勢で、受験というものに対しての姿勢を見ています

今、本気になれない子は、受験近づいたって本気になれませんし、仮になったとして手遅れのことがほとんどです

部活も引退した、学校祭も終わった

行事らしいものはもうないのに、普段あなたはどんな生活をしているんでしょうね

「やる気が〜」とか寝ぼけたこと言ってる場合じゃないですよ

楽をしたければ、別に勉強しなくても入れてくれる高校はたくさんありますよ

でも、そういう人に限って「学校楽しくない」とか言うんですよね

当たり前です、行きたくて行った場所ではないのですから

自分の行きたい高校があるのならば、それに見合った努力が必要ですよ

そうでなければ、通う価値もないでしょう


それでは、今日はこのへんで


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