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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
共通テストの願書についての話

今週の火曜日に、こんなニュースがネット上に出ました

 

【独自】灘高に届いた「センター試験 受験案内」にあきれる受験生 先生が気づいたもう一つの「不備」とは…

 

記事中には「令和3年度大学入試センター試験 受験案内」という存在しないものが印刷されている段ボールの画像が

 

センター試験が今年の春で終わり共通テストに変わるということは、随分前からわかっていたことです

 

たかが段ボールと思うかもしれませんが、他にもミスがあるのでは?と思ってしまいますよね

 

そして、願書について

 

今回、第1日程(1/16,17)と第2日程(1/30,31)が用意されていて、その申請は個人で行うことになっているのですが、願書には第1日程と第2日程のどちらを選ぶかを書く欄がないのだそうです

 

大学入試センターが発行した「令和3年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト志願票及び訂正届の取りまとめ要領」によると、どちらの日程で受験するかは、受験生が記入するのではなく、高校が取りまとめて、入試センターに発送するときに仕分けする、という決まりになっています

 

具体的には、生徒が書いた志願票を第1、第2日程ごとに束にし、それぞれの一番上に「志願票総括表」を置いて封筒に入れます。この「総括表」には、二つの日程が書いてあり、どちらかに○(マル)をする、という仕組みです

 

このことをブログに書いた灘高の先生は「大学受験は受験生がそれぞれ個人として申請するのが原則ですから、取りまとめと発送を高校がするとしても、自分で記入する志願票に、日程について書く欄を設けるべきです。束になっている志願票が、手違いでばらばらになってしまったとき、その生徒がどちらの日程を受けるのか、確かめられなくなってしまいます」と答えていて、なるほどそうだよなと考えさせられました

 

大学入試センターによると、来年の大学入学共通テストに第2日程が設定されると決まったのは6月で、新たに志願票に試験日を書く欄を設けようとすると、9月1日から受験案内を配布するスケジュールに間に合わなくなるという事情があったそうですが…

 

それを何とかするのが、あなたたちの仕事では?

 

受験票に直接書くことができなくても、トラブルにならないように二重三重の策を講じるべきですよね

 

これでは、何かあったら高校の責任になってしまうのでは…

 

 

実際、こんな感じで色々と災難?続き(英語の外部検定見送り、記述式延期、コロナ禍による休校、コロナ禍による入試日程や受験方式の変更)の今年の大学入試

 

嫌気がさして、総合型選抜(旧AO入試)や学校推薦型選抜(旧推薦入試)を選ぶ生徒が増えたりしていないのですかね

 

その辺り、私立高校の説明会で聞いてみればよかった…

 

まあ、来週の3校では忘れずに聞いてくることにしますね

 

 

それでは、今日はこのへんで



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