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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
いろんな意味で算数はむずかしい

秋から冬にかけての風物詩として「掛け算順序問題」があります

 

これについては、いろいろ書くと、このブログが戦場になってしまいますので(笑)、私の考えを簡潔に

※仮にこのことについてコメントされても返信しませんので、それくらい荒れるんです

 

 

んなもん、どっちだっていい

 

掛け算に順序はないから、あると教えることをやめて(答案に逆に書いても不正解にしないで)

 

 

 

さて、今日の本題は、この話の流れで出てきた次の問題についてです

 

「15%の食塩水500gに含まれる食塩の量は何gですか」

 

恐らく、学校では500×15/100(または、その逆)と教えるのでしょうね

 

 

掛け算の順番については突っ込まないでくださいよ(笑)

 

これに、私のTwitterのTLの先生方が次のように答えました

 

 

50+25でしょ

 

50と100の間だから75かな

 

15÷2=7.5で75かな

 

 

ちなみに私は15×5ですね

 

15%の食塩水100g中に含まれる食塩の量が15gだから、500gはその5倍なので15×5かなと

 

でも、上の考え方を見て「なるほどなー」と思いましたよ

 

一番好きなのは50+25ですね(*´▽`*)

 

10%の食塩の量を出して(50g)、5%はその半分(25g)だからその2つを足す

 

複雑な計算もなく、シンプルでいいです

 

しかも、この考え方は、さまざまに応用が利きます

 

でも、これを生徒に教えた時に、パターンとして覚えようとするから困るんですよね

 

「15%の時は10%と5%を求めて足せばいいのかー」

 

多分、次に25%で問題出したり32%で問題出したら固まりますよ(笑)

 

やり方がわかりませんと言って(^_^;)

 

1%から99%まで、全部覚えるつもりなんですかね…

 

※25%なんて半分の半分ですし、さっきの考え方だと10%+10%+5%です。32%だって10%+10%+10%+1%+1%でできますよ。そこで10%を3つ足すの面倒くさいなとなって、初めて掛け算使うんですよね。

 

 

割合の問題一つとっても、様々な考え方があるんですよ

 

先生は、生徒がどのように考えその答えを導きだしたのかを、最大限理解し尊重してあげなければいけないと思うんですよね

 

上の問題で、生徒が50+25=75と答えた場合、果たしてどれだけの学校の先生が〇をつけてくれるのか

 

私は心配でなりません

 

 

そうそう、子どもに算数(数学)の問題を解かせるときに、(式)と(答え)が要求されるじゃないですか

 

あれ、(式または図・表・グラフ)と(答え)に変われば、だいぶ違うと思うんですが

 

最初に式が書けなくたって、図でその問題の内容が把握できていれば答えに辿りつけますし、そこで「なぜ、その答えに辿りついたのか」を聞けば、式らしきものも出てくるはずなんですよね

 

まあ、最終的には式が出てくるので、それを書けってことなんでしょうが(笑)

 

でも、算数だと「数えたらわかる」ということもあるので、式を書けと言われても困る場面もあると思うんですよね

 

 

掛け順、いつになったら収まるのかなぁ(^_^;)

 

それでは、今日はこのへんで



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