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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
2019年 北海道科学大学高校説明会

今日は、北海道科学大学高校(以下科学大高)の説明会に行ってきました

 

 

北海道科学大学高校ってどこ?聞いたことないんですけどと言う方のために

 

北海道工業高校はご存知ですか?

 

では、尚志学園高校は?

 

校名変更したんですよ(^_^;)

 

工学科がありますし(募集なくなりましたが)男子が多いイメージでしたが、今は普通科の女子の割合が40%を超え、特進コースに関しては6割を超えたとか

 

それはパンフレットの表紙も女の子になりますよね(笑)

 

 

5月に報告会というのを開催しているのですが、今日は入試説明会ですね

 

前回の報告会の時の疑問に答えてくれるのか、興味津々でした

 

 

まず、国公立大学22名合格という実績の内訳について

千歳科学技術大学が2名合格でしたが、私は国公立大学にカウントしていないので20名ということにさせていただきます

 

現役(15名)

小樽商科大学1名(一般)

札幌市立大学1名(看護・一般)

北海道教育大学・札幌1名(推薦)

北海道教育大学・旭川1名(推薦)

北見工業大学1名(推薦)

名寄市立大学1名(看護・一般)

秋田県立大学1名(生物・一般)

室蘭工業大学7名(推薦2名・一般5名)

はこだて未来大学1名(推薦)

 

浪人(5名)※全て一般です

帯広畜産大学2名(獣医)

静岡大学1名(工学)

北海道教育大学・札幌2名

 

現役15名というのは、なかなかの結果だったのではないでしょうか(千歳の2名も推薦ですが現役ですし)

 

あと目立つところでは早稲田1名、明治1名といったところですが、早稲田のスポーツ科学は昨年に続き一般入試での合格

 

明治については、射撃の関係だそうです(関西では同志社も射撃関係で進学する子がいるのだとか)

 

射撃は行っている高校の数自体が少ないですからね

 

インターハイとか国体の代表は、科学大高の生徒がほとんどです

 

射撃の腕で入るのが良いか悪いかは別にして、警察官や自衛官への道もあります

 

 

科学大学への内部進学については、昨年同様…かと思いきや

 

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10%となっていた枠が15%まで増えていますね

 

やはり、他の学校同様、系列大学への内部進学を強化する狙いはあるのでしょう

 

そのための推薦の基準も教えていただいたのですが、年によっても基準も変わりますし、ブログなどに書いてしまうと古い情報が一人歩きする恐れもあるので、ここでは触れないでおきます

 

国家資格を取得する、保健医療学部や薬学部は純粋に学力が評価の対象になり、その他の学部については学力以外の要素(取り組み・資格・部活動)も評価の対象になるとだけ覚えておいてください

 

 

さて、科学大高が最近どのように変わってきているのかというと

 

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これを見ていただければわかるように、年々特進コースの人数が増えてきています

 

創成高校なんかと同じ流れですね

 

1年間の流れについては、こんな感じなんだそうです

 

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高大連携探究活動については、パンフレットに載っていたものを紹介しましょう

 

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今年は「科学技術の進歩と様々な課題について」というのをテーマに活動しているようです

 

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そして、私が前回の報告会の時にすごく気になっていた地域スポーツ・文化教室

 

HPに詳細を載せているそうです

 

小・中学生のためのスポーツ・文化教室のご案内

 

チラシは半径およそ3kmの範囲でしか入れていないそうで、どちらかと言うと地元の方のためのもののようですが、入学者の割合を見ると意外と札幌市内全域から集まっているので告知しないのはもったいないですよ?と話していたのです

 

特にこれからの季節、実験教室は夏休みの小学生の自由研究にいいのではないでしょうか

 

そして、この地域スポーツ・文化教室

 

生徒が主体的に実施しているため、ポートフォリオに具体的な事例として書くことができる点が、生徒たちにとっては非常に大きいようです

 

大学はこの先推薦やAO入試での定員を増やしていくのですが、その際に非常に重要視されるのがこのポートフォリオなんです

 

 

それと、詳しい説明はありませんでしたが、他の学校同様ICTの活用にも積極的で、今の1年生は全員ipadを持っているとのことで、てっきり自己負担で購入するものかと思っていたら、3年間レンタルでかかる費用は通信料のみなんだとか

 

それは安心ですね(´-`).。oO

 

 

さて、皆さんが高校、特に私立高校を選ぶ際に気になることと言えば

 

「その高校で自分の子どもがどのように成長していくか、その高校に行くとどんな未来が待っているのか」

 

今回の説明会では具体的な事例として4名の生徒が紹介されていました

 

もちろん「誰もが」このようになるわけではありません

 

どこの高校に行こうが、どのような環境だろうが、生かすも殺すも結局のところは本人次第です

 

ただ、私が常に感じているのは「公立では埋もれてしまうかもしれない生徒でも、私立では輝くケースがある」ということです

 

これから書く4名の事例(具体的過ぎると特定されてしまう恐れがあるので少しぼかします)が、一つの判断材料になれば幸いです

 

中学時Eランク、欠席日数40日以上、公立併願

在籍コース:進学

文化系部活に所属しながら、尚志塾(校内の自習室)も積極的に活用

夢プラン奨学生に応募

将来の目標が具体的に定まり、国公立大学に推薦で合格

 

中学時Bランク、推薦

在籍コース:特進

体育系部活で全国大会に出場

ある職業への強いこだわり

部活在籍中は授業中心、引退後は受験対策講習や個別講習で追い込むも現役時は不合格

翌年、自宅浪人で第一志望の学部に合格

 

中学時Gランク、単願

在籍コース:進学

担任と放課後学習をするうちに、その教科に対して自信がつき勉強に前向きになる

高2から所属した部活で発表などを経験したことによって、将来の目標(理系の国公立大学に進み研究職になる)が明確に

国公立大学に推薦で合格

 

中学時Cランク、推薦

在籍コース:旧北薬大

絶対に薬剤師になりたい

体育系部活で全国大会出場

とにかく学校での勉強を頑張る

北海道科学大学薬学部に推薦合格→大学でもTOPクラスの成績で奨学生に

 

今回書いていないことで気になることがあれば、一昨年の説明会の記事昨年の説明会の記事をチェックしていただければと思います

 

そうそう、単願・推薦の生徒も2月の一般入試を学力レベル確認テストとして受験し、特進の平均点または7割を取れば特待の条件アップや進学から特進への合格が出るそうです

 

これは昨年からの変更点だということでした

 

 

前回の報告会の時のアンケートを参考にして、詳しい説明を資料に載せてくれた教頭先生には感謝しています

 

お世辞ではなく、私がこれまでに参加した説明会の中でもかなり上位の出来だったと思います

 

毎年同じ内容の資料を使いまわしている他の私立高校の先生は見習った方がいいですよ(笑)

 

 

それでは、今日はこのへんで



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