今日は後編ですね、さっそく始めましょう
初めに理科
大問1は小問集合
問4は、不正解者のほとんどが「イ、ウ、エ」って書いてそうですね
魚類→両生類→爬虫類→哺乳類・鳥類と進化していく過程で、からだの形やつくりが変化していったわけです
カマキリは昆虫ですから( ノД`)シクシク…
大問2は植物
ここは特に取り上げることもないでしょう
大問3は身のまわりの物質
問3の得点率がかなり低いですが、20mLを引くのを忘れて計算したんじゃないですかね
表1と表2から
P:質量20.5、体積7.6 密度2.7
Q:質量24.5、体積3.1 密度7.9
R:質量26.1、体積2.9 密度9.0
S:質量11.3、体積12.5 密度0.90
実際求めなくても、解説の通り、質量が最も大きく体積が最も小さい→密度が一番大きいとなります
大問4は大地の変化
全体を通して得点率が低いですが、これは単に勉強不足なだけですね
知識があれば解ける問題ばかりですから、私から付け足すことはありません
大問5は光
うーん(^_^;)
定番の問題ばかりなんだけどなぁ
要するに、問題に圧倒されただけではないですかね?
見開き2ページの問題は、多分初めてで、複雑な条件を読み取ることができなかったと
理科というより国語ですかね
それと、凸レンズの問題は作図しなければ、どういった状況かわからないのに、与えられた図だけを見て考えているのではないでしょうか
こちらも、解説するのですが、その時に書く図は「先生が生徒に説明するために書くもの」とでも思っていて、実際に自分たちが問題を解く時にも同じことをするものだと知らないように思います
大問6は化学変化と原子・分子
これも私からコメントすることはないですね
ド定番の問題なので
大問7は動物
問1は、動脈と動脈血の違いを説明できないと間違えるでしょうね
動脈を流れている血が動脈血ではないですよ?
きれいな(酸素を多く含む)血液が流れるのが動脈ではないですよ?
動脈は「心臓から出ていく血液が流れる血管」
動脈血は「酸素を多く含む血液」です
問2は、そこまで複雑な計算ではないんですがね
解説の通りです
大問8は選択の天気
問2(1)の湿度の計算なんて、これ以上簡単な問題を作りようがないですよ
それが得点率26.2%って…
%ってだけで拒否反応示してませんかね
大問9は選択の電流
問2の5Ωになるグラフを選ぶ問題が得点率50%切るんですか…
そして問3と問4も20%をやっと超える程度って
問題文にご丁寧にAとVが書いてないと、電力(w)出せないんでしょうか
あまりにも残念過ぎます
問4も表を見れば、別に値を求めなくても、抵抗が大きいほど電流は流れにくいことを知っていれば、Y<X<Zとすぐにわかります
理科は近年難しくなったと言われますが、本当にそうでしょうか?
この問題で、この平均点なら、この先どうなってしまうのか
非常に不安です
おしまいは英語
大問1のリスニングは、珍しく特定の問題だけ得点率が低くなりましたね
設問が難しかったのか、それとも聞き取りづらかったのか
もう一度聞いてみましたが、問2のNo.1はWhich trainの後が聞き取りづらかった(でもWhich trainだけでアは選べますが)のが原因で、問3のNo.1は設問が長く、映画に行くのは好きだけど高いという文が頭に残っていたために選びにくかったのではないかと
大問2は、Bの問2くらいでしょう
これ「あなたはどのように」と聞かれているのに、本文中から答え探そうとしませんでしたか?
何を借りたいか?と聞かれて一冊も借りないとか(笑)
大問3と大問4は長文
長文とは言っても、まだそこまで長くはありませんが
大問3は、本文よりもむしろ選択肢の文の方が難しいかもしれませんね(笑)
そして、解説は、日本語訳は書いていても文法的な説明はしてくれませんからね
それぞれの文は、どういった構造でできているのか?
(例えば、問4のエは2つの文からできていてMr. Smith が主語で says が動詞。ここまでが前の文。(that)が接続詞で a computer scientist が主語で made が動詞。the first e-mail が目的語で in 1970sは時を表す副詞)
こういったことを中学校の時からやっておかないと、単語の意味を適当に並べかえてそれっぽく訳して点数を取れていても、高校に行って破綻しますよ
そうそう、下線部3を含む「Betty is seventeen , so I don't think her mother should do such things.」をどう訳しましたか?
ベティは17歳です、だから私は彼女のお母さんはそのようなことをするべきだと思いません
ダメですよー(笑)
後ろの文は、I don't thinkから始まっていますが、「私は彼女のお母さんはそのようなことをすべきではないと思う」という風に、否定の位置は後ろに行きますからね
これ、日本語と英語の大きな違いの1つです
否定の付加疑問文の答え方なんかもそうですよね
You can't speak French can you?(あなたはフランス語が話せませんよね?)に対して、英語ではフランス語が話せるのならYes, I can.ですが、日本語だと「いいえ、話せます」と答えるでしょう
英語は、肯定的なことを話すのか否定的なことを話すのかを早く伝えたいですし、肯定ならYes、否定ならNoなんです
日本語みたいに相手の聞き方に合わせてとか考えないんですよ
面白いですよね
最後に
中2から中3になって、試験時間も5分伸び、平均点も下がってきて、受験が近づいてきていることを実感している人もいるでしょう
だからと言って、今から難問を解きまくらなければいけないのかというと、そういう訳ではありません
今は、夏以降に向けて、土台となる部分の復習にじっくりと取り組む時期です
夏休みが終わり9月になると、学力ABCや学校行事に追われて、復習したくとも時間が取れないということにもなりかねません
数学なんかは、そんなに負担が大きい単元ではありませんから、今のうちに復習に多めの時間を割くことをお勧めします
それでは、今日はこのへんで