もう今から30年以上前になりますが…(書いていてちょっと嫌になりました笑)
私は、長崎市で高校受験をしました
当時、長崎市には五校(東・西・南・北・北陽台)と呼ばれる公立高校があって、住んでいる地域で行ける高校が限定されていました
昔の石狩8学区制と同じですね
信じられます?昔は札幌市も住んでいる所で受験できる高校が限定されていたのですよ
白石区からだと、南・月寒は20%枠で受験できましたが、北・西はそもそも受験することができませんでしたね
可哀想(´・ω・`)と思うでしょ?
長崎市は、これに輪をかけて凄かったんです
「自分の行きたい高校に行けないんです」
お前は何を言っているんだ?って感じですよね
私の住んでいる地域からは、北・西・北陽台に進学することができました
願書は「長崎五校」で出します
受験会場は、行きたい高校ではなく五校のうちのどこかが割り当てられます(もちろん近いところです)
そして、五校の学力を平均化させ競わせるために、合格者を振り分けていくのです
すると、合格発表はどうなるのか?
北高受験、北高合格
北高受験、西高合格
北高受験、北陽台高合格
行きたくない高校で受検させられ、行きたくない高校に合格するということもあるのです
なので、合格したのに「いやだー」と言って泣くという現象があちこちで見られます
私?
姉が3年間通って「いろいろ」見てしまった北陽台高校で受験して北陽台高校に合格しました
父が函館に転勤することが決まっていた(北海道の願書締め切りの後に決まった)ので、その日のうちに転校手続きしましたよ
西高だったら…もしかすると長崎に残っていたかもしれませんね
ちなみに、さっき説明した昔の長崎市の仕組みだと、合格者の中でTOPもビリも同じ高校に行くわけですから、上位層の子はボーダーラインまでかなり余裕があるわけです
ですので、当時、私の中には塾に通うという発想がありませんでした(笑)
友達でも行っている子はほとんどいませんでしたね
なので、函館に来た時に違う中学校の子が仲良く話をしているのを見て「塾で一緒だったから」という理由を聞いてもピンときませんでした
しかも、私立高校受験してませんからね、私
何かあったらどうするんだ!って今なら思いますが(笑)
行きたい高校を受験できる、今の中学生が羨ましいです(*´ω`)
さあ、泣いても笑ってもあと2日
明日の日曜日、悔いを残さないように過ごしてください
それでは、今日はこのへんで