まず、調査に協力してくれたたくさんの方にお礼申し上げます
ありがとうございました
残念ながら、前回の調査と比べてデータ数は減っているのですが、そこは私の不徳の致すところです
もう一度、私がなぜ道コンの中学校別の平均点を調べようと思ったのかについて
1:学校間格差とは言われるけれど、実際にどのくらいの差があるのかを、ちゃんとした数字で知っている人は少ない
2:もし、顕著な学校間格差があるのだとしたら、そんな中で絶対評価とはいえつけられている通知表の成績が、高校入試の合否を決める重要な要素になっているのはおかしい
3:それぞれの生徒による個人差があるとは言え、住む場所によって学力に差が出るような状況は好ましくない
4:学力格差があることを知って、その地域に住む人たちにもっと子どもたちの学習環境や学習状況に関心を持ってもらい、中学校や塾に積極的に関わりを持ってほしい
今回は、標準と裁量に分かれていたため、裁量のみでデータを集めました
生徒数に対する受験者割合は出しておりません
それと、当然のことながら道コンを受けない(受けられない)生徒もいますので、ここで出ている平均点だけで学校間のレベルの差を完全に把握できるわけではありません
その点ご承知おきください
前回も、細かい分析は控えたのですが(具体的な校名を挙げたりしないといけないので)、どうしても触れておかなければいけないことがあるので少しだけ
8月道コンの結果と見比べていただければわかりますが、意外と上位層だけ見ると地域差というのは小さいのだなと…
そう考えると、中学校間格差と言われているものは、中間層や下位層の厚さによるものなのかもしれません
こちらが考えている以上に、二極化は進んでいるのでしょうね
それと、こちらの方が重要なのですが…
上位層の学力の差を計るのは、道コン(公立入試も)では無理です
というか、中学校の学習内容では差はつきません
同じSS67でも、高校に入ってから伸びる子と頭打ちの子が出てくるのは、その子が能力の何%を出してその点数を取っていたかという、余力の有る無しによる部分が大きいと言えます
需要は少ないのかもしれませんが、TOP校志望者用の模試とかできませんかねぇ
…
みなさんの頭に浮かんだ「アレ」はダメですよ(笑)
問題見てもらえばわかります(あと採点も)
学校別平均点の集計は次年度も行います
こういうものは継続しないと意味がありませんからね
それでは、今日はこのへんで