世間は三連休の最終日
でも、うちの教室はカレンダー関係ないので普通に授業でした(^_^;)
さて、うちの中3生の数学は先取りクラスと後追いクラスに分かれています(前に話したことあったっけ?)
先取りクラスは相似に入りましたが、後追いクラスは二次方程式の文章題です
その二次方程式の文章題、私は非常に好きな単元です
立式は、一次方程式や連立方程式より楽に感じることが多いのですが、私が気にいっているのは「解と答えが一致しないことがある」点ですね
例を出してみましょう
大小2つの整数があり、その差は11で積は60である。この2つの数を求めなさい。
まずは、立式の際に1つハードルが
小さい方の数をxとした場合、「差」=「引き算」と機械的に処理をする子は、まさかと思うでしょうが大きい数を(x−11)と置くことがあります
普通なら考えられませんよね?何せ大きい数の方が小さい数より小さくなるのですから(笑)
でも、そんなこと気にしないんですよ(-_-;)
何とかx(x+11)=60と式を立てて、x=−15、x=4と解が出ました
次のハードルです
そのまま、−15と4と答えを書く子がいます(-_-;)
しかも、結構な数…
恐らく、「方程式を解いて、答えが2つ出た」→「2つの数を求めなさいと言っているから、これがそのまま答えだ」
−15と4の差が19であることは、どうでもいいみたいです(笑)
小さい数をxと置いたのだから、−15に対してのー4、4に対しての15という風にはならないようで
「答え4つあるじゃないか!」って言われそう…
この2次方程式の文章題では、他にも「方程式の解に正負の両方の数が出てくるが長さなので正のみ」といった問題や、「変域の関係で条件に合わない解がある」問題も出てきます
方程式を解いただけでは終わらないんですね
生徒達には普段から「おかしな答えに違和感を持てるように」と言っていますが、この単元はその練習にピッタリなのです
しっかり鍛えていこうと思います(*´▽`*)
それでは、今日はこのへんで