今日の教室開放での1コマ
ある生徒が、何の工場の分布図なのかを答える問題で、なぜその答えになるのかがわからないと、私に質問してきました
ちなみに選択肢は
ア:自動車工場 イ:IC関連工場 ウ:セメント工場 エ:製鉄所
だったのですが、この説明をしている時に「今の中3から下の学年が、上の学年と比べて社会が弱い理由」がはっきりとわかりました(-_-;)
彼らは、社会を勉強していて出てくる語句は覚えて(知って)いても、その周辺知識がないのです
言葉と意味(説明)だけが、ぽっかりと浮いているイメージですね
他の言葉との関連性がない
なので、一問一答的な問題には強くても、知識から様々なことを結び付けて答えていく、資料判別問題などには弱いのです
残念ながら、周辺知識というのは自分で意識的に身につけることは難しいです
それを、今までの生徒には集団授業で私が与えることでカバーしてきたのですが…
私の授業の半分は雑談でできているんですが、その雑談の中に周辺知識を入れているんですよね
なので、しっかりと雑談まで聞いている子はできるようになるんですが、雑談だと思って気を抜くような子は「おかしいなー、ちゃんと先生の話聞いているのに…」となるんです
結構、社会科の先生は多いと思いますよ、こういうタイプ
この教室を開いた時に、私なりのこだわりとして「社会だけは集団授業をする」ということがありました
わかっていたはずなんですがね
色々な中学校の生徒が集まり、進度の違いなどで不利になる生徒が出てきたことによってやめていたのですが、新年度は考え直さなければいけませんね
年間通して、無学年式でいいから時間を取ってやらないとダメだな(-_-;)
今までの卒業生は、とにかく社会に無類の強さを見せる生徒が多く、道コンなどでも他の教科は波があっても、社会だけは安定して高得点という生徒が多くいました
今は…社会が足を引っ張っている生徒がいるくらいですからね(-_-;)
きっちりやらないとな
それでは、今日はこのへんで