遂に、藤井四段が28連勝の記録に並びましたね
羽生さんが七冠(名人・竜王・王位・王座・王将・棋王・棋聖)全て取った時や、囲碁の井山さんが七冠(棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖・十段)全て取った時でも、ここまで話題にならなかったと思います
14歳だからでしょうねぇ
3月のライオンがアニメ・実写映画化され、ちょっとした将棋ブームが起きそうだった時に、三浦九段の将棋ソフト不正疑惑が起き、先日のAIとの対局で佐藤天彦名人が破れるという、マイナスなイメージもつきかねない状況だったので、ここで一気に盛り返したいと将棋連盟も考えているでしょうね
…
だからと言って、わざと負けたりしてませんからね(笑)
将棋は勝つことが、自分の収入を上げる一番の方法なのですから(単純に対局数が増える⇒対局料がもらえる)
小さいころから将棋と親しみ、高校でも正式に入部はしていないものの、囲碁将棋部に顔を出し卒業アルバムに写真が載っている私としたら、このブームは嬉しいかぎりです(*´▽`*)
ただねぇ…
将棋、時間かかるんですよ(^_^;)
初心者同士なら決着早くつくんですが、ちょっと上手くなってくると先を読もうとするので、時間かかってしようがない
じゃあ、制限時間決めて早指しにしよう!と言っても、早指し用のタイマー、あれ高いんですよ
ちなみに私は持ってますが(笑)
東高の将棋部(当時は同好会だったかな)に入った教え子に「貸してください」と言われて、しばらく貸してたこともあります
今さら根本的なルールを変えるわけにはいきませんが、短時間でも気軽に楽しめるようなものになれば、もう少し広まってもいいんですけどね
いや、今のままでいいか(笑)
ブームというのは、いつか過ぎ去るもの
今まで興味を持ったことがない人に、将棋を知ってもらったということで、十分かもしれませんね
最後に、藤井四段の活躍を見て「ぼくも名人になる!」と思う子どもたちもいるでしょうし、我が子を!と思う親御さんもいるでしょう
そんな方たちに、米長永世棋聖が言ったとされる(芹沢八段が冗談で言ったが、あながち間違いではないと思い訂正しなかった)この言葉を送りたいと思います
「三人の兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」
それくらい、将棋のプロになるというのは大変なことなんですよ(-_-;)
その道のプロになるためには、中途半端ではダメだということです
それでは、今日はこのへんで