札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
明日の公立入試を控える受験生と保護者の方へ

学区外受験で受験地へ前日入りする予定の皆さん。
無事辿りつけましたでしょうか?
きっと長時間の移動で、疲れていると思います。
普段とは違う環境(ホテルや親戚の方の家)で身も心も休まるかどうかわかりませんが、少しでも良いコンディションで明日を迎えられますように。

 

いよいよ明日が本番です。
毎年、受験生たちに贈っている言葉をあなたたちにも贈ります。
(毎年、このメッセージをお守り代わりに、プリントアウトして受験会場に持って行ったという話しを聞きます。ありがとうございます)

 

今「あ〜、100日前に戻れたらなぁ」とか「1年前に戻れたら、もっと勉強するのに」と思っている人。残念ながら、100日前に戻っても1年前に戻っても、キミは多分勉強しない(笑)本番で実力以上のものが出たり、奇跡が起きたりしないかと思っている人。残念ながら、実力以上のものは出ないし、奇跡も起きない。

夏休み、冬休み、そして今日までの自分の勉強を振り返ってみよう。本番では「今までに積み上げてきたものがどれだけ出せるか」の勝負だ。今日まで解けなかった問題が、急に明日になって解けることはない。

受験に限らず、本番当日に自分の最高の状態で臨むということは想像以上に難しい。だから、まずは「いつも通りであること」を心がけてほしい。受験というのは何が起きるかわからない。5教科全てが満足のいく出来だったなんて子はいやしない。数年前、国語と数学が過去最高の出来栄えだったため、浮かれすぎて社会・理科・英語と失速していった子もいるから、1つの教科の出来で一喜一憂しないように。手ごたえがよくても浮かれず、手ごたえが悪くても次で挽回しようと気負わずを心がけてほしい。入試は5教科の合計点での勝負なのだから、残りの教科で少しずつ点数を取ればいい。

キミが難しく感じた問題は、他の受験生にとっても難しく、簡単だと感じた問題は、他の受験生にとっても簡単だ。高校受験は合格点が設定されているわけではない、相手との勝負。「1点でも多く取る」それに必要なことは「自分の持っている全てを答案にぶつけてくること」だ。慎重になりすぎて「時間切れ」にならないように気をつけて。本番は時間の流れが早く感じるはずだ。慌てず、焦らず、諦めず、これを心がけて欲しい。

それでは、最後の注意です。

 

○傾向が変わる場合もある
11年前に社会と理科でガラッと出題形式が変わった。一昨年、入試の形式が変わったばかリだから今年大きな変更を加える必要はないと考えるのが一般的だろう。ただ、最近は社会で今までと違う資料の活用問題が出題されたり、数学で関数コンピューターの問題が出題されるなど、これまでに見たことがない問題の出題が続いている。そういった新傾向の問題の出題はあるかもしれない。だから、いつもと違うからといって動揺しないこと。キミだけが違う問題を解いているわけではない、条件はみんな同じだ。他の受験生が動揺している分、むしろチャンスだと思え。


○ケアレスミスに注意すること
+−の間違い、2乗の付け忘れ、記号の間違い、約分、解答用紙への写し間違い、記号で答えなさいなのに記述で答える、漢字指定ではないのに漢字で書いて間違う、空欄補充への二度書き(日本国憲法憲法)。後、消しゴムで消したときに他の部分も消していないか?これに注意するだけで多い人で10点変わってくる、気をつけよう!

 

○腕時計は絶対忘れるな。時計がない学校が稀にある。
時間配分はテストの命。特に国語や数学の試験中は体感時間が短い。1時間が15分くらいに感じる。塾の模試では先生が残り時間を教えてくれるかもしれないが、明日は誰も教えてくれない。気づいたらあと3分しかなかったという悲劇を起こさぬように。

 

○迷ったときは最初の答え
もう10年以上前の教え子がセンター試験の国語で、時間が余ったので見直しをしていたら、急に違う答えが正解のように思えてきて、答えを書き直したら全て最初の答えが正解だったという何とも残念な話しがある。自分が勘違いをしていたり計算間違いをしていたりした時など以外は、最初の答えが正しい場合が7割だ。忘れるな!

 

○飲み物は必需品。教室が暑すぎて、のどが異常に渇くことがある。
水筒を持参するか、カバンの中にお茶のペットボトルを入れておこう。あと、暑かったら遠慮せず上着は脱げ!ボーっとした頭の状態で考えることがないように。

 

○マスクは一応持っていこう。
もういらないとは思うが、念のためにいつもしているものと白の不織布のものを両方用意していた方が無難。そうそう急に鼻水が出る時もあるからポケットティッシュは忘れずに。鼻水我慢しながらの受験はつらいよ。

 

○選択肢は最後までよく読め、困ったときも消去法で絞れ
選択肢を途中までしか読まないで選ぶ人がいる。日本語は最後まで読まないと何が起きるかわからない言葉だ。横の比較も忘れずに。わからないからといって最初から適当に選んでいては4択ならば正解する確率は25%だ。それをこれは違う、これも違うと絞っていくと正解率は上がっていく。

 

○問題を読み直せ
問題文を勝手に読み違えていないか?自分で問題を変えてしまっていないか?問題の一部分を見て即答してしまっていないか?もう一度よく読んでみよう。値を出せといわれたら答えは数字。式で答えろと言われたら答えは式。等式と言われたら=が入る式。方程式を解けといわれたらx=。計算しなさいなら式や数字。聞かれた形に合うように答えなければ点数はもらえないよ。

 

○休み時間は有効に使え
くれぐれも前の教科の答えあわせという「百害あって一利なし」の行為をしないように。もし話しかけてきても完全シカトだ。周りの声が気になるなら、耳栓を持っていってもいいだろう。休み時間全てを次の教科にあてる必要はない。特に国語と数学の間は脳を休めることが大切だ。社会の前は少し詰め込んでも大丈夫。昼休みはリラックスも大切だが、次の理科の要点チェックくらいはできる時間がほしい。くれぐれも昼寝はするな!


○問題用紙はどう使っても構わない
逆さまにしようが折ろうが切ろうが自由だ。きれいなままの問題用紙には何の価値もない。書き込んだぶんだけ点数が上がると思え。

 

○自己採点のための準備は余裕のある教科だけ
自己採点をしたければ、問題用紙に答えを記入してもいいが、あくまでも時間に余裕があればの話。自己採点の結果で出願先を決める大学入試共通テストではあるまいし、塾で言われたからと言って貴重な試験時間を削る必要はない。国語・数学・英語は試験時間ギリギリまで使って、1点でも多く点を取ることに集中しろ!

 

○鉛筆は5本。消しゴムは2個持っていこう。コンパスの整備も忘れずに
消しゴムを1個しか持って行かないで、もし試験中に落としてコロコロ転がってどこかに消えてしまったら、心理的パニックに陥る。コンパスを修理する暇は試験中にはない!今すぐ芯やネジの点検をしよう。

 

○シャープペンを使用する場合も、必ず3本くらいは持っていこう。
筆記用具がシャープペン1本というのは、あまりにも危険。壊れたシャープペンの解体修理をやっている間に、試験時間は刻々と過ぎてゆく。休み時間に芯の確認も忘れずに。(芯の入れ過ぎに注意!シャープペンの故障の原因のほとんどはこれ)

 

○完璧主義になるな
本番の試験、受験生は無意識のうちに完璧主義になりがち。特に、国語で完璧な答えを書こうとするあまり、時間を取られ、制限時間45分のうち35分ぐらい使ってしまうなんてことのないように。

 

○休憩時間、トイレに行くこと。
混んでいる場合は仕方がないが、行ったという事実だけで安心できるし、教室の外に出るだけで気分転換にもなる。

 

○受験後には意外と、「受験番号を書き忘れたかもしれない」と心配になる。
試験官はその場で答案をチェックしているものだから、もし書き忘れていたらその場で指摘されるから大丈夫。無意識のうちに受験番号は書いているはずだ。

 

○試験官は鬼でも敵でもない。受験生の味方である。
試験官の先生は、受験生が心地よく試験を受けられるよう、気を配っているものだ。
だから試験中身体がだるかったり、頭痛腹痛がしたり、トイレに行きたかったりしたら、素直に思い切って相談してみよう。きっと何とかしてくれる。試験官はキミたちの味方だ。(というアドバイスで毎年、何人もの受験生が助かっています。不利な扱いを受けたりしないから大丈夫!)

 

最後に
この高校入試でキミタチの人生は確実に変わる。リセットは利かない、文字通りの一発勝負だ。
だからと言って、必要以上に緊張する必要もない。高校入試で、人生の全てが決まってしまうわけではないからだ。
本当の勝負は高校に入ってからだ。命まで取られるわけではないから安心してね。

不安な気持ちは「合格するかもしれない」という期待の裏返し。そう思えるところまで辿り着いている証拠。
でも、もしダメだったら、今までの努力がすべてムダになってしまうかもと思っている。
大丈夫、望みがなければ不安な気持ちなんて起きないし、今までの努力が消えてしまうわけでもない。
だから、もっと自信を持っていいんだよ。
困ったときには顔を上げて深呼吸しよう。一旦、他の問題に向かって、頭を冷やしてから再度挑戦だ。
私も、本番の日は試験時間に合わせて教室で仕事をしています。
だから、困ったら心の中で助けを求めてください。
運良く届けば答えが返ってくるかもしれません。

では、健闘を祈ります。


保護者の方にお願いです。

親の目で見て不満な点もあったでしょうが、子どもたちはそれぞれ今自分ができることを精一杯やりました。
受験当日は、お子さんが一番好きな料理を作って、帰ってきたら「どうだったの?」と聞きたくなる気持ちをぐっとこらえて「お疲れ様、頑張ったね」と声をかけてあげてください。
手応えが良ければ、お子さんの方から色々と話してくれるでしょうし、入試のことを何も話さなければ…まあ、察してあげてください。

そして、受験当日は夕方から、各大手塾のボーダーライン速報などのテレビ番組があります。
見るなとは言いませんが、あれをあてにしてはいけません。
というのも、番組制作に携わる方から、以前裏の事情を聞いておりまして…(その方にご迷惑がかかるのでどのような立場でどのような内容なのかは書けませんが)
とりあえず、道コン事務局の予想最低点が出るまでは、ネット上で流れる色々な情報にも振り回されない方がいいでしょう。
ですから、もちろん私のブログでも入試に関する感想は書きますが「ボーダーラインが〜」みたいなことは書きませんし、問い合わせがあったとしてもお答えしませんので。
そんなことで一喜一憂したところで合否が覆るわけではありません。

 

それでは、受験当日、このブログを読んでいる受験生の力が最大限発揮されることを願います。
もちろん、自塾の生徒の合格が一番の願いですが、このブログを読んでくれている受験生も、私は自分の生徒同様だと思っていますので。

皆さんのこれまでの努力に応じた結果が得られますように。



| メッセージ | comments(2) | - |
明日の公立入試を控える受験生と保護者の方へ

学区外受験で受験地へ前日入りする予定の皆さん。
無事辿りつけましたでしょうか?
きっと長時間の移動で、疲れていると思います。
普段とは違う環境(ホテルや親戚の方の家)で身も心も休まるかどうかわかりませんが、少しでも良いコンディションで明日を迎えられますように。

 

いよいよ明日が本番です。
毎年、受験生たちに贈っている言葉をあなたたちにも贈ります。
(毎年、このメッセージをお守り代わりに、プリントアウトして受験会場に持って行ったという話しを聞きます。ありがとうございます)

 

今「あ〜、100日前に戻れたらなぁ」とか「1年前に戻れたら、もっと勉強するのに」と思っている人。残念ながら、100日前に戻っても1年前に戻っても、キミは多分勉強しない(笑)本番で実力以上のものが出たり、奇跡が起きたりしないかと思っている人。残念ながら、実力以上のものは出ないし、奇跡も起きない。

夏休み、冬休み、そして今日までの自分の勉強を振り返ってみよう。本番では「今までに積み上げてきたものがどれだけ出せるか」の勝負だ。今日まで解けなかった問題が、急に明日になって解けることはない。

受験に限らず、本番当日に自分の最高の状態で臨むということは想像以上に難しい。だから、まずは「いつも通りであること」を心がけてほしい。受験というのは何が起きるかわからない。5教科全てが満足のいく出来だったなんて子はいやしない。数年前、国語と数学が過去最高の出来栄えだったため、浮かれすぎて社会・理科・英語と失速していった子もいるから、1つの教科の出来で一喜一憂しないように。手ごたえがよくても浮かれず、手ごたえが悪くても次で挽回しようと気負わずを心がけてほしい。入試は5教科の合計点での勝負なのだから、残りの教科で少しずつ点数を取ればいい。

キミが難しく感じた問題は、他の受験生にとっても難しく、簡単だと感じた問題は、他の受験生にとっても簡単だ。高校受験は合格点が設定されているわけではない、相手との勝負。「1点でも多く取る」それに必要なことは「自分の持っている全てを答案にぶつけてくること」だ。慎重になりすぎて「時間切れ」にならないように気をつけて。本番は時間の流れが早く感じるはずだ。慌てず、焦らず、諦めず、これを心がけて欲しい。

それでは、最後の注意です。

 

○傾向が変わる場合もある
10年前に社会と理科でガラッと出題形式が変わった。去年、入試の形式が変わったばかリだから今年大きな変更を加える必要はないと考えるのが一般的だろう。ただ、昨年は社会で今までと違う資料の活用問題が出題されるたり、数学で関数コンピューターの問題が出題されるなど、これまでに見たことがない問題の出題はあるかもしれない。だから、いつもと違うからといって動揺しないこと。キミだけが違う問題を解いているわけではない、条件はみんな同じだ。他の受験生が動揺している分、むしろチャンスだと思え。


○ケアレスミスに注意すること
+−の間違い、2乗の付け忘れ、記号の間違い、約分、解答用紙への写し間違い、記号で答えなさいなのに記述で答える、漢字指定ではないのに漢字で書いて間違う、空欄補充への二度書き(日本国憲法憲法)。後、消しゴムで消したときに他の部分も消していないか?これに注意するだけで多い人で10点変わってくる、気をつけよう!

 

○腕時計は絶対忘れるな。時計がない学校が稀にある。
時間配分はテストの命。特に国語や数学の試験中は体感時間が短い。1時間が15分くらいに感じる。塾の模試では先生が残り時間を教えてくれるかもしれないが、明日は誰も教えてくれない。気づいたらあと3分しかなかったという悲劇を起こさぬように。

 

○迷ったときは最初の答え
もう10年以上前の教え子がセンター試験の国語で、時間が余ったので見直しをしていたら、急に違う答えが正解のように思えてきて、答えを書き直したら全て最初の答えが正解だったという何とも残念な話しがある。自分が勘違いをしていたり計算間違いをしていたりした時など以外は、最初の答えが正しい場合が7割だ。忘れるな!

 

○飲み物は必需品。教室が暑すぎて、のどが異常に渇くことがある。
水筒を持参するか、カバンの中にお茶のペットボトルを入れておこう。あと、暑かったら遠慮せず上着は脱げ!ボーっとした頭の状態で考えることがないように。

 

○マスクはいつも使っているものと不織布のものを。
いつもしているものが使えるのが一番だが、白の不織布のものも用意していた方が無難。筆記用具などと同じで予備をいくつか持って行った方がいいだろう。

 

○選択肢は最後までよく読め、困ったときも消去法で絞れ
選択肢を途中までしか読まないで選ぶ人がいる。日本語は最後まで読まないと何が起きるかわからない言葉だ。横の比較も忘れずに。わからないからといって最初から適当に選んでいては4択ならば正解する確率は25%だ。それをこれは違う、これも違うと絞っていくと正解率は上がっていく。

 

○問題を読み直せ
問題文を勝手に読み違えていないか?自分で問題を変えてしまっていないか?問題の一部分を見て即答してしまっていないか?もう一度よく読んでみよう。値を出せといわれたら答えは数字。式で答えろと言われたら答えは式。等式と言われたら=が入る式。方程式を解けといわれたらx=。計算しなさいなら式や数字。聞かれた形に合うように答えなければ点数はもらえないよ。

 

○休み時間は有効に使え
くれぐれも前の教科の答えあわせという「百害あって一利なし」の行為をしないように。もし話しかけてきても完全シカトだ。周りの声が気になるなら、耳栓を持っていってもいいだろう。休み時間全てを次の教科にあてる必要はない。特に国語と数学の間は脳を休めることが大切だ。社会の前は少し詰め込んでも大丈夫。昼休みはリラックスも大切だが、次の理科の要点チェックくらいはできる時間がほしい。くれぐれも昼寝はするな!


○問題用紙はどう使っても構わない
逆さまにしようが折ろうが切ろうが自由だ。きれいなままの問題用紙には何の価値もない。書き込んだぶんだけ点数が上がると思え。

 

○自己採点のための準備は余裕のある教科だけ
自己採点をしたければ、問題用紙に答えを記入してもいいが、あくまでも時間に余裕があればの話。自己採点の結果で出願先を決める大学入試共通テストではあるまいし、塾で言われたからと言って貴重な試験時間を削る必要はない。国語・数学・英語は試験時間ギリギリまで使って、1点でも多く点を取ることに集中しろ!

 

○鉛筆は5本。消しゴムは2個持っていこう。コンパスの整備も忘れずに
消しゴムを1個しか持って行かないで、もし試験中に落としてコロコロ転がってどこかに消えてしまったら、心理的パニックに陥る。コンパスを修理する暇は試験中にはない!今すぐ芯やネジの点検をしよう。

 

○シャープペンを使用する場合も、必ず3本くらいは持っていこう。
筆記用具がシャープペン1本というのは、あまりにも危険。壊れたシャープペンの解体修理をやっている間に、試験時間は刻々と過ぎてゆく。休み時間に芯の確認も忘れずに。(芯の入れ過ぎに注意!シャープペンの故障の原因のほとんどはこれ)

 

○完璧主義になるな
本番の試験、受験生は無意識のうちに完璧主義になりがち。特に、国語で完璧な答えを書こうとするあまり、時間を取られ、制限時間45分のうち35分ぐらい使ってしまうなんてことのないように。

 

○休憩時間、トイレに行くこと。
混んでいる場合は仕方がないが、行ったという事実だけで安心できるし、教室の外に出るだけで気分転換にもなる。

 

○受験後には意外と、「受験番号を書き忘れたかもしれない」と心配になる。
試験官はその場で答案をチェックしているものだから、もし書き忘れていたらその場で指摘されるから大丈夫。無意識のうちに受験番号は書いているはずだ。

 

○試験官は鬼でも敵でもない。受験生の味方である。
試験官の先生は、受験生が心地よく試験を受けられるよう、気を配っているものだ。
だから試験中身体がだるかったり、頭痛腹痛がしたり、トイレに行きたかったりしたら、素直に思い切って相談してみよう。きっと何とかしてくれる。試験官はキミたちの味方だ。(というアドバイスで毎年、何人もの受験生が助かっています。不利な扱いを受けたりしないから大丈夫!)

 

最後に
この高校入試でキミタチの人生は確実に変わる。リセットは利かない、文字通りの一発勝負だ。
だからと言って、必要以上に緊張する必要もない。高校入試で、人生の全てが決まってしまうわけではないからだ。
本当の勝負は高校に入ってからだ。命まで取られるわけではないから安心してね。

不安な気持ちは「合格するかもしれない」という期待の裏返し。そう思えるところまで辿り着いている証拠。
でも、もしダメだったら、今までの努力がすべてムダになってしまうかもと思っている。
大丈夫、望みがなければ不安な気持ちなんて起きないし、今までの努力が消えてしまうわけでもない。
だから、もっと自信を持っていいんだよ。
困ったときには顔を上げて深呼吸しよう。一旦、他の問題に向かって、頭を冷やしてから再度挑戦だ。
私も、本番の日は試験時間に合わせて教室で仕事をしています。
だから、困ったら心の中で助けを求めてください。
運良く届けば答えが返ってくるかもしれません。

では、健闘を祈ります。


保護者の方にお願いです。

親の目で見て不満な点もあったでしょうが、子どもたちはそれぞれ今自分ができることを精一杯やりました。
受験当日は、お子さんが一番好きな料理を作って、帰ってきたら「どうだったの?」と聞きたくなる気持ちをぐっとこらえて「お疲れ様、頑張ったね」と声をかけてあげてください。
手応えが良ければ、お子さんの方から色々と話してくれるでしょうし、入試のことを何も話さなければ…まあ、察してあげてください。

そして、受験当日は夕方から、各大手塾のボーダーライン速報などのテレビ番組があります。
見るなとは言いませんが、あれをあてにしてはいけません。
というのも、番組制作に携わる方から、以前裏の事情を聞いておりまして…(その方にご迷惑がかかるのでどのような立場でどのような内容なのかは書けませんが)
とりあえず、道コン事務局の予想最低点が出るまでは、ネット上で流れる色々な情報にも振り回されない方がいいでしょう。
ですから、もちろん私のブログでも入試に関する感想は書きますが「ボーダーラインが〜」みたいなことは書きませんし、問い合わせがあったとしてもお答えしませんので。
そんなことで一喜一憂したところで合否が覆るわけではありません。

 

それでは、受験当日、このブログを読んでいる受験生の力が最大限発揮されることを願います。
もちろん、自塾の生徒の合格が一番の願いですが、このブログを読んでくれている受験生も、私は自分の生徒同様だと思っていますので。

皆さんのこれまでの努力に応じた結果が得られますように。

 



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合格発表前日に

中3生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

合格発表前日ということで、お祝いは明日までに取っておくという方もいるかもしれませんね。

公立入試前日同様、毎年合格発表前日には同じメッセージを送ることにしています。

 

明日の合格発表で、キミがどの高校で3年間過ごすのかが決まる。

君たちの受験勉強の成果が「合否」というもので表される。

本当にそうかな?

合格だろうが、不合格だろうが、君たちの中に残された「学力」は変わらないのでは。

あれだけ、色んなものを犠牲にして頑張ったのだから「合格」という結果が欲しい!

その気持ちは十分にわかる。

できることなら、みんな合格していてほしい。

でも、これは受験だ。

涙を飲む人が必ず出てくる。

合格=勝ち、不合格=負け

そんな単純に考えないでほしい。

 

キミにとって高校受験はゴールなのか、スタートなのか(ゴールという人はいないだろうが、そう思える人もいる)

高校受験をゴールと考える人にとっては、合格が全てという意識なんだろう。
でも、高校受験をスタートとする人にとっては、そんな単純な図式は通用しない。
まだまだ先は長い。
自分の夢や目標を実現するための3年間の舞台が決まっただけで、その先の未来までが決められたわけではない。
高校生活が人生のゴールではない以上、高校は「通過点」なんだと思う。
どこの高校に行ったのか?
そんなの社会に出てからは「あまり」関係ないものだよ、今のあなたが考えているよりは。
高校受験がスタートだと思うのならば、喜びや悲しみにいつまでも浸っているわけにはいかない。

特に力及ばず不合格だった人は覚えていてほしい。

大学入試でリベンジだ!と思うかもしれないし、周りもそういうだろうが、「その気持ちだけ」では3年間勉強を継続できない。

なぜ、その進路を目指すのか。

そこをはっきりさせておかないと、途中で目標を見失うことになるよ。


公立高校(私立高校)に進学し、その後も自分の夢に向かい進学・就職していった生徒。
公立高校(私立高校)に進学したものの、その後は…という生徒。
今までの塾講師生活の中で様々なケースを目の当たりにしてきたけれど、前者は合格不合格問わず、高校受験に真摯に取り組んだ生徒が多く、後者は合格不合格問わず高校受験で頑張りきることができなかった、どこか手抜きをしてしまった生徒が多い。
そういう風に思うんだ。
特に合格したものの、本来の志望校よりも落として受験した人は要注意!
自分も大学受験で経験したんだけれど、自分の限界に挑まなかったことは、後で尾を引くことになりかねない。
次の壁が立ちふさがったときに、また楽なほうへ逃げてしまう可能性が高いと思う。

どの進路が正しかったのか?現時点でそれはだれにもわからないし、確かめようもない。
ただ、その進路を良いものにするか悪いものにするかは、これからのあなた次第だということだけは断言することができる。
人生には数多くの分岐点があり、高校入試もそのうちの1つ。

君たちの人生は、これまでは親の影響を強く受けていたけれど、これからはある程度自分で切り開いていくことができるようになる。

道は無数に分かれていて、今その状態にあるのは、その中の1つをきみが選んだからにすぎない。
「あの時違う道を選択していたらどうなっていたかな」と思うこともあるだろうけれど、過去には戻れないのだから今いる場所をよくすることしかできないよね。
高校受験の合否程度で、この世が終わったり、人生が終わったりはしない。
ましてや、きみのこれまで積み上げてきたものが崩れたり否定されたりするわけでもない。
きみという人間が、明日の合格発表で変わるわけではないんだよ。

最後にこのブログを読まれている保護者の方々へ。
合格したときのことは、今は考える必要はないと思います。
万が一不合格だったときのことを考えておいてください。
一番、ショックを受けているのは紛れもなく本人です。
表面上、そう見えなくてもです。
保護者の方々が必要以上に落ち込んでいては、お子さんの挫折感も増すことになります。
また、責めるようなことを言っても発奮材料にはなりません。
どうか、静かに見守ってあげてください。
そして、お子さんが立ち上がったとき、また応援してあげてください。

最後にもう一度。
合格=勝ち、不合格=負け
決してそうではありません。
与えられた新たなステージで、どう過ごしていくか?
そこが問われていると思ってください。


それでは、今日はこのへんで。



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明日受験を迎える受験生と保護者のみなさんへ

去年は1日遅れの入試だったんですよね。

幸い、今年は雪は降っても荒天とまでは行かなそうなので一安心です。

学区外受験で受験地へ前日入りする予定の皆さん。
無事辿りつけましたでしょうか?
急な変更や長時間の移動で、疲れていると思います。
普段とは違う環境(ホテルや親戚の方の家)で身も心も休まるかどうかわかりませんが、少しでも良いコンディションで明日を迎えられますように。

 

いよいよ明日が本番です。

毎年、受験生たちに贈っている言葉をあなたたちにも贈ります。

(毎年、このメッセージをお守り代わりに、プリントアウトして受験会場に持って行ったという話しを聞きます。ありがとうございます)

 

今「あ〜、100日前に戻れたらなぁ」とか「1年前に戻れたら、もっと勉強するのに」と思っている人。残念ながら、100日前に戻っても1年前に戻っても、キミは多分勉強しない(笑)本番で実力以上のものが出たり、奇跡が起きたりしないかと思っている人。残念ながら、実力以上のものは出ないし、奇跡も起きない(笑)

夏休み、冬休み、そして今日までの自分の勉強を振り返ってみよう。本番では「今までに積み上げてきたものがどれだけ出せるか」の勝負だ。今日まで解けなかった問題が、急に明日・明後日になって解けることはない。

受験に限らず、本番当日に自分の最高の状態で臨むということは想像以上に難しい。だから、まずは「いつも通りであること」を心がけてほしい。受験というのは何が起きるかわからない。5教科全てが満足のいく出来だったなんて子はいやしない。数年前、国語と数学が過去最高の出来栄えだったため、浮かれすぎて社会・理科・英語と失速していった子もいるから、1つの教科の出来で一喜一憂しないように。手ごたえがよくても浮かれず、手ごたえが悪くても次で挽回しようと気負わずを心がけてほしい。入試は5教科の合計点での勝負なのだから、残りの教科で少しずつ点数を取ればいい。

キミが難しく感じた問題は、他の受験生にとっても難しく、簡単だと感じた問題は、他の受験生にとっても簡単だ。高校受験は合格点が設定されているわけではない、相手との勝負。「1点でも多く取る」それに必要なことは「自分の持っている全てを答案にぶつけてくること」だ。慎重になりすぎて「時間切れ」にならないように気をつけて。本番は時間の流れが早く感じるはずだ。慌てず、焦らず、諦めず、これを心がけて欲しい。

それでは、最後の注意です

○傾向が変わる場合もある
9年前に社会と理科でガラッと出題形式が変わった。今年は、60点満点から100点満点に、試験時間が45分から50分に、標準・裁量問題に分かれていたのが共通問題に。これほど入試の形式が変わるのに、問題構成が変わらないという保証はどこにもない。だから、道コンや連続模試で練習してきた問題構成と違う形で出題されても動揺しないこと。キミだけが違う問題を解いているわけではない、条件はみんな同じだ。他の受験生が動揺している分、むしろチャンスだと思え。

○ケアレスミスに注意すること
+−の間違い、2乗の付け忘れ、記号の間違い、約分、解答用紙への写し間違い、記号で答えなさいなのに記述で答える、漢字指定ではないのに漢字で書いて間違う、空欄補充への二度書き(日本国憲法憲法)。後、消しゴムで消したときに他の部分も消していないか?これに注意するだけで多い人で10点変わってくる、気をつけよう!

○腕時計は絶対忘れるな。時計がない学校が稀にある。
時間配分はテストの命。特に国語や数学の試験中は体感時間が短い。1時間が15分くらいに感じる。塾の模試では先生が残り時間を教えてくれるかもしれないが、明日は誰も教えてくれない。気づいたらあと3分しかなかったという悲劇を起こさぬように。

○迷ったときは最初の答え
もう10年以上前の教え子がセンター試験の国語で、時間が余ったので見直しをしていたら、急に違う答えが正解のように思えてきて、答えを書き直したら全て最初の答えが正解だったという何とも残念な話しがある。自分が勘違いをしていたり計算間違いをしていたりした時など以外は、最初の答えが正しい場合が7割だ。忘れるな!

○飲み物は必需品。教室が暑すぎて、のどが異常に渇くことがある。
水筒を持参するか、カバンの中にお茶のペットボトルを入れておこう。休み時間に飲んでも大丈夫だとは思うが、もし不安なら試験監督の先生に「お茶飲んでもいいですか?」と確認しよう。あと、暑かったら遠慮せず上着は脱げ!ボーっとした頭の状態で考えることがないように。

 

○マスクはいつも使っているものと不織布のものを。
いつもしているものが使えるのが一番だが、白の不織布のものも用意していた方が無難。筆記用具などと同じで予備をいくつか持って行った方がいいだろう。

○選択肢は最後までよく読め、困ったときも消去法で絞れ
選択肢を途中までしか読まないで選ぶ人がいる。日本語は最後まで読まないと何が起きるかわからない言葉だ。横の比較も忘れずに。わからないからといって最初から適当に選んでいては4択ならば正解する確率は25%だ。それをこれは違う、これも違うと絞っていくと正解率は上がっていく。

○問題を読み直せ
問題文を勝手に読み違えていないか?自分で問題を変えてしまっていないか?問題の一部分を見て即答してしまっていないか?もう一度よく読んでみよう。値を出せといわれたら答えは数字。式で答えろと言われたら答えは式。等式と言われたら=が入る式。方程式を解けといわれたらx=。計算しなさいなら式や数字。聞かれた形に合うように答えなければ点数はもらえないよ。

○休み時間は有効に使え
くれぐれも前の教科の答えあわせという「百害あって一利なし」の行為をしないように。もし話しかけてきても完全シカトだ。周りの声が気になるなら、耳栓を持っていってもいいだろう。休み時間全てを次の教科にあてる必要はない。特に国語と数学の間は脳を休めることが大切だ。社会の前は少し詰め込んでも大丈夫。昼休みはリラックスも大切だが、次の理科の要点チェックくらいはできる時間がほしい。くれぐれも昼寝はするな!

○問題用紙はどう使っても構わない
逆さまにしようが折ろうが切ろうが自由だ。きれいなままの問題用紙には何の価値もない。書き込んだぶんだけ点数が上がると思え。

 

○自己採点のための準備は余裕のある教科だけ

自己採点をしたければ、問題用紙に答えを記入してもいいが、あくまでも時間に余裕があればの話。自己採点の結果で出願先を決めるセンター試験ではあるまいし、塾で言われたからと言って貴重な試験時間を削る必要はない。国語・数学・英語は試験時間ギリギリまで使って、1点でも多く点を取ることに集中しろ!


○鉛筆は5本。消しゴムは2個持っていこう。コンパスの整備も忘れずに
消しゴムを1個しか持って行かないで、もし試験中に落としてコロコロ転がってどこかに消えてしまったら、心理的パニックに陥る。コンパスを修理する暇は試験中にはない!今すぐ芯やネジの点検をしよう。

○シャープペンを使用する場合も、必ず3本くらいは持っていこう。
筆記用具がシャープペン1本というのは、あまりにも危険。壊れたシャープペンの解体修理をやっている間に、試験時間は刻々と過ぎてゆく。休み時間に芯の確認も忘れずに。(芯の入れ過ぎに注意!シャープペンの故障の原因のほとんどはこれ)

○完璧主義になるな
本番の試験、受験生は無意識のうちに完璧主義になりがち。特に、国語で完璧な答えを書こうとするあまり、時間を取られ、制限時間45分のうち35分ぐらい使ってしまうなんてことのないように。

 

○休憩時間、トイレに行くこと。
混んでいる場合は仕方がないが、行ったという事実だけで安心できるし、教室の外に出るだけで気分転換にもなる。


○受験後には意外と、「受験番号を書き忘れたかもしれない」と心配になる。
試験官はその場で答案をチェックしているものだから、もし書き忘れていたらその場で指摘されるから大丈夫。無意識のうちに受験番号は書いているはずだ。


○試験監督の先生は鬼でも敵でもない。受験生の味方である。
試験監督の先生は、受験生が心地よく試験を受けられるよう、気を配っているものだ(春から自分が教える生徒かもしれないのだから)。
だから試験中身体がだるかったり、頭痛腹痛がしたり、トイレに行きたかったりしたら、素直に思い切って相談してみよう。きっと何とかしてくれる。試験監督の先生はキミたちの味方だ。(というアドバイスで毎年、何人もの受験生が助かっています。不利な扱いを受けたりしないから大丈夫!)

最後に

この高校入試でキミタチの人生は確実に変わる。リセットは利かない、文字通りの一発勝負だ。
だからと言って、必要以上に緊張する必要もない。高校入試で、人生の全てが決まってしまうわけではないからだ。
本当の勝負は高校に入ってからだ。命まで取られるわけではないから安心してね。

不安な気持ちは「合格するかもしれない」という期待の裏返し。そう思えるところまで辿り着いている証拠。
でも、もしダメだったら、今までの努力がすべてムダになってしまうかもと思っている。
大丈夫、望みがなければ不安な気持ちなんて起きないし、今までの努力が消えてしまうわけでもない。
だから、もっと自信を持っていいんだよ。

困ったときには顔を上げて深呼吸しよう。一旦、他の問題に向かって、頭を冷やしてから再度挑戦だ。
私も、本番の日は試験時間に合わせて教室で仕事をしています。
だから、困ったら心の中で助けを求めてください。
運良く届けば答えを送りかえしてあげるよヾ( ̄∇ ̄)/
たまに、答えが返ってくる場合があるそうですので(笑)
返ってこない場合は、大変込み合っている時ですから、時間をおいて再度チャレンジしてください(笑)

では、健闘を祈ります


最後に保護者の方にお願いです

親の目で見て不満な点もあったでしょうが、子どもたちはそれぞれ今自分ができることを精一杯やりました。
受験当日は、お子さんが一番好きな料理を作って、帰ってきたら「どうだったの?」と聞きたくなる気持ちをぐっとこらえて「お疲れ様、頑張ったね」と声をかけてあげてください。

手応えが良ければ、お子さんの方から色々と話してくれるでしょうし、入試のことを何も話さなければ…まあ、察してあげてください。


そして、受験当日は夕方から、各大手塾のボーダーライン速報などのテレビ番組があります。
見るなとは言いませんが、あれをあてにしてはいけません。
というのも、番組制作に携わる方から、以前裏の事情を聞いておりまして…(その方にご迷惑がかかるのでどのような立場でどのような内容なのかは書けませんが)
とりあえず、道コン事務局の予想最低点が出るまでは、ネット上で流れる色々な情報にも振り回されない方がいいでしょう。

ですから、もちろん私のブログでも入試に関する感想は書きますが「ボーダーラインが〜」みたいなことは書きませんし、問い合わせがあったとしてもお答えしませんので。
そんなことで一喜一憂したところで合否が覆るわけではありません。

それでは、受験当日、このブログを読んでいる受験生の力が最大限発揮されることを願います。
もちろん、自塾の生徒の合格が一番の願いですが、このブログを読んでくれている受験生も、私は自分の生徒同様だと思っていますので。

健闘を祈ります。



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しばらくこの記事がTOPに来ます

ちょっと思うところあって、しばらくは業務的(あと定期的)なものだけの更新にします。

 

月曜日:現役高校生に聞く!

水曜日:現役JKコラム

土曜日:G1の予想

日曜日:今週の学びやむげん

 

いつ元に戻るかは…まあ私の気が向いた時にということで、特にいつからという風にはしません。

いつも読んで下さっている方(特に受験が近づいている皆さん)に有益な情報をお届けすることができず申し訳ありませんが、私のモチベーションが戻るまでしばらくお待ちください。

 

そうそう、せっかくなので告知をさせてもらいます(しばらくはこれがTOPに来るので)。

9月から問い合わせと体験ラッシュで、もし全員入塾したら定員だなーと思っていたのですが、まあいつものごとくそんなことにはならず(うちは問い合わせ・体験からの入塾率が非常に低いです)、座席は全然余裕がある状態です。

入試説明会では宣伝らしくものを一切しなかったので、たまにはブログで告知をしようかなと。

中学生、高校生、学年問わず受け入れは可能なのですが(小学生は3年生くらいからですかね)、うちの教室の特性から今回は

 

中学3年生で「どうしても東西南北に合格したい」という生徒を積極的に受け入れようかと思います。

 

他の教室にはない特徴として、ウチには2002年から19年分の道コンの問題全て(その数なんと5500題)が、教科別・単元別にファイリングされていて、教室内で自由に使用可能です。

また、本棚には800冊を超える中学生用の塾用教材が取り揃えられており、こちらも自由に使用できます。

全国高校入試問題正解(通称:電話帳)も5教科フルで8年分ありますね。

1教室で(あえて塾とは言いません)これだけの問題や教材を取り揃えている所は札幌市内でもウチくらいではないかと思います。

※「そんなことないウチにも道コンの過去問はある」という方もいるかもしれませんが、教科別・単元別にファイリングはしてませんよね。

問題演習をすることに特化すれば、これほどの環境はないと思うんですよ。しかもわからないところは質問できるわけですし。

場所的に、なかなか平日は通いづらいと思いますが、土日だけなら何とかなりませんかね(13時から21時35分まで開いてます)。

実際、昨年はこのくらいの時期に入塾して、見事札幌西に合格した生徒もいます。

他の塾に通っているかどうかは問いません(むしろ平日は地元の塾、土日はうちで演習でもいいのでは?)。

興味がある方は、HPの問い合わせフォームからお願いいたします。

あ、土曜日の午後6時からの集団授業への参加も、全然オッケーです。

 

それでは、今日はこのへんで。



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高校入試説明会開催のお知らせ

※しばらくの間、この記事をTOPに置きます。(9月11日、一部修正しました)

 

本日、やっと8月道コンの平均点集計のメールの送信が終わりました…

毎日少しずつ送っていたのですが、これではいつまで経っても終わらないと思い、腹をくくって今日一気に終わらせました(笑)

そして、メールの送信が終わったことでやっと告知が出せます。

毎年行っている「入試説明会」です。

今年は公立入試の制度変更に伴う話が中心になると思いますが、8月時点での志望者動向についてや私立高校に関する話もしようと思います。

これを2時間半にまとめようとすると、どうしても基本的な入試の仕組みに関する話は省略せざるを得ないので、参加される場合は高校入試の基礎知識は頭に入れて来てほしいです(大丈夫です、まだ1か月あります)。

でないと、置いてけぼりになる可能性が大です…

 

日時:10月17日(日)

午前の部:10:00〜12:30(開場9:30)

午後の部:14:00〜16:30(開場13:30)

動画配信:10月18日夜に録画したものを配信する予定です。

※リンク先のURLをメールにて配信いたします。

 

場所:学びやむげん(中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3F)

※専用の駐車場はありません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングに駐車していただきますようお願いいたします。

 

定員:各部30名

※各部締切日までに定員を超えた場合は、学びやむげん>FiveSchools>道コン平均点提供>一般の順に優先させていただきます。

※道コン平均点提供または一般で定員を超えた場合は、その中での先着順とさせていただきます。

※会場参加のご希望に添えなかった場合は、動画配信を希望するかどうかの確認をします。

 

参加費:1名での参加 1100円(税込)2名以上での参加 1名につき550円(税込)追加

※動画配信も1名分でカウントさせていただきます。例:配信のみ 1100円(税込)、会場1名参加+配信 1650円(税込)

※お支払いは振込または当日のお支払いでも構いません(その際は釣銭のいらないようにお願いします)。

 

申込方法:こちらからどうぞ

 

締切日:10月3日(日)

※締切日前に定員を超えた場合は受付を終了いたします。

 

当日は、マスクの着用をお願いいたします。

 

昨年の説明会の記事を見ると、1日1回にしようと書いてますが…

それなら会場30名だけになっちゃうから(ヾノ・∀・`)ムリムリ

終わった後に倒れることも覚悟で今年も2部制で行います。

 

それでは、今日はこのへんで。



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平均点集計にご協力いただきありがとうございました

1週間にわたり、8月道コンの中学校別平均点の集計へのご協力を呼び掛けてきました。

おかげさまでたくさんのデータが集まりました。

昨年、平均点のブログでのデータの公開をやめようと思い、データ収集の際にメールアドレスを記入してもらうことにしました。

結果は、前年より大きくデータの量を減らすことに。

今年も正直期待していなかったのですが…一昨年に迫るデータを提供していただくことができました。

本当にありがとうございます。

特に私が嬉しかった点が2点ありまして…

 

1つ目は、任意で記入してもらっている私への一言に、大勢の方がメッセージを残してくれたこと。

返信は、データを送る際にきちんと書かせていただきます。

 

2つ目は、塾からのデータ提供が多くなったこと。

熟長会の先生たちには以前から協力していただいたのですが、今年はそれ以外の塾の先生からの提供が増えました。

本当にありがたいことです。

 

平均点の集計は続けますが、ブログのTOPからは消えることになります。

協力いただいたみなさんへの返信は月曜日から少しずつ行っていきます。

3学年分提供していただいている塾の先生もいるため、正確な数はわかりませんが、それでも述べ150件以上のデータ数になっているので…

返信するのも一苦労です(笑)

嬉しい悲鳴なんですがね。

楽しみ?に待っていてください。

 

それでは、今日はこのへんで。



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今年も道コンの中学校別平均点の集計を行います

今日はお知らせです。

毎年恒例となっている8月道コンの中学校別平均点集計を今年も行います。

※中学校別平均点集計とは、道コンの個人票に記載されている中学校の平均点をアンケートフォームを使って情報提供してもらい、中学校間の学力格差を調べようという試みです。一昨年まではブログ上でデータを公開、昨年は情報提供してくれた方のみに公開していました。

それに伴い、内申インフレについても一緒に調査します。

ただ、これは数字を集めるのではなく感覚的なものを聞く形になると思います。

実際に道コンが行われるのは8月10日・11日で個人票が届くのは8月下旬ころですから、まだまだ先の話なのですが、「やりますよー」ということを早めに言っておいた方が集まりがいいのではないかと思ったからです。

札幌熟長会の先生方にも協力は求めますが、市内全域をカバーできているわけではないので、やはりブログ読者のみなさんの協力が不可欠です。

札幌市内だけではなく、全道どこのデータであっても貴重です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

それでは、今日はこのへんで。



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受験生と保護者の皆さんへ

1日遅れの入試となりましたが、皆さんモチベーションは維持できていますか?

 

いよいよ明日が本番です。

毎年、受験生たちに贈っている言葉をあなたたちにも贈ります。

(毎年、このメッセージをお守り代わりに、プリントアウトして受験会場に持って行ったという話しを聞きます。ありがとうございます)

 

今「あ〜、100日前に戻れたらなぁ」とか「1年前に戻れたら、もっと勉強するのに」と思っている人。残念ながら、100日前に戻っても1年前に戻っても、キミは多分勉強しない(笑)本番で実力以上のものが出たり、奇跡が起きたりしないかと思っている人。残念ながら、実力以上のものは出ないし、奇跡も起きない(笑)

夏休み、冬休み、そして今日までの自分の勉強を振り返ってみよう。本番では「今までに積み上げてきたものがどれだけ出せるか」の勝負だ。今日まで解けなかった問題が、急に明日・明後日になって解けることはない。

受験に限らず、本番当日に自分の最高の状態で臨むということは想像以上に難しい。だから、まずは「いつも通りであること」を心がけてほしい。受験というのは何が起きるかわからない。5教科全てが満足のいく出来だったなんて子はいやしない。数年前、国語と数学が過去最高の出来栄えだったため、浮かれすぎて社会・理科・英語と失速していった子もいるから、1つの教科の出来で一喜一憂しないように。手ごたえがよくても浮かれず、手ごたえが悪くても次で挽回しようと気負わずを心がけてほしい。入試は5教科の合計点での勝負なのだから、残りの教科で少しずつ点数を取ればいい。

キミが難しく感じた問題は、他の受験生にとっても難しく、簡単だと感じた問題は、他の受験生にとっても簡単だ。高校受験は合格点が設定されているわけではない、相手との勝負。「1点でも多く取る」それに必要なことは「自分の持っている全てを答案にぶつけてくること」だ。慎重になりすぎて「時間切れ」にならないように気をつけて。本番は時間の流れが早く感じるはずだ。慌てず、焦らず、諦めず、これを心がけて欲しい。

それでは、最後の注意です

○傾向が変わる場合もある
8年前に社会と理科でガラッと出題形式が変わった。来年、入試の形式が変わるのに、今年大きな変更を加える必要はないと考えるのが一般的だろう。ただ、昨年は数学でカレンダーの問題が出題され、英語のリスニングで若干の変更があったように、若干の変更はあるかもしれない(来年に備えての様子として)。だから違う形で出題されても動揺しないこと。キミだけが違う問題を解いているわけではない、条件はみんな同じだ。他の受験生が動揺している分、むしろチャンスだと思え。

○ケアレスミスに注意すること
+−の間違い、2乗の付け忘れ、記号の間違い、約分、解答用紙への写し間違い、記号で答えなさいなのに記述で答える、漢字指定ではないのに漢字で書いて間違う、空欄補充への二度書き(日本国憲法憲法)。後、消しゴムで消したときに他の部分も消していないか?これに注意するだけで多い人で10点変わってくる、気をつけよう!

○腕時計は絶対忘れるな。時計がない学校が稀にある。
時間配分はテストの命。特に国語や数学の試験中は体感時間が短い。1時間が15分くらいに感じる。塾の模試では先生が残り時間を教えてくれるかもしれないが、明日は誰も教えてくれない。気づいたらあと3分しかなかったという悲劇を起こさぬように。

○迷ったときは最初の答え
もう10年以上前の教え子がセンター試験の国語で、時間が余ったので見直しをしていたら、急に違う答えが正解のように思えてきて、答えを書き直したら全て最初の答えが正解だったという何とも残念な話しがある。自分が勘違いをしていたり計算間違いをしていたりした時など以外は、最初の答えが正しい場合が7割だ。忘れるな!

○飲み物は必需品。教室が暑すぎて、のどが異常に渇くことがある。
水筒を持参するか、カバンの中にお茶のペットボトルを入れておこう。あと、暑かったら遠慮せず上着は脱げ!ボーっとした頭の状態で考えることがないように。

 

○マスクはいつも使っているものと不織布のものを。
いつもしているものが使えるのが一番だが、白の不織布のものも用意していた方が無難。筆記用具などと同じで予備をいくつか持って行った方がいいだろう。

○選択肢は最後までよく読め、困ったときも消去法で絞れ
選択肢を途中までしか読まないで選ぶ人がいる。日本語は最後まで読まないと何が起きるかわからない言葉だ。横の比較も忘れずに。わからないからといって最初から適当に選んでいては4択ならば正解する確率は25%だ。それをこれは違う、これも違うと絞っていくと正解率は上がっていく。

○問題を読み直せ
問題文を勝手に読み違えていないか?自分で問題を変えてしまっていないか?問題の一部分を見て即答してしまっていないか?もう一度よく読んでみよう。値を出せといわれたら答えは数字。式で答えろと言われたら答えは式。等式と言われたら=が入る式。方程式を解けといわれたらx=。計算しなさいなら式や数字。聞かれた形に合うように答えなければ点数はもらえないよ。

○休み時間は有効に使え
くれぐれも前の教科の答えあわせという「百害あって一利なし」の行為をしないように。もし話しかけてきても完全シカトだ。周りの声が気になるなら、耳栓を持っていってもいいだろう。休み時間全てを次の教科にあてる必要はない。特に国語と数学の間は脳を休めることが大切だ。社会の前は少し詰め込んでも大丈夫。昼休みはリラックスも大切だが、次の理科の要点チェックくらいはできる時間がほしい。くれぐれも昼寝はするな!

○問題用紙はどう使っても構わない
逆さまにしようが折ろうが切ろうが自由だ。きれいなままの問題用紙には何の価値もない。書き込んだぶんだけ点数が上がると思え。

 

○自己採点のための準備は余裕のある教科だけ

自己採点をしたければ、問題用紙に答えを記入してもいいが、あくまでも時間に余裕があればの話。自己採点の結果で出願先を決めるセンター試験ではあるまいし、塾で言われたからと言って貴重な試験時間を削る必要はない。国語・数学・英語は試験時間ギリギリまで使って、1点でも多く点を取ることに集中しろ!


○鉛筆は5本。消しゴムは2個持っていこう。コンパスの整備も忘れずに
消しゴムを1個しか持って行かないで、もし試験中に落としてコロコロ転がってどこかに消えてしまったら、心理的パニックに陥る。コンパスを修理する暇は試験中にはない!今すぐ芯やネジの点検をしよう。

○シャープペンを使用する場合も、必ず3本くらいは持っていこう。
筆記用具がシャープペン1本というのは、あまりにも危険。壊れたシャープペンの解体修理をやっている間に、試験時間は刻々と過ぎてゆく。休み時間に芯の確認も忘れずに。(芯の入れ過ぎに注意!シャープペンの故障の原因のほとんどはこれ)

○完璧主義になるな
本番の試験、受験生は無意識のうちに完璧主義になりがち。特に、国語で完璧な答えを書こうとするあまり、時間を取られ、制限時間45分のうち35分ぐらい使ってしまうなんてことのないように。

 

○休憩時間、トイレに行くこと。
混んでいる場合は仕方がないが、行ったという事実だけで安心できるし、教室の外に出るだけで気分転換にもなる。


○受験後には意外と、「受験番号を書き忘れたかもしれない」と心配になる。
試験官はその場で答案をチェックしているものだから、もし書き忘れていたらその場で指摘されるから大丈夫。無意識のうちに受験番号は書いているはずだ。


○試験官は鬼でも敵でもない。受験生の味方である。
試験官の先生は、受験生が心地よく試験を受けられるよう、気を配っているものだ。
だから試験中身体がだるかったり、頭痛腹痛がしたり、トイレに行きたかったりしたら、素直に思い切って相談してみよう。きっと何とかしてくれる。試験官はキミたちの味方だ。(というアドバイスで毎年、何人もの受験生が助かっています。不利な扱いを受けたりしないから大丈夫!)

最後に

この高校入試でキミタチの人生は確実に変わる。リセットは利かない、文字通りの一発勝負だ。
だからと言って、必要以上に緊張する必要もない。高校入試で、人生の全てが決まってしまうわけではないからだ。
本当の勝負は高校に入ってからだ。命まで取られるわけではないから安心してね。

不安な気持ちは「合格するかもしれない」という期待の裏返し。そう思えるところまで辿り着いている証拠。
でも、もしダメだったら、今までの努力がすべてムダになってしまうかもと思っている。
大丈夫、望みがなければ不安な気持ちなんて起きないし、今までの努力が消えてしまうわけでもない。
だから、もっと自信を持っていいんだよ。

困ったときには顔を上げて深呼吸しよう。一旦、他の問題に向かって、頭を冷やしてから再度挑戦だ。
私も、本番の日は試験時間に合わせて教室で仕事をしています。
だから、困ったら心の中で助けを求めてください。
運良く届けば答えを送りかえしてあげるよヾ( ̄∇ ̄)/
たまに、答えが返ってくる場合があるそうですので(笑)
返ってこない場合は、大変込み合っている時ですから、時間をおいて再度チャレンジしてください(笑)

では、健闘を祈ります


最後に保護者の方にお願いです

親の目で見て不満な点もあったでしょうが、子どもたちはそれぞれ今自分ができることを精一杯やりました。
受験当日は、お子さんが一番好きな料理を作って、帰ってきたら「どうだったの?」と聞きたくなる気持ちをぐっとこらえて「お疲れ様、頑張ったね」と声をかけてあげてください。

手応えが良ければ、お子さんの方から色々と話してくれるでしょうし、入試のことを何も話さなければ…まあ、察してあげてください。


そして、受験当日は夕方から、各大手塾のボーダーライン速報などのテレビ番組があります。
見るなとは言いませんが、あれをあてにしてはいけません。
というのも、番組制作に携わる方から、以前裏の事情を聞いておりまして…(その方にご迷惑がかかるのでどのような立場でどのような内容なのかは書けませんが)
とりあえず、道コン事務局の予想最低点が出るまでは、ネット上で流れる色々な情報にも振り回されない方がいいでしょう。

ですから、もちろん私のブログでも入試に関する感想は書きますが「ボーダーラインが〜」みたいなことは書きませんし、問い合わせがあったとしてもお答えしませんので。
そんなことで一喜一憂したところで合否が覆るわけではありません。

それでは、受験当日、このブログを読んでいる受験生の力が最大限発揮されることを願います。
もちろん、自塾の生徒の合格が一番の願いですが、このブログを読んでくれている受験生も、私は自分の生徒同様だと思っていますので。

健闘を祈ります。



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入試説明会のお知らせ(参加者の皆様へ)

日時:10月18日(日)

 

午前の部:10:00〜12:30(開場9:30)

午後の部:14:00〜16:30(開場13:30)

動画  :10月19日夜に配信予定

※リンク先のURLをメールにて配信いたします(18日の参加者の方々にもメールは送ります)

 

場所:学びやむげん(中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3F)

※専用の駐車場はありません。お車でお越しの場合は近隣のコインパーキングに駐車していただきますようお願いいたします。

 

参加費:1家族1,000円(事前に振り込んでいただくか、当日会場でお支払い願います)

※当塾の塾生(遠隔地学習生含む)家族につきましては参加費はかかりません。

 

当日は、マスクの着用をお願いいたします。



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