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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
2023年 北嶺中学・高等学校説明会

今日の午前中は北嶺中学・高等学校(以下、北嶺)の説明会でした。

今年は、いつものホテルに戻りましたね。

何かここじゃないと北嶺の説明会って感じがしないです(笑)

 

北嶺を受験する方に向けての説明会が同じホテルで7/1に開かれるそうなので(オンライン同時開催)そちらに参加する方もいるでしょうから、学校概要などは私のこれまでの記事やそちらに参加した際に聞いてもらうことにして、例年通りにこれまでとは変わったこと、新しく始まったこと、主なトピックスについて取り上げようと思います。

 

細かい合格実績については、6/26に公開予定の札幌圏の私立上位校の合格実績比較の記事を参考にしてください。
 

まずは出席者から事前に提出された質問に対する回答から。

今年は去年までとは質問がガラッと変わったような…

それでは見ていきましょう。

※今年は資料に質問が載ってなくスライドで写されたものをメモしたので、細かい表現が違ったりします。

 

Q1:学校行事はコロナ前に戻りましたか。

Q2:小学英語の扱いは今までと変わりませんか。

Q3:立命館小学校ができたことで、今後に向けて何か変わることや意識していることはありますか。

Q4:総合型・学校推薦型選抜の状況について。

Q5:寮の増員について。

Q6:特待生の合格ラインは。

Q7:合格者(入学者)で通塾なしの生徒はどのくらいいますか。

Q8:繰り上げ合格の人数は

Q9:道外と道内の子どもたちの特徴(入学後の伸び方、志望校の偏り)

Q10:道外受験者の併願先

 

A1:戻りました。3月のハーバード研修は世界情勢などの影響もあり費用も増加。高1で7名、高2で20名が欠席。

A2:変わりません。

A3:変わりません。立命館小学校からでも北嶺に来てもらえるように頑張ります。

A4:利用できるものは積極的に利用してます。今春は、東北大や九州大。医学科だと札医や旭医、秋田などで推薦を利用した合格者が出ています。

A5:当面ないです。最大420名のところを空きを作っておきたいので400名までは受け入れようと思っています(現在380名)。

A6:後程詳しく。

A7:合格者アンケートで塾名の記載がなかったのは1033名中14名。入学者の中では道内4名(うち1名特待)道外2名。

A8:例年5名前後。今春は7名で全て専願で通学できる子から)

A9:昔は割と下で入ってくる子が多く、札幌勢が強かった。少し前まではそこそこの位置で入って来るが燃え尽きている子が多かった。今は、道外・道外、寮生・通学で差はない。

A10:寮のある学校との併願が多い。鹿児島ラ・サールが毎年7,8名。愛光や東海で15名、浅野が4,5名ほど。

首都圏だと、本郷・巣鴨・海城・広尾・芝。このあたりと迷うケースが多い。関西のある塾からは180名の受験者がいて、うち64名が特待生合格。奇しくも同じ塾から灘の合格者が64名だった(北嶺の特待合格=灘合格という訳ではない)。

ちなみに、現中1と中2のTOPは道内、中3は神戸、高1は名古屋出身。高2と高3は選択科目や習熟度別授業の関係で順位に意味はない。

 

やはり気になるのは特待選抜入試のことだと思いますので、これは後ほど詳しくお話をします。

 

次にトピックとしては次の7つです。

1:開校38年目、初の制服モデルチェンジ。

2:北嶺中・高等学校「公式Twitter」を開設。
3:海外研修を3年ぶりに再開。
4:英語・国際理解研修も3年ぶりに再開。
5:未来のグローバルリーダー養成プログラム、ついに再開。
6:各種研修も2022年に再開。
7:2022年スタート、8つめのプロジェクト「北嶺カルチェラタン」順調に始動。
8:生徒の進路選択の幅を広げる各種プログラム・講演会・座談会実施。
9:生徒の快適な学習/生活環境を整備。
10:学校生活/寮生活をさらに楽しめる環境を整備。
11:自己適性の理解/正しい進路選択を目指して。
12:2023年度入試から特待選抜入試開始。
13:2023年度大学入試結果。

 

まず1についてです。

他の学校と違い、学校を選んだ理由として「新制服」が来ることはないと思いますが(笑)

 

3から6についてはコロナ禍で中止や延期になっていた各種行事が再開したということです。ちなみに、対象学年を超えての参加はできず、対象学年に幅があって定員を超えた場合は最上位学年を優先するそうです。

 

で、12の特待選抜入試ですが、簡単に説明すると、入学金(300,000円)免除・授業料(45,000円/月)免除・奨励金(10,000円/月・返還不要)の給付という特典がつくというもので、青雲寮コースを希望していなくても自動的に青雲寮コースに合格します(辞退可能)。ただ、青雲寮に入寮する場合は、青雲寮の費用はかかってしまうのでご注意ください。特待選抜で合格しなかった場合でも、一般入試での合格ラインに達していれば一般入試での合格者として入学できます。特待選抜入試・一般入試ともに試験問題は同じです。

 

今年の結果はと言うと

もう少し詳しく見てみましょう。

特待選抜入試の受験者は681名、うち126名が特待合格(入学7名うち青雲寮3名)。一般受験者614名+特待非認定者565名=1169名、合格者907名うち青雲寮271名(入学者125名うち青雲寮70名)

ただ、このブログを見ている人はほとんど道内の人でしょうから、専願・併願(A・B)を混ぜた数字は意味がありません。

なので、出願方式別の合格者の内訳を見た方がいいでしょう。

出願区分別の合格率を出してみました。

専願:51.9%

併願(A):77.4%

併願(B):87.7%

 

こんなに差があったっけ?と思って、2017年(6年前)を見てみると

専願:64.7%

併願:73.8%

一般:86.7%

 

と思ったら、2016年は

専願:49.4%

併願:49.4%

一般:61.2%

 

こんな年もあったんですね。ただ、専願の合格率が極端に低い傾向が続けば、併願に押し出されていると言えなくもないでしょう。

以前なら専願はほぼ道内と言えましたが、青雲寮コースを見てもらえばわかるように本州勢が33名も合格しているんですよね。ですから、純粋に道内勢がどれくらいの割合を占めているのかということは、これではちょっとわかりません。

専願なら道内勢との勝負とは言えなくなってきましたね…

私、昨年のブログでこんなことを書いていたんです。

 

青雲寮コース60名の内、道外勢は40名までとしている中で、より優秀な道外勢を取り込もうという意図が透けてきます。

クラス増は考えていない、これ以上の寮の増設もないと言っている以上、道内と道外の比率(2:1)は変わることはないとは思いますが、ちょっと気になる変化ではありますね。

 

今こうやってブログを書いていて気づいたのですが、例年「道内勢を大切にしたい(道内の子に頑張ってほしい)」と言っていたのが、今年は聞けなかったような(もし言っていたらすいません)。質問のところで、道内と道外の差がなくなってきた(昔は道外勢の質があまり高くなかった)と言ってましたから、あまり道内・道外というこだわりはなくなりつつあるのかもしれませんね。

とは言え、もう寮はいっぱいいっぱいですから、これ以上道外比率が高くなることはないとは思いますが、もし20:40の比率が変わるようなことがあれば、それが北嶺の新たな変化の時なのかもしれません。

 

札幌近郊に住む男子で東大・京大・医学部医学科に行こうと考えると、まず北嶺か札幌南という選択肢になると思います。

 

ただ、札幌南は公立入試を受けなければならず、内申点の絡みもあるので副教科もこなすことができる万能タイプでないと合格が難しいのが現状です。

その点、北嶺のような中高一貫校であれば、副教科が苦手であっても中学入試においては全然問題ありません。

そういった観点で北嶺を選ぶ保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

最後に、例のクッキーは今年も配られましたよ。

それでは、今日はこのへんで。



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2022年 北嶺中学・高等学校説明会

一昨日の午前中は北嶺中学・高等学校(以下、北嶺)の説明会でした。

今年は、いつものホテルとは違うところでの説明会。

何でも、予約しようとしたときにはいっぱいだったそうで…

こういうのって、毎年使っているところに優先的に声かけてくれるとかないんですかね。

ホテルも大変なのかな…

北嶺を受験する方に向けての説明会が7/2に開かれるそうなので(オンライン同時開催)そちらに参加する方もいるでしょうから、学校概要などは私のこれまでの記事やそちらに参加した際に聞いてもらうことにして、例年通りにこれまでとは変わったこと、新しく始まったこと、主なトピックスについて取り上げようと思います。

細かい合格実績については、7/4に公開予定の札幌圏の私立上位校の合格実績比較の記事を参考にしてください。
 

まずは出席者から事前に提出された質問に対する回答から。

こういうのは、毎年同じだったり実は主催者側で都合の良い質問を用意したりということがあるのですが、毎年同じものもあればちょっと変わったものもありました。

 

Q1:入学時から難関大や医学部をめざす生徒が多いか。

Q2:北嶺カルチェラタンが始まったが、向井航(北嶺卒)さんのように難関大ではなく芸術などの道をめざす生徒はいるのか。

Q3:現高1より新課程が始まるが、先取教育で新課程に対応できているか。

Q4:そろそろ共学化や女子部設立をめざしてはどうか。

Q5:中学入試で英検などの資格検定が有利にはたらくようにならないか。また、英語を入試科目に取り入れないのか。

Q6:特待選抜入試を導入した狙いは。

 

A1:多いが、こちらから医学部へ誘導する進路指導はしていない。

A2:何年かに1人レベル。今年は学校で開いたコンサートで心にささり過ぎて、再び芸術の道を目指そうか悩んでいる生徒はいるが。

A3:情報が試験科目に入る・数学の配列が変わる・社会に変更があるなど様々あるが、不透明な状況なので動けない。情報収集に努めています。

A4:ない。クラス増もない。

A5:考えていない。英語は楽しく学んでください。

A6:道内というよりは道外TOPを見据えて(今年は麻生や東大寺学園を辞退して北嶺に来た生徒がいる)。道内の子に高いところを目指してほしいという思いがある。

 

この中で一番気になるのは特待選抜入試のことだと思いますので、これは後ほど詳しくお話をします。

 

次にトピックとしては次の7つです。

1:新教室棟「高校棟(12教室)」完成(2021年12月)、新青雲寮棟「S棟(60部屋)」完成(2021年10月)

2:青雲寮の寮歌が完成しました。
3:北嶺8つ目のプロジェクト、音楽・芸術に関心を持ち、感性を磨き上げる「HOKUREI Quartier Latin ~カルチェラタン~」始動
4:2021年スタート!探求型プロジェクト、北海道の自然・歴史・文化を学ぶ「HOKKAIDO(北海道)プロジェクト」が進行中
5:2022年より、体力面・精神面の育成、協調性・人間関係を養う「必修クラブ(部活)」が本格的に始動。
6:2023年度北嶺中入試より「特待選抜入試」を開始。
7:今年も東大・医学部医学科合格に強い北嶺を証明。東京大学7名・京都大学2名(現役8名)・国公立大学医学部医学科61名(現役46名)

 

まず1についてです。

展望大浴場いいですねー

これ、右下って生徒の部屋ではないですよね?ソファーありますし(笑)ロビーか何かかな。

 

5については、これまでも生徒全員が何らかのクラブ(部活)に所属するようにはしていたのですが、幽霊部員が多かったそうで(これは昨年の学校見学の際に聞きました)。なので必修クラブ(部活)は、水曜日の7時間目に授業として組み込んだそうです。もちろん、この授業以外にもクラブ(部活)の活動はあります。

 

で、6の特待選抜入試ですよ。

簡単に説明すると、入学金(300,000円)免除・授業料(45,000円/月)免除・奨励金(10,000円/月・返還不要)の給付という特典がつくというもので、青雲寮コースを希望していなくても自動的に青雲寮コースに合格します(辞退可能)。ただ、青雲寮に入寮する場合は、青雲寮の費用はかかってしまうのでご注意ください。特待選抜で合格しなかった場合もでも、一般入試での合格ラインに達していれば一般入試での合格者として入学できます。特待選抜入試・一般入試ともに試験問題は同じです。

ちなみに、特待選抜の枠は20名。昨年約1200名が受験していますから、倍率は60倍ですね(笑)

つまり、ほとんどの人は不合格です。

これは、単純に入試上位20名が選ばれるということであって、入学手続きをした人20名ということではありません。

ですから、特待選抜適用者0名ということもありえます。

なので、特待選抜入試「不合格」という言葉が嫌でなければ特待選抜入試で出願した方がいいです。それ以外のデメリットはありません。

それと、今年から得点開示(順位も)を行うそうです。

そうそう、入試に関しては難易度を少し下げるかもという話も出ていましたよ。

 

合格実績に関することは少しだけ。

昨年2位だった現役国公立大学医学部医学科合格占有率が、遂に全国1位を達成したそうです。

31.1%ですって(笑)すさまじいですね。

 

今年就任した教頭先生がこの説明会で話すにあたって北嶺の強みって何だろうと考えた(校内の先生方でも話し合った)ところ、「北嶺ファミリー」ではないかということになったそうです。

確かに、北嶺の数あるプロジェクトは、卒業生や在校生の保護者の方々の協力で成り立っているものが多いです。

1学年120名という小規模校だからこそ学年の結束も強くなり、愛校心があるからこそ卒業後も後輩たちのためにと協力してくれる。

そういった良き伝統のようなものが30年かけて着実に育まれているのだなと感じました。

 

今、札幌近郊に住む男子で東大・京大・医学部医学科に行こうと考えると、まず北嶺か札幌南という選択肢になると思います。

 

ただ、札幌南は公立入試を受けなければならず、内申点の絡みもあるので副教科もこなすことができる万能タイプでないと合格が難しいのが現状です。

その点、北嶺のような中高一貫校であれば、副教科が苦手であっても中学入試においては全然問題ありません。

そういった観点で北嶺を選ぶ保護者の方も多いのではないでしょうか。

しかし、今回の特待選抜入試。

青雲寮コース60名の内、道外勢は40名までとしている中で、より優秀な道外勢を取り込もうという意図が透けてきます。

クラス増は考えていない、これ以上の寮の増設もないと言っている以上、道内と道外の比率(2:1)は変わることはないとは思いますが、ちょっと気になる変化ではありますね。

 

最後に、配られたクッキー。

どら焼きに対抗したんですかね(笑)

それでは、今日はこのへんで。



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北嶺中学・高等学校に行ってきました

昨日の定休日を利用して、北嶺中学・高等学校を見学してきました。

事の始まりは7月の説明会でのこと。

 

塾関係者が北嶺を見学する機会を設けてもらえないか→イメージと違う点が多いと思う。ぜひ来ていただきたい。

 

というQ&Aを見て、その場で札幌クリエイト西野の城山先生と9月中の月曜日に見学に行くことで話がまとまり、それに札幌エリート塾の高塚先生も交えて3人で行ってまいりました。

学校説明会ではなく学校見学なので、いつもとはちょっと違う雰囲気でお届けしようと思います(結果的に同じになるかもしれませんが)。

 

まず、学校見学する前に校長室で谷地田校長と30分程お話させてもらいました。

私は一通り見学させてもらってから色々と質問をしようと思っていたので、正直何も考えていなかったのですが、城山先生や高塚先生の質問をきっかけに色々と聞くことができました(質問は見学の後にも行いました)。

まずは、校舎をぐるっと回り、授業も見学させてもらいました。

※もっと雑然としているイメージだったのですが廊下や建物内部は凄く綺麗でした。清掃の人にお願いしているからでしょうね(何人も見かけました)。これ、生徒に掃除を任せるとどうなるのでしょう…

北嶺と言えば、札幌第一と同じ希望学園グループなので、てっきり最新のICT機器などが各教室に導入されているのかと思いましたが…

普通でした(笑)

この教室棟では社会・数学の授業を見学しましたが、失礼ですが本当にどこでも行っているような黒板を使った授業です。

逆に、奇をてらわないところに北嶺のこれまで積み重ねてきた歴史と自信のようなものを感じました。

面白かったのが、生徒が見学慣れしている所と、我々を生徒正面の位置まで連れて行ってくれた所(笑)

まあ、年がら年中見学者が来ているでしょうし、来たとしても道外の子がほとんどなので、知り合いであることはまずないでしょうからね。

そして、自分も過去に同じように見学した経験があるというのも大きいのでしょう(これは校長先生が言っていました)。

更に、あるクラスでは我々が教室に入った瞬間に、日直が「起立、礼」と号令をかけたところ。

何でも寮教諭の経験がある先生が担任をしているクラスだそうで、見学者が来ると挨拶するように指導しているのだそうです(ですから、全てのクラスがするわけではないです)。

私は、警察時代を思い出しましたよ(交番に課長や係長が視察に来ると号令がかかる)。

生徒正面の位置まで連れていかれたのは、初めビックリしました。

でも、後ろからでは生徒の顔は見えません。

短い時間ですが、前に立って教室全体を眺め生徒たちの顔を見ることで、なるほど確かに必要なことだなと思いましたよ。

 

さて、これで授業紹介が終わっては北嶺の先生たちに突っ込まれそうです。

普通の教室でしたと書きましたが…

校舎と青雲寮を繋ぐ学習室棟に入ると…

こんな最新鋭の設備が整った教室がありました(笑)

ここは、青雲寮生のための教室なのだそうですが(ホームルームなどもここで行う)、昼間はこうして授業にも使うと。

理科の先生は積極的に活用しているそうです(この授業も理科でした)。

廊下?はこのような感じ。当然のように左の窓側には自習用のスペースが確保されています。

そして、いよいよ青雲寮の中へ。

男子校の寮ということで、城山先生なんかは恵迪寮みたいなところを想像していたようですが…

そんなことはないです(笑)

ちゃんと寮母さん(なんと36年間!北嶺職員の中で開校当時から働いているのはこの方だけだそうです)もいますから、管理もしっかり行き届いています。

ん?上の写真の左側に冷蔵庫が写ってますね。

うぉぉぉぉぉぉぉ(笑)

何で私がこんなにテンションが上がったかというと、大学時代に乗った練習船のことを思い出したからです。

各部屋に備え付けられるスペースがないので、乗組員共通の冷蔵庫があったのですが…

入っているものに名前を書いておかないと「勝手に食べられてしまう」ことがあったのです(笑)

お約束のようですが「俺のプリン食ったの誰よ?」ということがよく起きていたんですよ。

私、思わず校長先生に聞いてしまいました。

 

「勝手に冷蔵庫の中のものを食べて、揉めたりすることありますか?」

「いやー、ないですね(笑)」

 

なんだ、ないのか(´・ω・`)

まあ、あったとして「ある」とは言えないか(笑)

寮の部屋に鍵もかけないルールだそうで、寮生のことを信頼していると言えるでしょう(逆に鍵をかけると中で何をしているかわからない可能性もありますが)。

これは、寮生用の自習スペース。

面白いのは、部屋も自習スペースも定期テスト(年5回)ごとに入れ替えるそうです。

定期的に掃除をするからという理由もあるそうですが、中1から高2までは2人部屋なので15人と同部屋になり、様々な生徒と交流が持てる(これは相性が悪くても次の定期テストまで我慢すれば部屋が変わるという面もあります)ことになり、非常にいいのではないかと思いました。

落ち着かないという生徒もいるかもしれませんが(笑)

これを見て、あれ?っと思った方は鋭い。

最後のお風呂の時間が23時から23時半なんですね。遅くないですか?

これは19時から23時までが学習時間であることによる措置なんですね(21時から21時半は夜食の時間なのでお風呂に入ろうと思えば入れる)。

この前、最後の時間帯で中学生がぐちゃぐちゃにして怒られたそうです(笑)

寮と言うと「上下関係」を気にする方がいるかもしれませんが、以前はともかく最近は先生たちが「少しは注意したらどうだ」というくらい、上級生は下級生に対して何も言わないそうです。

ホールにあるテレビを見る時も、ソファーに寝そべっているのが中学生で高校生は立って見ているとか(笑)

最近の子どもたちの風潮もあるかもしれませんが、自分たちも伸び伸びと過ごしてきたので上級生になっても先輩風を吹かせないということですかね。いい傾向だと思います。

これは高3生の1人部屋。

今、新寮棟が建設中ですが、これよりもっときれいな部屋になるんですよね。

寮の食堂です。お昼をごちそうになりました。

いくつかのメニューの中から選べるスタイルでしたが、私は天丼をいただきました。美味しかったです。

高塚先生は授業準備があるので、ここでお別れ。私と城山先生は午後も学校見学続行です。

図書室です。実は北嶺は開校当初は1学年2クラスだったそうで、それに合わせて図書室も作られました。

今は1学年4クラスで蔵書も十分とは言えないので、新教室棟ができたら広げることも検討しているそうです。

おー、北嶺生は昼でも図書室で過ごすのか―と思うかもしれませんが、ここにいるのは昼休み静かに過ごしたいという子たちですね。逆に、教室で友達とわいわいやっていたり廊下で友達とじゃれ合っている子もいて、私は安心しましたけどね。

その後は、体育館を見に行ったり(バスケをやって遊んでいる子たちがいました)、柔道場を見に行ったり。

最後に、校長室に戻って学校を見てから気づいた点について2,3質問させてもらいました。

 

まず、学校の先生たちについて、常勤の先生や非常勤の先生の割合はどうなっているのか。

何と非常勤の先生はほとんどいないそうです(主要5教科では0、さすがに副教科は厳しいらしく技術や書道は外部から招いているようです)。

そして、それぞれの先生が異なる学年を必ず受け持つようにしているのだとか。そのため、授業準備が大変なので行事関係などは校長先生が主導になって進めているようです。

今回の学校見学なんかもそうですね。

次に、話のところどころに中1生の難しさ(主に生活指導)について出てきたので、例えば中学受験が終わって燃え尽き症候群みたいな子はいないのかを聞いたところ…逆だと言われました(笑)

逆というのは、勉強頑張るぞという意味ではなく、特に道外の子なんかは親から解放されることに喜びを覚える子が多いらしく、例えば親の転勤で札幌で一緒に住めるぞとなっても「いやだ、寮がいい」となるそうです。

寮は電子ゲーム機器の持ち込みが禁止されているので、そちらの誘惑の方が強そうなのですが、それと比べても寮にいる方が楽しいのだそうです。

あと、道内勢はというと、首都圏や関西圏と違って中学受験にかける熱量が違いすぎるので、燃え尽きるところまで行ってないでしょうと。まあ、凄いですからね…あっちは。

最後に、質問ではありませんが、昔の生徒との気質の違いを話していたのが印象に残りました。それは私も年々感じるところでして、精神的に弱くなった子が多いなと。

寮医の方もいるそうなのですが、肉体的な部分より精神的な部分の方が重要なのだそうです。

 

こうやって見てみると、寮の紹介が半分以上を占めているように、とにかく寮の施設面を含めた体制作りに魅力を感じましたね。これは見学に行ったら「ぜひ入りたい」と思うよな…そんな青雲寮も以前は赤字で存廃問題が取りざたされたこともあるようです。

今では、北嶺にとってなくてはならないものになりましたね。

道内勢、特に札幌勢にとっては非常に狭き門ですが、目指すだけの価値のある物だと思いましたよ。

北嶺中学・高等学校の方々、ありがとうございました。

 

それでは、今日はこのへんで。



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2021年 北嶺中学・高等学校説明会

今日の午前中は北嶺中学・高等学校(以下、北嶺)の説明会でした。

今年も、残念ながらホテルでの説明会。

しかし、ちょっと聞き捨てならない話が出てきてしまいまして…

その辺りについてはまた後ほど。

北嶺を受けようという方は、説明会(7/18にZOOMにて配信。ただいま学校HPで参加受付中)などにも足を運ぶ方がほとんどでしょうし、これまでの私の記事を読めば学校概要もわかると思いますので、例年通りにこれまでとは変わったこと、新しく始まったこと、主なトピックスについて取り上げようと思います。

合格実績については、7/22に公開予定の札幌圏の私立上位校の合格実績比較の記事を参考にしてください。
 

まずは出席者から事前に提出された質問に対する回答から。

こういうのは、毎年同じだったり実は主催者側で都合の良い質問を用意したりということがあるのですが、昨年のものと比べると全く違うものが結構ある(1,3,5は昨年もありました)ので、本当にあったものなんでしょうね。

今年は配布資料に載っていなかったので、直接書くことにします。

 

Q1:共学化・女子中高の設置の予定は。

Q2:北嶺中入試について、過去問に取り組む際の目標と得点率は。

Q3:北嶺中入試について、英語を試験科目に導入する予定は。

Q4:青雲寮コースは道内枠などを設けず、志の高い点数の高い受験生を入寮させてはどうか。

Q5:通学生と寮生の学力差は。

Q6:道内の生徒と道外の生徒の成績や大学合格の差は。

Q7:7つのプロジェクト以外に新たなプロジェクトの予定はあるか。

Q8:友達が北嶺の個別見学に行ったが、個別見学に行ったほうがよいか。

Q9:塾関係者が北嶺を見学する機会を設けてもらえないか。

 

A1:全くないです。定員の増も考えていないです。

A2:専願なら50%、専願+青雲寮なら55%、併願なら60%を目安にしてください。

A3:ないです。小学校では楽しく英語を学んでください。

A4:道内枠というより本州枠を設ける。できれば北海道の生徒だけで勝負したいのが本音。

A5:寮生も縦長の学力帯で入ってくるので差はない。

A6:最近の入学時TOP層は、関西圏の一貫校を合格したにも関わらず入学してくる子で占められている。しかし、今年で言えば入学順位3位までの子は最初の定期テストで順位を落としている(1→5、2→85、3→56)。また、現高3生には中学時代100位台だったのが、現在6位という子もいる。入学後に北海道の子が逆転するケースが非常に多い。

A7:今のところはこの7つで。

A8:道外の場合は見学しなければ専願や併願Aで受験できないが、道内については見学しなくても専願や併願で出願できる。見学は今は1日5組限定(道内が多い)。見学すると100%寮に入りたいという。百聞は一見に如かずなので、ぜひ見に来てほしい。見ることによって目標が明確になる。

A9:イメージと違う点が多いと思う。ぜひ来ていただきたい。

 

ぜひ来ていただきたい…

ということで、説明会に参加していた札幌クリエイト西野の城山先生と9月のどこかの月曜日に見学に行くことで合意しました(笑)

他の塾の先生で「私も行きたい!」という人は連絡下さい。

 

次にトピックとしては次の7つです。

1:最難関、東京大学理科三類に現役3名合格。国公立医学部医学科現役44名合格(過去最高)。

2:新寮棟(S棟)が7月、新教室棟が12月に完成予定。

3:7つ目の探求型プロジェクトとして「HOKKAIDOプロジェクト」が始動。

4:2020年からスタートしたプログラミングアカデミーがさらに深化。

5:青雲寮コース定員増(40→60)。道内から20名、本州から40名が入寮。

※新寮棟の建設もあり部屋数に余裕があったため追加認定を行い、最終的に道内28名本州48名が入寮。

6:出願者過去最高1249名。

7:感染症への対策として全身消毒噴霧器を2台導入。オンライン授業対応。

この中で気になるのは、やはり2と5でしょうね。

新寮棟には高校生が入るんでしょうか。

あー、やはりそうですね。

高校3年生一人部屋と書いてますから、高校2年生までは二人部屋なんでしょうか。

ちなみに、まだS棟が完成していないので今春に青雲寮コースに合格した札幌市内の13名は、まだ入寮していないそうです。

まあ、去年ちゃんと告知してましたからね。

iPhoneImage.png

合格実績に関することは後日の記事で触れることにしようと思っていましたが、それでは北嶺の方がガッカリするかもしれないので(笑)

 

これまでの30年間の卒業生を10年単位で区切って、どういった大学に合格しているのかを割合で表したものです。

 

今や、10人に1人が東大・京大、3人に1人が国公立医学部医学科、旧帝+医学部医学科だと5人中3人ですからね。

凄まじい学校になったものです。

それは、道外からも注目されるようになりますよ。

見えづらいかもしれませんが、国公立大学の医学部医学科に現役で合格した割合が全国2位だったそうです。

ひょっとして1位かもと思っていたら、上には上がいたと(久留米大付設)。

でも、この15位のところよく見てください。

公立では札幌南が全国1位なんですね(^_^;)

レバレッジ度という耳慣れない言葉ですが、要は中学6年間で最も生徒が伸びたのが北嶺なんだそうです。

こんな表現が適切かどうかわかりませんが、「入口は低くても出口は高い」ということですね。

※北嶺の先生も似たようなことを言っていたので大丈夫でしょう。

入学する生徒や保護者にしてみると、お得な学校と言えると思います。

 

ただ、進学実績だけが注目されるのは学校側としても本意ではないようで、7つのプロジェクトだったり進路指導や学校行事だったりの充実ぶりもアピールしたいようです。

実際、様々なことに取り組んでいるので「勉強ばっかりしている」というのは、我々外の人間が持つイメージなのかもしれません。

生徒たちに「入学前に北嶺にはガリ勉ばかりいると思った人」と聞くとほぼ全員が手を上げるのに対し、「3か月経って北嶺にはガリ勉ばかりいると思う人」と聞くとほとんど手が上がらないそうです。

先生たちは「もうちょっと勉強してくれ」と思うくらい、生徒たちはそこまで勉強ばかりしているわけではないそうです。

でも、最終的には結果が出るんですよね。

6年間時間があるゆとりがそうさせるのでしょうか。

 

今、札幌近郊に住む男子で東大・京大・医学部医学科に行こうと考えると、まず北嶺か札幌南という選択肢になると思います。

ただ、札幌南は公立入試を受けなければならず、内申点の絡みもあるので副教科もこなすことができる万能タイプでないと合格が難しいのが現状です。

その点、北嶺のような中高一貫校であれば、副教科が苦手であっても中学入試においては全然問題ありません。

そういった観点で北嶺を選ぶ保護者の方も多いのではないでしょうか。

道外勢の割合がじわりじわりと増えている中、これから北嶺がどう変わっていくのか、変わらないのか、注目していきたいですね。

まあ、私が私立入試を特別な理由がない限り、積極的に勧めないというのは変わりませんが(笑)

最後に、これ。

今年配られた問題分析とアドバイス、非常にいいと思います!


それでは、今日はこのへんで。



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2020年 北嶺中学・高等学校説明会

今日の午前中は北嶺中学・高等学校(以下、北嶺)の説明会でした

 

今年は、学校での説明会を予定していたそうですが、このご時世

 

例年同様にホテルで(しかも大きめの会場で間隔を広くとって)の説明会でした

 

北嶺を受けようという方は、説明会などにも足を運ぶ方がほとんどでしょうし、これまでの私の記事を読めば学校概要もわかると思いますので、これまでとは変わったこと、新しく始まったこと、主なトピックスについて取り上げようと思います

 

合格実績については、先日の札幌圏の上位校の合格実績比較の記事を参考にしてください
 

 

まずは出席者から事前に提出された質問に対する回答から(Q2〜4は毎年聞いているような…)

 

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A1:募集人数は変わらないが、青雲寮コースの募集人数は増える

A2:考えていない

A3:ありません

A4:できれば避けたいし、北嶺の入試にはなじまない。仮に導入するとしても札幌圏の私立では一番最後では?

A5:試験範囲の削除はなし。追試は会場が閉鎖の場合のみ、個人の追試は行わない。

A6:のちほど

A7:のちほど

A8:ない。むしろ通学生の方が…ただ高2以下はわからない。

A9:防衛大が年に1人程度、防衛医大が2年に1人程度。学校として勧めることはなく、お試し受験的なものがほとんど。

A10:全く問題ない。詳しくはこのあとすぐ。

 

というわけで、今春の卒業生を例にとって資料を見せてくれたのですが、入学順位や定期テスト順位、受験大学・合否が載っているものを、そのままブログに載せるわけにはいかず…

 

まあ、後ろから数えた方が早い生徒でも、北大のみならず東大や医学部医学科に合格していました(サンプルとして10名ほど)

 

少なくとも中学入学時の順位は、あまり気にしなくてよさそうです

 

進路の目安としては、上位1割で東大・京大、上位4割弱で国公立医学部医学科、上位6割で旧帝

 

そんな感じだそうです

 

 

そして新しいトピックスがこれです

 

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新寮棟(S棟)は、増え続ける青雲寮コース希望者に対応するためのものなのですが、コロナの影響で工事が遅れ、来年4月に希望者全員を受け入れるのが難しいのだそうです

 

ですので、注意事項として

 

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札幌市内・石狩管内の入寮希望者は8月以降となるそうです

 

現高3の時は半々だった道内勢と本州勢の割合が、ついに現中1では2割を切るところまで来たわけですからね

 

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学校側は、あくまでも「北海道の生徒を育てる」ことを再三強調していましたが、次にあげる資料を見ると「本当に大丈夫?」と心配になりますよね

 

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受験者、ついに1000名突破しましたよ…

 

これ、昨年の数字です

 

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専願や併願が減ったのに対し、一般が大幅に増えていますよね

 

 

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専願や併願の合格者の数は変わらないとしていますが、それは受験者が増えていないからむしろ当然なわけで、入学する数自体は少なくても、これだけ一般の受験者が増え、それに比例して合格者の数も増えると…

 

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今春は、当初設定した合格ラインでは道内勢の人数があまりにも少なくなるので、専願の合格ラインを急遽下げたという話もしていました

 

上のQ8への回答として、「高2生以下はわからない」と言っていたのは、ちょうど青雲寮コースの道外勢が増えてきた時期と重なります

 

レベルの高い道外勢が入学することで刺激を受けて…となればいいのですが

 

まあ、雑誌などで特集されているようですし、本州勢の受験者増はしばらく続くでしょう

 

ただ、札幌から道外の私立へという流れはまだ少数でしょうし、本州の上位の一貫校を蹴ってこちらに来るという生徒もいないでしょうから、まだしばらくの間は上位は道内(札幌)勢ということになりそうですね

※ちなみに、今年の東大合格者は「全員」札幌市内出身者だったそうです

 

 

毎年紹介している各プロジェクト

 

昨年まではGプロジェクト、Sプロジェクト、メディカルスクール、ロウスクール、ビジネススクールの5つでしたが、今年から新たにプログラミングアカデミーがスタートして、これで6つということになりました

 

全員参加のものもあれば、希望者のみのものもあります

 

こういった企画ものについては立命館の方が有名で充実してそうに見えますが、なかなか北嶺も頑張っていると思いますよ

 

 

休校時の対応も早かったようです

 

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さて、最後に入試や説明会に関するお知らせを

 

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今、札幌近郊に住む男子で東大・京大・医学部医学科に行こうと考えると、北嶺か札幌南という選択肢になると思います(今年は立命館も頑張りましたが)

 

 

ただ、札幌南は公立入試と言うこともあって、副教科もこなすことができる万能タイプでないと合格が難しくなっています

 

その点、北嶺のような中高一貫校であれば、副教科が苦手であっても全然問題ありません

 

そういった観点で選ぶ方も多いのではないでしょうか(決して北嶺に通っている生徒が勉強しかできないと言っているわけではありません)

 

 

今春で29回目の卒業生を出し、1期生は40代後半になりました

 

卒業生との繋がりを説明会の中で強調されていましたが、社会の中核を担う人材が増えてくるこれからが、その強みを発揮できるのかもしれませんね

 


それでは、今日はこのへんで



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2019北嶺中学・高等学校説明会

北嶺中学を受けようという方は、説明会などにも足を運ぶ方がほとんどでしょうから、今日の説明会の内容も、きっと聞く機会があると思うんです

 

そんなこと知ってるよーということばかりではつまらないので、まずは来年の入試の変更点や、新しく始まったこと、もらった資料を私なりに分析してみたものについて取り上げようと思います

 

合格実績については、後日札幌圏の上位校の合格実績比較の記事を書きますので、そちらを参考にしてください
 

 

まずは受験者数が凄い勢いで増えていますが、それはあくまでも本州での受験者数の伸びであって、入学者の大半を占める道内勢についてはほとんど変わっていないと

 

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確かに、専願は+3ですもんね

 

ちなみに、併願と一般の区別って何でしていると思います?

 

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北嶺中学に見学に来た生徒は「併願」できるんです

 

合格しても必ずしも入学しなくてもよいというのは変わらないんですね

 

そうそう、校長先生が「専願の方が合格基準が低いから、とりあえず専願で出しておけばという指導はやめてください」と言っていました

 

今年も専願なのに入学辞退した人いたんでしょうねぇ…

 

 

さて、来年の入試の変更点として

 

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web出願になるそうです

 

手続き上の問題なので、受験生にはあまり関係ない話でしょうが、恐らく本州勢の出願が多くなり過ぎて郵送だと事務がパンクしてしまうんでしょうね

 

まあ、いいのではないでしょうか

 

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しかし、上にあるような書類は今まで通り郵送と(笑)

 

事前に受けた質問に回答しますというものも、例年とほとんど変わりませんでした

 

 

入試に英語を導入する予定は?→当面ありません(いつかはするかも…)

 

通学生と青雲寮コース生に学力差は?→それほどありません(少しはあるんだ…)

 

募集人数と青雲寮コース生の定員増はありますか?→募集は120名、青雲寮コース生は45名です(あれ?今まで40名じゃなかった?)

 

共学(女子教育参入)の予定はありますか→まったくありません(上との違いw)

 

 

さて、例年もらっている資料なんですが、各教科の分析みたいなものがあるんですよ

 

その中でちょっと気になるものがあったので、取り上げたいと思います

 

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これは、専願・併願・一般の合否ライン

 

私立には得点開示の義務がないですから、実際に自分が何点だったかはわかりません(配点も公表していませんし)

 

そもそも併願や一般の生徒は青雲寮に入れなければ入学しませんから(近年は寮に入れなくてもマンションを借りたり親戚の家から通う家庭もあるそうですが)、道内勢と道外勢の差を見るには赤の学校合格最低点ではなく、緑の青雲寮認定最低点だと考えた方がいいでしょうね

 

もちろん、これだけ道外からの受験者が増えても、北嶺は道内勢を大事にしたいという姿勢ですから、道内勢に有利な合格ラインを引いているのも確かです

 

しかし、次の表を見てください

 

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上が受験生全体、下が専願・併願のみの平均点です

 

算数に圧倒的な差がついているの、わかりますか?

 

これだけではわかりにくいというので、多分衝撃的過ぎてこの資料に載せなかった「一般受験生の算数の平均点」を私が計算してみました

 

一般受験平均点:82.5点(+17.2点)

一般受験合格者平均点:87.2点(+11.5点)

 

これが、本州勢と道内勢の差だと思った方がいいです

 

しかも、本州勢はTOP層ではないですからね、恐らく

 

ですから、中学校入学時点で結構な差をつけられている生徒たちで、あれだけの実績を残すというのは、凄いことだと思いますよ

 

 

昨年も紹介した各プロジェクト

 

Gプロジェクト、Sプロジェクト、メディカルスクール、ロウスクールの4つですが、長期間にわたるものは長期休暇時に行われているというのはあまり知られていないのでは?

 

Gプロジェクト

高校1年生での海外研修旅行:春休み

中学3年生での京都・奈良研修旅行:GW明け

ニュージーランドへの短期留学:夏休み

 

Sプロジェクト

中学2年生でのJAXA研修:GW明け

高校1・2年生のNASA研修:開校記念日前後(秋)

 

生徒からは不評だそうですが、長期休暇時にこうした長期のプロジェクトを入れることで、通常の授業時間を確保しているわけです

 

これはこれで、アリですね

 

それと、このプロジェクトとは別に「ビジネススクール」というものも今年から始めたそうです

 

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どうしても、医学部医学科などの理系中心に目が行って、こうした文系志望の生徒に向けた取り組みが少なかったですからね

 

これで「ロウスクール」と2本立てになったわけです

 

 

昨年から全員加入になった部活動のことについては、やはり気にしている方が多いからでしょうか「午後6時には完全下校ですから、活動時間は短いです」と言っておられました

 

それと、特別な習いごとがある生徒は入らなくていいとも…

 

まあ、資料に載っていた「世界的なピアニスト」とかそのくらいのレベルの子だけでしょうが

 

 

「うちは120名の少人数で…」と強調されているのがやけに印象に残りましたが、なるほどやはり「あちら」を意識されているんですね

 

 

明日は北星女子の説明会です


それでは、今日はこのへんで



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2018北嶺中学・高等学校説明会

そもそも、北嶺中学を受験しようと考えている保護者の方は、今後保護者向けの説明会に参加されるわけで

 

それなら、そこで説明を受けることを私が今ここで書くことにあまり意味はありませんよね(^_^;)

 

なので、昨年同様、合格実績や学校の紹介など、保護者対象の説明会や私学展などで聞くことができる話は割愛させていただいて、今回の説明会でしか聞けない話を中心に、あわせて、北嶺中学ってどんな所?と思っている方向けに書いてみようと思います

 

合格実績については、後日札幌圏の上位校の合格実績比較の記事を書きますので、そちらも参考にしてください
 

 

まずは校長先生のあいさつと出席者の事前アンケートを一緒に紹介したいと思います

 

ここ数年、道外の受験生が増え、でもそれはあくまでも首都圏や関西圏の本命前のお試し受験であったはずが、受験雑誌などから「入学しやすく卒業する時に学力が伸びるお得な学校」と紹介された影響からか、道外からの入学者も増えてきた北嶺中

 

それでも、挨拶の中で校長先生は「北海道に重きを置く」と何度も強調されていました

 

よほど、周りから言われているんでしょうね(^_^;)

 

実際、道内比率も年々低くなってきています

 

ただ、目標として「道内勢90名(75%)はキープしたい」とおっしゃっていました

 

これが一つの目安になりそうですね

 

また後から話しますが、青雲寮の規模が、道外勢の抑止力になっていると思います

 

既に定員ギリギリで、これ以上の増築もしない

 

各学年の定員を40名と設定していれば、親が引っ越してくるか親戚に預けるかしなければ現実問題通えませんから、目標は達成されるでしょう(北嶺は下宿(学生会館含む)や一人暮らしを認めていません)

 

まあ、去年は引っ越してくる家族続出で歩留り読み違えて、補助金カットのペナルティ食らったらしいですが(^_^;)

 

なので、今年は128人厳守だったらしいです

 

その結果、専願・併願合格者をかなり絞ることになり(昨年より56名減)、首都圏や関西圏の動向もはっきりした後での追加合格(10名)という流れになってしまったと

 

このあたりは、来年の入試でも変わることはなさそうで、専願・併願合格者も今年並み、追加合格も2月中旬までは可能性がありそうです

 

 

事前アンケートでは、他にこんなものがありました

 

入試科目に英語を導入する予定はあるか?−ありません

 

北嶺のような女子校が欲しいという声がありますが、共学の予定は?−ありません、もし作るとしたら男女別学で札幌第一高校の敷地内にでも作るくらいしかないのでしょうが、そんな予定は全くありません

 

スクールバスの経路変更やバス停の増加の予定は?−地下鉄東西線(南郷13丁目、南郷7丁目、白石、南郷18丁目、大谷地)・南北線(南平岸)・東豊線(福住)・JR函館本線(厚別)・JR千歳線(新札幌)と各公共交通機関については網羅してあるので、微調整はあっても大幅な変更はありません

 

 

入試については昨年大きな変更がありましたが、今年はそれを踏襲するということで、全く変更はありません

 

内容については、各説明会などで詳細に話はあるでしょうから割愛しますが、数学・理科の出来が合否に大きく影響したとだけ言っておきましょう

 

 

さて、ここからは北嶺のことをあまりご存知でない方向けに

 

北嶺と言うと

 

中高一貫の私立男子校

進学実績が優秀(東大・京大・医学部医学科へ多数合格)

どこに学校があるかわからない(真栄から滝野へ向ける道から白旗山競技場に向かう道に入って、更にそこから脇道に入るので学校に用事がある人以外は行かないところ、広報担当の方が一番近いコンビニまでも30分?1時間?かかると言ってました)

 

こんなイメージですかね(^_^;)

 

勉強ばっかりのような印象を持っているかもしれませんが、大学入試改革を見据えてここ最近、新しい取り組みを数多く始めています

 

Gプロジェクト、Sプロジェクト、メディカルスクール、ロウスクールの4つのプロジェクトです

 

GプロジェクトのGはグローバル、高校1年生の海外研修旅行でのハーバード大・マサチューセッツ工科大学への訪問を核として、その準備のためのハーバード大生や院政生を北嶺に招いてのハーバードキャンプ、中学3年生での京都・奈良研修旅行、ニュージーランドへの短期留学など、世界で活躍するリーダーを養成するためのプログラムです

 

SプロジェクトのSはサイエンス、中学2年生でのJAXA研修、中学3年生でのロケット打ち上げ研修、高校1・2年生のNASA研修など、科学を理解する人材の育成を掲げています

 

メディカルスクールは、医学部医学科を目指す生徒が多い北嶺ならではの取り組み、北嶺卒業生の保護者の協力で礼文島でのDr.コトーキャンプ、同じく地域医療セミナーとして砂川や三笠での病院研修、医師との座談会など、将来の医療人を育成するための取り組みを行っています

 

ロウスクールは、札幌で弁護士をしている卒業生やその仲間を学校に招き(年30回)、弁護士について・情報リテラシーの理解・人権問題についての理解・模擬裁判などを通じて、法を理解し、公正に判断する「リーガルマインド」を持つ人材の育成を目指す取り組みです

 

これ以外にも全校登山なども行われていて、これだけ行事がたくさんあると、勉強時間が確保できないのでは?と思うかもしれませんが、上で挙げているような研修旅行などは学校の長期休みやGWを利用して行っていますし、毎週土曜日に授業を行っていることで学習時間については十分すぎるほど確保されています

 

これだけ魅力的だと、ぜひ自分の子どもを通わせたいという保護者の方も多いと思いますが、これだけの行事、当然タダで参加できるわけではありません(笑)

 

費用見てビックリしましたよ(-_-;)

 

JAXA研修50,000円(中2全員参加)

京都・奈良研修旅行80,000円(中3全員参加)

海外修学旅行500,000円(高1全員参加、中1から積立)

 

ニュージーランド短期留学350,000円(希望者+青雲寮コース中3生)

NASA研修320,000円(希望者のみ)

 

これに月々の授業料や諸経費が掛かるんですもんねぇ…

 

 

去年の説明会で話題になった生活指導については、今年は話題が出ませんでした(笑)

※興味のある方は昨年の記事をご覧ください、私は結構好きですよ、人間臭くて

 

落ち着いたんですかね(´-`).。oO

 

 

あと、去年書きましたが、今年の新入生から部活動に必ず入ることになりました(体育系、文化系どちらでも可)

 

 

これも大学入試改革対策ですね…習いごとある生徒は入りたくないだろうな(-_-;)

 

 

今年もたくさん資料もらって、1時間半で終わるのかな…と心配していたのですが、やっぱり終わりませんでした(笑)

 

 

 

進路指導については駆け足、部活動、活躍する生徒・OBの紹介、青雲寮コースについての説明はカットされました(-_-;)

 

これはいただけませんね、アピールポイントではなかったのかもしれませんが、資料渡しているんですからタイムスケジュール組んで簡単に触れるくらいはしましょうよ

 

毎年、スライドの画像満載でお届けしていたのが、今年は0(笑)

 

手抜きじゃありませんよ、たまたまそうなっただけです

 

 

一時の、私立中学ブームと呼ばれたものについては過ぎ去った印象もありますが、首都圏や関西圏の受験生増を背景に、しばらく北嶺の天下は続きそうですね


それでは、今日はこのへんで



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2017年 北嶺中学・高等学校説明会

さて、合格実績や学校の紹介など、保護者対象の説明会や私学展などで聞くことができる話は割愛させていただいて、今回の説明会でしか聞けない話を中心にお伝えしようと思います(合格実績については、後日札幌圏の上位校の合格実績比較の記事を書きますので、そちらも参考にしてください)
 

まずは校長先生のあいさつの中から興味深い話をいくつか

 

(1)道外からの入学者が増えている

 

現中1で東海地区9名、関西地区3名。現中2で東海地区7名、関西地区5名。全学年で東海地区20名、関西地区15名。

 

東海中学の合格を辞退して北嶺に入学している生徒がいる(東海中学は中下位層にはあまり手厚くないからだとか)

 

(2)通塾率は全学年平均で28%

 

(3)学習指導もそうだが、生活指導に力を入れている(特に現中2生はいまだに落ち着かない、中1生の方が落ち着いている)

 

※ここからは卒業生&在校生関係者の話です

 

実はこれ、現中2生に限った話ではないそうでして…(ただ、現中2は例年になく酷いと)公立中学校で起きているような問題もある。具体例も聞きましたが、書くとまずいことになりそうなのでやめておきます。荒れっぷりは公立の中学校と大差ないと言ってました(笑)ですから、あまり幻想を抱いて入学してこないようにとのことです

 

 

要は、「勉強もできて、先生の言うこともよく聞く、ありがちな優等生」ばかりではないということです

 

そりゃそうです、そんな子ばかりなら、逆に気持ち悪いですからね(笑)

 

学校側も、勉強だけでなく生活指導もしっかりやっているというところを、もっと見てほしいのだと思います

 

「地下鉄に一緒に乗ったお客さんから『おたくの生徒は勉強はできるのかもしれないが…』と地下鉄内での行動についての苦情が来る」と校長先生が嘆いておられました

 

みんながみんなというわけではないでしょうが、一人でもそういう生徒がいると、学校全体がそうだと捉えられてしまいますよね

 

制服を着ているわけですから、もう少し自覚を持って行動してほしいものです

 

まあ、北嶺の生徒と言えど、中身は普通の男子中学生・高校生と変わらないということですよ

 

そもそも、学校に「躾」まで期待するのはどうかと思います(-_-;)

 

学校の責任というより、各ご家庭の責任が大きいのではないでしょうかね

 


次に、来年の1月の入試の変更点から

 

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今までの4教科300点満点が、4教科400点満点に変更になります(試験時間は同じです)

 

来年も立命館と日程が重なりましたが、毎年議論になる「日程をぶつけてきた、ぶつけられた」は水掛け論になるので、もうやめましょう(笑)

 

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ここで気になるのが「問題量/難易度」は例年通りと言っていること

 

入試問題の配点は非公開ですが、各教科前半の基本問題、後半の応用問題、いずれに増加分の配点を振り分けるつもりなのか?

 

気になりますよね

 

聞いてみましたが…はっきりとした答えはいただけませんでした(^_^;)

 

ただ、問題量は例年通りとはいえ、思考の過程での設問を増やすなどの対応は考えられるとのことでした(例:今までが(1)、(2)、(3)だったものが、(1)、(2)−1、(2)−2、(3)のように)

 

 

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次に、今年の入学者が140名(4クラス)と定員の120名を大きく越えて3クラスを4クラスにしなければならなくなった理由

 

道外の専願入試合格者で、青雲寮コース非認定だった方のうち、何と14名が札幌市内に転住して入学してきたそうで、これは学校側にしてみると想定外の事態だったようです(^_^;)

 

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なので、来年の入試から上のような申込書を使い、事前に非認定の場合でも入学する可能性があるかどうかを確認することになりました

 

ただし、私は上の文書を見て、いくつか気になる点を発見しました

 

まず1つめ

 

「青雲寮コースの認定は基本、成績上位順(一部は地位性を考慮と書いてあるが)」

 

これ、立命館のSPや日大のスーパーアクティブのように、上位コース扱いされて、来年度以降各塾の宣伝に使われませんかね…

 

北嶺の先生は「青雲寮コースが道内勢だけになってもいい」とは言っていましたが、どうやらコース認定されたからといって必ず入寮しなければならないわけではない?ようでして(これは未確認ですが話しぶりからしてそうかと、違ったら後日訂正させていただきます)

 

非認定の方にキャンセル待ちの番号を振り分けているようですからね

 

そうなると、入寮する気はなくても、青雲寮コースで申し込むという子が増えるのではないかと

 

それは次の指摘にも関連があります

 

2つめ

 

「専願区分であっても寮が認定されない場合は入学辞退可」

 

これ、道外の受験生に配慮したつもりでしょうが、道内いや札幌近郊の受験者に悪用されませんかね

 

というのは、例年、少なからず専願で受験したにもかかわらず、合格を辞退する方がいるそうでして…

 

それが、通っている塾からの指示だというではないですか(他校が第一志望でもとにかく専願で出せと指導を受け、実際に他校に行くことになり、校長から電話が来たと)

 

その塾、今度は「行く気がなくても専願で青雲寮コースで受験してください。非認定だったら入学辞退できますから」って言いそう…(-_-;)

 

学校側も困ってましたね、下の画像のように誓約書は書いてもらっているものの、相手にも事情があるしペナルティは設けていないので、「大人としての良識に任せるしかない」と

 

恐らくどこの塾かはわかっているんでしょうが、毎年生徒を送り込んでくれる塾側にも、強くは言えないんでしょうねぇ…

 

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あと、入学後の話ですが、必ず何らかの部活動に入らなければいけなくなるそうです(体育系、文化系どちらでも可)

 

大学入試改革をにらんでの話だと言っておりましたが…部活動がそんなに評価の対象になるんですか?

 

やっぱり、大学入試改革って、ろくでもない改革ですね( `ー´)ノ

 

 

次に、今年の中学入試の結果について

 

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ご存知の方も多かったと思いますが、出願者数624名(昨年560名、一昨年388名)、倍率5.2倍(昨年4.7倍、一昨年3.2倍)は過去最高の数字でした

ただ、昨年の数字と比較すると増えたのは一般受験なので、入学者の大半を占める専願の受験者数は、昨年よりも減っていました

結果、専願の実質倍率は1.55倍で、昨年・一昨年の2.0倍を下回ることになりました

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やはり、こういった資料を出されると、「青雲寮コース認定」というのが、これからのキーワードになってきそうですね(-_-;)

 

学校側も余計な手間が増えて大変になると思うのですが…(入寮辞退者が増えると)

 

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札幌近郊の青雲寮コース認定は7名ですか…来年どこまで増えますかね

 

学校側としては「道内勢で占められても構わない(むしろ道外勢と同じ土俵で勝負して、そうなってほしい)。ただ、現実的には無理があるので、それなら優秀な道外勢に来てほしい。」といったところでしょうか

 

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今年の特徴は、近年減少気味だった札幌近郊以外の道内の合格者数の増加、それと首都圏からの専願合格者の増加でしょうね

 

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ここからは、今年の入試の分析をズラズラっと

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専願の合格点が131点ですから、「〜140」の48人と「〜130」の31人がほぼボーダーライン上ということですね

 

配点増やして幅を持たせたいというのも、何となくわかります


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今年は昨年が少し簡単だったためか、難化したようですね

 

合格者と不合格者の分布は近いので、国語の出来不出来は、あまり合否に影響しなかったようです

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これは一目瞭然

 

今年も算数がカギだったようです

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う〜ん(^_^;)

隔年傾向なんですかね(昨年は理科が易しく、社会が難しめでした)

50点満点と点数は半分ながら、合否に与えた影響は、私は算数より理科の方が大きいように思いますよ(この分布をみると)

 

あと、この得点分布

 

縦軸が割合なのはいいんですが、目盛りが変じゃありません?(一番上が1?)

 

昨年は縦軸が人数だったんですが…誰か教えてください(笑)



最後に、2018年度の入試要項を確認して終わりにしたいと思います

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去年も書きましたが、出願書類の通知表のコピーは合否基準には「全く」使わないそうです(以前は個人調査票を提出してもらっていたそうですが、合否の材料にしないのであれば手間だからコピーにしようと(笑)きっと見ているのは通信欄とかではないですかね)
 

 

疑問な点は、説明会などで質問して直接ご確認ください(丁寧に答えてもらえると思います)

 

私も、質問した上でこの記事を書いておりますが、学校側のニュアンスが全て伝わっているとは限りません

 

それは、以前、本の取材を受けた時に、身にしみてわかりました(笑)

 

あ…話したことと全然違うじゃないかと(^_^;)

 

だから、本当は学校の方に記事を見てもらってから公開するのがいいのでしょうが、そうすると検閲みたいでイヤだってのもあるんですよね

 

まあ、私の意見の部分は、的を外している部分もあるかもしれませんので、鵜呑みにすることがないようにお願いします

 


それでは、今日はこのへんで



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2016年 北嶺中学・高等学校説明会(追記あり)
※説明会の最後の方に質問に対する回答があったのですが、その内容を記載するのを忘れていました
この記事の一番下に書いてあります

2〜3日後とか言っておいて、当日に更新してしまいました(-_-;)

いや、うちのテスト前ってそんなに忙しくないんですよね

まあ、いつもよりは質問多くなりますが、生徒たちは勝手に勉強してますんで(^_^;)

逆に、明日の方がいつも通りの授業なので、更新難しいかもしれないです


さて、昨年同様、うちのブログを見て北嶺の情報を手に入れようという方は、保護者対象の説明会や私学展などで聞くことができる
話は求めていないと思います

「ここだけの話」的なものが少しでもあって、参考にしていただけたのであれば嬉しいです

まずは、今年の中学入試の結果から

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ご存知の方も多かったと思いますが、出願者数560名(昨年388名)、倍率4.6倍(昨年3.2倍)は過去最高の数字でした

ただ、これを見ていただければわかるように、増えた分は新設された大阪会場の分であって、入学者の大半を占める専願の受験者数は、むしろ昨年よりも減っていました

結果、専願の実質倍率は2.0倍で、昨年とほぼ同じ

今年が特別入りにくい年だったということではなかったようです(それでも2.0倍は、かなりの高倍率です)

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札幌市内・近郊からの専願受験者はー7名と微減ですが、併願が大きく減ってー29名

これは、立命館慶祥中と試験日程が重なった影響が大きいでしょうね

ちなみに、試験日程の発表は北嶺さんが「自分たちの方が先」だと力説してました(笑)

立命館慶祥さんは、「北嶺さんが試験日程をぶつけてきた」って言ってますが…

     立命館      北嶺
2013:1月9日(水) 1月14日(月・祝)
2014:1月9日(木) 1月13日(月・祝)
2015:1月9日(金) 1月12日(月・祝)
2016:1月8日(金) 1月 8日(金)

今まで3連休の月曜日に入試行っていたので、てっきり1月11日だと決めつけていたんでしょうね

そもそも、例年通り1月9日に実施していれば問題なかったのに(^_^;)

まあ、1月9日(土)は札幌日大の試験日なので、地理的なものもあってそちらを優先したんでしょうね

来年は…

2017:1月8日(日) 1月8日(日)

どちらかが1月9日(月・祝)にすればよかったのに(^_^;)


そして…

先ほどの表を見て、何か違和感を感じませんか?

東京一般に比べて、大阪一般の合格率が高いですね

灘中などを受験する層がお試し受験してきたそうですよ(^_^;)

ちなみに、大阪一般からの入学者は「0名」だったそうです(笑)

そうそう、勘違いされている方はいないと思いますが、何度も出てきている「専願」という受験区分

「北嶺以外は受験できない」という意味ではありませんからね

他の学校を受験してもいいが、「北嶺に合格した場合必ず入学する」という意味です

「併願」には特にそういった制限はありません

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ここからは、今年の入試の分析をズラズラっと

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国語は昨年よりも平均点が25点以上も上がり(去年が特殊でした)最高点も87点だったことから。国語でそれほど大きな差はついていない

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やはり、例年通り算数が、合否を決める教科となったようです

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理科はやや易しめ、社会はやや難しめでしょうか

そして、受験区分ごとの合否点ですが

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専願は昨年に比べて37点アップ、一昨年と比べても23点アップですね

今年に関して言えば「半分取れてもダメだった」ということです

でも、これは一般会場の合格者が増えたこととは関係ありませんよ?

それは、各受験区分の平均点程度を合否点に決めているからです

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受験者平均点の173点と比べると、専願受験したことにより47名が救われたという形になるのだそうです


さて、北嶺と言えば「青雲寮コース」が有名ですが、新寮棟を作ったにも関わらず、このままいくと「溢れてしまう」そうです(^_^;)

ですから、今年は人数を40名程度に絞らせていただきますとのことでした

青雲寮コースの認定条件は上の画像を見ていただければわかると思いますが、成績上位でないと、道外でも入寮できなかったりするそうです(もちろん札幌市内も)

今年はその辺りの兼ね合いで、例年はいない追加合格者が出たそうです(若干名)

ただ、これは稀なケースで、基本的に追加合格はないものだと思っていた方がいいようです

昨年も書きましたが、「青雲寮コース」は遠隔者のための寮ではなく「東京大学や医学部医学科などの難関大進学をめざすコース」だということです


次に学校での取り組みについて

新大学入試制度を意識しているのかプレゼンテーションやディスカッションを取り入れ、昨年度から始まった「Gプロジェクト」に向け、英語の授業に様々な工夫をこらしているようです

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このあたりは、私がここで書くより、学校のホームページにより詳しく載っているので、そちらを参考にされた方がいいと思います

おやっ?と思ったのは、短期留学制度ができたこと

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学校側としては「留学は大学に行ってからでもいいだろう」というスタンスだったそうですが、「Gプロジェクト」を進めるにあたって、ニュージーランドの学校と姉妹校となった関係で、短期留学についての説明会を開いたところ、予想を大幅に上回る保護者の方が参加して、関心の高さに驚いたそうです

今までは、他の私立中学校と比べて遅れていたこの分野が強化されれば、鬼に金棒ですね(^_^;)

新大学入試制度と言えば

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この赤文字で書いている部分「論理力思考型テスト」なるもの

昨年から始めたそうですが代ゼミで作られたものを採用しているようです

どんなものなのか、受験したら生徒に持ってきてもらおうと思います

他には

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旭川医大で行われるディスッカッションや、各医大で行われる個別面接についての指導

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恒例?のブラックジャックセミナーなど、進路に対するモチベーションを上げるための様々な仕掛けも行われています


次に、大学の合格実績

これも写真を見てもらうのが早いでしょう

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学校側としては東大の入学者数にこだわりがあるようで、2年連続で9名と、1ケタにとどまったことは相当悔しがっておられました

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その一方、医学部医学科に進学する生徒の数は過去最高で、図らずも北海道における「医学部医学科人気」を再認識しました

南や北なんかは、数年前から完全に意識して取り組んでますよね

これは、GWに國立先生が来た時にも話題になったんですよ

北海道(いや全国的か?)では、とにかく成績優秀な子は「医者」を目指すと

もちろん、国家試験の難しさ、命を預かる職業ということからも、かなりの学力を有していないと務まらない職業なのはわかるのですが…

技術開発などの分野にも、優秀な学生が進んでほしいなぁ…と

ただ、そのためには、今の日本の残念な研究環境を改善しないと、どんどん海外に流出してしまいますよね



話がそれました(笑)


最後に、2017年度の入試要項を確認して終わりにしたいと思います

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出願書類の通知表のコピーは合否基準には「全く」使わないそうです(以前は個人調査票を提出してもらっていたそうですが、合否の材料にしないのであれば手間だからコピーにしようと(笑)きっと見ているのは通信欄とかではないですかね)

今年は秋田会場をなくして、新たに名古屋会場を新設します

ただ、昨年同様、道内の専願受験の子に影響を与えることはなさそうです


気がつけば画像だらけで…「手抜き?」と思われそうですが、そんなことはありません(^_^;)

もし、ここに書かれていないないことで私にわかることがあればお答えしますよ

まあ、基本的に、学校に直接聞いた方が早いですし、正確な答えも帰ってくると思いますが(笑)

※追記
浪人について
配布された生徒の進学先の資料で、空欄になっているのが浪人または進学先が不明な生徒だとの説明がありました
今年3月に卒業した生徒は125名で空欄は49名
浪人率は約40%ですね
この中には、国公立大学に合格したものの、あえて浪人を選んだという生徒もいるようです
多いのが第一志望の前期日程が不合格で、後期日程の大学には合格したものの、やはり第一志望の大学に行きたいということで浪人することにしたケースですね

高校からの進路変更について
0ではないと
10期生くらいまでは、毎年1ケタくらいいたとのことです
今は、0か1という状況が続いているそうです
理由としては、学力不振・共学の学校を志望・部活に専念したい等々
入学者の数と卒業生の数を追いかければ、詳細な数字はわかると思いますが、あまり意味がない気がするのでやめてきます(笑)


それでは、今日はこのへんで


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2015年 北嶺中学・高等学校説明会
今日の記事に、注目されておられる方も多いかと思います

申し訳ありません

明日から、うちの教室のメインである北白石中学校の定期テストが始まるため、朝7時〜8時で教室を自習開放しなければいけないんですよ(^_^;)

私、5時起床なんです(-_-;)

恐らく、記事を書くのに2〜3時間かかることが想定されるので、授業終了後、雑務を終えてからだと

書き終わるのが2時?3時?

寝れないですね…寝たら起きれません

というわけで、今晩書けるところまで書いて、続きは明日の朝書いて、公開するのは昼過ぎという形にしたいと思います

今しばらく、お待ちください


おはようございます(更新したのは28日の朝7時です)

結局、切りのいいところまでと思っていたら、昨晩のうちに書ききってしまいました(^_^;)

ただ、急いでアップしても間違いがあっては困るので、朝に更新した次第です


さて、恐らく、うちのブログを見て北嶺の情報を手に入れようという方は、学校説明会などで聞くことができたり、パンフレットに載っていたりしている話には興味がないと思います

ですから、説明会では聞けないようなことを書いていこうかなと思います


実は前日に、パンフレットなどの資料が塾での配布や閲覧用にと送付されてきたのですが

その中のこれ

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細かくて見えづらいですが、過去10年の卒業生の最終進学先の一覧表です

まあ、錚々たるものでした(^_^;)

でも、見栄えがいい実績だけではなく、そうではないものも、こうして包み隠さず表に出す姿勢は好感が持てますね


それでは、今年の中学入試の結果から

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定員120名に対して、出願者は394名、倍率は3.28倍で過去最高だったそうです。

ただ、実際は190名の合格者が出ていますので、実質倍率は2.07倍でした(それでも道内の私立中学入試ではかなりの高倍率です)

合格者の内訳は、表に書いてある通りです

この190名の合格者から、実際入学した生徒は135名

さすがに3クラスで運営するのは厳しいということで、北嶺始まって以来初の4クラスだそうです

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で、今年の特徴としてはグラフを見ても分かるように札幌市内の入学者が割合で言えば現状維持、首都圏・道外の子がじわじわ増えていて、割を食ったのは札幌・石狩以外の道内の子

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テストの難易度的には、国語がかなり厳しかったようで(最高点66点!)、算数は昨年よりやや易しめ(2年前と同じ)、理科・社会はいつも通りといった感じでした

合否を分けたのは、算数・理科だったようです

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そして、総括にも書いてある「専願受験者を有利に合格判定した」というのは…図を見てもらった方が話が早いですね

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合格すれば必ず入学するという専願の合格最低点が118点、併願の合格最低点が133点、一般の合格最低点が150点

本来の合格点である124点からすると、それより低かった専願の22名分、併願・一般から不合格者を出し、その分を振り分けたという形ですね

これは、今年度も継続するとのことです

そうそう。今年から学校説明会などでの紙を使った過去問の配布はやめて、全て学校のHPからのダウンロードになるそうです

まあ、書店などで売られるものについては例年通りだと思います

商売ですからね(笑)


さて、北嶺には3年前(現在の中学3年生)から「青雲寮コース」というものが設置されていますが、こちらが大好評のようでして、年々希望者が増え、定員の1学年40名を大幅に超えるようになってきています

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新寮棟も建設中(もうできたのかな?)で一応、最大で300名まで入ることができるようになるようです

そして、この「青雲寮コース」誰でも入れるわけではなく、入試の成績を基に決められるそうです

ここで、「ん?」と思われた方

私もそうだったんですが、決して「道外の生徒を優先する」といったわけではないようです

過去には、合格通知を出した際に「青雲寮には入れませんがどうしますか?」と言ったこともあるとか(本当ですかね?(^_^;)

自宅から通うことができない生徒のための寮ではなく、より高みを目指す者が集うための寮なんですね

とここで、失礼ながら「青雲寮コースの生徒とそれ以外の生徒で、明確な学力差はついていますか?」と聞いたところ

それほどないですね、との回答でした(笑)


次に、大学の合格実績

これも写真を見てもらうのが早いでしょう

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目立つところでは、やはり医学部医学科に進学する生徒の多さですね

雑誌などでも取り上げられているようで、ご存知の方も多いのではないかと思いますが、医療セミナーへの参加や、そこでの模擬手術の体験

そして卒業生がチューターとして青雲寮に15名いるそうなんですが、うち13名が医大生ということで、進路相談や大学生活についての話を聞いて医学部志望になる生徒も多いのだとか

ただ、最近は入学時から医学部医学科を目指す子が多いのも事実で、在校生なのか今年度の入学生か聞き忘れましたが、35%の保護者が医療関係者との話も聞きました

ここで、また素朴な疑問が

「文系の生徒が肩身の狭い思いをしていませんか?」

広報部長は「確かに文系を志望する生徒は少ないですが、その分手厚く指導できますね。ある意味お得かもしれません。」と笑っておられました。


さて、そんな北嶺中学・高等学校

今年度(来年)の入試日が例年より若干早いです。

1月8日(金)ということで、これにあわせて出願期間も前倒しで早くなっています

これについては、最後の質疑応答の際に凄い意見が出てましたね

まあ、その理由を聞いて、お口あんぐりだったのですが(^_^;)


というか、この質疑応答

他塾批判になる(会場にいた方は、どの塾かわかってしまう)ようで申し訳ないのですが

まずは、自塾の自慢(○○名合格者が出ました、首席も出ました、ありがとうございます的な挨拶。別に個別に挨拶するときにすればいい話で、全体の質疑応答の時に話すことではないと思いますが)から始まり、上にも書いた日程への苦言

理由が「冬休みは塾にとって非常に大事な時期です!これ以上早くされては困ります。」



どうも、生徒のためにという雰囲気ではなく、要するに「最後の追い込みで、特別講習や特訓をしたいのに、できなくなるじゃないですか。」という意味に聞こえたんですが…

ひねくれすぎですかね?


次に、「国語の問題が難しすぎた。あれでは国語が得意な子がかわいそうだ。」

ちょwwwwwwwwww

確かに最高点66点の国語は難しかったのかもしれませんが、あなたの生徒だけが違う問題だったわけではなく、みんな同じ問題解いたんですから

かわいそうとか不利とか、そんなこと公立入試やセンター試験の後で聞きませんよ(笑)

その難しい問題でもしっかり解けるように、生徒を鍛えましょうよ(^_^;)


最後に、「寮に入るとなかなか塾に通うことができない。せっかく北嶺に入ったのに、卒業生を教えることができないのは残念だ。大学の合格実績も北嶺だけで作り上げるのではなく、塾との協力で作り上げることができれば、更に伸ばすことができるのでは。」

これはまた…

要するに「もっと塾に通わせろ、そして合格実績にうちの塾を乗っからせろ。というか、提携させろ」ということですか?(毒)

思いっきり、「道外の他校は○○サテライトを導入していて…」って言ってましたもんね(^_^;)

広報部長に聞いたところ、「昔は予備校、今は個別の塾に通っている生徒も少なからずいて(大体2割〜3割)、その点では塾の力は大きいです。」と認められていましたが…

私立中学を受験させる場合、まず学校だけで指導が完結するのを望まれる保護者の方が多いのではないでしょうか

初めから、塾ありきって…ねぇ

以上のことを、自分一人の意見ではなく、会場にいる他の方も同じことを考えているはずみたいに言われるのもちょっと(^_^;)

こうして、正反対のことを考えている者もいるわけでして


そんな質疑応答だったため、当然その後に続かれる方はおらず、説明会は終了したわけですが…

私は上に書いたようなことを、色々と広報部長に聞いていたため、気が付くと

他に誰もいませんでした(つまり最後の一人)

時間も20分オーバー(^_^;)

すいませんでした


最後に、私が私立の説明会に初めて行くと、必ず聞く質問とその答えを書いて記事を締めたいと思います


スマホについては、どういった対応を取られていますか?

「校内は使用禁止。発見した場合は没収の上、保護者に郵送します。(中学・高校両方か、中学だけの対応か聞くのを忘れました)青雲寮では、中学生は使用制限があります(時間・場所両方)。高校生は自主性に任せているので特に制限はありません。」


それでは、今日はこのへんで


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