今年、うちの大学受験生は全員第一志望に合格したのですが、それ以外(去年まで在籍した高3生や浪人生)でも第一志望に合格したとの報告がたくさん来ました。
ですが、順風満帆という生徒は少ないです。
今日は、特に皆さんに参考になるであろう受験生を4人ほど紹介しようと思います。
なお、特定を防ぐために、高校名や合格した大学名はぼかさせていただきます。
1人目:Aさん
地方公立TOP校→本州の国公立薬学部合格
ずっとオンラインで教えていた生徒でしたが、実は高校受験の際、推薦で一度不合格になっています。
私もまさか落ちるとは思っていませんでしたし、本人は相当ショックだったと思います。
口に出してこそはいませんでしたが(もしかしたら出したかも)、同じ高校に再出願したくなかったかもしれません。
でも、私が「一般受験で合格して、校内順位で上位に入って第一志望の大学に合格して、『そういえば自分、推薦で落とされたんですよね』って言ってやんな」と言ったことに発奮したかはわかりませんが、見事その言葉を現実のものにしてくれました。
だから、私が代わりに言ってあげます。
「国公立の薬学部に現役合格するような子をあなたたちは推薦入試で落としたんですよ。見る目ないですね。」
公立の推薦入試なんて、そんなもんです。
ですから、今年公立の推薦で落ちて一般入試で同じ高校に合格した人は、頑張ってください。
2人目:Bさん
札幌圏私立TOP校→首都圏の有名私大
公立のTOP校に不合格で私立に行ったBさんですが、見事首都圏の有名私大(しかも自分の行きたい学部)に推薦で合格しました。元々、中学校時代から首都圏私大に行きたいと言っていたので、実はこの私立TOP校に行った選択は悪くないと思っていました。ですから、もし同じように首都圏や関西圏の私大も視野に入れている人がいるなら、むしろチャンスととらえてもいいかもしれません。
3人目:Cさん
札幌圏私立TOP校→本州の国公立理学部合格
公立のTOP校に不合格で私立に行ったCさん。去年まで聞いていた大学とは違いますが、それでも現役で本州の国公立大学の理学部へ合格し、見事高校受験のリベンジを果たしました。テスト前だけでなく、普段から自分のやるべきことをコツコツと頑張る姿を見て、大丈夫だろうとは思っていましたが、やはり公立高校受験で不合格だったのはCさんの心に影を落としていたのかもしれません。成績が伸び悩んだ時期は、このままだと大学受験も…と不安を漏らしたこともありました。Bさんと違って私立に行って良かったとまでは私は言えませんが、Cさん的には今はこの高校に通ってよかったという思いがあるのではないかと思います。
4人目:Dさん
札幌圏公立TOP校→現役時第一志望不合格→浪人して第一志望の国公立大合格
現役時には第一志望に合格できずに浪人を選択したDさん。先日、見事に第一志望の本州の国公立大に合格したと連絡がありました。今は現役志向が強く、浪人してまで第一志望の大学にこだわるという生徒も少なくなりました。私は浪人を経験していないので、あくまでも経験した元生徒たちの話ですが、楽しかったという生徒は皆無です。やはり、みんなつらかったと言います。それを乗り越えて第一志望に合格したのですから、喜びもひとしおだったと思います。
もちろん、第一志望の高校に合格→第一志望の大学に合格というのが一番なのですが。そんなにうまくいく人はまれです。
ですから、第一志望の高校に合格した後もそうでなかった人も、そこがゴールではないのですから油断することなく腐ることなく、新たなる場所で次のステップに進むための良い準備をしてほしいと思います。
それでは、今日はこのへんで。
鴨のワルツ先生、バタバタしていて今週はお休みです(笑)
明日と明後日は書くことを決めているのですが、今日は書かなくていいと思っていたので、さてどうしようと悩んだ挙句、昨日に引き続き大事なお知らせをしますね。
4月から高塚先生のところ(札幌エリート塾)で週1で授業をします。
多分、エリート塾内での告知は終わっているはずなので、私が書いても大丈夫なはず。
昨日、前任の先生との引継ぎにエリート塾に行ってきました。
いやー、びっくりしましたね。
同い年で函館出身。共通の知人もいました。
世間は狭いですね、ほんと。
これで、新年度は城山先生のところ(ガクシン)で高校生、高塚先生のところで中学生と週に2回は違う塾で授業を受け持つことになりました。
昨日書いたように、更に週1で教室再開なんてした日には、今年度までとまたガラッと変わった2024年度になりそうですね。
のんびりできるのも、あと数日(指導には行ってますが、受験前があまりにもハードスケジュールだったので)。
春休みに入って新年度となれば、また適度に忙しい日々になりそうです。
それでは、今日はこのへんで。
現役JDコラムは、鴨のワルツ先生が今日起きた出来事を書きたいというので明日に順延となりました。
入試が終わった次の日ですが、さっそく高校の予習を始めた生徒がいます。
学校は、明日から卒業式の練習などがほとんどで授業はないでしょう。
ということは、合格発表後に春休みの課題が送られてきたとしても、2週間近くは何も勉強しない生徒も大勢出てくるわけですね。
1日さぼると取り返すのに3日かかると言われていますし、その効果は受験が終わって気が抜けていることもあって指数関数的に増えるでしょうから、2週間さぼるとどうなるんでしょうね。3か月分くらいでしょうか。
常日頃から言っているように、人がやっていない時こそ差はつくものです。
ということは、今が絶好の機会なんですよね。
まあ、何も受験勉強の時みたいにやれと言っているわけではないです。
私がこの時期生徒に求めるのは
(1)数学の予習(因数分解まで、余裕があれば実数(絶対値や二重根号も))
(2)中学校までの英単語(意味が取れればいいので、アプリでも可)
(3)古文単語(これは余裕がある場合のみ)
こんなところですかね。
理科や社会は、今の時期にやる必要は全くありません。
どうせスタディーサポートや実力テスト(お迎えテスト)は国数英の3教科ですから。
今日の生徒は1時間半(昨日の入試の話を30分くらいしたので正味1時間)の指導で展開までほぼ終わりました。
来週と再来週で因数分解、その次に実数をやって後は高校から出された課題頑張ってねという感じです。
教室があった頃も、受験終了後は高校準備講座的な授業を行っていました。
生徒には好評でしたよ。
さて、2週間後に展開や因数分解が解けなくなって愕然とする生徒が、今年はどのくらいいるんでしょうね。
それでは、今日はこのへんで。
明日は公立入試前日のため、中3の指導はなし。
というわけで、2023年度の中3の受験指導は今日で終了…
ではないんですね(笑)
まだ、英語や国語の添削が山ほど送られてきているので、それを返さなければいけません。
みんな入試直前まで頑張っているのですから、私も最後まで付き合いますよ。
ということで、今日も短めの更新で。
明日は、いつものやつを午前中に更新する予定です。
それでは、今日はこのへんで。
いよいよ公立入試まで1週間です。
来週の今頃は試験終わってるんですよ。
想像できますか?
ここからの1週間は最後の仕上げです。
最後まで力は上がり続けますが、劇的にということはもうないです。
最終チェックの期間だと考えた方がいいでしょう。
よほどの場合を除き、新しい問題を解く必要はないです。
今まで自分が積み重ねてきたもので勝負するんだと思ってください。
しかし、週間天気予報を見ると、来週の火曜日。低気圧の接近で荒れ模様になるらしいんですよね…
今回ばかりは予報が外れることを祈るばかりです。
3年前の入試は大雪で延期になりましたからね。
それでは、今日はこのへんで。
先日の記事で神奈川県の公立入試をお勧めしました。
で、うちの生徒が解いたみたいなので、それを見せてもらい解説しようとしたんですよ。
…
うーん
…
この数学の図形問題2問、難しくないですか(問3ウと問6イ)。
神奈川の数学は、ちょっと北海道とは傾向が違う(特に関数)ので最近解いていなかったのですが、こんなだったっけ?
結局、生徒と一緒にYouTubeの解説動画見て「おー!」とか言ってました(笑)
なので、もし私のおすすめ記事を見て解いてみて、解けないことにへこんでいた人がいたなら大丈夫。
あんな問題は出ませんから。
でも、難しいですが非常に学びのある問題であることは間違いないんですよ。
ですから、解いて損をしたということはありません。
これからの1週間、新しい問題を解きたくなるでしょうが、私はむしろこれまで解いてきた問題を復習する方がいいと思います。
内申点が足りなくて逆転しなければいけない(高得点を取らなければいけない)人は別にして、受験とはミスをした人からふるい落とされるものだからです。
あなたが、前に解いた(正解した)問題、今でも解けますか?
それでは、今日はこのへんで。
先週の予告通り、今日のJDコラムはお休みです。
何を書こうかなと思ったのですが、たまたまTwitterでいい話を見つけたので、それを紹介しようと思います。
皆さんは元サッカー日本代表の本田圭佑選手はご存じかと思います。
その本田圭佑選手に小中学生数名がZOOMで質問できる機会があったそうです。
その時に、とある小学校高学年くらいの子が
「ぼくはプロになりたいからもっとサッカーの練習がしたいんだけど、親が塾に行かせようとしています。どうすればよいと思いますか?」
こう質問したそうです。
それに対する本田圭佑選手の回答が
「君の親は君がプロになれると思っていないから勉強しとけと言っているんだよ。こいつならプロになるだろうと思えばサッカーをもっとやれって言うよ。君の行動がプロになれるように見えないんだと思うよ。君はちょっとでも時間ができたらすぐボールを蹴ったり体幹やったりプロになるためのことをやってる?」
小学生は何も返せなかったそうです。
まさにその通りですよね。
本気でプロを目指すのなら、行動が伴わなければいけません。
プロが向こうからやってくるわけではないですから(笑)
小学校高学年にそれがわかるかと言えば微妙ですが、でも、よほど素質に恵まれてでもいない限り、プロになりたいなら早いうちからそれ相応の準備は必要です。
これを勉強に当てはめてみましょう。
志望校を口にするのはいいですが、それに伴った行動をしていますか?
大人というのは、子どもが本気で頑張っていれば、それを全力で応援するものです。
周りを変えたければ、まず自分を変えましょう。
それでは、今日はこのへんで。
今日、第6回道コンの個人票届きました。恐らく皆さんのところにも届いたのではないかと思います。
というわけで、第6回の感想は「明日」書くことにします。
…
すいません、今日は無理でした( ノД`)シクシク…
さて、今日の話は、決してその生徒をディスっているという訳ではありません。
あぁ、今はそうなのか…と思ってしまったので、このブログを読んでいる皆さん(のお子さん)はどうなのかと思い、記事にしてみました。
昨日、とある中3生の指導中。その生徒には古文の課題を渡していたんですね。
文中に「寅の刻」というのが出てきまして、まあ注釈にはちゃんと何時頃か書かれているわけですが、なぜその時間になるのか十二支を使って説明したんですよ。
その時の反応が微妙でして、ひょっとして
「十二支全部言える?」
「言えないです」
「自分の干支は?」
「ねずみです」
それは知っててよかった…(´-`).。oO
もしかして
「月の古い言い方知ってる?睦月、如月…ってやつなんだけど」
「知らないです」
「学校で『覚えろー』って言われなかった?」
「言われてないですね」
※文にすると冷たいやり取りに感じますが、実際はそんなことないです
私が中学生だった時は、十二支や月の古い言い方は全部覚えさせられましたし、何なら七草も覚えさせられましたよ。
今は違うんですね。
十二支知らなかったら、年賀状どうするん…
今は、年賀状書かないからなぁ( ̄▽ ̄;)
もしかしたら、私たちが当然知っているだろうと思っていることで知らないことも、まだまだあるのかもしれません。
とりあえず、明日以降他の生徒にも聞いてみようと思います(今日の生徒には聞くの忘れてしまった)。
それでは、今日はこのへんで。
1月道コンの中学校別平均点データ、情報提供していただいた方に昨日メールいたしました。
届いてないよ、という方はご連絡下さい。
さて、いつも平均点集計の時に一言欄を設けているのですが、コメントくれる方は大抵激励の言葉だったりお礼の言葉だったりを書いてくれています。
そんな中、質問があったので今日はそれにお答えしようかなと。
個別に返信するのはなかなか大変だという事情もあるので( ̄▽ ̄;)
「ブログで道コンの問題や解説に言及することについて、道コン事務局から何か言われたことはありますか?」
これ、実はないんですよ。
いや、正確にいうと「問題や解説に言及することには」というのが正しいですね(笑)
まあ、その辺りについては知りたい方は、頑張って過去記事を探してみてください(´-`).。oO
私は、もう「あの件」には触れたくないので。
以前、道コンの解説を私が行うことについて質問したことがあるんですよ。
だいぶ前ですね、メールを遡れば出てくると思いますが、少なくとも今の社長になる前です。
その時には、条件付きでの許可ももらっていまして。
それを逸脱しない限りは、大丈夫なんだと思います。
実際、総合資料が送られてくるときに、アンケート用紙みたいなのもついてきますし、ご意見を送っている方は一定数いるのではないかと。
まあ、問題や解説への批評は、改善のために必要なものだと捉えられていると思いますよ。
正当なものであれば。
そうそう、解説と言えば、第6回がまだでしたね。
頑張って木曜日か金曜日には更新できたらと思います。
それでは、今日はこのへんで。
公立入試まで1か月を切りましたが、学校の教室の雰囲気は変わりましたか?
私は、休み時間まで勉強しろとは言わないタイプです。
もちろん「するな」とは言いません。
休み時間まで勉強して、肝心の授業時間に眠くなってしまったら意味がないからです。
でも、どうなんですかね。
そろそろ教科書も終わり、各教科プリントを使った授業が多くなってきていませんか。
しっかり解説までしてくれる先生もいれば、解答配って終わりという先生もいるでしょう。
早く終われば、持ってきた問題集をやってもいいぞーと言ってくれる先生も。
そんな授業であれば、休み時間に体力温存する必要はありませんね(笑)
でも、休み時間も周りで勉強している人が増えてきたら、気分的には焦ってきたりしますよね。
教室全体が受験前という雰囲気になったクラスは強いです。
自分の教室がそうでない場合は、友達のいる他のクラスに避難するというのもありですよ。
明日は進学舎の展示会があります。
秋のは不参加だったので、新年度の教材と最後の追込用のものを見に行ってきます。
それでは、今日はこのへんで。