札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
各高校の大学合格者速報が出ていますが

ガクシン(旧札幌クリエイト西野)の城山先生がまとめてくれていたのですが、各高校の大学合格者速報が出ているようですね。

既に過去最高の実績を出していたり、昨年比でかなり実績を伸ばしたりしているところもあれば、情報がまるで出てこないところもあったり。

元々、公立高校は後期日程も終わり浪人生からの連絡も一通り来たタイミングで集計するところがほとんどでしょうから、今の段階で速報的に出しているのは私立高校が多いです。

うちのブログは例年通り、5月から6月にかけて記事化していこうと思いますので、それまでお待ちください。

 

それでは、短いですが今日はこのへんで。

 



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2024年、札幌圏の私立高校出願状況

昨日の私立A日程を受験してきた皆さん、お疲れ様でした。

もう入試が始まっているのに、出願状況も今更な気がしますが、記録を残しておかないと来年につながらないので。

 

 

見づらいという方は、道学事課のHPにPDFファイルが用意されているのでダウンロードして見てください。

大きく増えたり減ったりしたところは見当たりませんかね。

 

強いてあげれば0.3倍以上増えているのが

静修(普通科)2.7→3.1

 

逆に0.3倍以上減っているのが

北星女子(普通)1.6→1.3

札幌新陽(普通)1.6→1.2

札幌第一(普通)5.5→5.2

札幌日大(普通)4.3→3.9

 

4倍を超えているのが

北海(普通)4.8

北海学園札幌(普通)4.0

札幌北斗(普通)4.3

札幌光星(普通)5.2

札幌第一(普通)5.2

札幌龍谷(普通)4.7

札幌創成(普通)5.1

 

増えるには増える、減るには減る、高倍率には高倍率の理由があると思います。

特に、私はここ10数年、私立高校の説明会に参加していて、それぞれの高校の変遷を見てきているので、その理由も何となくではありますがわかります。

あと、保護者の方から裏表のない情報も入ってきますからね。

 

ちなみに、もうご存じだと思いますが、私立は公立とは違い定員よりかなり多くの合格者を出しますので、この倍率はあってないようなものだと思ってください。

じゃあ、何でわざわざ記事にしたのかというと、どのくらいの受験者を集めたのかということを私が記録しておきたいだけですね。

明日は、いつもですとお休みなのですが、G1があるのでお休みは日曜日にずらすことにします。

 

それでは、今日はこのへんで。



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共通テストリサーチについて

お知らせが2つあります。

 

まず1つ目は、今まで週に1度、日曜日に更新をお休みにしていましたが、それが土曜日になりそうです。

というのは、受験間近になり土曜日が朝から夜までびっちり指導で埋まってしまうことになり、加えて日曜日の午前中も指導が入ったため、土曜日の夜に時間をかけてブログの更新をすることが難しくなるためです。

※日曜日の夜は月曜日の午前中に何もないため遅くまでかかっても大丈夫

なので、さっそく明日のブログはお休みとなります。

 

2つ目は、今日更新予定だった1月道コンの中2の感想は再延期(日曜夜)になります。

それに伴い、中3の感想は月曜日以降となりますのでご了承ください。

では、今日は何を書くのかというと…

このブログを見ている高3生(保護者の方も含め)がどれくらいいるかわかりませんが、今日はその方たち向けの記事です。

 

水曜日から共通テストリサーチが始まり、自己採点を元に志望校をどうするか色々と頭を悩ませていることと思います。

共通テストリサーチにも色々ありますが、河合塾の提供しているバンザイシステムとベネッセ・駿台が提供しているデータネット(選太くん)がツートップだと思います。

ところが、この2つ。判定に差があることが多いんですよね。

実際、私の生徒も、この2つのシステム使って判定出すと結構ブレが出ています。

問題は、どちらを信じればいいのか?

※ちなみに、高校はデータネットを元に進路指導することが多いようです。

ここで重要なのは「どちらかが正しくて、どちらかが間違っている」というわけではないということです。

この2つのシステムは、判定を出す基準がそもそも違うのだと、私は考えています(もし違っていたら指摘してください)。

 

バンザイシステムは、志望者動向中心。志望者内の順位を元に判定を出す傾向が強いです。

データネットは、志望者SS中心。過去のデータを元に合格するために必要なSSを元に判定を出しているようです。

 

私は、大学受験(高校受験も)は相対的なものだと考えているので、過去のデータも重要ですがその年の志望者の中でどのくらいの位置にいるかを重視します。

なので、バンザイシステム派なんですよね。

 

ある高校では、データネットを使った判定でA判定かB判定が出ているところを受験生に勧めているようです。

浪人させたくない気持ちはわかりますが、これまで全く考えてこなかったA判定やB判定の大学を急に勧められても戸惑いますし、モチベーションも下がりますよ。

それとも、国公立大学に何としても合格させたいんですかね。

合格実績の記事を毎年書いている私が言うことではないかもしれませんが、こんな事情を知ってしまうと、国公立にどれだけ現役で合格させたかなんて数字で比較するのが馬鹿らしくなってきますね。

無理かもしれませんが、第1志望合格率なんて数字があれば、それで評価したくなります。

 

来週の月曜日から国公立の出願が始まるため、今日明日で最終決定をする人もいるでしょう。

高校から勧められたA判定やB判定の大学で本当にあなたは納得いくのですか?

そんな大学に4年間通うことにどれだけ価値があるんでしょうか。

2次試験までの残りの期間、必死に頑張るためには、行ける大学より行きたい大学を選んでほしい。

私はそう思います。

 

かと言って、E判定でほとんど可能性のないところに突っ込むのも、それはどうかと思いますからね。

 

それでは、今日はこのへんで。



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共通テストお疲れ様でした

共通テストを受験した高3生のみなさん、お疲れ様でした。

とりあえず、今日はゆっくりと休んでください。

明日、学校で自己採点会があるでしょうが、既に自己採点は終わっているのではないかと思います。

いかがでしたか?

思い通りになった科目、思い通りにならなかった科目、あると思います。

でも、それは他の受験生も同じです。

配点にもよりますが、国公立大学は二次試験が残っています。

リサーチの結果が出るまで休もうと思っている人もいるかもしれませんが、とんでもありません。

1日休んだら取り戻すのに3日かかりますよ。

リサーチの結果っていつ出るんですか?

どこの大学に出願するにしても、やるべきことはしっかりやっておきましょうね。

 

しかし、英語の筆記の量。多すぎませんかね…

 

「英語の時間が足りない」受験生悲鳴 24年の共通テストの筆記の量はセンター時代の1.8倍

 

難問は2次試験で十分なので、共通テストはもう少し易化しても良いと思うのですが。

 

それでは、今日はこのへんで。



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共通テストに向けての注意

昨日、今日と道コンを受験した中学生(一部小学生も)のみなさん、お疲れ様でした。

中3生はすぐに学年末テストがあるので一息ついていられませんね。

再来週には最後の道コンもありますし、2月には私立入試も控えています。

3月の本番まで一気に駆け抜けましょう。

 

また、8月に続いて中学校別の平均点集計も行います。

個人票の送付前日に専用の記事をあげますので、ご協力よろしくお願いいたします。

 

さて、高3生(浪人生)は週末に共通テストがあります。

中3生と違って、毎年決まったメッセージというものは送っていないのですが、気を付けておいた方がいいことをいくつか挙げておこうと思います。

 

まず、全ての教科でうまくいくことはないと思ってください。

必ず何らかの教科でやらかすことになると思います。

やらかすとまではいかなくても、全ての教科で満足いく結果が出ることはないと思っていた方がいいです。

これは、これまで見てきた受験生全員に当てはまることです。

ですから、失敗したとしても落ち込まないこと。

誰もが1教科はやらかすのだから、それが今起こっただけだと次に切り替えることが大事です。

私も、センター試験では今の数学2Bにあたる教科でやらかしました。

当時は理数教科が1日目で、母親が見たことがないような顔で私が帰ってきたと後日教えてくれました。

当時はインターネットもなく予想平均点や講評などもわからない状態で、また理系でしたが文系教科の方が得意だったのも幸いして何とか2日目に立て直すことができました。

 

あと、同じ学校の人と一緒の会場になると思います。

冷たいようですが、他の人の失敗に引きずられないようにすることです。

近寄らないでオーラを出しておくのが一番ですが、仲の良い友達が失敗して「どうしよう…」と声をかけてくるかもしれません。

そんな時は、私のこの話をして「切り替えよう」と声をかけて、後は長い間一緒にいないことです。

マイナスの空気を一緒に纏ってしまうと、あなたまで悪影響を及ぼされてしまいます。

 

そうそう、休み時間がとても長いですよね。

おそらく、こんな長い休み時間を経験した人はいないはずです。

※外部模試はキツキツのスケジュールで試験をすることがほとんどなので。

休み時間をどう使うのかというのも重要です。

せっかくだからと、最終チェックや詰め込みに時間をかけすぎると、せっかくの休み時間に疲れてしまい、本番で頭が回らなくなるということも考えられます。

ほどほどにしておきましょうね。

 

公立入試の記事でも書いていますが、基本的には試験官は受験生の見方です。

※基本的にはというのは試験官は不正行為のチェックもしているため

困ったことがあれば何でも相談してください。

自分一人で悩むくらいなら、助けてもらった方が数倍マシです。

 

最後に、マークミスにはくれぐれも気をつけてください。

今までにマーク模試を何度も受験しているので大丈夫だとは思いますが、本番で今までのやり方を変えるようなことはやめましょう(例えば、本番の時に限って解答を後でまとめて記入するなど)。

これは問題を解く順番などもそうです。

何のために今まで模試を受けて来たのかわかりません。

これまでのやり方を本番でいきなり変えてうまくいくことなんてありません。

今まで通りでお願いします。

 

他にもまだあるかもしれませんので、気づいたら追記の形で書いていきます。

一応、公立入試前日の記事でも参考になること書いてあるかもしれないのでリンク貼っておきますね。

 

こちら

 

それでは、今日はこのへんで。



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平均評定、だいじ

先日の記事と真逆のことを書いて、大変申し訳ないのですが…

TOP校以外の生徒は、定期テストは大事です。

学校の評定をできるだけ上げておいた方がいいですよ。

というのは、私立大学はもちろん、国公立大学の推薦においても平均評定は重要だからです。

指定校推薦となると、各高校から推薦されるのは1名ということがほとんど。

では、どうやって選ぶのかというと、よほど顕著な実績がない限りは平均評定が最も高い生徒が選ばれるからです。

TOP校だと一般入試で受験をする子がかなり多いのですが、それ以外だと指定校推薦を使う場合も結構多く見られます。

中学校でも内申点(ランク)に振り回され、せっかく高校で解放されたのにと思うかもしれませんが、こればかりは仕方ありません。

1年生の内から意識しておかないと3年生になってからでは遅いというのは、中学も高校も変わりません。

自分の志望する大学に指定校推薦がある場合は、定期テストで高得点を取り高い評定を取ることも意識してくださいね。

 

それでは、今日はこのへんで。



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高校での講習の選択について

本来は、もう少し早いタイミングで書くべきだった記事だと思いますが…

今回の夏休みには生かせませんが、放課後や冬休みの講習を受ける際の参考にしてください。

 

私が、高校生との面談で講習の受講についてアドバイスを求められた時、必ず言うことがあります。

それは「教科で選ぶのではなく、先生で選べ」

普段の教科担当は、残念ながら自分の力で選ぶことはできません。

しかし、講習では違う先生に習うチャンスがあります。

 

高校の先生には申し訳ありませんが、当然当たりはずれというものがあります。

相性もありますが、これまで得意だった教科が急にできなくなった場合などは、ちょっと疑った方がいいですね。

 

今、はずれの先生に教わっている教科はチャンスです。

講習でいつもと違う先生が教えている場合は、積極的に受講を考えてもいいでしょう。

その教科が低迷しているなら、浮上のきっかけをつかめるかもしれません。

逆に、普段当たりの先生に教わっているのに、講習で先生が変わる場合は、無理に受ける必要はないと思います。

仮に基本とか応用とかクラス分けがされていたとしても、それに左右されることなく、教えている先生で選ぶ方が私はいいのではないかと思っています。

 

講習も、本当に自分に必要だと思うものだけ選べばいいと思いますよ。

学校の先生は、極端に受ける教科が少ないと「なんで受けないんだ?」とか言ってきますが、気にする必要はありません。

ただ、この時に「当たりの先生がいないんで」とか「はずれの先生なので」とか言ったらだめですよ(笑)

 

さて、明日は札幌競馬場に。

そして明後日はエスコンに高校野球を見に行ってきます。

とりあえず、明日は日焼けと熱中症に注意して、競馬観戦を楽しんで来ようと思います。

 

それでは、今日はこのへんで。



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2023年 大学合格実績比較(私立TOP校編)

大学合格実績比較の第4回は私立TOP校編です。
取り上げるのは、札幌第一(第一)・札幌光星(光星)・札幌日大(日大)・立命館慶祥(立命)そして、南と東の2校を公立の比較対象先として、完全中高一貫校の参考として北嶺を取り上げさせていただきます。
合格実績は、国公立・北大・北大を除く旧帝+2(東北大・東大・東工大・一橋大・名大・京大・阪大・九大)・医学部医学科(国公立のみ)といった4つの分野で、合格者数を比較していこうかと思います。
なお、ここに出ている数字は、説明会やHP上で公表されたものを中心に、不明な年度や部分については「道新受験情報」「北海道高校ガイドブック」のデータで補足しております(一昨年は説明会が開催されていないため、詳細なデータがない学校もあります)。

ですので、HPで発表されているものが頼りだったのですが…現浪の区別のつかないところがいくつかあって、そういったところは、合計人数で出しておりますので、ご了承ください。

さらに、私立高校には公立高校にない特徴として「中高一貫コースを持っている」「コース分けがされている」ということがあります(第一に中学部はありませんが)。

本来であれば、それも区別して比較しなければいけないところですが、明確に数字をわけてくれている学校もあれば、そうでない学校もありますので、ここでは学校ごとの比較とさせていただきます。

そして、私立は年度によって卒業生の数の変動が大きいという特徴があるため、今年も卒業生数を320名に補正した場合のデータも最後に載せてみることにします。

 

で、いよいよ始めるのですが…

今年は当該校の方はご満悦、ライバル校の方は歯ぎしりしたくなるほど、ある学校のことを褒めたたえる内容になっています。

でも、それだけの実績を残したんですから当然ですよね。

教育関係者の中でもかなりの話題になった数字をご覧ください。


まずは国公立大学合格者数から(補正前)

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一(現) 136 180 111 126 157 123 92 111 99
第一(浪) 51 39 39 52 40 31 29 55 35
光星(現) 124 136 135 136 88 82 112 127 82
光星(浪) 24 49 28 36 25 36 36 33
日大(現) 63 86 51 96 50 57 56 48 49
日大(浪) 17 13 16 14 22 11 14 11
立命(現) 87 47 64 62 65 66 47 52 47
立命(浪) 19 24 23 39 24 21 19 21 21
札南(現) 209 206 218 220 201 178 214 182 160
札南(浪) 63 38 82 74 74 83 88 105 117
札東(現) 193 219 210 182 173 174 139 147 185
札東(浪) 40 24 41 47 47 44 37 53 80
北嶺(現) 97 102 101 101 65 69 59 75 77
北嶺(浪) 15 27 30 49 31 44 37 36 41


第一は、昨年が凄すぎましたね。これでも2年前・3年前と比べれば上の数字です。

そして、昨年あれだけ現役で合格者を出したのに、浪人の数が多い…

第一の特徴は、この浪人の多さですね。公立が徐々に浪人の数が減っているのとは対照的です。

 

光星は昨年・一昨年と比べ数は減っていますが、これは卒業生数との絡みもあるので。

詳しくは後程出てくる補正後の数字を見てください。

それを見ると、今年は実は頑張っていたんだなというのがわかります。

この辺りのことを説明会などで話せば、また違うと思うんですがね。

 

日大も、昨年が良すぎたため、そこから比べると減っていますが、過去と比べると現役は2番目の好成績でした。

 

対照的に、立命館は昨年が悪すぎたというのもありますが、現役は過去最高。現浪合わせての3ケタ超えは3年前以来という好成績に。

しかも、これ地方国公立とかで稼いだ数字ではないんですよね…

 

北嶺は、現役の数は変わらないものの浪人が減ったことによって、合計の数字はここ数年と比べるとやや物足りないものに。

北嶺も現役重視になってきているのでしょうか。

それでも3年前からの好成績を維持しています。

 

次に北大合格者数

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一(現) 15 35 24 15 21 19 14 16 13
第一(浪) 17 12 10 7 10 8 6 20 14
光星(現) 5 18 15 10 3 15 17 11 11
光星(浪) 2 11 5 8 5 5 8 9 6
日大(現) 8 7 5 8 6 11 8 4 13
日大(浪) 4 0 3 4 3 5 2 2 2
立命(現) 12 8 8 21 6 10 8 8 11
立命(浪) 3 5 6 7 4 7 4 5 5
札南(現) 69 70 71 67 64 80 75 84 70
札南(浪) 15 14 26 25 24 29 37 42 46
札東(現) 40 66 46 59 58 65 44 41 76
札東(浪) 12 11 17 18 23 16 22 24 26
北嶺(現) 13 17 16 19 23 15 12 21 14
北嶺(浪) 0 6 5 12 8 10 9 5 7


第一は、ちょっと昨年の反動が出ましたかね。浪人が現役を上回るというのは2016年以来のこと。HUP40という目標を掲げて順調に伸ばしていましたが、ちょっと足踏みといったところでしょうか。

 

光星も、昨年が良すぎましたね。いくら卒業生数が少ないとはいえ、これはあまりにも少ない…

 

日大は、現浪合わせての2ケタは3年ぶりですが、SAコース1期ということを考えるとちょっと物足りない結果でしたかね。

 

立命館は、3年ぶりの2ケタ。

 

北嶺は、いくら北大を受けないとはいえ、ちょっと物足りない数字ですかね。

 

北大を除く旧帝+2(東北大・東大・東工大・一橋大・名大・京大・阪大・九大) の合格者数

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一(現) 3 4 2 5 6 3 2 0 4
第一(浪) 3 2 2 4 2 2 5 3 4
光星(現) 5 8 1 3 2 2 1 3 1
光星(浪) 1 0 3 2 1 1 1 1 1
日大(現) 2 4 2 4 0 4 2 2 0
日大(浪) 0 0 1 1 2 0 1 0
立命(現) 32 10 13 13 7 15 5 6 3
立命(浪) 2 3 1 2 2 4 3 4 1
札南(現) 50 49 67 55 48 39 64 40 23
札南(浪) 20 8 19 17 20 15 16 16 18
札東(役) 14 9 11 7 9 7 11 9 16
札東(浪) 7 3 4 4 2 5 5 6 5
北嶺(現) 14 14 14 17 13 15 12 10 17
北嶺(浪) 4 2 5 9 4 12 9 7 5

 

何か、バグではないかってデータを出した学校がありますね…

そうなんです、立命館が今年はとてつもない実績を出したんです。

下の内訳見てもらえばわかるんですが、東大に現役で12名入りました。

えぇ、北嶺超えちゃったんですよ。

他にも一橋4に京大3に阪大5ですからね。

旧帝+2の数字も超えられるどころかダブルスコアの差をつけられてしまっています。

一体どんな学年だったんでしょう。

※実は北郷時代に通ってくれていた生徒がこの世代でして、無事一橋大に合格したのを説明会で知りました。非常に優秀な子だったんですが、あの子をしっかり伸ばすことができたのであれば、まあ納得です。

 

第一:東北大(現2浪1)、一橋大(浪1)、名古屋大(浪1)、大阪大(現1)

光星:東工大(現2)、京都大(現1)、大阪大(現1)、東北大(浪1)、一橋大(現1)

日大:京都大(現1)、大阪大(現1)

立命館:東北大(現7浪1)、東京大(現12)、一橋大(現4)、東工大(現1)、京都大(現3)、大阪大(現4浪1)、九州大(現1)

北嶺:東北大(現3)、東京大(現8,浪1)、東工大(現1浪1)、名古屋大(現1浪1)、京都大(浪1)、九州大(現1)


おしまいは医学部医学科(国公立のみ)※データがない場合は「なし」と表記しています

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一(現) 7 3 4 8 3 3 0
第一(浪) 5
光星(現) なし なし なし なし なし なし なし なし なし
光星(浪) なし なし なし なし なし なし なし なし なし
日大(現) 6 なし 1 4 3 9 1 5 6
日大(浪) 1 なし 2
立命(現) 14 9 14 19 5 11 3 3 4
立命(浪) 5 7 7 7 3 8 5 3
札南(現) 34 33 35 38 35 25 25 20 27
札南(浪) 13 9 20 13 23 27 22 26 29
札東(現) 2 2 3 4 5 4 2 3 3
札東(浪) 0 0 2 1 2 1 3 5 3
北嶺(現) 22 46 44 34 36 33 32 37 33
北嶺(浪) 2 15 7

 

実はですね、私が医学部医学科のデータを集めるときって防衛医大の数字は抜くんですよ。

入試の時期が早いので他の国公立大学の医学部医学科に合格した生徒とダブルカウントしてしまうことがあるからです。

ところが、北嶺の数字。私、昨年まで防衛医大の数字を入れちゃってまして(学校から出されたものをそのまま転記してました)。

なので、今年と2020年以前のものは防衛医大の数字を抜いたものにしました。

ただ、昨年と一昨年については手元に資料がない(書庫にある)ので、後日修正をしたいと思います(それまでは赤字にしておきます)。

それであっても、北嶺の数字は何ら見劣りするものではないのですが、ここ2年と比べると「あれ?」という数字なのは、そういった理由があります。

しかし、ここでも立命館は良い結果を残していますね。

そして、意外と言っては失礼ですが、日大も今年は数字を出してきました。

これはSA1期生効果でしょうね。来年以降どうなるかに注目です。

 

さて、続いて補正後の数値をお見せするのですが、卒業生の数については学校基本調査の数字を基にしています(昨年5月1日現在の3年生の数)

ですので、中退や転出(高3生であまり考えられませんが)により、卒業生の数はほぼ同数か若干少ないものとお考え下さい

それと、あくまでも卒業生に対しての比較ですので合格者数は現役のみです

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一 360 435 357 407 518 428 385 382 399
光星 296 435 535 435 344 337 372 481 415
日大 326 387 355 435 435 329 351 353 351
立命 328 311 328 303 301 294 257 302 284
札南 320 320 320 320 320 320 320 320 320
札東 320 320 320 320 320 320 320 320 320
北嶺 127 121 123 121 124 123 122 125 121

 

第一は昨年と比べると80名弱の減少。

逆に、光星は昨年と比べると140名の減少。一昨年と比べると240名近くもの減です。

こうなると、単純な数字だけで比べるのは無理がありますよね。下手すると学校1個分違うんですから。

日大は、60名ちかくの減。

立命館は、16名の微増。

北嶺はいつも通り全く変わりません。

こうしてみると、減った高校が多いですね。

 

国公立大学現役合格者数(公立は320人固定)補正後 

※は現浪の区別がないため算出できず

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一 121 132 99 99 97 92 76 93 79
光星 134 100 81 82 78 96 85 63
日大 62 71 46 52 37 55 51 44 45
立命 85 48 62 65 69 72 59 50 53
札南 209 206 218 220 201 178 214 182 160
札東 193 219 210 182 173 174 139 147 185
北嶺 244 270 262 267 167 180 155 192 188

 

第一は、やはり昨年が凄すぎましたね。補正をかけても昨年を下回りました。それでも2021年以前と比べればかなり良い結果です。

光星は、先ほども書いた通り、補正をかけると過去最高の結果でした。第一を逆転したのは2017年以来ですね。

日大も、第一同様、昨年を超えることができなかったものの、2年前以前と比べると好成績。

立命館は、やはり過去最高の結果。内部進学する生徒が多いので、ここから更に数字を伸ばすのは難しいでしょうから中身で勝負ですかね。

北嶺は、補正かけると凄いんだなぁというのを改めて実感します。

 

北大現役合格者数(公立は320人固定)補正後

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一 13 26 22 12 13 14 12 13 10
光星 5 13 9 7 3 14 15 7 8
日大 8 6 5 6 4 11 7 4 12
立命 12 8 8 22 6 11 10 8 12
札南 69 70 71 67 64 80 75 84 70
札東 40 66 46 59 58 65 44 41 76
北嶺 33 45 42 50 59 39 31 54 37

 

旧帝+2現役合格者数(公立は320人固定)補正後

※は現浪の区別がないため算出できず

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
第一 3 3 2 4 4 2 2 0 3
光星 5 6 1 2 2 2 1 2 1
日大 2 3 3 0 4 2 2 0
立命 31 10 13 14 7 16 6 6 3
札南 50 49 67 55 48 39 64 40 23
札東 14 9 11 7 9 7 11 9 16
北嶺 35 37 36 45 34 39 31 26 45

 

さて、例年書いてますが、募集形態を比べて見ますと

 

光星:中学あり(上位コースなし)、高校(ステラ・マリスの2コース)

日大:中学あり(上位コースあり)、高校(PS・特進・総合の3コース)

立命:中学あり(上位コースあり)、高校(SP・一般の2コース)

第一:中学なし、高校(文理選抜・文理北進・総合の3コース)

北海:中学なし、高校(特進S・特進・進学の3コース)

北嶺:中学あり、高校から入学できない

 

全く同じパターンがないんです、面白いですよね。

 

これまでは、北嶺は別格として(高校から入れませんし)、北大なら第一、旧帝+2や医学部医学科なら立命館というのが続いていました。

ただ、今年の立命館の結果はそういったものを根底から覆してしまいそうなインパクトがありましたね。

これだけの数字というのはSPコースだけでは出せず、一貫コースの底上げもあって初めて達成できます。

果たして、今春の卒業生が特別だったのか。それとも、来年以降もこの勢いが続くのか。

非常に興味深いですね。

 

というわけで、今年も無事、このシリーズが終わりました。

 

一昨年から高校別・大学別のデータを作って公開しています。

今年の分は、これから徐々に更新していこうと思います。

 

それでは、今日はこのへんで



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学校祭の季節2023

この記事も4年ぶりくらいなんですね( ̄▽ ̄;)

 

今までに書いてあることの繰り返しになりますが、学校祭は年に一度のお祭りです。

ですから「学校祭が楽しかったから、○○高校に行きたい!」というのは、志望校の選び方としては「う〜ん」と思うんですよね。
学校祭がない時期、楽しくなかったらどうするんですか(笑)
あくまでも、選ぶ際の要素の一つとして考えてもらえればと思います。

私がHPなどで調べて把握している範囲での話しなので、もし書かれていないものでわかる場合はコメントしていただければ助かります。

基本的に土日に重なっている場合は一般公開がある「可能性」があります。

中には事前予約が必要だったり、家族のみというところもあるので、お気を付けください。

※できれば学校に問い合わせるというのは避けた方がいいです。学校側の業務に支障が出る場合もありますので…ただ、それが嫌ならHPにちゃんと書いた方がいいと思うんですよね。

なお、一般公開の時間が結構短いところも多いです(10時〜14時とか)

見に行く場合は、午前中または午後の早い時間の方がいいでしょう。

また、身分証が必要だったり、一般公開していなかったりといった学校もあるかもしれません。

 

公立(※HPや年間予定表に一般公開などの記載がある場合は転記しています)
東 7日(金)〜8日(土)

西 8日(土)〜9日(日)
南 8日(土)〜9日(日)
北 8日(土)〜9日(日)(限定公開かも…6月末に判明)

月寒 7日(金)〜8日(土)

国際情報 7日(金)〜8日(土)
白石 7日(金)〜8日(土)
藻岩 7日(金)〜8日(土)
旭丘 6日(木)〜7日(金)
手稲 7日(金)〜8日(土) (保護者・家族のみ)
大麻 7日(金)〜8日(土)
啓成 7日(金)〜8日(土)

清田 7日(金)〜8日(土)(事前申し込み必要、締切6/26)
平岸 7日(金)〜8日(土)(保護者・家族のみ)
稲雲 
平岡 7日(金)〜8日(土)
厚別 
東商業 13日(木)〜14日(金)
白陵 17日(月・祝)〜18日(火)
東陵 6日(木)〜7日(金)
新川 7日(金)〜8日(土)
北陵 7日(金)〜8日(土)(一般公開)
英藍 7日(金)〜8日(土)
北広島 
恵庭南 13日(木)〜14日(金)
琴似工 7日(金)〜8日(土)
札幌工 
東豊 

南陵 12日(水)〜13日(木)

真栄 7日(金)〜8日(土)

開成 

丘珠 14日(金)〜15日(土)

石狩南 

石狩翔陽 7日(金)〜8日(土)

当別 20日(木)〜21日(金)

西陵 7日(金)〜8日(土)

あすかぜ  13日(木)〜14日(金)

江別 7日(金)〜8日(土)

野幌 13日(木)〜14日(金)

北広島西 

千歳 7日(金)〜8日(土)

啓北商 14日(金)〜15日(土)

恵庭北 14日(金)〜15日(土)

千歳北陽 

大通 

 

なお、私立高校については年間予定表を公開していないところがほとんどなため、途中で諦めました( ノД`)シクシク…

2024年度受験用の北海道高校ガイドブックが発売されたら話は変わるんですけどね。

まだ書店には並んでいないようなので、手に入ったら追記するかもしれません。

 

それでは、今日はこのへんで

 



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2023年 大学合格実績比較(地方TOP校編)

大学合格実績比較、3週目は地方TOP校編です。

例年、地方公立TOP校の進学実績を出すのが遅い!と言ってますが、今年は釧路湖陵と珍しく帯広柏葉が出ていませんでした。

というか釧路湖陵は、もう何年も進路実績更新してないんですがやる気あります?

本当は釧路湖陵外してもいいんですが、今年は旭川東・苫小牧東・函館中部・岩見沢東・帯広柏葉・室蘭栄・釧路湖陵・北見北斗 の8校に小樽潮陵がデータ出してきたので復活させて9校でお届けします。

各校で定員が違うので、それによって合格実績の価値も変わると思いますが、それを言い始めたらきりがないので単純に合格者数の比較にとどめたいと思います。

ちなみに、過去8年間の定員(理数科含む)は

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
旭東 240 280 280 280 280 280 280 280 280
苫東 240 240 240 240 240 240 240 280 280
柏葉 280 280 280 280 280 280 280 280 280
中部 240 240 240 240 240 240 240 240 240
岩東 200 200 200 200 200 200 240 240 240
室栄 240 240 240 240 240 240 240 240 240
北斗 240 240 240 240 240 240 240 240 240
湖陵 240 240 240 240 240 240 240 240 240
潮陵 240 240 240 240 240 240 240 280 280
札東 320 320 320 320 320 320 320 320 320
北広 320 320 320 320 320 320 320 320 320

 

こうなっています(その年入学した生徒の定員ではなく、卒業生の定員です)。

苫小牧東と岩見沢東と小樽潮陵が途中で1学級減になり、今年の卒業生からは旭川東が、そして来年の卒業生からは帯広柏葉と函館中部が1学級減になりますので注意してください。

これを踏まえて、以下の表をご覧になってください。


国公立

北大

北大を除く道内国公立大

北大を除く旧帝+2(東北大・東大・東工大・一橋大・名大・京大・阪大・九大)

医学部医学科(国公立のみ)

 

以上の5つの分野に分けて、合格者数を比較していこうかと思います。
なお、ここに出ている数字は、各高校の進路指導部でHP上に公表しているものを中心に、公表されていない年度や部分については「道新受験情報」「北海道高校ガイドブック」のデータで補足しております。
数字にずれが若干あるかもしれませんが、ご容赦ください。

また、比較のために札幌東と北広島の数字も載せておきます。

 

まずは国公立大学合格者数から

2023 2022

2021

2020 2019 2018 2017 2016 2015
旭東(現) 159 154 176 152 147 158 145 131 127
旭東(浪) 48 28 43 58 62 53 61 61 60
苫東(現) 119 103 115 111 98 96 93 87 94
苫東(浪) 9 5 5 5 3 8 10 12 22
柏葉(現) 151 147 166 163 131 126 112 135 143
柏葉(浪) 19 33 28 46 42 34 38 31 32
中部(現) 159 151 146 137 94 110 91 113 112
中部(浪) 24 12 10 24 26 18 28 21 38
岩東(現) 79 75 88 62 63 71 98 67 78
岩東(浪) 8 16 18 20 7 12 18 19 33
室栄(現) 161 140 177 129 151 128 122 110 119
室栄(浪) 23 16 13 15 6 19 13 15 32
北斗(現) 114 128 120 119 85 115 118 106 116
北斗(浪) 5 12 6 10 8 9 11 6 11
湖陵(現) 117 104 107 110 125 109 114 120 110
湖陵(浪) 19 19 9 14 17 14 18 17 21
潮陵(現) 104 80 77 - - 90 83 85 71
潮陵(浪) 17 27 19 - - 30 27 31 19
札東(現) 193 219 210 182 173 174 139 147 185
札東(浪) 40 24 41 47 47 44 37 53 80
北広(現) 138 174 172 134 102 133 138 112 147
北広(浪) 22 13 19 18 32 33 31 21 37

 

旭川東は、1学級減にも関わらず昨年とほぼ同じ結果。浪人生の合格者数も一昨年並みに戻りました。

苫小牧東は、4年連続での3ケタ達成。すっかり安定してきましたね。

帯広柏葉は、浪人の合格者数が少ないのが気になりますが、これは学校からの発表ではないからだと思います。

函館中部は、またまた過去最高の記録を更新。さすがに来年は一学級減るのでここまでの数にはいかないと思うんですが。

岩見沢東は、1学年200人ということもあり、もう3ケタを狙うのは厳しいですかね。

室蘭栄は、やはり隔年傾向なんでしょうか。しっかり戻してきました。

北見北斗は、ちょっと減りましたが、2019年を除いてずっと3ケタをキープしています。

釧路湖陵は、良くも悪くも安定はしています。

小樽潮陵は、これ今年の結果良かったからHPにアップしましたかね(笑)データが抜けている2年間はわかりませんが、久々の3ケタなのかもしれません。

 

次に北大合格者数

2023 2022

2021

2020 2019 2018 2017 2016 2015
旭東(現) 36 40 30 31 26 22 33 32 24
旭東(浪) 8 3 11 9 15 12 12 18 19
苫東(現) 11 9 13 10 9 6 3 5 7
苫東(浪) 1 2 2 1 0 3 2 3 5
柏葉(現) 24 22 22 23 16 11 22 27 29
柏葉(浪) 8 4 5 11 14 7 6 5 11
中部(現) 10 14 18 11 9 12 6 12 13
中部(浪) 6 1 0 0 4 2 3 5 6
岩東(現) 3 4 6 7 4 7 13 10 9
岩東(浪) 2 6 4 2 2 4 10 7 6
室栄(現) 25 13 28 17 11 8 9 6 15
室栄(浪) 1 2 1 3 0 2 2 4 13
北斗(現) 16 18 14 17 5 19 13 10 16
北斗(浪) 1 4 2 1 3 2 2 2 2
湖陵(現) 11 10 12 11 14 8 13 14 9
湖陵(浪) 2 3 1 3 3 2 2 5 5
潮陵(現) 10 8 14 - - 16 9 16 18
潮陵(浪) 6 8 3 - - 10 7 7 3
札東(現) 40 66 46 59 58 65 44 41 76
札東(浪) 12 11 17 18 23 16 22 24 26
北広(現) 8 7 8 12 9 5 18 14 7
北広(浪) 3 4 3 2 6 5 7 5 12

 

旭川東は、昨年を下回るものの30人台はキープ。

苫小牧東は、今年は2ケタ復帰。

帯広柏葉は、4年連続で20人台をキープ。現浪合わせての30人台は3年ぶりですね。

函館中部は、浪人が健闘。現役はかろうじて2ケタをキープ。

岩見沢東は、ちょっと寂しいですね。

室蘭栄は、大幅に数字を伸ばして一昨年並みに。

北見北斗は、安定していますね。現役20人台が1つの壁なんでしょう。

釧路湖陵も、安定はしていますが、イマイチ突き抜けられない感はあります。

 

北大の道内率の低さは札幌の準TOP校以下と地方TOP校の低迷が原因かと思っていましたが、地方TOP校に関してはここ10年で見るとそこまで実績落としていないんですよね。

 

次に道内国公立大学(北大を除く)の合格者数

※ 札医・旭医・ 帯畜・ 樽商・教育大・室工・北見工・札幌市立・はこだて未来・釧路公立・名寄市立・道職能

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015

旭東(現)

55 49 50 61 57 68 54 53 53

旭東(浪)

23 11 10 11 17 16 21 17 16

苫東(現)

78 60 67 64 51 50 61 52 56

苫東(浪)

5 1 1 2 1 2 8 8 6

柏葉(現)

58 51 76 76 64 63 62 57 66

柏葉(浪)

3 10 13 17 11 9 23 9 9

中部(現)

30 55 55 44 33 42 39 37 31

中部(浪)

5 6 2 5 4 5 9 8 8

岩東(現)

47 47 57 23 32 43 67 38 52

岩東(浪)

4 5 7 8 2 5 15 14 14

室栄(現)

66 48 73 47 52 57 60 58 69

室栄(浪)

7 - 3 4 5 4 4 9 22

北斗(現)

57 52 58 58 45 59 65 61 61

北斗(浪)

0 4 3 6 1 3 3 4 5

湖陵(現)

55 57 59 54 58 58 51 61 50

湖陵(浪)

9 8 5 3 6 5 8 7 3
潮陵(現) 64 51 42 - - 44 62 49 31
潮陵(浪) 8 12 8 - - 12 14 15 8

札東(現)

90 76 99 84 66 61 53 62 56

札東(浪)

6 5 12 12 12 9 4 10 22

北広(現)

86 107 111 76 72 77 73 68 87

北広(浪)

8 4 6 5 9 15 13 11 10

 

苫小牧東の数字が伸びてる?

そして、この中では函館中部の少なさが際立っていますね。

元々青函トンネルができた後は、札幌よりも東北地方に行く方が時間的にも早いという面がありましたが、北海道新幹線ができて、それに拍車がかかったような感じがします。

さすがに通学するのは無理ですが、北海道から出ることに抵抗がないんでしょうね。それが過疎化を一層進めているという点もありますが…


北大を除く旧帝+2(東北大・東大・東工大・一橋大・名大・京大・阪大・九大) の合格者数は

2023 2022 2021 2020 2019 2018 2017 2016 2015
旭東(現) 13 12 17 11 13 5 12 9 12
旭東(浪) 4 0 3 4 4 5 4 5 4
苫東(現) 0 1 1 0 0 3 2 0 1
苫東(浪) 1 0 0 0 1 0 0 0 1
柏葉(現) 12 5 6 7 1 4 10 4 6
柏葉(浪) 1 2 3 0 0 4 5 2 1
中部(現) 6 4 6 5 4 2 2 2 5
中部(浪) 0 0 1 4 6 1 4 1 3
岩東(現) 2 1 1 0 1 3 2 2 4
岩東(浪) 0 0 0 2 1 0 1 1 1
室栄(現) 10 7 4 6 7 10 11 5 6
室栄(浪) 3 3 1 4 0 5 0 1 3
北斗(現) 1 2 3 2 6 3 4 3 2
北斗(浪) 0 0 1 0 1 0 0 0 0
湖陵(現) 2 1 1 5 1 6 4 0 4
湖陵(浪) 0 0 0 0 1 1 2 0 2
潮陵(現) 0 0 1 - - 1 3 0 1
潮陵(浪) 1 0 0 - - 1 0 3 2
札東(現) 14 9 11 7 9 7 13 9 16
札東(浪) 7 3 4 4 2 5 5 6 5
北広(現) 0 1 1 1 0 0 2 1 1
北広(浪) 2 0 1 0 2 3 0 2 2

 

この分野は旭川東が強いんですが、今年は帯広柏葉と室蘭栄がそれに迫る結果を出しました。

下は現役のみですが、どの高校からどういったところに合格者が出ているかの一覧です。

 

旭川東:東北大(5)、東京大(2)、京都大(2)、大阪大(3)、九州大(1)

帯広柏葉:東北大(4)、東京大(2)、京都大(1)、大阪大(4)、九州大(1)

函館中部:東北大(3)、東京大(2)、大阪大(1)

岩見沢東:京都大(1)、大阪大(1)

室蘭栄:東北大(6)、東京大(2)、大阪大(2)

北見北斗:大阪大(1)

釧路湖陵:京都大(1)、大阪大(1)

 

おしまいは医学部医学科(国公立のみ)
昨年から目立ったところだけ紹介する形にしております。

そもそも、医学部医学科を別集計にしてくれている所が少ないという事情もあります。

 

旭川東が現役12・浪人6※内訳は、旭川医大が現役7・浪人5、北大が現役2、札幌医大が現役2、秋田大が浪人1、京都大が現役1

岩見沢東が浪人1

室蘭栄が現役5・浪人2※内訳は、旭川医大が現役3・浪人1、札幌医大が現役2・浪人1

注:北見北斗は医学部で集計していますが、医学部医学科なのかわかりませんので除外しています。

 

地方はTOP層の子が札幌に流出してしまっていると言われていますが、なかなか健闘しているのではないでしょうか。

少なくとも札幌TOP校でなければ札幌に来る必要はないのではないかと思います。

地方から出てきて、環境の違いに戸惑い伸び悩むという子もいるでしょうし。

ただ、これから学級減という問題も出てきます。

やはり、ある程度の母数がないと、その中で切磋琢磨することはできませんからね。

私はその辺りを維持できるギリギリのラインは240名ではないかと思っていたので、200名に定員が減った函館中部の来年の実績には非常に注目しています。

その辺りを踏まえた上での理数科設置だったのかもしれませんね。

昨日予告したように、来週は一旦お休みにして再来週に私立TOP校の実績を紹介します。

 

それでは、今日はこのへんで



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