札幌圏の公立高校には第2志望が書けるところがいくつかありまして。
毎年、どのくらいスライド合格が出ているのか気にはしていました。
ただ、正確に数を調べて記録したことはなかったので、昨年に引き続き今年で2回目の調査になります。
今年は、札幌旭丘・札幌国際情報・札幌啓成の3校を調べてみました。
本当は札幌清田も調べなければいけなかったのですが…すいません忘れていました( ノД`)シクシク…
ちなみに、私立高校の場合は上位コースで出願して不合格だった場合は自動的に下のコースで合否判定をしてくれますが、公立高校の場合は第2志望で記入していないと合否判定の対象になりません。
その点はご注意ください。
※商業科や工業科は除いています。
※札幌平岸高校のデザインアートコースについては実技試験があるため普通コースからのスライドはないと判断しています。
札幌旭丘高校(数理データサイエンス→DS)
【2023】
普通科 実募集人員192名 再出願後の全出願者数305名 合格者:普通科192名
DS科 実募集人員56名 再出願後の全出願者数47名 合格者:普通科27名、DS科29名
【2024】
普通科 実募集人員192名 再出願後の全出願者数285名 合格者:普通科192名
DS科 実募集人員56名 再出願後の全出願者数58名 合格者:普通科20名、DS科36名
昨年同様DS科が第1志望だからと言って優先されることはなかったようです。
ただ、今年普通科の合格者にDS科の受験番号が1つ混ざっていたんですよね。おそらく、当初はDS科で出願していたのが出願変更で普通科にしたということなんだと思います(同じ高校なので受験番号の変更がなかった?)。
そうなると、DS科の合格者に含まれている普通科の番号もスライドではなく、出願変更した人も含まれているのかもしれません。あと、他の学校もそうなのかもしれませんが、出願変更した場合の受験番号って、当初の番号と連続して設定するんですね。推薦と一般のように区別するものかと思っていましたが、そういった様子が一切ないので。
札幌国際情報高校(グローバルビジネス→GB)
【2023】
普通科 実募集人員56名 再出願後の全出願者数92名 合格者:普通科56名
国際文化科 実募集人員40名 再出願後の全出願者数80名 合格者:国際文化科40名
理数工学科 実募集人員24名 再出願後の全出願者数37名 合格者:普通科2名、理数工学科22名
GB科 実募集人員60名 再出願後の全出願者数121名 合格者:普通科4名、国際文化科8名、GB科48名
【2024】
普通科 実募集人員56名 再出願後の全出願者数72名 合格者:普通科56名
国際文化科 実募集人員40名 再出願後の全出願者数54名 合格者:国際文化科40名
理数工学科 実募集人員20名 再出願後の全出願者数39名 合格者:国際文化科1名、理数工学科19名
GB科 実募集人員60名 再出願後の全出願者数67名 合格者:普通科3名、国際文化科6名、理数工学科2名、GB科49名
2023年、2024年ともに普通科と国際文化科は他の科からの合格者はなし。
理数工学科は、昨年は普通科から、今年は国際文化科から合格者がいました。
GB科は昨年は12名、今年は11名の他科からの合格者がいました。普通科から商業科・工業科へのスライドは第3希望と第4希望なので、よほどのことがないと起きないのですが、何科でもいいから国際情報に行きたいとなるとそうなるのですかね。
札幌啓成高校
【2023】
理数科実募集人員34名 再出願後の全出願者数79名 合格者:理数科34名
普通科実募集人員252名 再出願後の全出願者数308名 合格者:理数科35名、普通科217名
【2024】
理数科実募集人員32名 再出願後の全出願者数53名 合格者:理数科32名
普通科実募集人員252名 再出願後の全出願者数279名 合格者:理数科17名、普通科235名
理数科は53名中、理数科合格が32名、普通科合格が17名、不合格が4名。昨年は79名中、理数科合格が34名、普通科合格が35名、不合格が10名でしたから、理数科の倍率の左右されるとはいえ、やはり普通科へのスライド合格の数は多いですね。
来年以降も、普通科を受験する場合は、理数科の不合格者の数も考慮して考えなければいけません。
まだ2年目なのではっきりとした傾向をつかみ切れていませんが、もし上記の高校を志望する場合には頭に入れておいた方がよい情報だと思います。
それでは、今日はこのへんで。
今年は大学受験は全員合格だったのですが、高校受験は涙を飲む生徒を出してしまいました。
非常に悔しいです。
3月中には、HPやこのブログ上でも合格実績を出したいと思います。
ただ、合格実績は過去のものであって、今指導している生徒や新しく指導する生徒の進路を保証するものではありません。
これまでの実績を示すことで、それだけの指導が受けられるのだという証になるのではないかと思うようになりました。
受験生へのメッセージは昨日のブログで伝えてありますので、ここではこの後の動きについて簡単に書いておこうと思います(おそらく、中学校に行って同様の説明を受けたと思いますが)
本日中に合格者の入学意思の有無の報告がなされ、入学意思のない生徒の分の追加合格の通知が、19日(火)の9時半から16時半の間にあります。
ですから、今日残念な結果だった方も、この時間帯は連絡が取れるようにしておいてください。
既に私立への進学を決めていて、それでもTOP校の合格が欲しいという生徒が受験している可能性はあります。(日大はTOP校合格で特待になる制度もありますし)
また、中堅・下位校だとよりこの傾向は顕著で、かなりの数の辞退者が出ていると思われます。
自分の生徒、ブログの読者の方からの報告を含めると、毎年かなりの数の追加合格の報告があります。
自己採点の結果にある程度の手応えのあった人は、非常に辛いかもしれませんが、明日まで可能性を捨てないでください。
そして、二次募集の人員の発表が21日(木)に。
22日(金)から25日(月)の間に二次募集の願書を提出することになります。
二次募集の合格通知は28日(木)までに届くことになっています。
札幌圏では、上位校こそありませんでしたが、今年も定員割れの高校が多いです。
基本的に、点数(内申点+当日点)が上位の子から合格が決まっていくのですが、TOP校の不合格者は私立の特進コースに進むケースが多いので、意外と合格ラインは高くなさそうです。(あくまでも推測ですが)
どうしても、公立高校へという方は、ダメ元で出してみてもいいかもしれません。
昨日の記事のとおり、あなたが最良だと思っている場所、あなたが希望したところではない場所を、良くするのも悪くするのも、これからのあなた次第です。
公立高校に合格できず私立高校に行った私の教え子の中には、
弁論部で全国優勝して、第一希望の公立高校からはとても行けそうにない有名私大に行った者。
バスケ部で活躍し、それがある大学の関係者の目にとまり、強豪大学へ進学した者。
家業を継ぐために、ある漫画の舞台にもなった某大学の学部へ進学を果たした者。
外部模試のSSが、中学時代の同級生を軽く超えるレベルまで行った者。
そういった生徒たちもいます。
4月から進むその場所で、あなたができることを力いっぱいやってみてください。
希望通りに合格を果たした方、おめでとうございます。
今までの頑張りが合格という結果で報われて、喜びもひとしおだと思います。
この喜びを忘れないでくださいね。
その高校は、あなたが望んで選び、入学を望んでも叶えられなかった人がいる場所です。
数ヵ月後、「うちの高校クソだわ」なんて口が裂けても言わないように。
それでは、今日はこのへんで。
公立入試前日同様、毎年合格発表前日には同じメッセージを送ることにしています。
明日の合格発表で、キミがどの高校で3年間過ごすのかが決まる。
君たちの受験勉強の成果が「合否」というもので表される。
…
本当にそうかな?
合格だろうが、不合格だろうが、君たちの中に残された「学力」は変わらないのでは。
あれだけ、色んなものを犠牲にして頑張ったのだから「合格」という結果が欲しい!
その気持ちは十分にわかる。
できることなら、みんな合格していてほしい。
でも、これは受験だ。
涙を飲む人が必ず出てくる。
合格=勝ち、不合格=負け
そんな単純に考えないでほしい。
キミにとって高校受験はゴールなのか、スタートなのか(ゴールという人はいないだろうが、そう思える人もいる)
高校受験をゴールと考える人にとっては、合格が全てという意識なんだろう。
でも、高校受験をスタートとする人にとっては、そんな単純な図式は通用しない。
まだまだ先は長い。
自分の夢や目標を実現するための3年間の舞台が決まっただけで、その先の未来までが決められたわけではない。
高校生活が人生のゴールではない以上、高校は「通過点」なんだと思う。
どこの高校に行ったのか?
そんなの社会に出てからは「あまり」関係ないものだよ、今のあなたが考えているよりは。
高校受験がスタートだと思うのならば、喜びや悲しみにいつまでも浸っているわけにはいかない。
特に力及ばず不合格だった人は覚えていてほしい。
大学入試でリベンジだ!と思うかもしれないし、周りもそういうだろうが、「その気持ちだけ」では3年間勉強を継続できない。
なぜ、その進路を目指すのか。
そこをはっきりさせておかないと、途中で目標を見失うことになるよ。
公立高校(私立高校)に進学し、その後も自分の夢に向かい進学・就職していった生徒。
公立高校(私立高校)に進学したものの、その後は…という生徒。
今までの塾講師生活の中で様々なケースを目の当たりにしてきたけれど、前者は合格不合格問わず、高校受験に真摯に取り組んだ生徒が多く、後者は合格不合格問わず高校受験で頑張りきることができなかった、どこか手抜きをしてしまった生徒が多い。
そういう風に思うんだ。
特に合格したものの、本来の志望校よりも落として受験した人は要注意!
自分も大学受験で経験したんだけれど、自分の限界に挑まなかったことは、後で尾を引くことになりかねない。
次の壁が立ちふさがったときに、また楽なほうへ逃げてしまう可能性が高いと思う。
どの進路が正しかったのか?現時点でそれはだれにもわからないし、確かめようもない。
ただ、その進路を良いものにするか悪いものにするかは、これからのあなた次第だということだけは断言することができる。
人生には数多くの分岐点があり、高校入試もそのうちの1つ。
君たちの人生は、これまでは親の影響を強く受けていたけれど、これからはある程度自分で切り開いていくことができるようになる。
道は無数に分かれていて、今その状態にあるのは、その中の1つをきみが選んだからにすぎない。
「あの時違う道を選択していたらどうなっていたかな」と思うこともあるだろうけれど、過去には戻れないのだから今いる場所をよくすることしかできないよね。
高校受験の合否程度で、この世が終わったり、人生が終わったりはしない。
ましてや、きみのこれまで積み上げてきたものが崩れたり否定されたりするわけでもない。
きみという人間が、明日の合格発表で変わるわけではないんだよ。
最後にこのブログを読まれている保護者の方々へ。
合格したときのことは、今は考える必要はないと思います。
万が一不合格だったときのことを考えておいてください。
一番、ショックを受けているのは紛れもなく本人です。
表面上、そう見えなくてもです。
保護者の方々が必要以上に落ち込んでいては、お子さんの挫折感も増すことになります。
また、責めるようなことを言っても発奮材料にはなりません。
どうか、静かに見守ってあげてください。
そして、お子さんが立ち上がったとき、また応援してあげてください。
最後にもう一度。
合格=勝ち、不合格=負け
決してそうではありません。
与えられた新たなステージで、どう過ごしていくか?
そこが問われていると思ってください。
それでは、今日はこのへんで。
※このブログは多くの教育関係者(学校・塾)の方が読んでいるものと思います。実際に数年前の騒動の時は匿名で電話をくれた方もいらっしゃいました。皆さんもぜひ考えてみてください。
昨日問い合わせした件、道教委及び北海道新聞両方から返答があったので、記事化します。
日曜日の熟長会で取り上げられたのは、国語の大問4問3の問題です。
この問題は、問題用紙に示されているウェブページという資料をもとに、同じく資料にあるチラシの空欄に当てはまる文章を答える問題でした。
では、資料となるウェブページとはどんなものだったかというと
これをもとに、(この彫刻は、)という書き出しに続く文章を35字程度で書くのですが、その際に「作品の素材」「鑑賞以外の用途」「設置場所」に触れて書くことが条件付けされています。
まず、私があれこれ言ってしまうと、先入観を持ってしまうかもしれないので、普通に解いてみてください。
その間に、私は関係ない話を書いておきますので。
今日、やっと確定申告が終わりました。
私は、常日頃から会計ソフトを使って記帳をしていて、金庫のお金も合わせているので、確定申告と言ってもその気になれば1日2日で終わってしまうのですが、毎年公立入試が終わるまでは手を付ける気にならないんです。
今年は日程の巡り合わせが悪く、入試が終わってから締切までの時間が少なかったため、締切3日前というなかなかギリギリなタイミングで終わらせることになりました。
他の先生なんかは税理士の方にお任せしているようですが、私は税理士事務所で1年ですが働いた経験があるため、自分で申告しています。
まあ、そんなに複雑な処理を必要とするものもありませんからね。
さて、そろそろいいでしょうか。
模範解答は
「(この彫刻は、)黒御影石を素材とした滑り台でもあり、札幌市の大通公園に設置されている。(35字)」
まあそうだよねという感想を持たれた方、ふーんという感想を持たれた方、あれ?っという感想を持たれた方、様々いらっしゃるかと思います。
私も、試験当日はそこまで厳密に文章を見ていたわけでもなく、この模範解答を見ても特に疑問を持ちませんでした。
でも、細かく見ると、ちょっとおかしな点があるんですよね。
ちょっと抜き出してみます。
札幌市を視察している際
大通公園に強い関心を持ったノグチが
子どもたちの遊び場をより楽しいものにすることを考え
雪の白と対照的な黒御影石を素材に選び
ひとまわり大きなスケールとして
この空間に置くことを決定しました
この空間って、文章のどこを指しているんでしょう?
実はこの文章、「重要な部分が削除されていた」んです。
それがこちら
実際のモエレ沼公園のウェブページです。赤線で囲まれた部分に注目してください。ここが問題のウェブページにはありませんよね。
では、上のウェブページの文章を読んでみてください。
どうでしょう、この文章なら、この空間が大通公園を指すのだとわかりませんか?
これなら、ノグチの思考の過程が
大通公園か(強い関心を持つ)→ここに子供たちの遊び場ができればより楽しいものになるのでは?→よし、俺の彫刻兼滑り台をここに置くか!
というように辿ることができると思うのです。
そもそも、ノグチ氏が1988年に札幌市を訪れる際、札幌市が「ぜひ作品を設置してほしい」と依頼したという事実を知らなければ、強い関心を持ったからといってホイホイと作品が置けるものではないと思うんですよね。
イサム・ノグチが世界的な彫刻家である事実も重要なのですが、問題の資料にはそれを読み取れるものはありません。
彫刻家が視察をしていて、そこで関心を引くような場所があったからと言って、必ずしもその場所に何かを作る(置く)でしょうか。自分の地元に帰って、その場所に作る(置く)。または、どこか別の場所に作る(置く)ことだってあるのでは。
札幌市から「彫刻を置いてほしい」という依頼があるという事実をを知っているからこそ、強い関心をもったから、そこに置こうという話になるのです。
なんで、この赤い部分の記述を削除したのか?
問題作成者に直接聞けないので、これはあくまでも私の想像なのですが、赤い部分を残すと「容易に」大通公園だと読み取れてしまうので、あえてそうさせないために削除したのでは?
実際に設置場所をフロリダ州マイアミ市と答えた生徒もいたかと思います(実際にそう読めなくもない)。
そういったミスリードを誘発させようという意図があったのではないでしょうか?
また、この問題は「そもそも札幌の大通公園にあるのを見たことがある」受験生にとっては、設置場所を文章から読み取る必要のない問題でした。
その事実を知らない受験生でも答えることができるように、という問題であれば、ことさら場所についての記述は配慮しなければいけませんでしたよね。
これが社会であれば、どこにあるか?を知っているのは知識問題で済むのですが、これ国語ですからね。
というようなことを、道教委と北海道新聞にぶつけてみたわけです。
プラス、元TOP校に在籍していた某私立高校の国語の先生にも聞いてみました。
結論から言うと(もうわかっていると思いますが)、道教委と某私立高校の先生は「問題なし」と。
ただ、それは答えを知っているから、「そう読めます」と言っているようにも聞こえるんですよね。
この文章が、文法的に正しいのかどうなのか。
あの赤い部分を抜いても、文章として成立するのかどうなのか。
その辺りについての回答はありませんでした(まあ、道教委の回答者が問題作成者ではありませんから)。
北海道新聞も、道教委に問い合わせてくれるなど、しっかり動いてくれたようでした。
記事になるかどうかはわかりません。
私としては、「文章がおかしいから全員に加点しろー!」とか言いたいわけじゃないんですよね。
※数年前の理科の「アルキメデスの原理」問題ではそう思いましたが。
入試なんだから、もうちょっとしっかり作ってくださいよ、ということなんです。
※札幌第一の「例の件」については後日書きます
この問題の読み取りで苦労した(間違えた)受験生の無念さを成仏させるというか…
やり場のない悔しさみたいなものを、こうして「おかしい」と声を上げる大人がいると知ってもらうことで、昇華させようという狙いです。
大手塾は、こうしたことにあまり声をあげませんよね。
それはそうです。「おかしい」と声を上げて「おかしくないです」となったら、信用がなくなると考えるとリスク以外の何物でもありませんし。
だから、私のような人間が発言するしかないんです。
まあ、単に私の国語力が低いだけかもしれませんし、国語を専門にしている方からは「え?なんでわからないの?」と言われそうですが、それはそれで別に構いません。
夏のなんちゃら協議会、おそらく非公開なんですよね。
どんな話をしているんでしょう。
熟長会みたいに、激しく意見が飛び交う(別にけんかしているわけではないです笑)場ではなさそうなんですが、一度覗きに行きたいなぁ…
また、モエレ沼公園のウェブページを作成した人(札幌市職員?)はどう思ったんでしょうね。
自分の書いた文章が入試に採用されるって名誉なことだと思いますが、それがある部分を削除されたために意図が伝わりにくい文章になると話は別です。
熟長会の先生たち、赤い部分が削除されていたと気づいていない段階では、モエレ沼公園のウェブページ自体に文句言ってましたからね(笑)あんなわかりにくい文章書いたの誰だ?って。
この辺りは、北海道新聞の問い合わせにも書いたので、もし記事化された場合は札幌市側のコメントも出てくるのではないかと思います。
おそらく、この問題の進展がなければ、今年の入試に関する記事はこれで最後です。
確定申告も終わり、合格発表は来週の月曜ですし、指導はありますが久々に落ち着いて過ごすことができそうです。
それでは、今日はこのへんで。
昨日は、毎年恒例熟長会での公立入試を振り返る会でした。
基本的に問題を褒めることが少ない点が、夏に行われる「なんちゃら協議会」とは違うところですね。
※あの会の正式名称覚えている人いるんでしょうか。もう少し短くて覚えやすい名前にした方がいいのに…
そんな中、国語のとある問題について意見が出て、「これはちょっとまずいのではないか」という話になりました。
覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、「アルキメデスの原理だと正解が出ない問題」の時に、私が先にブログに書いてしまった結果、道教委にご迷惑をかけた経験があるため、今回は先に問い合わせをして、その回答が出てからブログに書こうと思っています。
ですので、どの問題だったのか、今しばらくお待ちください。
ちなみに「ひる」ではないですよ(笑)
国語はさっと見ただけで、村上先生に解説をお任せしてしまったのもあり、細かいところまでチェックしていませんでした。
3人寄れば文殊の知恵と言いますが、やはりたくさんの先生が集まって意見を出し合った方が、自分が気付かなかったことに気づけていいですね。
もう、今から来年も予約です(笑)
それでは、今日はこのへんで。
夕方前に道コン事務局から入試予想最低点の公表がありました。
毎年そうなのですが、想定していたよりも低くて驚かされるんですよね。
入試当日の自己採点後に流れていた「思っていたよりもみんな得点できていない」がやはり本当でしたか…
まあ、あくまでも「予想」ですから、これより高くても不合格の可能性もありますし、低くても合格の可能性があります。
自己採点が目安ですもん。
しかも、今年は自己採点がしにくいと来ています。
ですから、さすがの道コンの予想もずれるかもしれません。
私は、こういう数字を見るとすぐ「じゃあ去年と比較したらどうなんだろう」と考えてしまうので、さっそくやってみました。
南
2024:1.19 A384 B385 C385 D385
2023:1.29 A412 B412 C412 D412
北
2024:1.27 A363 B369 C373 D376
2023:1.37 A394 B400 C403 D407
西
2024:1.50 A341 B368 C368 D368
2023:1.42 A375 B393 C393 D393
東
2024:1.36 A333 B354 C362 D370
2023:1.42 A371 B389 C397 D405
TOP校は、30点前後ボーダーが下がってますね。
西のB以下のボーダーが25点の下落で留まっているのは倍率の兼ね合いです。
旭丘(普)
2024:1.48 A311 B343 C346 D350
2023:1.59 A341 B373 C376 D380
国際情報(普)
2024:1.29 A297 B328 C331 D335
2023:1.64 A351 B370 C373 D377
月寒
2024:1.48 A281 B313 C323 D327
2023:1.34 A307 B339 C345 D349
北広島
2024:1.16 A231 B263 C284 D284
2023:1.25 A285 B317 C326 D326
旭丘もTOP校同様に30点の下落。国際情報は倍率が下がったこともありAランクは200点台まで下がりました。北広島に至っては50点以上の下落。6割取れなくても合格してしまうとか、大丈夫なのかと不安になりますね。逆に月寒は倍率が上がった分そこまで下がっていません。
新川
2024:1.29 A221 B253 C287 D295
2023:1.34 B285 C316 D324 E332
手稲
2024:1.18 B227 C259 D267 E275
2023:1.05 B230 C260 D268 E276
清田
2024:1.30 B221 C253 D265 E273
2023:1.33 B257 C289 D304 E312
啓成(普)
2024:1.11 B219 C251 D260 E260
2023:1.22 B253 C285 D298 E298
藻岩
2024:1.35 B212 C244 D269 E291
2023:1.15 B228 C260 D281 E302
北陵
2024:1.33 B206 C238 D257 E265
2023:1.31 B227 C259 D282 E290
手稲は元々低倍率だからあまり変わっていないというちょっと特殊な例となっています。新川・清田・啓成は30点近くの下落。藻岩は高倍率もあって15点前後にとどまっています。北陵と清田、倍率的にはほとんど同じなんですが、傾向が違います。去年の清田が高かったのか、今年の北陵が高いのか(高いと言ってもこの中では一番下ですが)。
これ以外の高校については、きりがないので割愛させていただきます。
気になる方は道コンのHPでご確認ください。
入試当日に「もうダメだ」と落ち込んで、今日のこの数字を見て「もしかしたら行けるかも」と期待して。
合格発表でどうなるか。
これで不合格だった場合、一度期待を持ってしまった分、落胆の度合いも大きいかも。
そう考えると「過ぎたことは気にしない!自己採点なんてしない」というのも、ある意味正解なのかもしれません。
とにもかくにも、これで入試をめぐる話は一段落。
後は合格発表を待ちましょう。
それでは、今日はこのへんで。
毎年、道コンのこのデータには感心させられます。
これが、今年の受験を物語っていると思います。
こんなに低いのかと思うのですが、道コンSS換算表を見ると、納得してしまうんですよね。
いつも通りのSSなんですよ。
詳細は、今日の夜にでも。
ということで、JDコラムは明日へ再延期です。
本日、公立高校入試を受験してきた中3生の皆さん、お疲れ様でした。
明日の面接と追試験は残っていますが、一応公立入試は終了したことになります。
昨日のブログに書いたことをもう一度書いておきます。
そして、受験当日は夕方から、各大手塾のボーダーライン速報などのテレビ番組があります。
見るなとは言いませんが、あれをあてにしてはいけません。
というのも、番組制作に携わる方から、以前裏の事情を聞いておりまして…(その方にご迷惑がかかるのでどのような立場でどのような内容なのかは書けませんが)
とりあえず、道コン事務局の予想最低点が出るまでは、ネット上で流れる色々な情報にも振り回されない方がいいでしょう。
ですから、もちろん私のブログでも入試に関する感想は書きますが「ボーダーラインが〜」みたいなことは書きませんし、問い合わせがあったとしてもお答えしませんので。
そんなことで一喜一憂したところで合否が覆るわけではありません。
この後、大手塾などでボーダーラインが公表されると思います。
早ければ明後日にでも道コン事務局から合格予想最低点が発表されると思います。
思いますが…
「もう、合格不合格に関しては、受験生の皆さんの力の及ぶところにはありません」
ボーダーラインも合格予想最低点も「ただの気休め」です。
毎年ボーダーラインを超えても不合格の生徒はいますし、合格予想最低点を下回っても合格する生徒はいます。
大手塾のボーダーラインは自己採点の結果が「全く」考慮されていませんし、道コン事務局の合格予想最低点は自己採点の結果をもとにしているとは言っても、「しょせんは自己採点」です。
50点や100点上回っているならともかく、そうでなければ合格発表当日まで何が起きるかわからないと思っていた方がいいでしょう。
※追記
今のところ、私の手元に入ってきている情報では、旭丘以下(もしかしたら東も)で非常に点数が伸び悩んでいるようです。
ですので、繰り返しになりますが、今日大手塾で出しているボーダーで悲観的にならないでください。
とりあえず、今日はゆっくり休んでください。
おはようございます。
札幌は良い天気に恵まれました。
今年も、問題が公開されるごとに、解いた上での感想を書いていこうと思います。
北海道新聞の速報サイト、有料会員じゃないと見れないのでは…
無料期間1か月と書いてますが、無料期間中に解約しても最初の1か月分は請求されるみたいですし。
そうなると、道教委から発表されるのを待つしかないですね。
なんだかなぁ。
札幌クリエイト西野の城山先生から問題送ってもらいました(ありがとうございます)。
詳しい解説は村上先生に任せるとして、私は問題を見て感じたことを。
村上先生のレビューはこちら
一昨年に問題構成が変わり、全国的に見てあまり例がない長文一題になったのですが、それは今年も変わらず。
小説→評論→小説なので、来年は評論ですね(笑)
大問3の小説の問3。
「午(うま)」を時間帯を表す読み方として、ひらがな2文字でどう読むといいかって…
どうなんですかね?私は「えぇ…」って思いましたよ。
「午(午前11時から午後1時)が間もなく」と書いてあるので、「ごご」だと間もなくではないから「ひる」なんだと思いますが。
クソ問のような。
問7は字数制限なしですか。「本に関して、現代と共通するところと異なるところを、身近な例を用いて書け」なので、内容におかしなところがなければ何でも正解になりそうではあります。
大問4は漢文が出題されました。
これは簡単だったのでは?あくまでも私の印象ですが。
大問5の問4は「抜き出したところを踏まえて、あなたが怒涛図を見て感じたことや考えたことを書け」ですか…
大問3の問7と同じで、好きに書かせる問題が2つも出題されるとは。
はっきり言っていいですか。
私は今年の国語、初見の印象としては「ダメ」だと思います。
これから、細かく見ていけば、また変わるのかもしれませんが。
問題の良し悪しは抜きにしても、これは、ちょっと受験生が動揺したかもしれませんね。
数学解き終わりました。
なんなんですかこれ…
めっちゃ簡単でした( ノД`)シクシク…
見直し含めて30分ですね。
慎重に解いたり、ちょっと引っかかった問題もあったので、スムーズに解いたら25分切る子もいたかもしれません。
大問1(小問集合)、間違える要素なし
大問2(式と計算・方程式)、読み間違いとかなければ、ここも間違える要素なし
大問3(関数)、関数コンピュータという見掛け倒しな設定。普通に道コンの関数解いてたら間違える要素なし。
大問4(証明)、問1はちゃんとひし形の図に書き直して考えたかどうか。問2は平行四辺形の証明という珍しいものが出題されましたが、解き方が複数あるのでどうにでもなる。問3が唯一引っかかりそうな問題ですね。満点取れなかったという人はここでしょう。
大問5(確率・立体図形)、問1(1)は慌てて90度と書かないように。(2)は樹形図書いて1つ1つ動かしていけばいいだけのは話。問2は、Gから垂線おろして特別な直角三角形作れたらほぼ解き終わったようなものです。あとは三平方の定理がちゃんとわかっていれば。
数学得意な子は満点取るかどうかってレベルです。逆に苦手な子がここで点数落とすときついですね。TOP校なら8割取って当たり前、90点でまあまあ、80点切ったら大事故って感じです。
ただ、これは普通の精神状態で解いている立場だから言えるんですよね。
ですので、万が一数学でやらかしていたとしても決して責めないでください。
本人はあとで解きなおしたら頭抱えると思いますが。
社会、一通り目を通しました。
多分、10年前くらいに入試受けた人が、この社会の問題見たらビックリすると思います。
それくらい、社会は様変わりしましたね。
知識があるのは最低限。もうクイズ番組みたいな問題は圧倒的に少なくなりました。
個人的には大問2の歴史が解きにくかったです。
問1は「ムラどうし」がなかった場合は中間点になるのかどうか、学校判断ですね。
問3は選択問題ですが新しいですね。楽市楽座だからって安易に座という記述があるイを選んでませんか。
問5は、1868年に線を引いてあるのがいやらしい。なまじ廃藩置県の年号覚えている子にとっては「え?1871年じゃないの?」って惑わされそう。まあ、選択読めばわかるんですけどね。
問6は大西洋憲章の内容覚えているかなぁ。
地理は、問3がEUへの加盟及び離脱を決める国民投票なので、賛成論と反対論がごちゃ混ぜになっていないかどうか。加盟に賛成なのか反対なのか、離脱に賛成なのか反対なのか、ここをきっちり区別しないと。
公民は、問5の集団安全保障が書けない生徒が多かったような気がします。問6は、まあ定番の地球温暖化なので何とか書けるのではないかと思います。
ちょっと差がつきそうな問題ですね。
8割で上等、9割取れたら万々歳って感じがします。
あと、自己採点が非常にしにくいのではないかと…
正直、手ごたえがあるのかないのかよくわからないと思います。
理科が出ました。
これから細かく見ていきますが、生徒だけに公開している出題予想は単元だけは完全的中でした。
※ということは第6回道コンも完全的中です。おめでとうございます。
後ほど生徒に公開したものをアップしますが
物理:運動とエネルギー(中3)
化学:身の回りの物質(中1)
生物:生命の連続性(中3)
地学:天気の変化(中2)
さすがに中身までは当てることができませんでしたが(笑)
生徒にとっては安心したのではないかと思います。解けるかどうかは別にして。
大問1は特に問題ないでしょう。
大問2は生物。問3ー1の複製は書けますかね。確かに教科書には載ってますよ(啓林館ならP14)。でも、図の枠の中の部分ですし、こんなところを出題しなくてもと思うんですよね。問5−2は、最初何のことだかわかりませんでした。上のタマネギの根とごちゃ混ぜにして考えていたからなんですよね。核(A):275個、染色体(B〜E):25個で、細胞の数と時間は比例の関係にあるので11分の1ってことなのかぁ。
大問3は化学。問1(1)からちゃんと読まないと間違える問題ですね(3回目の操作です)。問2(1)は実験操作に関する問題。大問2でも出題されていましたね。今年のトレンドだったんだと思います、個人的には1問だけにしてほしかったですが。(2)の溶解度を答える問題もグラフを適当に読むのではなく根拠が大事です。
操作10回:水50g、物質X50g→水100gなら物質Xは100g相当
56℃ですべてとけた→図3から物質XはPと判断
20℃まで冷やすと34g固体として取り出せた→50ー34=16、水100g換算すると2倍の32g
問3は、飽和しているろ液を放置したら水が半分蒸発したというところがポイント。
水の量が半分になれば溶ける量も半分になる、つまり半分が固体として出てくるんです。
なので、白〇と黒〇が2個、白〇と黒〇がくっついたものが2個になるんです。
大問4は地学。問2の台風の進路予想はもう少し実線を日本に近づけてほしかった。まあ、このくらい離してないとPとQの間を通るってバレてしまうからだと思いますが。なぜこの進路になるのか、なぜこの場所になるのかは低気圧の風向の図を書いて、その上で動かすと一目瞭然です。
まず、気圧が最も低くなった時間から一番遠いRの見当をつけます。
そのRはこんな感じに風向から台風が右(東)側を通過すると推測できます。
Qは風向の変化がPやRと違う(時計回りか反時計回りか)ので、すぐわかります。
台風が左(西)側を通りますね。
PはRに似ているのですが、東の風がないので台風の右前面になることがありません。
大問5は物理。問3の書き方が難しいかも。速さ測定器、教科書に載ってますね(啓林館P216)…教科書おそるべし。問4もそんなに難しくないと思いますよ。仕事率はJ÷秒なわけですから、仕事が等しいので10°(x/0.75)を20°(x/0.48)で割ればいいんです。
とんでもなく難しい問題がない代わりに中難度の問題が多いので、差がつきやすいかもしれませんね。
最後は英語。
これも詳しい解説は村上先生にお任せするので、私からざっくりとした感想だけ。
リスニングの問4がちょっと変わりましたね。
もう一つヒントを出せはちょっと難しかったような気もします。
あと、大問3C。
皆さん、1月道コンは受けましたよね?
ナッジ理論が出てきて、びっくりしませんでした?
私、感想を書いたときにトイレの例を出したんですが、うちの生徒に説明するときに階段の例も話したんですよ。
問題見たとき、声出そうになりましたよ。
まあ、長年入試見ていればこんな偶然もあります。
知っている内容が出るというだけで、相当なアドバンテージだったと思いますが、どうだったでしょう。
もう、本番が4日後に迫っているのに今更倍率を気にしても仕方ないのですが、来年以降の参考とするためにも記事は残しておかなければいけないので…
というわけで、本日発表された公立高校の再出願後の倍率についての記事です。
まずは、左から今年の小数第2位までの実質倍率、出願変更から再出願での増減。
更に他の科がある場合は、下に学校全体での倍率を載せてあります。
札幌国際情報については、学校全体での倍率は載せていません、ご了承ください。
道立高校
東 :1.36 1人増
西 :1.50 1人増
南 :1.19 増減なし
北 :1.27 増減なし
月寒 :1.48 16人増
啓成(普):1.11 6人減
啓成(理):1.66 増減なし
啓成(総): 1.19※理数科不合格者が普通科に回ったときの倍率
北陵 :1.33 11人減
手稲 :1.05 増減なし
丘珠 :1.00 4人増
西陵 :0.86 5人増
白石 :1.46 13人減
東陵 :1.13 11人増
南陵 :0.71 12人増
東豊 :0.94 3人増
真栄 :1.24 5人増
あすかぜ:0.68 3人増
稲雲 :1.00 7人増
英藍 :1.11 3人増
平岡 :1.41 19人増
白陵 :0.54 増減なし
国際情報(普):1.29 14人減
国際情報(国):1.35 9人減
※普通科不合格者が国際文化科に回ったときは倍率が上がります(ただし、スライド合格者には一定の枠があるかも?)
江別 :1.00 13人増
野幌 :0.71 4人増
大麻 :1.03 8人増
千歳(普):1.18 増減なし
千歳(国):1.40 増減なし
千歳北陽:0.73 1人増
北広島:1.16 5人減
北広島西:0.81 5人増
石狩南:1.33 14人増
当別 :1.00 増減なし
恵庭南(普):0.84 4人増
恵庭北:0.97 14人増
石狩翔陽:1.31 4人減
厚別 :1.45 1人減
市立高校
旭丘(普):1.48 25人減
旭丘(デ):1.04 2人減
※普通科不合格者がデータサイエンス科に回ったときはデータサイエンス科の倍率が上がります(普通科に出願した受験生が第2希望にデータサイエンス科と書いていればの話です)
藻岩 :1.35 3人減
平岸(普):1.68 2人増
平岸(デ):1.75 4人減
清田(普):1.30 16人減
清田(グ):1.60 2人減
※グローバルコース不合格者が普通科に回ったときは普通科の倍率が上がります(グローバルコースに出願した受験生が第2希望に普通科と書いていればの話です)
新川 :1.29 13人減
今回の再出願で移動するのは推薦入試で不合格だった人のみです。
なお、今回推薦入試で不合格だった人数は(商業・工業除く)
啓成(普)41
北陵 70
手稲 27
丘珠 1
西陵 4
白石 76
東陵 4
真栄 6
英藍 5
国際情報(普)34
大麻 20
千歳(普)24
北広島 41
恵庭北 4
啓成(理)4
恵庭南(体)38
国際情報(国)31
千歳(国)6
石狩翔陽 20
厚別 26
旭丘(普)62
旭丘(デ)12
藻岩 22
平岸(普)45
平岸(デ)20
清田(普)62
清田(グ)7
新川 51
全員が再出願で推薦と同じ高校を出願すれば増減はでないのですが、実際そんなことはありませんので。
あと、この増減は純粋なものではなく、出て行く受験生もいれば入って来る受験生もいるので、単純に10人減だからと行って10人いなくなったわけではありません(10人入って来て20人出て行ったのかもしれません)。
出願変更から再出願で増加した人数が多かったのは
月寒 :1.48 16人増
東陵 :1.13 11人増
南陵 :0.71 12人増
平岡 :1.41 19人増
江別 :1.00 13人増
石狩南:1.33 14人増
恵庭北:0.97 14人増
月寒が増えるのはある意味予想通り。旭丘または国際情報からの流入でしょう。
その他は定員割れもしくは低倍率を見越して流れてきたのだと思います。
平岡は白石からで、石狩南は北陵や新川からでしょうか。
出願変更から再出願で減少した人数が多かったのは
北陵 :1.33 11人減
白石 :1.46 13人減
国際情報(普):1.29 14人減
旭丘(普):1.48 25人減
清田(普):1.30 16人減
新川 :1.29 13人減
元々、推薦入試の不合格者が多いところばかりな上に、元々の倍率も高いところばかりですね。
ある意味やむを得ないとも言えます。
旭丘(普)は65人不合格で25人減ということは4割は移動したということですね。
ダメ元なのか作戦なのかはわかりませんが、いつものことながらちょっと考えさせられる数字です。
これが、私がTOP校に推薦を導入しないでほしい理由の一つでもあるんですよね。
まあ、倍率なんて気にしたって自分の力でどうしようもないことなので、受験生の皆さんは4日後の本番に向けて、粛々と勉強してくださいね。
それでは、今日はこのへんで。