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「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
道コンの総合資料の見方について

一昨日、個人票が届いたと思ったら、もう総合資料が届きましたよ?

 

こんなに早かったでしたっけ?と思って調べたら、大体例年通りでした(笑)

 

※うちが月曜定休日だったからですね(^_^;)

 

さて、今回の道コンが初の受験だった人もいるでしょうし、今までに道コンは受けたことがあっても、実は個人票や総合資料の見方はよくわからないという人もいるでしょう

 

個人票については、裏面に説明がついていますが、総合資料については説明がありません

 

ですので、今日は個人票や総合資料について、気を付けて見た方がいいところについて書きたいと思います

 

 

まず、中1や中2の皆さんへ

 

合格可能性は気にしないでください

 

と言うのは、道コンの合格可能性は内申点とSSを基に算出されているため

 

 

SSが高く出ない中1や中2の道コンでは、全道1位であっても南高の判定が98%に行かないということもあり得るからです

 

 

現に、今回の中2は1位の297点でもSS70.4

 

微妙なところですね…

 

91位の281点はSS67.6ですから、この辺りの人は間違いなく南であれば98%出てないと思います

 

ですから合格可能性よりも志望者順位の方に注目してください

 

 

ただ、確かに中2までは高いSSが出づらいのですが、それにしても今回は異常とも言っていいレベル

 

どうしてこんなことが起きたのか、総合資料で見てみましょう

 

 

 

これが中2の総合資料に載っている度数分布グラフです

 

難易度調整がうまくいくと、グラフは真ん中が一番高い正規分布になります

 

 

もうお分かりですね

 

英語を見てください

 

こんな酷いの久々に見ました(^_^;)

 

社会もだいぶ右(高得点)に寄っていて、国語にも若干その傾向が見られます

 

5教科総合は、ギリギリ何とか形を保っていますが、それでもSS55~60の生徒が多いのがわかると思います

 

一方、こちらは中3の度数分布グラフ

 

右に極端に偏っている教科はありませんね

 

社会と理科は、ほぼ正規分布と言ってよさそうです

 

5教科総合も、若干左(SS45~50)に寄っていますが、バランスの取れた形をしています

 

これは難易度調整がうまくいったということです

 

 

それと志望校データ

 

 

これの見方もイマイチよくわかっていないのではないでしょうか

 

例えば札幌南ですと、全志望者の平均がSS64.1

 

その位置に平均の線が引かれています

 

右端が大体SS70

 

つまり「道コンSS70で、札幌南の全志望者中のSSは60(SS60は概ね上位16%です)」という意味です

 

合格者平均を示す★(これが内申点が合格者平均の場合の合格可能性90%ラインです)を越えている生徒も、まだまだ少ないです

 

そうは言っても、中2までほどではなくても、標準と裁量に分かれていないこともあり、SSはまだ高く出ません(SS70が100名程度)

 

ですので、合格可能性もそこまで高く出ていないでしょう

 

 

あと、見ておいてほしいのは、SS・内申ランク相関表ですね

 

厳しい言いかたですが、自分が「内申美人」なのかどうか、これでわかると思いますよ

 

 

他に、個人票や総合資料の見方で気になる点があれば、コメントしていただければお答えしたいと思います

 

来週には、自己採点と得点開示の乖離の記事もアップできる予定です

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年4月道コン感想(後編)

今日は後編ですね、さっそく始めましょう

 

初めに理科

 

大問1は小問集合

問4は、不正解者のほとんどが「イ、ウ、エ」って書いてそうですね

 

魚類→両生類→爬虫類→哺乳類・鳥類と進化していく過程で、からだの形やつくりが変化していったわけです

 

カマキリは昆虫ですから( ノД`)シクシク…

 

 

大問2は植物

 

ここは特に取り上げることもないでしょう

 

 

大問3は身のまわりの物質

 

問3の得点率がかなり低いですが、20mLを引くのを忘れて計算したんじゃないですかね

 

表1と表2から

 

P:質量20.5、体積7.6 密度2.7

Q:質量24.5、体積3.1 密度7.9

R:質量26.1、体積2.9 密度9.0

S:質量11.3、体積12.5 密度0.90

 

実際求めなくても、解説の通り、質量が最も大きく体積が最も小さい→密度が一番大きいとなります

 

 

大問4は大地の変化

 

全体を通して得点率が低いですが、これは単に勉強不足なだけですね

 

知識があれば解ける問題ばかりですから、私から付け足すことはありません

 

 

大問5は光

 

うーん(^_^;)

 

定番の問題ばかりなんだけどなぁ

 

要するに、問題に圧倒されただけではないですかね?

 

見開き2ページの問題は、多分初めてで、複雑な条件を読み取ることができなかったと

 

理科というより国語ですかね

 

それと、凸レンズの問題は作図しなければ、どういった状況かわからないのに、与えられた図だけを見て考えているのではないでしょうか

 

こちらも、解説するのですが、その時に書く図は「先生が生徒に説明するために書くもの」とでも思っていて、実際に自分たちが問題を解く時にも同じことをするものだと知らないように思います

 

 

大問6は化学変化と原子・分子

 

これも私からコメントすることはないですね

 

ド定番の問題なので

 

 

大問7は動物

 

問1は、動脈と動脈血の違いを説明できないと間違えるでしょうね

 

動脈を流れている血が動脈血ではないですよ?

 

きれいな(酸素を多く含む)血液が流れるのが動脈ではないですよ?

 

動脈は「心臓から出ていく血液が流れる血管」

 

動脈血は「酸素を多く含む血液」です

 

 

問2は、そこまで複雑な計算ではないんですがね

 

解説の通りです

 

 

大問8は選択の天気

 

問2(1)の湿度の計算なんて、これ以上簡単な問題を作りようがないですよ

 

それが得点率26.2%って…

 

%ってだけで拒否反応示してませんかね

 

 

大問9は選択の電流

 

問2の5Ωになるグラフを選ぶ問題が得点率50%切るんですか…

 

そして問3と問4も20%をやっと超える程度って

 

問題文にご丁寧にAとVが書いてないと、電力(w)出せないんでしょうか

 

あまりにも残念過ぎます

 

問4も表を見れば、別に値を求めなくても、抵抗が大きいほど電流は流れにくいことを知っていれば、Y<X<Zとすぐにわかります

 

 

理科は近年難しくなったと言われますが、本当にそうでしょうか?

 

この問題で、この平均点なら、この先どうなってしまうのか

 

非常に不安です

 

 

おしまいは英語

 

大問1のリスニングは、珍しく特定の問題だけ得点率が低くなりましたね

 

設問が難しかったのか、それとも聞き取りづらかったのか

 

もう一度聞いてみましたが、問2のNo.1はWhich trainの後が聞き取りづらかった(でもWhich trainだけでアは選べますが)のが原因で、問3のNo.1は設問が長く、映画に行くのは好きだけど高いという文が頭に残っていたために選びにくかったのではないかと

 

 

大問2は、Bの問2くらいでしょう

 

これ「あなたはどのように」と聞かれているのに、本文中から答え探そうとしませんでしたか?

 

何を借りたいか?と聞かれて一冊も借りないとか(笑)

 

 

大問3と大問4は長文

 

長文とは言っても、まだそこまで長くはありませんが

 

大問3は、本文よりもむしろ選択肢の文の方が難しいかもしれませんね(笑)

 

そして、解説は、日本語訳は書いていても文法的な説明はしてくれませんからね

 

それぞれの文は、どういった構造でできているのか?

(例えば、問4のエは2つの文からできていてMr. Smith が主語で says が動詞。ここまでが前の文。(that)が接続詞で a computer scientist が主語で made が動詞。the first e-mail が目的語で in 1970sは時を表す副詞)

 

こういったことを中学校の時からやっておかないと、単語の意味を適当に並べかえてそれっぽく訳して点数を取れていても、高校に行って破綻しますよ

 

そうそう、下線部3を含む「Betty is seventeen , so I don't think her mother should do such things.」をどう訳しましたか?

 

ベティは17歳です、だから私は彼女のお母さんはそのようなことをするべきだと思いません

 

ダメですよー(笑)

 

後ろの文は、I don't thinkから始まっていますが、「私は彼女のお母さんはそのようなことをすべきではないと思う」という風に、否定の位置は後ろに行きますからね

 

これ、日本語と英語の大きな違いの1つです

 

否定の付加疑問文の答え方なんかもそうですよね

 

You can't speak French can you?(あなたはフランス語が話せませんよね?)に対して、英語ではフランス語が話せるのならYes, I can.ですが、日本語だと「いいえ、話せます」と答えるでしょう

 

英語は、肯定的なことを話すのか否定的なことを話すのかを早く伝えたいですし、肯定ならYes、否定ならNoなんです

 

日本語みたいに相手の聞き方に合わせてとか考えないんですよ

 

面白いですよね

 

 

最後に

 

中2から中3になって、試験時間も5分伸び、平均点も下がってきて、受験が近づいてきていることを実感している人もいるでしょう

 

だからと言って、今から難問を解きまくらなければいけないのかというと、そういう訳ではありません

 

今は、夏以降に向けて、土台となる部分の復習にじっくりと取り組む時期です

 

夏休みが終わり9月になると、学力ABCや学校行事に追われて、復習したくとも時間が取れないということにもなりかねません

 

数学なんかは、そんなに負担が大きい単元ではありませんから、今のうちに復習に多めの時間を割くことをお勧めします

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年4月道コン感想(前編)

ちょうど、総合資料も出ましたので、今日と明日の2日間で4月道コンの感想を書きたいと思います

 

1日目の今日は、国・数・社です



まず国語から

 

大問1

問1、問2の漢字はそれほど正解率が低い問題はありませんでしたが、問3の部首

 

「ころもへん」と「しめすへん」の区別つかないんでしょうね(^_^;)

 

漢字と言えば、読み書きだけで、部首の成り立ちまで調べるようなことないんだろうなぁ

 

ただ、覚えるだけではつまらないので、こういった要素を取り入れながら興味を引かせるのが、うまい漢字との付き合い方だと思うのですが

 

(2)の画数は、問題文中に「画数順」との記載がなければ書けなかったでしょうね

 

問4みたいな問題は、私は非常に好きです(*´▽`*)

 

小学生の国語の授業では定番の問題です

 

問5の(3)は、メモに書かれていることで、発表内容にないものを取り上げなければいけないのですが、うちの生徒の解答には押す前のことが書かれていないものが目立ちました

 

きっと、問題文の直前に「真っすぐに押せませんでした」、直後に「乗っている人の命にかかわる」と書いてあるので、その2つのメモの間の部分を書けばいいと、短絡的に考えたのでしょうね

 

問題文の一部しか見ていない証拠です

 

 

大問2

問2は、ばあちゃんの2つの思いを答えるのですが、29行目に「それもあるが」と言ってますから、そこまでに書いてあることで1つ、その後で書かれていることでもう1つですよね

 

問4なのですが、「そんなふうにはならない」から、かなり前のばあちゃんの言葉まで飛ぶのはちょっと乱暴じゃないですかね…

 

確かに神妙な顔つきになってうなづき返してますから、同意していることはわかります

 

採点基準表の別解例にあるように、ばあちゃんの直前の言葉である「自分の置かれた場所に不平をこぼし、努力もしないで不幸じゃと嘆き、人を恨み、天をのろって生きていく」の逆を書く方がいいように思いますよ

 

 

大問3

問2は得点率低かったですね(国語の問題で一番低かった)

 

そんなに難しかったかな…(^_^;)余剰分という同じ言葉も含んでいるんだけど

 

直後の「そこで大切なことは…」に引っ張られたんですかね

 

問3は「鶏の腹を裂かない」というたとえの印象が強すぎて、うまい表現を探そうとすると見つからなくなります

 

問4は、前置きである「人の手の入っていない本来の自然」が原生自然のことであると見抜き、原生自然について書かれた33行目、「さらに」という接続詞から始まることで追記だとわかる37行目以降の2つの部分から理由を見つけ出せばよかったのです

 

片方だけで3点という部分点が多そうです

 

 

大問4

古文にしては、珍しく?得点率が低くなりましたが、これはひとえに「内容を勘違いした」生徒が多かったためではないかと

 

問2と問3は連動してますから、問2を間違えた場合は問3も間違えます

 

そういう風には作ってほしくないのですがね(^_^;)

 

問2で「エ」、問3で「関東の水と間違えた」「水の種類を間違えた」と書いた子が多いのではないでしょうか

 

 

昨年4月、そして今回の結果から見て思ったのが、中学生にも古文の文法の知識を与えて、きちんと現代語訳できるようにした方がいいのではないかと

 

どのみち、高校で習うわけです

 

中学校で「ゆるい」古文に慣らされてきて、いきなり高校に入った途端に、全訳だ品詞分解だと言われるわけですから、それは苦手にもなりますよ(^_^;)

 

夏休み以降、道コンが終わった後の集団授業で、ちょっと組んでみようかと思っています

 

高校生が受けてもいいかもしれませんね

 

 

続いて数学

 

昨年のような酷いことにはなりませんでしたが…

 

年々、数学できなくなっているように感じますね(^_^;)

 

大問1

ノーコメントで通過したかったのですが、この得点率を見るとそういうわけにはいきませんね

 

問5が、なぜ40%弱なのかさっぱりわからないのですが…

 

まあ、考えられるとしたら比例と勘違いしたとしか

 

問6は、角の二等分線を使えと言われなければ作図できないのでしょうか?

 

垂直二等分線が、角の二等分線が、どういった点の集合なのかを、もう一度教科書を読んで確認してください

 

 

大問2

問1は、表を書いてもらって、規則性を見つけ式を立ててもらうことが多いのですが、それだと累乗の時に対応できないんですね

 

ですので、きちんと3×3-1、3×4-2、3×5-3、3×6-4として、3(n+2)-n=2n+6、とやりましょうね

 

問2は…これで36.8%という数字からも、いかに方程式の文章題を苦手(というか最初から解く気がない)としているかがよくわかります

 

 

大問3

問3の得点率が極端に低いわけですが、これには理由があるんです

 

傾きがaのため、交点の座標がすごいことになるからなんですよ

 

Dのx座標をtとおけばいいだけなんですがね

 

あと、別解例のように等積変形を使うのもスマートでいいですね

 

 

大問4

私が生徒によく言うことの1つに「証明や角度で困った時は、二等辺三角形を見落としていることがほとんどだ」というものがあります

 

問1もまさにそれで、BC=ECから△CBEは二等辺三角形で∠CBE=∠CEB(FEB)

 

後は平行線の錯角が等しいことを使えば、∠AEB=∠CBE=∠FEBとなるわけです

 

証明の最後の1つはA=B、B=C、だからA=Cという三段論法を使うことが非常に多く、仮定は必ず使います

 

そして、証明するべき三角形を並べて書くことも、同じ長さや同じ角度のところに印をつけ最後にどこが等しいことを言えば証明が完成するかといったこともしていないのでしょう

 

そういった下準備もせずに、いきなり書き出すから途中で手が止まるのですよ

 

 

大問5

問1(2)は解説の通りでいいでしょう

 

問2は面白い問題でしたね

 

一次関数の利用なんですが、なかなかこういった問題は今まで出題されなかったので、いいと思います

 

同じろうそくなのだから、傾きが同じであることにきがつくかどうかなのでしょうが、ただ3.7%は残念過ぎますね

 

そこまで難しい問題ではないですよ

 

残り時間の関係もあったのでしょうが、TOP校を目指している子はできなければいけません

 

 

8月までは標準と裁量の区別がありませんから、裁量問題校を受験する人は、大問1の24点分を引いた36点分で自分が何点取れているかを見た方がいいですよ

 

もちろん、裁量問題にも得点率がかなり高い問題も出題されるので、大問1の分の点数が丸々なくなるわけではありませんが、少なくともこんなに楽ではないということです

 

 

最後に社会

 

まだ選択問題があるので、点数にバラツキがあると思いますが、今年の公立入試を意識したのかどうかはわかりませんが、中難度の問いが多く(特に大問1)、いつもに比べて難しく感じた人も多かったのではないでしょうか

 

その大問1

問1は、定番のアメリカの農業の問題なのですが、ただ場所を覚えるのではなく、小麦はどういったところで栽培されているのか(温暖?冷涼?、降水量多め?少なめ?)とか、綿花の栽培に黒人奴隷を多く使っていて、南北戦争は奴隷制に賛成反対で国の意見が分かれたために起こったとか、そういった背景も知っていれば少なくとも、小麦や綿花(ましてや、さとうきび)は選ばないはずなのです

 

問5は、解説ではあっさりと書いてますが、そもそも資料問題というのは問われている国だけではなく、他の国についても考えて正解を絞り込んでいくというのが普通です

 

私は人口密度からすぐにBがフランスだとわかりましたが、解説にはそう書いていないんですよね(^_^;)

 

オーストラリアは中央部が乾燥帯であることを知っていれば、森林割合が小さいのでA

 

ロシアとブラジルの選択は、森林割合よりも人口密度と農地の割合の低さでDをロシアと決めた方がいいと思います

 

問6の鉱産資源は、日本の主な鉄鉱石と石炭の輸入先はどちらもオーストラリアなので、2位以下で決めることになります

 

ここで重要なのがブラジル

 

ブラジルは鉄鉱石は採れますが、石炭は採れません

 

石炭というのは、字が示す通り「山」の近くで採れることが多いです

 

アパラチア山脈(アメリカ東部)、グレートディバイディング山脈(オーストラリア東部)など

 

インドネシアも環太平洋造山帯に含まれていますよね

 

 

大問2は特になし

 

 

大問3は、問2(2)の年代並べ替えが、やはり得点率が低くなりました

 

保元の乱のせいでしょうね

 

まあ、ここで活躍した平清盛が、続けて起きた平治の乱で源義朝を倒し、平氏全盛の世を築くことになると知っていれば、年号は知らなくても並べかえできるのですが…みんな歴史を線ではなく点で覚えてますからね( ノД`)シクシク…

 

 

大問4は、問5の資料問題ですね

 

まず目につくのが人口(エは大阪)、次に製造品出荷額の低さ(ウは鹿児島、静岡は東海工業地域、広島は瀬戸内工業地域)残った2つは静岡と広島なのですが、広島を2番目に人口が少ないとしているのは乱暴ですね

 

やはり、漁業産出額で静岡を選ぶ方が間違いないと思います(広島も牡蠣の養殖などが盛んですが、遠洋漁業は衰退したとは言え、太平洋に面し大きな漁港を数多く抱えている静岡県の方が上です)

 

 

大問5は、問3が定番の出題

 

浄土の教え(浄土信仰)と浄土宗・浄土真宗は違いますよ

 

問4の、新古今和歌集→藤原定家は知らない人が多かったでしょう(消去法で絞れますが)

 

 

大問6の問2は好きな問題です

 

2つのできごとの関連性を問うような出題は、どんどん増やしてもらいたいです

 

 

大問7は…

 

伊藤博文って、こんなに認知されなくなったんですね(^_^;)

 

新紙幣の話ではありませんが、私が小さかった時は伊藤博文が千円札だったんですよ

 

まあ、完全解答なので記号で間違えたのかもしれませんが

 

それと、範囲外の「政党内閣」の話を出したのは、問題作成としてダメですね

 

これは反省してほしいです

 

あと、問6の薩英戦争を並べ替えで出すのはちょっと…

 

せめて薩長同盟にしてほしかった

 

 

明日は理科と英語です

 

それでは、今日はこのへんで



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1月道コンの学校別平均点をまとめました

まず、調査に協力してくれたたくさんの方にお礼申し上げます

 

ありがとうございました

 

残念ながら、前回の調査と比べてデータ数は減っているのですが、そこは私の不徳の致すところです

 

 

もう一度、私がなぜ道コンの中学校別の平均点を調べようと思ったのかについて

 

1:学校間格差とは言われるけれど、実際にどのくらいの差があるのかを、ちゃんとした数字で知っている人は少ない

 

2:もし、顕著な学校間格差があるのだとしたら、そんな中で絶対評価とはいえつけられている通知表の成績が、高校入試の合否を決める重要な要素になっているのはおかしい

 

3:それぞれの生徒による個人差があるとは言え、住む場所によって学力に差が出るような状況は好ましくない

 

4:学力格差があることを知って、その地域に住む人たちにもっと子どもたちの学習環境や学習状況に関心を持ってもらい、中学校や塾に積極的に関わりを持ってほしい

 

 

今回は、標準と裁量に分かれていたため、裁量のみでデータを集めました

 

生徒数に対する受験者割合は出しておりません

 

それと、当然のことながら道コンを受けない(受けられない)生徒もいますので、ここで出ている平均点だけで学校間のレベルの差を完全に把握できるわけではありません

 

その点ご承知おきください

 

どうぞ

 

前回も、細かい分析は控えたのですが(具体的な校名を挙げたりしないといけないので)、どうしても触れておかなければいけないことがあるので少しだけ

 

8月道コンの結果と見比べていただければわかりますが、意外と上位層だけ見ると地域差というのは小さいのだなと…

 

こちら

 

そう考えると、中学校間格差と言われているものは、中間層や下位層の厚さによるものなのかもしれません

 

こちらが考えている以上に、二極化は進んでいるのでしょうね

 

 

それと、こちらの方が重要なのですが…

 

上位層の学力の差を計るのは、道コン(公立入試も)では無理です

 

というか、中学校の学習内容では差はつきません

 

同じSS67でも、高校に入ってから伸びる子と頭打ちの子が出てくるのは、その子が能力の何%を出してその点数を取っていたかという、余力の有る無しによる部分が大きいと言えます

 

需要は少ないのかもしれませんが、TOP校志望者用の模試とかできませんかねぇ

 

 

みなさんの頭に浮かんだ「アレ」はダメですよ(笑)

 

問題見てもらえばわかります(あと採点も)
 

 

学校別平均点の集計は次年度も行います

 

 

こういうものは継続しないと意味がありませんからね

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年1月26日実施の道コンの感想

うちの教室では2月道コンという風に言うのですが、実際行われたのは2月ではないので何とも長いタイトルになってしまいました

 

そして、今回は、特に話しておいた方がいいだろうなという点に絞って書くため、前編後編には分けずに今日一日でおしまいです

 

 

まず国語から

 

特にありません

 

小説は読みやすかったうえに、あの採点基準だと何を書いても部分点はもらえるでしょう

 

漢文の問三なんかもう少し苦戦するかと思ったのですが…意外とできが良かったですね

 

裁量の評論文の点数の差が、そのまま国語の得点の差になるような感じでした

 

 

 

続いて数学

 

非常に良い問題だったと思います

 

例えば大問2問4の方程式、大問5問1、大問6問1(2)

 

「方程式だから相似を利用することなんて思いつかなかった、合同の証明に比や中点連結定理を使うとは考えなかった、作図の問題以外にコンパスを使うなんて見当もつかなかったという人は、視野が狭いですよ」

 

そう生徒たちには言いました

 

 

大問2問4が解けなかった人はPRの長さが2xと置けなかっただけでしょう

 

大問5問1が解けなかった人は、AB=EFを何と言って証明すればよいか、平行だから錯角か同位角だろうとそれに固執してしまったのでしょう

 

大問6問1(2)は直径に対する円周角は90°であることは知っていても、この問題にそれをうまく使えなかっただけです

 

 

関数と相似が融合することだってあるんですよ

 

パターンマッチングに頼ってはいけないという、いい警鐘になったのではないでしょうか

 

それと、全ての問題の中で証明が一番面倒で、裁量が拍子抜けするほど簡単だっというのも、本番に向けてはいい予行演習になったのではないでしょうか

 

裁量は、正直、この得点率ほど難しい問題ではありません

 

単に時間切れだっただけでしょう

 

 

お次は社会

 

簡単でした

 

ところどころ、「あぁ、これは間違える子多いだろうな」という問題はありましたが、中難度の問いが少なかったので差がつくような問題ではありませんでした

 

大問1問2(2)の宗教の並べかえは、やはり得点率が低かったですね

 

問題見た瞬間に笑ってしまいました、これは盲点だったと

 

大問4A問2の記述は「産業はどのように変化したか」って聞かれているのに、輸出品目にしか触れないんですよね

 

何を聞かれているのかということに、もっと気を遣いましょう

 

大問4B問1の資料判別は、九州地方が畜産が盛んなことがわかれば、関東と中部の判別だけです

 

誰ですか?表の特色に書かれている九州の「平野部では稲作がさかんだが、南部では畑作がさかんである」という記述に引っ張られたのは(^_^;)

 

中部→北陸は水田単作地帯、関東→近郊農業で野菜の生産が盛ん

 

こう考えればいいのではないでしょうか

 

 

続いて理科

 

簡単でした

 

1月と比べると平均点もかなり上がりましたね

 

今回の総合の平均点の上昇は、そっくりそのまま理科の分だと考えてもいいほどです

 

大問2問2(4)の化学変化の計算問題も、表2に必要な数字を書き足せばいいのに、それをしないからです

 

それ以外は解説の通りですし、私から補足することもありません

 

 

 

最後に英語

 

リスニングは「どうしたの?」と思うくらい簡単でしたし、大問3A2の「look for」が出てこないのは、まあ連語を勉強していないからですね

 

大問4も最後の問5を除けばそこまで難しくありませんでしたし、その問5にしても全く見当もつかないという訳ではないでしょう

 

大問5はさすがに後置修飾が入ってくると、今までに比べて文が複雑になるせいか、一気に読めなくなりましたね

 

Do you know why they come to Japan?(2行目:間接疑問文)

 

Eating different food every season makes foreign tourists happy.(11行目:動名詞、make A B)

 

Especially, the tourists from China buy a lot of things made in Japan,(13行目:過去分詞)

 

But there are many tourists from Taiwan who sta traditional Japanese inns called ryo-kan.(16行目:主格の関係代名詞、過去分詞)

 

Some of them know more about than Japanese people.(23行目:比較級)※moreはmany,muchの比較級

 

For example, there are many tourists who visit Japan to eat Japanise food , so the menus in Japanese restaurants should be written in English, too.(28行目:主格の関係代名詞)

 

Sometimes I can't get information I need because there are not many Japanese people who can speak English.(34行目:S+Vの後置修飾、主格の関係代名詞)

 

so I want young people like you to study English(36行目:want 人 to do)

 

並べかえも、so ~ that構文、it is A for B to do、間接疑問文と3つの文法が組み合わさっていますからね

 

英作文は、ちょっと出題傾向がいつもと違ったので戸惑った子が多かったのではないでしょうか

 

ただ、これも本番に向けていい練習になったと思います

 

 

全体を通して言えることは、事務局側が高得点を取ってもらって気分よく入試に向かってもらおうと思い作問したのではないかと

 

さすがに全教科簡単にするわけにはいかなかったので、数学だけは点数を取りづらくして調整を図ったのではないでしょうか

 

大体、6~7点上がっていればほぼ同じSSになるはずです

 

1月

SS60 206

SS65 232

SS70 258

 

今回

SS60 213

SS65 239

SS70 264

 

 

今回の道コンは道コン事務局が作った予想問題です

 

だからと言って、本番で国語や英語の題材で同じものが使われていたり、関数や証明で同じ問題が出たりすることはありません

 

でも…理科だけは注意しておいた方が、いいことがあるかもしれませんよ

 

 

それでは、今日はこのへんで



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2019年1月道コン感想(後編)

さて、後編は理科から

 

 

大問1は小問集合

 

問1の語句を答える問題は、教科書の太字ではあるものの、普段あまり出題されないようなものが多いイメージです

 

問3は社会のところでも言いましたが、この問題の正解不正解で終わるのではなく、アブラナ(被子植物・双子葉類)、ツユクサ(被子植物・単子葉類)、スギ(裸子植物)も調べて、かつ単子葉類や裸子植物には他にどのようなものがあるか?まで確認してほしいですね

 

 

大問2は身のまわりの物質(化学分野・1年)

 

なぜその答えになるのか?は解説の通りなのですが、理科できちんと得点しようと思うのであれば、このような実験の手順・目的・結果・考察を人に説明できなければならないと思います

 

そういう意味で、勉強の得意な子が質問してきた友達に対して「人に説明すると自分も勉強になるし…」と言うのはあながち間違っていないと思うんですよね

 

まあ、それでも質問する側は相手の時間を奪っているという認識は持っていてほしいですが(^_^;)

 

 

大問3は生命の連続性(生物分野・3年)

 

結局は典型的な遺伝の問題なのですが、親の代・子の代・孫の代、株R・株Qなどの用語を使われると、途端に自分の知らない「何か」に思えてくるのでしょうね

 

成績上位の子って、複雑そうに見える問題でも、自分の知っていることに単純化することに長けているのです

 

「これって、結局こういうことですよね」

 

そういう発言が出てくるようになればしめたものです

 

なお、問3はかけ合わせる株の遺伝子型を決めて表を完成させて(表上aa・株S、表中Aa・株T、表下AA・株R)、それから問題文を読んで答えを特定して行く方が良かったでしょうね

 

問題読みながらだと、何をやっているのか、どこを見ているのかわからなくなりますから(^_^;)

 

 

大問4は天気とその変化(地学分野・2年)

 

問2は…難しそうに見えるんですかねぇ

 

手順を複数回踏むものはダメなんでしょうか?計算一発で答えが出ないと無理なんでしょうか?

 

解答に至るまでの道筋は解説の通りなのですが、そもそも露点とは?水蒸気量を求めるには?という部分が理解できていないのでしょう

 

後、珍しく温暖前線の通過に関する問題が出ました

 

前線については、とにかく「あの」断面図が自分で書けるかどうかです

 

 

大問5は力(物理分野・1年)

 

今回の理科で、最も得点率が低い単元でした

 

未知の問題に対する耐性が弱すぎる気もするのですが…計算自体は単純ですよ?

 

後は単位変換、1㎥が何㎤か?(1,000,000㎤)、1屬何㎠か(10,000㎠)

 

暗記じゃないですよ?1㎥=100cm×100cm×100cmですし、1屐100cm×100cmですから

 

あと、解説では小数を使って屬之彁擦靴討い泙垢、間違えやすいので㎠に直して分数で処理するのがいいでしょうね

※100,000Pa=100,000N/1=100,000N/10,000㎠=100N/10㎠

 

 

大問6は選択問題の仕事とエネルギー

 

問4はそれぞれの地点の位置エネルギーと運動エネルギーを表にしてみましょう

 

一目瞭然ですよ

 

 

大問7は選択問題の天体

 

問4は解説では色々書いてますが、星は同じ時刻に観測すると1日に1°東から西に移動する(南の空)ことを知っていれば(知らなくても360°÷365で約1°と求められます)、8日後は8°西に動いていますから1時間に15°(4分で1°)動くことから32分前、つまり午後6時30分ころとなるはずです

 

 

最後に英語

 

 

大問1はリスニング

 

リスニングで点数を落としている人に聞きます

 

解答解説に放送台本が載っているのですが、それを読めば正解できますか?

 

正解できるのであればリスニングの練習をしましょうということですし、台本を見ても間違えるのであればリスニング以前の問題です

 

 

大問2は標準の文法問題

 

特に補足するようなことはないでしょう

 

 

大問3は共通の短い読解問題

 

Aの問1は…bornを知らなかったんですかね?

 

問2のことわざは、初めて見たような気がします

 

高校時代の英語の先生がことわざ好きで、毎時間「 It is no use crying over spilt milk 」(覆水盆に返らず)を書かされていた記憶があります(笑)※この英文と覆水盆に返らずは意味が違うという人もいます

 

問3は、疑問文への返しはオウム返しが基本なのですが、begin to do の部分は何をし始めたのかを答えないといけませんからね

 

Bの問1(2)は単にカレンダーの問題です

 

 

大問4は共通の長文

 

取り上げた方がいい文法がないんですよね(^_^;)

 

大問3の方が、まだ前置詞+動名詞なんかがありましたから

 

相変わらず接続詞が多いなぁと…

 

明後日の道コンは、分詞や関係代名詞も使えるから、もう少し歯ごたえあると思うんですけどね

 

本文より問2、問6の選択肢の文章の方がよほど難しいかと

 

 

大問5は裁量の長文

 

どうなんですかね?内容自体は読みやすかった様に思うのですが

 

ただ、単語の量は今までと比べると多く感じた(499語)かもしれません

 

文法的には本文で

 

「we eat the rice produced on our rice field every day.」(2行目・過去分詞)

 

「My mother also goes there soon after making breakfast for me. 」(7〜8行目・前置詞+動名詞)

 

「and the number of imported melons has been larger since then.」(28〜29行目・過去分詞、現在完了、比較級)

 

選択肢から

 

「Daisuke read a story about melons sold at the supermarket in Hong Kong.」(問3ア・過去分詞)

 

「The melons produced in Daisuke's town got popular all over Japan.」(問3ウ・過去分詞)

 

「Daisuke became interested in agriculture by watching living things in the rice field when he was a junior high school student. 」(問4イ・become interested in、前置詞+動名詞、接続詞)

 

「More and more melons produced in Hokkaido have been sold to the supermarket in Hong Kong since 2012.」(問4エ・過去分詞、現在完了形+受動態)

 

あと、問3のような時系列順に並び替える問題は「本文に出てきた順番」ではないですからね

 

ちゃんと時に関する語句を拾い上げてください

 

英作文は、どこへ行きたい・何をやりたいなので、want to doの連発で何とか乗り切れたのでは

 

あまりいい問題とは言えませんでしたね(-_-;)

 

 

最後に

 

解けなかった問題に、きちんと向き合ってください

 

何を知らなかったのか、解答に至るまでのどの部分で躓いたのか

 

そこをきっちり詰めていくのが、地味に見えますができるようになる最短ルートです

 

それと、正解している問題にも落とし穴が潜んでいるかもしれません

 

勘で選んだのがたまたま正解していた、読み間違い・勘違いをしていたけど正解していた

 

こういう問題が本番で出題された場合、かなりの確実で間違えます

 

自信を持って答えたわけではない問題には印をつけておいて、後でもう一度解きなおしてみたりした方がいいでしょうね

 

 

明日はいよいよ出願状況の発表です

 

本記事は夜になるかもしれませんが、速報的なものは昼過ぎに更新しようと思います


それでは、今日はこのへんで



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2019年1月道コン感想(前編)

まず、皆さんにお願いがあります

 

8月にも行った中学校別の平均点集計にご協力をお願いします

 

1月道コン(中3裁量)学校別平均点集計

 

今回は裁量のみの集計としますので、よろしくお願いいたします

 

 

さて、いつもなら得点率などを参考にしながら記事を書いていましたが、村上先生も道コンレビューを書いてくれるようになりましたので、これからは「感想色」を強く出していこうかなと思います

 


まずは国語から

 

 

大問1は標準問題

 

問4の敬語くらいですかね、裁量選択の生徒も見ておいた方がいいのは

 

尊敬語か謙譲語かの見分け方は主語が誰か?です

 

いただきます(誰が?)、召し上がれ(誰が)と考えればわかると思います

 

それと、自分や身内が主語なら謙譲語、目上の人なら尊敬語ですね

 

ちなみに、昔は敬語の説明をする時に「時代劇」を使っていましたが…今は再放送でしか見ることができませんし、放送していたとしても見ませんよね(^_^;)
 

後は、主な動詞の尊敬語・謙譲語は覚えておきましょう

 

まあ、普段から言葉使いに気を付けている人は、あえて敬語を勉強する必要もないとは思いますが、今回のウの選択肢のように、一見すると違和感を感じないものもありますからね

 

いたします…私はサザエさんのオープニングでのタラちゃんの台詞で説明しました(いたしまーす♪)

 

 

大問2は共通問題の実用文

 

誤字訂正は簡単すぎたかな(^_^;)

 

漢字の意味を考えさせるのは良問だと思います

 

熟語を覚える時に、こうやってその漢字が持つ意味も知って覚えると、意味も定着するんですがね

 

後、知った言葉は使いましょう

 

使うことによって自分のものになります

 

問三は…事務局も苦労してるんだなと思いますが、(2)は山本さんの発表原稿を流用すればいいので、難易度的にどうなのか?とは思いますね

 

 

大問3は共通問題の小説文

 

この後の大問4や社会のところでも出てきますが、採点基準に物申したいことが多すぎるんですよね…

 

問四、模範解答は「年老いた旧友の歌を歌ったことに運命的な出会い」ですが、18〜19行目の「ぼくたちは知り合ったばかりなのに、たちまち数十年を親友として過ごした老人になって」や「21〜22行目の「ぼくには年老いるまでずっとつきあっていけるような友だちはいなかった」を使って「数十年来の親友のような運命的な出会い」「年老いるまでつきあっていけるような運命的な出会い」でもいいはずなんですよ

 

でも、採点基準表には正解例として掲載されていません

 

基準表どおりの採点をする塾なら点数になりませんよね

 

私はそのまま丸にしましたが、八反田先生が事務局に確認をしたところ「採点基準Aの中身を満たしているので、どちらも可としてかまいません」と

 

これが可なら、むしろ模範解答は不正解じゃないんですかね(笑)

 

それと、問二(2)の「たくさんの楽器や楽譜に囲まれて生活している杉田が」はいらないですね

 

「音楽的環境に恵まれている」とか「裕福な家庭で育っている」などのミスリードを誘発したいんだろうなというのが透けて見えます

 

 

大問4は裁量問題の評論文

 

ざっくりした感想の時にも話しましたが、内容を正確に読み取れた中3生はどれほどいるでしょうかね…

 

今回平均点が高くなったのは

 

iPhoneImage.png

 

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この正答例を見ての通りです

 

何かいても丸つきませんか?これ(^_^;)

 

問四も直後の文の最後が「…感受されているからです。」となっていれば、これが理由だとすぐにわかってしまいます

 

内容の難しさに比べて、設問が緩すぎましたね

 

あと、八反田先生や村上先生とも話したのですが、選択問題の選択肢で迷うようなものが少ないです

 

一見して、これは違うなとわかるようなものが多い印象があります

 

 

大問5は共通問題の古文

 

とにかく、ちゃんと時間を取って読めば、難しくありません

 

古文で点数を落としている人は、本気で大問を解く順番について考えた方がいいです

 

 

次は数学
 

 

大問1は標準の小問集合

 

うん、特にコメントすることもないかな

 

 

大問2は共通の小問集合

 

問2の等しい面積の三角形を探す場合は、最初に指示された三角形だけでなく、解答として見つけた三角形をさらに等積変形することを考えましょう

 

問3はめんどくさいですけど、解説のように1つずつ潰していくしかないんです

 

最後の二択は、ちゃんと度数から平均を求めても、それほど時間はかかりません

 

 

大問3は確率

 

例年、この大問3は問題文が長いんですが、今年もかなりの量でしたね

 

しかもルールや会話ですから読み飛ばすわけにもいきません

 

そして、とにかく丁寧に樹形図を書いて求めていくしかないので、ここで時間を使ってしまい、この後の問題に影響が出てしまった人も多かったのではないでしょうか

 

でも、確率ってそういうものなんです

 

ある意味、最も数学的な単元だと思うんですよね

 

私の高校時代の数学の先生も「確率が好きとか得意という人は、将来数学でメシが食える可能性が高い」と言っていたくらいですから

 

 

大問4は関数

 

問3は…できてもらわないと困るんですが…

 

ちなみに今回、問題を解く際にラップタイムを計っていたのですが、大問4は3分で通過していました

 

得意な人にとってはそのレベルですから、ここで時間をロスするというのは非常にもったいないわけです

 

解ければいいのではなく、同じ解くならできるだけ時間をかけないというのを意識してほしいです

 

 

大問5は平面図形

 

 

問1の証明は、「円が出てきたら円周角の定理」「等しい円周角がたくさんあっても、使うのは証明に関係あるものだけ」「平行な二直線が出てきたら錯角か同位角」

 

これを意識するだけで相当解きやすくなると思うのですが…

 

できなかった人は、等しい角全てに印付けたりしていませんか?

 

余計わかりにくくなっちゃいますよ(^_^;)

 

それと、やはり三角形2つを抜き出して、そちらにも印をつけていくべきです

 

そうすることで、どこの角(辺)が等しいことを言わなければいけないのか、見えてくると思います

 

問2は、せっかく線分ABが直径という条件が示されているのに証明で使わなかったのだから、ここで使うのでは?と頭を働かせてほしかったです

 

そうすればBCかBEに線を引いて「直径に対する円周角は90度」を用いるのではないかとの推測ができ、∠DCEだからBCではないのか?と見えてきます

 

 

大問6は裁量の小問集合

 

問1(2)は、別に点の数を数えなくても、縦2cm横3cmで1×2で2個、縦3cm横5cmで2×4で8個とわかれば、(a-1)(b-1)って気づきそうなものですが…

 

問2は、とにかくめんどくさがらずに、PQRそれぞれの位置を示す図を書くことです

 

切り口については、以前も載せたこれ

 

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とこれ

 

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これを知らなければ無理でしょうね

 

あと面積の比較については、三平方の定理を習った後の方が、実際に面積を計算しようとして解説に書いてあるようなことに気づいたかもしれません

 

そして、お待ちかね?の問3

 

満点がいなかったので作図の正解率ももっと低いかと思ったのですが、少ないながらも正解者いましたね

 

でも、しっかりとした根拠を持ってPの場所を決めることはできたのでしょうか?

 

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これは、皆さん納得できると思います

 

iPhoneImage.png

 

Pの位置をずらしてみました

 

それでも∠DPC=120°、∠PQC=60°は変わりません

 

Qは、常に∠DPC=2∠PQCの関係を保って動くということですから、これは中心角と円周角の関係が使えそうだぞと

 

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弦CDに対する中心角と円周角の関係だから、円の中心は弦CDの垂直二等分線上にある

 

iPhoneImage.png

 

しかし、仮に中心がここだとすると、円周上から外れるので中心角は120°ではなくなる(この場合は小さくなる)

 

つまり中心は円Oの円周上にあると

 

ちなみに終端は垂直二等分線上ですが、PがDに重なっている時はDPを延長した線はDにおける円Oの接線と言ってますから、実際にDを通る円Oの接線を作図して終端を決めてもいいでしょう

 

 

最後に社会

 

 

大問1は小問集合

 

問1は世界地理

 

今回問われなかったものについても、せっかくだから確認しておくべきです

 

1,2の山脈の名前、赤道が通るもう1つの大陸名、石炭・鉄鉱石・原油の世界的な分布

 

そうでなければ模試を受ける意味がありませんよ

 

問4は日本地理

 

(3)Aはとっかかりが掴めないかもしれませんが、なすやピーマンが促成栽培の代表的な作物と知っていれば、北海道が圧倒的な1位に来ることはないとわかりますし、はくさいなどの葉物野菜は抑制栽培の代表的な作物であると知っていれば、長野や群馬が上位に入っていないのはおかしいとわかります

 

問6は公民

 

公民に限らず、条約名や法律名は正確に覚えておく必要があります

 

最近では意外とマニアックなものが出題されることもありますので、ベタなものだけ覚えて安心することがないように

 

 

大問2は歴史

 

いつも言っているように、選択問題は復習用の教材としてうってつけです

 

間違っている部分を正しく書き直したり、正しい時代を答えたりなど

 

しっかり知識が定着していないとできないことです

 

すぐに教科書や資料集などを使って調べるのではなく、まずは自分の力でやってみる

 

それでもわからない部分があれば調べるという風にして取り組んでください

 

あと、文化は本当に苦手な人が多い印象があります

 

文化史として一度まとめておくのをオススメします

 

 

大問3は公民

 

問1(1)で内閣と国会議員を逆にしてしまった人もいたかと思います

 

内閣提出というと、国務大臣が作成したのかと思うかもしれませんが、実際に法案を作成するのは官僚です

 

言わば、その分野でのスペシャリスト

 

国会答弁も官僚が作成しているくらいですから、そんな人たちが作った法案を国会が不成立にできるわけがありません(笑)

 

問5は…間違えた人は可哀想なのですが、最初にできたのは「防衛庁」(しかも1954年)で「防衛省」になったのは2007年なんですよね

 

ちょっと意地悪だったかなと思います

 

そして問6が、採点基準に関して私が物申したい問題です

 

うちの生徒の大半(外部受験の子含む)が「内閣総理大臣は国会(国会議員)に指名され、地方公共団体の知事はその地域住民による選挙で選ばれる」と答えていました

 

私は不正解にしましたよ

 

国会議員ではない人が国会に指名されるかもしれませんよね

 

一応、事務局にも確認取りましたよ

 

「うちもその答案なら不正解にします」と

 

いざふたを開けると、標準31.1%裁量65.0%ですか(´-`).。oO

 

皆さん凄いですねー、うちにはこの問題だけ不正解で57点だった子がいたのですが

 

 

ちゃんとしましょうよ(´・ω・`)

 

疑わしきは受験者の利益にって、あいまいな答えを正解にして本番で困るのは他ならぬ受験生ですよ?

 

採点者に疑念を持たれるような答えを直す場としての模試ではないのですか?

 

まあ、うちの生徒は二度と間違えないでしょうから、ぜひ本番で同じ問題が出てほしいものです(^-^)

 

 

大問4は地理

 

A問1は面積と時間あたり賃金だけで特定できませんか?ちょっと残念ですね

 

A問2(2)の記述は、2つの要素が与えられている場合は必ずどちらについても触れないといけません

 

B問1は、珍しく竹島について聞いてきましたね

 

選択問題だから答えることができましたが、記述ならかなり低い正解率だったと思います

 

都道府県全て答えられない生徒が多数派ですからね

 

竹島?初めて聞きましたって言うかもしれません(^_^;)

 

問3(1)の面積を求める問題は、1.2×2=2.4c屬箸靴峠娘椶25000をかけると間違えますよ(^_^;)

 

なぜそれではダメなのか?わからない人は、相似比と面積比のところをもう一度思い出してみましょうね

 

 

明日は理科・英語の2教科の感想です

 

それでは、今日はこのへんで



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(私も)お疲れ様でした

中3生の皆さん、道コンお疲れ様でした

 

まだ1月26日(土)にも第6回がありますが、これは受けない塾が多いようで、実質今回が最後の道コンという人もいるかと思います

 

3連休が明けると学校が始まり、すぐに学年末テストです

 

のんびりしている暇はないですよ?

 

すぐに学年末テストの勉強に取り組んでくださいね

 

 

さて細かい感想は総合資料が出てから書くとして…

 

国語の裁量問題(^_^;)

 

あれ、ちゃんと内容理解できた生徒はどれくらいいましたかね

 

恐らく、よくわかんないまま解答欄を「埋めた」のではないかと思います

 

ですから、「国語ヤバい」と思っている人も多いでしょう

 

安心してください

 

今までに見たことがないくらい別解例が多い採点基準表になっています(笑)

 

つまり、何か書いておけば部分点はもらえるでしょうよ、と

 

それもどうかと思うんですけどね(-_-;)

 

まあ、入試本番前にキツめの文章に当たる経験をできたのはプラスなのではないかと思います

 

そして数学の裁量問題(^_^;)

 

私、作図で間違えましたよ(笑)※作図で間違えたということは次の問題も間違えたということです

 

昨日「反射で問題解くな」と言っておいたくせに…

 

おかしいなとは思ったんですがね…

 

満点出るのかなぁ、出たらすごいなぁ

 

高校生ですが、バイトしてほしいくらいです(笑)

 

 

私も5時間を超える採点を先ほど終了しまして、もうクタクタです

 

生徒の点数が良ければ、疲れなんか感じないのですが…

 

もう、おわかりですね( ノД`)シクシク…

 

まあ、道コンで良かったねという感じです

 

 

いつも言っているように、模試は本番に向けての練習です

 

良い点数を取るに越したことはありませんが、できなかった問題を大切に

 

「今、これができないのがわかって良かったー」と前向きにとらえるようにしましょう

 

もちろん、同じ問題は二度と間違えないという意識を忘れずに

 

 

それでは、今日はこのへんで



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11月道コンから志望者動向を考えてみた 2018

毎年恒例と言うほどではありませんが、進路決定に何らかの参考になるかもしれませんので、11月道コンの結果から志望者動向を考えてみることにします

 

まず、過去3年の10月と11月の道コンの受験者数の比較からです

 

2018年11月道コン(裁量)5198名(うち石狩3620名)

2017年11月道コン(裁量)5155名(うち石狩3632名)

2016年11月道コン(裁量)4787名(うち石狩3387名)

 

2018年10月道コン(裁量)3845名(うち石狩2689名)

2017年10月道コン(裁量)3728名(うち石狩2734名)

2016年10月道コン(裁量)3608名(うち石狩2626名)

 

 

10月や11月同士を比べるなら数の増減でも良さそうですが、10月と11月を比べるには数が違いすぎます

 

 

 

 

なので、いつもの様に志望者の中での割合で比べていこうと思います

 

あと、旧学区別の道コンの受験者数を見てみると…

 

2017年11月道コン(石狩3620名)

旧第1 803(22.2%)

旧第2 636(17.6%)

旧第3 425(11.7%)

旧第4 449(12.4%)

旧第5 828(22.9%)

旧第6 147(4.1%)

旧第7 281(7.8%)

 

2017年10月道コン(石狩2689名)

旧第1 615(22.9%)

旧第2 488(18.1%)

旧第3 265(9.9%)

旧第4 408(15.2%)

旧第5 562(20.9%)

旧第6  67(2.5%)

旧第7 241(9.0%)

 

 

2017年11月道コン(石狩3632名)

旧第1 829(22.8%)

旧第2 596(16.4%)

旧第3 426(11.7%)

旧第4 500(13.8%)

旧第5 829(22.8%)

旧第6 139(3.8%)

旧第7 249(6.9%)

 

2017年10月道コン(石狩2734名)

旧第1 610(22.3%)

旧第2 509(18.6%)

旧第3 326(11.9%)

旧第4 405(14.8%)

旧第5 515(18.8%)

旧第6  77(2.8%)

旧第7 229(8.4%)

 

2016年11月道コン(石狩3387名)

旧第1 745(22.0%)

旧第2 544(16.1%)

旧第3 395(11.7%)

旧第4 483(14.3%)

旧第5 776(22.9%)

旧第6 109(3.2%)

旧第7 264(7.8%)

 

2016年10月道コン(石狩2626名)

旧第1 571(21.7%)

旧第2 453(17.3%)

旧第3 251(9.6%)

旧第4 410(15.6%)

旧第5 565(21.5%)

旧第6  62(2.4%)

旧第7 251(9.6%)

 

10月どうし、11月どうしを比べると、旧学区別の動向がそっくりなのは変わりませんね(10月→11月で旧第5が増えて、旧第2が減る)

 

そして本題に入る前に、これはあくまでも今年を含めた3年間の11月末と2年間の10月末、そして今年の8月という時期で志望者の動向を比較しただけの話です

 

ここから、学校・塾などでの面談を経て動向は変化していきます

 

ですから、あくまでも「今の時点のもの」であって「確定的なものではない」ということに注意してください

 

 

そういうことを踏まえて、8月道コンの時にまとめたものに今回のものを書き加えたものを、お見せします

 

年度 第一志望者 石狩管内の裁量受験者に対する割合

 

札幌南(今春1.34倍)

2018年11月 301(8.3%)

2017年11月 321(8.8%)

2016年11月 282(8.3%)

2018年10月 195(7.3%)

2017年10月 209(7.6%)

2016年10月 206(7.8%)

 

南は、8月の時に「過去最高だった昨年を上回るほどではありませんが、それでも近7年で2番目に高い割合です

もう倍率は下がらないでしょうね…」そうコメントしていたのですが、10月、11月と割合が減っています。ここに来て他への出願を模索し始めましたかね。ただ、南からどこに変えるのか?というのがポイントでして(^_^;)

すんなり北とはいかないんですよね。

 

札幌北(今春1.19倍)

2018年11月 255(7.0%)

2017年11月 254(7.0%)

2016年11月 257(7.6%)

2018年10月 196(7.3%)

2017年10月 205(7.5%)

2016年10月 197(7.5%)

 

ほらね?(^_^;)

北は、8月の時に「ここ3年と比べると割合は低いのですが、隔年傾向がある高校なので注意が必要です(順番通りなら今年は上がる?)元々南を志望者割合で抜いたことは一度もないのですが、それにしても差が付きましたね…」とコメントしましたが、昨年に続き割合は上がってきません。このまま行くと今年も昨年並みの低倍率ということになりそうですね。

 

札幌西(今春1.50倍)

2018年11月 315(8.7%)

2017年11月 307(8.5%)

2016年11月 308(9.1%)

2018年10月 213(7.9%)

2017年10月 216(7.9%)

2016年10月 195(7.4%)

 

8月の段階で「去年までははっきりとした隔年傾向がありましたが、それは崩れてしまいました。ただ、志望者割合と倍率にかなり高い正の相関がみられる学校ですので、そこからいくと今年は今までにない高倍率を記録するかも」とコメントした西は、若干落ち着いたものの、それでも昨年と同じか上回る確率で相変わらずの人気の高さをうかがわせます。今年も1.4倍台後半から1.5倍台も十分にあり得ますね。

 

札幌東(今春1.50倍)

2018年11月 304(8.4%)

2017年11月 281(7.7%)

2016年11月 211(6.2%)

2018年11月 223(8.3%) 

2017年10月 221(8.1%)

2016年10月 183(7.0%)

 

え?( ゚д゚)

例年、10月に比べて割合が下がるのが東なんですが、今年は上がりましたよ…8月の段階では「4年前の開成普通科廃止から、高い志望者割合と高倍率が続いています。もう、倍率下がりませんね…下がる要素がないです」とコメントしていましたが、手がつけられませんね。昨年は1.50倍で収まりましたが、4年前のようなこと(当初倍率1.69倍)も現実味を帯びてきました。

 

 

ちなみに、裁量問題受験者の中でのTOP校志望者の占める割合は

 

2018年11月 1175(32.5%)

2017年11月 1163(32.0%)

2016年11月 1058(31.2%)

2018年10月  827(30.8%)

2017年10月  851(31.1%)

2016年10月  781(29.7%)

 

と、じわじわと数字を上げてきています

 

札幌旭丘(今春1.56倍)

2018年11月 295(8.1%)

2017年11月 262(7.2%)

2016年11月 224(6.6%)

2018年10月 203(7.5%)

2017年10月 158(5.8%)

2016年10月 173(6.6%)

 

いやいやいやいや(^_^;)

これは危険な数字が出ましたね。今年は東と旭丘に集中する形ですか…

8月には「ここ2年程、8月の志望者割合はずっと減り続けていたのですが、今年は久々に上昇。ただ、志望者割合に関係なく、ここ数年は2015年を除けば1.4〜1.5倍台をキープ」と書きましたが、これは1.5倍台ではすまなさそうな雰囲気になってきました。

 

札幌月寒(今春1.29倍)

2018年11月 253(7.0%)

2017年11月 228(6.3%)

2016年11月 247(7.3%)

2018年10月 147(5.5%)

2017年10月 191(7.0%)

2016年10月 187(7.1%)

 

10月のデータを見た時はどうなることか(2年連続の低倍率もあるのか)と思いましたが、11月は持ち直してきました。8月には「いい意味で安定してますね、志望者割合も倍率も。昨年は、久々に1.3倍を割り込みましたが、TOP校からの志望校変更が少なかったからでしょうか?今年も上位層は強気の傾向が見られるので、意外と今年も倍率は落ち着くかもしれません」と書きましたが、さすがに今年は例年並みの1.4倍台前半でしょうか。

 

北広島(今春1.36倍)

2018年11月 155(4.3%)

2017年11月 146(4.0%)

2016年11月 146(4.3%)

2018年10月 116(4.3%)

2017年10月 124(4.5%)

2016年10月 132(5.0%)

 

北広島は、8月の段階で「以前は志望者割合もそれほど高くなく、倍率も1.1倍台が続いていましたが、ここ2,3年の上昇っぷりには驚きを隠せません。今年は過去2年を上回る志望者割合で遂に3%を超えました。ただ、昨年もひょっとすると1.4倍台があるかもと思っていたところ、1.36倍と若干下げたことから、ひょっとすると北広島の志望者の許容範囲の限界に近付いているのかもしれません。だとすると、今年も1.4倍をギリギリ超えないくらいに落ち着くかも」とコメントしていましたが、実際その通りにここ2年と同じくらいの割合に収まっています。やはり、札幌から通うとなるとJR沿線でないと厳しいということが大きいのでしょう。

 

札幌手稲(今春1.29倍)

2018年11月 106(2.9%)

2017年11月 123(3.4%)

2016年11月 130(3.8%)

2018年10月  89(3.3%)

2017年10月  91(3.3%)

2016年10月  92(3.5%)

 

手稲は8月の段階で「ここ3年は1.2倍台後半で倍率は安定。志望者割合も大きな変動はありません。今年も同じ程度なのではないかと」と言っていましたが、11月になり急激に割合が下がりました。これだけでは何とも言えないので1月次第なところがありますが、1月も同じような感じだとしばらくぶりの1.1倍台前半もあるかもしれません。

 

札幌新川(今春1.45倍)

2018年11月 234(6.5%)

2017年11月 251(6.9%)

2016年11月 211(6.2%)

2018年10月 217(8.1%)

2017年10月 195(7.1%)

2016年10月 170(6.5%)

 

8月は「これは危険な感じがしますね…志望者割合の増え方からいっても、1.5倍を超えても不思議ではありません。ただ、北広島の所でも話しましたが、それぞれの学校で「見えない上限」があったりするものなんですよね。それが新川は1.5倍の可能性もあります」と言っていて、10月の割合を見た時にはついに1.5倍の壁を超えるのかと思いましたが、11月は少し落ち着きました。それでも、高い割合には違いないので1.4倍を切るようなことはないと思います。

 

札幌藻岩(今春1.23倍)

2018年11月 141(3.9%)

2017年11月 146(4.0%)

2016年11月 139(4.1%)

2018年10月 118(4.4%)

2017年10月 113(4.1%)

2016年10月 115(4.4%)


藻岩は、8月に「割合についてはホント安定しています。隔年傾向は継続中ですので、今年は単純に倍率は上がりそうです(1.3倍台前半)」と言っていましたが、10月、11月も見事なほどのぶれなさです。隔年傾向通り1.2倍台後半から1.3倍台前半でしょうか。

 

札幌啓成(普)(今春1.06倍)

2018年11月 118(3.3%)

2017年11月 110(3.0%)

2016年11月  73(2.2%)

2018年10月  93(3.5%)

2017年10月  98(3.6%)

2016年10月  71(2.7%)

 

近年、1.2倍を超えたことがないのが啓成普通科。8月の段階では「昨年、近年最低の志望者割合だったので、2年連続定員割れかとビクビクしていたのですが、何とかそれは免れました。でも、理数科から回ってくるとしても、かなりの低倍率が続いていますからね…最早一過性のものではなく、何か根本的な原因があるのだと思うのですが(^_^;)学級減の話が出てこないのが、ホント不思議です」と書いていましたが、まあ昨年並みの割合は維持しています。1.1倍台前半ですかね。

 

札幌北陵(今春1.18倍)

2018年11月 160(4.4%)

2017年11月 185(5.1%)

2016年11月 155(4.6%)

2018年10月 112(4.2%)

2017年10月 122(4.5%)

2016年10月 106(4.0%)

 

北陵は、8月に「昨年は近年で最高の志望者割合だったのが、ふたを開けてみると倍率が下がりました。8月道コンの結果よりも、弱いながらも隔年傾向の方が信頼性が高いということですね。じゃあ、今年は上がるんでしょう」と言っていましたが、10月・11月とも割合は下がりました。ほんと、ここは読めません。こんな感じでふたを開けると高倍率だったりするんですよ(^_^;)新川の倍率次第かもしれませんね。

 

大麻(今春1.12倍)

2018年11月  88(2.4%)

2017年11月 101(2.8%)

2016年11月 111(3.3%)

2018年10月  65(2.4%)

2017年10月  89(3.3%)

2016年10月  82(3.1%)

 

大麻は、8月に「2016年は以前の水準に戻ったのですが、昨年は1.1倍台前半に逆戻り。それでも定員割れしないだけ、まだマシなのかもしれません。志望者割合は近年最低。定員ギリギリの可能性も高いです。啓成といい大麻といい、厚別区ー江別市方面の学校は、何でこんなに人気なくなったんでしょうかね…単純に北広島に集まっているからだとは思うのですが(ここにも内申インフレの影響が)」とコメントしましたが、10月・11月と割合は回復しません。これはいよいよ定員割れの危機ですね…

 

札幌清田(普)(今春1.26倍)

2018年11月 137(3.8%)

2017年11月 131(3.6%)

2016年11月 122(3.6%)

2018年10月 107(4.0%)

2017年10月 110(4.0%)

2016年10月 122(4.6%)

 

8月の段階では「昨年の8月は志望者割合で近年最高をマークし、本番ではどうなることかと思っていましたが、さすがに、ここ2,3年の倍率上昇傾向を嫌ったのか、2015年レベルに落ち着きました。今年は志望者割合を大幅に下げていますが、かと言って以前のような1.1倍台まで倍率を下げるとは思えないんですよね。意外と前年並みに落ち着くような気がします」と言っていましたが、10月・11月ともに目立った動きはありません。前年並みと考えてよさそうです。

 

札幌平岸(普)(今春1.73倍)

2018年11月 147(4.1%)

2017年11月 181(5.0%)

2016年11月 151(4.5%)

2018年10月 114(4.2%)

2017年10月 133(4.9%)

2016年10月 132(5.0%)

 

8月の段階では「1.73倍ってひと昔前の平岸の倍率ですね。さすがに2016年の1.33倍は低すぎだと思っていましたが、一気に反動が出てしまいました志望者割合も以前高いまま。さすがに昨年の倍率を嫌う受験生が一定数いると思うので倍率は下がりますが、1.5倍台程度でしょうね」とコメントしていましたが、ここに来て一気の割合低下。昨年の高倍率を嫌っている層が予想以上に多いようです。1.4倍台の可能性も出てきましたね。

 

札幌稲雲(今春1.14倍)

2018年11月 104(2.9%)

2017年11月 113(3.1%)

2016年11月 104(3.1%)

2018年10月  79(2.9%)

2017年10月  70(2.6%)

2016年10月  70(2.7%)


8月の段階では「志望者割合も倍率も、そんなに目立った増減がない学校です。いい意味で平和かな」と言っていましたが、10月・11月も目立った動きはなく。例年通りの1.1倍台ですかね。

 

 

というわけで、駆け足ですが石狩管内の裁量問題採用校についてだけですが、志望者動向を書いてみました

 

「何だ!国際情報の普通科がないぞ!」

 

と思われる方がいるかもしれませんが、定員80名でしかも推薦で24名決まるところの傾向を予測するのはなかなか難しいです

 

ただ8月に「はっきりとした傾向は掴みづらいのですが、志望者割合は近7年で最高です。そして、隔年傾向が強い学校だったのが去年で崩れてしまったので、今年どちらに振れるのかも正直わかりません。しかし、2013年からは低くても昨年の1.5倍弱ですから、下がることはないでしょうね。」とコメントしていて、10月・11月の志望者も増えているところを見ると、3年前の1.89倍に迫る勢いを見せていると言えます。

 

 

最後に

 

毎年、倍率云々の記事を書いている私が言うのも何ですが、1.5倍未満で倍率がーって騒ぐのもどうかと思います

 

1.5倍を超えると、さすがに志望者の3分の1以上が不合格ですから無視できないものにはなってきますが、それにしたって志望者の平均なら合格なわけです

 

TOP校や準TOP校であれば、ボーダーライン前後にかなりの数の受験生がひしめくことになりますが、それ以外の高校は結構な差がついているのが現状です

 

そんなギリギリのラインで志望校を受験すること自体「どうなの?」と思わないでもないです(高校入学後にその学校のレベルについていけるかも含めて)

 

倍率も志望校選択の要素の一つだと思いますが、それを最上位に捉えては欲しくないかなと思います

 

 

それでは、今日はこのへんで

 



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2018年11月道コン感想(後編)

昨日に続き、11月道コンの感想です

 

理科がとんでもない大作?になりそうなので最後まで書ききれるかどうかわかりませんが、さっそくいきましょう

 

まず数学から

 

標準問題の大問1はいいですね?飛ばします

 

共通問題の大問2は、まず問2の作図

 

まあ簡単なのですが、うちの生徒に以下のようなものが多く見られました

 

iPhoneImage.png

 

わかりますか?

 

これだと、採点者に右側の印をつける長さの根拠がわからないんですよ

 

ちゃんとABと距離の等しいBC上の点だとわかるように、Bまで円を描いた方がいいわけです

 

でも、作図した方はABの長さだとわかっているから描かない

 

やさしくないですよね(^_^;)

 

きつい言葉で言うと「自分勝手な作図」です

 

高校になると、こういった「書いた者しかわからない答案」は容赦なく減点されていきます

 

関数や立体図形の記述欄もそうですよ

 

何の計算をしているのかわからないものを書かれても、採点しようがないんです

 

答案は、採点者に伝わるように書くことを意識してください

 

 

共通問題の大問3は…事務局の気持ちはわかりますが、方程式の文章題簡単すぎでしょ(笑)

 

でも、これで標準選択者の正解率が18.0%というんですから、闇が深いですよね…

 

問2は、標準選択者は問題の文章が長い時点で解くの諦めてますね

 

こういう現実を見ると、私はやっぱり上位層しか指導することはできないんだなと考えさせられてしまいます

 

 

共通問題の大問4は、問3がそれなりに手間がかかる問題でした

 

でも、A,B,Cの座標を求めて(1点)、四角形ABOCの面積を△OBCと△ABCに分けて求める(1点)ところまでは行ってほしかったですね

 

あとは、解答の作り方

 

「求める直線とABとの交点をPとし、点Pのx座標をtとおくと」などの言い回しに慣れることでしょう

 

 

共通問題の大問5は、サービス問題

 

この証明は書けないと困りますね

 

問2のFEの長さも、相似比を使えばCEの長さを求めることはできるワケですから

 

手順1つで求めることはできても、間にワンクッション入ると何をしていいのか、わからなくなるんですね…

 

 

大問6は裁量問題

 

まあ、今回上位で差がついたであろう問題は、問1(2)と問3(2)でしょうから

 

問2?

 

これは裁量ではないですねぇ…中2の1月道コンで出題されても不思議ではないレベルですよ

 

それが得点率14.6%なんですから、いかに解けそうな問題と手ごわそうな問題の見極めが甘いかということですよね

 

問1(2)は私はこう考えました

 

iPhoneImage.png

 

見えますかね?

 

問2(2)はまず色々な方向から立体を見てみましょう

 

問2−1.png

 

これが一番、問題用紙に載っているのに近い図

 

これを面AHE側から見ると

 

問2−2.png

こう見えます

 

そして今度は上から見ると

 

問2−3.png

 

こう見えます

 

AFE側の面がどうなっているかわからない人のために

 

問2−6.png

AE側から見た図です

 

ただ、実際にはこんな図は見れないので

 

iPhoneImage.png

 

こんな感じで平面図を書いて解いていくしかありませんね

 

 

おしまいは理科

 

色々言うことはあるのですが、それはそれぞれの問題の中で

 

 

まず大問1は小問集合

 

答え方の注意なのですが(発熱反応)反応とか、問題読んでないのか注意力がないのかその両方なのか

 

いずれにしても、いい傾向ではありません

 

ケアレスミスだとか言ってたら、いつまで経っても直りませんよ?

 

問4はいい問題ですね

 

小笠原気団と偏西風を指定語句にした記述問題なら、もっと良かったです(^-^)

 

問6は、動物の種類を答えさせるのではなく、見分ける特徴を追加させるところに問題の工夫が見られます

 

これも凄くいい問題だと思います

 

問7は、未反応の物質が鉄だと示す必要はなかったのではないかと思います

 

そこも含めて考えさせてほしかったですね

 

小問集合としては、非常に良い出来だったと思います

 

 

続いて大問2は化学分野(身の回りの物質、化学変化と原子分子、化学変化とイオン)

 

大問1と似たような話ですが、イオン式と言っているのになぜ物質名で答えるんですかね(^_^;)

 

恐らく、語句にこだわりがないんですよ

 

問4は、間違えるとしたら64:35をそのまま使って計算してしまうくらいですかね

 

 

大問3は生物分野(植物)

 

問1(2)は定番ですね

 

もう何回も書いていると思いますが、A,B,C,Dのそれぞれがどこから蒸散しているのか(A:裏+茎、B:表+茎、C:茎、D:表+裏+茎)

 

それをきちんと書き込めば、D=A+B−Cだとわかるはずです

 

問2(2)の問題は、大問1の問6みたいで、条件設定をする問題でした

 

私は好きです(^-^)

 

 

大問4は物理分野(電流)

 

問1(2)は実験1の条件をしっかり読み込めば訳ないのですが…

 

[3]コイルの動かす向きは逆→検流計の振れる向きも逆、コイルの動かす速さは速い→検流計の振れ幅は大きくなる

[4]棒磁石の向きが逆&コイルの動かす向きも逆→検流計の振れる向きは同じ、コイルの動かす速さは遅い→検流計の振れ幅は小さくなる

 

問2(2)がツッコミその1です

 

記述の正解率が驚きの0.4%だったのですが、それは「電流が磁界から受ける力が小さくなる」という答え方にあります

 

ここだけを抜き出してはわかりにくくなるので、その前の答えとともに振り返ってみましょう

 

「実験2の結果から、抵抗は電熱線Xの方が大きいことがわかる。そのように判断できるのは、加える電圧の大きさが等しければ、抵抗が大きい電熱線をつないだときの方が回路に流れる電流が弱くなり、電流が磁界から受ける力が小さくなるからである。」

 

電流が弱くなり、電流が磁界から受ける力が小さくなる???

 

わかりにくい表現ですよね(^_^;)

 

でも、これ教科書にも同じように書いてあるんですよ

 

iPhoneImage.png

 

うーん…

 

私は「導線が磁界から受ける力が小さくなる」なら、まだ納得がいきますけどね

 

現に、実験の目的としてはそう書いてありますから

 

iPhoneImage.png

 

動くものは導線ですからね、力を受ける対象も導線の方がいいと思うのですが…

 

教科書の記述変えてもらいましょうかね(笑)

 

 

 

大問5は地学分野(大地の変化)

 

ツッコミその2です

 

これはやはり問2(3)でしょうね

 

難しくて手も足も出なかったであろうことは承知の上で、この問題はグラフの作図にしてほしかったです

 

結局6択とは言え記号問題にしたところで「わかっていなくても正解する」ことがあり得るのですから

 

標準選択者と裁量選択者の正解率見ました?

 

標準選択:25.7%

裁量選択:24.8%

 

初めて見ましたよ、標準選択者の方が正解率高いなんて(-_-;)

 

解説もしてありますが、正直この問題を文章で説明するのもどうかと思うんですよね(笑)

 

なので、表?で説明したいと思います

 

iPhoneImage.png

 

もう少し大きく書けばよかった…(^_^;)

 

見えづらい人のために補足すると、A,B,Cそれぞれの初期微動継続時間とP波の速さはわかっているのでA,B,C間の距離を求め、そこから初期微動継続時間1秒あたりの震源からの距離を求めます

 

そこから震源からの距離を求めることができれば、地震の発生時刻を出すこともできます

 

地震の発生時刻さえわかれば、緊急地震速報発表は9秒後なので、あとはグラフの縦軸・横軸それぞれの値を出すことができます

 

他にも方法はありますが、限られた時間で私が思いついた方法はこれでした(笑)

 

 

大問6は選択問題(運動とエネルギー)

 

ツッコミその3、問2ですね

 

作問ミス寸前です

 

というか、この問題のおかげで、道コンの過去の作問ミスが判明しました(え?)

 

斜面から水平面上に移動した瞬間はテープのどの部分にあたるのか

 

私も、今まで特に疑問に感じたことがありませんでした(ですから、今まで気づかなかった私も悪いんです)

 

でも、今回の問題を見て「ちょっと待てよ…」と思ったのです

 

iPhoneImage.png

 

これ、D点の途中で等速直線運動になったのなら、Dのテープの長さがもう少し短くないと変じゃないです?

 

斜面を台車が下る運動は、中学校では「だんだん速くなる運動」と習いますが、高校物理では「等加速度運動」と呼ばれます

 

重力によって、少しずつ等しく速度が大きくなっていくのです

 

イメージとしては、こんな感じです

 

iPhoneImage.png

 

この1打点ごとの長さを、高校の物理基礎で習う公式に当てはめて計算したものがこれです

 

iPhoneImage.png

 

前の長さに0.144を加えた長さが次の長さになってますね

 

そして1本目と2本目、2本目と3本目の長さの差が3.6cmです

 

3本目と4本目の長さの差はこれまでの3.6cmの半分の1.8cmです

 

ちなみに、この場合は3本目と4本目の間でちょうど等加速度運動が終わっています

 

3本目と4本目の間で等加速度運動が終わっても、3本目と4本目の長さは違うことがわかりますか?(これ非常に重要です)

 

さて、これを基準に考えましょう

 

今回の道コンの問題は

 

iPhoneImage.png

 

AとBの長さの差が2.1cm

BとCの長さの差が2.2cm

CとDの長さの差が2.1cm

 

この0.1cmの違いを実験誤差とすると、Dの最後まで加速は終わっていないと考えるのが妥当です

 

では、仮にDとEの切れ目で加速が終ったとすると、E以降のテープの長さは?

 

そうなんです、2.2cmの半分の1.1cmを足した長さ、8.6cmでなければいけないのです

 

では、解答の通りにDの途中で加速が終わっていたとしたら?

 

上の計算式の画像を見てください

 

上の例で言えば加速分の0.144を足すことがなくなる(最初だけ0.722を足す)ので、今までと同じ増え方はしないのです

 

つまり、Dの途中で加速が終わっているのであれば、Dの長さは7.5cmより短くなければいけないのです

 

一応、計算しましたよ(笑)

 

でも、0.1〜0.2cm程度の違いでした(-_-;)

 

なので、作問ミスとまでは言えないのです

 

 

ちなみに過去の明らかな作問ミスは、この2つを比べればわかります

 

iPhoneImage.png

※これは正しい(3本目の0.3秒後まで4.0cmずつ増加、4本目はそれまでの4.0cmの半分である2.0cm増えていることから3本目と4本目の切れ目まで等加速度運動していたことがわかる)

 

iPhoneImage.png

※これは誤り(4本目の0.4秒後まで2.4cmずつ増加、そこからは全く増えていない。ちなみにこの問題では0.3秒後におもりが床についたらしい…であればDE間の長さは7.2cmでなければいけないはず。なぜD点でおもりが床についているのに、その後同じだけ長さが増えているのでしょうか?ちなみに当時の解説には5打点ごとの区間の長さが一定であること、D点以降は等速直線運動をしていることから、P点を通過したのはおよそ0.3秒後だと考えられると書いています)

 

この2問は条件設定はほぼ同じなのに、決定的に記録テープの様子が異なりますよね

 

不思議ですよね、同じ道コンが作っているのに(´・ω・`)

 

まあ、そういうことなんですけどね(どういうことだ)

 

 

 

今年の春の公立入試でも作問ミスというか問題の数値の設定ミスがありました

 

大阪大学と京都大学の入試でも作問ミスがありましたね

 

物理分野では、こういったことが起きやすいのではありますが、私は何も作問する側に対して文句を言いたいわけではありません(もちろん、しっかりしろとは思ってますよ)

 

問題を解く側がおかしいと気づいたときに、どうして声を上げず、解答解説を鵜呑みにしてしまうのかということです

 

今回、私は受験日当日、この理科の問題1問の検証に何時間という手間をかけました

 

他の人の意見も聞いた方が良いと思い、八反田先生に聞いたりもしました

 

過去の道コンの問題の不備についてTwitterで聞いたりもしました(TLに予備校などで専門に教えている先生もいるからです)

 

皆さんも、納得がいかなかったり、おかしいと感じたりした時は、塾の先生に聞いてみましょう

 

そこで「解答解説にそう書いてあるから」と答えるようでは、残念ながらその先生はその程度ということです(暴言)

 

まだ若かったり、教科の知識が不足していても、一緒になって「ん?待てよ?これは何か変だな」と疑問を共有したり一緒に考えてくれたり、知識や経験が豊富であなたが納得する説明をしてくれる先生が良い先生です

 

 

大問7は選択問題(天体)

 

問3は、地球の直径、太陽の直径、黒点の直径をそれぞれ比で表してみると

 

太陽:黒点=200:3

太陽:地球=109:1

 

このままだと比べにくいので、上段の太陽を200→100→109と変えていくと

 

太陽:黒点=100:1.5=109:1.635

 

およそ1.6倍ですね

 

 

今回の道コンを進路決定の参考にする人もいると思います

 

ただ、学力ABCもそうなのですが、こういったテストや模試はあなたの今を表すことはできても、あなたの未来まで予測することはできません

 

合格可能性というのも、仮にそのテストが本番だったとしたらという仮定でしかありません

 

中途半端に希望を持たせるようなことを言って申し訳ありませんが、あと3カ月、学力が伸びる可能性はあります

 

誰でも伸びるとは言いませんよ?伸びる生徒もいるということです

 

そして、塾の先生であれば、その生徒が残り3カ月で学力が伸びる可能性があるかないかは、大体わかるはずです

 

あくまでも、学力が伸びるかどうかです

 

合格するかどうかではありませんよ

 

 

これから三者面談がどこの学校や塾でも行われると思います

 

もう、希望的観測などで話をする時期ではありません

 

現実をしっかり受け止めなければいけないのです

 

今の自分に何が足りないのか

 

それをしっかり見極め、また見極められる人からアドバイスをもらって、前に進んでください

 

 

それでは、今日はこのへんで



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