札幌市中央区北1条東1丁目6−16ニューワンビル3階
「学びや むげん」代表のたかとりーなが日々考えていることです
合格発表

今年は大学受験は全員合格だったのですが、高校受験は涙を飲む生徒を出してしまいました。

非常に悔しいです。

3月中には、HPやこのブログ上でも合格実績を出したいと思います。

ただ、合格実績は過去のものであって、今指導している生徒や新しく指導する生徒の進路を保証するものではありません。

これまでの実績を示すことで、それだけの指導が受けられるのだという証になるのではないかと思うようになりました。

受験生へのメッセージは昨日のブログで伝えてありますので、ここではこの後の動きについて簡単に書いておこうと思います(おそらく、中学校に行って同様の説明を受けたと思いますが)


本日中に合格者の入学意思の有無の報告がなされ、入学意思のない生徒の分の追加合格の通知が、19日(火)の9時半から16時半の間にあります。
ですから、今日残念な結果だった方も、この時間帯は連絡が取れるようにしておいてください。

既に私立への進学を決めていて、それでもTOP校の合格が欲しいという生徒が受験している可能性はあります。(日大はTOP校合格で特待になる制度もありますし)

また、中堅・下位校だとよりこの傾向は顕著で、かなりの数の辞退者が出ていると思われます。

自分の生徒、ブログの読者の方からの報告を含めると、毎年かなりの数の追加合格の報告があります。

自己採点の結果にある程度の手応えのあった人は、非常に辛いかもしれませんが、明日まで可能性を捨てないでください。

 

そして、二次募集の人員の発表が21日(木)に。

22日(金)から25日(月)の間に二次募集の願書を提出することになります。
二次募集の合格通知は28日(木)までに届くことになっています。

札幌圏では、上位校こそありませんでしたが、今年も定員割れの高校が多いです。

基本的に、点数(内申点+当日点)が上位の子から合格が決まっていくのですが、TOP校の不合格者は私立の特進コースに進むケースが多いので、意外と合格ラインは高くなさそうです。(あくまでも推測ですが)

どうしても、公立高校へという方は、ダメ元で出してみてもいいかもしれません。

 

昨日の記事のとおり、あなたが最良だと思っている場所、あなたが希望したところではない場所を、良くするのも悪くするのも、これからのあなた次第です。
公立高校に合格できず私立高校に行った私の教え子の中には、

弁論部で全国優勝して、第一希望の公立高校からはとても行けそうにない有名私大に行った者。
バスケ部で活躍し、それがある大学の関係者の目にとまり、強豪大学へ進学した者。
家業を継ぐために、ある漫画の舞台にもなった某大学の学部へ進学を果たした者。

外部模試のSSが、中学時代の同級生を軽く超えるレベルまで行った者。


そういった生徒たちもいます。
4月から進むその場所で、あなたができることを力いっぱいやってみてください。

希望通りに合格を果たした方、おめでとうございます。
今までの頑張りが合格という結果で報われて、喜びもひとしおだと思います。
この喜びを忘れないでくださいね。
その高校は、あなたが望んで選び、入学を望んでも叶えられなかった人がいる場所です。
数ヵ月後、「うちの高校クソだわ」なんて口が裂けても言わないように。

それでは、今日はこのへんで。



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合格発表前日のメッセージ

公立入試前日同様、毎年合格発表前日には同じメッセージを送ることにしています。

 

明日の合格発表で、キミがどの高校で3年間過ごすのかが決まる。

君たちの受験勉強の成果が「合否」というもので表される。

本当にそうかな?

合格だろうが、不合格だろうが、君たちの中に残された「学力」は変わらないのでは。

あれだけ、色んなものを犠牲にして頑張ったのだから「合格」という結果が欲しい!

その気持ちは十分にわかる。

できることなら、みんな合格していてほしい。

でも、これは受験だ。

涙を飲む人が必ず出てくる。

合格=勝ち、不合格=負け

そんな単純に考えないでほしい。

 

キミにとって高校受験はゴールなのか、スタートなのか(ゴールという人はいないだろうが、そう思える人もいる)

高校受験をゴールと考える人にとっては、合格が全てという意識なんだろう。
でも、高校受験をスタートとする人にとっては、そんな単純な図式は通用しない。
まだまだ先は長い。
自分の夢や目標を実現するための3年間の舞台が決まっただけで、その先の未来までが決められたわけではない。
高校生活が人生のゴールではない以上、高校は「通過点」なんだと思う。
どこの高校に行ったのか?
そんなの社会に出てからは「あまり」関係ないものだよ、今のあなたが考えているよりは。
高校受験がスタートだと思うのならば、喜びや悲しみにいつまでも浸っているわけにはいかない。

特に力及ばず不合格だった人は覚えていてほしい。

大学入試でリベンジだ!と思うかもしれないし、周りもそういうだろうが、「その気持ちだけ」では3年間勉強を継続できない。

なぜ、その進路を目指すのか。

そこをはっきりさせておかないと、途中で目標を見失うことになるよ。


公立高校(私立高校)に進学し、その後も自分の夢に向かい進学・就職していった生徒。
公立高校(私立高校)に進学したものの、その後は…という生徒。
今までの塾講師生活の中で様々なケースを目の当たりにしてきたけれど、前者は合格不合格問わず、高校受験に真摯に取り組んだ生徒が多く、後者は合格不合格問わず高校受験で頑張りきることができなかった、どこか手抜きをしてしまった生徒が多い。
そういう風に思うんだ。

特に合格したものの、本来の志望校よりも落として受験した人は要注意!
自分も大学受験で経験したんだけれど、自分の限界に挑まなかったことは、後で尾を引くことになりかねない。
次の壁が立ちふさがったときに、また楽なほうへ逃げてしまう可能性が高いと思う。

どの進路が正しかったのか?現時点でそれはだれにもわからないし、確かめようもない。
ただ、その進路を良いものにするか悪いものにするかは、これからのあなた次第だということだけは断言することができる。
人生には数多くの分岐点があり、高校入試もそのうちの1つ。

君たちの人生は、これまでは親の影響を強く受けていたけれど、これからはある程度自分で切り開いていくことができるようになる。

道は無数に分かれていて、今その状態にあるのは、その中の1つをきみが選んだからにすぎない。
「あの時違う道を選択していたらどうなっていたかな」と思うこともあるだろうけれど、過去には戻れないのだから今いる場所をよくすることしかできないよね。
高校受験の合否程度で、この世が終わったり、人生が終わったりはしない。
ましてや、きみのこれまで積み上げてきたものが崩れたり否定されたりするわけでもない。
きみという人間が、明日の合格発表で変わるわけではないんだよ。

最後にこのブログを読まれている保護者の方々へ。
合格したときのことは、今は考える必要はないと思います。
万が一不合格だったときのことを考えておいてください。
一番、ショックを受けているのは紛れもなく本人です。
表面上、そう見えなくてもです。
保護者の方々が必要以上に落ち込んでいては、お子さんの挫折感も増すことになります。
また、責めるようなことを言っても発奮材料にはなりません。
どうか、静かに見守ってあげてください。
そして、お子さんが立ち上がったとき、また応援してあげてください。

最後にもう一度。
合格=勝ち、不合格=負け
決してそうではありません。
与えられた新たなステージで、どう過ごしていくか?
そこが問われていると思ってください。


それでは、今日はこのへんで。



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春休み時間割について

春休み期間(3/23~4/8)中の時間割は以下の通りです。

 

料金:通常と変わらず、基本料金なし。1時間4,400円、1時間を超える場合は30分2,200円です。

なお、通常とは異なり1回のみでの利用も可能です。

※ご自宅へは公共交通機関または車でお伺いいたしますので、アクセスが不便な方もご安心ください。

※交通費については1回500円です。

※兄弟・友人などと2名1組で指導する場合は2人目を半額にいたします。

 

教材費:実費

※指導教科、内容によって各生徒で異なるため。ご家庭や学校で用意しているものを使用する場合はかかりません。

※こちらで教材を用意する場合は、塾用教材を使用する予定です。

対象学年:小学生〜新高校1年生

指導教科:全ての教科で可能

 

3/23~3/31

〇:空きあり ×:空なし 

23

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29

30

31

午前 × × × × × ×
土日のみ1講 × × ×
土日のみ2講 × ×
平日土日共通・前半 × × × × ×
平日土日共通・後半 × × × × × ×

※以下はそれぞれの時間帯の目安です(1回の指導は1時間〜2時間を想定しています)

 

4/1~4/9

〇:空きあり ×:空なし 

3

4

5

6

7

午前 × × × ×
土日のみ1講 ×
土日のみ2講
平日土日共通・前半 × × × ×
平日土日共通・後半 × × × × × ×

※以下はそれぞれの時間帯の目安です(1回の指導は1時間〜2時間を想定しています)

 

午前:午前中

土日のみ1講:午後1時から午後3時まで

土日のみ2講:午後3時から午後5時まで

平日土日共通・前半:午後5時から午後7時まで

平日土日共通・後半:午後7時から午後9時まで

 

申込方法:HPの問い合わせから件名を「春休み個人指導希望」として、指導を希望する日時を明記の上、お申し込みください。

こちら



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各高校の大学合格者速報が出ていますが

ガクシン(旧札幌クリエイト西野)の城山先生がまとめてくれていたのですが、各高校の大学合格者速報が出ているようですね。

既に過去最高の実績を出していたり、昨年比でかなり実績を伸ばしたりしているところもあれば、情報がまるで出てこないところもあったり。

元々、公立高校は後期日程も終わり浪人生からの連絡も一通り来たタイミングで集計するところがほとんどでしょうから、今の段階で速報的に出しているのは私立高校が多いです。

うちのブログは例年通り、5月から6月にかけて記事化していこうと思いますので、それまでお待ちください。

 

それでは、短いですが今日はこのへんで。

 



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ガムトークを探して3000秒

おはようございます。"3月13日水曜日"、本日の札幌市の気温は最高気温5℃最低気温−8℃、天気は曇り時々晴れ。連日お昼の時間帯は気温がプラスでほのかに春の訪れを感じます。
……日付が違う?外が暗い?時計がズレているんですね。直した方がいいですよ。文章とは自由の世界、私が3月13日の朝だと言えばこの世界ではそれが真実です。決して、決して曜日を間違えていたわけでも昨日が火曜日だと思い込んでいて記事を書くのを忘れていたわけでもありません。
ちなみに、別に何の言い訳でもないんですけど一応言い訳をすると、毎週水曜日に入っていたバイトを辞めたので、その上で春休みで学校もないとなると曜日感覚が消えるんですよね。毎日が日曜日。
さあ、そんなわけで何事もなく今日も元気にJDコラムをやっていきましょう。
早速なのですが、実は今日とても大きな事件が発生致しました。今世紀最大の次の次のその次くらいに大きな事件です。落ち着いて聞いてください。


ガムトークがなくなりました。


本棚にも机にもベッドにもソファの下にもないんですよおおおおおおおおおおおお!
正確には私のせいではなく、私の背後についているないないの神様のせいです。アイツがとりついているから私は物をなくすんです。詳しくはJKコラム時代に書いた『ないないの神様』という記事を読んでください。
一応一日探し回りました。アントニオのお祈り(詳しくはJKコラム以下略)もやりました。色々頑張りました。そして諦めました。どこかへ持ち出したつもりはないので一応この家のどこかにあるはずです。ただ、こういうのは探している時ほど見つからないもの。「あーあーもう無理諦めたー」とか言ってふててYouTubeでも見て、そのうちなくしものしてたなんてすっかり忘れた頃にパッと見つかるんです。
ただ最後にもう一度だけ、この場で皆さんと共に探してからふて寝しようと思うのです。

というわけでまずは、最後にガムトークを使った日から思い出していきましょう。前回のガムトークは……2/15の『カッコつけて点切ってるけどそれ混ざってねぇからな!?』ですね。その時はーーああそうだ、ガムトークで話題を引っ張ってこようとして引いたら同じのばっかり出てやいのやいの言ってたんでした。その記事は確か部屋の、このゴミ山のような机の上でやっていたのでそこを探しましょう。さっきも探したけどもっかい探しましょう。
と言ってもざーっと見た感じ無いのですが…そうやって手を抜くのが良くないんです。この機会に机の上も片付けましょう。

(以下、実際に手を動かしつつ書いています。)
外してそのままの本のシュリンクは捨てる
もう使わないスマホケース×2は…一応引き出し
読みかけの本は一度本棚へ
ご不在連絡票はシュレッダー
ポケットティッシュは…どうしようかな…
あ爪切り出てきた
シャーペンと消しゴムはしまう
2/15の記事を書いた時にトランプカードに貼ったシールのゴミが出てきた!捨てます



あった。ありました。
ガムトークの2だけありました。1はない…なぜ…。机の上ではなく、床のごちゃごちゃした物たちの中にありました。近くを漁りましたがいたのはこの子のみみたいです。でも片方のみ使うことはあまり無いので付近に埋もれている可能性は大きいかと思います。まだ助かる命がある。
 一方で段々面倒くさくなってきた自分もいます。あ、不在票2枚目出てきた。シュレッダーへ


 

あった

ありましたマジでありました。
今、たった今見つけました。
不在票どけたらありました。
時刻!3/14(木)21:47!
あっ木曜日って言っちゃった…。

……というわけで、無事見つかりました。
ヤラセじゃないです。ぶっちゃけ部屋にはないだろうと思ってた(どこかの棚にしまったという虚構の記憶が私の脳を支配していた)ので、本当に机から見つかってびっくりしてます。
『○○は捨てる』
と書く度に実際に捨てたりシュレッダーに走ったり引き出しに収納したりその流れでうっかり漫画読んじゃったりしてたので、記事の書き始めからかなり時間が経ってしまいました。もう22時になってしまうので、早々に締めようと思います。その前にもうなくさないようにこの子達を所定の棚に戻してくることにしましょう。
ごめんねガムトーク、もうなくさないからね。大事とか言いつつ月に1回も使わないくらいの頻度だけど、頼りにしてるからね。
愛してる、と口付けをするフリをしてガムトークたちは棚へ仕舞いました。
皆さんも、
・使ったものはすぐ所定の場所へ戻す
・定期的に部屋や机の上を片付ける
をきちんと守りましょう。ま、それができる人は初めから物をなくしたりしないんですけどね。

 

見つかって良かったですね(笑)

結構、ネタに困ったときに使っていた印象なので。

私も、かつて印鑑証明に使っていた印鑑をなくしたり(玄関に置いてあるボウリングの球が入っているケースの上にあった)、カギをなくしたりしたことがあるので、人のことは言えません。

最近の流行は、保存したファイルが見つからないってやつですね。

その場の思い付きで名前つけてるのが悪いんですよ…

検索してもHITしないので、ファイル名ではなく日付とファイルの種類で検索をかける今日この頃です。

 

さて、明日は札幌市内の中学校の卒業式ですね。

自分は泣かないと思っている人ほど、泣いてしまうものですよ(´-`).。oO

 

それでは、今日はこのへんで。



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この文章、あなたならどう読み取りますか?(令和6年度北海道公立高校入試より)

※このブログは多くの教育関係者(学校・塾)の方が読んでいるものと思います。実際に数年前の騒動の時は匿名で電話をくれた方もいらっしゃいました。皆さんもぜひ考えてみてください。

 

昨日問い合わせした件、道教委及び北海道新聞両方から返答があったので、記事化します。

 

日曜日の熟長会で取り上げられたのは、国語の大問4問3の問題です。

この問題は、問題用紙に示されているウェブページという資料をもとに、同じく資料にあるチラシの空欄に当てはまる文章を答える問題でした。

では、資料となるウェブページとはどんなものだったかというと

 

 

これをもとに、(この彫刻は、)という書き出しに続く文章を35字程度で書くのですが、その際に「作品の素材」「鑑賞以外の用途」「設置場所」に触れて書くことが条件付けされています。

まず、私があれこれ言ってしまうと、先入観を持ってしまうかもしれないので、普通に解いてみてください。

その間に、私は関係ない話を書いておきますので。

 

今日、やっと確定申告が終わりました。

私は、常日頃から会計ソフトを使って記帳をしていて、金庫のお金も合わせているので、確定申告と言ってもその気になれば1日2日で終わってしまうのですが、毎年公立入試が終わるまでは手を付ける気にならないんです。

今年は日程の巡り合わせが悪く、入試が終わってから締切までの時間が少なかったため、締切3日前というなかなかギリギリなタイミングで終わらせることになりました。

他の先生なんかは税理士の方にお任せしているようですが、私は税理士事務所で1年ですが働いた経験があるため、自分で申告しています。

まあ、そんなに複雑な処理を必要とするものもありませんからね。

 

さて、そろそろいいでしょうか。

 

模範解答は

「(この彫刻は、)黒御影石を素材とした滑り台でもあり、札幌市の大通公園に設置されている。(35字)」

 

まあそうだよねという感想を持たれた方、ふーんという感想を持たれた方、あれ?っという感想を持たれた方、様々いらっしゃるかと思います。

私も、試験当日はそこまで厳密に文章を見ていたわけでもなく、この模範解答を見ても特に疑問を持ちませんでした。

でも、細かく見ると、ちょっとおかしな点があるんですよね。

ちょっと抜き出してみます。

 

札幌市を視察している際

大通公園に強い関心を持ったノグチが

子どもたちの遊び場をより楽しいものにすることを考え

雪の白と対照的な黒御影石を素材に選び

ひとまわり大きなスケールとして

この空間に置くことを決定しました

 

この空間って、文章のどこを指しているんでしょう?

実はこの文章、「重要な部分が削除されていた」んです。

それがこちら

 

 

実際のモエレ沼公園のウェブページです。赤線で囲まれた部分に注目してください。ここが問題のウェブページにはありませんよね。

では、上のウェブページの文章を読んでみてください。

どうでしょう、この文章なら、この空間が大通公園を指すのだとわかりませんか?

これなら、ノグチの思考の過程が

 

大通公園か(強い関心を持つ)→ここに子供たちの遊び場ができればより楽しいものになるのでは?→よし、俺の彫刻兼滑り台をここに置くか!

 

というように辿ることができると思うのです。

 

そもそも、ノグチ氏が1988年に札幌市を訪れる際、札幌市が「ぜひ作品を設置してほしい」と依頼したという事実を知らなければ、強い関心を持ったからといってホイホイと作品が置けるものではないと思うんですよね。

イサム・ノグチが世界的な彫刻家である事実も重要なのですが、問題の資料にはそれを読み取れるものはありません。

彫刻家が視察をしていて、そこで関心を引くような場所があったからと言って、必ずしもその場所に何かを作る(置く)でしょうか。自分の地元に帰って、その場所に作る(置く)。または、どこか別の場所に作る(置く)ことだってあるのでは。

札幌市から「彫刻を置いてほしい」という依頼があるという事実をを知っているからこそ、強い関心をもったから、そこに置こうという話になるのです。

 

なんで、この赤い部分の記述を削除したのか?

問題作成者に直接聞けないので、これはあくまでも私の想像なのですが、赤い部分を残すと「容易に」大通公園だと読み取れてしまうので、あえてそうさせないために削除したのでは?

実際に設置場所をフロリダ州マイアミ市と答えた生徒もいたかと思います(実際にそう読めなくもない)。

そういったミスリードを誘発させようという意図があったのではないでしょうか?

 

また、この問題は「そもそも札幌の大通公園にあるのを見たことがある」受験生にとっては、設置場所を文章から読み取る必要のない問題でした。

その事実を知らない受験生でも答えることができるように、という問題であれば、ことさら場所についての記述は配慮しなければいけませんでしたよね。

これが社会であれば、どこにあるか?を知っているのは知識問題で済むのですが、これ国語ですからね。

 

というようなことを、道教委と北海道新聞にぶつけてみたわけです。

プラス、元TOP校に在籍していた某私立高校の国語の先生にも聞いてみました。

 

結論から言うと(もうわかっていると思いますが)、道教委と某私立高校の先生は「問題なし」と。

ただ、それは答えを知っているから、「そう読めます」と言っているようにも聞こえるんですよね。

この文章が、文法的に正しいのかどうなのか。

あの赤い部分を抜いても、文章として成立するのかどうなのか。

その辺りについての回答はありませんでした(まあ、道教委の回答者が問題作成者ではありませんから)。

北海道新聞も、道教委に問い合わせてくれるなど、しっかり動いてくれたようでした。

記事になるかどうかはわかりません。

 

私としては、「文章がおかしいから全員に加点しろー!」とか言いたいわけじゃないんですよね。

※数年前の理科の「アルキメデスの原理」問題ではそう思いましたが。

入試なんだから、もうちょっとしっかり作ってくださいよ、ということなんです。

※札幌第一の「例の件」については後日書きます

この問題の読み取りで苦労した(間違えた)受験生の無念さを成仏させるというか…

やり場のない悔しさみたいなものを、こうして「おかしい」と声を上げる大人がいると知ってもらうことで、昇華させようという狙いです。

大手塾は、こうしたことにあまり声をあげませんよね。

それはそうです。「おかしい」と声を上げて「おかしくないです」となったら、信用がなくなると考えるとリスク以外の何物でもありませんし。

だから、私のような人間が発言するしかないんです。

まあ、単に私の国語力が低いだけかもしれませんし、国語を専門にしている方からは「え?なんでわからないの?」と言われそうですが、それはそれで別に構いません。

 

夏のなんちゃら協議会、おそらく非公開なんですよね。

どんな話をしているんでしょう。

熟長会みたいに、激しく意見が飛び交う(別にけんかしているわけではないです笑)場ではなさそうなんですが、一度覗きに行きたいなぁ…

 

また、モエレ沼公園のウェブページを作成した人(札幌市職員?)はどう思ったんでしょうね。

自分の書いた文章が入試に採用されるって名誉なことだと思いますが、それがある部分を削除されたために意図が伝わりにくい文章になると話は別です。

熟長会の先生たち、赤い部分が削除されていたと気づいていない段階では、モエレ沼公園のウェブページ自体に文句言ってましたからね(笑)あんなわかりにくい文章書いたの誰だ?って。

この辺りは、北海道新聞の問い合わせにも書いたので、もし記事化された場合は札幌市側のコメントも出てくるのではないかと思います。

 

おそらく、この問題の進展がなければ、今年の入試に関する記事はこれで最後です。

確定申告も終わり、合格発表は来週の月曜ですし、指導はありますが久々に落ち着いて過ごすことができそうです。

 

それでは、今日はこのへんで。



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新年度の予約について

今日は業務連絡ですね。

来年の予約についてです(冬休みについては、現在指導している生徒の+α分で埋まりそうなので、冬休み期間中だけの募集はしません)。

とりあえず、2024年度も教室を持つことはなく今年と同じ個人指導で行くので、2024年度から新しく個人指導を依頼したいという方は予約という形で枠を確保しておくことができます。

まだ、曜日や時間帯まで決めることはできないので、あくまでも枠だけです。

なので、キャンセル料とかもかかりません。

私の方で新年度、どれくらいの方が新規で来るのかを把握しておきたいというだけです。

料金や時間割は、今年度と同じです。

 

直接指導(家庭教師方式)

 

対象学年:小学生〜中学生

※高校生は高1生と継続の高2生だけ募集します。

 

指導教科:全ての教科で可能

 

指導曜日・時間:平日は午後4時以降、土日は午前10時以降

※定休日は設けませんがGWや年末年始などにまとまって休ませていただくことがあります。

※諸事情などにより平日の早い時間などの指導を希望される場合はご相談ください。

 

※以下はそれぞれの時間帯の目安です(1回の指導は1時間〜2時間を想定しています)

午前:午前中

土日のみ1講:午後1時から午後3時まで

土日のみ2講:午後3時から午後5時まで

平日土日共通・前半:午後5時から午後7時まで

平日土日共通・後半:午後7時から午後9時まで

 

料金体系:基本料金なし。1時間4,400円、1時間を超える場合は30分2,200円。

※ご自宅へは公共交通機関または車でお伺いいたしますので、アクセスが不便な方もご安心ください。

※交通費は1回の指導につき500円です。

※兄弟・友人などと2名1組で指導する場合は2人目を半額にいたします。

 

教材費:実費

※指導教科、内容によって各生徒で異なるため。ご家庭や学校で用意しているものを使用する場合はかかりません。

※こちらで教材を用意する場合は、塾用教材を使用する予定です。

 

その他:web対応あり

※studyplus(月額1,100円)を使用。メッセージ・画像でのやり取りまでなら無料。ZOOMを使った指導は有料(15分1,100円)

 

オンライン指導につきましては、特に定員などはありませんので予約という形は取りません。

個人指導の予約希望の方は、HPの問い合わせフォームからお問い合わせ内容の初めに「新年度予約希望」と記入して所定の事項を記入してください。

ご質問などある場合は遠慮なくお問い合わせください。

 

それでは、今日はこのへんで。



| 募集 | comments(0) | - |
昨日の熟長会にて

昨日は、毎年恒例熟長会での公立入試を振り返る会でした。

基本的に問題を褒めることが少ない点が、夏に行われる「なんちゃら協議会」とは違うところですね。

※あの会の正式名称覚えている人いるんでしょうか。もう少し短くて覚えやすい名前にした方がいいのに…

そんな中、国語のとある問題について意見が出て、「これはちょっとまずいのではないか」という話になりました。

覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、「アルキメデスの原理だと正解が出ない問題」の時に、私が先にブログに書いてしまった結果、道教委にご迷惑をかけた経験があるため、今回は先に問い合わせをして、その回答が出てからブログに書こうと思っています。

ですので、どの問題だったのか、今しばらくお待ちください。

ちなみに「ひる」ではないですよ(笑)

国語はさっと見ただけで、村上先生に解説をお任せしてしまったのもあり、細かいところまでチェックしていませんでした。

3人寄れば文殊の知恵と言いますが、やはりたくさんの先生が集まって意見を出し合った方が、自分が気付かなかったことに気づけていいですね。

もう、今から来年も予約です(笑)

 

それでは、今日はこのへんで。



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超雑談

本当は今日がブログお休みの日なのですが、明日熟長会の集まりがあるため、今日書かないと2日連続で更新なしとなって生きているのだろうかと心配されそうなので(笑)

まだまだアクセスが多い中、入試に全く関係ない話で申し訳ありませんが、今日はただの雑談です。

 

今朝、指導に出かける前。

洗面所が水漏れしていることに気が付きました( ̄▽ ̄;)

一昨年はトイレ、去年は電気蓄熱器。

さすがに20年も住んでいるとアチコチにガタが来ていますね。

とりあえず、元栓を閉めて使用禁止にしておけば、これ以上は被害が広がらないので、修理の依頼が出せるまでは放置にしておきます。

まあ、水浸しになったおかげで、洗面所周りの掃除ができたので、良かったことにしておきます(よくない)

 

いよいよ来週の金曜日が期限の確定申告。

今年は、裏金問題があるせいか、税務署の受付の人に一言言わないと気が済まない人が多いみたいですね。

気持ちはわからなくもないですが、受付の人に言っても、その人が裏金作りしたわけでもありませんし。

文句を言うくらいなら、次の選挙までちゃんと覚えていて、そういう政治家はみんな落とせばいいだけです。

ちなみに、例年だと今くらいのタイミングで提出が終わっているのですが、なんと今年はまだなのです。

明日は上でも書いたように熟長会の集まりがあるので、勝負は月曜日以降ですね。

まあ、細かい記帳はその都度行っているので、決算仕訳して申告書作るだけなんですが…

一度取り掛かれば早いんですけどね、取り掛かるまでが大変なんです。

 

というわけで、明日は熟長会で公立入試の振り返りをしてきます。

その話は月曜日にでも。

 

それでは、今日はこのへんで。



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さんぽ神

おはようございます。3月6日水曜日、本日の札幌市の気温は最高気温1℃最低気温−11℃、天気はやや曇り。絶好のお散歩日和ですね!

……日付が違う?外が暗い?時計がズレているんですね。直した方がいいですよ。文章とは自由の世界、私が3月6日の朝だと言えばこの世界ではそれが真実です。

さあこんな日は、暖かな日差しと心地の良いそよ風の中お外を歩いてみるのはどうでしょうか。人間も所詮動物ですから、冬の間に脂肪を蓄え寒さに備えるのは当然と言える自然の摂理。そしてそんな冬が明けようとしてるのですからーーダイエットの季節です。痩せましょう。特に週末に友達との温泉旅行が控えているのに今週の火曜日になって慌てて筋トレを始めたそこのワルツ。「泥棒を捕らえて縄を綯う」という言葉を知っていますか、と言ってやりたいところですがやらないよりはマシなので三日坊主にならないことを願うばかりです。

さあ、それでは早速お散歩に……と言ってもどこに?目的地が決まっていないと歩こうにも飽きてしまいますね。例え目的地があってもそれがジャンボデラックスパフェのお店だったらダイエットの意味が無いし、私の趣味どストライクの服屋や雑貨屋だったら今度は私の代わりにお財布がげっそり痩せてしまいます。

というわけでそんなお困りの方へこちらの商品!

てってれー

 

 

「さんぽ神〜!」

さんぽしん、或いはさんぽかみ。読み方は……分かりませんがとにかくお散歩をサポートしてくれるゲームです。こちら手のひらを少し超えるくらいのサイズの本になっていまして、前半約50ページに『どこで』後半約50ページに『何をする』という指示が書いてあります。なのでこのページをベラベラベラッと捲り適当なところでストップしそのページを開くとーー

『5駅先で降りて』

同じことを後半側でもやってーー

『懐かしいことをしてみよう』

こんな感じです。この場合私は今いる場所から一番近い駅で電車に乗り、5駅先で降りて3DSでわがままファッションガールズモードでも遊んでみればいいでしょうか。

面白そうでしょう?やってみましょう。

と、言いつつやっぱり一人でやってると少し寂しいので今回は一緒にお散歩に行ってくれる仲間を用意しました。犬でも猿でも雉でもなく、友人Kです。東京に彼氏がいてその彼に会うためによく私と一緒に東京旅行に行ってたけどついこの間「飽きた」という理由で私を捨てた友人K、と言えば分かるでしょうか。バイトし過ぎで留年ギリギリで地図が読めずに迷子になるあのKです。現在札幌に帰省中で、誘ったら快くOKしてくれました。

お昼すぎに集合して、スタート地点は大通駅。理由は『乗り換えが多いから』。札幌駅でもいいのですがその場合JRを視野に入れねばならず、交通費と時間の問題からやめようという話になりました。何せここにいるのは彼氏の元へ行くために常に金がない馬鹿(K)と、先月バイトをクビになったくせに3月のほぼ全日程遊びを入れている馬鹿(ワルツ)の二人ですから。

 

そんなわけでまず第一の試練。

『東へ向かって歩いて』

『誰かに電話しよう』

いきなりワクワクするお題ですね。

東へてくてくと向かいます。大通からまっすぐ東へ向かえば、見えてくるのはバスセンター駅。とここで

「ファクトリー寄らね?」

「いいね」

そう、お題に忠実にならなくてもいい。途中の寄り道もOK。嫌なお題は引き直してもよし。お散歩って自由でいいんですよ。

ファクトリーに寄って、そこで2人の共通の友人に電話ーーと言うよりは我々を含めた高校からの仲良しメンツがLINEでグループ通話を開いていたのでそこに乱入。

 

さて第二の試練。

『高い建物を目指して歩いて』

『かわいいものを探そう』

高い建物かぁー……と言いながらも、幼少から長い時を札幌で過ごしてきた我々は「多分テレビ塔だろうな」と思ってました。ファクトリーを出るまでは。

「ねぇ……あれじゃない?」

私たちの目に飛び込んできたのは、バカでかいタワマン。俺で悪かったな、とでも言いたげなタワマンがテレビ塔を隠すように我々の目線の先にそびえ立っていました。

なのでとりあえずタワマンを目指しながら…かわいいものを探します。

「……駐車場」

「かわいくない」

「……なんかの本社ビル?」

「かわいくない」

みたいな会話をしながらキョロキョロしつつ歩を進めると、それは突然現れます。

「あの看板かわいくない?!」

目の前には『喫茶ポプラ』と書かれた緑色の看板。ポップな字体で看板の色合いもレトロでとてもかわいいです。近づいてみると、淡い水色に塗装された外壁、小窓の付いた板チョコみたいな色の茶色い扉はまるでシルバニアファミリーのようで、その横にはお花のステンドグラス。紛れもなく『かわいい』です。

「今日はお休みかな」

「だね〜今度来たいね〜」

もしこの喫茶店のことを知ってる方がいたら今これを読み目を覆っていることでしょう。そう、この時の私たちは気づいていなかったのです。悲しい真実に触れるのは、この記事を書くためにGoogleマップで検索をかけた時。

『ポプラ:閉業』

お客さんが戸を叩かなくなってからも軒先であの店を見守っていた看板は、若い女の子2人が自分の下で「かわいいお店だね」「今度来たいね」とはしゃぐ姿を見て何を想ったのでしょうか。少し寂しいですね。

 

とはいえ当時の我々はそんなこと露知らず、第三の試練に挑みます。

『知り合いの住んでいる街で』

『やたらと怖がる』

これは……

「この場で怖がればいい?」

私も思いました。何せここが地元なので。

さすがにそれはどうかと思う、ということで我々は今いる場所(中央区)からそのまま北に向かい、私の知り合いの住む東区まで行くことにしました。その道中、『こわいもの』も探さねばなりません。

これがやってみると意外と簡単。

「見て!この真冬に生足JK!若い!怖い!」

「ぐちゃぐちゃの路地を歩行者の泥はねに配慮せず猛スピードで通り過ぎる車!怖い」

「……ビール園って工事中だっけ?なんか…中で謎のフラッシュ光ってるの見えるんだけど」

途中ちょっとガチホラーもありましたが、こんな感じで怖いものを見つけつつ北ガスアリーナを通り過ぎ高架を超えた辺りまで歩いたところで「キリがないから」と第四の試練に移ることに。

 

第四の試練。

『緑の多い場所で』

『工事現場を探す』

ここで体力のないKが疲れたと言い出します。

「ねぇもうあれでよくない?」

Kが指さしたのはマンションの横の植木。

「工事現場は?」

「あれ」

次いでKが指さしたのは遠くに見える札幌駅の新幹線工事現場。

「ああ…」

Kは変温動物かってくらい寒さに弱いので、ちょっと風が吹くとすぐに「帰ろう…」と言い出します。ちょうどその時はチラチラ雪が降り風も強くなってきたので、近くのサツドラ(カフェスペースあり)で休憩にします。

 

椅子に座り、第五の試練。

『10駅先で降りて』

『激安のものを買う』

「……帰ろうか。」

「うん。」

現在地から最も近い駅は札幌駅であり、そこから10駅となると必然的に東豊線・南北線は消えます。前述した通りJRはナシなので、残された選択肢は東西線で新さっぽろまで行くか、30分かけて市電の西4丁目駅まで歩きそこから電車事業所前まで行くか。どちらをやる体力も我々ーー特にKには残っていませんでした。

というわけで、酒とつまみを買って駅前の持ち込み可のカラオケまで歩いて、適当に食って飲んで歌って解散!

正直この最後の晩酌で今日消費したカロリー分全部取り返してしまった気もしますが、楽しかったので良かったということにしましょう。

Kの体力がなかったことと私が寝坊助で昼過ぎから開始になってしまったことが原因でたったの4試練しかクリアできませんでした。まだまだ開いていないページはたくさんあるので、いつかリベンジですね。それまでにKは体力作りを、私は早起きの習慣を作ることにしましょう。

そんなわけで、皆さんもこの機会にお散歩してみるのはいかがでしょうか。冬の間に貯めたそのたぷたぷなお腹の贅肉を落とすチャンスです。一人でやると虚しいのでお友達を誘ってやってみて下さいね。お友達がいない方は……お友達を作るところから始めましょう。春は出会いの季節です。勇気を持って声をかけてみて。

 

「初めまして!私と『何らかの境界線を跨いだ地点で』『鼻歌を歌い』ませんか?!」

 

大作でしたね(笑)

こういうくだらない?遊び、私好きですよ。

大学生ノリっていつの時代も変わりませんね。

私は車を使ってどこかに出かけたりというのが主でしたが。

夜中に突然「怖いところツアーしようぜ!」と言って、サークルメンバーと真っ暗な山奥に行ったりしましたねぇ(´-`).。oO

あんな元気は、今ありません。

ちょっとここでは書けないようなことをしたりもしました…

鴨のワルツ先生も、そんな遊びは「今しか」楽しめないと思うので、思う存分やったらいいと思います。

 

それでは、今日はこのへんで。

 



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